横須賀市 横須賀発祥の老舗百貨店さいか屋横須賀店の主力店舗「大通り館」の跡地 再開発が計画されている「大滝町1丁目地区」
-大滝町1丁目地区-
横須賀発祥の老舗百貨店さいか屋横須賀店の主力店舗「大通り館」が2010年5月11日に閉館し、82年の歴史に幕を閉じました。「さいか屋」は1872年に横須賀で創業、「大通り館」は1928年に開館しました。横須賀市中心市街地の核店舗として長年市民に親しまれてきましたが、売上高の落ち込みや老朽化のため縮小を迫られていました。
横須賀市では、竣工済みの「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」、に続いて「若松町1丁目北地区、若松町1丁目地区」の再開発が計画されています。
「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」の2区画北側の「大滝町1丁目地区」でも再開発が計画されています。再開発予定地は、さいか屋大通り館跡地を中心とした区画です。さいか屋大通り館跡地は現在は駐車場になっています。
引用資料 横須賀市・公式ホームページ
大滝町1丁目地区
大滝町1丁目地区の「検討区域図」です。「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」の2区画北側となります。
「大滝町1丁目地区」を東側から見た様子です。
さいか屋大通り館跡地は駐車場になっています。
「大滝町1丁目地区」を南側から見た様子です。
ザ・タワー横須賀中央
「大滝町2丁目地区市街地再開発事業」は、京浜急行「横須賀中央駅」近くにあった「西友横須賀店」の再開発プロジェクトです。地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約143mで、横須賀市で最も高い超高層ビルです。
フロア構成は、1階~4階が店舗・オフィス、5階以上が297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)の共同住宅になります。共同住宅部分の正式名称は「ザ・タワー横須賀中央」です。
2015年11月17日に竣工しました。2016年4月3日には、下層階の大型商業施設「LIDRE(リドレ)横須賀」が、グランドオープンしました。
ザ・タワー横須賀中央の概要
◆ 計画名-大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物等建設工事
◆ 所在地-神奈川県横須賀市大滝町二丁目6番(地番)
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約143m
◆ 敷地面積-6,103.28㎡(開発総面積)、3,997.53㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-3,327.24㎡
◆ 延床面積-49,969.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(摩擦ダンパーを3階~33階に設置、粘性制震装置を1階・2階に設置)
◆ 用途-共同住宅(5階~38階)、店舗・オフィス(1階~4階)
◆ 総戸数-297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)
◆ 建築主-大滝町2丁目地区市街地再開発組合(売主 京浜急行電鉄、大和ハウス工業)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所
◆ 施工者-浅沼組
◆ 解体-2012年06月01日~2013年03月31日
◆ 着工-2013年04月01日
◆ 竣工-2015年11月17日
◆ 入居開始-2015年11月下旬、2016年04月03日(LIDRE横須賀グランドオープン)
| 固定リンク
« 「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 船橋競馬場大規模改修工事 2022年9月中旬の建設状況 | トップページ | 新空港線(蒲蒲線)整備促進事業 「大田区」と「東急電鉄」は新空港線整備に向けて第三セクター設立の協定を締結! »
「203 神奈川県・その他」カテゴリの記事
- 京浜急行「横須賀中央」駅より歩行者デッキで直結 地上33階、高さ約128m、延床面積約47,130㎡の「若松町1丁目地区第一種市街地再開発事業」(2024.06.09)
- 「リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)」の近く 地上29階、高さ約110mの.「ブランズタワー橋本」 公式ホームページがオープン!(2023.12.26)
- 藤沢市・鎌倉市にまたがる一体的なまちづくりが始動! JR東海道本線の大船~藤沢駅間に新駅「村岡新駅(仮称)」の設置も!(2023.11.02)
- 相模原市最高層 伊勢丹相模原店跡地 地上41階、高さ約154m、総戸数687戸の「プラウドタワー相模大野クロス」(2023.09.19)
- 横須賀市 地上27階、高さ約100mと地上24階、高さ約98mの超高層ツインタワー「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」(2023.06.16)