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2022年9月

2022年9月30日 (金)

国家戦略特区 地上48階、高さ約260mの「(仮称)新宿駅西口地区開発事業」 2022年10月3日以降順次、既存建物の解体工事に着手!

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-(仮称)新宿駅西口地区開発事業-

 「小田急電鉄」および「東京地下鉄」が事業主体となる新宿駅西口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画概要が発表されています。

 小田急グループの流通業の中核企業である「小田急百貨店」は、「小田急電鉄」が「東京地下鉄(東京メトロ)」と共同して推進する、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトである新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、2022年10月2日をもって、新宿店本館での営業を終了し、以降、新宿店は「新宿西口ハルク」にて営業を継続します。

 「小田急電鉄」は2022年2月9日に、「小田急電鉄」および「東京地下鉄(東京メトロ)」が推進している「新宿駅西口地区開発計画」において、「東急不動産」を共同事業者候補として選定したと発表しました。総事業費のうち、小田急電鉄および東急不動産の投資予定額は、2,000億円程度を見込んでいます。

● 2022年10月3日以降順次、既存建物の解体工事に着手!
 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」は、新宿駅西口地区開発計画において、2022年10月3日(月)以降順次、既存建物の解体工事に着手します。解体の対象は、小田急百貨店新宿店本館とモザイク通りを含む新宿ミロードとして営業している建物で、10月3日に「小田急百貨店新宿店本館」の解体に着手し、その後順次「新宿ミロード」の解体を行います。

 引用資料 小田急電鉄(PDF:2022/09/29)
 新宿駅西口地区開発計画における既存建物解体工事への着手に係るお知らせ

 「小田急百貨店新宿店本館」は2022年10月2日に営業を終了、10月4日から「新宿西口ハルク」にてリニューアルオープンします。「新宿ミロード」は2023年3月25日にモザイク通りとモール2階での営業を終了、本館は2025年4月以降に解体着工予定です。


◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡



(仮称)新宿駅西口地区開発事業の概要
◆ 所在地-京都新宿区新宿三丁目および西新宿一丁目各地内
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部約260m
◆ 敷地面積-約15,720㎡
◆ 延床面積-約281,700㎡
◆ 容積対象面積-約251,500㎡(容積率1,600%)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎と杭基礎を併用
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東急不動産
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 閉館-2022年10月02日
◆ 解体工事-2022年10月03日以降順次
◆ 着工-2022年10月03日
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定
◆ 小田急電鉄および東急不動産の投資予定額-2,000億円程度(東京地下鉄の投資予定額を除く)


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「既存建物解体の概要」です(引用:小田急電鉄)。


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「計画建物イメージパース(西側から計画建物を望む)」です(引用:小田急電鉄)。


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「2階・東西デッキ グランドシャフト」です(引用:小田急電鉄)。


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「13、14階・ビジネス創発機能 吹き抜け」です(引用:小田急電鉄)。


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断面図(南北断面)
 最高部の高さは、「G.L.(平均地盤)」+約260mとなっています。建設予定地の、「G.L.(平均地盤)」は、「T.P.(東京湾平均海面:Tokyo Peil)+40mです(引用:東京都環境局)


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「配置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります(引用:内閣府)。


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小田急百貨店・本館

 小田急百貨店の本丸である「小田急百貨店・本館」です。地上14階、地下2階、高さ約60mです。1966年9月に「新館」として一部開店し、1967年11月に「本館」として全面開業しました。


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「京王百貨店新宿店」の奥にある「モザイク通り」や「新宿ミロード」も再開発の対象です。

 



 


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2022年9月29日 (木)

JR船橋駅南口 「西武船橋店」の跡地 大和ハウス工業の2棟のオフィスビル「(仮称)船橋駅前プロジェクト」 2022年9月下旬の建設状況

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-西武船橋店の跡地 -

 千葉県の「船橋駅」の南口に「西武船橋店」がありましたが、2018年2月28日に閉店しました。「本館」と道路を挟んだ「LOFT館」で構成していました。

 「セブン&アイ・ホールディングス」の商業施設ディベロッパー「セブン&アイ・クリエイトリンク」が「西武船橋店」跡に計画する再開発の検討状況が明らかになり、地上48階、地下2階、高さ約150mの商業施設付きの超高層タワーマンション、船橋市には低層階に「船橋市民文化ホール」を移転することを提案していました。

 その後、計画が大きく見直されました。開発主体が「セブン&アイ・ホールディングス」から「大和ハウス工業」に変更になりました。「大和ハウス工業」は、LOFT館・駐車場館跡地と既存建物を2020年3月に取得、本館跡地と既存建物を「セブン&アイホールディングス」と「ユアサ・フナショク」から2021年5月19日に取得しました。

● (仮称)船橋駅前プロジェクト
 「西武船橋店LOFT館」跡地には、「大和ハウス工業」により2棟のオフィスビル「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」と「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」が建設されています。


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「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」の2022年9月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」と「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」の境目です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」の2022年9月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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西武船橋店本館跡地
 「西武船橋店本館」の2022年9月下旬の解体状況です。2018年2月28日に閉店した「西武船橋店本館」ですが、土地と建物はそごう・西武を傘下に置く「セブン&アイホールディングス」が約7割、総合食品商社の「ユアサ・フナショク」が約3割を保有していましたが、「大和ハウス工業」が、2021年5月19日に敷地と既存建物を取得しています(写真提供読者さん)。


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西武船橋店本館の解体工事である「船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事」を東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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西武船橋店本館の解体工事である「船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事」を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事

 「長谷工コーポレーション」の施工で、西武船橋店本館の解体工事である「船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると、注文者が「大和ハウス工業」、解体工事の工期が2021年9月2日~2024年9月30日(予定)となっています(写真提供読者さん)。



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2022年9月28日 (水)

活気づく有楽町エリア 「国際ビル・帝劇ビル(帝国劇場、出光美術館)」の共同で一体的な建替が決定 高さは約150mか?

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-国際ビル・帝劇ビルの共同建替計画着手-
 「三菱地所、東宝」及び「公益財団法人出光美術館」は、東京都千代田区丸の内三丁目に位置する三菱地所所有の「国際ビル」と、東宝及び出光美術館所有の「帝劇ビル」について、共同で一体的に建替えることを決定しました。建替え後の建物内において、「帝国劇場・出光美術館」の再開を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/09/27)
 「国際ビル」・「帝劇ビル」共同建替計画着手 ~帝国劇場・出光美術館の歴史と伝統を継承し、未来へ~

 帝劇ビルにある「帝国劇場」は、1911年に近代日本の文化芸術のフラッグシップとして開設された後、1966年に建替え竣工した2代目であり、日本を代表する演劇・ミュージカルの聖地として、長年の間、多くの観劇ファン・俳優から愛されてきました。

 帝劇ビルにある「出光美術館」は、出光興産の創業者である出光佐三氏が70余年の歳月をかけて蒐集した美術品を展示・公開するため開館され、現在では国宝2件・重要文化財57件を含む約1万件のコレクションを有する美術館として、国内外に知られています。

 国際ビル・帝劇ビルの竣工から約56年が経過し、防災対応機能の強化、ポストコロナ時代の新しい働き方をはじめとするテナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化等、機能更新をはかると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、三菱地所・東宝・出光美術館の3者で共同し一体的に建替えることを決定しました。


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「国際ビル・帝劇ビル」です。2棟のビルですが、境目が無いので一体的に建設されている事が分かります。

国際ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号他
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-5,623.30㎡
◆ 延床面積-76,918.25㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所、一般社団法人日本倶楽部
◆ 竣工-1966年09月

帝劇ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-3,825.05㎡
◆ 延床面積-39,419.80㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-東宝、公益財団法人出光美術館
◆ 竣工-1966年09月


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丸の内二重橋ビル

 「丸の内二重橋ビル」は、地上30階、塔屋2階、地下4階、高さ150.00m、延床面積174,054.18㎡で、2018年10月15日に竣工(2018年10月21日に竣工式)しました。「丸の内二重橋ビル」の南側が「国際ビル・帝劇ビル」です。

● 高さ制限は150m
 「国際ビル・帝劇ビル」の航空法での高さ制限は、「羽田空港高さ制限回答システム」によると制限高(標高)約250m~約247m「建築等可能高=制限高-照会地の地盤の高さ(標高)」となっています。

 しかし、この場所は「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」の対象区域です。「江戸城」のお堀から1列目の高さ制限が150mとなっています。

 新しいビルは、お堀側の基壇部が100尺(約31m)、丸の内仲通り側が高さ約150mになると思われます。「丸の内 MY PLAZA(明治安田生命ビル)」や「丸の内二重橋ビル」と同じような外観になる事が予想されます。


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北側の「丸の内二重橋ビル」と南側の「国際ビル」の間の道路です。


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「丸の内仲通り」です。奥の西側が「国際ビル」です。


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「計画地周辺」です。


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有楽町ビル・新有楽町ビルも建替
 有楽町エリアでは、「三菱地所」が、南東側の「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」も建て替えを決定しています。「有楽町ビル」の敷地面積は3,551.46㎡、「新有楽町ビル」の敷地面積は7,233.26㎡です。3,551.46㎡+7,233.26㎡=合計10,784.72㎡です。間に道路がありますが、道路は廃道もしくはビル内貫通の歩道を確保して2区画を一体的に再開発すると思われます。


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「広域図」です。



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2022年9月27日 (火)

渋谷区 高さ約179m、高さ約127mの「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」 2022年9月23日に上棟! 

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-(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業-
 渋谷駅周辺では、100年に一度とも言われる大規模な再開発が複数ヶ所で行われています。渋谷駅南西部に広がる約26,000㎡の広大な敷地では、「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」が進行中です。

● 2022年9月23日に上棟!
 「東急不動産」が参加組合員として参画し、渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合が推進する「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」が、2022年9月23日に上棟しました。

 引用資料 東急不動産(2022/09/26)
 めぐり歩いて楽しいまちへ 「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」上棟 働・遊・住を兼ね備えた渋谷駅南西部に広がる桜丘地区の玄関口

(仮称) 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区桜丘町123番ほか(地番)
◆ 交通-JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン「渋谷」駅徒歩2分、東急東横線、田園都市線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅徒歩3分、京王井の頭線「渋谷」駅徒歩5分
◆ 対象区域-約26,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約16,970㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約254,830㎡(施設全体)

A街区の概要
◆ 階数-地上39階、地下4階
◆ 高さ-最高部179.97m
◆ 敷地面積-8,072.28㎡
◆ 建築面積-7,392.15㎡
◆ 延床面積-184,602.81㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場 等
◆ 建築主-渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(参加組合員・事業協力者・地権者-東急不動産)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2019年05月01日
◆ 竣工-2023年11月30日予定

B街区の概要
◆ 階数-地上29階、地下2階(地上30階、地下1階 補助第18号線レベルを1階とした場合の階数)
◆ 高さ-最高部約127m
◆ 敷地面積-8,478.93㎡
◆ 建築面積-5,791.01㎡
◆ 延床面積-69,156.19㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、サービスアパートメント、駐車場 等
◆ 総戸数-約170戸
◆ 建築主-渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(参加組合員・事業協力者・地権者-東急不動産)
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2020年05月01日
◆ 竣工-2023年11月30日予定

C街区の概要
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-最高部約16m
◆ 敷地面積-約418㎡
◆ 建築面積-約320㎡
◆ 延床面積-約820㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 用途-教会 等
◆ 建築主-渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(参加組合員・事業協力者・地権者-東急不動産)
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2019年07月01日
◆ 竣工-2020年05月15日

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「外観イメージ(国道246号方面から)」です。


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「広場イメージ」です。


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「本事業における整備内容」です。


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「⽤途構成図」です。


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「配置図」です。



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2022年9月26日 (月)

横須賀市 京浜急行電鉄本線・横須賀中央駅前 再開発が検討されている「横須賀中央駅前地区、若松町2丁目地区、三笠ビル地区」の3地区!

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-京浜急行電鉄本線・横須賀中央駅前-
 京浜急行電鉄本線の横須賀中央駅前では、竣工済みの「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」、に続いて「(1)若松町1丁目北地区、(2)若松町1丁目地区、(3)大滝町1丁目地区」の3地区で再開発が検討されています。

 これらはいずれも横須賀中央駅前の幹線道路である「三崎街道」の東側ですが、「三崎街道」の西側でも、「(1)横須賀中央駅前地区、(2)若松町2丁目地区、(3)三笠ビル地区」の3地区で再開発が検討されています。


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南側から「(1)横須賀中央駅前地区、(2)若松町2丁目地区、(3)三笠ビル地区」となります。


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横須賀中央駅前地区の「検討区域図」です。横須賀中央駅と直結する好立地になります。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 横須賀中央駅前地区


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若松町2丁目地区の「検討区域図」です。「横須賀中央駅前地区」の北側になります。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 若松町2丁目地区


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三笠ビル地区の「検討区域図」です。「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」から「三崎街道」を挟んだ西側になります。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 三笠ビル地区


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ザ・タワー横須賀中央

 「大滝町2丁目地区市街地再開発事業」は、京浜急行「横須賀中央駅」近くにあった「西友横須賀店」の再開発プロジェクトです。地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約143mで、横須賀市で最も高い超高層ビルです。

 フロア構成は、1階~4階が店舗・オフィス、5階以上が297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)の共同住宅になります。共同住宅部分の正式名称は「ザ・タワー横須賀中央」です。

 2015年11月17日に竣工しました。2016年4月3日には、下層階の大型商業施設「LIDRE(リドレ)横須賀」が、グランドオープンしました。

ザ・タワー横須賀中央の概要
◆ 計画名-大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物等建設工事
◆ 所在地-神奈川県横須賀市大滝町二丁目6番(地番)
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約143m
◆ 敷地面積-6,103.28㎡(開発総面積)、3,997.53㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-3,327.24㎡
◆ 延床面積-49,969.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(摩擦ダンパーを3階~33階に設置、粘性制震装置を1階・2階に設置) 
◆ 用途-共同住宅(5階~38階)、店舗・オフィス(1階~4階)
◆ 総戸数-297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)
◆ 建築主-大滝町2丁目地区市街地再開発組合(売主 京浜急行電鉄、大和ハウス工業)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所 
◆ 施工者-浅沼組
◆ 解体-2012年06月01日~2013年03月31日
◆ 着工-2013年04月01日
◆ 竣工-2015年11月17日
◆ 入居開始-2015年11月下旬、2016年04月03日(LIDRE横須賀グランドオープン)



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2022年9月25日 (日)

新空港線(蒲蒲線)整備促進事業 「大田区」と「東急電鉄」は新空港線整備に向けて第三セクター設立の協定を締結!

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-新空港線(蒲蒲線)整備促進事業-
 
「新空港線(蒲蒲線)整備促進事業」は、JR・東急蒲田駅と京急蒲田駅の約800mを鉄道で結ぶことにより、大田区内の東西交通の移動利便性が向上するとともに、沿線まちづくりを併せて進めることで地域の活性化に寄与します。

 また、東急東横線や東京メトロ副都心線などとの相互直通運転が可能となることで、羽田空港が渋谷・新宿・池袋の都市や和光・所沢・川越などの東京圏北西部と繋がり、広域的な鉄道ネットワークが形成され、東京の国際競争力が強化されるなどの効果が期待されています。

 引用資料 大田区・公式ホームページ
 新空港線(蒲蒲線)整備促進事業

 東急多摩川線矢口渡駅付近から多摩川線を地下化し、東急蒲田地下駅、京急蒲田地下駅を通り、大鳥居駅の手前で京急空港線に乗り入れる計画です。事業完成時期は未定ですが、関係者合意の後、速やかに整備主体を設立できるよう準備を進めています。

 国の答申第198号を受け、まずは蒲田駅と京急蒲田駅の未接続の解消を第一に考え、東急多摩川線を矢口渡付近から地下化・延伸し、京急蒲田駅までつなぐ区間を「一期整備」とし、京急蒲田駅から大鳥居駅の手前で京急空港線に接続する区間を「二期整備」としています。

 新空港線は、「都市鉄道等利便増進法」という補助制度を活用して整備することを想定しています。この「都市鉄道等利便増進法」の特徴は、線路や駅施設などのインフラを整備する整備主体(下部)と、列車を運行・運営する営業主体(上部)に組織を分離して行う上下分離方式を採用しています。計画としては、整備主体には大田区が主な出資者となる「公的第三セクター」を、営業主体には「東急電鉄」を想定しています。

● 新空港線整備に向けて第三セクター設立!
 「大田区」と「東急電鉄」は、2022年9月20日に新空港線の整備主体である第三セクター設立に関する協定を締結しました。今後、会社設立に必要な手続きを進めていきます。設立時の出資比率は、大田区が61%、東急電鉄が39%です。

 引用資料 大田区・公式HP(2022/09/20)
 大田区と東急電鉄株式会社は新空港線整備に向けて第三セクター設立の協定を締結しました


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レール幅が違う問題をどう解決するのか?
 東急線は狭軌の1067mmです。京急線は標準軌の1435mmです。一期整備では、「東急多摩川線」の狭軌の1067mmで、京急蒲田駅の地下に乗り入れます。二期整備では、京急蒲田駅から大鳥居駅の手前で「京急空港線」に接続する予定です。

 「京急空港線」にどのように乗り入れるかは具体的には決まっていません。線路を3本にする「三線軌条」もしくは「フリーゲージトレイン」にすれば相互直通運転は実現可能ですが、容易ではありません。


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「計画の全体像」です。


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「整備案」です。



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2022年9月24日 (土)

横須賀市 横須賀発祥の老舗百貨店さいか屋横須賀店の主力店舗「大通り館」の跡地 再開発が計画されている「大滝町1丁目地区」 

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-大滝町1丁目地区-
 横須賀発祥の老舗百貨店さいか屋横須賀店の主力店舗「大通り館」が2010年5月11日に閉館し、82年の歴史に幕を閉じました。「さいか屋」は1872年に横須賀で創業、「大通り館」は1928年に開館しました。横須賀市中心市街地の核店舗として長年市民に親しまれてきましたが、売上高の落ち込みや老朽化のため縮小を迫られていました。

 横須賀市では、竣工済みの「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」、に続いて「若松町1丁目北地区、若松町1丁目地区」の再開発が計画されています。

 「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」の2区画北側の「大滝町1丁目地区」でも再開発が計画されています。再開発予定地は、さいか屋大通り館跡地を中心とした区画です。さいか屋大通り館跡地は現在は駐車場になっています。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 大滝町1丁目地区


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大滝町1丁目地区の「検討区域図」です。「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」の2区画北側となります。


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「大滝町1丁目地区」を東側から見た様子です。


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さいか屋大通り館跡地は駐車場になっています。


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「大滝町1丁目地区」を南側から見た様子です。


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ザ・タワー横須賀中央

 「大滝町2丁目地区市街地再開発事業」は、京浜急行「横須賀中央駅」近くにあった「西友横須賀店」の再開発プロジェクトです。地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約143mで、横須賀市で最も高い超高層ビルです。

 フロア構成は、1階~4階が店舗・オフィス、5階以上が297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)の共同住宅になります。共同住宅部分の正式名称は「ザ・タワー横須賀中央」です。

 2015年11月17日に竣工しました。2016年4月3日には、下層階の大型商業施設「LIDRE(リドレ)横須賀」が、グランドオープンしました。

ザ・タワー横須賀中央の概要
◆ 計画名-大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物等建設工事
◆ 所在地-神奈川県横須賀市大滝町二丁目6番(地番)
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約143m
◆ 敷地面積-6,103.28㎡(開発総面積)、3,997.53㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-3,327.24㎡
◆ 延床面積-49,969.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(摩擦ダンパーを3階~33階に設置、粘性制震装置を1階・2階に設置) 
◆ 用途-共同住宅(5階~38階)、店舗・オフィス(1階~4階)
◆ 総戸数-297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)
◆ 建築主-大滝町2丁目地区市街地再開発組合(売主 京浜急行電鉄、大和ハウス工業)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所 
◆ 施工者-浅沼組
◆ 解体-2012年06月01日~2013年03月31日
◆ 着工-2013年04月01日
◆ 竣工-2015年11月17日
◆ 入居開始-2015年11月下旬、2016年04月03日(LIDRE横須賀グランドオープン)



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2022年9月23日 (金)

「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 船橋競馬場大規模改修工事 2022年9月中旬の建設状況

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-船橋競馬場大規模改修工事-
 1950年8月21日に開場した「船橋競馬場」は、千葉県船橋市に所在する地方競馬の競馬場です。競馬の主催者は「千葉県競馬組合」で、土地・施設は「よみうりランド」から賃借しています。

 「船橋競馬場」は、築50年以上が経過し躯体や設備が老朽化したため、「よみうりランド」は、成長戦略「飛躍」に基づき、船橋競馬場において観覧スタンドの全面的な建て替えや入場口新設などの改修計画を策定しました。

 「船橋競馬場大規模改修工事」では、観覧スタンドを全面的に建て替え、耐震を強化することにより快適かつ安心して観戦できるようにします。大型集客施設の正面に入場口を新設すると共に、場内には子供たちが馬と触れ合えるエリアを新規につくることで新たな客層を取り込み、地域にとっても賑わいのある施設へと生まれ変わります。万が一の災害時には防災拠点として地域へ貢献します。

 引用資料 よみうりランド(PDF:2019/03/27)
 船橋競馬場 大規模改修について

 現在は、競馬の開催を続けながらスタンドを全面的に建て替える工事が進んでいます。レース開催中は工事を止めていますが、それ以外は時間を決めて工事を行っています。「競走馬」に配慮して振動や騒音を最大限抑制して工事を行っています。

船橋競馬場大規模改修工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松一丁目2890-1の一部、他4筆(地番)
◆ 交通-京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩約5分、JR「南船橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-25.900m
◆ 敷地面積-332,044.59㎡
◆ 建築面積-31,690.45㎡
◆ 延床面積-43,341.29㎡(建築全体43,527.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 建築主-よみうりランド
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ オープン-2024年春予定


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「新スタンド イメージ(夕景)」です。


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「新入場口 イメージ」です。


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「商業施設側から見た完成イメージ」です。


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「周辺地図」です。


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大規模改修工事前の「船橋競馬場」です。


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「船橋競馬場」です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場大規模改修工事」の2022年9月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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新スタンドA棟

 既存のスタンドの西側部分約3分の1を解体して、「新スタンドA棟」が建設されました。「新スタンドA棟」は、2022年2月14日にオープンしました(写真提供読者さん)。


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解体中の既存スタンド

 東側に既存のスタンドが約3分の2残っていましたが、解体されました。この部分に「新スタンドB棟」と「運営エリア(千葉県競馬組合事務所や騎手ルームなど)」が建設されます(写真提供読者さん)。


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既存のスタンドが完全に姿を消しています(写真提供読者さん)。


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「新スタンドA棟」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「新スタンドB棟」の東側壁面です。この東側に「新スタンドB棟」が建設される予定です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場大規模改修工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年9月22日 (木)

北海道ボールパークFビレッジ 「レ・ジェイド北海道ボールパーク」が全戸完売 全国の住宅地の上昇率ランキングで「北広島市」がトップ3を独占!

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-北海道ボールパークFビレッジ-
 「日本ハム、北海道日本ハムファイターズ」は、北海道北広島市に新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO(エスコンフィールド北海道)」を核とする「北海道ボールパークFビレッジ」を建設しています。

 「北海道日本ハムファイターズ」は、本拠地を「札幌ドーム」から「エスコンフィールド北海道」に移転する予定です。「エスコンフィールド北海道」は2023年3月にオープンする予定です。

 2022年9月20日発表した基準地価(7月1日時点)で、全国の住宅地の上昇率ランキングでは、「北広島市」がトップ3を独占しました。「北海道ボールパークFビレッジ」の効果は絶大です。

 北海道日本ハムファイターズの「札幌ドーム」から「エスコンフィールド北海道」への移転は、札幌市にとっては大きな損失でしたが、「札幌都市圏」にとってはむしろプラスだと思います。
 元々札幌都市圏だった「北広島市」に新たに超魅力的な施設が加わった事はもちろんですが、「札幌市」との結びつきがより強くなりました。基準地価を見ても「北広島市」が完全に「札幌都市圏」に組み込まれた事が分かります。

レ・ジェイド北海道ボールパーク
 2023年に北海道北広島市で開業予定の北海道日本ハムファイターズの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」を核とする北海道ボールパーク F ビレッジの一画において「日本エスコン」が分譲しています。新規分譲マンション「レ・ジェイド北海道ボールパーク」について、2022年9月19日に全戸契約完売しました。

 引用資料 日本エスコン(PDF:2022/09/20)
 不動産販売事業『レ・ジェイド北海道ボールパーク』完売のお知らせ

レ・ジェイド北海道ボールパークの概要
◆ 所在地-北海道北広島市共栄228番8
◆ 交通-JR千歳線「北広島」駅徒歩22分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 敷地面積-3,496.95㎡(実測面積)
◆ 建築面積-1,868.06㎡
◆ 延床面積-14,760.30㎡(容積対象外面積2,759.31㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
◆ 用途-共同住戸、店舗
◆ 総戸数-119戸(住戸118戸、店舗1戸)、販売戸数118戸(募集対象外住戸25戸含む)
◆ 建築主-日本エスコン
◆ 設計者・監理者-浅井謙建築研究所
◆ 施工者-中山組
◆ 竣工-2023年02月下旬予定
◆ 入居開始-2023年03月下旬予定


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「現地位置図」です。「シニアレジデンス」の建設も計画されています。


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「外観完成予想図」です。


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「F ビレッジ・屋上共用テラス完成予想」です。


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「ウォームリビング完成予想図」です。


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「クラブハウス完成予想図」です。


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「デッキテラス完成予想図」です。



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2022年9月21日 (水)

地上30階、高さ約150m、延床面積約276,000㎡の「(仮称)新TOCビル計画」 世界的インフレを背景に解体工事着工を6ヶ月から1年程度順延

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-TOCビル-

 「TOCビル」は、「テーオーシー」が品川区西五反田七丁目に所有する巨大なビルです。地上13階、地下3階、延床面積174,013.32㎡で、1970年3月にオープンしました。

 2008年9月16日に「テーオーシー」は、「TOCビル」を建て替える方針を明らかにしました。当時の計画では、2011年度をめどに事業に着手し、事業全体の完了には、10年程度の期間を見込んでいました。しかし、その後は一向に動きがありませんでした。

 第一報から約13年か経過した2021年8月10日に、「テーオーシー」は、「TOCビル」の建て替え計画である「新TOCビル」に関するお知らせを正式に発表しました。8月27日には「(仮称)新TOCビル計画」の「全景イメージ、断面イメージ、配置イメージ」が公開されました。

 概要は、地上30階、地下3階、高さ約150m、延床面積約276,000㎡で、オフィス、店舗、共同住宅、駐車場で構成される巨大な超高層複合ビルとなります。2023年春頃から解体着工、2027年春頃の竣工予定となっています。

 「テーオーシー」は、東京都品川区の「TOCビル」を延床面積約276,000㎡の超高層複合ビルに建て替えますが、「テーオーシー」が求めていた高度利用地区計画の変更などが、2022年4月22日に「品川区」から都市計画決定を受けました。これにより、容積率が現行の712%から1,012%に緩和されます。

 テーオーシー IRライブラリ(PDF:2022/04/22)
 新TOCビル計画に関する都市計画決定のお知らせ

● 工事着工をヶ月から1年程度順延
 
これまで2023年春頃の解体工事着工を目途にTOCビルの建替えの準備を進めていましたが、世界的インフレを背景とする建設関連費用の高騰ならびに昨今のビル賃貸事業を巡る事業環境に鑑み、2023年3月末予定のTOCビル閉館および2023年春頃を目途としていた解体工事着工を当面(6ヶ月から1年程度)順延することになりました。解体工事着工までの期間は、現TOCビルの営業を継続します。

 テーオーシー IRライブラリ(PDF:2022/09/13)
 新TOCビル計画スケジュールに関するお知らせ

 新TOCビル計画に関しては、不確実性の高い現在の経済環境および事業環境などを総合的に勘案し、収益性の確保を重視しつつ早期着工に向け引き続き取り組んでいきます。

(仮称)新TOCビル計画
◆ 所在地-東京都品川区西五反田七丁目22番17号(住居表示)
◆ 交通-JR・都営地下鉄「五反田」駅より徒歩8分、東急電鉄目黒線「不動前」駅より徒歩6分、東急電鉄池上線「大崎広小路」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-平均地盤面から約150m
◆ 敷地面積-約21,536㎡
◆ 建築面積-約15,000㎡
◆ 延床面積-約276,000㎡
◆ 容積対象床面積-約218,000㎡(計画容積率約1,012%)
◆ 用途-オフィス、店舗、催事場、共同住宅、駐車場
◆ 建築主-テーオーシー
◆ 解体工事-2023年春頃予定 → 6ヶ月から1年程度順延
◆ 竣工-2027年春頃予定 → 6ヶ月から1年程度順延


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「断面イメージ」です。10階に少しだけ「共同住宅」があります。地権者の住戸なのでしょうか?


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「配置イメージ」です。


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「位置図」です。


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TOCビル
 「TOCビル」は、品川区西五反田七丁目にある巨大ビルです。地上13階、地下3階、延床面積174,013.32㎡で、1970年3月2日にオープンしました。TOCは「東京卸売センター」の略称です。

 2023年3月末予定のTOCビル閉館および2023年春頃を目途としていた解体工事着工を当面(6ヶ月から1年程度)順延することになりました。解体工事着工までの期間は、現TOCビルの営業を継続します。

TOCビルの概要
◆ 所在地-東京都品川区西五反田七丁目22番17号
◆ 交通-JR・都営地下鉄「五反田」駅より徒歩8分、東急電鉄目黒線「不動前」駅より徒歩6分、東急電鉄池上線「大崎広小路」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上13階、地下3階
◆ 敷地面積-21,522.23㎡
◆ 建築面積-15,594.80㎡
◆ 延床面積-174,013.32㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 用途-店舗、コンベンションセンター
◆ 建築主-テーオーシー
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 竣工-1970年03月
◆ オープン-1970年03月02日



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2022年9月20日 (火)

西武池袋線石神井公園駅前 地上26階、高さ約100mの「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!

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-石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業-
 それにしても「きつねダンス」がここまで盛り上がるとは思いませんでした。「きつねダンス」の原曲を歌う、ノルウェー在住の兄弟ユニット「Ylvis(イルヴィス)」が初来日、試合前に球団公式チアのファイターズガールら総勢300人の「チームきつねダンス」を従えて、原曲「The Fox」を熱唱しました。

 You Tube (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
 【夢のようだ】Ylvis来日『総勢300名!きつねダンスオールスターズ』

 それにしても「ファイターズガール」の衣装がカワイイ! 私の中では乃木坂46の「裸足でSummer」と並ぶ神衣装です。私はビルヲタのためなのか? 青空を連想する「ブルー」と雲を連想する「ホワイト」の組み合わせの衣装が最も萌えます(笑)。

 本題に戻って、「石神井公園駅南口西地区市街地再開発準備組合」は、東京都練馬区で「石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。再開発予定地は西武池袋線「石神井公園駅」の南口で、区域を北と南の2街区に分け再開発ビルを整備する計画です。

 両街区の間を東西に貫く「都市計画道路補助232号線」の一部を、再開発事業と一体的に整備する方針です。事業協力者として「野村不動産、前田建設工業」が参画、コンサルタントは「アール・アイ・エー」が務めています。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「石神井公園駅南口西地区市街地再開発組合」の設立を2022年9月16日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、安全で快適な歩行者空間の形成、駅前に相応しい地域拠点の形成、土地の統合と建築物の共同化・不燃化等による防災性の向上を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2022/09/15)
 石神井公園駅南口西地区市街地再開発組合の設立を認可します

石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都練馬区石神井町三丁目地内
◆ 交通-西武池袋線「石神井公園」駅すぐ
◆ 階数-(北街区)地上26階、地下2階、(南街区)地上9階、地下0階
◆ 高さ-(北街区)最高部約100m、(南街区)約35m
◆ 敷地面積-(北街区)約3,100㎡、(南街区)約500㎡
◆ 延床面積-(北街区)約31,260㎡、(南街区)約2,800㎡
◆ 構造-(北街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(南街区)鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、公益施設、事務所
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-石神井公園駅南口西地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-野村不動産、前田建設工業
◆ コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 着工-2024年04月予定
◆ 竣工-2027年03月予定
◆ 総事業費-約229億円


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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石神井公園ピアレス

 「石神井公園駅」の北口には、「石神井公園駅北口地区第一種市街地再開発事業」として整備された「石神井公園ピアレス」があります。地上33階、塔屋2階、地下2階、高さ108.87mで、2002年3月に竣工しました。



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2022年9月19日 (月)

開発が進む南船橋駅周辺 京葉線から武蔵野線が分岐する鉄道の要衝「南船橋駅」 JR南船橋駅南口市有地活用事業 2022年9月中旬の状況

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-JR南船橋駅南口市有地活用事業-

 「南船橋駅南口地区」は、JR京葉線南船橋駅南口の駅前に位置し、官民連携事業等の実施によって、臨海部における賑わいの創出と回遊性の向上に寄与する魅力的なまちづくりを進めていく地区です。

 緑豊かな広場空間を駅前に配置することにより憩いと賑わいを提供し、周辺環境と調和を図りつつ、新たな回遊拠点を創出することをテーマにまちづくりを進めていきます。広場を中心としたまちづくりを行うことにより、地域が一体となる臨海部の玄関口を形成していきます。

 「船橋市」は、JR南船橋駅南口市有地活用事業の事業者募集で、「三井不動産グループ」を優先交渉権者に選定しています。大規模な広場空間を中心に商業施設、居住施設等を配置することで憩いと賑わいを提供し、新たな回遊拠点を創出することを提案しています。住む人、働く人、訪れる人が自分の居場所(庭)と思える広場、「まちの庭」を開発コンセプトとしています。

 引用資料 船橋市・公式ホームページ
 令和2年度第140回船橋市都市計画審議会の会議概要


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「JR南船橋駅南口市有地 土地利用計画図」です。

 引用資料 船橋市・公式HP(2022/07/14)
 議題1 JR南船橋駅南口の新たな駅前広場が8月30日に供用開始 ~臨海部の玄関口が新たにお目見え!~


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の予定地の2022年9月中旬の状況です。2022年8月30日には「南口駅前広場」がオープンしました(写真提供読者さん)。


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「A街区(共同住宅)」の予定地です(写真提供読者さん)。


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業A街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「B街区(商業施設+広場)」の予定地です。「既設駅前広場」の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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「D街区(商業施設)」の予定地です(写真提供読者さん)。


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手前が「広場」、奥が「C街区(共同住宅)」の予定地です(写真提供読者さん)。


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「外構工事」が行われています(写真提供読者さん)。



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2022年9月18日 (日)

JR東日本 横須賀線「武蔵小杉駅」に下りホームを新設してホームを2面2線化 引き続きJR武蔵小杉駅新規改札口設置工事に着手!

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-JR武蔵小杉駅-

 JR横須賀線「武蔵小杉新駅」は、超高層タワーマンションの建設ラッシュでの人口急増に対応するために、2010年3月13日に暫定開業しました。2011年6月25日から本格的に供用開始されました。

 「JR東日本」と「川崎市」は、武蔵小杉駅や駅周辺の混雑緩和に向けた取り組みを進めるため、両者で覚書を締結しました。横須賀線ホームは、現在は島式1面2線です。現在の横須賀線ホームの東側に、新たに「下り専用ホーム」を新設します。現在のホームは「上り専用ホーム」とし、2面2線化します。事業費は、「JR東日本」が負担します。

 新しい「改札口」を横須賀線側施設の東京寄りに設置します。駅構内と駅周辺の歩行者を分散することによる混雑緩和や、南武線北側からのアクセス性の向上を図ります。新改札口の設置にかかる事業費は、「川崎市」が負担します。

 JR東日本では、横須賀線武蔵小杉駅のホーム上混雑緩和対策として、下りホーム(横浜・羽沢横浜国大方面)新設の工事を進めていますが、工事が順調に進んでいることから、2022年12月18日(日)より新下りホームを供用開始する運びとなりました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/09/16)
 横須賀線 武蔵小杉駅 新下りホームの供用を開始します

● JR武蔵小杉駅新規改札口設置工事に着手!
 川崎市とJR東日本横浜支社は、JR武蔵小杉駅の駅構内及び駅周辺の歩行者の分散化による混雑緩和と南武線北側からのアクセス性の向上を図るため、2022年6月17日に新規改札口設置工事の施行に関する協定を締結し、そして今回、設置工事の着手に至りました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/09/16)
 JR武蔵小杉駅新規改札口設置工事に着手します

 新規改札口は、横須賀線ホームの東側、南武線との連絡通路付近に設置します。既存コンコースを拡大する形で整備し、駅務室・新規改札コンコース・改札機・精算機・券売機・その他駅設備などを設けます。供用開始は、2023年度内を予定しています。


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「内観イメージ」です。


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「新規改札口前」です。


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「新規改札口付近拡大図」です。


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「計画概要図」です。



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2022年9月17日 (土)

開発が進む南船橋駅周辺 京葉線から武蔵野線が分岐する鉄道の要衝「南船橋駅」 2022年8月30日にオープンした南口駅前広場 

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-JR南船橋駅南口-

 京葉線と武蔵野線が乗り入れる「南船橋駅」は、鉄道交通の要衝となっています。南船橋駅周辺では、「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」、「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ) 」、「船橋競馬場大規模改修工事」などの開発ラッシュになっています(写真提供読者さん)。

 これらの玄関口となるJR南船橋駅南口に、新たな駅前広場が2022年8月30日にオープンしました。バスやタクシーなどの新たな交通拠点になります。

 引用資料 船橋市・公式HP(2022/07/14)
 議題1 JR南船橋駅南口の新たな駅前広場が8月30日に供用開始 ~臨海部の玄関口が新たにお目見え!~

 今後は駅構内から、駅前に予定されている商業施設を結ぶペデストリアンデッキの整備が民間事業者により予定されているほか、駅前広場周辺の道路についても、2024年度中の供用開始に向けて整備を進めていきます。


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2022年8月30日にオープンした「南口駅前広場」です(写真提供読者さん)。


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JR南船橋駅南口です(写真提供読者さん)。


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南側の「既設駅前広場」の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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「整備後のイメージ」です。


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「平面図」です。


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「案内図」です。



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2022年9月16日 (金)

船橋市 収容1万人規模の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ) 」 2022年9月中旬の建設状況

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-(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY-
 千葉県船橋市をホームタウンとする国内男子プロバスケットボールリーグBリーグの「千葉ジェッツふなばし」は、「ミクシィ」と戦略的業務資本提携を締結し、「ミクシィ」は株式の過半数を取得し、連結子会社化しています。

 「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に、大規模物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備しましたが、北側のJR京葉線沿いに「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」があります。「三井不動産」と「ミクシィ」は、ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場に新アリーナを建設します。

 「三井不動産」および「ミクシィ」は、今般、千葉県船橋市において収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」を建築着工しました。

 引用資料 三井不動産(2022/02/02)
 三井不動産 × ミクシィ 収容1万人規模の大型多目的アリーナ 「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ) 」建築に着手 千葉県船橋市に2024年春開業予定

 「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」は、B.LEAGUE1部に所属し、2020年~2021年シーズンチャンピオンの「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとして利用するほか、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会など様々なイベントに対応可能な施設を目指しています。

 「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」のすべてが収容客数1万人規模の大型多目的アリーナになる訳ではありません。一部に駐車台数1,007台の「(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画」が建設されます。

(仮称)LaLa arena TOKYO-BAYの概要
◆ 計画名-船橋市浜町2丁目計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目5
◆ 交通-JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅徒歩約6分
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-30.95m
◆ 敷地面積-19,978.52㎡
◆ 建築面積-13,368.05㎡
◆ 延床面積-29,409.08㎡(建築物全体30,947.96㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 収容客数-約10,000人
◆ 建築主-三井不動産、ミクシィ
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 外装コンセプトデザイン-HKS
◆ ランドスケープデザイン-SWA Group
◆ 着工-2022年02月
◆ 竣工-2024年03月予定
◆ 開業-2024年春予定

立体駐車場の概要
◆ 計画名-(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1番2の一部(地番)
◆ 交通-JR京葉線「南船橋」駅
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-20.71m
◆ 敷地面積-14,189.18㎡
◆ 建築面積-3,686.72㎡
◆ 延床面積-16,459.35㎡(建築物全体20,701.33㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-駐車場
◆ 駐車台数-1,007台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2022年02月
◆ 竣工-2023年02月予定


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(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)の「鳥瞰 CG」です。


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「バスケットボール試合開催時 CG」です。


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「音楽コンサート開催時 CG」です。


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「位置図(狭域図)」です。西側には「(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画」が整備されます。


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南東側から見た2022年9月中旬の「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」と「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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北西側から見た「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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北西側でアリーナの「鉄骨建方」が始まっています(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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柱が多数姿を現しています。基礎は「既製コンクリート杭」です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」の鉄骨建方の様子です(写真提供読者さん)。


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基礎は「既製コンクリート杭」です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「船橋市浜町2丁目計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年9月15日 (木)

大崎・五反田地区 地上37階、高さ約143mの「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」 2023年1月中旬に新築工事に着工!

Tokyoosaki211211
-大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業-

 疾風怒涛の勢いで再開発が進むJR大崎駅周辺ですが、再開発に取り残された場所があります。大崎三丁目のJR大崎駅の北西側一帯です。大崎駅西口駅前エリアにあって木造密集市街地の建物共同化により、土地の高度利用・有効利用を図り、大崎副都心の拠点性を高めるとともに良質な都市型住宅の供給を図ります。

 「東京都」は、「大崎駅西口F南地区市街地再開発組合」の設立を2021年3月5日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、防災性、利便性向上のための都市基盤の整備に併せた敷地の統合化、及び周辺地域との調和を図りながら土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ることで、密集市街地を解消して防災性の高い空間づくりを行います。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2021/03/04)
 大崎駅西口F南地区市街地再開発組合の設立を認可します

 引用資料 住友不動産(PDF:2021/03/15)
 職住近接の街づくりが進む大崎に事務所併設の複合タワー 「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」組合設立

● 2023年1月中旬に着工!
 「大崎駅西口F南地区市街地再開発組合」は、「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」の新築工事に2023年1月中旬に着工、2026年2月中旬に竣工を予定しています。既存施設の解体工事は「前田建設工業」などが進めています。

 建設通信新聞(2022/09/13)
 23年1月中旬に着工/既存施設の解体は前田ら/大崎駅西口F南再開発

大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区大崎三丁目500番の一部
◆ 階数-地上37階、地下3階
◆ 交通-JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、りんかい線「大崎」駅
◆ 高さ-最高部約143m
◆ 敷地面積-5,054.42㎡
◆ 敷地面積-約3,030㎡
◆ 延床面積-約53,400㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗、保育所、公益施設、駐車場等
◆ 総戸数-460戸(変更されている可能性あり)
◆ 建築主-大崎駅西口F南地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年01月中旬予定
◆ 竣工-2026年02月中旬予定
◆ 総事業費-約320億円(変更されている可能性あり)


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変更前の「断面イメージ」です(引用:東京都)。

● 地上37階、地下3階、高さ約143mに変更!
 変更前の「断面イメージ」では、地上35階、地下3階、高さ約149mで計画されていましたが、地上37階、地下3階、高さ約143mに変更されています。


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「配置図」です(引用:東京都)。


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「位置図」です。大崎駅西口は、第一弾の「ThinkPark Tower」を皮切りに、2000年以降に再開発されました(引用:東京都)。


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「大崎・五反田地区」は、オセロを次々とひっくり返すように疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。まだまだ「検討・準備中地区」もありますが、一部を除いてほぼ一帯が再開発されます(引用:品川区)。



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2022年9月14日 (水)

国家戦略特区 「渋谷ヒカリエ」の北側 地上33階、高さ180mの「宮益坂地区再開発」 完成イメージが公開!

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-宮益坂地区再開発-

 渋谷駅周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発はJR渋谷駅周辺やJR線の西側が中心でしたが、JR線東側の「渋谷ヒカリエ」の周辺に波及しています。

 「宮益坂地区市街地再開発準備組合」が計画する再開発事業は、JR渋谷駅東口付近を「A街区、B街区、C街区」に分け、総延床面積約200,800㎡の再開発ビルを建設します。

 「宮益坂地区再開発」は、国家戦略特区に指定されています。内閣府から「都市再生特別地区(宮益坂地区) 都市計画(素案)の概要」が発表され、完成イメージが公開されました。事業協力者は「東急」と「ヒューリック」です。

 引用資料 内閣府・公式HP-ムページ
 都市再生特別地区(宮益坂地区) 都市計画(素案)の概要

宮益坂地区市街地再開発の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷一丁目・二丁目内
◆ 敷地面積-約10,870㎡(A街区約7,930㎡、B街区約2,180㎡、C街区約760㎡)
◆ 延床面積-約200,800㎡(A街区約191,150㎡、B街区約8,850㎡、C街区約800㎡)
◆ 容積対象面積-約168,480㎡(A街区約159,980㎡、B街区約7,950㎡、C街区約550㎡)
◆ 事業協力者-東急、ヒューリック
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2028年度予定

A街区の概要
◆ 階数-地上33階、地下3階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-約7,930㎡
◆ 延床面積-約191,150㎡
◆ 容積対象面積-約159,980㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、宿泊滞在施設、産業育成支援施設、駐車場等

B街区の概要
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 高さ-約60m
◆ 敷地面積-約2,180㎡
◆ 延床面積-約8,850㎡
◆ 容積対象面積-約7,950㎡
◆ 用途-店舗等

C街区の概要
◆ 階数-地上2階、地下1階
◆ 高さ-約20m
◆ 敷地面積-約760㎡
◆ 延床面積-約800㎡
◆ 容積対象面積-約550㎡
◆ 用途-神社等


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「全景イメージ」です。


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「夜景イメージ」です。


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「大山街道沿道のにぎわい空間」です。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2022年9月13日 (火)

「芝浦水再生センター」の東側 地上34階、高さ約120mの「(仮称)港区港南三丁目プロジェクト」 環境影響調査書の縦覧!

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-(仮称)港区港南三丁目プロジェクト-
 「芝浦水再生センター」の東側の港区港南三丁目にUR都市機構の「港南3丁目住宅」と「港南3丁目第2住宅」がありますが、跡地に「日鉄興和不動産」により、地上34階、地下0階、高さ約120m、延床面積約76,500㎡、総戸数815戸の超高層タワーマンションが建設されます。

● 環境影響調査書案の縦覧!
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の縦覧【(仮称)港区港南三丁目プロジェクト】が行われています。縦覧期間は、2022年9月12日(月)~10月11日(火)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2022/09/12)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の縦覧【(仮称)港区港南三丁目プロジェクト】

(仮称)港区港南三丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区港南三丁目7-2,7-3,7-7,7-8
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行「泉岳寺」駅、JR・京浜急行「品川」駅
◆ 階数-地上34階、地下0階
◆ 高さ-最高部約120m
◆ 敷地面積-約6,820㎡
◆ 建築面積-約3,195㎡
◆ 延床面積-約76,500㎡
◆ 用途-共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-815戸
◆ 建築主-日鉄興和不動産
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「北立面図」です。


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「南立面図」です。


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「西立面図」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「計画地位置図(詳細)」です。UR都市機構の「港南3丁目住宅」と「港南3丁目第2住宅」の跡地に建設されます。


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「計画地位置図」です。



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2022年9月12日 (月)

新宿副都心が拡大して西端が「神田川」まで到達 地上35階、高さ約131mの「シティタワー新宿」 外観デザインが公開! 

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-西新宿五丁目北地区防災街区整備事業-
 「(仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業施設建築物」の予定地は、十二社通り及び青梅街道沿いは中高層建築物が多いが老朽化した建物も多く、また、地区内部は狭隘な道路や木造建物も多く、地区全体として住環境、商環境、防災等に多くの課題がある地区です。 

 超高層ツインタワーが建設される予定で、A地区には、地上33階、地下2階、高さ151.40mの「A棟」、B地区には、地上35階、地下2階、高さ131.57mの「B棟」が建設中です。

● シティタワー新宿
 先行して、「A地区」が住友不動産のホームページに「(仮称)住友不動産西新宿5丁目プロジェクト」として公開されていますが、「B地区」の「(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト」の公式ホームページがオープンしました。

 「(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト」の正式名称が「シティタワー新宿」に決定し、外観デザインが公開されました。

 引用資料 公式ホームページ
 シティタワー新宿

シティタワー新宿の概要
◆ 計画名-(仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業施設建築物 B棟
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目801番(地番)
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅から徒歩8分、東京メトロ丸ノ内方南支線「中野坂上」駅から徒歩8分、都営大江戸線「西新宿五丁目」駅から徒歩10分、都営大江戸線「都庁前」駅から徒歩11分、JR総武・中央線「新宿」駅から徒歩17分、小田急電鉄小田原線「新宿」駅まで徒歩17分
◆ 階数-地上35階、地下2階
◆ 高さ-最高部131.57m、軒高124.59m
◆ 敷地面積-4,267.00㎡
◆ 建築面積-2,081.09㎡
◆ 延床面積-44,545.03㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-マットスラブ工法(直接基礎)
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-427戸(非分譲住戸254戸・非分譲SOHO11室含む)、その他 店舗8区画・保育所・事務所
◆ 建築主-西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-五洋建設(大成・五洋建設共同企業体:B棟は五洋建設)
◆ 着工-2019年06月30日
◆ 竣工-2023年01月下旬予定
◆ 入居開始-2023年06月下旬予定


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「外観完成予想図」です。


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「外観完成予想図」です。


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「外観完成予想図」です。


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「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業」の完成イメージです。


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「配置図」です(引用:新宿区景観まちづくり審議会)。


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「位置図」です。新宿副都心が拡大して西端が「神田川」まで到達しています。



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2022年9月11日 (日)

「八重洲ブックセンター本店」が2023年3月に営業終了 地上43階、高さ約226mの「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」

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-(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業-

 東京駅の八重洲口では、北側の「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、南側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 その中で、最も進んでいるのが「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。2018年12月3日に起工式が執り行われました。「東京ミッドタウン八重洲」として2022年9月17日に先行オープンする予定です。

 3地区で最大規模なのが「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」です。当初計画では、2020年4月着工~2023年5月末竣工の予定でしたが、2022年度着工~2025年度竣工の予定に延期、更に延期されて、2024年度着工~2028年度竣工を想定しています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を2021年10月19日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、国際都市東京の玄関口として高次な機能集積と都市基盤の強化を実現します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2021/10/18)
 八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を認可します

● 八重洲ブックセンター本店が2023年3月に閉店!
 JR東京駅前の「八重洲ブックセンター本店」が2023年3月に閉店します。「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」に伴うもので、2028年度に竣工予定の複合施設内に出店を計画しています。閉店後は当面、仮店舗での営業を目指しており、現在は近隣地域の空き店舗を探しています。

 八重洲ブックセンター(2022/09/09)
 八重洲ブックセンター本店 再開発に伴う営業終了のお知らせ

(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅
◆ 階数-地上43階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-約226m
◆ 施行面積-約22,000㎡
◆ 敷地面積-約19,500㎡
◆ 建築面積-約15,700㎡(変更されている可能性あり)
◆ 延床面積-約388,330㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、劇場、居住・滞在施設(サービスアパートメント)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場 等車場
◆ 建築主-八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、UR都市機構)
◆ 基本設計-日建設計
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 総事業費-約3,172億円(調査設計計画費約84億円、土地整備費約123億円、補償費約723億円、工事費約2,062億円、事務費等約180億)


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断面イメージ
 地下2階に「バスターミナル」を設置し、地下1階では東京駅や京橋駅、北地区ビルと接続します。低層部には「商業店舗」を配置します。4階は「インターナショナルスクール」、3階~8階は「劇場」、3階~39階は「オフィス」や「機械室」などで、40階~43階が「サービスアパートメント」となります(引用:東京都)。


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「1階平面図」です(引用:東京都)。


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「地下1階平面図」です(引用:東京都)。


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「位置図」です。階数、高さ、延床面積が減少したので、一部参加しないビルがあるのかと心配しましたが、「計画地」を見る限りでは街区の全ビルが再開発に参画するようです。土地所有者42者、借地権者11者の計53者の関係権利者となっています(引用:東京都)。


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八重洲ブックセンター本店
 「鹿島建設」の社長であった鹿島守之助氏の「どんな本でもすぐ手に入るような書店が欲しい」との遺志を受け継ぎ、赤坂へ移転した八重洲の鹿島建設本社跡地に世界一の売場面積を持つ書店をつくろうと計画されました。

 「八重洲ブックセンター本店」は、JR東京駅前の地上8階、地下1階の建物に、1978年9月18日に100万冊の在庫を誇る日本初の超巨大書店として開店しました。

 「八重洲ブックセンター本店」が2023年3月に閉店しますが、2022年9月17日(土)~9月30日(金)の14日間、恒例の八重洲ブックセンター創業祭を今年も全店舗で開催します。本店では10月以降も引き続き全フロアを挙げて特別企画を開催します。


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「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2022年9月10日 (土)

都営青山北町アパートの再開発 地上38階、高さ約180mの「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧!

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-(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業

 「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。

 都営青山北町アパートの敷地を、「都営住宅建替事業区域、民活事業区域、沿道一体型開発検討区域」の3つに分割し、それぞれ異なる事業により段階的にまちづくりを推進しています。

● 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧!
 東京都環境局は、「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書の縦覧を行っています。「B-1地区」には、地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、延床面積約180,000㎡、「B-2地区」には、地上3階、地下2階、高さ約21m、延床面積約2,000㎡の再開発ビルが建設されます。

 引用資料 東京都環境局(2022/09/06)
 「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書

(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目の一部
◆ 交通-東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道」駅、東京メトロ銀座線「外苑前」駅
◆ 階数-(B-1地区)地上38階、塔屋2階、地下2階、(B-2地区)地上3階、地下2階
◆ 高さ-(B-1地区)最高部約180m、(B-2地区)最高部約21m
◆ 区域面積面積-(B-1地区)約27,000㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 敷地面積-(B-1地区)約20,300㎡、(B-2地区)約1,100㎡
◆ 建築面積-(B-1地区)約11,200㎡、(B-2地区)約370㎡
◆ 延床面積-(B-1地区)約180,000㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(B-1地区)オフィス、店舗、宿泊施設、公益施設、駐車場等、(B-2地区)店舗等
◆ 建築主途-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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「将来の完成予想図(イメージ図:計画地北側からの鳥瞰)」です。南西側の「A-1棟」は、地上20階、地下0階、高さ69.10mの「都営北青山三丁目丁目アパート」、「A-2棟」は、地上25階、塔屋2階、地下1階、高さ99.90mの賃貸マンション「ののあおやま民活棟(クラス青山)」です(引用:東京都環境局)。


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「広場側から再開発棟を望む」です(引用:港区議会)。


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「計画建物断面図(南西-北東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物断面図(北西-南東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物配置図」です(引用:東京都環境局)。


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「位置図」です(引用:港区議会)。


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「計画地位置図」です(引用:東京都)。



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2022年9月 9日 (金)

板橋区 地上34階、高さ約134mの「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」 施工者を「東急建設」に決定!

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-板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業-
 
 JR東日本は、駅改良工事を滝野川口及び駅構内をⅠ期計画として先行着手し、東京電力管路移転工事後に板橋口をⅡ期計画(板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業)として開発する予定です。北側の「JR東日本用地」と南側の「B用地(板橋区所有)」を一体開発します。

 「野村不動産」は、板橋区及び東日本旅客鉄道が推進する「板橋駅板橋口一体開発事業」において、共同施行予定者として選定されました。建築主は「野村不動産、JR東日本」となります。

 引用資料 東京都報道発表資料(2019/08/22)
 板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します

● 施工者を東急建設に決定!
 「JR東日本」と「野村不動産」は、東京都板橋区で計画する「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の施工者を「東急建設」に決定しました。東急建設は再開発ビルの設計に加え、再開発区域とJR板橋駅の間をつなぐ地下通路の階段新設工事も担当しています。

 日刊建設工業新聞(2022/09/09)
 JR東日本、野村不/板橋駅板橋口再開発(東京都板橋区)、施工は東急建設に

 再開発事業は2019年08月22日に東京都の施行認可を受け、当初は2020年10月の着工、2024年12月の竣工を予定していました。ところが線路との近接施工となるため、設計段階で掘削などに使う重機が電車の走らない深夜帯しか扱えないことが判明、JR東日本と野村不動産は竣工時期を3年程度遅らせ、工事期間中の安全確保や事業費削減に向けて設計内容と工事手法を再検討しました。

板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都板橋区板橋一丁目内
◆ 交通-JR埼京線「板橋」駅直結
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部134.36m、軒高126.30m
◆ 敷地面積-3,859.55㎡(JR東日本約2,209㎡、板橋区約1,675㎡)
◆ 敷地面積-2,461.96㎡
◆ 延床面積-51,159.20㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、物品販売店、飲食店、事務所、集会所、保育所、その他
◆ 総戸数-約360戸
◆ 建築主-野村不動産、JR東日本
◆ 設計者-(基本設計)JR東日本建築設計、(実施設計)東急建設
◆ 施工者―東急建設
◆ 着工-2022年11月01日予定
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。北側の「JR東日本用地」と南側の「B用地(板橋区所有)」を一体開発します。



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2022年9月 8日 (木)

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業 地上45階、高さ約240mの「東京ミッドタウン八重洲」 2022年9月17日に先行オープン!

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-東京ミッドタウン八重洲-
 東京駅周辺では、丸の内側では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、八重洲側では再開発があまり進んでいませんでした。丸の内側は区画が大きい上に地権者が超大手企業のため再開発が比較的スムーズに進みますが、八重洲側は小規模なビルが多く権利関係が複雑に絡み合っているため合意形成が非常に難しいためです。
 
 そんな中でも、「八重洲一丁目東地区再開発計画」、「八重洲二丁目北地区再開発計画」、「八重洲二丁目中地区再開発計画」の3地区で再開発が協議されています。
 その中で、最も進んでいるのが「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。

 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2018年12月3日に起工式を執り行いました。街区名称は「東京ミッドタウン八重洲」に決定しています。

● 2022年9月17日に先行オープン!
 「三井不動産」は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として、「東京ミッドタウン八重洲」の開発を推進していますが、商業施設約60店舗のうち、地下1階の13店舗が、地下2階「バスターミナル東京八重洲」とともに2022年9月17日に先行オープンすることが決定しました。なお、グランドオープンは2023年3月を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2022/03/15)
 2023年3月「東京ミッドタウン八重洲」グランドオープン! 約60店舗のうち、地下1階の13店舗が9月17日に先行オープン バスターミナル利用者・周辺ワーカーに親和性の高い店舗が集結

 引用資料 公式ホームページ
 東京ミッドタウン八重洲

東京ミッドタウン八重洲の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目地内 他
◆ 交通-JR「東京」駅地下直結、東京メトロ丸の内線「東京」駅地下直結、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩3分、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩6分
◆ 階数- (A-1街区)地上45階、塔屋2階、地下4階、(A-2街区)地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部約240m、(A-2街区)最高部約41m
◆ 地区面積-(A-1街区)12,390.43㎡、(A-2街区)1,043.69㎡
◆ 敷地面積-(A-1街区)10,875.16㎡、(A-2街区)742.92㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)283,896.06㎡、(A-2街区)5,853.53㎡
◆ 構造-(A-1街区・A-2街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(A-1街区)パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)、(A-2街区)直接基礎
◆ 地震対策-(A-1街区)制振構造(制振ブレースと制振オイルダンパーを設置)
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等、(A-2街区)オフィス、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-(既存建物等解体工事)2017年09月01日~2018年11月30日、(地下解体工事)2018年06月01日~2020年12月31日予定
◆ 着工-2018年12月03日(起工式)
◆ 竣工-2022年08月末予定
◆ オープン-2022年09月17日予定(先行オープン)、2023年03月予定(グランドオープン)


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丸の内側から見た「完成イメージ」です。


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「東京ミッドタウン八重洲 フロア構成」です。


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「東京ミッドタウン八重洲 地下1階 商業施設エリア CG」です。


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「バスターミナル東京八重洲 のりば CG」です。


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バスターミナル東京八重洲
 「バスターミナル東京八重洲 案内・チケットカウンター CG」です。地下2階に整備する「バスターミナル東京八重洲」は、東京駅前3地区の再開発事業が連携することにより、東京駅周辺の歩道上に分散している高速バス停留所を集約、国際空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する国内最大規模のバスターミナル(隣接する2街区と合わせ計20バース)の第1期エリアです。「UR都市機構」により整備が進められています。


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「フロア構成図」です。


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1フロア約4,100㎡(約1,240坪)もあります。広大なオフィスフロアで自由度の高いレイアウトとワークスタイルの多様性に対応します。


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「配置図」です。


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「東京ミッドタウン八重洲周辺図」です。南側に計画中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」と合わせて「東京ミッドタウン八重洲」と思われます。


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「東京ミッドタウン八重洲」の2022年8月30日の状況です。2022年9月17日に先行オープン予定です。


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窓ガラス清掃をしている「ゴンドラ」です。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。オフィス部分は、南北約93m×東西約60mと巨大です。


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下層階の様子です。


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「TOKYO MIDTOWN YAESU」と「Bus Terminal Tokyo Yaesu」のロゴです。



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2022年9月 7日 (水)

日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2022年8月30日の建設状況

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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。

 「三井不動産」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

● 2021年12月6日に着工!
 「三井不動産」と「野村不動産」は、日本橋一丁目中地区市街地再開発組合の一員として、「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2021年12月6日に着工しました。竣工は2026年3月末の予定です。

 引用資料 三井不動産(PDF:2021/12/07)
 日本橋川沿い再開発第一弾、新たなランドマークとなる日本橋エリア最高・最大級のミクストユース開発 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工 ZEB/ZEH認証・DBJ Green Building認証の取得など、次世代の新たな街づくりが始動

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目30番~32番(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩3分、JR線「東京」駅徒歩10分
◆ 階数-(C街区)地上52階、塔屋2階、地下5階、(B街区)地上7階、地下2階、(A街区)地上4階、地下1階
◆ 高さ-(C街区)最高部約284m、(B街区)最高部約31m、(A街区)最高部約32m
◆ 敷地面積-(C街区)約15,560㎡、(B街区)約2,060㎡、(A街区)約1,370㎡、
◆ 建築面積-(C街区)約12,600㎡、(B街区)約1,200㎡、(A街区)約1,100㎡
◆ 延床面積-(C街区)約368,700㎡、(B街区)約6,500㎡、(A街区)約5,100㎡
◆ 構造-(C街区)鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)、(B街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(A街区)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-(C街区)オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE施設、ビジネス支援施設、駐車場等、(B街区)共同住宅、商業施設、(A街区)業務施設、商業施設
◆ 客室数-197室(ウォルドーフ・アストリア東京日本橋)
◆ 総戸数-約100戸(C街区)、約50戸(B街区)
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産)
◆ 都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理-日建設計
◆ デザインアーキテクト-日建設計、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)
◆ 施工者-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体「(C街区)清水建設、(B街区)清水建設・錢高組JV、(A街区)大林組」
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日予定
◆ 着工-2021年12月06日
◆ 竣工-2026年03月末予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)
◆ 総事業費-約3,120億円


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「外観イメージパース(中央通り北西方向から)」です。デザインアーキテクトには、日本橋三井タワー、日本橋室町三井タワーをデザインした「ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)」を起用しています。


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「鳥瞰パース(夜景)」です。


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「日本橋川沿い低層部外観イメージ(右からA街区、B街区)」です。

A街区
 「日本橋野村ビル旧館」は、「自由様式」を標榜した建築家安井武雄により、1930年に竣工しました。三層構成を踏襲しながら柱型をなくし、東洋風の意匠を纏わせた折衷様式のデザインであり、貴重な近代建築物として中央区指定有形文化財に指定されています。「日本橋野村ビル旧館」の風格ある外観を保存活用する事で、日本橋の伝統と文化を受け継ぎつつ地域全体のさらなる賑わい形成を図ります。

B街区
 中央区指定有形文化財である「A街区」との一体感ある景観を醸成し、日本橋川の水辺空間にふさわしいヒューマンスケールな街並み形成を行います。「C街区」と地上3階レベルでデッキ接続しており、日本橋川沿いの賑わいにつながる商業空間の創出、および水辺の落ち着きを感じる多様なライフスタイルに対応可能な約50戸の住戸を予定しています。


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「中央通り側からの低層部外観イメージパース(夕景)」です。


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「用途断面図」です。


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「敷地配置図」です。


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「位置図」です。


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C街区

 北東側の歩道橋から見た「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の2022年8月30日の建設状況です。


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CRM工法(掘削土再利用連壁工法)
 一般的に「山留め壁」は、「三点式パイルドライバ」により「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」で「山留め壁」を構築しますが、この現場は、読者の方がメールで教えて頂きましたが、「CRM工法(掘削土再利用連壁工法)」で構築しているようです。

 地上52階、高さ約284mと規模が大きいので、周辺の地盤に及ぼす影響も大きくなります。西側には「東京メトロ銀座線」、東側には「都営地下鉄浅草線」が走っています。工事による軌道の沈下や浮き上りは絶対に許されません。そのため「ソイルセメント柱列壁工法」よりも強固な「CRM工法(掘削土再利用連壁工法)」を採用するのだと思われます。

 「CRM工法」は、安定液を用いて掘削した掘削溝に「H形鋼」を挿入し、現地の掘削土を再利用した「ソイルセメント」を打設して地中に連続壁を構築する工法です。超高層ビルでは「あべのハルカス」などで採用されています。

 CRM工法(掘削土再利用連壁工法)とは
 CRM工法研究会


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BMX掘削機(水平多軸回転式掘削機)
 手前に見えるのは、低空頭型の「水平多軸回転式掘削機」です。似た外観に「BMX掘削機」と「EMX掘削機」がありますが、このタイプは「BMX掘削機」だと思います。「水平多軸回転式掘削機」は、掘削土を「安定液」と共に地上に吸い上げます。


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MHL掘削機(バケット式掘削機)

 左側に見えるのは「バケット式掘削機」です。似た外観に「MHL掘削機」と「MEH掘削機」がありますが、このタイプは「MHL掘削機」だと思います。バケット部分をベースマシンのクレーンで吊り上げて、先端の「クラムシェル」の開閉により地下の土砂を掘削します。


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「乗入れ構台」が設置されています。


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「安定液タンク」が「乗入れ構台」に組み込まれています。ビルヲタを長くやっていますが、「安定液タンク」が「乗入れ構台」に組み込まれている現場を初めて見ました。


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北側から見た内部の様子です。


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MHL掘削機(バケット式掘削機)

 「バケット式掘削機」です。似た外観に「MHL掘削機」と「MEH掘削機」がありますが、このタイプは「MHL掘削機」だと思います。バケット部分をベースマシンのクレーンで吊り上げて、先端の「クラムシェル」の開閉により地下の土砂を掘削します。


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西側から見た様子です。


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「山留め壁」を構築しています。


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水平多軸回転式掘削機
 名称は分かりませんが、低空頭型の「水平多軸回転式掘削機」です。「水平多軸回転式掘削機」は、掘削土を「安定液」と共に地上に吸い上げます。


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グレーの大きなホースが見えますが、この部分で掘削土を「安定液」と共に地上に吸い上げます。


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手前の解体工事中の部分が「B街区」、奥が「A街区(日本橋野村ビル)」です。


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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年9月 6日 (火)

JR京葉線の新駅「幕張豊砂駅」 (仮称)JR東日本ホテルメッツ幕張豊砂 「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の建設工事に着手!

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-(仮称)幕張豊砂駅前開発-

 「JR東日本千葉支社」は、2023年春開業予定の「幕張豊砂駅」において、駅を中心とした魅力ある街づくりを推進するため、駅前用地にて「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の建設工事に着手します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/09/02)
 「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の建設工事に着手します

 幕張豊砂駅とまちをつなぐ歩行者ネットワークの設置を行い、駅前にふさわしい賑わいの拠点づくり、回遊性向上を目指していきます。開発の一環として、宿泊特化型ホテル「(仮称)JR東日本ホテルメッツ幕張豊砂」を開業します。

(仮称)幕張豊砂駅前開発の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目45番3号
◆ 交通-JR京葉線「幕張豊砂」駅すぐ(2023年春予定開業)
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 敷地面積-約5,000㎡
◆ 延床面積-約8,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、通路上家
◆ 客室数-229室(シングル139室、ツイン90室) *宿泊特化型ホテル「(仮称)JR東日本ホテルメッツ幕張豊砂」
◆ 建築主-JR東日本(運営会社 日本ホテル)
◆ 設計者-JR東日本建築設計
◆ 幕張豊砂駅開業-2023年春予定
◆ ホテル・歩行者ネットワーク開業-2024年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の建設予定地です。手前では「駅前広場整備工事」が行われています(写真提供読者さん)。


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幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)
 「JR京葉線」の海浜幕張駅と新習志野駅の間に新駅を設置します。新駅の位置は、千葉市美浜区浜田二丁目で、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点を予定しています。駅舎は線路南側(海側)に置き、「イオンモール幕張新都心・ファミリーモール」の向かいになります。

 新駅の予定地は、高架橋が上下線で独立しており、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、線路間に高さが違うホームを置く予定です。また、新駅の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置する予定です。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」と「千葉県、イオンモール、千葉市」の3者を構成員とする幕張新都心拡大地区新駅設置協議会では、幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、京葉線新駅について2018年4月20日に基本協定を締結し、2020年7月下旬から本格着工して事業を進めています。開業時期は2023年春予定です。

 引用資料 JR東日本千葉支社(PDF:2020/10/30)
 幕張新都心拡大地区新駅の事業進捗について

 JR東日本は2021年10月29日に、京葉線新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅名を「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」に決定したと発表しました。新駅が位置する「豊砂」地域は幕張の沖合に位置していたところであり、将来豊かになってほしいという意味を込めて命名されました。

 JR東日本 千葉支社(PDF:2021/10/29)
 京葉線 新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅の駅名決定について

幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)の概要
◆ 位置-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目(海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点、海浜幕張駅から約1.7㎞、新習志野駅から約1.7㎞)
◆ 駅舎-線路南側(海側)に設置、駅本屋は地上1階(鉄骨造)
◆ ホーム-全長約210m(10両対応)、線路間に2階層(下りホーム1階、上りホーム2階)、エスカレーター(2基)、エレベーター(1基)
◆ 自由通路-駅舎とは分離し、新駅東側(蘇我方面)に設置、全長約150m×幅員約4m(屋根及び壁付き)、エレベーター(2基)
◆ 着工-2020年07月下旬
◆ 開業-2023年春予定


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【上り(東京方面)ホームイメージ図】です。「上り(東京方面)」は高架となります。


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【改札内コンコースイメージ図】です。


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【中央部断面図】です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置します。


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「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」の設置位置です。千葉市美浜区浜田二丁目で、JR新習志野駅から約1.7km、JR海浜幕張駅から約1.7kmの位置です。超巨大な商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口になります。



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2022年9月 5日 (月)

国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2022年8月30日の建設状況

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-
 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

 引用資料 東京建物(PDF:2020/07/01) 
 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業権利変換認可のお知らせ

 引用資料 東京建物(PDF:2022/03/02)
 東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発組合設立のお知らせ

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日予定
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 総事業費-約2,104億円


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「外観イメージ中央通り方面から望む」です(引用:東京建物)。


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「さくら通り・八重洲仲通り沿いの低層部イメージ」です(引用:東京建物)。


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「概要図」です(引用:国土交通省)


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります(引用:東京都)。


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南東側から見た「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の2022年8月30日の建設状況です。


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内部の様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。

● 逆打ち工法
 この現場は「逆打ち工法」を採用しています。「逆打ち工法」では、地上躯体と地下躯体を同時に建設します。地下躯体は、地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので「逆打ち工法」と言います。


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北東側から見た様子です。


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「安定液タンク」が3基並んでいます。


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北側のゲートです。


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北西側から見た様子です。「アースドリル掘削機」が見えます。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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西側の「外堀通り」側から見た北側部分です。「質」の看板がある建物は参画しません。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年9月 4日 (日)

「東京ミッドタウン八重洲」のすぐ北側 ブランドマーク(FLYING-Y) 竣工した「ヤンマー東京ビル」

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-ヤンマー東京ビル-

 「ヤンマー」は、2020年2月4日に関係者出席のもと旧ヤンマー東京ビル跡地にて「地鎮祭」を行い、2月5日より「(仮称)ヤンマー東京ビル」の新築工事に着手しました。「東京ミッドタウン八重洲(八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事)」と共に同時にグランドオープンの予定です。

 引用資料 ヤンマー(2020/02/04)
 ヤンマー東京ビルの新築工事着工について

 「(仮称)ヤンマー東京ビル」は、環境性能に優れたヤンマーのバイオディーゼルコージェネレーションシステム等の最新環境技術の導入が予定されており、建築物の環境性能総合評価指標である「CASBEE(キャスビー)」において最高ランク(Sランク)を実現する計画です。また、「中間免震構造」を採用による災害対策の強化や東京駅から八重洲地下街等を通じての直通の立地を活かした高アクセスを実現します。

 正式名称は「ヤンマー東京ビル」で、概要は、 地上14階、塔屋1階、地下3階、高さ69.88mです。地下3階・地下2階が「駐車場」、地下1階~地上2階が「商業エリア」、3階~14階が「ヤンマーグループ、オフィステナントエリア」となる予定です。

● 東京ミッドタウン八重洲に合わせてオープン?
 「東京ミッドタウン八重洲」の商業施設約60店舗のうち、地下1階の13店舗が、地下2階「バスターミナル東京八重洲」とともに2022年9月17日に先行オープンすることが決定しています。「ヤンマー東京ビル」もその頃にオープンすると思われます。

ヤンマー東京ビル
◆ 所在地-(仮称)ヤンマー東京ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目1番1号(地番)
◆ 階数- 地上14階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部69.88m
◆ 敷地面積-1,483.79㎡
◆ 建築面積-1,360.00㎡
◆ 延床面積-21,834.74㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-セイレイ興産(ヤンマーグループ)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2020年02月04日(地鎮祭)、2020年02月05日(着工)
◆ 竣工-2022年08月20日


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「ヤンマー東京ビル」の2022年8月30日の状況です。1階は簡易なフェンスで囲われていますが、建物自体は竣工していると思われます。「明治神宮野球場」で行われた乃木坂46「真夏の全国ツアー2022」に行った友人に東京駅周辺を数カ所撮影してもらいました。


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ブランドマーク(FLYING-Y)

 「ヤンマー」の「ブランドマーク(FLYING-Y)」が2ヶ所取り付けられています。

● ブランドマークの由来
 YANMARの『Y』。コーポレートネーム「ヤンマー」の由来であり、日本人にとって豊作の象徴でもあるトンボ(オニヤンマ)の『羽』。この2つをモチーフに、次の100年へと飛躍するブランドの意志を表現しました。

 鋭角的なフォルムは、未来を切りひらく先進性と精緻を極める世界最先端の技術力を。コーポレートカラーでもある赤は、「開拓者精神」「挑戦」「情熱」「太陽」「豊かさ」を表しています。


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一部で「壁面緑化」が行われています。


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カーテンウォールには「アルミ製ルーバー(横型)」が取り付けられています。


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北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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乃木坂46「真夏の全国ツアー2022」の東京公演(明治神宮野球場)は、2022年29日・30日・31日の3日間行われました。


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乃木坂46の「WE ARE THE IDOL」の巨大パネルです。他の会場は各会場1名ずつでしたが、「明治神宮野球場」は7名となっています。このパネルは大人気だったようで、長蛇の列で撮影まで30分かかったと友人が言っていました。



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2022年9月 3日 (土)

地上28階、高さ約119mの「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」 施設名称が「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定!

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-(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画-
 
「ドンキホーテホールディングス」は、「東急百貨店本店」の南側の渋谷区道玄坂二丁目に、超高層複合ビル「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」を建設します。

 用途は、「店舗、飲食店、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場」となります。「ドンキホーテホールディングス」は、2019年2月1日付で「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に商号変更しました。

●施設名称が「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定!
 「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」が渋谷文化村通りの新たなライフスタイル拠点として開発を進めている「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」について、2023年9月に開業予定の施設名称が「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定しました。また、「IHG ホテルズ&リゾーツ」と運営受託契約を締結し、「ホテルインディゴ東京渋谷」を開業することを発表しました。

 引用資料 ドンキホーテホールディングス(PDF:2022/09/01)
 2023年9月開業予定 PPIH「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」施設名称「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定IHGホテルズ&リゾーツ「ホテルインディゴ東京渋谷」が開業~道玄坂に通(みち)を拓く。上質な日常と刺激的な非日常が交差する~

道玄坂通 dogenzaka-doriの概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6号外(地番)
◆ 交通-JR「渋谷」駅、東急東横線・田園都市線「渋谷」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅、京王井の頭線「渋谷」駅
◆ 階数-地上28階、地下1階(建築基準法上 地上27階、地下2階)
◆ 高さ-最高部118.7m、建築物114.8m
◆ 敷地面積-5,897.39㎡
◆ 建築面積-2,972.89㎡
◆ 延床面積-41,876.60㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-店舗、飲食店、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場
◆ 客室数-全272室(13階~23階)
◆ 建築主-パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキホーテホールディングス)、(有)カブトビル、サン・エトワール
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2018年01月09日~2019年05月31日
◆ 着工-2019年11月15日予定
◆ 竣工-2023年03月予定
◆ 開業-2023年09月予定


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「オフィス」のイメージです。


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「オフィス」のイメージです。


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「ホテル」のイメージです。ホテルは客室数272室の「ホテルインディゴ東京渋谷」となります。


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フロア構成です。


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位置図です。



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2022年9月 2日 (金)

中央区築地二丁目に新たな超高層ビル 東京メトロ日比谷線「築地」駅直結 地上20階、高さ約110mの「築地二丁目地区」

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-築地二丁目地区-

 2022年9月1日に東京都中央区は「築地地区まちづくり協議会」を開催しました。中央区は、 ”中央区まちづくり基本条例に基づく区と区民との協議 「築地二丁目地区」” の資料を公開しました。

 東京都中央区築地二丁目に新たな超高層ビルの建設計画が判明しました。概要は、地上20階、地下2階、高さ約110m、延床面積約57,000㎡です。用途は、オフィスと店舗となっています。

 引用資料 築地地区まちづくり協議会(PDF:2022/09/01)
 資料1 中央区まちづくり基本条例に基づく区と区民との協議 「築地二丁目地区」

 再開発予定地は、東京メトロ日比谷線「築地」駅直結の好立地で、敷地内には「NTTデータ築地ビル、アーバンネット築地第2ビル」などのNTTグループのビルやその他のビルが建っています。

築地二丁目地区の概要
◆ 所在地-東京都中央区築地二丁目11番の一部
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「築地」駅直結
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-約110m
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約57,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 解体工事-2024年予定
◆ 着工-2025年予定
◆ 竣工-2028年予定


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「イメージパース」です。


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「断面図」です。


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1階の「配置図」です。


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「位置図」です。東京メトロ日比谷線「築地」駅直結の好立地です。



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2022年9月 1日 (木)

横浜市 山下ふ頭再開発の新たな事業計画策定に向けた市民意見募集等の結果 「A案・B案・C案・D案・E案」の5案を公表!

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-山下ふ頭(山下埠頭)-
 政府は、「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)」を国内に3ヶ所整備する方針を打ち出しています。「横浜市」は、「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)」を誘致する方針を固めていました。

 立地場所は、「山下ふ頭」の47.1haを想定しています。「広大でシンボル性の高い敷地。横浜都心部、羽田空港からの距離も近く、航空、鉄道、道路による各方面からのアクセスの利便性が高い。中心市街地や住宅地から、高速道路等により分離されている上、海上に隔離された立地になっている。」などの理由に挙げています。

 しかし、2021年8月22日に行われた「横浜市長選挙」で、「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)」の誘致に反対する候補が当選したため、「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)」の誘致は撤回されました。

● 山下ふ頭再開発の新たな事業計画策定
 「横浜市」は、山下ふ頭再開発の新たな事業計画策定に向け、市民意見募集、ワークショップ形式による市民意見交換会及び事業者提案募集を2021年12月23日(木)~2022年6月30日(木)まで行いました。その結果の概要を取りまとめて公表しました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2022/08/29)
 山下ふ頭再開発の新たな事業計画策定に向けた市民意見募集等の結果概要について

 横浜市民からはスポーツ・エンターテインメント機能や親水機能、文化・芸術機能などを求める声が多かったです。民間事業者からは「鹿島建設、竹中工務店」など10件の提案があり、大規模集客施設や国際展示場、企業・大学などと連携したイノベーション施設などの開発案が示されました。結果の詳細は2022年9月中旬頃に公表します。


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「(A案)企業・大学等のイノベーション施設を中心とした提案」です。


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「(B案)大規模集客施設を中心とした提案」です。


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「(C案)大規模集客施設を中心とした提案」です。


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「(D案) 緑を中心とした提案」です。


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「(E案) 緑を中心とした提案」です。



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