中野区 高さ約100mと高さ約80mのツインタワー「囲町東地区第一種市街地再開発事業」 2022年秋着工へ!
-中野囲町東地区第一種市街地再開発事業-
JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。
「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。
「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、囲町東地区市街地再開発組合の設立を認可しました。参加組合員として「三井不動産レジデンシャル」が参画しています。
引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2020/09/18)
「囲町東地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ
● 2022年秋着工へ!
中野区の「囲町東地区市街地再開発組合」が2棟総延床面積約119,810㎡の再開発ビルを建設する施工者選定手続きを始めました。2022年3月内に開札し4月にも契約します。
日刊建設工業新聞(2022/03/04)
囲町東地区再開発(東京都中野区)/新築施工者の選定手続き開始、21年秋着工/組合
計画地に残る既存建物の解体を経て、2022年9月~10月にも新築工事に着手します。竣工は2025年10月を計画しています。保留床の権利はオフィスと商業施設を「三井不動産」、「三井不動産レジデンシャル」が住宅部分を取得します。
中野囲町東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目内
◆ 階数-(A敷地)地上25階、地下2階、(B敷地)地上20階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)最高部約100m、(B敷地)最高部約80m
◆ 地区面積-約20,000㎡
◆ 建築面積-約8,860㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約119,810㎡、(A敷地)約90,500㎡、(B敷地)約29,310㎡
◆ 構造-(A敷地)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(B敷地)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、オフィス、店舗等、(B敷地)共同住宅
◆ 総戸数-約807戸(A敷地とB敷地の合計)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、三井不動産)
◆ 基本・実施設計-佐藤総合計画
◆ 着工-2022年09月~10月予定
◆ 竣工-2025年10月予定
◆ 総事業費-642.5億円
1階地区施設広場のイメージ
約1,000㎡の地区施設広場は、既存の区立「囲町ひろば」と空間的に連続して配置し、緑地 による潤いと新たな賑わいを創出します。
2階デッキ商業イメージ
駅から連なるペデストリアンデッキを敷地内に延長し、 デッキレベルの歩行者ネットワークを創出します。
1階中野駅前広場側商業イメージ
駅前広場側に商業施設のメインエントランスを 設置し、商業の賑わいを演出します。
「施工区域図・建物配置図」です。東側の「A敷地」、西側の「B敷地」に分かれます。
「位置図」です。周辺では再開発が目白押しです。
「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の予定地です。
「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(B街区)」の予定地です。
JR線沿いに「幹線街路補助線街路221号線」の整備も行います。既存の道路が、2車線、幅員16mへと大幅に拡幅されます。
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