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2022年4月

2022年4月30日 (土)

品川区新庁舎整備基本構想 品川区役所(品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎)の移転 高層の庁舎を想定!

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-品川区役所-
 1968年に建築された「品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎」は、建物本体や設備の老朽化が進んでいる一方、区を取り巻く環境変化や多様化する行政需要に対応する機能が求められています。「耐震改修工事」が行われましたが、建物自体の老朽化が激しく、根本的な解決にはなっていません。

 品川区は、庁舎移転の候補地として、既存庁舎に隣接するJR広町社宅跡地(現スポル品川大井町)へ移転する案を軸に、検討を進めています。区有地とJR東日本の所有地を再編する前提で、協議に入っています。

● 第7回品川区新庁舎整備基本構想
 2022年3月28日に「第7回品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」が開催されました。新庁舎建設想定規模は、総延床面積約60,000㎡、概算事業費約400億を想定しています。

 引用資料 品川区役所・公式HP(2022/04/22)
 第7回品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会(令和4年3月28日開催)

 「広町地区」にはJR東日本が、「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約259,000㎡の大規模プロジェクト「大井町駅周辺広町地区開発」を計画しています。

 品川区の庁舎移転候補地やJR東日本の「大井町駅周辺広町地区開発」は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節する交通至便な立地です。


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「施設計画(ゾーニング)」です。


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整備方針【庁舎敷地内および周辺空地での災害時対応】です。


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整備方針【周辺施設との連携】です。


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「建設候補地の現況」です。


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現在の「品川区役所」です。



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2022年4月29日 (金)

さいたま市 地上27階、高さ約100mの「大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合が設立!

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-大宮駅西口第3-A・D地区-

 大宮駅周辺地域は、「大宮駅周辺地域戦略ビジョン」により、東日本の玄関口としてさいたま市の「顔」にふさわしい地域にしていくことが位置づけられています。

 「大宮駅西口第三地区」は、大宮駅の至近にありながら、これまで面的な都市基盤整備は実施されず、土地利用や防災、交通などの課題をかかえており、今後、大宮駅周辺地域の将来像の実現に向けた都市づくりを推進するため、「大宮駅西口第三地区まちづくり方針」を策定しました。大宮駅西口第三地区は、「A、B、C、D、E 」の5ブロックに区分されています。

 「A地区」と「D地区」は一体的に再開発を行います。施設建築物及び道路等の公共施設を一体的に整備することで、「にぎわいのある、安心・安全なまち」の実現を目指します。

 「大宮駅西口第3-A・D地区市街地再開発準備組合」は、2020年8月4日付で「東京建物、日本土地建物、大和ハウス工業」を「大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業」における参加組合員予定者に決定しました。

●  市街地再開発組合設立!
 
「東京建物」と「中央日本土地建物、大和ハウス工業」は、参加組合員予定者として「大宮駅西口第3-A・D地区市街地再開発準備組合」と共に「大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、さいたま市より組合設立の認可を受け、組合総会を経て市街地再開発組合が設立されました。

 引用資料 東京建物(PDF:2022/04/28)
 大宮駅西口3A・D地区市街地再開発組合」設立のお知らせ

 計画地は、数多くの再開発が予定されている関東最大級のターミナル駅「大宮」駅西口より徒歩5分圏内に位置し、交通・生活利便性の高いエリアです。大宮の新たな顔となる商業・オフィス・共同住宅の複合施設を整備し、地域の魅力向上に貢献します。 

大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目地内
◆ 交通-JR「大宮」駅徒歩5分
◆ 階数-地上27階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-建築物の最高高さ約100m
◆ 施行区域面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-約9,500㎡
◆ 延床面積-約85,100㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、オフィス、駐車場等
◆ 総戸数-約230戸
◆ 建築主-大宮駅西口第3-A・D地区市街地再開発組合(参加組合員予定者 東京建物、日本土地建物、大和ハウス工業)
◆ 総合コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 事業協力者-清水建設
◆ 着工-2024年頃予定
◆ 竣工-2027年頃予定


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「1F 商業通路イメージ(まちなかガレリア)」です。


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「2F 商業吹き抜けイメージ」です。


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「敷地イメージ図」です。


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「位置図」です。



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2022年4月28日 (木)

横浜みなとみらい21地区 地上23階、高さ約100mの「ウェスティンホテル横浜」 1階に「ポルシェセンターみなとみらい」がオープン!

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-ウェスティンホテル横浜-

 横浜市の「みなとみらい21中央地区44街区」は、「独立行政法人都市再生機構(UR)」が2016年12月9日に入札を実施し、1年後の2017年12月26日に「積水ハウス」に土地が引き渡さました。敷地面積9,604.59㎡、落札額は87億円でした。

 「積水ハウス」が、商業施設などを備えた複合ビルを建設して、「積水ハウス」が事業主となりプロジェクトマネジメントを行い、一部を「マリオット・インターナショナル」が「ウェスティンホテル」のブランドでホテル運営します。

 世界的なホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルの「ウェスティンホテル横浜(The Westin Yokohama)」は、2022年5月20日に開業予定です。

● ポルシェセンターみなとみらい
 「ウェスティンホテル横浜(The Westin Yokohama)」は、2022年5月20日に開業予定ですが、先行して4月27日に「ポルシェジャパン」が、ポルシェ正規販売店のインプロブが「ポルシェセンターみなとみらい」を開業しました。グランドオープンは、5月20日の予定です。

 引用資料 ポルシェジャパン
 ポルシェセンターみなとみらい

 「ウェスティンホテル横浜」の1階へと移転し、移転先の向かいに位置する既存のショールームを「ポルシェセンターみなとみらい 認定中古車センター」として5月20日にリニューアルオープンします。

ウェスティンホテル横浜(The Westin Yokohama)の概要
◆ 計画名-みなとみらい44街区計画新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目2番4
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅から徒歩9分、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩10分、横浜市営地下鉄道3号線「高島町」駅から徒歩8分、JR根岸線「桜木町」駅から徒歩10分
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下0階(ホテル棟)、地上1階(駐車場棟)
◆ 高さ-(ホテル棟)最高部99.84m、軒高98.86m、(駐車場棟)28.00m(駐車場棟)
◆ 敷地面積-9,604.59㎡
◆ 建築面積-5,981.88㎡
◆ 延床面積-65,877.29㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、長期滞在対応型ホテル、レストラン、バンケット、スパ、フィットネス、商業施設等
◆ 客室数- 373室(ウェスティンホテル)、201室(長期滞在対応型ホテル)
◆ 建築主-積水ハウス(ホテル運営 マリオット・インターナショナル)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2019年11月06日
◆ 竣工-2022年02月28日
◆ 開業-2022年05月20日予定


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「ウェスティンホテル横浜(The Westin Yokohama)」は、2022年5月20日に開業予定です。


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1階に「ポルシェセンターみなとみらい」が2022年4月27日に出店しました。グランドオープンは5月20日の予定です。


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ポルシェセンターみなとみらい

 移転した「ポルシェセンターみなとみらい」は、新車を扱う約666㎡のショールームとなります。フル電動スポーツカー「タイカン」をはじめとする最新のポルシェを最大9台展示します。最大150kW級の急速充電器「ポルシェターボチャージャー」も1基設置されています。


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ポルシェセンターみなとみらい 認定中古車センター

 既存の「ポルシェセンターみなとみらい」は閉店するのではなく、「ポルシェセンターみなとみらい 認定中古車センター」となり営業を継続します。中古車約456㎡のショールームとなり、人気のモデルが10台展示されます。

 既存の「ポルシェセンターみなとみらい」は、2014年3月6日にオープンしました。「横浜みなとみらい21地区」には外資系の高級外車のショールームが集積しています。



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2022年4月27日 (水)

国内最大級のホテル×エンタメ施設からなる超高層複合施設 地上48階、高さ約225mの「東急歌舞伎町タワー」 2023年4月の開業を決定!

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-東急歌舞伎町タワー-
 2014年12月31日に閉館した新宿・歌舞伎町の映画館「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」の跡地活用に向けた再開発事業が動き出しています。「東急建設」の施工で既存施設の解体工事「新宿TOKYU MILANO(本館・新館)解体工事」が行われました。

 当初は同じ街区の北西側に立地する「グリーンプラザ新宿」は再開発に参加しない見通しと伝えられていましたが、再開発に加わる事になり、街区の一体的な再開発が可能になりました。

 「東京急行電鉄(現:東急)」と「東急レクリエーション」は2019年8月5日に、「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」の建設工事に着手しました。

 「東急」および「東急レクリエーション」は、新宿TOKYU MILANO跡地を中心とした敷地にて推進している歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)の施設名称を、「東急歌舞伎町タワー」に決定しました。

● 2023年4月の開業を決定!
 「東急」および「東急レクリエーション」が新宿歌舞伎町で開発を進めている「東急歌舞伎町タワー」の開業が、2023年4月に決定しました。また、施設内各用途の施設名称・ロゴを公開しました。

 引用資料 東急(2022/04/26)
 国内最大級*のホテル×エンタメ施設からなる超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」2023年4月の開業を決定し、各施設名称・ロゴを公開

 公式ホームページ
 東急歌舞伎町タワー

東急歌舞伎町タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)歌舞伎町一丁目地区開発計画 新築工事
◆ 所在地-東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1、同番3(地名地番)
◆ 交通-西武新宿線「西武新宿」駅から徒歩1分、JR各線・⼩⽥急線・京王線 「新宿」駅から徒歩7分、東京メトロ 丸ノ内線/副都⼼線 ・ 都営新宿線 「新宿三丁⽬」駅から徒歩8分
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階  
◆ 高さ-最高部225.00m
◆ 敷地面積-4,603.74㎡
◆ 建築面積-3,171.05㎡  
◆ 延床面積-87,411.89㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場等
◆ 客室数-ラグジュアリーホテル97室、ライフスタイルホテル538室
◆ 建築主-東急レクリエーション、東急
◆ 設計者・監理者-久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 外装デザイン-永山祐子建築設計
◆ 企画・プロデュース-POD
◆ 施工者-清水・東急建設共同企業体(清水建設、東急建設JV)
◆ 着工-2019年08月05日 
◆ 竣工-2023年01月11日予定
◆ 開業-2023年04月予定


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「建築計画概要」です。


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B1~B4 ライブホール Zepp Shinjuku(TOKYO)

 全国6都市8ヶ所に展開するライブホール、Zeppホールがアクセスの良い新宿に誕生します。これまでのZeppホールよりもコンパクトな、スタンディング約1,500名のサイズです。アーティストとの距離が近く、さらにZeppホールでは初となる360度LEDビジョンにより、ここでしか味わえない臨場感あふれる音楽体験を可能にします。


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6~8F 劇場 THEATER MILANO-Za

 歌舞伎町と共に発展した新宿ミラノ座の名前を継承するライブエンターテインメントシアターです。幅広い演出に対応可能な自由度の高い舞台特殊設備や可変性に優れた客席を採用し、アーティストと観客がお互いの鼓動や息遣いを感じられる約900席の空間で、演劇・音楽・映像などの多彩なエンターテインメントコンテンツを発信します。


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9~10F 映画館 109シネマズプレミアム新宿

 全国19カ所で展開する「109シネマズ」の新ブランドです。「109シネマズプレミアム」が、新宿ミラノ座跡地に誕生します。8スクリーン・総席数752席を有し、これまでの映画館の常識を覆す上質な鑑賞環境とおもてなしで、こころゆくまで映画の世界に没入出来ます。さらに、新宿エリア初の3面ワイドビューシアター「ScreenX」を導入するほか、映画にとどまらない多様なエンターテインメントコンテンツを新宿歌舞伎町に届けます。


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18~38F HOTEL GROOVE SHINJUKU(ホテル グルーヴ 新宿)

 18~38階には各エンターテインメント施設での余韻に浸ってもらうために、新宿・歌舞伎町の歴史、このまちで生まれ続けるアートや音楽などの文化を感じられる客室を用意します。客室数538室です。


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39~47F BELLUSTAR TOKYO(ベルスター 東京)

 39~44階には日本文化を感じられるアイテムが織り交ぜられた、7mのワイドビューの窓を持つ客室を、45~47階には3層吹き抜けの圧倒的な眺望のレストラン、スパ、客室を用意し、天空のプライベートヴィラへと誘います。客室数97室です。



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2022年4月26日 (火)

旧逓信省の歴史的建築を継承 すべてに求めた格の違い 超高級マンション「三田ガーデンヒルズ」 公式ホームページがオープン!

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-(仮称)港区三田一丁目計画-

 1929年(昭和4年)に竣工した旧逓信省の歴史的建築物である「旧東京簡易保険支局(かんぽ生命保険東京サービスセンター)」跡地の再開発プロジェクトが計画されています。「旧東京簡易保険支局」は解体されて、現在は「(仮称)港区三田一丁目計画」が建設されています。

● 三田ガーデンヒルズ
 「三井不動産レジデンシャル」および「三菱地所レジデンス」は、2025年3月に竣工予定の「(仮称)港区三田一丁目計画」の名称を「三田ガーデンヒルズ」に決定し、2022年4月25日より、オフィシャルサイトを開設する事となりました。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2022/04/25)
 国内最大規模ZEHかつCO2排出量実質ゼロによる環境配慮とオンサイト発電によるレジリエンス強化「三田ガーデンヒルズ」始動 - 港区最大敷地約25,000㎡の旧逓信省跡地に全1,002戸のプロジェクト -2022年4月25日(月)オフィシャルサイト開設

 引用資料 公式ホームページ
 三田ガーデンヒルズ

 「(仮称)港区三田一丁目計画」の正式な計画名は「(仮称)港区三田一丁目計画(共同住宅棟・大学棟)」です。「三田ガーデンヒルズ」は、共同住宅棟の部分となります。大学棟は「慶應義塾大学」が、地上6階、地下1階、高さ26.90m、延床面積約5,700㎡の大学を建設します。

● 三井と三菱が38年振りに共同開発!
 三井不動産グループおよび三菱地所グループが都心において「広尾ガーデンヒルズ」以来38年振りに共同開発するガーデンヒルズとなります。ちなみに「広尾ガーデンヒルズ」は、総戸数約1,100戸、1987年に竣工しました。

三田ガーデンヒルズの概要
◆ 計画名-(仮称)港区三田一丁目計画 *共同住宅棟部分のみ
◆ 所在地-東京都港区三田一丁目102番1(地番)
◆ 交通-東京メトロ南北線「麻布十番」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅徒歩5分、都営地下鉄三田線「芝公園」駅徒歩10分
◆ 階数-(敷地①)地上14階、地下2階、(敷地②)地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部50.00m、軒高45.00m
◆ 敷地面積-25,246.57㎡
◆ 建築面積-13,863.90㎡
◆ 延床面積-148,310.07㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、飲食店、駐車場
◆ 総戸数-1,002戸(一般販売対象住戸952戸、他に店舗2戸)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2021年07月01日
◆ 竣工-2025年03月下旬予定
◆ 入居開始-2025年04月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「中庭完成予想CG」です。


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「エントランス外観完成予想CG」です。


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「配棟計画イメージイラスト」です。


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「位置図」です。


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「東京タワー」のトップデッキ(250m)から見た「三田ガーデンヒルズ」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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稼働していた頃の「旧東京簡易保険支局(かんぽ生命保険東京サービスセンター)」です。


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もしも日向坂ガーデンヒルズに決まっていたら・・・
 すぐ近くの「日向坂」の碑です。正確な読みは「ひゅうがざか」ですが、誤って「ひなた坂」とも呼んだようなので、この坂を「ひなたざか」と呼ぶのは間違いとは言えませんね。

 「(仮称)港区三田一丁目計画」の正式名称は? 私は「麻布十番」もしくは「三田」、ひょっとすると「日向坂」の知名度が急上昇しているので、「日向坂」を冠する可能性もあると予想していました。

 無難に「三田ガーデンヒルズ」と「三田」を冠しました。もしも「日向坂ガーデンヒルズ」に決まっていたら「日向坂46」のヲタが大喜びだったかも(笑)。



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2022年4月25日 (月)

TOCビルの建て替え 地上30階、高さ約150m、延床面積約276,000㎡の「(仮称)新TOCビル計画」 都市計画決定!

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-TOCビル-

 「TOCビル」は、「テーオーシー」が品川区西五反田七丁目に所有する巨大なビルです。地上13階、地下3階、延床面積174,013.32㎡で、1970年3月にオープンしました。

 2008年9月16日に「テーオーシー」は、「TOCビル」を建て替える方針を明らかにしました。当時の計画では、2011年度をめどに事業に着手し、事業全体の完了には、10年程度の期間を見込んでいました。しかし、その後は一向に動きがありませんでした。

 第一報から約13年か経過した2021年8月10日に、「テーオーシー」は、「TOCビル」の建て替え計画である「新TOCビル」に関するお知らせを正式に発表しました。8月27日には「(仮称)新TOCビル計画」の「全景イメージ、断面イメージ、配置イメージ」が公開されました。

 概要は、地上30階、地下3階、高さ約150m、延床面積約276,000㎡で、オフィス、店舗、共同住宅、駐車場で構成される巨大な超高層複合ビルとなります。2023年春頃から解体着工、2027年春頃の竣工予定となっています。

● 新TOCビル計画に関する都市計画決定!
 「テーオーシー」は、東京都品川区の「TOCビル」を延床面積約276,000㎡の超高層複合ビルに建て替えますが、「テーオーシー」が求めていた高度利用地区計画の変更などが、2022年4月22日に「品川区」から都市計画決定を受けました。これにより、容積率が現行の712%から1,012%に緩和されます。

 テーオーシー IRライブラリ(PDF:2022/04/22)
 新TOCビル計画に関する都市計画決定のお知らせ

(仮称)新TOCビル計画
◆ 所在地-東京都品川区西五反田七丁目22番17号(住居表示)
◆ 交通-JR・都営地下鉄「五反田」駅より徒歩8分、東急電鉄目黒線「不動前」駅より徒歩6分、東急電鉄池上線「大崎広小路」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-平均地盤面から約150m
◆ 敷地面積-約21,536㎡
◆ 建築面積-約15,000㎡
◆ 延床面積-約276,000㎡
◆ 容積対象床面積-約218,000㎡(計画容積率約1,012%)
◆ 用途-オフィス、店舗、催事場、共同住宅、駐車場
◆ 建築主-テーオーシー
◆ 解体工事-2023年春頃予定
◆ 竣工-2027年春頃予定


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2021年8月27日に公開された「全景イメージ(国道1号線から当地区を見る)」です。一番上の最新イメージを見ると外壁のデザインがかなり変更になっています。

 テーオーシー IRライブラリ(PDF:2021/08/27)
 (仮称)新TOCビル計画の概要


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「断面イメージ」です。10階に少しだけ「共同住宅」があります。地権者の住戸なのでしょうか?


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「配置イメージ」です。


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「位置図」です。


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TOCビル
 「TOCビル」は、品川区西五反田七丁目にある巨大ビルです。地上13階、地下3階、延床面積174,013.32㎡で、1970年3月2日にオープンしました。TOCは「東京卸売センター」の略称です。

TOCビルの概要
◆ 所在地-東京都品川区西五反田七丁目22番17号
◆ 交通-JR・都営地下鉄「五反田」駅より徒歩8分、東急電鉄目黒線「不動前」駅より徒歩6分、東急電鉄池上線「大崎広小路」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上13階、地下3階
◆ 敷地面積-21,522.23㎡
◆ 建築面積-15,594.80㎡
◆ 延床面積-174,013.32㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 用途-店舗、コンベンションセンター
◆ 建築主-テーオーシー
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 竣工-1970年03月
◆ オープン-1970年03月02日



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2022年4月24日 (日)

地上64階、高さ約325mの「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(A街区)」が上棟 6基の「タワークレーン」をリアルタイム監視!

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虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「森ビル」は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」を2019年8月5日に着工しました。総延床面積約861,500㎡、総事業費約5,800億円の超巨大プロジェクトになります。

 1989年に「街づくり協議会」を設立し、約30年かけ約300人の権利者と議論を重ね、計画を推進してきました。2017年には国家戦略特区法に基づき都市計画決定され、2019年8月5日に着工を迎えました。

 引用資料 森ビル(2019/08/22)
 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動

 総延床面積約861,500㎡、オフィス総貸室面積213,900㎡、住宅戸数約1,400戸、「メインタワー」の高さは約325m、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、想定年間来街者数2,500~3,000万人で、そのスケールとインパクトは「六本木ヒルズ」に匹敵します。

● 虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区が上棟!
 「森ビル」および「日本郵便」が参加組合員として参画し、虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合が推進する「虎ノ門・麻布台プロジェクト(A街区)」が、2022年4月21日に上棟しました。

 引用資料 森ビル(2022/04/21)
 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟


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メインタワー(A街区)

 「メインタワー(A街区)」の完成イメージです。54階~64階が「共同住宅」、7階~52階が「オフィス」となります。完成イメージを見ると共同住宅とオフィスの間の53階の階高が高くなっています。53階は「構造切替階」となります。

メインタワー(A街区)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 A街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目314番3 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部325.20m
◆ 敷地面積-24,104.21㎡
◆ 建築面積-15,201.25㎡
◆ 延床面積-461,773.25㎡(公式HPでは約461,395㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×304基、粘性体制震壁×302基、座屈拘束ブレース×1,200基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、各種学校、駐車場等
◆ 総戸数-全91戸(アマンレジデンス 東京)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、日本郵便)
◆ 設計者-<基本設計>森ビル、日本設計、<実施設計>森ビル、日本設計、清水建設(地下構造)
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定


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「メインタワー(A街区)」では、6基のタワークレーンが稼働しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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現場事務所の統合監視室「Smart Control Center」

 「清水建設」は、タワークレーン・エレベータの揚重作業のリアルタイム監視と稼働データの収集・分析による作業効率の向上を目的に、デジタル化技術を活用した見える化システム「揚重モニタリングシステム」を開発、施工中の「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(A街区)」の建設所に適用しました。

 引用資料 清水建設(2022/04/05)
 タワークレーン・エレベータの稼働状況をリアルタイム監視

 建設所では、現場事務所に設けたディスプレー上で、6基の大型タワークレーンと6台のエレベータの稼働状況をリアルタイムに見える化しています。


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タワークレーンのリアルタイムモニタリング

 クレーンの稼働データを元にシステム上の3次元モデルを旋回・起伏させることにより、現場の揚重作業を再現します。1秒ごとの機械稼働データを元に稼働/非稼働の抽出、取付位置の抽出、問題となる長時間作業の抽出等を独自のアルゴリズムで自動判定し、現場の工程管理にフィードバックします。

● 3種類のタワークレーンが稼働!
 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(A街区)」では、6基の「タワークレーン」が稼働していますが、3種類のタワークレーンが2基ずつ稼働しているようです。

 タワークレーンの型名ですが、「TS1050、TS750」は、エスシー・マシーナリの「JCC-TS1050、JCC-TS750」、「950HN」は小川製作所の「OTA-950HN」だと思われます。


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エレベータのリアルタイムモニタリング

 エレベータの稼働データを元にシステム上の建物の2次元モデル内部で昇降・停車させることで、建物内での揚重作業を再現します。機械稼働データを元に稼働/非稼働の抽出、資材搬送先階の抽出、作業員搬送人数の抽出等を独自のアルゴリズムで自動判定し、資機材や作業員の動きを見える化します。



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2022年4月23日 (土)

仙台市本庁舎の建て替え 仙台市本庁舎建替基本設計書を策定 地上15階、高さ約80m、延床面積約62,000㎡、事業費472億円を想定!

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-仙台市役所本庁舎建替-
 「仙台市」では、老朽化や庁舎の分散など様々な課題を解消するため、また、災害対応能力などの機能強化を図るため、仙台市役所本庁舎の建て替えを行うこととし、早期実現に向け検討を進めています。

 現在の仙台市役所の本庁舎は1965年に完成し、老朽化が進んでいることから、いま建つ場所の前のスペースに建て替えられることが決まっています。新本庁舎の規模の目安は、当初は延床面積66,000㎡~78,000㎡でしたが、58,000㎡~60,000㎡に縮小されています。

● 仙台市本庁舎建替基本設計書を策定!
 老朽化がすすむ仙台市役所の本庁舎について、仙台市が計画する新たな庁舎の基本設計がまとまりました。仙台市は2022年4月21日に「仙台市本庁舎建替基本設計書」を公表しました。

 引用資料 仙台市・公式HP(2022/04/21)
 仙台市本庁舎建替基本設計書を策定しました

 概要は、地上15階、塔屋1階、地下1階、高さ約80m、延床面積約62,000㎡です。事業費は472億円(設計・建設費385億円、付帯・備品等費用29億円、その他費用58億円)を予定しています。

 コンセプトとして市民が訪れやすい場所になるようカフェなども設けられるほか、勾当台公園市民広場や定禅寺通などに回遊しやすい配置となっています。また屋上には「ヘリポート」も整備するなど、防災拠点としての役割も強化します。

仙台市本庁舎建替の概要
◆ 所在地-宮城県仙台市青葉区国分町三丁目7番1号外
◆ 交通-仙台市地下鉄南北線「勾当台公園」駅から徒歩約1分
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-約80m(高さ制限緩和を適用)
◆ 敷地面積-約14,595㎡
◆ 建築面積-約6,700㎡
◆ 延床面積-約62,000㎡(容積対象床面積約54,700㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、低層部の一部を木造化検討
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎、マットスラブ)
◆ 地震対策-免震+制振ハイブリッド構造(1階床下免震、耐震ブレース+制振装置)
◆ 用途-庁舎(仙台市庁舎)
◆ 建築主-仙台市
◆ 着工-2024年度予定(1期工事着工)、2029年度予定(2期工事着工)
◆ 竣工-2027年度予定(1期工事竣工)、2030年度予定(2期工事竣工)
◆ 事業費-472億円(設計・建設費385億円、付帯・備品等費用29億円、その他費用58億円)


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「勾当台通より施設全体を見る(イメージ)」です。


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「つなぎ横丁より新本庁舎南面を見る」です。


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「勾当台通より新本庁舎東面を見る」です。


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免震+制振ハイブリッド構造の採用

 宮城県沖地震や長町-利府線断層帯を震源とする地震はM7以上クラスと想定され、発生確率は30年以内に60%程度とされています。東日本大震災から続く余震や近い将来発生し得る巨大地震に対し、損傷なく庁舎機能を維持するには「免震構造」の採用は欠かせません。

 「免震構造」により建物の長周期化を図り、大地震時における入力地震動を大幅に低減すると共に、構造体が弾性範囲内に収まることで建物の長寿命化を実現します。さらに上層階の長時間に亘る揺れを早期減衰させるため、「制振装置」を組み合わせ、安心・安全かつ家具等の転倒や二次部材の落下による被害を抑えます。

 「免震層」は1階床下レベルとした中間層免震とすることでクリアランスを最小化し、掘削量を削減します。 GLレベルに設ける免震カバーは伸縮形式を採用し、変形時に伱間が生じず、転落や巻き込みリスクに配慮した計画とします。
キシブルに対応できます。


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「施設構成イメージ図」です。


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「配置図」です。


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「広域案内図」です。



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2022年4月22日 (金)

総延床面積約85万㎡ 「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表 最高級クラス「JWマリオット・ホテル東京」が進出!

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくり
 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/04/21)
 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくりについて

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約5,800億円を予定しています。


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「スケジュール」です。

◆ 複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業します。国際交流拠点としての主要な機能であるMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)、オフィス、商業等を整備する複合棟Ⅰおよび駅周辺の広場・歩行者デッキ等を開業するとともに、高輪ゲートウェイ駅を全面開業します。

◆ その他の棟・エリアは2025年度中に開業します。高輪築堤の現地保存に伴う計画変更に関して、具体的な施工計画が確定したため、複合棟Ⅱ、文化創造棟、住宅棟および各棟周辺エリアは、2025年度中に開業します。


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複合棟Ⅰ(North・South)

 高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の22階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は約200室を予定しています。

複合棟Ⅰ(North・South)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.43m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,281.26㎡
◆ 敷地面積-30,885.50㎡
◆ 延床面積-460,177.37㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-約200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組


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複合棟Ⅱ

 泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟です。フレキシビリティの高いオフィスフロアに加え、商業施設やクリニック、フィットネスを完備し、ビジネスワーカーの街でのくらしを支えます。街のレジリエンス(回復力)を支えるエネルギーセンター・地域冷暖房設備を有し、街全体に環境性能の高いエネルギーを供給します。
 
 第7橋梁部を含む高輪築堤80mの現地保存の保存空間確保にあたり、建物位置の東側への移動のため、都市計画変更を行いました(2021年11月都市計画変更決定)。

複合棟Ⅱの概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-166.86m
◆ 敷地面積-14,996.38㎡
◆ 延床面積-208,164.26㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、フィットネス、クリニック、子育支援施設、エネルギーセンター(地域冷暖房)、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ 施工者-大林組


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文化創造棟

 公園と一体となった低層建物を計画しています。外装デザインアーキテクトに隈研吾氏を迎え、緑と木によって形作られたスパイラルにより、建物全体で日本の四季を表現します。街のシンボルとなる施設として、各種プログラムに対応可能な展示施設、ホール等を備え、次世代に向けた文化育成・交流・発信の拠点となります。

文化創造棟の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-44.98m
◆ 敷地面積-7,977.31㎡
◆ 建築面積-5,209.17㎡
◆ 延床面積-28,952.55㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-展示場、ホール、飲食施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト)隈研吾建築都市設計事務所


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住宅棟

 エクスパッツ(外国人ビジネスワーカー)にも対応した国際水準の高層高級賃貸住宅、テラス型住戸を含むレジデンスです。低層部のインターナショナルスクールによって、周辺に居住するエクスパッツとその家族にとっても暮らしやすい環境を提供します。

 隣接する広場は、植栽や水辺空間等によりビオトープ(生物空間)として多様な生態系に配慮した計画とし、豊かな自然を感じられるエコロジカルな環境を整備します。

住宅棟の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-172.12m
◆ 敷地面積-12,705.97㎡
◆ 建築面積-5,905.14㎡
◆ 延床面積-148,294.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、インターナショナルスクール、商業、駐車場等
◆ 総戸数-847戸
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー(住宅部分内装デザイナー)HBA(ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ)
◆ 施工者-フジタ(大和ハウスグループ)



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2022年4月21日 (木)

宇都宮駅東口地区整備事業 複合施設名称「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤ テラス)」とシンボルマークが決定 2022年8月開業!

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-Utsunomiya Terrace(ウツノミヤ テラス)-

 「住友商事」は、宇都宮市と企業グループが連携して推進する「宇都宮駅東口地区整備事業」において、複合施設の開発を担当しています。まちびらき第一弾の高度専門医療施設(2021年12月開業)、第二弾の分譲マンション(プラウド宇都宮)に続く2022年8月の開業を予定しており、施設の名称「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤ テラス)」とシンボルマークが決定しました。

 引用資料 住友商事(2022/04/19)
 宇都宮駅東口地区整備事業 複合施設名称「Utsunomiya Terrace」とシンボルマークが決定

 メインテナントは、「カンデオホテルズ宇都宮(仮称)」です。5階~14階が「客室(客室数288室)」、13階が「フロント・ロビー・レストラン」、14階が「最上階スカイスパ(露天風呂・内湯・サウナ)」です。

 商業施設は1階~6階に展開する予定で、主なテナント構成は、1階にスーパーマーケット、2階・3階に飲食、物販、サービス系店舗、4階に物販店舗、5階にウェディング・レストラン、オフィス、6階にオフィスを計画しています。

Utsunomiya Terrace(ウツノミヤテラス)の概要
◆ 所在地-栃木県宇都宮市宮みらい1番2他
◆ 交通-JR東北新幹線・東北本線「宇都宮駅」徒歩1分
◆ 階数-14階、地下0階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-7,737.30㎡
◆ 延床面積-約37,400㎡(別棟の駐車場も含む)
◆ 構想-鉄骨造
◆ 用途-店舗、ホテル、駐車場
◆ 客室数-288室
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年04月
◆ 竣工-2022年07月31日予定
◆ 開業-2022年08月予定


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「ライトキューブ宇都宮および本施設パース」です。


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「宮みらいライトヒル3Fパース」です。


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「宇都宮駅東口地区整備事業完成予想CG」です。

 引用資料 野村不動産
 プラウド宇都宮(公式ホームページ)


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「位置図」です。



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2022年4月20日 (水)

東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業 とうきょうスカイツリー駅新駅舎の完成イメージ

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-とうきょうスカイツリー駅付近連続立体交差事業-

 「東武伊勢崎線(愛称:東武スカイツリーライン)」の「とうきょうスカイツリー駅」と「曳舟駅」は高架になっています。しかし、「とうきょうスカイツリー駅」~「曳舟駅」の間の一部が地上を走っています。ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」は、長年「開かずの踏切」として問題になっていました。
 
 朝のピーク時は遮断機が降下したままとなり、さらに「東京スカイツリー」の開業により交通渋滞に拍車がかかっています。このため、渋滞緩和を目的として、墨田区が事業主体となって事業区間約900mの連続立体交差(高架化)が行われています。

 鉄道により分断されていた市街地を一体化することによって総合的なまちづくりを図るものです。また、この高架化により「とうきょうスカイツリー駅」が東へ約150m移設され、利用しやすい駅に生まれ変わります。

● とうきょうスカイツリー駅新駅舎
 東京都墨田区は2022年2月4日に、東武スカイツリーライン(東武鉄道 伊勢崎線)「とうきょうスカイツリー駅」の新駅舎デザインを発表しました。とうきょうスカイツリー駅新駅舎デザイン報告会が開かれ、新駅舎デザインのパネルで紹介されました。

 引用資料 墨田区・公式ホームページ(2022/02/04)
 とうきょうスカイツリー駅新駅舎デザイン報告会

とうきょうスカイツリー駅付近連続立体交差事業の概要
◆ 計画名-東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業
◆ 事業種別-連続立体交差事業
◆ 住所-東京都墨田区押上二丁目付近 ~向島一丁目付近
◆ 事業区間-東武スカイツリーライン(伊勢崎線) 曳舟~とうきょうスカイツリー間 延長約900m
◆ 解消される踏切数-1ヶ所(伊勢崎線2号踏切)
◆ 事業期間-2017年度~2024年度


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「東京スカイツリータウン側からイメージ」です。


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「浅草方駅舎入口付近」です。


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「曳舟方駅舎入口付近」です。


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ホームのイメージです。現在は島式1面2線ですが、2面3線(+留置線2線)となります。


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完成イメージにはホームドアは描かれていませんが、設置時期は未定ですが、ホームドアを設置する予定です。



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2022年4月19日 (火)

TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)は次のフェーズへ! 水道局棟(D棟)の「銭瓶町ビルディング」 2022年3月末に竣工!

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-銭瓶町ビルディング-

 「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。

 また、「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」に決定致しました。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となる予定です。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/04/13)
 都心の重要インフラである下水ポンプ施設の更新が完了 「日本を明るく、元気にする」TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)は次のフェーズへ「銭瓶町ビルディング(D棟)」竣工

 「TOKYO TORCH」がある常盤橋街区に位置する銭瓶町ポンプ所は、都心の大手町、丸の内などの汚水排除を担い、稼働を続けてきました。開発から50年超が経過して施設の更新が必要となりました。

 開発にあたっては、下水道局所有エリアを除いた日本ビル全館を2016年4月に一旦閉鎖し、工事対象地となる北側部分のみを解体した上で、残る南側部分を活かしながら開発を行う“部分解体”の珍しい工法を取りました。これにより従前のポンプ所の稼働を継続しながら新ポンプ所の建設を実現できることとなりました。

銭瓶町ビルディング(D棟)の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 D棟新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目、中央区八重洲一丁目
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ千代田線・丸ノ内線・半蔵門線・東西線・都営三田線「大手町」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅、東京メトロ丸ノ内線「東京」駅
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 高さ-最高部約53m、軒高46.65m
◆ 敷地面積-3,828.09㎡
◆ 建築面積-2,878.87㎡
◆ 延床面積-27,302.84㎡(三菱地所のHPでは約30,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、下水ポンプ所、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所
◆ 建築主-三菱地所設計、日本水工設計
◆ 建築主-三井住友建設
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2022年02月28日


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「建物夕景」です。


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「水平ラインを特徴付けた北側のファサード」です。


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「全体街区外観(2027年度竣工時点)」です。


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「事業概要」です。


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「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。


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「案内図及び配置図」です。



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2022年4月18日 (月)

八重洲通り 地域のランドマークとなるシンボリックな建築物 日本毛織(ニッケ)の「ニッケ東京ビル建替え計画」

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-ニッケ東京ビル建替え計画-

 「日本毛織(ニッケ)」は、東京都中央区八丁堀にある「ニッケ東京ビル」を建て替えます。「住友商事」との共同プロジェクトとして2024年秋の竣工を目指します。設計・施工は「鹿島建設」が担当します。

 引用資料 日本毛織(PDF:2022/04/12)
 ニッケ東京ビル 建替え 計画について ~環境に配慮したニューノーマル時代のシンボルを目指して~

 「ニッケ東京ビル建替え計画」は、地上12階、地下1階で、1階には店舗、2階以上をオフィス、地下は駐車場となります。延床面積は今後の設計段階で固めます。既存ビルの解体後に2023年内に着工する見通しです。

 公共的屋外空地を敷地内に設けることで、八重洲通り沿いの緑や空地(久安橋公園等)などの街並みとの調和と、地域の賑わいを創出します。視認性の高い建物コーナー部分を特徴的なデザインとすることで地域のランドマークとなるシンボリックな建築物を目指します。

ニッケ東京ビル建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都中央区八丁堀一丁目2番8号
◆ 交通-JR「東京」駅徒歩10分、東京メトロ「八丁堀」駅徒歩5分、東京メトロ「京橋」駅徒歩8分、東京メトロ「日本橋」駅徒歩8分、都営地下鉄「宝町」駅徒歩7分
◆ 階数-地上12階、地下1階
◆ 高さ-約50m
◆ 敷地面積-883.58㎡
◆ 延床面積-(未定)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(2~12階)、店舗(1階)、自動車車庫(地下1階)
◆ 建築主-日本毛織(ニッケ)、住友商事
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年内予定
◆ 竣工-2024年秋予定


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「公共的屋外空間イメージ」です。


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「公共的屋外空間とピロティイメージ」です。


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「屋上ワークスペーステラスイメージ」です。


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「屋上ワークスペーステラスイメージ」です。


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「自然換気による感染症対策イメージ」です。


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「位置図」です。



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2022年4月17日 (日)

武蔵小山駅前4棟目・5棟目 地上41階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案に係る見解書の閲覧!

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-武蔵小山駅-
 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 東急目黒線の大規模な改良工事が行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設され、2020年1月上旬に竣工しています。

 第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の超高層タワーマンション「シティタワー武蔵小山」が、 2021年4月8日に竣工しています。

 第三弾として、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約145m、総延床面積約127,000㎡、総戸数約850戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。

 第四弾・第五弾 として、「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上41階、塔屋1階、地下2階、高さ約145mの超高層ツインタワーマンションが建設される予定です。

● 環境影響評価書案に係る見解書の閲覧!
 東京都環境局から「(仮称)小山三丁目第2地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書の閲覧が行われています。閲覧期間は、2022年4月11日(月)~5月2日(月)までです。

 引用資料 東京都環境局(2022/04/11)
 「(仮称)小山三丁目第2地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書

(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目22番、23番
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(北街区)地上41階、塔屋1階、地下2階、(南街区)地上41階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(北街区)最高部約145m、(南街区)最高部約145m
◆ 敷地面積-(施設全体)約12,400㎡、(北街区)約6,900㎡、(南街区)約5,500㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約9,800㎡、(北街区)約5,200㎡、(南街区)約4,600㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約132,300㎡、(北街区)約56,300㎡、(南街区)約76,000㎡
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約88,700㎡、(北街区)約37,200㎡、(南街区)約51,500㎡
◆ 用途-(北街区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等、(南街区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-(施設全体)約990戸、(北街区)約610戸、(南街区)約380戸
◆ 建築主-小山三丁目第二地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2030年度予定
◆ 供用開始-2030年度予定


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「断面図」です。地上41階、塔屋1階、地下2階、高さ約145mの超高層ツインタワーマンションが建設されます。


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「緑地計画図」です。


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「配置計画図」です。


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「計画地の位置」です。


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武蔵小山商店街PALM(パルム)
 「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。いつ行っても非常に活気がある商店街です。



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2022年4月16日 (土)

国家戦略特区 地上27階、高さ約140mの「日本橋一丁目1・2番地区」 「東京都都市再生分科会」の配布資料により詳細が判明!

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-日本橋一丁目1・2番地区-
 「三井不動産」は、日本橋一丁目1・2番地区都市計画素案をまとめました。東京都中央区日本橋の区域面積約8,000㎡を4街区に分け、4棟総延床面積約87,540㎡の再開発施設を整備します。2027年度~2034年度にかけて整備する予定です。

 「第22回 東京都都市再生分科会 配布資料」に提出した素案概要によると、「A街区」には文化体験施設や店舗・オフィスなどを備えた地上27階、地下3階、高さ約140m、延床面積約85,300㎡を想定しています。規模は小さいですが、「B街区、C街区、D街区」も整備します。

 引用資料 内閣府(PDF:2022/04/07)
 都市再生特別地区(日本橋一丁目1・2番地区)都市計画(素案)の概要

日本橋一丁目1・2番地区の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目地内
◆ 区域面積-約8,000㎡(街区全体)
◆ 延床面積-約4,280㎡(街区全体)
◆ 延床面積-約87,540㎡(街区全体)
◆ 容積対象面積-約69,440㎡(街区全体)
◆ 建築主-日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産
◆ コンサルタント-都市ぷろ計画事務所
◆ 関係権利者-清水建設

A街区の概要
◆ 階数-地上27階、地下3階
◆ 高さ-約140m
◆ 敷地面積-約3,590㎡
◆ 延床面積-約85,300㎡
◆ 容積対象面積-約67,200㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、文化体験施設、駐車場等
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2032年度予定

B街区の概要
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-約31m
◆ 延床面積-約130㎡
◆ 敷地面積-約710㎡
◆ 容積対象面積-約710㎡
◆ 用途-情報発信・交流施設、店舗等
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2032年度予定

C街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-約20m
◆ 延床面積-約380㎡
◆ 敷地面積-約1,490㎡
◆ 容積対象面積-約1,490㎡
◆ 用途-オフィス、店舗等
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2034年度予定

D街区の概要
◆ 階数-地上1階(平屋)、地下0階
◆ 高さ-約6m
◆ 延床面積-約180㎡
◆ 敷地面積-約40㎡
◆ 容積対象面積-約40㎡
◆ 用途-店舗等
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2034年度予定


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「イメージパース(西河岸橋方面から計画地を望む)」です。


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「賑わいが連続する街並みの整備(区道272号線)」です。


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「日本橋川沿いのにぎわい創出のイメージ」です。


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「断面イメージ」です。


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「位置図」です。街区はきれいな台形だと思っていましたが、区道272号線南側の「黒江屋国分ビル、東洋ビルディング」は参加しないようです。ちょっと残念です。区道272号線北側の「国分ビルディング」は街区に入っていませんが、首都高速都心環状線地下化のために解体されるのかも知れません。


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「配置図」です。


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「日本橋一丁目1・2番地区」を北東側から見た様子です。


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「日本橋一丁目1・2番地区」の区道272号線の北側部分を東側から見た様子です。手前に「K&K」で有名な「国分グループ本社(国分ビルディング)」があります。国分グループは、300年の歴史を誇る食品・酒類の総合問屋です。「国分ビルディング」は街区に入っていませんが、首都高速都心環状線地下化のために解体されるのかも知れません。


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「日本橋一丁目1・2番地区」の区道272号線の南側部分を北東側から見た様子です。角の「ニホンバシビル」はB街区として参加しますが、ニホンバシビル両側の「黒江屋国分ビル」、ニホンバシビル南側の「東洋ビルディング」は参加しないようです。


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「日本橋一丁目1・2番地区」の北側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。このあたりの「首都高速都心環状線」は、地下化される予定です。


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「日本橋一丁目1・2番地区」の道路の北側部分を北西側から見た様子です。


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「日本橋一丁目1・2番地区」の中間を東西に「区道272号線」が貫いています。


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「日本橋一丁目1・2番地区」の道路の南側部分を北西側から見た様子です。



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2022年4月15日 (金)

国家戦略特区 新たな超高層ビル 地上35階、 高さ約180mの「京橋三丁目東地区」 中央区がイメージパースや概要等を公開! 

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-京橋三丁目東地区-

 2021年10月28日に国家戦略特区「東京圏(第35回)・関西圏(第28回)・福岡市・北九州市(第28回)合同区域会議」が開催されました。東京圏では、国家戦略特区に新たに2地区が追加提案されると発表されました。追加提案された2地区は、新宿区の「新宿駅南西口地区(京王電鉄、JR東日本)」と中央区の「京橋三丁目東地区(東京建物)」です。

 「京橋三丁目東地区(東京建物)」は、「東京スクエアガーデン」の東側の街区になります。すでに区画北西角が「相互館110タワー」として再開発が終わっているので、南側のみの街区になります。

● 4月11日銀座地区まちづくり協議会
 2022年4月11日に中央区の「4月11日銀座地区まちづくり協議会」が開かれ、4月12日にその中の「京橋三丁目東地区の計画概要について」が公開されて、イメージパースや概要等が公開されました。

 引用資料 中央区・公式HP(PDF:2022/04/12)
 京橋三丁目東地区の計画概要について

 私が想定していたより規模が大きくて驚きました。概要は、地上35階、地下4階、高さ約180m、延床面積約164,000㎡です。用途は、「オフィス、店舗、ホテル、駐車場等」となっています。

京橋三丁目東地区の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋三丁目5番、6番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「京橋」駅、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅、都営浅草線「宝町」駅、JR「有楽町」駅
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 区域面積-約9,000㎡
◆ 敷地面積-約8,620㎡
◆ 延床面積-約164,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、駐車場等
◆ 建築主-京橋三丁目東地区再開発準備組合(事業協力者 東京建物)
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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「イメージパース(地区南西側から計画建物を望む)」です。


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「立面イメージ」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。すでに区画北西角が「相互館110タワー」として再開発が終わっているので、南側のみの街区になります。

● 南側に空中回廊を整備!
 計画地の南側を走るKK線は都心環状線の新ルート(新京橋連結路、延長1.1km)整備に伴い廃止される予定になっています。東京都はKK線の既存施設上部を活用し、緑化した歩行者空間などを備えた空中回廊として再整備する方針です。再開発ビルには空中回廊とつながる屋内広場などを設けます。


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「位置図」です。



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2022年4月14日 (木)

国家戦略特区 新宿駅西南口地区(京王百貨店新宿店他) 地上37階、高さ約225mの「南街区」と地上19階、高さ約110mの「北街区」を整備!

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-新宿駅周辺の再開発-
 
2020年7月13日に「小田急電鉄」が、新宿駅西口周辺の「小田急百貨店・本館」と「新宿ミロード」を建て替て、地上48階、地下5階、高さ約260m、延床面積281,700㎡の超高層複合ビルを建設するというビッグニュースが入って来ました。2020年7月18日には、各マスコミが「JR東日本」が「ルミネエスト新宿」を高さ約260mの超高層ビルに建て替えると報道しました。

 残るのは新宿駅南西側だけになりました。京王グループの「京王百貨店新宿店」、JR東日本グループのルミネ新宿の「ルミネ1」の建て替えの発表も時間の問題と思われていました。

 2021年10月28日に国家戦略特区「東京圏(第35回)・関西圏(第28回)・福岡市・北九州市(第28回)合同区域会議」が開催されました。東京圏では、国家戦略特区に新たに2地区が追加提案されると発表されました。追加提案された2地区は、新宿区の「新宿駅南西口地区(京王電鉄、JR東日本)」と中央区の「京橋三丁目東地区(東京建物)」です。

● 新宿駅西南口地区
 「京王電鉄」および「JR東日本(東日本旅客鉄道)」が事業主体となる新宿駅西南口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画に関する都市計画手続きが開始さました。

 引用資料 京王電鉄(PDF:2022/04/13)
 新宿駅西南口地区の開発計画について

 引用資料 内閣府(PDF:2022/04/07)
 都市再生特別地区(新宿駅西南口地区)都市計画(素案)の概要

 全体の敷地面積は約16,300㎡(北街区が約10,000㎡、南街区が約6,300㎡)です。規模は、「北街区」が地上19階、地下3階、高さ約110m、延床面積約141,500㎡、「南街区」が地上37階、地下6階、高さ約225m、延床面積約150,000㎡となっています。

新宿駅西南口地区の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目及び渋谷区代々木二丁目各地内
◆ 階数-(北街区)地上19階、地下3階、(南街区)地上37階、地下6階
◆ 高さ-(北街区)最高部約110m、(南街区)最高部約225m
◆ 敷地面積-(全体)約16,300㎡、(北街区)約10,000㎡、(南街区)約6,300㎡
◆ 延床面積-(全体)約291,500㎡、(北街区)約141,500㎡、(南街区)約150,000㎡
◆ 容積対象面積-(全体)約251,000㎡、(北街区)約125,000㎡、(南街区)約126,000㎡
◆ 用途-(北街区)店舗、宿泊施設、駐車場 等、(南街区)店舗、オフィス、宿泊施設、駐車場 等
◆ 建築主-京王電鉄、JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 着工-(北街区)未定、(南街区)2023年度予定
◆ 竣工-(北街区)2040年代予定、(南街区)2028年度予定


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「イメージパース(西口駅前広場より計画建物を望む)」です。


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「甲州街道」を横断する「国道デッキ(歩行者デッキ)」を整備します。


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「フロア構成」です。


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「配置図」です。「南街区」甲州街道の南側になります。


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「位置図」です。


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「新宿駅西南口地区」の「北街区」の予定地です。手前が京王グループの「京王百貨店新宿店」、奥がJR東日本グループの「ルミネ1」です。



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2022年4月13日 (水)

武蔵小山駅前3棟目 地上40階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案に係る見解書の閲覧!

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-武蔵小山駅-

 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 東急目黒線の大規模な改良工事が行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設され、2020年1月上旬に竣工しています。

 第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の超高層タワーマンション「シティタワー武蔵小山」が、 2021年4月8日に竣工しています。

 第三弾として、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約145m、総延床面積約127,000㎡、総戸数約850戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。

● 環境影響評価書案に係る見解書の閲覧!
 東京都環境局から「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書の閲覧が行われています。閲覧期間は、2022年4月11日(月)~5月2日(月)までです。

 引用資料 東京都環境局(2022/04/11)
 「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書

(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目内
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(高層棟)地上40階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上3階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約145m、(低層棟)最高部約20m
◆ 事業区域面積-約15,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)約11,280㎡、(高層棟)約8,080㎡、(低層棟)3,200㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約8,200㎡、(高層棟)約6,100㎡、(低層棟)2,100㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約127,000㎡、(高層棟)約117,000㎡、(低層棟)10,000㎡
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約84,500㎡、(高層棟)約77,000㎡、(低層棟)7,500㎡
◆ 用途-(高層棟)共同住宅、店舗、地域貢献施設、駐車場等、(低層棟)店舗、駐車場等
◆ 総戸数-約850戸
◆ 建築主-小山三丁目第1地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組JV
◆ コンサルタント-三菱地所設計、リエゾンコンサルティング
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定 


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「建物断面(東西)」です。


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「施設配置計画平面図」です。


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主な周辺開発の詳細図
 第一弾して「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」、第二弾して「シティタワー武蔵小山」がに竣工しています。第三弾として「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」、第四弾として「(仮称)小山三丁目第2地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。


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A地区である「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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A地区である「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北側角です。


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武蔵小山商店街PALM(パルム)
 「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。



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2022年4月12日 (火)

さいたま市 地上27階、高さ約99m「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」 既存施設の解体工事に着手!

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-浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業-

 JR浦和駅の西口では、「さいたま市総合振興計画」に基づき、浦和駅西口南地区を、再開発ビルの整備及び駅前広場などの都市基盤を整備することにより、都市防災機能の向上、商業・業務の活性化を図っています。

 先に、浦和駅西口南第三地区の「エイペックスタワー浦和」、浦和駅西口南第四地区の「ライオンズマンション コスタ・タワー浦和」が竣工しています。現在は高砂地区において「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」が計画中です。しかし、計画は大幅に遅れています。

 引用資料 さいたま市・公式HP
 浦和駅西口南高砂地区

● 既存施設の解体工事に着手!
 「浦和駅西口南高砂地区再開発組合」は、再開発ビルの建設に向け週内に既存施設の解体工事に着手します。特定業務代行者を務める「前田建設・タカラレーベン・斎藤工業JV」のうち、「前田建設工業」と「斎藤工業」が解体と本体工事を担当、本体工事は2023年1月に着手し、2026年6月の完成を目指します。

 日刊建設工業新聞(2022/04/12)
 浦和駅西口南高砂地区再開発(さいたま市浦和区)/前田建設らで週内に解体着手

 事業費約670億円を投じ、延床面積約99,700㎡の再開発ビルを建設します。地上27階、塔屋3階、地下2階の「西棟」と地上5階、地下2階の「東棟」で構成します。西棟は総戸数525戸の「共同住宅」、東棟は「市民会館うらわ」の移転先となり、商業施設も設けます。

浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事
◆ 所在地-埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目30番地他(地名地番)
◆ 交通-JR「浦和」駅
◆ 階数-(西棟)地上27階、塔屋3階、地下2階、(東棟)地上5階、地下2階
◆ 高さ-最高部99.4m
◆ 敷地面積-約10,565㎡
◆ 建築面積-約8,449㎡
◆ 延床面積-約99,700㎡(容積対象面積約73,803㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-住宅施設、店舗、公共公益施設、駐車場
◆ 総戸数-525戸
◆ 建築主-浦和駅西口南地区高砂市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業)
◆ 実施設計-安井建築設計事務所
◆ 施工者-前田建設工業、斎藤工業
◆ 解体工事-2022年04月~2023年03月下旬予定
◆ 着工-2023年01月初旬予定
◆ 竣工-2026年06月末日予定
◆ 事業費-670億円


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変更前の「市民会館うらわ」の移転が反映された「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の完成イメージです(引用:さいたま市)。


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「市民会館うらわ」の移転が決まる前の「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の完成イメージです(引用:さいたま市)。


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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の位置図です(引用:さいたま市)。


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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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JR浦和駅の「西口駅前広場」が拡張される予定です。


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「西口駅前広場」は、現在の約7,300㎡から、約4,300㎡拡張される予定です(引用:さいたま市)。



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2022年4月11日 (月)

「旧:虎の門病院」の跡地 地上38階、高さ約185mの「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」 2022年3月下旬の建設状況

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-虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトです。「病院棟」と「業務棟」が建設されます。

 新しく生まれ変わった「虎ノ門病院」は、2019年5月1日に開院し、5月7日から外来診療を開始しています。 病床数は819床です。「病院棟」が完成した事により、「業務棟」の建設に移行します。

 「業務棟」の計画名は 「虎ノ門二丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事」で、地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ184.925m、延床面積180,652.78㎡です。

 「日鉄興和不動産、第一生命保険、関電不動産開発、東京ガス不動産、九州旅客鉄道(JR九州)、大成建設」が保留床取得者として参画する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」について、2020年9月に新築工事が着工し、本格的にプロジェクトが始動しました。

 引用資料 日鉄興和不動産(PDF:2020/10/19)
 「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」 新時代の国際ビジネス拠点に大規模オフィスプロジェクト 始動

虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟の概要
◆ 計画名-虎ノ門二丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目105番
◆ 交通-地下鉄銀座線「虎ノ門」駅、地下鉄銀座・南北線「溜池山王」駅
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部184.925m、軒高179.925m
◆ 敷地面積-22,539.74(施設全体)
◆ 建築面積-15,264.31㎡(施設全体)、7,839.52㎡(業務棟)
◆ 延床面積-266,166.53㎡(施設全体)、180,652.78㎡(業務棟)
◆ 構造- 鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、業務・生活支援施設、駐車場
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構、虎ノ門エネルギーサービス
◆ 保留床取得者-日鉄興和不動産、第一生命保険、関電不動産開発、東京ガス不動産、九州旅客鉄道(JR九州)、大成建設
◆ 設計者-(基本設計)日本設計・三菱地所設計共同企業体、(実施設計)大成建設
◆ 監理者-日本設計・三菱地所設計共同企業体
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2019年03月13日~2020年08月17日
◆ 着工-2020年09月01日
◆ 竣工-2023年11月30日予定

(備考) 港区の環境アセスメントでは、最高高さ179.925mとなっています。


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「本事業の整備⼿順」です(引用:港区環境アセス)。

虎ノ門二丁目地区の整備手順
(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新病院棟を建設
(4) 「旧:虎の門病院」を解体
(5) 「旧:虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良


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「虎ノ門・赤坂エリア鳥観図」です(引用:日鉄興和不動産) 。


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完成イメージパースです(引用:日鉄興和不動産) 。


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「⽴⾯図(東⽴⾯図)」です(引用:港区環境アセス)。


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「断⾯図」です。最高高さ179.925mとなっています(引用:港区環境アセス)。


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「施設構成図」です(引用:日鉄興和不動産) 。


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「基準階平面図」です。オフィス基準階は、1フロア約3,500㎡(約1,050坪)、天井高2,900mm、フロア一体で利用しやすい形状かつレイアウトしやすい奥行き18mを確保した整形無柱空間を実現しています(引用:日鉄興和不動産) 。


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「配置図」です。街区北側の「JTビル」は、「住友不動産」に売却されて、ビル名が「住友不動産虎ノ門タワー」に変更されています(引用:日鉄興和不動産) 。


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「位置図」です(引用:日鉄興和不動産) 。


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「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」の2022年3月下旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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1基目のタワークレーンが姿を現しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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すぐ近くの「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業A-3街区」にもタワークレーンが姿を現しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「虎ノ門二丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年4月10日 (日)

セブン VS イオン 売上高で僅差ながら11年ぶりに「セブン&アイ・ホールディングス」が「イオン」を逆転!

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-セブン VS イオン-
 今から約40年前の1982年頃の日本のスーパーTOP6は「(1)ダイエー、(2)イトーヨーカ堂、(3)西友ストアー、(4)ジャスコ、(5)ニチイ、(6)ユニー」でした。

 順不同ですが「長崎屋、忠実屋(八王子市)、イズミヤ、ユニード(福岡市)、寿屋(熊本市)」も大手スーパーに分類されていました。現在は店名はおろか会社すら存在していない企業も多いです。この40年の流通業界の再編の凄まじさを実感します。

 日本の総合小売り大手2社の2022年2月期連結決算が出揃いました。売上高に当たる営業収益は、「イオン」が前期比1.3%増の8,715,957百万円にとどまる一方、「セブン&アイ・ホールディングス」はアメリカのコンビニエンスストアの買収効果で約1.5倍の8,749,752百万円と大幅増収を達成しました。僅差ながら11年ぶりに「セブン&アイ・ホールディングス」が「イオン」を逆転しました。

 両社共に売上高10兆円が射程圏に入りましが、世界の小売業ベスト10にも入りません。2019年度実績では「イオン」が14位、「セブン&アイホールディングス」が18位です。トップはアメリカの「ウォルマート」で売上高5,239.64億米ドルと60兆円を超えるとてつもない巨大企業です。ちなみにアメリカ企業はベスト10に7社も入っています。


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セブン&アイ・ホールディングス

 「セブン&アイ・ホールディングス」は、セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂などを傘下に持つ日本の大手流通持株会社です。本社は東京都千代田区二番町8番地8の「二番町ガーデンビル」にあります。

 「セブン&アイ・ホールディングス」は、2022年4月7日に「2022年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 」を発表しました。連結決算では、売上高8,749,752百万円(前年同期比51.7%増)、営業利益387,653百万円(前年同期比5.8%増)となりました。

 セブン&アイ・ホールディングス 決算短信(PDF:2022/04/07)
 2022年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2023年2月期の連結業績予想
 2023年2月期の連結業績予想(2022年3月1日~2023年2月28日)は、売上高 9,653,000百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益430,000百万円(前年同期比10.9%増)の業績予想をしています。

セブン&アイ・ホールディングスの連結決算(売上高/営業利益)
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2011年2月   5,119,739百万円   243,346百万円
2012年2月   4,786,344百万円   292,060百万円
2013年2月   4,991,642百万円   295,685百万円
2014年2月   5,631,820百万円   339,659百万円
2015年2月   6,038,948百万円   343,331百万円
2016年2月   6,045,704百万円   352,320百万円
2017年2月   5,835,689百万円   364,573百万円
2018年2月   6,037,815百万円   391,657百万円
2019年2月   6,791,215百万円   411,596百万円
2020年2月   6,644,359百万円   424,266百万円
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2021年2月   5,766,718百万円   366,329百万円
2022年2月   8,749,752百万円   387,653百万円

2023年2月予想 
2023年2月   9,653,000百万円   430,000百万円

● アメリカのスピードウェイを買収
 「セブン&アイ・ホールディングス」は、2021年7月にアメリカの石油精製会社が運営するコンビニを併設したガソリンスタンド部門「スピードウェイ」を210億ドル(買収時の為替レートで日本円約2兆3000億円)で買収したと発表しました。

 「スピードウェイ」は、店舗数では全米3位のコンビニエンスストアチェーンでした。米国セブンイレブンが全米第1位なので、買収後にはシェアが圧倒的に業界全米トップとなりました。2022年2月期に売上高が急激に増えたのは「スピードウェイ」買収によるものです。

 「セブン&アイ・ホールディングス」は、傘下の百貨店「そごう・西武」の売却を検討していると発表しました。ちなみに「そごう・西武」の 売上高は430,698百万円(2021年2月期)です。


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イオン
 「イオン」は、日本国内外300余の企業で構成される大手流通グループ「イオングループ」を統括する純粋持株会社です。本社は千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1の「イオンタワー」にあります。

 「イオン」は、2022年4月8日に「2022年2月期 決算短信[日本基準](連結) 」を発表しました。連結決算では、売上高8,715,957百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益174,312百万円(前年同期比15.8%増)となりました。

 イオン 決算短信(PDF:2022/04/08)
 2022年2月期 決算短信[日本基準](連結) 

● 2023年2月期の連結業績予想
 2023年2月期の連結業績予想(2022年3月1日~2023年2月28日)は、売上高9,000,000百万円(会計基準変更のため前期比無し)、営業利益210,000百万円~220,000百万円(前年同期比20.5%増~26.2%増)の業績予想をしています。

イオンの連結決算(売上高/営業利益)
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2011年2月   5,096,569百万円   172,360百万円
2012年2月   5,206,132百万円   195,690百万円
2013年2月   5,685,303百万円   190,626百万円
2014年2月   6,395,142百万円   171,432百万円
2015年2月   7,078,577百万円   141,368百万円
2016年2月   8,176,732百万円   176,977百万円
2017年2月   8,210,145百万円   184,739百万円
2018年2月   8,390,012百万円   210,273百万円
2019年2月   8,518,215百万円   212,256百万円
2020年2月   8,604,207百万円   215,530百万円
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2021年2月   8,603,910百万円   150,586百万円
2022年2月   8,715,957百万円   174,312百万円

2023年2月予想 
2023年2月   9,000,000百万円   210,000百万円~220,000百万円



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2022年4月 9日 (土)

超巨大な超高層タワーマンション 総戸数2,786戸の「パークタワー勝どきサウス & パークタワー勝どきミッド」 2022年3月下旬の建設状況

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-パークタワー勝どき-
 「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」は、エリア内に「A1棟、A2棟、A3棟、B棟」の4棟が建設されます。現在は「A1棟」と「A2棟」が建設中です。

 「A1棟」と「A2棟」は、総戸数2,786戸(販売総戸数1,715戸、事業協力者戸数1,071戸含む)の巨大な超高層タワーマンションです。正式名称は「A1棟」が「パークタワー勝どきサウス」、「A2棟」が「パークタ現ワー勝どきミッド」です。

 引用資料 公式ホームページ
 パークタワー勝どきミッド/サウス

 「パークタワー勝どきサウス」は、「鹿島建設」が設計・監理・施工を行っています。「パークタワー勝どきミッド」は、「清水建設」が設計・監理・施工を行っています。
 
 売主は、「パークタワー勝どきサウス」が「三井不動産レジデンシャル、鹿島建設」、「パークタワー勝どきミッド」が「三井不動産レジデンシャル、清水建設」となっています。

パークタワー勝どきサウス
◆ 計画名-勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A1棟
◆ 所在地-東京都中央区勝どき四丁目1500番地(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩2分
◆ 階数-地上58階、地下3階
◆ 高さ-最高部194.53m、軒高188.80m
◆ 敷地面積-12,015.18㎡
◆ 建築面積-4,300.00㎡
◆ 延床面積-180,827.74㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-1,665戸(販売総戸数1,145戸、事業協力者住戸520戸)
◆ 建築主-勝どき東地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、鹿島建設)
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2019年03月上旬
◆ 竣工-2023年08月下旬予定
◆ 入居開始-2024年04月下旬予定

パークタワー勝どきミッドの概要
◆ 計画名-勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物 A2棟
◆ 所在地-東京都中央区勝どき四丁目1501番地(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩1分
◆ 階数-地上45階、地下2階
◆ 高さ-最高部164.60m、軒高158.85m
◆ 敷地面積-10,712.20㎡
◆ 建築面積-4,745.85㎡
◆ 延床面積-138,312.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ち鋼管コンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗、保育所
◆ 総戸数-1,121戸(販売総戸数570戸、事業協力者住戸551戸)
◆ 建築主-勝どき東地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、清水建設)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年03月上旬
◆ 竣工-2023年08月下旬予定
◆ 入居開始-2024年04月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。左側が地上58階、高さ194.53mの「パークタワー勝どきサウス」、右側が地上45階、高さ164.60mの「パークタワー勝どきミッド」です。


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「セントラルラグーン完成予想CG」です。


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「セントラルラグーン」は、熱帯や亜熱帯の南の島をイメージしているようです。


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「人道橋」です。「朝潮運河」をシュートカット出来ます。


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「配置図」です。「パークタワー勝どきサウス」が「トライスター型」、「パークタワー勝どきミッド」が「への字型」となっています。2棟の間には「セントラルラグーン」が設置されます。


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「パークタワー勝どき」の2022年3月下旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「パークタワー勝どきサウス」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「パークタワー勝どきミッド」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「パークタワー勝どき」の下層階の様子です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2022年4月 8日 (金)

富士スピードウェイ一帯に「モータースポーツの街」を建設 トヨタ自動車が「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクトを推進!

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-富士スピードウェイ-
 「富士スピードウェイ」は、1966年1月3日にオープンしました。2000年より「トヨタ自動車」の傘下に入りました。1966年~ 2003年の間は、途中で「シケイン」が追加されたりしてコース形状に若干の変化がありますが、コース長約4.400mでした。

 「トヨタ自動車」の傘下に入った事を契機に大規模な改修工事が行われました。コースは原形ををとどめないくらい改修されました。2005年以降は、コース長4.563mとなっています。

● 富士モータースポーツフォレストを推進!
 「トヨタ自動車、富士スピードウェイ、東和不動産(2022年4月27日より、トヨタ不動産へ社名変更)」は、静岡県小山町において、「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクトを推進します。

 引用資料 トヨタ自動車(2022/04/06)
 「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクトを推進

 「富士モータースポーツフォレスト」は、国際サーキット「富士スピードウェイ」を中心に、ラグジュアリーエクスペリエンスを提供する「富士スピードウェイホテル」、時代を象徴するレーシングカーを展示する「富士モータースポーツミュージアム」、国内有数のレーシングチームのガレージ、より多くの人々に立ち寄ってもらえる温浴施設、レストランなど、モータースポーツ文化を楽しめる多彩な施設から構成されます。


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「富士スピードウェイホテル 外観」です。


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富士スピードウェイホテル 客室」です。


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富士モータースポーツミュージアム 展示風景」です。


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「レーシングチームのガレージが集まるエリア」です。


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「富士モータースポーツフォレスト」エリア図です。



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2022年4月 7日 (木)

東京ドーム 過去最大規模のリニューアルを実施 国内スタジアムで最大規模の横幅約125.6mのフルカラーLEDメインビジョンが稼働!

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-東京ドーム-

 「巨人」と「東京ドーム」は2020年7月20日に記者会見を行い、「東京ドーム」の新型コロナウイルスの感染防止対策を発表しました。換気量をこれまでの1.5倍に高め、コンコースには大型送風機を30台設置、2023年の開幕に向けては大型ビジョンを約3.6倍に拡張するなど、総額100億円の設備投資を行うと発表しました。

 その頃、「東京ドーム」を巡っては、筆頭株主の香港のヘッジファンド「オアシス・マネジメント」が、長岡社長ら取締役3人の解任を要求するなど対立が先鋭化していました。

 東京ドームがオアシスへの対抗策を模索するなかで、三井不動産が「友好的買収者(ホワイトナイト)」として名乗りを上げ、「東京ドーム」に対して、「株式公開買い付け(TOB)」を実施し、2021年1月19日にTOBが成立したと発表しました。
 その後、「三井不動産」は株式の20%を「読売新聞グループ本社」に譲渡しました。現在の出資比率は、三井不動産80%、読売新聞グループ本社20%となっています。

● 過去最大規模の改修を1年前倒し!
 「読売新聞グループ本社、読売巨人軍、東京ドーム、三井不動産」の4社は2021年12月13日に、各社の知見を集結し、プロ野球・読売ジャイアンツの本拠地である東京ドームにおいて過去最大規模のリニューアルを実施すると発表しました。

 国内最大級のメインビジョンや観客席の新設、入場ゲートなどのデザイン刷新が柱です。稼働開始は当初の予定から1年前倒しして、2022年3月2日のオープン戦から稼働しました。

 引用資料 三井不動産(2021/12/13)
 東京ドームにご来場されるすべての皆様に新しい観戦体験を22年3月稼働に向け、過去最大規模のリニューアルとDX(デジタルトランスフォーメーション)を実施

 当初は、2021年シーズンオフと2022年シーズンオフの2期に分けた改修を計画していましたが、潤沢な資金がある「三井不動産」の傘下に入った事により、一気に改修工事を行う事になりました。


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「メインビジョンとリボンビジョンの全体イメージ図」です。


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メインビジョン

 メインビジョン単体の面積としては国内スタジアムで最大規模となる横幅約125.6m、面積約1,050㎡のフルカラーLEDメインビジョンが誕生します。従来の約238㎡のメインビジョンと比較して面積は約4.4倍に拡大し、画素の細かさの面においてもメインビジョンとしては国内プロ野球場最高レベルとなり、高精細映像を使った迫力ある映像演出を楽しめるようになります。


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2022年3月2日のオープン戦から稼働

 過去最大規模のリニューアルを実施された「東京ドーム」は、2022年3月2日のオープン戦(巨人対西武)から稼働しました(写真提供読者さん)。


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新たに稼働した「メインビジョン」です(写真提供読者さん)。


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従来の約238㎡のメインビジョンと比較して面積は約4.4倍に拡大しました(写真提供読者さん)。


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メインビジョン単体の面積としては国内スタジアムで最大規模となる横幅約125.6m、面積約1,050㎡のフルカラーLEDメインビジョンが誕生しました(写真提供読者さん)。


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迫力が大幅にアップしました(写真提供読者さん)。


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アーティストやアイドルの「ライブ」の演出にも使えます。2022年3月30日・31日に行われた「日向坂46」の東京ドーム公演「3回目のひな誕祭」でも「メインビジョン」の一部を上手く利用していました(写真提供読者さん)。


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横幅約125.6mを1つの画面として使用出来ます(写真提供読者さん)。


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過去最大規模のリニューアルを実施された「東京ドーム」です(写真提供読者さん)。


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イベント時の「東京ドーム」です。2022年3月30日・31日に行われた「日向坂46」の東京ドーム公演「3回目のひな誕祭」の時の様子です。ライブに行った友人に撮影してもらいました。


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「日向坂46」のマスコットキャラクター「ポカ」です。



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2022年4月 6日 (水)

千葉県の救急医療の「最後のとりで」 千葉市の新病院計画「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」 2022年3月末の建設状況

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-(仮称)千葉県総合救急災害医療センター-
 「千葉県」は、千葉市美浜区豊砂に「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」を整備します。「県内救急医療における最後のとりで」として救命救急医療や精神科救急医療への対応を充実させ、有事の際には災害医療も提供できるハブ病院と位置づけ、2023年度の完成を目指します。

 引用資料 千葉県・公式ホームページ
 「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」の整備について

 「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」は、「千葉県救急医療センター」と「千葉県精神科医療センター」を一体化して整備します。各分野の専門医が24時間体制で救急患者の診療にあたり、救急搬送時に受け入れが困難となりやすい身体・精神科合併救急患者にも速やかに対応出来ます。

 大規模災害時には、DMAT、DPATを同一病院内で運用できる機能を活かして、身体・精神両面にわたる包括的な医療を提供し、千葉県内の災害医療のハブ的役割を担います。

(仮称)千葉県総合救急災害医療センターの概要
◆ 計画名-(仮称)千葉県総合救急災害医療センター建築工事
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区豊砂6-1の一部、112-7、113-1の一部、113-2の一部、115-1の一部
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅、JR京葉線「幕張豊砂」駅(開業2023年春予定)
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-25.80m
◆ 敷地面積-39,837.49㎡(開発区域面積)、37,647.43㎡(病院敷地面積)
◆ 建築面積-9,434.31㎡
◆ 延床面積-21,839.78㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院、一部事務所
◆ 病床数-150床(一般100床、精神50床)
◆ 建築主-千葉県病院局
◆ 設計者・監理者-梓設計
◆ 施工者-戸田・京成特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2021年03月10日
◆ 竣工-2023年06月30日予定


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「完成イメージ」です。屋上と地上に各1ヶ所のヘリポートを整備し、災害時には自衛隊などの大型ヘリコプターの着陸にも対応出来ます。


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「断面構成」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」の2022年3月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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2021年3月10日に着工しています(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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鉄筋が姿を現しています(写真提供読者さん)。


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柱の「鉄筋」のアップです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年4月 5日 (火)

千葉県印西市 大和ハウス工業 14棟、総延床面積約330,000㎡の日本最大級のデータセンターの開発プロジェクト「DPDC印西パーク」

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-DPDC印西パーク-
 「大和ハウス工業」は、今後の重点事業の一つとして、データセンター開発を位置づけていますが、2022年4月より、データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」を立ち上げ、さらなる開発を推進します。

 引用資料 大和ハウス工業(2022/03/30)
 データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」始動

 「大和ハウス工業」は、事業施設事業において、物流施設開発をはじめ、法人の顧客のニーズに応じた施設建設などを積極的に進めています。近年では、「食」や「通信」などの生活インフラを支える事業も拡大しており、老朽化した公設卸売市場の建て替え支援事業や陸上養殖施設の建設など、多様化するニーズに対応した施設建設も手掛けています。

 また、社会・産業のデジタル化の加速による「デジタルインフラ」の重要性が高まっており、政府・自治体や企業が保有する機密情報や個人情報を適切に管理するため、国内でのデータセンターに対する需要が増加しています。

 こうした社会情勢を受け、「大和ハウス工業」では2020年10月より千葉県印西市にて日本最大級のデータセンターの開発プロジェクトに着手していますが、2022年4月より、「DPDC印西パーク」とし、2025年までに14棟、総延床面積約330,000㎡の開発を進めます。今後は、2025年までに1,000億円規模の投資を行い、国内数カ所においてデータセンター開発プロジェクトを展開する予定です。

● 大和ハウス工業は年商4兆円超の巨大企業!
 「大和ハウス工業」の2022年3月期の連結決算予想は、会社予想で売上高4,300,000百万円(営業利益320,000百万円)、コンセンサスで売上高4,401,514百万円(営業利益360,040百万円)となっています。

 近年は成長スピードを加速しています。売上高1兆円から2兆円へは12年かかりましたが、2兆円から4兆円へは6年で到達しました。成長の原動力は積極的な「M&A(合併・買収)」と積極的な設備投資です。

 猛烈な勢いで開発している「物流施設」は、物流施設デベロッパーで国内トップを走っています。物流施設に続く成長分野とするのがデータセンター(DC)の開発です。第5世代通信(5G)の普及でデータ流通量が大きく伸びることに加え、セキュリティー面などからDCの国内立地の重要性が再認識されています。DC建設の流れは今後も続くと予想されています。

DPDC印西パークの概要
◆ 計画名-DPDC印西パーク(ディープロジェクト・データセンター・インザイパーク)
◆ 所在地-千葉県印西市牧の台二丁目1-1他
◆ 交通-北総鉄道北総線「印西牧の原」駅から徒歩20分
◆ 総敷地面積-約270,000㎡
◆ 総延床面積-約330,000㎡
◆ 建設棟数-14棟(予定)
◆ 用途-データセンター
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 竣工-2025年まで(全体完成)


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「DPDC印西パーク」イメージパースです。


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「DPDC」ロゴです。


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「DPDC印西パーク」空撮です。赤色枠「DPDC印西パーク」、黄色枠「変電所」です。



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2022年4月 4日 (月)

幕張新都心 2025年度上半期開院予定 千葉市の新拠点病院「千葉市立新病院整備事業」 2022年3月末の状況

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-千葉市立新病院整備事業-
 
「千葉市」は、「海浜病院」に代わる新病院の建設に向け、「千葉市立新病院整備事業」を進めています。建設予定地は、早期の着工が可能で、新病院の建設に必要な広さが確保でき、移転の影響も少なく、千葉市西部の医療ニーズに対応できる場所に建設することが望ましいと考えられるため、幕張新都心若葉住宅地区小学校・公益施設用地内を建設予定地とします。

 「千葉市」は、新拠点病院となる「千葉市立新病院整備基本計画・基本設計」を策定し、2022年1月21日に公開しました。概要は、地上5階、塔屋1階、地下0階、 高さ29.6m、延床面積約33,000㎡(病院部分)です。病床数333床(成人・高齢者病床214床、周産期・小児・移行期病床119床)となります

 引用資料 千葉市・公式HP(2022/01/21)
 千葉市立新病院整備事業

 地震対策として「免震構造」を採用し、「液状化対策(地盤改良)」を行います。浸水対策として地盤のかさ上げを行います。災害時に傷病者を受け入れる防災ひろば、講堂などを設け、本体棟の北東側に将来の増築可能スペースと想定し、病院機能の拡張に対応できるようにします。

 2023年度に建設工事を開始し、2025年度上半期の開院を目指します。概算総事業費は283億円(設計・監理費9億円、本体工事費182億円、その他工事費38億円、医療機器等購入費44億円、情報システム整備費7億円、移設費3億円)です。

千葉市立新病院整備事業の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1番27、1番41の一部(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部29.6m、軒高29.0m
◆ 敷地面積-34,992.48㎡
◆ 建築面積-<病院部分>約9,500㎡(病院本体棟、講堂棟約8,300㎡、附属棟392㎡、医療ガス庫23.4㎡、庇等約750㎡)、<保育所、薬局棟>約500㎡
◆ 延床面積-<病院部分>約33,000㎡(病院本体棟、講堂棟32,173.81㎡、附属棟784㎡、医療ガス庫 23.4㎡)、<保育所、薬局棟>約500㎡
◆ 構造-(病院本体棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(講堂棟、保育所・薬局棟、附属棟)鉄筋コンクリート造 
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-(病院本体棟)免震構造、(講堂棟、保育所・薬局棟、附属棟)耐震構造
◆ 用途-病院、保育所、物販店舗(薬局)
◆ 病床数-333床(成人・高齢者病床214床、周産期・小児・移行期病床119床)
◆ 建築主-千葉市
◆ 設計者-(基本設計)日建設計・システム環境研究所JV、(実施設計)日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 開院-2025年度上半期予定
◆ 概算総事業費-283億円(設計・監理費9億円、本体工事費182億円、その他工事費38億円、医療機器等購入費44億円、情報システム整備費7億円、移設費3億円)


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「外観イメージ(花⾒川緑地側)」です。


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「内観イメージ(総合受付)」です。


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「断面構成図」です。地上5階、塔屋1階、地下0階、最高部の高さは29.6mです。


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「配置計画」です。本体棟の北東側に将来の増築可能スペースと想定し、病院機能の拡張に対応できるようにします。


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「新病院建設予定地」です。「幕張ベイパーク」の北側で、「千葉県立幕張総合高等学校」の東隣に位置します。


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「事業スケジュール」です。


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「千葉市立新病院整備事業」の予定地の2022年3月末の状況です。美浜区若葉三丁目に位置する幕張新都心若葉住宅地区の小学校・公益施設用地のうち34,992.48㎡を活用します(写真提供読者さん)。


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敷地は更地になっています。新病院開院後は、現在の海浜病院施設は除却し、用地は、所有者である千葉県に返還する予定です(写真提供読者さん)。



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2022年4月 3日 (日)

都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業 「ヒューリック」などを事業予定者として選定!

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-(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業-

 「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)の第2弾となる東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に共同開発する民間プロジェクトを展開するものです。

 あらゆる人々を引き付け新たな魅力を創造し、人の流れを地域に呼び込み、多世代が交流できる、出会いと成長の拠点を形成することを目的としています。加えて、渋谷がさらに発展し世界から注目されるまちとなるべく、変化の激しい現代において、望ましい未来を想像し、その実現に向けた一歩となる、あらゆる多様性とその多様性をエネルギーに変えることにより、「ちがいをちからに変える街」の実現を目指します。

ヒューリックなどを事業予定者として選定!
 「ヒューリック」と「清水建設」で構成されるグループは、東京都と渋谷区が実施した「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」において、事業予定者として選定されました。

 引用資料 東京都都市整備局(2022/03/29)
 渋谷一丁目地区共同開発事業

 引用資料 ヒューリック(PDF:2022/04/01)
 (東京都・渋谷区)都市再生ステップアップ・プロジェクト渋谷地区 渋谷一丁目地区共同開発事業の事業予定者に決定 ~ヒト・モノ・コトが Link する、MITAKE Link Park(仮称)~

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に開発し、東京都と渋谷区が本事業で誘導する施設(創造文化教育施設、多様な都心居住を推進する施設等)を含む民間複合施設を整備・運営する PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業です。

 今後、東京都及び渋谷区と基本協定書を締結し、ヒト・モノ・コトが Link する、「MITAKE Link Park」(仮称)を整備し、本事業を推進していきます。

(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業の概要
◆ 計画名-都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷一丁目18番3他(地番)
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部74.8m、軒高61.8m
◆ 敷地面積-9,670.81㎡
◆ 延床面積-46,577.46㎡
◆ 用途-オフィス、賃貸住宅、こども教育施設、店舗、多目的ホール等
◆ 総戸数-26戸
◆ 建築主-Link Park(<代表企業>ヒューリック、<構成員>清水建設)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定


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「完成イメージ」です(引用:ヒューリック)。


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「青山通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「美竹公園より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「明治通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「主要断面図」です(引用:東京都都市整備局)。


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「位置図」です(引用:ヒューリック)。



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2022年4月 2日 (土)

「国際赤坂ビル」を建て替え 地上28階、高さ約150mの「(仮称)赤坂二丁目計画」 2022年4月1日に新築工事着手!

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-(仮称)赤坂二丁目計画-
 「積水ハウス」は、2014年4月に「国際赤坂ビル」を約740億円で取得しました。「日本生命保険相互会社」は、2018年12月に共有持ち分の50%を400億円超で取得しました。現在の持ち分は、積水ハウス系が50%、日本生命保険系が50%となっています。

 「日商岩井(現:双日)」が、2001年に「トレードピアお台場」に東京本社を移転するまで、このビルに東京本社がありました。そのため「日商岩井ビル」と呼ばれていました。

 「国際赤坂ビル」の解体工事が行われ、跡地には、地上28階、地下3階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の超高層オフィスビルが計画されていました。

 「建築計画のお知らせ」が正確な数値に書き換えられ、最高部の高さが約160mから150.00mに変更になりました。延床面積は約75,000㎡から74,187.82㎡に変更になっていますが、こちらは正確な数値に修正されただけだと思われます。

● 2022年4月1日に新築工事着手!
 「積水ハウス」と「日本生命保険相互会社」は、東京都港区赤坂二丁目において共同事業として開発を進めている「(仮称)赤坂二丁目計画」について、新築工事に着手しました。

 引用資料 積水ハウス(2022/04/01)
 「(仮称)赤坂二丁目計画」の新築着工について

 「(仮称)赤坂二丁目計画」は、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅および東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅の地下鉄4路線と直結する交通利便性の高い立地です。また、周囲には大使館が多く所在していることや官庁街と近接していることから、国内企業に加えて外資系企業からのオフィス需要も高い立地となります。

(仮称)赤坂二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目410-1他(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅直結、東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅直結
◆ 階数-地上28階、搭屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部150.00m
◆ 敷地面積-5,988.25㎡
◆ 建築面積-2,967.19㎡
◆ 延床面積-74,187.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、育成用途、駐車場等
◆ 建築主-積水ハウス、日本生命保険
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組・錢高組・岩田地崎建設JV
◆ 解体工事-(地上部)2019年02月01日~2020年05月15日、(地下部)2021年07月01日~2022年03月31日予定
◆ 着工-2022年04月01日
◆ 竣工-2024年06月30日予定


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高さ約160m時のイメージパース
 一番上の最新のイメージパースと見比べると「壁面緑化」を除くとほぼ変更が無いように見えます。


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「位置図」です。


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「(仮称)赤坂二丁目計画」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)赤坂二丁目計画」の建築計画のお知らせです。施工者は「大林組・錢高組・岩田地崎建設JV」となります(写真提供読者さん)。



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2022年4月 1日 (金)

幕張新都心 超高層シニアレジデンス 地上28階、高さ約105mの「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」 2022年3月末の建設状況

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の 「幕張ベイパーク  ミッドスクエアタワー」が建設中です。

 第四弾として超高層シニアレジデンス「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」が建設予定です。「B-5街区」は、当初計画では、2029年の竣工予定で、地上46階、総戸数703戸の超高層タワーマンションが建設予定でしたが、超高層シニアレジデンスに計画変更されました。

● (仮称)パークウェルステイト幕張計画
 「三井不動産レジデンシャル」は、千葉県千葉市美浜区において、首都圏最大級となるシニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト 幕張 計画」を2021年8月31日に着工しました。2024年秋の開業を予定しています。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2021/09/02)
 ~大規模複合開発 が進行する幕張ベイパーク に「三井のシニアサービスレジデンス」~ 「(仮称)パークウェルステイト幕張 計画」着工 首都圏最大級 地上 28階、 617 室 2024年 秋 開業予定

(仮称)パークウェルステイト幕張計画の概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1番23(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上28階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.60m
◆ 敷地面積-24,589.34㎡
◆ 建築面積-6,955.81㎡
◆ 延床面積-49,596.39㎡(法定延床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-住宅型有料老人ホーム、飲食店、クリニック、事務所
◆ 総戸数-617室(一般居室534室、介護居室83室)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2021年08月31日
◆ 竣工-2024年07月下旬予定
◆ 開業-2024年秋予定


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「タワー棟外観完成イメージ」です。


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「ランドスケープ鳥瞰イメージ」です。


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「完成予想イメージ」です。


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「幕張ベイパーク全体敷地図」です。


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「計画地案内図」です。


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2022年3月末の「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が終わって次の工程に移行しています。場所打ちコンクリート拡底杭の上に「鉄筋」が姿を現しています(写真提供読者さん)。


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謎の構造物が姿を現しています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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謎の構造物の内部に「鉄筋」が見えます。謎の構造物は鉄筋を「地組(じぐみ)」するための足場だと思われます(写真提供読者さん)。

● 地組(じぐみ)
 「地組」とは、複雑で大型の鉄骨や鉄筋を、地上の平らな所で仮に組み立てることです。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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この構造物も鉄筋を「地組」するための足場だと思われます(写真提供読者さん)。


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「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」となる「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の建築計画のお知らせです。(写真提供読者さん)。



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