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2022年4月 5日 (火)

千葉県印西市 大和ハウス工業 14棟、総延床面積約330,000㎡の日本最大級のデータセンターの開発プロジェクト「DPDC印西パーク」

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-DPDC印西パーク-
 「大和ハウス工業」は、今後の重点事業の一つとして、データセンター開発を位置づけていますが、2022年4月より、データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」を立ち上げ、さらなる開発を推進します。

 引用資料 大和ハウス工業(2022/03/30)
 データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」始動

 「大和ハウス工業」は、事業施設事業において、物流施設開発をはじめ、法人の顧客のニーズに応じた施設建設などを積極的に進めています。近年では、「食」や「通信」などの生活インフラを支える事業も拡大しており、老朽化した公設卸売市場の建て替え支援事業や陸上養殖施設の建設など、多様化するニーズに対応した施設建設も手掛けています。

 また、社会・産業のデジタル化の加速による「デジタルインフラ」の重要性が高まっており、政府・自治体や企業が保有する機密情報や個人情報を適切に管理するため、国内でのデータセンターに対する需要が増加しています。

 こうした社会情勢を受け、「大和ハウス工業」では2020年10月より千葉県印西市にて日本最大級のデータセンターの開発プロジェクトに着手していますが、2022年4月より、「DPDC印西パーク」とし、2025年までに14棟、総延床面積約330,000㎡の開発を進めます。今後は、2025年までに1,000億円規模の投資を行い、国内数カ所においてデータセンター開発プロジェクトを展開する予定です。

● 大和ハウス工業は年商4兆円超の巨大企業!
 「大和ハウス工業」の2022年3月期の連結決算予想は、会社予想で売上高4,300,000百万円(営業利益320,000百万円)、コンセンサスで売上高4,401,514百万円(営業利益360,040百万円)となっています。

 近年は成長スピードを加速しています。売上高1兆円から2兆円へは12年かかりましたが、2兆円から4兆円へは6年で到達しました。成長の原動力は積極的な「M&A(合併・買収)」と積極的な設備投資です。

 猛烈な勢いで開発している「物流施設」は、物流施設デベロッパーで国内トップを走っています。物流施設に続く成長分野とするのがデータセンター(DC)の開発です。第5世代通信(5G)の普及でデータ流通量が大きく伸びることに加え、セキュリティー面などからDCの国内立地の重要性が再認識されています。DC建設の流れは今後も続くと予想されています。

DPDC印西パークの概要
◆ 計画名-DPDC印西パーク(ディープロジェクト・データセンター・インザイパーク)
◆ 所在地-千葉県印西市牧の台二丁目1-1他
◆ 交通-北総鉄道北総線「印西牧の原」駅から徒歩20分
◆ 総敷地面積-約270,000㎡
◆ 総延床面積-約330,000㎡
◆ 建設棟数-14棟(予定)
◆ 用途-データセンター
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 竣工-2025年まで(全体完成)


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「DPDC印西パーク」イメージパースです。


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「DPDC」ロゴです。


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「DPDC印西パーク」空撮です。赤色枠「DPDC印西パーク」、黄色枠「変電所」です。



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