「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の隣接地 「日本消防会館」の建て替え 新日本消防会館 建設工事 2022年5月下旬の建設状況
-新日本消防会館-
「虎ノ門ヒルズ」の西側では、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」を中心とする「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」の建設が行われています。「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」の「A-3街区」の北側に「日本消防協会本部」が入る「日本消防会館(ニッショーホール)」がありました。
老朽化が進んでいた「日本消防会館」も「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」への参画を検討しました。しかし、取得床が少ないこと、「全国消防殉職者慰霊碑」を存置できるかが明確にならなかったことが要因となり単独で建て替える方針になりました。
引用資料 公益財団法人日本消防協会(PDF:2021/02)
新日本消防会館の建設について
「日本消防会館」は建て替えの為、2020年9月30日を持って閉館しました。新しい「日本消防会館」は、地上14階、塔屋1階、地下2階、高さ69.38m、延床面積16,208.66㎡を予定しています。屋上には「全国消防殉職者慰霊碑」が設置されます。
新日本消防会館 建設工事の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目18番1、18番2、18番3、18番4、18番5
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-69.38m
◆ 敷地面積-1,925.70㎡
◆ 建築面積-1,427.14㎡
◆ 延床面積-16,208.66㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-飲食店、事務所、会議室、劇場、展示場、駐車場
◆ 建築主-公益財団法人日本消防協会
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2021年01月14日~2022年08月31日予定
◆ 着工-2021年09月15日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ 総事業費-178億円(設計費等4.9億円、建設費145.5億円、仮移転等経費27.8億円)
「新駅(日比谷線虎ノ門ヒルズ駅)方面より(区道127、128号線交差地点)」です。
「虎ノ門病院側(区道1009号線)」です。
フロア構成
◆ 1階-日本消防防災情報センター(整備方針検討中)
◆ 2階-多様な会議室、ホールエントランス
◆ 3階~5階-ニッショーホール(1,000席)
◆ 6階~12階-事務所(消防関係団体等を配置)
◆ 屋上-全国消防殉職者慰霊碑
◆ 地下1階-飲食店鋪等
◆ 地下2階-駐車場、機械諸室
「新日本消防会館 建設工事」の2022年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
地上躯体は完全に姿を消しています(写真提供読者さん)。
「乗入れ構台」が設置されています(写真提供読者さん)。
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工事名は「日本消防会館のとりこわし工事」、工期は2021年1月14日~2022年8月31日(予定)、「鹿島建設」の施工で行われています(写真提供読者さん)。
「新日本消防会館 建設工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。
「配置図」です。「A-3街区」の北側が、新しい「日本消防会館」の建設現場です(引用:森ビル)。
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