地上43階、高さ約245mの「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」 1年前倒しして2028年度に竣工予定!
-札幌駅交流拠点北5西1・西2地区-
「JR北海道」は2019年11月11日に、JR札幌駅南口の「北5西1・西2地区」に一体的に整備する新ビルのうち、「西1街区」の高層棟は地上47階、高さ約230mを目指すことを明らかにしました。
2020年8月4日には、「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 計画段階環境配慮書」の縦覧が開始されました。延床面積約417,000㎡、最大高さ約255mの「A案」、約200m、約150mの2棟構成となる「B案」が公開されました。札幌市は、2021年3月12日に、高さ約255mの高層ビル建設を軸とした案に絞り込んだと明らかにしました。
2021年9月15日に新たな概要が公開されました。概要は、地上46階、地下4階、高さ約250m、延床面積約395,000㎡です。2022年2月1日には「環境影響評価準備書」の縦覧が行われ、地上43階、地下4階、高さ約245m、延床面積約388,500㎡に少し規模が縮小されました。
● 1年前倒しして2028年度に竣工予定!
「JR北海道」は2022年5月18日に、北海道新幹線の札幌延伸にあわせて札幌駅前に整備する複合高層ビルが、1年前倒しして2028年度に完成すると発表しました。2022年秋の都市計画決定を目指し、2023年度中に着工します。
引用資料 JR北海道(PDF:2022/05/18)
【社長会見】札幌駅直結「(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業」~都市計画決定に向けた手続きを開始~
(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区の概要
◆ 計画名-(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-札幌市中央区北5条西1丁目及び西2丁目の一部
◆ 交通-JR「札幌」駅直結、札幌市営地下鉄東豊線・南北線「さっぽろ」駅
◆ 階数-地上43階、地下4階
◆ 高さ-最高部約245m
◆ 区域の規模-(施行区域)31,000㎡、(事業区域)23,000㎡
◆ 建築面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約388,500㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,500%
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、宿泊、駐⾞場、バスターミナル等
◆ 建築主-札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合(参加組合員 札幌市、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ)
◆ 設計者-日本設計・清水建設 設計共同体
◆ 特定業務代行者-清水・伊藤・岩田地崎・札建・泰進共同企業体(代表企業:清水建設)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
「完成イメージ」です。
「フロア構成」です。
主要用途
◇ 展望施設(41階~43階)-約4,500㎡
◇ 国際水準ホテル(35階~40階)-約25,500㎡(約200室)
◇ オフィス(10階~12階、18階~33階)-約85,500㎡
◇ 宿泊主体ホテル(10階、14階~17階)-約14,000㎡(約300室)
◇ 商業(地下1階~10階)-約109,000㎡
◇ その他共用部等-約150,000㎡
● マリオット・インターナショナルと提携!
「JR北海道」は、2022年1月19日に、「JR北海道ホテルズ」と「マリオット・インターナショナル」が提携することを発表しました。高層部の6フロアに客室約200室の規模で、最上級ホテルが進出する予定です。
「マリオット・インターナショナル」は、日本国内では6つのラグジュアリーブランド「ザ・リッツ・カールトン、セントレジス、JWマリオット、ラグジュアリーコレクション、Wホテル、エディション」のホテルを展開しています。
「配置図」です。
「新幹線アトリウム(仮称)」です。
「駅前広場アトリウム(仮称)」です。
「バスターミナル待合アトリウム(仮称)」です。
「内観イメージ」です。
「外装のスリットに面した屋内テラスイメージ」です。
「展望ボックス(展望施設内)イメージ」です。41階~43階には延床面積約4,500㎡の「展望施設」が設けられます。
● JRタワー展望室T38(タワー・スリーエイト)は?
既存の「JRタワー」の最上階38階には地上160mのパノラマが広がる「JRタワー展望室T38(タワー・スリーエイト)」があります。流石に隣接して2ヶ所の展望室は必要無いので、「JRタワー展望室T38(タワー・スリーエイト)」は廃止され、レストラン等に変更されると思われます。
札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発
「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。写真手前の駐車場と左側の「ビックカメラ札幌店」入っている「エスタ」が再開発予定地となります。「エスタ」は解体されます。
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