「国際赤坂ビル」を建て替え 地上28階、高さ約148mの「(仮称)赤坂二丁目計画」 2022年5月下旬の建設状況
-(仮称)赤坂二丁目計画-
「積水ハウス」は、2014年4月に「国際赤坂ビル」を約740億円で取得しました。「日本生命保険相互会社」は、2018年12月に共有持ち分の50%を400億円超で取得しました。現在の持ち分は、積水ハウス系が50%、日本生命保険系が50%となっています。
「日商岩井(現:双日)」が、2001年に「トレードピアお台場」に東京本社を移転するまで、このビルに東京本社がありました。そのため「日商岩井ビル」と呼ばれていました。
「国際赤坂ビル」の解体工事が行われ、跡地には、地上28階、地下3階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の超高層オフィスビルが計画されていました。
● 2022年4月1日に新築工事着手!
「積水ハウス」と「日本生命保険相互会社」は、東京都港区赤坂二丁目において共同事業として開発を進めている「(仮称)赤坂二丁目計画」について、新築工事に着手しました。
引用資料 積水ハウス(2022/04/01)
「(仮称)赤坂二丁目計画」の新築着工について
「建築計画のお知らせ」が正確な数値に書き換えられ、地上28階、搭屋1階、地下3階、高さ147.98m、延床面積73,984.00㎡に変更になっています。
「(仮称)赤坂二丁目計画」は、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅および東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅の地下鉄4路線と直結する交通利便性の高い立地です。また、周囲には大使館が多く所在していることや官庁街と近接していることから、国内企業に加えて外資系企業からのオフィス需要も高い立地となります。
(仮称)赤坂二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目410-1他(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅直結、東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅直結
◆ 階数-地上28階、搭屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部147.98m
◆ 敷地面積-5,988.25㎡
◆ 建築面積-2,967.19㎡
◆ 延床面積-73,984.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、診療所、駐車場
◆ 建築主-積水ハウス、日本生命保険
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林・錢高・岩田地崎 建設共同企業体(大林組、錢高、岩田地崎建設JV)
◆ 解体工事-(地上部)2019年02月01日~2020年05月15日、(地下部)2021年07月01日~2022年03月31日予定
◆ 着工-2022年04月01日
◆ 竣工-2024年06月30日予定
「位置図」です。
「(仮称)赤坂二丁目計画」の2022年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。
南側寄りです(写真提供読者さん)。
「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。
「三点式パイルドライバ」には「3連型アースオーガ」が装着されています。「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」で「山留め壁」を構築しています(写真提供読者さん)。
「山留め壁」の構築現場です(写真提供読者さん)。
「三点式パイルドライバ」」と「クラムシェル」のマシン本体が見えます(写真提供読者さん)。
「(仮称)赤坂二丁目計画」の建築計画のお知らせです。高さが150.00mから147.98mに変更になっています(写真提供読者さん)。
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