「ホテルオークラ東京別館」の解体 鹿島建設の施工による「ホテルオークラ東京別館解体工事」 2022年1月の解体状況
-ホテルオークラ東京別館-
「ホテルオークラ東京」の建て替え「The Okura Tokyo(オークラ東京)」が2019年9月12日のオープンしました。約1年後の2020年9月30日に「ホテルオークラ東京別館」が閉館しました。建物は、2020年10月~2021年9月末まで「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に貸し出していました。
● (仮称)六本木一丁目計画(計画が消滅か?)
2019年2月11日に、港区環境アセスメント「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目計画】」が行われました。「ホテルオークラ東京別館」が「野村不動産」により建て替えられます。
計画名は「(仮称)六本木一丁目計画」で、敷地面積は約9,260㎡です。敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」、敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積約47,500㎡の「事務所棟」が建設される予定です。
建物周辺にはまとまった規模の広場状空地、南西側には公園を設ける計画で、「住宅棟」と「事務所棟」の間は敷地の高低差を活かした立体的なオープンスペースと緑化空間で繋げる方針です。2021年度に新築工事に着手、2024年度に竣工、2025年度に供用開始する予定です。
● ホテルオークラ東京別館解体工事
「ホテルオークラ」は、2020年9月30日に営業を終了した「ホテルオークラ東京別館」の解体工事の施工者を「鹿島建設」に決めました。2021年11月15日に解体工事に着手し、2022年12月31日の工事完了を目指します。跡地の活用方針は未定となっています。
跡地の活用については、2019年2月に「野村不動産」が、「環境影響調査計画書」を港区に提出していました。ホテルオークラは「現時点で跡地の活用方法は確定しておらず、今後検討を深めていく」としています。「野村不動産」による「(仮称)六本木一丁目計画」が消滅した可能性が高いです。
「足場+防音壁」の設置が行われています(写真提供読者さん)。
「足場+防音壁」です(写真提供読者さん)。
「解体工事のお知らせ」です。工事名は「ホテルオークラ東京別館解体工事」で、「鹿島建設」の施工により行われています。解体工事の工期は、2021年11月15日~2022年12月31(予定)です(写真提供読者さん)。
営業時のホテルオークラ東京別館
「ホテルオークラ東京別館」は、地上13階、塔屋2階、地下4階、高さ45.6m、延床面積約65,472㎡です。1973年に竣工しました。客室数は381室です。
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