TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)は次のフェーズへ! 水道局棟(D棟)の「銭瓶町ビルディング」 2022年3月末に竣工!
-銭瓶町ビルディング-
「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。
また、「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」に決定致しました。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となる予定です。
引用資料 三菱地所(PDF:2022/04/13)
都心の重要インフラである下水ポンプ施設の更新が完了 「日本を明るく、元気にする」TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)は次のフェーズへ「銭瓶町ビルディング(D棟)」竣工
「TOKYO TORCH」がある常盤橋街区に位置する銭瓶町ポンプ所は、都心の大手町、丸の内などの汚水排除を担い、稼働を続けてきました。開発から50年超が経過して施設の更新が必要となりました。
開発にあたっては、下水道局所有エリアを除いた日本ビル全館を2016年4月に一旦閉鎖し、工事対象地となる北側部分のみを解体した上で、残る南側部分を活かしながら開発を行う“部分解体”の珍しい工法を取りました。これにより従前のポンプ所の稼働を継続しながら新ポンプ所の建設を実現できることとなりました。
銭瓶町ビルディング(D棟)の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 D棟新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目、中央区八重洲一丁目
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ千代田線・丸ノ内線・半蔵門線・東西線・都営三田線「大手町」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅、東京メトロ丸ノ内線「東京」駅
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 高さ-最高部約53m、軒高46.65m
◆ 敷地面積-3,828.09㎡
◆ 建築面積-2,878.87㎡
◆ 延床面積-27,302.84㎡(三菱地所のHPでは約30,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、下水ポンプ所、駐車場等
◆ 建築主-三菱地所
◆ 建築主-三菱地所設計、日本水工設計
◆ 建築主-三井住友建設
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2022年02月28日
「建物夕景」です。
「水平ラインを特徴付けた北側のファサード」です。
「全体街区外観(2027年度竣工時点)」です。
「事業概要」です。
「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。
「案内図及び配置図」です。
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