地上29階、高さ約180mの「みなとみらい21中央地区52街区」 横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録 多くの完成イメージを公開!
-みなとみらい21中央地区52街区-
空地だらけだった「横浜みなとみらい21地区」ですが、開発が急速に進み、開発が可能な用地が残り少なくなりました。「みなとみらい21中央地区52街区」は、残された最後の一等地とも言えます。
「みなとみらい21中央地区52街区」は、横浜市の市有地と財務省所管の国有地で街区が形成されており、街区全体を一体的に開発するためには、横浜市と国が連携して開発事業者の公募を実施する必要があります。
敷地面積は、市有地5,618.47㎡(市有地)+6,199.97㎡(国有地)=11,818.44㎡です。「みなとみらい21中央地区52街区」の開発事業者は、「大和ハウス工業、光優(2社でSPCを組成)」に決定しています。
● 横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録が公開
2022年3月9日に、横浜市から「第66回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録」の資料が公開されました。「みなとみらい21中央地区52街区」の完成イメージが多数公開されています。
引用資料 横浜市(2022/03/09)
第66回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年1月14日開催)
みなとみらい21中央地区52街区の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番2ほか
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅
◆ 階数-地上29階、塔屋3階、地下1階
◆ 高さ-最高部179.8m
◆ 敷地面積-11,818.44㎡(市有地5,618.47㎡+国有地6,199.97㎡)
◆ 建築面積-約7,200㎡
◆ 延床面積-約115,000㎡
◆ 容積対象面積-約91,402㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間層免震構造(3階と4階の間に免震層を設置)
◆ 用途-市有地側「オフィス(4階~29階)、イノベーションプラットホーム等(2階・3階)、店舗、駐車場(1階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」、国有地側「ゲームアートミュージアム、店舗(1階~3階)、地域冷暖房プラント(地下1階)」
◆ 建築主-DKみなとみらい52街区特定目的会社(大和ハウス工業と光優が出資してSPCを組成)、光優
◆ 着工-2023年01月予定
◆ 竣工-2026年07月予定
「イメージパース」です。
「夜間景観」です。
「スカイライン」です。
「東側立面図・南側立面図」です。
「施設断面図」です。塔屋の巨大な「冷却塔(クーリングタワー)」が特徴的です。
「施設配置図」です。
「位置図」です。
みなとみらい21中央地区52街区
「みなとみらい21中央地区52街区」です。写真左側奥(北側)が「市有地」、写真右側奥(南側)が「国有地」です。国有地側の地下には、「みなとみらい線」が走っているので開発が難しい立地です。
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