解体工事中の池袋マルイ跡地 地上28階、高さ約140mの超高層オフィスビル「(仮称)池袋西口プロジェクト」を建設!
-池袋マルイ跡地-
2021年8月29日に、1977年の開業以来44年の歴史を誇り池袋西口の顔でもあった「池袋マルイ」が閉店しました。閉店の理由は、周辺の競合店との競争激化や売り上げの低迷です。
2020年3月期の売上高は54億円となり、ピーク時の2割まで落ち込んでいました。建物も老朽化しており、所有者が建て替えを希望していることもあり、閉店する事になりました。
「三菱UFJ信託銀行」は、「清水建設」の施工で閉店した「池袋マルイ」の解体工事を行っています。解体工事の工事名は「池袋西口共同ビル解体工事」で、解体工事の工期は、2021年10月1日~2022年9月30日(予定)です。
● (仮称)池袋西口プロジェクト
読者の方から解体工事中の池袋マルイ跡地に「建築計画のお知らせ」が掲示されたとメールで教えて頂きました。7月26日に掲示されたようです。地上28階、地下4階、高さ140.124mの超高層オフィスビルが建設されます。
(仮称)池袋西口プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都豊島区西池袋三丁目28-4,5,6,9,10
◆ 交通-JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線「池袋」駅
◆ 階数-地上28階、地下4階
◆ 高さ-最高部140.124m
◆ 敷地面積-3,348.29㎡
◆ 建築面積-1,944.68㎡
◆ 敷地面積-41,816.07㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-ウエストゲート(代表者 清水建設)
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2021年10月1日~2022年09月30日予定
◆ 着工-2023年01月上旬予定
◆ 竣工-2025年12月下旬予定
池袋駅西口地区市街地再開発
「池袋マルイ」の道路を隔てた東側の池袋駅西口地区では、大規模な「池袋駅西口地区市街地再開発」が計画されています。「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合」は、「三菱地所、三菱地所レジデンス」2社を事業協力者に選んでいます(引用:豊島区)。
再開発計画の対象地区は、池袋駅西口に位置する東武百貨店(メトロポリタンプラザビルを除く)、西口公園、バスターミナルを一体で開発するものです。
対象地域の面積は約5.3haです。宅地面積(鉄道用地0.5ha含む)約2.7ha、道路面積約2.3ha、公園面積約0.3haとなっています。3棟の超高層ビルを建設する予定です。
「配置計画案」です。「高層棟①、高層棟②、高層棟③」の3棟の超高層ビルを計画しています。「池袋駅西口地区市街地再開発」には、道路を隔てた西側の「池袋マルイ」の用地は含みません(引用:豊島区)。
「池袋駅西口地区市街地再開発」の予定地です。
「池袋駅西口地区市街地再開発」の予定地には、中小の雑居ビルが密集しています。
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