« 横浜市の「北仲通北地区」 地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」 外観パースが公開! | トップページ | (仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 地上42階、高さ約210mの「東京三田再開発プロジェクト」 2022年6月中旬の建設状況 »

2022年6月17日 (金)

総延床面積約85万㎡ 高輪ゲートウェイシティ(仮称) 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区・2街区」の建築計画のお知らせ

Tokyojr220411
-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくり
 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/04/21)
 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくりについて

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約5,800億円を予定しています。


Tokyojr220412
「スケジュール」です。

◆ 複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業します。国際交流拠点としての主要な機能であるMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)、オフィス、商業等を整備する複合棟Ⅰおよび駅周辺の広場・歩行者デッキ等を開業するとともに、高輪ゲートウェイ駅を全面開業します。

◆ その他の棟・エリアは2025年度中に開業します。高輪築堤の現地保存に伴う計画変更に関して、具体的な施工計画が確定したため、複合棟Ⅱ、文化創造棟、住宅棟および各棟周辺エリアは、2025年度中に開業します。


Tokyojr220415
文化創造棟

 公園と一体となった低層建物を計画しています。外装デザインアーキテクトに隈研吾氏を迎え、緑と木によって形作られたスパイラルにより、建物全体で日本の四季を表現します。街のシンボルとなる施設として、各種プログラムに対応可能な展示施設、ホール等を備え、次世代に向けた文化育成・交流・発信の拠点となります。

文化創造棟の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区
◆ 所在地-東京都港区芝浦四丁目
◆ 交通-都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「高輪ゲートウェイ」駅、JR「田町」駅
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-44.98m
◆ 敷地面積-7,977.31㎡
◆ 建築面積-5,209.17㎡
◆ 延床面積-28,952.55㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-展示場、ホール、飲食施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト)隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2022年07月01日予定
◆ 竣工-2025年03月31日予定


Tokyojr220416
住宅棟

 エクスパッツ(外国人ビジネスワーカー)にも対応した国際水準の高層高級賃貸住宅、テラス型住戸を含むレジデンスです。低層部のインターナショナルスクールによって、周辺に居住するエクスパッツとその家族にとっても暮らしやすい環境を提供します。

 隣接する広場は、植栽や水辺空間等によりビオトープ(生物空間)として多様な生態系に配慮した計画とし、豊かな自然を感じられるエコロジカルな環境を整備します。

住宅棟の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区
◆ 所在地-東京都港区芝浦四丁目、三田三丁目
◆ 交通-都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「高輪ゲートウェイ」駅、JR「田町」駅
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-172.12m
◆ 敷地面積-12,705.97㎡
◆ 建築面積-5,905.14㎡
◆ 延床面積-148,294.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、インターナショナルスクール、商業、駐車場等
◆ 総戸数-847戸
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー(住宅部分内装デザイナー)HBA(ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ)
◆ 施工者-フジタ(大和ハウスグループ)
◆ 着工-2022年02月21日
◆ 竣工-2025年03月31日予定


Tokyojr220651
「3街区」の奥が「2街区」、更にその奥が「1街区」です。「2街区」と「1街区」は、現時点では道路に面していないため撮影ポイントがありません(写真提供読者さん)。


Tokyojr220661
「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


Tokyojr220662
「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



|

« 横浜市の「北仲通北地区」 地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」 外観パースが公開! | トップページ | (仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 地上42階、高さ約210mの「東京三田再開発プロジェクト」 2022年6月中旬の建設状況 »

122 東京都・港区②」カテゴリの記事