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2022年4月24日 (日)

地上64階、高さ約325mの「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(A街区)」が上棟 6基の「タワークレーン」をリアルタイム監視!

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虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「森ビル」は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」を2019年8月5日に着工しました。総延床面積約861,500㎡、総事業費約5,800億円の超巨大プロジェクトになります。

 1989年に「街づくり協議会」を設立し、約30年かけ約300人の権利者と議論を重ね、計画を推進してきました。2017年には国家戦略特区法に基づき都市計画決定され、2019年8月5日に着工を迎えました。

 引用資料 森ビル(2019/08/22)
 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動

 総延床面積約861,500㎡、オフィス総貸室面積213,900㎡、住宅戸数約1,400戸、「メインタワー」の高さは約325m、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、想定年間来街者数2,500~3,000万人で、そのスケールとインパクトは「六本木ヒルズ」に匹敵します。

● 虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区が上棟!
 「森ビル」および「日本郵便」が参加組合員として参画し、虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合が推進する「虎ノ門・麻布台プロジェクト(A街区)」が、2022年4月21日に上棟しました。

 引用資料 森ビル(2022/04/21)
 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟


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メインタワー(A街区)

 「メインタワー(A街区)」の完成イメージです。54階~64階が「共同住宅」、7階~52階が「オフィス」となります。完成イメージを見ると共同住宅とオフィスの間の53階の階高が高くなっています。53階は「構造切替階」となります。

メインタワー(A街区)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 A街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目314番3 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部325.20m
◆ 敷地面積-24,104.21㎡
◆ 建築面積-15,201.25㎡
◆ 延床面積-461,773.25㎡(公式HPでは約461,395㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×304基、粘性体制震壁×302基、座屈拘束ブレース×1,200基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、各種学校、駐車場等
◆ 総戸数-全91戸(アマンレジデンス 東京)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、日本郵便)
◆ 設計者-<基本設計>森ビル、日本設計、<実施設計>森ビル、日本設計、清水建設(地下構造)
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定


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「メインタワー(A街区)」では、6基のタワークレーンが稼働しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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現場事務所の統合監視室「Smart Control Center」

 「清水建設」は、タワークレーン・エレベータの揚重作業のリアルタイム監視と稼働データの収集・分析による作業効率の向上を目的に、デジタル化技術を活用した見える化システム「揚重モニタリングシステム」を開発、施工中の「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(A街区)」の建設所に適用しました。

 引用資料 清水建設(2022/04/05)
 タワークレーン・エレベータの稼働状況をリアルタイム監視

 建設所では、現場事務所に設けたディスプレー上で、6基の大型タワークレーンと6台のエレベータの稼働状況をリアルタイムに見える化しています。


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タワークレーンのリアルタイムモニタリング

 クレーンの稼働データを元にシステム上の3次元モデルを旋回・起伏させることにより、現場の揚重作業を再現します。1秒ごとの機械稼働データを元に稼働/非稼働の抽出、取付位置の抽出、問題となる長時間作業の抽出等を独自のアルゴリズムで自動判定し、現場の工程管理にフィードバックします。

● 3種類のタワークレーンが稼働!
 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(A街区)」では、6基の「タワークレーン」が稼働していますが、3種類のタワークレーンが2基ずつ稼働しているようです。

 タワークレーンの型名ですが、「TS1050、TS750」は、エスシー・マシーナリの「JCC-TS1050、JCC-TS750」、「950HN」は小川製作所の「OTA-950HN」だと思われます。


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エレベータのリアルタイムモニタリング

 エレベータの稼働データを元にシステム上の建物の2次元モデル内部で昇降・停車させることで、建物内での揚重作業を再現します。機械稼働データを元に稼働/非稼働の抽出、資材搬送先階の抽出、作業員搬送人数の抽出等を独自のアルゴリズムで自動判定し、資機材や作業員の動きを見える化します。



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