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2022年3月

2022年3月31日 (木)

幕張新都心 幕張ベイパークの第三弾 地上43階、高さ約155mの 「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」 2022年3月末の建設状況

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-幕張ベイパーク-

 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の 「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」と第四弾として超高層シニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」が建設中です。

● 幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー
 
第三弾として「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設中です。地上43階、高さ155.64m、延床面積85,469.98㎡、総戸数749戸の大規模な超高層タワーマンションです。正式名称が「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」に決定して公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー

幕張ベイパーク ミッドスクエアタワーの概要
◆ 計画名-幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-11(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅徒歩13分
◆ 階数-地上43階、地下0階
◆ 高さ-最高部155.35m
◆ 敷地面積-21,417.98㎡(B-3街区全体)、16,441.15㎡(ミッドスクエアタワー)
◆ 建築面積-7,298.94㎡(ミッドスクエアタワー)
◆ 延床面積-85,494.55㎡(ミッドスクエアタワー)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、駐車場、店舗、児童福祉施設
◆ 総戸数-749戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2020年08月24日
◆ 竣工-2023年10月下旬予定
◆ 入居開始-2024年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「グランドエントランス完成予想CG」です。


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「免震構造概念CG」です。地震対策として、「中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)」を採用します。第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」も「中間免震構造」を採用しています。


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「位置図」です。


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「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」の2022年3月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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タワークレーン2基で建設しています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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かなり高くなってきました(写真提供読者さん)。


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「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」は、地震対策として「中間免震構造」を採用します。1階と2階の間に積層ゴム等の「免震装置」を設置しています(写真提供読者さん)。


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最高部です(写真提供読者さん)。


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「プレキャストコンクリート」の梁です(写真提供読者さん)。


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「プレキャストコンクリート」の梁です(写真提供読者さん)。


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「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」となる「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」の建築計画のお知らせです。高さが155.64mから155.35mに変更になっています(写真提供読者さん)。



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2022年3月30日 (水)

国家戦略特区 地上41階、高さ約208mと地上41階、高さ約175mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定!

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-渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 渋谷駅周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。2020年12月1日には、新たに「渋谷二丁目西地区」が、国家戦略特区に追加されました。「東京建物」と「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」により再開発が行われます。

 地上5階、地下1階、高さ約50mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。総延床面積約322,200㎡で、渋谷駅周辺では最大の巨大プロジェクトになります。

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 都市再生特別地区(渋谷二丁目西地区)都市計画(素案)の概要

● 都市計画決定のお知らせ!
 「東京建物」は、渋谷区渋谷二丁目14番地他において、渋谷二丁目西地区再開発を推進しており、2021年6月に「渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合」と「東京建物」の連名にて、都市再生特別地区の都市計画提案を行いました。

 今般、東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として内閣総理大臣による認定がなされ、2022年3月24日付に、東京都および渋谷区より都市計画決定の告示を受けました。 

 引用資料 東京建物(PDF:2022/03/24)
 渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)都市計画決定のお知らせ

渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目12番、13番、14番、16番地内
◆ 敷地面積-約18,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約322,200㎡(施設全体)
◆ 容積対象面積-約243,900㎡(施設全体)
◆ 建築主-渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定

A街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約50m
◆ 敷地面積-約1,700㎡
◆ 延床面積-約4,200㎡
◆ 容積対象面積-約2,700㎡
◆ 用途-店舗 等

B街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 高さ-約208m
◆ 敷地面積-約12,800㎡
◆ 延床面積-約255,000㎡
◆ 容積対象面積-約201,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、人材育成施設、バスターミナル、熱源機械室、駐車場 等

C街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-約175m
◆ 敷地面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約63,000㎡
◆ 容積対象面積-約40,200㎡
◆ 用途-共同住宅、生活支援施設、駐車場 等


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「北側(青山通り側)から計画地を望む」です。

● 渋谷スクランブルスクエアに次ぐ延床面積
 最大規模の「B街区」は、地上41階、地下4階、高さ約208m、延床面積約255,000㎡の巨大なオフィスビルになります。渋谷駅周辺では、全体竣工時の「渋谷スクランブルスクエア」に次ぐ延床面積になります。


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「夜景」です。


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「北側(青山通り側)からA街区・B街区を望む」です。


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「青山通りからA街区を望む」です。


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「南側(六本木通り側)からB街区を望む」です。


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「B街区南側の大規模広場」です。


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「断面イメージ」です。西側から地上5階、地下1階、高さ約50mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2022年3月29日 (火)

JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」 2022年3月末の建設状況

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-JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅-

 「JR京葉線」の海浜幕張駅と新習志野駅の間に新駅を設置します。新駅の位置は、千葉市美浜区浜田二丁目で、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点を予定しています。駅舎は線路南側(海側)に置き、「イオンモール幕張新都心・ファミリーモール」の向かいになります。

 新駅の予定地は、高架橋が上下線で独立しており、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、線路間に高さが違うホームを置く予定です。また、新駅の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置する予定です。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」と「千葉県、イオンモール、千葉市」の3者を構成員とする幕張新都心拡大地区新駅設置協議会では、幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、京葉線新駅について2018年4月20日に基本協定を締結し、2020年7月下旬から本格着工して事業を進めています。開業時期は2023年春予定です。

 引用資料 JR東日本千葉支社(PDF:2020/10/30)
 幕張新都心拡大地区新駅の事業進捗について

● 幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)
 JR東日本は2021年10月29日に、京葉線新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅名を「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」に決定したと発表しました。新駅が位置する「豊砂」地域は幕張の沖合に位置していたところであり、将来豊かになってほしいという意味を込めて命名されました。

 JR東日本 千葉支社(PDF:2021/10/29)
 京葉線 新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅の駅名決定について

幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)の概要
◆ 位置-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目(海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点、海浜幕張駅から約1.7㎞、新習志野駅から約1.7㎞)
◆ 駅舎-線路南側(海側)に設置、駅本屋は地上1階(鉄骨造)
◆ ホーム-全長約210m(10両対応)、線路間に2階層(下りホーム1階、上りホーム2階)、エスカレーター(2基)、エレベーター(1基)
◆ 自由通路-駅舎とは分離し、新駅東側(蘇我方面)に設置、全長約150m×幅員約4m(屋根及び壁付き)、エレベーター(2基)
◆ 着工-2020年07月下旬
◆ 開業-2023年春予定


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【上り(東京方面)ホームイメージ図】です。「上り(東京方面)」は高架となります。


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【改札内コンコースイメージ図】です。


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【中央部断面図】です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置します。


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「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」の設置位置です。千葉市美浜区浜田二丁目で、JR新習志野駅から約1.7km、JR海浜幕張駅から約1.7kmの位置です。超巨大な商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口になります。


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駅名は「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」に決定しています(写真提供読者さん)。


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開業は2023年春予定です(写真提供読者さん)。


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「幕張豊砂駅」の2022年3月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南東側です(写真提供読者さん)。


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「ホーム屋根」が姿を現しています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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南東側です。「駅前広場整備工事」が行われています。「駅前広場整備工事」の工期は、2021年9月1日~2023年2月28日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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駅前広場の屋根でしょうか?(写真提供読者さん)


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何の工事でしょうか?(写真提供読者さん)


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南東側から引いて見た様子です(写真提供読者さん)。



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2022年3月28日 (月)

「晴海アイランドトリトンスクエア」の西隣 地上20階、高さ約100mの「(仮称)晴海三丁目計画新築工事」 2022年3月下旬の建設状況

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-(仮称)晴海三丁目計画新築工事-

 「晴海アイランドトリトンスクエア」の向かいにあった「晴海パークビル本館」と「晴海パークビル新館」の解体工事が行われました。解体工事の工事名は「晴海パークビル本館・新館に係る既存建物地上解体工事」と「晴海パークビル本館・新館に係る既存建物地下解体工事」です。

 跡地には、地上20階、地下2階、高さ99.71m、延床面積43,341.29㎡の「オフィス棟」、地上12階、地下0階、高さ49.15m、延床面積7,552.12㎡の「ホテル棟」を建設中です(写真提供SOCIO34050氏)。

(仮称)晴海三丁目計画新築工事
◆ 所在地-東京都中央区晴海三丁目4,5,6番地(地名地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅
◆ 階数-(オフィス棟)地上20階、地下2階、(ホテル棟)地上12階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部99.71m、(ホテル棟)最高部49.15m
◆ 敷地面積-6,530.13㎡(オフィス棟4,705.86㎡、ホテル棟1,824.27㎡)
◆ 建築面積-3,418.82㎡(オフィス棟2,555.86㎡、ホテル棟862.96㎡)
◆ 延床面積-50,893.41㎡(オフィス棟43,341.29㎡、ホテル棟7,552.12㎡)
◆ 構造-(オフィス棟)鉄骨造、(ホテル棟)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(オフィス棟)場所打コンクリート拡底杭、(ホテル棟)場所打コンクリート拡底杭
◆ 用途-(オフィス棟)オフィス、物販店舗、駐車場、(ホテル棟)ホテル、駐車場
◆ 建築主-三菱地所、みずほ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設、大豊建設
◆ 解体工事-(地上解体)2018年06月25日~2019年05月31日、(地下解体)2021年01月04日~2022年08月31日予定
◆ 着工-2021年06月01日
◆ 竣工-2024年02月29日予定


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「(仮称)晴海三丁目計画新築工事」の2022年3月下旬の建設状況です。写真奥の南側に「ホテル棟」、写真手前の北側に「オフィス棟」が建設中です(写真提供SOCIO34050氏)。


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本格的に工事が行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が終わって、次の工程に移行しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「掘削工事」が行われています。たくさん見える柱は「乗入れ構台」を支える「H形鋼」です。工事は「順打ち工法」で行われているようです(写真提供SOCIO34050氏)。


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敷地の北端部分です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2022年3月27日 (日)

国家戦略特区 地上33階、高さ約179mの「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」に係る事業計画の公告・縦覧!

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-日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都中央区日本橋室町一丁目5番の一部、6・8番で、「A街区~D街区」までの4街区に分けて開発します。北側の「A街区」には、地上36階、地下4階、高さ約180m、延床面積約114,500㎡の超高層複合ビルを建設します。南側の日本橋川沿いに位置する「B街区~D街区」には、地上3階×3棟の店舗施設などを整備する計画です。

 引用資料 内閣府(2019/04/23)
 第15回 東京都都市再生分科会 配布資料

● 再開発事業の事業計画書案
 「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の事業計画書案がまとまりました。2024年6月末の着工、2030年5月末の竣工を目指します。施行期間は2031年5月末までです。

 建設通信新聞(2022/03/22)
 950億投じ24年6月着工/11.5万平米の大規模複合施設/日本橋室町一丁目再開発

 中央区・公式ホームページ(2022/03/18)
 日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業に係る事業計画の公告・縦覧のお知らせ

 2019年4月23日の内閣府の資料では、「A街区」は、地上36階、地下4階、高さ約180mとなっていましたが、地上33階、塔屋3階、地下4階、高さ約179mに変更になっています。地上36階が地上33階+塔屋3階の意味だったのかも知れません。

 地下4階~地下2階に「駐車場(261台収容)」、地下1階~地上3階に「店舗」、4階に「エスカレーター乗り換え機能」、5階に「オフィスロビー」、6階に「オフィス」、7階に「貢献施設」、8階~27階に「オフィス」、28階~33階に「共同住宅(113戸)」などの機能を設けます。

日本橋室町一丁目地区の概要
◆ 計画名-日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町一丁目5番の一部、6・8番
◆ 交通-東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅
◆ 階数-(A街区)地上33階、塔屋3階、地下4階、(B街区)地上3階、(C街区)地上1階、(D街区)地上1階
◆ 高さ-(A街区)最高部約179m
◆ 敷地面積-(A街区)約4,800㎡、(B街区)約430㎡、(C街区)約240㎡、(D街区)約1,360㎡
◆ 延床面積-(A街区)約115,470㎡、(B街区)約650㎡、(C街区)約20㎡、(D街区)約20㎡
◆ 構造-(A街区)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(B街区)鉄骨造、(C街区)鉄骨造、(D街区)鉄骨造
◆ 用途-(A街区)オフィス、共同住宅、店舗、貢献施設、駐車場等、(B街区)店舗、(C街区)倉庫、(D街区)倉庫
◆ 総戸数-約113戸
◆ 建築主-日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合(予定)
◆ 事業協力者-三井不動産、清水建設
◆ コンサルタント-日建設計
◆ 着工-(A街区)2024年06月末予定、(B街区~D街区)2029年06月予定
◆ 竣工-(A街区)2030年05月末予定、(B街区~D街区)2030年05月末予定
◆ 投資額-950億円


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A街区を「区道19号線より計画建物を望む」です。


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A街区を「中央通りより計画建物を望む」です。日本橋地区の街並み景観ガイドラインに沿って、下層階を百尺(約31m)の高さに揃えます。


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B街区・C街区・D街区を「対岸より計画建物を望む」です。


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「断面イメージ」です。


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「整備平面イメージ」です。「A街区」の間に道路があり2区画に分かれていますが、道路上空を利用して一体開発します。道路部分は「貫通通路」となります。


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A街区

 「A街区」を南西側から見た様子です。


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黒いビルの「スルガビル」の街区は再開発に参画しません。


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この通りから北側が「A街区」となります。


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「A街区」 の南側です。


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この部分は貫通通路に!

 「A街区」の間に道路があり2区画に分かれていますが、道路上空を利用して一体開発します。高さ約179mが可能になったのは、道路上空を利用して一体開発が可能になったからです。道路部分は「貫通通路」となります。


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「A街区」 の北側です。
奥の「室町ちばぎん三井ビルディング(COREDO室町3)」までが、「A街区」となります。


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B街区・C街区・D街区

 「B街区・C街区・D街区」を西側から見た様子です。南側が「日本橋川」、北側が幹線道路に面している東西に細長い敷地です。


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「B街区・C街区・D街区」を東側から見た様子です。



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2022年3月26日 (土)

「芝浦水再生センター」の東側 地上34階、高さ約120mの「(仮称)港区港南三丁目プロジェクト」 環境影響調査書案の縦覧!

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-(仮称)港区港南三丁目プロジェクト-
 「芝浦水再生センター」の東側の港区港南三丁目にUR都市機構の「港南3丁目住宅」と「港南3丁目第2住宅」がありますが、跡地に「日鉄興和不動産」により、地上34階、地下0階、高さ約120m、延床面積約76,500㎡、総戸数815戸の超高層タワーマンションが建設されます。

● 環境影響調査書案の縦覧!
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)港区港南三丁目プロジェクト】が行われています。縦覧期間は、2022年3月22日(火)~4月20日(水)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2022/03/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)港区港南三丁目プロジェクト】

(仮称)港区港南三丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区港南三丁目7-2,7-3,7-7,7-8
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行「泉岳寺」駅、JR・京浜急行「品川」駅
◆ 階数-地上34階、地下0階
◆ 高さ-最高部約120m
◆ 敷地面積-約6,820㎡
◆ 建築面積-約3,195㎡
◆ 延床面積-約76,500㎡
◆ 用途-共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-815戸
◆ 建築主-日鉄興和不動産
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「西立面図」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「計画地位置図(詳細)」です。UR都市機構の「港南3丁目住宅」と「港南3丁目第2住宅」の跡地に建設されます。


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「計画地位置図」です。



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2022年3月25日 (金)

内幸町一丁目街区 都心最大級延床約110万㎡、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり 「TOKYO CROSS PARK構想」を発表!

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-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。全体完成は2037年度以降の予定です。

 関係権利者は「NTT都市開発、公共建物、第一生命保険、帝国ホテル、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド、NTT(日本電信電話)、日本土地建物、NTT東日本(東日本電信電話)、三井不動産」の10社です(NTT都市開発は、NTTアーバンソリューションズのグループ会社)。

 延床面積は、「北地区」が約420,000㎡、「中地区」が約370,000㎡、「南地区」が約310,000㎡です。総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● TOKYO CROSS PARK構想
 「内幸町一丁目街区」の開発を推進する事業者10社は、街区の事業構想である「TOKYO CROSS PARK構想」と、構想に基づき掲げる5のテーマを発表しました。

 「内幸町一丁目街区」は、都心最大級の延床面積約110万㎡の開発プロジェクトであり、約16haの日比谷公園とつながるとともに、北地区・中地区・南地区の3つの地区で構成し、オフィスや商業施設、ホテル、住宅機能等を備える予定です。

 引用資料 三井不動産(2022/03/24)
 都心最大級延床約110万m2、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり「TOKYO CROSS PARK構想」を発表 内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 敷地面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約270,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約150,000㎡
◆ 容積対象床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約220,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約100,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-(Ⅰ期・ノースタワー)オフィス、商業、サービスアパートメント、住宅等、(Ⅱ期・新本館)ホテル、宴会場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 設計者(基本計画)-(ノースタワー)日建設計・山下設計JV、(新本館)山下設計・日建設計JV
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2031年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 容積対象床面積-約290,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 設計者(基本設計)-NTTファシリティーズ
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
◆ 階数-地上43階、地下5階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約310,000㎡
◆ 容積対象床面積-約250,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設等
◆ 建築主-第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド
◆ 設計者(基本設計)-日建設計
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2028年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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「敷地西側から街区を望む」です。

● 連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸
 日比谷通りにおいて連続する歴史的な約31m(百尺)の表情線を延伸し、基壇部の形成による統一感ある街並みを創出します。


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「31m基壇部上広場(イメージ)」です。


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「日比谷公園から街区を臨む(イメージ)」です。


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「街区と日比谷公園をつなぐ道路上空公園(イメージ)」です。


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「銀座側から2haの大規模広場を臨む(イメージ)」です。


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「街区全体イメージ」です。


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「街区用途概念図」です。


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「配置図」です。再開発により広場や緑地が大幅に増えます。


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「位置図」です。


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「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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帝国ホテル東京(北地区)
 
「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業で、老朽化がかなり進んでいます。「Ⅱ期工事」となるので、解体されるのはかなり先になります。


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日比谷U-1ビル(中地区)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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NTT日比谷ビル(中地区)

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。


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みずほ銀行内幸町本部ビル(南地区)

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。



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2022年3月24日 (木)

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」のすぐ北側 地上17階、高さ約97mの「T-LITE(トライト)」 2022年3月下旬の建設状況

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-T-LITE(トライト)-
 「サンブリヂグループ」は、まちづくりの全てを手がける「まちづくり総合マネージメントカンパニー」です。それぞれの専門の特化したグループシナジーを生かし、さまざまな関連協力企業との太いネットワークを強みに、「サンブリヂにしかできない」といわれる付加価値の高い事業を続けています。

 サンブリヂグループの「東洋海事工業」は、虎ノ門ヒルズ駅近くに、地上17階、塔屋3階、地下2階、高さ97.05m、延床面積26,226.40㎡の「(仮称)虎ノ門二丁目計画」を建設中です。正式名称は「T-LITE(トライト)」で、2022年3月末に竣工予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 T-LITE(トライト)

T-LITE(トライト)の概要
◆ 計画名-(仮称)虎ノ門二丁目計画
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目9番1、3、4、6
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅直結(2023年07月開通予定)、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩4分、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅徒歩9分
◆ 階数-地上17階、塔屋3階、地下2階
◆ 高さ-97.05m
◆ 敷地面積-1,702.98㎡
◆ 建築面積-1,464.16㎡
◆ 延床面積-26,226.40㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎(強固な地盤である江戸川層に支持する直接基礎)
◆ 地震対策-制振構造(座屈拘束ブレース、増幅機構付き減衰装置(減衰こま))
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-東洋海事工業(サンブリヂグループ)
◆ 設計者・監理者-山下設計
◆ 施工-大林組
◆ 着工-2019年05月15日
◆ 竣工-2022年03月31日予定


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「17F 街の空中庭園」です。


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「基準階(5階)平面図」です。フロアの形状は変則的な四角形です。


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「フロア構成」です。


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地震対策として「制振構造(座屈拘束ブレース、増幅機構付き減衰装置(減衰こま))」を採用しています。


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「位置図」です。


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「T-LITE(トライト)」の2022年3月下旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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2022年3月31日に竣工予定です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南側には「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が建設中です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2022年3月23日 (水)

虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業 地上49階、高さ約265mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2022年3月下旬の建設状況

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-虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業

 「虎ノ門一・二丁目地区再開発組合」が推進している「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、2019年11月25日に起工式を執り行い、着工しました。

 引用資料 森ビル(2019/11/25)
 『虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業』着工

 「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化を続ける虎ノ門ヒルズエリアの中央に位置し、地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅整備と一体となった都市再開発事業です。駅とまちが一体となった駅広場や周辺開発と連携した歩行者ネットワーク等の都市基盤の強化・拡充を図るとともに、事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点など、多様な都市機能を整備します。

(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの概要
◆ 計画名-東京都市計画事業 虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目208番1 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅直結(2020年06月06日開業)
◆ 階数-(A-1街区)地上49階、塔屋1階、地下4階、(A-2街区)地上4階、地下3階、(A-3街区)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部265.75m、軒高264.00m、(A-2街区)最高部30.15m、(A-3街区)最高部59.00m
◆ 事業区域面積-18,860.78㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)13,963.34㎡、(A-1街区)9,907.59㎡、(A-2街区)2,444.69㎡、(A-3街区)1,610.98㎡
◆ 建築面積-(A-1街区)8,060.89㎡、(A-2街区)1,692.56㎡、(A-3街区)975.47㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)238,441.51㎡、(A-2街区)8,761.02㎡、(A-3街区)7,986.11㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(3街区共)
◆ 基礎工法-(A-1街区)直接基礎・杭基礎併用、(A-2街区)直接基礎、(A-3街区)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、駐車場等、(A-2街区)店舗、駐車場等、(A-3街区)オフィス、共同
住宅、店舗、駐車場等
◆ 事業主-虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 建築主-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 設計者・監理者-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 施工者-鹿島建設(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 着工-(A-1街区)2019年11月25日、(A-2街区)2020年09月01日、(A-3街区)2021年05月06日
◆ 竣工-(A-1街区)2023年07月15日予定、(A-2街区)2023年11月30日予定、(A-3街区)2023年07月15日予定


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「A-1街区(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー)」の2022年3月下旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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タワークレーン4基で建設しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「A-1街区」を南東側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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下層階の様子です。この現場は「逆打ち工法」を採用しているので、地下躯体も同時に建設しています。地下躯体は、地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので「逆打ち工法」と言います(写真提供SOCIO34050氏)。


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東側に飛び出した部分です。仮設の「作業構台」のように見えますが、「トラス構造」の本設の構造物です。完成予想図にも描かれています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「A-1街区」を南西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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建物西側の「作業構台」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「A-1街区」を北西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2022年3月22日 (火)

仙台市青葉区 地上19階、高さ約89m、延床面積約42,000㎡の「アーバンネット仙台中央ビル」 2022年3月18日に「起工式」を挙行!

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-アーバンネット仙台中央ビル-
 「NTT都市開発」は2022年3月18日に、仙台市青葉区中央四丁目において「起工式」を執り行い、新築工事に着手し、建物名称を「アーバンネット仙台中央ビル」に決定しました。竣工は2023年11月を予定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2022/03/18)
 仙台市青葉区中央における新築工事着工および計画建物名称「アーバンネット仙台中央ビル」決定について

 引用資料 公式ホームページ
 アーバンネット仙台中央ビル

 「アーバンネット仙台中央ビル」は、「せんだい都心再構築プロジェクト」第一号物件に指定され、2020年9月に仙台市都市計画審議会にて都市計画決定を受けています。

 2020年5月には仙台市とNTTグループで「都心部の活性化に関する連携協定」を締結し、両者が各々のプロジェクトにおける取り組みを相互に連携・協力することにより、仙台都心部のさらなる活性化に向けた、新たな魅力や賑わいの創出を図ることをめざしています。

 概要は、地上19階、地下1階、高さ88.70m、延床面積42,113.89㎡です。地震対策として「免震構造(地下1階の柱頭部に免震装置を設置)」を採用しています。

アーバンネット仙台中央ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)NTT仙台中央ビル
◆ 所在地-宮城県仙台市青葉区中央四丁目4番10(地番)
◆ 交通-仙台市地下鉄「仙台駅」徒歩5分、JR「仙台」駅徒歩9分
◆ 階数-地上19階、地下1階
◆ 高さ-88.70m
◆ 敷地面積-3,073.86㎡
◆ 建築面積-2,367.00㎡
◆ 延床面積-42,113.89㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造(地下1階の柱頭部に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2022年03月18日(起工式)
◆ 竣工-2023年11月予定


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想イメージ(北西側)」です。


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「外観完成予想イメージ(南西側)」です。


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イノベーションスペース(1階)イメージ」です。


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「概念図」です。


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「現地周辺の航空写真に外観完成予想CGを合成したイメージ」です。


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「位置図」です。



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2022年3月21日 (月)

地上46階、高さ約185mの「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2022年3月中旬の建設状況

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-浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 新センターが活動自粛というドタバタ騒ぎのあった乃木坂46の29thシングル「Actually…(3月23日発売)」のMVが新たに撮り直してやっと公開されました。私はビルヲタなので、背景を見て撮影場所を推測する病気があります。

 引いた「新宿住友ビル」の映像があるので、撮影場所は「新宿住友ビル 三角広場」とすぐに特定できます。「新宿住友ビル 三角広場」の構造がよく分かり、ビルヲタが見ても興味深い映像だと思います。

 乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL 
 乃木坂46『Actually...』

 本題に戻って、浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。

 「B街区」の南側に隣接する「東京都交通局大門庁舎」などがある区画で、「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されています。港区は、土地を所有する権利者として、「(仮称)文化芸術ホール」を整備します。

浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目地内
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 階数-地上46階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(高層部)最高部185.43m、軒高180.98m、(中層部)49.73m
◆ 地区面積-5,888.55㎡
◆ 敷地面積-4,423.80㎡
◆ 延床面積-74,873.73㎡
◆ 構造-(高層部)鉄筋コンクリート造、(中層部)鉄骨造
◆ 基礎工法-(高層部)基礎工法、(中層部)杭基礎
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、港区文化芸術ホール、地下鉄施設、駐車場 等
◆ 総戸数-約400戸
◆ 建築主-浜松町二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 世界貿易センタービルディング、鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者-(基本設計)アール・アイ・エー、(実施設計)鹿島建設
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工期-2020年02月20日~2021年02月19日
◆ 着工-2021年02月16日(起工式)、2021年03月13日(高層部の着工)
◆ 竣工-2024年11月予定(高層部の竣工)、2026年12月24日予定(全体竣工)


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「断面図」です(引用:港区)。


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「配置計画図」です(引用:港区)。


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「位置図」です(引用:港区)。


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「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の2022年3月中旬の建設状況です。


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南西側から見た様子です。


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奥では「世界貿易センタービルディング既存本館・別館解体」が行われています。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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奥の「東京都交通局大門庁舎」は後施工なのでしばらく残ります。「東京都交通局大門庁舎」が建っている部分には「中層部」が建設されて、「(仮称)文化芸術ホール」などが整備されます。


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「東京都交通局大門庁舎」を東側寄りから見た様子です。


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「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです。



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2022年3月20日 (日)

JR浜松町駅 「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」および「港歩行者専用道第1号線」 2022年3月中旬の建設状況

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-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

● 京浜東北線南行用ホームの拡幅工事
 「JR東日本」は2022年2月15日に、浜松町駅の京浜東北線南行用ホームの拡幅工事に伴ない、2022年5月21日深夜に東海道線東京~品川間を運休すると発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/02/15)
 浜松町駅 京浜東北線(大船方面)ホーム拡幅に伴う上野東京ライン(東海道線・常磐線)の一部区間運休について

浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目44番2他(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-17.23m
◆ 敷地面積-7,488.34㎡
◆ 建築面積-2,013.33㎡
◆ 延床面積-1,109.19㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-駅舎
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鉄建建設
◆ 着工-2019年09月01日
◆ 竣工-2028年10月31日予定


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「断面イメージ 」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「配置図」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」の2022年3月中旬の建設状況です。「世界貿易センタービルディング既存本館・別館解体」も行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「タワークレーン」が設置されています(写真提供SOCIO34050氏)。


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ホームから見た「北口東西自由通路」の工事の様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「北口東西自由通路」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「大門通り」側の1階部分です(写真提供SOCIO34050氏)。


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竹芝デッキ(港歩行者専用道第8号線)
 2020年9月14日に供用開始された「竹芝デッキ(港歩行者専用道第8号線)」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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東側橋台
 西側から「竹芝デッキ(港歩行者専用道第8号線)-東側橋台-北口東西自由通路」の順番で接続されます(写真提供SOCIO34050氏)。


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「エレベーター」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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ホームから見た「東側橋台」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「東側橋台」を南側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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港歩行者専用道第1号線
 「東側橋台」南側のこの部分に「港歩行者専用道第1号線」を建設する予定です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「港歩行者専用道第1号線」の工事だと思われます(写真提供SOCIO34050氏)。


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この重機で「地盤改良工事」を行っていると思われます(写真提供SOCIO34050氏)。


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「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」の建築計画のお知らせです。「世界貿易センタービル」の再開発と一体的な整備になるので、工期が2019年9月1日~2028年10月31日(予定)と非常に長くなります(写真提供読者さん)。 



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2022年3月19日 (土)

国家戦略特区 品川駅西口地区(高輪三丁目)都市計画 「品川駅西口地区A地区」と「品川駅西口地区C地区」のイメージパース公開!

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-品川駅西口地区(高輪三丁目)都市計画-
 「西武ホールディングス」の連結子会社である「西武プロパティーズ」が2022年3月18日に、「京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2022/03/18)
 品川駅西口地区(高輪三丁目)都市計画について~国家戦略特別区域における都市再生分科会が開催されました~

 品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指します。

 「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」と「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)」の概要及びイメージパースが公開されました。

● B地区(西武プロパティーズ)は今回は未定
 「西武プロパティーズ」が中心となって再開発する「B地区(グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、ザ・プリンスさくらタワー東京など)は、今回は建築計画が未定となっています。


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「憩いやにぎわいの形成に寄与する広場・緑地の整備」です。


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「計画概要」です。「B地区」は、今回は建築計画が未定となっています。


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「フロア構成」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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品川駅西口地区A地区

 「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」のイメージパースです。「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地の再開発計画です。以前公開されたイメージパースから大幅に変更になっています。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)
◆ 高さ-約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-約33,000㎡
◆ 敷地面積-約23,600㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年01月31日予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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品川駅西口地区C地区

 「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)」のイメージパースです。

品川駅西口地区C地区の概要
◆ 計画名-(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目13番の一部、22番の一部、23番
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-(C-1地区)地上30階、地下2階(国道15号道路レベルを1階として算定)、(C-2地区)地上1階、地下0階(歩行者専用道路レベルを1階として算定)
◆ 高さ-(C-1地区)約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面、(C-2地区)約10m(T.P+14.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-(C-1地区)約21,000㎡、(C-2地区)約1,000㎡
◆ 敷地面積-(C-1地区)約16,180㎡、(C-2地区)約580㎡
◆ 延床面積-(C-1地区)約194,000㎡、(C-2地区)約170㎡
◆ 容積対象床面積-(C-1地区)約160,000㎡、(C-2地区)約160㎡
◆ 用途-(C-1地区)オフィス、商業、共同住宅、産業支援、(C-2地区)集会場
◆ 建築主-高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定



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2022年3月18日 (金)

世界貿易センタービル跡地 地上46階、高さ約235mの「浜松町二丁目4地区A街区(A-1棟、A-2棟)」 2022年3月中旬の解体状況

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-浜松町二丁目4地区-
 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。

 地上37階、塔屋2階、地下3階、高さ約200mで計画されていた「A-1棟」が、地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ約235mに変更されました。階数で9階、高さで約35m高くなりました。A街区全体の延床面積も286,566.20㎡から約314,000㎡と大幅に拡大しています。

 引用資料 内閣府(2021/06/29)
 生特別地区(浜松町二丁目4地区)都市計画(素案)の概要

 「世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、浜松町駅西口において開発を進めている「都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)A 街区」における都市計画の変更手続きを開始しました。

 引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2021/07/12)
 「浜松町二丁目4地区」都市計画変更手続きの開始について

(仮称)浜松町二丁目4地区A街区全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 階数-(本館:A-1棟)地上46階、地下3階、(ターミナル:A-2棟)地上8階、地下3階、(南館:A-3棟)地上39階、地下3階、(モノレール棟)地上5階、地下0階
◆ 高さ-(本館:A-1棟)約235m、(ターミナル:A-2棟)約55m、(南館:A-3棟)197.321m、(モノレール棟)約35m
◆ 敷地面積-21,007.17㎡(A街区全体)
◆ 建築面積-約18,200㎡(A街区全体)
◆ 延床面積-約314,000㎡(A街区全体)
◆ 容積対象面積-約256,000㎡(A街区全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、都市計画駐車場、モノレール駅舎、バスターミナル、カンファレンスセンター、医療センター、子育て支援施設、観光支援施設、DMO 活動施設、ホテル等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-日建設計、鹿島建設、トーニチコンサルタント、ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 着工-2017年09月07日(南館)
◆ 竣工-2029年度予定(A街区全体)

(備考) 「A-1棟、A-2棟」の設計者と施工者は「鹿島建設」、総延床面積約210,000㎡、着工は2022年5月予定、竣工は2027年2月予定です。


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国際水準の宿泊施設・DMO 活動拠点の整備

 レジャー・ビジネス両面の訪日外国人の短期滞在ニーズに対応した世界的知名度を有する国際水準の宿泊施設を整備し、浜松町駅周辺エリアの MICE 開催地・観光地としての魅力向上、地域ブランド醸成に寄与します。

 また、MICE 主催者の視察受け入れやエリアの魅力のプレゼンテーション、事務所機能などに活用する DMO の活動拠点を整備します(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「旧芝離宮恩賜庭園より計画建物を望む(夜景)」です(引用:内閣府)。


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「旧芝離宮恩賜庭園と立体的な繋がりを意識した屋上緑化」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「大門通り沿い(浜松町駅側)より計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「大門通り側より計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「断面イメージ 」です(引用:内閣府)。


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「配置図」です。JR浜松町駅では、「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」が行われており、「北口東西自由通路」と「北口橋上駅舎」が整備されます。完成すると格段に便利になります(引用:内閣府)。


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「位置図」です(引用:内閣府)。


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世界貿易センタービルディング本館」の2022年3月中旬の解体状況です。大阪から浜松町に出張に行った友人に撮影してもらいました。

● 世界貿易センタービルディング既存本館・別館解体
 解体工事の工事名は「世界貿易センタービルディング既存本館・別館解体」、解体工事の施工者は「鹿島建設」、解体工事の工期は2021年8月1日~2023年3月31日(予定)となっています。


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ビルの外側に「マストクライミング方式」のタワークレーンを設置しています。スーパーゼネコン各社はいろいろな超高層ビルの解体工法を開発しましたが、ビルの外側に「マストクライミング方式」のタワークレーンを建てて上から解体する一般的な工法が一番コストパフォーマンスが良いのかも知れません。


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「世界貿易センタービルディング本館」の西側部分です。


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北側のゲートです。


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「日本生命浜松町クレアタワー」の屋外デッキから見た様子です。「世界貿易センタービルディング本館」 の北側デッキ部分はまだ残っています。


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「世界貿易センタービルディング本館」の1階部分です。


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「世界貿易センタービルディング本館」の南側部分です。柱に「13~19」までの番号が振られています。


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「世界貿易センタービルディング本館」の下層階を南西側から見た様子です。


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本館南側の「世界貿易センタービル別館」の解体工事の様子です。稼働していた頃には
1階に「浜松町バスターミナル」がありました。


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「世界貿易センタービル別館」の解体工事が本格的に行われています。


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「油圧ショベル」で解体しています。


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2階の「油圧ショベル」から直接地上の「ダンプトラック」に廃材を積み込んでいます。



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2022年3月17日 (木)

荒川区 地上47階、高さ約180mの「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!

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-(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業-
 
荒川区の西日暮里駅周辺地区では、2007年度から、「西日暮里5丁目まちづくり協議会」が中心となり、廃校になった中学校跡地(旧道灌山中学校)の活用方法から、さらに広域的なまちづくりをテーマとして、まちづくりの検討が進められています。

 対象予定地区は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナーの西日暮里駅に隣接する西日暮里五丁目の一部です。「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、事業協力者を「野村不動産株式会社・三菱地所レジデンス株式会社共同企業体」に決定しています。

● 環境影響評価書案に係る見解書
 東京都環境局から「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書が公開されています。Webでも閲覧のみ可能ですが、閲覧には、Windows7~10、Internet Explorer及びAdobe Acrobat Reader DCが必要です。ブラウザで一番人気の「Google Chrome」でも接続は出来ますが、PDFの中身が真っ白で何も見る事が出来ません。

 引用資料 東京都環境局・環境アセスメント(2022/03/15)
 「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書

 概要は、地上47階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、延床面積約162,900㎡です。「住宅・業務棟」と「商業・ホール棟」が建設されます。ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里舎人ライナー」の西日暮里駅に接続します。駅前の交通広場なども整備する予定です。

(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里五丁目
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅すぐ
◆ 階数-(住宅・業務棟)地上47階、塔屋2階、地下2階、(商業・ホール棟)地上11階、地下2階
◆ 高さ-(住宅・業務棟)最高部約180m、建築物約170m、(商業・ホール棟)最高部約68m
◆ 敷地面積-約12,340㎡
◆ 建築面積-約9,870㎡
◆ 延床面積-約162,900㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗等、公益施設、劇場等、業務、地域貢献施設等
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(江戸川層を支持地盤)
◆ 総戸数-約1,000戸
◆ 建築主-西日暮里駅前地区市街地再開発組合(予定)
◆ 事業協力者-野村不動産株式会社・三菱地所レジデンス株式会社共同企業体(野村不動産、三菱地所レジデンスJV)
◆ 設計者-梓設計
◆ 事業コンサルタント-都市設計連合
◆ 解体工事-2022年度予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「将来の完成予想図(イメージ図:計画地南側からの鳥瞰)」です。


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「断面図」です。「住宅・業務棟」と「商業・ホール棟」で構成されています。


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「配置計画図」です。 ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里・舎人ライナー」の「西日暮里駅」に接続します。駅前の「交通広場」なども整備する予定です。


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「計画地位置図」です。


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「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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街区の東側に「日暮里・舎人ライナー」の高架橋があります。


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「日暮里・舎人ライナー」の高架橋に設けられた「西日暮里駅」に向かう歩行者デッキが、基礎工事の絶好の定点観測ポイントになりそうです。



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2022年3月16日 (水)

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業 地上45階、高さ約240mの「東京ミッドタウン八重洲」 2022年9月17日に先行オープン!

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-東京ミッドタウン八重洲-
 東京駅周辺では、丸の内側では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、八重洲側では再開発があまり進んでいませんでした。丸の内側は区画が大きい上に地権者が超大手企業のため再開発が比較的スムーズに進みますが、八重洲側は小規模なビルが多く権利関係が複雑に絡み合っているため合意形成が非常に難しいためです。
 
 そんな中でも、「八重洲一丁目東地区再開発計画」、「八重洲二丁目北地区再開発計画」、「八重洲二丁目中地区再開発計画」の3地区で再開発が協議されています。
 その中で、最も進んでいるのが「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。

 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2018年12月3日に起工式を執り行いました。街区名称は「東京ミッドタウン八重洲」に決定しています。

● 2022年9月17日に先行オープン!
 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「東京ミッドタウン八重洲」の開発を推進していますが、商業施設約60店舗のうち、地下1階の13店舗が、地下2階「バスターミナル東京八重洲」とともに2022年9月17日に先行オープンすることが決定しました。なお、グランドオープンは2023年3月を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2022/03/15)
 2023年3月「東京ミッドタウン八重洲」グランドオープン! 約60店舗のうち、地下1階の13店舗が9月17日に先行オープン バスターミナル利用者・周辺ワーカーに親和性の高い店舗が集結

 引用資料 公式ホームページ
 東京ミッドタウン八重洲

東京ミッドタウン八重洲の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目地内 他
◆ 交通-JR「東京」駅地下直結、東京メトロ丸の内線「東京」駅地下直結、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩3分、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩6分
◆ 階数- (A-1街区)地上45階、塔屋2階、地下4階、(A-2街区)地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部約240m、(A-2街区)最高部約41m
◆ 地区面積-(A-1街区)12,390.43㎡、(A-2街区)1,043.69㎡
◆ 敷地面積-(A-1街区)10,875.16㎡、(A-2街区)742.92㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)283,896.06㎡、(A-2街区)5,853.53㎡
◆ 構造-(A-1街区・A-2街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(A-1街区)パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)、(A-2街区)直接基礎
◆ 地震対策-(A-1街区)制振構造(制振ブレースと制振オイルダンパーを設置)
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等、(A-2街区)オフィス、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-(既存建物等解体工事)2017年09月01日~2018年11月30日、(地下解体工事)2018年06月01日~2020年12月31日予定
◆ 着工-2018年12月03日(起工式)
◆ 竣工-2022年08月末予定
◆ オープン-2022年09月17日予定(先行オープン)、2023年03月予定(グランドオープン)


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丸の内側から見た「完成イメージ」です。


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「東京ミッドタウン八重洲 フロア構成」です。


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「東京ミッドタウン八重洲 地下1階 商業施設エリア CG」です。


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「バスターミナル東京八重洲 のりば CG」です。


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バスターミナル東京八重洲
 「バスターミナル東京八重洲 案内・チケットカウンター CG」です。地下2階に整備する「バスターミナル東京八重洲」は、東京駅前3地区の再開発事業が連携することにより、東京駅周辺の歩道上に分散している高速バス停留所を集約、国際空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する国内最大規模のバスターミナル(隣接する2街区と合わせ計20バース)の第1期エリアです。「UR都市機構」により整備が進められています。


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「フロア構成図」です。


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1フロア約4,100㎡(約1,240坪)もあります。広大なオフィスフロアで自由度の高いレイアウトとワークスタイルの多様性に対応します。


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「配置図」です。


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「東京ミッドタウン八重洲周辺図」です。南側に計画中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」と合わせて「東京ミッドタウン八重洲」と思われます。



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2022年3月15日 (火)

品川駅前に新たな超高層ビル 高さ約160m、延床面積約194,000㎡の「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)」

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-品川駅西口地区C地区-
 
「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地では、高さ約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)、延床面積約313,100㎡の超高層複合ビル「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」が計画されています。

 「SHINAGAWA GOOS」のすぐ北側でも高さ約160m、延床面積約194,000㎡の超高層複合ビル「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)」が計画されています。

● 環境影響調査計画書の縦覧!
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)】が行われています。縦覧期間は、2022年3月11日(金)~4月11日(月)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2022/03/11)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)】

品川駅西口地区C地区の概要
◆ 計画名-(仮称)高輪三丁目品川駅前地区第一種市街地再開発事業(品川駅西口地区C地区)
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目13番の一部、22番の一部、23番
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-(未発表)
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-約17,000㎡
◆ 延床面積-約194,000㎡
◆ 用途-オフィス、共同住宅、商業、産業支援(MICE)、駐車場等
◆ 建築主-高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の予定地です。


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「計画地位置図(詳細)」です。


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「計画地及びその周辺の地盤高の状況」です。西側が高いかなり高低差のある立地です。

● 最高高さ約160m?
 最高高さ約160mとなっています。「羽田空港高さ制限回答システム」で調べると高さ制限は敷地北端で、制限高(標高)約164m、敷地南端で制限高(標高)約160mとなっています。

 建設予定地の標高を考慮すると国家戦略特区の高さ制限緩和を行わない限り最高高さ約160mの超高層ビルは建設不可能です。最高高さ約160mは、約T.P.160mを意味すると思われます。T.P.は「東京湾平均海面(Tokyo Peil)」で、全国の標高の基準となる海水面の高さです。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2022年3月14日 (月)

JR浜松町駅 4番線・京浜東北線南行用(大船方面)のホーム拡幅工事 2022年3月中旬の建設状況

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-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

● 京浜東北線南行用ホームの拡幅工事
 「JR東日本」は、浜松町駅の京浜東北線南行用ホームの拡幅工事に伴ない、2022年5月21日深夜に東海道線東京~品川間を運休すると発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/02/15)
 浜松町駅 京浜東北線(大船方面)ホーム拡幅に伴う上野東京ライン(東海道線・常磐線)の一部区間運休について


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「ホーム拡幅工事の詳細について」です。ホーム拡幅は、拡幅量最大約3.6m(幅員約6.5m→約10.1m)、線路移設は、移設延長約442m行われます。


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「大門通りの通行止めについて」です。鉄道だけではなく、2022年5月22日の4時頃~12時頃は、道路も通行止めになります。


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浜松町駅の3番線・4番線

 2022年3月中旬の建設状況です。写真右側が「3番線 山手線外回り(品川・渋谷方面)」、写真左側が「4番線 京浜東北線(大船方面)」です。4番線 京浜東北線(大船方面)の拡幅工事が行われています。床に「ゴムマット」が敷かれています(写真提供SOCIO34050氏)。


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ホーム拡幅時には、「4番線」は東側に移設されます(写真提供SOCIO34050氏)。


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手前から、京浜東北線(大船方面)、東海道線(上下線)、東海道新幹線(上下線)の順番に並んでします(写真提供SOCIO34050氏)。


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「4番線」の線路移設スペースが確保されています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「4番線」の線路移設スペースを確保する工事を行っています(写真提供SOCIO34050氏)。



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2022年3月13日 (日)

シナガワ グースの跡地 「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」環境影響調査計画書の縦覧 延床面積約313,100㎡に規模拡大!

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 再開発により、オフィス・MICE・商業・ホテル等で構成する延床面積約20万㎡超の超高層複合ビルを建設します。敷地の一部を「トヨタ自動車」に譲渡し、トヨタ自動車が施設の一部をオフィスとして活用することで合意しています。

 引用資料 京浜急行・公式HP(2020/04/06)
 品川駅西口地区におけるシナガワグース敷地を活用した当社開発にトヨタ自動車株式会社を共同事業者として迎え,ともに豊かな環境を活かしたまちづくりを目指します

 京浜急行電鉄は、「品川の顔となるまちづくり」「沿線にシナジー効果を波及させるまちづくり」「交通結節点を活かした新たな交流を生み出すまちづくり」を開発ビジョンに、品川駅周辺開発事業を推進しており、品川駅西口地区の現シナガワグース敷地において、国際交流拠点・品川にふさわしい複合施設に、国内外のグローバル企業や国際水準の会議・ホテル誘致を想定し、ターミナル駅前でありながら豊かな自然に恵まれた環境を活かしたまちづくりを目指しています。

 「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年1月31日(予定)です。

● 環境影響調査計画書の縦覧!
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】が行われています。縦覧期間は、2022年3月11日(金)~4月11日(月)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2022/03/11)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】

 2020年4月6日のリリースでは、延床面積約20万㎡超となっていました。環境影響調査計画書の縦覧では、延床面積約313,100㎡と大幅に規模が拡大されています。

 高さは約T.P.160mとなっています。T.P.は「東京湾平均海面(Tokyo Peil)」で、全国の標高の基準となる海水面の高さです。約T.P.160mは、航空法の高さ制限ギリギリです。
 下記の「計画地周辺の標高」を見ると「SHINAGAWA GOOS」が建っている場所の標高は、約6m~約12mとなっているので、実際のビルの高さは、約160m-(約6m~約12m)=約154m~約148mくらいになります。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-(未発表)
◆ 高さ-約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)
◆ 敷地面積-約23,600㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年01月31日予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「計画地位置図(詳細)」です。


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「計画地周辺の標高」です。西側が高いかなり高低差のある立地です。


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「計画地位置図(広域)」です。


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の予定地です。


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稼働していた頃の「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」です。2010年9月に閉館した「ホテルパシフィック東京」の建物を再活用する形で開業しました。地上29階、塔屋2階、地下3階、高さ118.84mです。建物は1971年6月に竣工、2021年3月31日に閉館しています。



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2022年3月12日 (土)

これは便利! JR東日本が東京駅南口の改札外に自由通路を整備 「東京駅南部東西自由通路」の本体工事着手!

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-東京駅の東西自由通路-

 巨大ターミナルのJR東京駅は非常に素晴らしい駅ですが、大きな欠点があります。丸の内から八重洲もしくは八重洲から丸の内に東西に抜けるのが非常に不便な事です。

 大都市の巨大駅の多くは、駅中心部分に自由通路を設置していますが、東京駅はそのような構造になっていません。東西に抜けるには駅の入場券を購入して改札内を通過する必要があます。お金を払いたくない場合は、北側に「北自由通路」と「北地下自由通路」があるのでこれを利用すれば無料で東西に抜ける事が出来ます。

 北側には「北自由通路(地上1階)」と「北地下自由通路(地下1階)」がありますが、南側には自由通路がありません。そのため駅南側の有楽町方面の「馬車先通り」まで移動してガード下を東西に抜ける事になります。

 「JPタワー」が建設された頃に、南側に自由通路を整備するという話題が出ていましたが、最近は南側には自由通路を整備するという話題を耳にする事がありませんでした。

東京駅南部東西自由通路を整備!
 JR東日本は2022年3月10日に、東京駅南口の改札外に、駅東側の八重洲地区と西側の丸の内地区を行き来できる「東京駅南部東西自由通路」を整備すると発表しました。2022年3月下旬に工事を始め、2029年頃に完成する予定です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/03/10)
 東京駅南部東西自由通路の本体工事着手について

 JR東日本は、回遊性の高い歩行者ネットワークの整備に向け、東京都およびJR東海とともに検討を重ねてきました。すでに自由通路の八重洲方一部は整備済みであり、準備工事などを進めていましたが、開通に向け整備を開始します。

 新たに整備する自由通路は地下1階に整備され、長さは約290m、幅員は約8mです。開通すると、丸の内方から八重洲方もしくは八重洲方から丸の内方に南口を徒歩で移動する所要時間が4分程度になり、大幅に短縮されます。

東京駅南部東西自由通路の概要
◆ 延長-約290m(うち八重洲方の一部は整備済)
◆ 幅員-約8m
◆ 階層-地下1階
◆ 着工-2022年03月下旬
◆ 使用開始-2029年頃予定


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「東京駅南部東西自由通路 平面図(地下1階)」です。すでに自由通路の八重洲方一部は整備済みです。


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「東京駅南部東西自由通路 縦断面図」です。


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「位置図」です。 北側には「北自由通路(地上1階)」と「北地下自由通路(地下1階)」がありますが、南側には自由通路がありませんでした。


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「東京駅南部東西自由通路」は、このあたりの地下1階に整備されます。



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2022年3月11日 (金)

地上29階、高さ約180mの「みなとみらい21中央地区52街区」 横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録 多くの完成イメージを公開!

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-みなとみらい21中央地区52街区-
 
空地だらけだった「横浜みなとみらい21地区」ですが、開発が急速に進み、開発が可能な用地が残り少なくなりました。「みなとみらい21中央地区52街区」は、残された最後の一等地とも言えます。

 「みなとみらい21中央地区52街区」は、横浜市の市有地と財務省所管の国有地で街区が形成されており、街区全体を一体的に開発するためには、横浜市と国が連携して開発事業者の公募を実施する必要があります。

 敷地面積は、市有地5,618.47㎡(市有地)+6,199.97㎡(国有地)=11,818.44㎡です。「みなとみらい21中央地区52街区」の開発事業者は、「大和ハウス工業、光優(2社でSPCを組成)」に決定しています。

● 横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録が公開
 2022年3月9日に、横浜市から「第66回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録」の資料が公開されました。「みなとみらい21中央地区52街区」の完成イメージが多数公開されています。

 引用資料 横浜市(2022/03/09)
 第66回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年1月14日開催)

みなとみらい21中央地区52街区の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番2ほか
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅
◆ 階数-地上29階、塔屋3階、地下1階
◆ 高さ-最高部179.8m
◆ 敷地面積-11,818.44㎡(市有地5,618.47㎡+国有地6,199.97㎡)
◆ 建築面積-約7,200㎡
◆ 延床面積-約115,000㎡
◆ 容積対象面積-約91,402㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間層免震構造(3階と4階の間に免震層を設置)
◆ 用途-市有地側「オフィス(4階~29階)、イノベーションプラットホーム等(2階・3階)、店舗、駐車場(1階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」、国有地側「ゲームアートミュージアム、店舗(1階~3階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」
◆ 建築主-DKみなとみらい52街区特定目的会社(大和ハウス工業と光優が出資してSPCを組成)、光優
◆ 着工-2023年01月予定 
◆ 竣工-2026年07月予定


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「イメージパース」です。


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「夜間景観」です。


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「スカイライン」です。


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「東側立面図・南側立面図」です。


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「施設断面図」です。塔屋の巨大な「冷却塔(クーリングタワー)」が特徴的です。


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「施設配置図」です。


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「位置図」です。


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みなとみらい21中央地区52街区
 「みなとみらい21中央地区52街区」です。写真左側奥(北側)が「市有地」、写真右側奥(南側)が「国有地」です。国有地側の地下には、「みなとみらい線」が走っているので開発が難しい立地です。



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2022年3月10日 (木)

新宿副都心 高さ約235mの超高層ツインタワー「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2022年度上期にも再開発組合を設立!

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-西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 
「西新宿三丁目西地区市街地再開発事業」は、「新宿パークタワー」と「東京オペラシティ」の中間に位置する「西新宿三丁目西地区」を再開発するプロジェクトです。
 
 最初に発表された時には、地上77階、高さ338mの日本一高い超高層オフィスビル、地上62階、高さ255mの超高層住宅棟を2棟、地上47階、高さ200mの超高層住宅棟の合計4棟を建設するという夢のようなプロジェクトでした。しかし、あまりに範囲が広いので、地権者の数も多く調整が難航して、区域内には我慢しきれず建て替えられたビルもありました。

 「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発準備組合」と事業推進協力者・事業協力者として参画している「野村不動産、住友商事、東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社、前田建設工業」は、「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」について、2019年3月15日付けで、新宿区より都市計画決定の告示がなされました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2019/03/18)
 『西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業』都市計画決定のお知らせ

● 2022年度上期にも市街地再開発組合を設立!
 新宿区で再開発事業を計画する「西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合」の組合設立認可を巡り、権利者との協議が大詰めを迎えています。東京都への認可申請手続きが順調に進めば、2022年度上期にも設立できる見通しです。2024年度下期にも既存建物の解体を含む工事に着手し、2034年度の竣工を見込んでいます。

 日刊建設工業新聞(2022/03/08)
 西新宿三丁目西地区再開発(東京都新宿区)/22年度上期にも組合設立/準備組合

 2019年3月18日時点では、地上65階、地下2階、高さ約235mの超高層ツインタワー(北棟、南棟)を中心として、総延床面積約389,900㎡でしたが、(北棟)地上63階、地下4階、(南棟)地上62階、地下4階、総延床面積約383,600㎡に変更になっています。

西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要 
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿三丁目8~19番(住居表示)
◆ 階数-(A-1地区北棟)地上63階、地下4階、(A-1地区南棟)地上62階、地下4階、(A-2地区)地上9階、地下1階、(A-3地区)地上9階、地下0階 
◆ 高さ-(A-1地区北棟)約235m、(A-1地区南棟)約235m、(A-2地区)約35m、(A-3地区)約35m
◆ 敷地面積-(A-1地区)約29,000㎡、(A-2地区)約500㎡、(A-3地区)約270㎡
◆ 建築面積-(A-1地区)約19,900㎡、(A-2地区)約340㎡、(A-3地区)約200㎡
◆ 延床面積-(A-1地区北棟)約183,800㎡、(A-1地区南棟)約195,000㎡、(A-2地区)約3,400㎡、(A-3地区)約1,400㎡
◆ 構造-(A-1地区)鉄筋コンクリート造(高強度コンクリート)、一部鉄骨造、(A-2地区・A-3地区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-(A-1地区)共同住宅、店舗、事務所、生活支援施設、駐車場、保育所等、(A-2地区・A-3地区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-約3,200戸
◆ 建築主-西新宿三丁目西地区市街地再開発組合(予定) (事業推進協力者)野村不動産、住友商事、東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社、(事業協力者)前田建設工業)
◆ 事業推進コンサルタント-佐藤不動産鑑定コンサルティング、上野計画事務所、梓設計、環境管理センター
◆ 着工-2024年度下期予定(解体工事含む)
◆ 竣工-2034年度予定


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「完成予想イメージ」です。


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「開発事業予定区域 敷地配置図」です。


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「位置図」です。


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「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地を東京都庁の展望室から見た様子です。



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2022年3月 9日 (水)

中野区 高さ約100mと高さ約80mのツインタワー「囲町東地区第一種市街地再開発事業」 2022年秋着工へ!

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-中野囲町東地区第一種市街地再開発事業-
 JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。 

 「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。 

  「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、囲町東地区市街地再開発組合の設立を認可しました。参加組合員として「三井不動産レジデンシャル」が参画しています。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2020/09/18)
 「囲町東地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

● 2022年秋着工へ!
 中野区の「囲町東地区市街地再開発組合」が2棟総延床面積約119,810㎡の再開発ビルを建設する施工者選定手続きを始めました。2022年3月内に開札し4月にも契約します。

 日刊建設工業新聞(2022/03/04)
 囲町東地区再開発(東京都中野区)/新築施工者の選定手続き開始、21年秋着工/組合

 計画地に残る既存建物の解体を経て、2022年9月~10月にも新築工事に着手します。竣工は2025年10月を計画しています。保留床の権利はオフィスと商業施設を「三井不動産」、「三井不動産レジデンシャル」が住宅部分を取得します。

中野囲町東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目内
◆ 階数-(A敷地)地上25階、地下2階、(B敷地)地上20階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)最高部約100m、(B敷地)最高部約80m
◆ 地区面積-約20,000㎡
◆ 建築面積-約8,860㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約119,810㎡、(A敷地)約90,500㎡、(B敷地)約29,310㎡
◆ 構造-(A敷地)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(B敷地)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、オフィス、店舗等、(B敷地)共同住宅
◆ 総戸数-約807戸(A敷地とB敷地の合計)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、三井不動産)
◆ 基本・実施設計-佐藤総合計画
◆ 着工-2022年09月~10月予定
◆ 竣工-2025年10月予定
◆ 総事業費-642.5億円


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1階地区施設広場のイメージ

  約1,000㎡の地区施設広場は、既存の区立「囲町ひろば」と空間的に連続して配置し、緑地 による潤いと新たな賑わいを創出します。


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2階デッキ商業イメージ

 駅から連なるペデストリアンデッキを敷地内に延長し、 デッキレベルの歩行者ネットワークを創出します。


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1階中野駅前広場側商業イメージ

 駅前広場側に商業施設のメインエントランスを 設置し、商業の賑わいを演出します。


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「建物断面構成図」です。


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「施工区域図・建物配置図」です。東側の「A敷地」、西側の「B敷地」に分かれます。


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「位置図」です。周辺では再開発が目白押しです。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の予定地です。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(B街区)」の予定地です。


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JR線沿いに「幹線街路補助線街路221号線」の整備も行います。既存の道路が、2車線、幅員16mへと大幅に拡幅されます。



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2022年3月 8日 (火)

国家戦略特区 44プロジェクトから46プロジェクトへ 新たに都市再生プロジェクト(宮益坂地区・品川駅西口地区)の追加!

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-国家戦略特区-
 「東京都市再生プロジェクト(東京圏国家戦略特別区域)」は、都市再生プロジェクトの都市計画決定時期の目標設定・手続のワンストップ化により、都市計画決定手続のスピードアップを図ろうとするものです。

  都市再生プロジェクトの事業段階で、税制等のインセンティブの認定時期の目標設定・手続のワンストップ化により、着工のスピードアップを図ります。現在、国際競争力の強化に資する44の都市再生プロジェクトを都市計画法の特例等の対象としています。

国家戦略特区が44から46プロジェクトに!
 「内閣府」は2022年2月28日に、国家戦略特区の「東京圏(第36回)・関西圏(第29回)・養父市(第18回)・福岡市・北九州市(第29回)・愛知県(第15回)合同区域会議」を開催しました。

 引用資料 内閣府(2022/02/28)
 東京圏(第36回)・関西圏(第29回)・養父市(第18回)・福岡市・北九州市(第29回)・愛知県(第15回)合同区域会議

 都市計画法の特例等を活用し、まちの回遊性を強化する歩行者ネットワークや、ビジネス支援施設、居住・滞在施設等の整備等により、国際競争力強化の実現に資する3つのプロジェクト(渋谷二丁目西地区、日本橋一丁目東地区、南池袋二丁目C地区)を推進します。

 更に、事業の熟度が高まってきた2のプロジェクトを追加する事になりました。新たに追加されるのは、渋谷区の「宮益坂地区」と港区の「品川駅西口地区」です。2プロジェクトの追加により累計で46プロジェクトになりました。


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渋谷区の「宮益坂地区」

 事業主体は「東急、ヒューリック」です。渋谷駅東口のゲートとなる地下広場、立体広場空間の整備等による重層的な歩行者ネットワークの形成、渋谷の魅力をより一層向上させる多目的ホールや国際水準の宿泊施設の整備を行います。


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宮益坂地区の「多目的ホールイメージ」です。


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港区の「品川駅西口地区」

 事業主体は「京浜急行電鉄、西武プロパティーズ、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、UR都市機構」です。品川駅周辺の改良や国道整備と連携した駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実及びこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成します。


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「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業(認定案件)」です。国際競争力強化の実現に資する3つのプロジェクトの1つとして推進します。


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「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業(認定案件)」です。国際競争力強化の実現に資する3つのプロジェクトの1つとして推進します。

 
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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業(認定案件)」です。国際競争力強化の実現に資する3つのプロジェクトの1つとして推進します。



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2022年3月 7日 (月)

「羽田空港」の多摩川対岸 殿町国際戦略拠点 キング スカイフロント 「(仮称)殿町プロジェクトⅣ」を国土交通省が認定!

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-キング スカイフロント-
 羽田空港対岸の川崎市川崎区殿町三丁目には、かつて「いすゞ自動車・川崎工場」がありました。いすゞ自動車・川崎工場跡地約40haに、ライフサイエンス・環境分野における世界最高水準の研究開発から新産業を創出する「国際戦略拠点 キングスカイフロント」の形成が進められています。

 「川崎区殿町地区」に川崎市が開発を進める「キング スカイフロント」では、健康・医療・福祉、環境といった課題の解決に貢献するとともに、この分野でのグローバルビジネスを生み出すことで、日本の成長戦略の一翼を担います。

(仮称)殿町プロジェクトⅣ新築工事
 「国土交通大臣」は、「(仮称)殿町プロジェクトⅣ」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。

  引用資料 国土交通省(2022/03/03)
 殿町に最先端の技術を持つ企業を集積し、産業クラスターを形成 ~(仮称)殿町プロジェクト4を国土交通大臣が認定~

 「(仮称)殿町プロジェクトⅣ」では、ライフサイエンスに関わる企業を誘致して産業クラスターを形成し、大手企業との共同研究によりベンチャー企業をさらに育成し、オープンイノベーションを誘発することで、川崎殿町地域の都市再生に貢献します。

(仮称)殿町プロジェクトⅣ新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区殿町三丁目101番1の一部
◆ 交通-京浜急行電鉄大師線「小島新田」駅
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-21.31m
◆ 敷地面積-11,772.94㎡
◆ 建築面積-4,183.04㎡
◆ 延床面積-13,283.35㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、ラボ
◆ 建築主-大和ハウス工業、芙蓉総合リース
◆ 設計者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2022年02月07日
◆ 竣工-2023年11月07日予定


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「(仮称)殿町プロジェクトⅣ新築工事」の完成イメージです。


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「概要図」です。


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「周辺状況」です。


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「殿町国際戦略拠点 キング スカイフロント」です。



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2022年3月 6日 (日)

武蔵浦和駅周辺地区 駅西側開発計画のラストピース 「プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ」の公式ホームページがオープン!

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-武蔵浦和駅周辺地区-

 「武蔵浦和駅周辺地区」は、さいたま市の副都心として位置付けられており、都市活動を多様化する役割が求められています。そのため、「武蔵浦和駅周辺地区」では都市基盤の整備を進めながら、埼京線と武蔵野線がクロスする等の広域条件の良さを活かして、商業・業務機能と住宅との均衡のとれた職住近接型高次複合都市の実現を目指しています。

 JR武蔵浦和駅周辺は、再開発が進んで超高層タワーマンションが林立しています。JR埼京線の西側では、「第1-A地区」を除き再開発が完了しました。「第1-A地区」の最大の面積を占めていた「ケーズデンキ武蔵浦和店」は、2012年8月29日に閉店しています。

● プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ
 駅西側開発計画のラストピースである「第1-A地区」の開発が行われています。計画名は「(仮称)武蔵浦和駅前計画」で、正式名が「プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ」に決定し、公式ホームページがオープンしました。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ

プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナの概要
◆ 計画名-(仮称)武蔵浦和駅前計画
◆ 所在地-埼玉県さいたま市南区沼影一丁目93番1の一部(地番)
◆ 交通-JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上19階、地下1階
◆ 高さ-59.98m
◆ 敷地面積-5,597.36㎡
◆ 建築面積-4,927.06㎡
◆ 延床面積-37,073.56㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、事務所、駐車場
◆ 総戸数-277戸(非分譲住戸2戸含む)
◆ 建築主-野村不動産、ジェイアール東日本都市開発
◆ 設計者-アルク設計事務所
◆ 施工-鴻池・植木特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2021年03月01日予定
◆ 竣工-2024年02月中旬予定
◆ 入居-2024年05月中旬予定


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「外観完成予想図」です。


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JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和駅」 徒歩1分の交通至便な場所です。


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駅西側開発計画のラストピース

 「プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ」の計画地は、駅西側エリアの開発計画において最後の街区です。駅西口に最も近く、街の中心を担う立地です。


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「位置図」です。


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着工前の「第1-A地区」を南西側から見た様子です。


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JR武蔵浦和駅西口直結の交通至便な場所です。



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2022年3月 5日 (土)

東京都心に新たな高速道路を整備 東京高速道路(KK線)の地下 東京都市計画道路都市高速道路第1号線(新京橋連結路)建設事業

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-新京橋連結路-

 「東京都市計画道路都市高速道路第1号線(新京橋連結路)建設事業」は、首都高速道路日本橋区間の地下化に伴い必要となる大型車の環状方向の交通機能を確保するため、現在の東京都市計画道路都市高速道路第4号線と東京都市計画道路都市高速道路第1号線を地下で結ぶ新京橋連結路を設置する事業です。

 首都高日本橋地下化に当たっては、江戸橋ジャンクションの都心環状線連結路をなくすことで、都心環状線を利用する車を八重洲線に転換させ、江戸橋ジャンクション周辺における交通の円滑化を図ることとしています。これに伴い必要となる大型車の環状方向の交通機能を確保するため、都心環状線と八重洲線を地下で結ぶ連結路を設置する事業です。

 「東京都市計画道路都市高速道路第1号線(新京橋連結路)建設事業」は、既設の八重洲線を活用しつつ、東京高速道路(KK線)の地下空間を通過させることで、八重洲線から都心環状線までを最短ルートで接続することが可能となります。既設の八重洲トンネルと連続した地下トンネルとなるため、八重洲トンネルの換気等を担っている鍛冶橋換気所の性能の向上が必要となることから、換気所の造り替えも行います。

● 環境影響評価調査計画書の縦覧!
 「東京都環境局」は、2022年3月4日から「東京都市計画道路都市高速道路第1号線(新京橋連結路)建設事業」環境影響評価調査計画書の縦覧を行っています。

 引用資料 東京都環境局(2022/03/04)
 「東京都市計画道路都市高速道路第1号線(新京橋連結路)建設事業」環境影響評価調査計画書


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「縦断模式図」です。


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「断面模式図(A-A 断面)」です。


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「断面模式図(B-B 断面)」です。東京高速道路(KK線)の地下に「シールド工法」で建設します。


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「断面模式図(C-C 断面)」です。


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「平面図」です。


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「対象事業位置図」です。



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2022年3月 4日 (金)

地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区」の隣接地 「東京駅前八重洲一丁目東A地区」の市街地再開発組合が設立!

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-東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発事業-
 
「東京建物」は、「東京駅前八重洲一丁目東A 地区市街地再開発準備組合」の一員として、「東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発事業」を推進してきました。

 東京都知事より組合設立の認可を受け、組合総会を経て市街地再開発組合が設立されました。「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」とともに、東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として、東京都の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議の同意、内閣総理大臣による認定を受けています。

 引用資料 東京建物(PDF:2022/03/02)
 東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発組合設立のお知らせ

東京駅前八重洲一丁目東A地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目207番1 他
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 高さ-最高部約45m
◆ 敷地面積-約1,300㎡
◆ 延床面積-約12,160㎡
◆ 用途-オフィス、店舗 等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-東京建物、大林組、大成建設
◆ 着工-2023年予定
◆ 竣工-2025年予定
◆ 総事業費-約123億円


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「外観イメージ 東京駅八重洲中央口方面から望む」です。


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「位置図・立地特性」です。


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東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

 引用資料 東京建物(PDF:2020/07/01)
 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業権利変換認可のお知らせ

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日予定
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 総事業費-約2,104億円



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2022年3月 3日 (木)

JR田町駅近く 高さ約100mの「(仮称)春日ビル建替計画」 既存建物の解体工事となる「春日ビル解体工事」 2022年2月下旬の状況

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-(仮称)春日ビル建替計画-
 港区は、2020年12月1日~2020年1月12日まで、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)春日ビル建替計画】” を行いました。

 「(仮称)春日ビル建替計画」の計画地は、東京都港区の芝五丁⽬に位置する区域です。最寄り駅として、JR京浜東北線・⼭⼿線⽥町駅、、営地下鉄浅草線・三⽥線三⽥駅が、いずれも徒歩圏内にあります。

 ⽥町駅周辺には企業の本社ビル等が多く集積している⼀⽅で、南側鉄道区域を挟んで東京⼯業⼤学附属科学技術⾼等学校、北⻄側約400mに慶應義塾⼤学と、学術機関も多く⽴地しています(写真提供SOCIO34050氏)。

● 春日ビル解体工事
 現在は「清水建設」の施工により「春日ビル解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2021年12月1日~2023年6月30日(予定)です。

(仮称)春日ビル建替計画の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁⽬34番
◆ 交通-JR京浜東北線・⼭⼿線「⽥町」駅、営地下鉄浅草線・三⽥線「三⽥」駅
◆ 階数-(不明)
◆ 高さ-最高部約100m
◆ 敷地⾯積-約5,140㎡
◆ 延床⾯積-約55,500㎡
◆ 用途-オフィス、カンファレンス、⼦育て⽀援施設、店舗、駐⾞場、駐輪場
◆ 建築主-⽇本⼟地建物
◆ 解体-2021年12月01日~2023年06月30日予定
◆ 着工-2022年度予定(当初計画)
◆ 竣工-2024年度予定(当初計画)


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「計画地位置図(詳細)」です(引用:港区)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。


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「(仮称)春日ビル建替計画」の建設予定地です。奥に見える超高層ビルは「三田ベルジュビル」です。地上33階、塔屋2階、地下4階、高さ163.95m、延床面積55,811.83㎡、2012年5月31日に竣工しました(写真提供SOCIO34050氏)。


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春日ビル解体工事
 現在は「清水建設」の施工により「春日ビル解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2021年12月1日~2023年6月30日(予定)です(写真提供SOCIO34050氏)。


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稼働していた頃の「春日ビル」です。「春日ビル」は、地上10階、地下3階、高さ31.0m、延床面積38,055.12㎡です。

 



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2022年3月 2日 (水)

(仮称)高輪一丁目共同建替計画 地上35階、高さ約131mの「プレミストタワー白金高輪」 2022年2月下旬の建設状況

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プレミストタワー白金高輪
 
「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」は、「白金アエルシティ」から道路を挟んだ東側で、複数棟のマンションや雑居ビルを一体的に建て替えるプロジェクトです。

 「HOU一級建築士事務所」立案による、総合設計許可を適用して最大割増容積を取得し、経済的負担を最小限に抑えた共同建替計画案を基に2010年1月に「共同建替検討委員会」を発足しました。

 「大和ハウス工業」が、参加組合員として参画するマンション建て替えプロジェクト「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」が、2019年8月に着工しました。「大和ハウス工業」が取得する保留床は、分譲マンションとして販売します。正式名称は「プレミストタワー白金高輪」となっています。公式HPが削除されたようなので、すでに全戸完売していると思われます

 引用資料 公式ホームページ(リンク切れ)
 プレミストタワー白金高輪

プレミストタワー白金高輪の概要
◆ 所在地-(仮称)高輪一丁目共同建替計画
◆ 所在地-東京都港区高輪一丁目107番1(地番)
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上35階、地下3階
◆ 高さ-最高部131.10m
◆ 敷地面積-2,047.68㎡
◆ 建築面積-1,138.78㎡
◆ 延床面積-29,792.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-共同住宅、物販店舗、食堂又は喫茶店、サービス店舗、その他
◆ 総戸数-280戸(非分譲住戸127戸含む)(別途店舗4戸、防災センター1戸、オーナーズキッチン1戸、オーナーズサロン1戸)
◆ 建築主-高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合(売主 大和ハウス工業)
◆ 企画・基本設計-HOU一級建築士事務所
◆ 設計者・監理者-西松建設
◆ 施工者-西松建設
◆ 解体工事-2018年05月16日~2019年07月31日
◆ 着工-2019年08月19日
◆ 竣工-2022年11月上旬予定
◆ 入居開始-2023年01月下旬予定


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「建物外観完成予想CG」です。


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「建物外観完成予想CG」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「プレミストタワー白金高輪」の2022年2月下旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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下層階の様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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下層階の様子です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2022年3月 1日 (火)

伊勢丹相模原店跡地 地上41階、高さ約153m、 総戸数687戸の「(仮称)相模大野4丁目計画」 環境影響評価書の縦覧!

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-(仮称)相模大野4丁目計画-
 「野村不動産」は、相模原市南区の伊勢丹相模原店跡地に、超高層タワーマンション「(仮称)相模大野4丁目計画」を建設します。完成すれば相模原市内で一番高い建築物になる見通しです。

 建設予定地は、小田急「相模大野駅」すぐで、2019年9月30日に閉店した「伊勢丹相模原店」の跡地です。土地・建物については「野村不動産」が「三越伊勢丹ホールディングス」から取得しています。敷地面積は敷地面積約10,186.49㎡です。

 「野村不動産」は、「(仮称)相模大野4丁目計画」に於いて、電気・ガス併用の新築分譲マンションでは国内初となる、CO₂排出量実質ゼロのプラウドシリーズを建築することを決定しました。

 引用資料 野村不動産(2021/11/09)
 国内初 電気・ガス CO₂排出量実質ゼロの分譲マンション建築決定 プラウドシリーズ「(仮称)相模大野 4 丁目計画」(旧伊勢丹跡地) ―再生可能エネルギーによる電気自動車充電設備を駐車場全区画に設置―

● 環境影響評価書の縦覧!
 「相模原市」では、相模原市環境影響評価条例の規定による「(仮称)相模大野4丁目計画」環境影響評価書の縦覧を行っています。縦覧期間は、2022年2月24日(木)~3月25日(金)までです。

 引用資料 相模原市・公式HP(2022/02/24)
 「(仮称)相模大野4丁目計画」環境影響評価書の縦覧について

(仮称)相模大野4丁目計画の概要
◆ 所在地-神奈川県相模原市南区相模大野四丁目4009番45(地番)
◆ 交通-小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅すぐ
◆ 階数-(高層棟)地上41階、地下1階、(低層棟)地上2階、地下3階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約153m、建築物約145m、(低層棟)最高部約15m
◆ 敷地面積-10,186.49㎡
◆ 建築面積-約7,800㎡
◆ 延床面積-約85,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(高層棟)商業、地域貢献施設、共同住宅、(低層棟)商業、地域貢献施設
◆ 総戸数-687戸(予定)
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2022年03月
◆ 竣工-2025年07月予定
◆ 供用開始-2025年07月予定


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「広場イメージパース」です(引用:野村不動産)。


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「立面図」です(引用:相模原市)。


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「断面図」です。最高部の高さは約153m(建築物約145m+塔屋7.7m)です  (引用:相模原市)。


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「杭の深さ及び杭打設の地層」です。杭の本数は約59本、杭の深さはGLより約24m(約T.P.66m)、杭の長さ約15m計画しています。基礎杭の支持層は「相模野礫層・礫質土層」となっています(引用:相模原市)。


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「土地利用計画図」です(引用:相模原市)。


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「対象事業実施区域位置図」です(引用:相模原市)。



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