シナガワ グースの跡地 「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」環境影響調査計画書の縦覧 延床面積約313,100㎡に規模拡大!
-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-
「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。
再開発により、オフィス・MICE・商業・ホテル等で構成する延床面積約20万㎡超の超高層複合ビルを建設します。敷地の一部を「トヨタ自動車」に譲渡し、トヨタ自動車が施設の一部をオフィスとして活用することで合意しています。
引用資料 京浜急行・公式HP(2020/04/06)
品川駅西口地区におけるシナガワグース敷地を活用した当社開発にトヨタ自動車株式会社を共同事業者として迎え,ともに豊かな環境を活かしたまちづくりを目指します
京浜急行電鉄は、「品川の顔となるまちづくり」「沿線にシナジー効果を波及させるまちづくり」「交通結節点を活かした新たな交流を生み出すまちづくり」を開発ビジョンに、品川駅周辺開発事業を推進しており、品川駅西口地区の現シナガワグース敷地において、国際交流拠点・品川にふさわしい複合施設に、国内外のグローバル企業や国際水準の会議・ホテル誘致を想定し、ターミナル駅前でありながら豊かな自然に恵まれた環境を活かしたまちづくりを目指しています。
「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年1月31日(予定)です。
● 環境影響調査計画書の縦覧!
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】が行われています。縦覧期間は、2022年3月11日(金)~4月11日(月)までです。
引用資料 港区・公式HP(2022/03/11)
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】
2020年4月6日のリリースでは、延床面積約20万㎡超となっていました。環境影響調査計画書の縦覧では、延床面積約313,100㎡と大幅に規模が拡大されています。
高さは約T.P.160mとなっています。T.P.は「東京湾平均海面(Tokyo Peil)」で、全国の標高の基準となる海水面の高さです。約T.P.160mは、航空法の高さ制限ギリギリです。
下記の「計画地周辺の標高」を見ると「SHINAGAWA GOOS」が建っている場所の標高は、約6m~約12mとなっているので、実際のビルの高さは、約160m-(約6m~約12m)=約154m~約148mくらいになります。
(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-(未発表)
◆ 高さ-約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)
◆ 敷地面積-約23,600㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年01月31日予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定
「計画地位置図(詳細)」です。
「計画地周辺の標高」です。西側が高いかなり高低差のある立地です。
「計画地位置図(広域)」です。
「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の予定地です。
稼働していた頃の「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」です。2010年9月に閉館した「ホテルパシフィック東京」の建物を再活用する形で開業しました。地上29階、塔屋2階、地下3階、高さ118.84mです。建物は1971年6月に竣工、2021年3月31日に閉館しています。
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