内幸町一丁目街区 都心最大級延床約110万㎡ 第一弾として「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」の施行を認可!
-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業-
私が生きてきた中で一番カッコイイと思ったテレビCMは、ファッションデザイナー「三宅一生氏」が出演した「サントリー ウィスキー 角瓶」のCMです。ヘリコプターから「三宅一生氏」が目を見開いてこちらをにらみつけ、バックにはロック・バンド「ウルトラヴォックス」の「ニュー・ヨーロピアンズ」が流れていました。
カッティングギターがメチャメチャカッコ良くて、レコードを買いに行ったのを思い出します。レコードジャケットはCMに使われた黄色いヘリコプターの写真でした。「レイダース/失われたアーク」を映画館で観た後にレコードを買ったので、1981年末~1982年春頃のテレビCMだったと思います。
テレビCM YouTube
Kazumi Kurigami - Suntory Whiskey - Helicopter
ラストの「日本の女性が綺麗になりましたね。」というフレーズは強烈に印象に残っていたので、40年以上経過した今でもはっきり覚えています。三宅一生氏が亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
本題に戻って、東京都は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を2022年8月10日に認可します。
市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに、内幸町一丁目街区の各地区と連携し、地域の回遊性や防災性の向上及び環境負荷の低減を図ります。
引用資料 東京都・公式HP(2022/08/09)
内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します
「A棟」が、地上46階、地下3階、高さ約230m、「B棟」が、地上1階、地下4階、「C棟」が、 地上2階、地下0階となります。延床面積約290,970㎡です。地上43階、地下5階、高さ約230m、 延床面積約310,000㎡から変更になっています。
南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
◆ 階数-(A棟)地上46階、地下3階、(B棟)地上1階、地下4階、(C棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約19,000㎡
◆ 延床面積-約290,970㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A棟)オフィス、宿泊施設、ウェルネス施設、店舗、(B棟)機械室、オフィス、(C棟)店舗
◆ 建築主-中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、 TF内幸町特定目的会社
◆ 設計者(基本設計)-日建設計
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2038年度予定(最終共用分)
南地区の「断面イメージ図」です。
南地区の「位置図」です。
(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画
東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。
延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。
引用資料 三井不動産(2022/03/24)
都心最大級延床約110万m2、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり「TOKYO CROSS PARK構想」を発表 内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト
北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 敷地面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約270,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約150,000㎡
◆ 容積対象床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約220,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約100,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-(Ⅰ期・ノースタワー)オフィス、商業、サービスアパートメント、住宅等、(Ⅱ期・新本館)ホテル、宴会場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 設計者(基本計画)-(ノースタワー)日建設計・山下設計JV、(新本館)山下設計・日建設計JV
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2031年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)
中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 容積対象床面積-約290,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 設計者(基本設計)-NTTファシリティーズ
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)
「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。
西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。
みずほ銀行内幸町本部ビル(南地区)
街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。
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