大林組 オーストラリアで木造ハイブリッド構造として世界で最も高い地上39階、高さ約182mの「アトラシアン・セントラル新築工事」を受注!
-アトラシアン・セントラル新築工事-
「大林組」は、オーストラリアの「Built Pty Ltd」との共同企業体にて、木造ハイブリッド構造として世界最高となる高さ182m(地上39階建て)の「アトラシアン・セントラル新築工事」を、オーストラリアの大手不動産会社であるDexusから受注しました。
「アトラシアン・セントラル新築工事」は、ニューサウスウェールズ州シドニー市にて、イノベーションと技術の街区、Tech Centralの象徴となるオフィス、宿泊および店舗エリアを含む複合施設の建築工事で、7階から上階が鉄骨と「CLT」を採用した木造ハイブリッド構造となります。
引用資料 大林組(2022/08/24)
オーストラリアにて木造ハイブリッド構造として世界で最も高い「アトラシアン・セントラル新築工事」を受注
一般社団法人 日本CLT協会 → CLTとは
「大林組」は、地上の構造部材を全て木材とした高層純木造耐火建築「Port Plus」を建設するなど、建物の木造・木質化に積極的に取り組むことで、循環型資源である木材利用の拡大、促進による持続可能な社会の実現をめざしています。
純木造建築で得た知見を木造ハイブリッド構造に活かすことで、さらなる木造建築の普及と、温室効果ガスの削減および快適な生活環境の提供により、カーボンニュートラルやウェルビーイングなどの社会課題の解決に取り組みます。
アトラシアン・セントラル新築工事の概要
◆ 所在地-オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州シドニー市
◆ 階数-地上39階、地下階あり
◆ 高さ-約182m
◆ 敷地面積-約3,500㎡
◆ 延床面積-約75,000㎡
◆ 構造-(地下~7階)鉄筋コンクリート造、(7階以上)鉄骨造・木造
◆ 用途-(高層部)オフィス、(低層部)宿泊・店舗施設
◆ 発注者-Dexus
◆ 設計者-SHoP Architects社(アメリカ)、BVN Architecture Pty Ltd社(オーストラリア)ほか
◆ JV構成会社-Built Pty Ltd、大林組
◆ 着工-2022年08月
◆ 竣工-2026年予定
「完成イメージ」です。
「完成イメージ」です。
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● CLTとは?
「CLT」とは、「Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)」の略で、欧州で開発された工法となります。CLTは板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことを呼びます。
一般的によく知られている集成材は、張り合わせる板の繊維方向が並行方向に張り合わせるのに対して、CLTは、繊維方向が直交するように交互に張り合わせていきます。
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