東京メトロ(東京地下鉄) 東京メトロ南北線の分岐線(品川~白金高輪間)計画 「都市計画素案説明会」の資料により詳細が判明!
-東京メトロ南北線の分岐線(品川~白金高輪間)-
「東京メトロ(東京地下鉄)」は2022年1月28日に、有楽町線延伸(豊洲・住吉間4.8km)及び南北線延伸(品川・白金高輪間2.5km)の鉄道事業許可を国土交通大臣に申請しました。
建設費は有楽町線延伸が約2,690億円、南北線延伸が約1,310億円です。共に2030年代半ばを開業目標とします。2路線の総建設費約4,000億円のビッグプロジェクトがいよいよ始動します。
南北線延伸(品川・白金高輪間)の周辺地域である品川駅周辺は、リニア中央新幹線の整備を契機に、東京と国内外の広域的な交通結節点として期待され、新たな国際競争力強化の拠点として、多様な機能が集積する再開発エリアであります。
品川駅で山手線、東海道線等のJR東日本主要幹線、羽田空港に連絡する京急線、東海道新幹線と接続し、六本木・赤坂等との都心部のアクセス利便性向上等に寄与します。
「白金高輪駅」には、「東京メトロ南北線」と「都営地下鉄三田線」が乗り入れており、「東京メトロ南北線」と「都営地下鉄三田線」の白金高輪駅以北への直通運転を想定しています。
● 都市計画素案説明会
「東京都」と「東京メトロ(東京地下鉄)」は、2022年6月17日(金)に「港区立高輪台小学校」、6月18日(土)に「品川区立第三日野小学校」で、「東京都市計画 都市高速鉄道第7号線 東京メトロ南北線の分岐線(品川~白金高輪間)計画のあらまし」についての都市計画素案説明会を実施しました。
引用資料 東京都都市整備局(PDF)
東京メトロ南北線の分岐線 (品川~白金高輪間)計画のあらまし
南北線延伸(品川・白金高輪間)の概要
◆ 延長-(計画区間)2.8km、(都市計画区間)2.5km
◆ 経由地-品川駅(仮称)~白金高輪駅
◆ 総建設費-約1,310億円
◆ 開業目標-2030年代半ば
平面図
延伸区間は、「品川駅(仮称)~白金高輪駅」間の延長約2.8kmです。このうち約2.5kmは都市計画変更区間となります。品川駅(仮称)~白金高輪駅間をショートカットせずに西側に大回りします。
延伸では、新たに整備中の「環状第4号線」をはじめ、道路直下を中心に通るルートを計画しています。大回りして道路直下を通る事により買収が必要な用地を極力減らします。東京メトロ南北線の「白金台駅」と都営浅草線の「高輪台駅」に近くを通過しますが、駅は設けません。
縦断面図
「品川駅(仮称)」や「白金高輪駅」の既設部分に接続する箇所は「開削工法」、中間部は「シールド工法」で建設します。中間部の一部区間は地表から40m以上の深さになるため、大深度法の適用可能性を検討します。
駅部(品川駅)
「品川駅(仮称)」は、「開削工法」で建設され、四角い箱形のトンネルとなります。幅約19m~22mの開削トンネル内部に島式1面2線のプラットホームを設置します。
駅間部
駅間部は「シールド工法」で建設します。幅約10mの円形トンネルを建設して、複線の軌道を設置します。
白金高輪駅
「白金高輪駅」のホームは島式2面4線となっています。内側2線(2番・3番)を「東京メトロ南北線」、外側の2線(1番・4番)を「都営地下鉄三田線」が使用しています。白金台駅方の内側に引き上げ線が2線あり、東京メトロと都営地下鉄が共同で使用しています。白金台駅方の引き上げ線の2線を品川方面に延伸します。
● フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)
白金高輪駅を含む「東京メトロ南北線」のホームドアは、日本の地下鉄では珍しい「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」のホームドアです。「品川駅(仮称)」のホームドアも「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」になる可能性があります。
ホームドアのタイプは、大きく分けて2種類あります。一つ目が「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」と呼ばれる天井近くまでスクリーンで覆われたもので、もう一つが「ハーフハイトタイプと呼ばれる高さ130cmのものです。
「フルハイトタイプ」が理想ですが、コストが非常に高い上に、天井近くまでスクリーンで覆うので新線や新駅の工事と同時に行わないと設置が難しいです。
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