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2022年10月

2022年10月31日 (月)

「ヨドバシアウトレット京急川崎」などが立地 地上24階、高さ約119mの「(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業に係る条例準備書及び要約書」の縦覧!

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-(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業-

 川崎市は、「京急川崎駅」を中心とした地区において、羽田空港に直結するなどの地理的優位性をいかし、川崎の玄関口にふさわしいまちづくりを民間主導により計画的に推進するため、「京急川崎駅周辺地区まちづくり整備方針」を策定しています。

 駅前でありながら、低未利用な土地が残る西口駅前を中心としたエリアにおいて、再開発事業の機運の高まりがみられていることを踏まえ、京急川崎駅周辺地区まちづくり整備方針をより深度化・具体化した「『京急川崎駅周辺地区まちづくり整備方針』に基づく京急川崎駅西口地区の戦略的な整備誘導の考え方」を取りまとめました。

 2021年9月8日には、「京浜急行電鉄」などの地権者が、高さ約120m、延床面積約80,000㎡の大規模超高層複合ビルの建設を検討していることが川崎市の公式ホームページなどで公開されました。

● 条例環境影響評価方法書の縦覧!
 川崎市は、「(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業に係る条例準備書及び要約書」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2022年10月28日(金)~12月12日(月)までです。

 引用資料 川崎市・公式HP(2022/10/28)
 (仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業に係る条例準備書及び要約書

(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区駅前本町21番地ほか
◆ 交通-京急本線・京急大師線「川崎」駅、JR東海道本線・京浜東北線・南武線「川崎」駅
◆ 階数-(A-1街区)地上24階、塔屋1階、地下1階、(A-2街区)地上11階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(A-1街区)約119m、(A-2街区)約46m
◆ 敷地面積-(A-1街区)約7,300㎡、(A-2街区)約350㎡
◆ 建築面積-(A-1街区)約4,290㎡、(A-2街区)約210㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)約83,000㎡、(A-2街区)約2,170㎡
◆ 容積対象面床積-(A-1街区)約73,000㎡、(A-2街区)約1,960㎡
◆ 構造-(A-1街区)鉄骨造(一部CFT造)、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(A-2街区)鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、商業、駐車場等、(A-2街区)オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 設計者・施工者-(未定)
◆ 着工-2025年予定
◆ 竣工-2028年予定


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「完成イメージ」です。


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「東立面図」です。


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「南立面図」です。


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「断面図(南北)」です。


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「断面図(東西)」です。


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「土地利用計画図」です。「A-1街区」と「A-2街区」で構成されています。現在は「ヨドバシアウトレット京急川崎」などが立地しています。



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2022年10月30日 (日)

千葉県佐倉市ユーカリが丘 スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント 2022年10月末の建設状況 

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-ユーカリが丘-

 「ユーカリが丘」は、不動産会社「山万」によって千葉県佐倉市に開発されたニュータウンです。「ユーカリが丘ニュータウン」の開発は、1971年5月から開始されました。そして1979年4月には分譲が開始されました。通常大規模ニュータウンは自治体主導で行われますが、「ユーカリが丘」は計画の立案から開発・販売まで会社主導で行われています。
 
 「山万」は不動産開発だけではなく、ニュータウン内を走る新交通システム「山万ユーカリが丘線」も建設しています。京成電鉄のユーカリが丘駅を始発駅とする路線距離4.1kmの路線です。「ユーカリが丘ニュータウン」は広大なため1戸建てが多いですが、駅前には5棟の超高層タワーマンションが建っています。

● スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント

 現在は、ユーカリが丘の近くに、地上15階、高さ46.35m、延床面積22,970.75㎡、総戸数276戸のマンション「スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント」が建設中です。

 引用資料 公式ホームページ
 スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント

スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロントの概要
◆ 所在地-千葉県佐倉市ユーカリが丘四丁目591番4
◆ 交通-京成本線・山万ユーカリが丘線「ユーカリが丘」駅徒歩3分
◆ 階数-地上15階、地下0階
◆ 高さ-最高部46.35m
◆ 敷地面積-12,164.98㎡
◆ 建築面積-3,011.67㎡
◆ 延床面積-22,970.75㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-276戸
◆ 建築主-山万
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2021年09月30日
◆ 竣工-2023年10月上旬予定
◆ 入居開始-2023年11月下旬予定


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「スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント」の完成イメージです。


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「スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント」の建設現場の周囲には、5棟の超高層タワーマンションが建っています(写真提供読者さん)。


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「スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント」は、「A棟・B棟・C棟・D棟・共用棟」の5棟で構成されています(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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「位置図」です。



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2022年10月29日 (土)

西武鉄道所沢車両工場跡地 延床面積約129,000㎡の大規模商業施設「所沢駅西口開発計画」 事業計画の概要を発表!

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-所沢駅西口土地区画整理事業-

 「所沢市」では、所沢駅周辺のにぎわいの創出と良好な住環境を整備するため、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯約8.5haで、「所沢駅西口土地区画整理事業」を進めています。

 開発エリア内の北東側には、エリアのランドマークとなる地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ99.95mの「所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業」が建設されました。「シティタワー所沢クラッシィ」として2021年6月に竣工しました。

● 所沢駅西口開発計画
 西武ホールディングスの連結子会社である「西武鉄道」と「住友商事」は、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」地区内において共同で商業施設の開発を行う「所沢駅西口開発計画」の事業計画について発表しました。2022年11月に着工し、2024年秋に開業予定です。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2022/10/28)
 「所沢駅西口開発計画」の事業内容について ~2022年11月着工、2024年秋開業予定~

 計画地を含む所沢エリアは、交通の利便性に加え、豊かな自然環境、数多くの歴史文化施設、観光・レジャー施設に恵まれた、魅力あふれる街です。両社は、敷地面積約34,000㎡において、店舗面積約43,000㎡、店舗数約150店舗、駐車場台数約1,700台、地上7階建て(商業フロア4層)の広域集客型商業施設を開発し、所沢市の玄関口にふさわしい魅力と活気のある街並みの形成を目指します。

所沢駅西口開発計画の概要
◆ 所在地-埼玉県所沢市東住吉10番(西武所沢車両工場跡地)
◆ 交通-西武鉄道池袋線・新宿線「所沢」駅
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部37.40m
◆ 敷地面積-約34,000㎡
◆ 延床面積-約129,000㎡
◆ 構造-RCST造(柱:鉄筋コンクリート造、梁:鉄骨造)、一部鉄骨造
◆ 用途-商業施設
◆ 店舗面積-約43,000㎡
◆ 店舗数-約150店舗
◆ 駐車場台数-約1,700台
◆ 駐輪場台数-約2,000台
◆ 建築主-西武鉄道、住友商事(運営管理 西武リアルティソリューションズ、住友商事、住商アーバン開発)
◆ 設計者-清水建設・西武建設設計共同企業体
◆ 施工者-清水建設・西武建設共同企業体
◆ 着工-2022年11月
◆ 竣工-2024年06月予定
◆ 開業-2024年秋予定
◆ 事業費-約295億円


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「1F 南西側フードコート(イメージ)」です。


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「2F 広場空間(イメージ)」です。


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「4F 屋上広場(イメージ)」です。


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「所沢駅西口土地区画整理事業」です。

 引用資料 所沢市・公式ホームページ
 所沢駅西口土地区画整理事業に伴う工事のお知らせ

 北東側には、エリアのランドマークとなる地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ99.95mの「所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業」が建設されました。「シティタワー所沢クラッシィ」として2021年6月に竣工しました。



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2022年10月28日 (金)

東京臨海副都心・有明南G1区画 延床面積約56,500㎡の「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」 2022年10月26日に地鎮祭を挙行!

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-東京臨海副都心・有明南G1区画-

 「東京臨海副都心」は、「台場地区、青海地区、有明北地区、有明南地区」の4地区からなります。全て埋立て地で、行政は江東区、港区、品川区と三つの区に跨り、総面積は442haです。

 周辺の開発は1989年に始まり、1993年に「レインボーブリッジ」と「首都高速11号台場線」が開通しました。1995年には、「ゆりかもめ」の新橋駅~有明駅間も開業するなど、交通網の整備も進められました。

 その後、オフィスやタワーマンションなどのが誕生したほか、大規模商業施設やレジャー施設も開業し、現在では在住・在勤者も増え、多くの観光客・買い物客も訪れる賑わう街となっています。

 「有明南G1区画」と「有明南H区画」の公募が行われていましたが、2020年12月25には、「有明南G1区画」と「有明南H区画」の進出事業予定者が決定しました。「有明南G1区画」の事業予定者はコナミグループの「コナミホールディングス、コナミリアルエステート、コナミビジネスエキスパート」に決定しました。

● コナミクリエイティブフロント東京ベイを着工!
 「コナミグループ」は、2023年3月に会社設立50周年を迎えます。半世紀にわたる成長ステージの過程において世界各地に数多くの拠点を設置してきましたが、更なる持続的な成長を実現するため、コナミグループの次世代研究開発拠点として、「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の地鎮祭を2022年10月26日に執り行い着工しました。

 引用資料 コナミグループ(2022/10/26)
 コナミグループの次世代研究開発拠点 「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設工事着工

 「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設により、デジタルエンタテインメント事業を中心にWEB3やインターネット上の仮想空間であるメタバース等に対応した革新的な技術・サービスの研究開発を拡充し、競争力の強化を実現します。

 更には、最先端の研究開発に必要な環境を整えると同時に、「国際コンベンションゾーン有明」を世界に発信し、地区全体のにぎわいを創出する複合施設として、eスポーツをはじめとするイベントの生放送や動画配信などにも対応したスタジオやショップ等の設置を計画しています。

コナミクリエイティブフロント東京ベイの概要
◆ 計画名-(仮称)コナミR&Dセンター新築工事
◆ 所在地-東京都江東区有明三丁目1番17(地名地番)
◆ 交通-ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅、りんかい線「国際展示場」駅
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-最高部50.00m
◆ 敷地面積-11,155.82㎡
◆ 延床面積-56,477.95㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-鋼管巻き場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、集会場、展示場、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-コナミリアルエステート
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2022年10月26日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年08月末予定


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「屋上庭園完成イメージ図」です。


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「オフィス空間完成イメージ図」です。


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「完成イメージ図」です。


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「完成イメージ図」です。


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「完成イメージ図」です。


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「有明南G1区画」です。



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2022年10月27日 (木)

原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る 新生「原宿クエスト」着工 2025年春竣工・開業予定!

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-原宿クエスト-

 「NTT都市開発」は、複合商業施設「原宿クエスト」を2021年10月10日の営業をもって閉館しました。原宿クエストは、原宿駅から徒歩3分の原宿・表参道の玄関口にあるファッション、カフェ&レストラン他ホールを併設した施設として、33年間にわたり営業していました。

 「NTT都市開発」は、多様な文化を生み出し続ける街・原宿の新たなランドマークとして、原宿・表参道エリアを牽引する商業施設「原宿クエスト建替え計画」について、新築工事に着手しました。竣工は2025年春を予定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2022/10/26)
 新生「原宿クエスト」着工 -表参道と奥原宿をつなぎ、都市の奥行きをつくりだす-

 新生「原宿クエスト」は、表参道から奥原宿をつなぐことで、都市の奥行きをつくりだし、原宿の新たな魅力を掘り起こす、地上6階、地下1階の7フロアで構成される複合商業施設です。

 低層棟と高層棟で構成されており、その間には、表参道から奥原宿をつなぐパサージュ(敷地内通路)を計画。各店舗が街との調和を図りながらも独立した路面店として個性豊かな世界観を表現できるよう、原宿ならではの施設をめざします。

原宿クエスト建替え計画の概要
◆ 計画名-(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前1-13-14,13-21(住居表示)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下2階
◆ 敷地面積-1,956.49㎡
◆ 延床面積-約7,800㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋​コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、事務所、自動車車庫
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ デザインアーキテクト-OMA/Shohei Shigematsu(重松 象平) 
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体-2021年11月
◆ 着工-2022年10月(地下解体工事含む)
◆ 竣工-2025年春予定
◆ 開業-2025年春予定


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新生「原宿クエスト」外観イメージ(表参道側)


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表参道や明治神宮からの連続性を感じられる、緑豊かな空間を形成


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原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る


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敷地周辺地図



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2022年10月26日 (水)

高さ約200mと高さ約160mの「Otemachi One」が完成 エリア最大級の緑地空間「Otemachi One Garden」が2022年12月16日にオープン!

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-Otemachi One-

 「三井物産」と「三井不動産」は、大手町一丁目2番地区の開発事業を進めています。「三井物産ビル、大手町パルビル、大手町一丁目三井ビルディング」の3棟が解体され、一体的に再開発されました。

 大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業である「(仮称)OH-1計画」は、2016年5月18日に着工し、6月8日に起工式を行いました。「三井物産、三井不動産」は、街区名称として、様々な人や才能が集まり融合し、大手町「一丁目」から世界に向けて新しい価値を発信し続ける「オンリーワン」の街としていく想いを込めて、「Otemachi One」に決定しました。

 皇居の「大手濠」側の「三井物産ビル」跡地に、地上31階、地下5階、高さ約160mの「三井物産ビル」が、「日比谷通」側の「大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビル」の跡地に、地上40階、地下5階、高さ約200mの「Otemachi One タワー」が建設されました。

 2020年2月23日に竣工し、2020年5月7日に「三井物産」は、「日本生命丸の内ガーデンタワー」及び「JAビル」から、Otemachi One街区内の「三井物産ビル」へ本社を移転しました。

 商業施設エリア「Otemachi One Avenue」は2020年5月12日にグランドオープン予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、6月17日より順次開業に変更になりました。「フォーシーズンズホテル東京大手町」は、2020年7月1日の開業予定を延期し、2020年9月1日に開業しました。

● Otemachi One Gardenが2022年12月16日オープン!
 「三井物産」と「三井不動産」は、「Otemachi One」にエリア最大級の緑地空間「Otemachi One Garden」を2022年12月9日に竣工、2022年12月16日にオープンします。「Otemachi One Garden」のオープンをもって、三井物産と三井不動産による複合開発「Otemachi One」は完成を迎えます。

 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2022/10/25)
 大手町・丸の内・有楽町エリア最大級約6,000m2の緑地空間 「Otemachi One Garden」2022年12月16日オープン決定 12月16日~25日オープニングイベント開催

 「Otemachi One Garden」は、日本を代表するオフィスエリアである大手町に位置し、かつ皇居が目の前という場所に誕生します。皇居の広大な緑との連続性により、大手町における緑のネットワーク形成と豊かな緑地空間の創出に貢献します。

 また、都心におけるクールスポットの形成やカーボンニュートラル、生物多様性など環境への貢献も期待されます。 緑地空間6,000㎡のうち、芝生広場を中心とした約3,000㎡がイベントスペースとなり、大手町エリアでは希少なイベント対応型の広場空間を提供します。

Otemachi Oneの概要
◆ 計画名-(仮称)OH-1計画
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目2番1号
◆ 交通-東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」、 都営三田線「大手町駅」直結、東京メトロ東西線「竹橋」駅より徒歩5分、JR「東京」駅より徒歩14分、JR「神田」駅より徒歩12分
◆ 階数-(B棟)地上40階、地下5階、(A棟)地上31階、地下5階
◆ 高さ-(B棟)最高部約200m、軒高約200m、(A棟)最高部約160m、軒高約150m
◆ 敷地面積-20,864.32㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,852.27㎡(施設全体)
◆ 延床面積-358,687.93㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎+直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的ホール、ホテル、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 客室数-193室(フォーシーズンズホテル東京大手町)
◆ 建築主-三井物産、三井不動産
◆ 設計者・監理者-日建設計・鹿島建設 設計共同企業体(日建設計、鹿島建設)
◆ デザインアーキテクト-Skidmore, Owings & Merrill LLP(SOM)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2015年01月05日~2016年09月30日(地下躯体含む)
◆ 着工-2016年05月18日(着工)、2016年06月08日(起工式)
◆ 竣工-2020年02月23日
◆ 全体竣工-2022年12月09日(Otemachi One Garden完成)
◆ オープン-2020年05月07日(三井物産の本社が稼働)、2020年06月17日(Otemachi One Avenueが順次開業)、2020年09月01日(フォーシーズンズホテル東京大手町)、2022年12月16日(Otemachi One Garden)


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「Otemachi One(三井物産ビル、Otemachi One タワー)」のフロア構成です。


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「Otemachi One Garden」の7つのゾーンです。


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「多楷層な森づくり」と「地域固有の在来種の選定」です。



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2022年10月25日 (火)

山形新幹線最大の難所の克服 山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画の推進に関する覚書 奥羽本線の庭坂駅~米沢駅間の約23kmをトンネル化!

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-山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画-

 2022年10月24日に、「山形県」と「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画を推進するため、覚書を締結しました。併せて、山形県とJR東日本は、山形県内の鉄道沿線の活性化等を図り、相互の持続的な発展を目指すことを目的として、包括連携協定を締結しました。

 引用資料 山形県・公式HP(2022/10/24)
 山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画の推進に関する覚書並びに山形県内の鉄道沿線の活性化等に関する包括連携協定の締結について

 米沢トンネルの事業区間は、奥羽本線の庭坂駅(福島県)~米沢駅(山形県)間の約23kmです。時速200km以上の高速走行も可能な緩やかなカ-ブのトンネルとする計画で、10分強のスピードアップという整備効果が得られるとしています。また、大雪などによる運行への影響を減らし、福島~米沢間の安全性・安定性が格段に向上します。

 工期は着工から約15年、事業費は約1,500億円を想定しています。山形県は「調査を含めると20数年を要するビッグプロジェクト」としており、「山形県と首都圏を結ぶ大動脈である山形新幹線の安定性や速達性の向上はもとより、北海道・東北新幹線をはじめ全国の新幹線ネットワークの安定性向上への効果も期待され、国土全体の強靱化にもつながる極めて重要なプロジェクト」と位置づけます。

● 福島駅アプローチ線新設工事やE8系電車の投入も!
 「山形新幹線米沢トンネル(仮称)整備計画」や下記の「福島駅アプローチ線新設工事」および「新幹線E8系電車」の投入により、山形新幹線はどんどん強化されていきます。このような地道な積み重ねによる相乗効果が大切です。


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福島駅アプローチ線新設工事

 JR東日本は、輸送障害時のダイヤ復旧時間短縮を目的として、山形新幹線が分岐する「福島駅」で、在来線(山形新幹線が通る奥羽本線)から東北新幹線へ合流する「アプローチ線」の増設工事を発表しましています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/03/03)
 山形新幹線をより便利に快適にします 

 福島駅では山形新幹線「つばさ」上下列車がともに14番線から発着しています。そのため上り列車では2度の平面交差が必要となるなどの問題を抱えており、ダイヤ作成上のネックとなっていました。

 上りアプローチ線を新設して上り「つばさ」が11番線に入れるようになれば平面交差が解消され、上下の「つばさ」が同時発着可能となり、輸送障害時の復旧時間短縮などの効果も見込めます。

● 2021年4月初旬から初弾工事に着手!
 JR東日本は、2021年4月初旬から福島駅に整備する在来線・奧羽新線と山形新幹線部分の新たなアプローチ線高架橋の初弾工事に着手しました。「鉄建建設」が施工し、準備工事を経て本格着工から供用開始までの期間は6年程度を見込みます。

 現在の「福島駅」は、山形・新庄方面を単独のアプローチ線で上下線が共有しており、2度の平面交差が生じています。輸送障害時の復旧に時間がかかるため、上り側にアプローチ線を設けて複線化することで課題を解消します。上りアプローチ線新設区間は高架区間が長さ約540m、地平区間は長さ約760mです。

 「1工区」は福島駅から福島市庭坂街道こ線橋付近までの高架橋約245mと橋梁1橋を築造します。今後発注する「2工区」では、山形方面の残る高架橋約210mや地平区間約700m、高架と地平両区間の取り付け部となる補強土区間約85mなどを施工します。


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「現行」です。


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「上りアプローチ新設後」です。


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アプローチ線が上下別線となり、平面交差が無くなります。この事により上下つばさ号が同時発着可能となります。


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新幹線E8系電車

 山形新幹線用に「E8系」新幹線車両(7両編成)を17編成(119両)新造します。新造車両は、2022年9月以降落成し、2026年春までに17編成落成の予定です。東北新幹線の宇都宮~福島間において、「E5系」と併結し時速300km運転を目指します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2020/03/03)
 山形新幹線をより便利に快適にします

 営業最高速度は、新幹線区間が時速300km、在来線区間が時速130kmとなります。現在の「E3系」は、新幹線区間が時速275km、在来線区間が時速130kmなので、新幹線区間が時速25km速くなります。

● 15編成(105両)に減少
 当初は17編成(119両)を新造する予定でしたが、コロナ禍による旅客需要の減少から計画の見直しが行われ、15編成(105両)と予定よりも少なくなる見通しです。



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2022年10月24日 (月)

横浜市 地上27階、高さ約100mの「綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業」 事業協力者を「三井不動産レジデンシャル、鹿島建設」に決定!

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-綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業-

 綱島駅東口駅前地区は、港北区北東部の東急東横線綱島駅の東側に位置しており、隣接する土地区画整理事業及び市街地再開発事業が進められている新綱島駅周辺地区に続いて、市街地再開発事業を推進しています。

 これまで、市街地再開発準備組合を中心に、本地区の基盤整備等の検討を進めてきたところ、市街地再開発事業に関する建築物や公共施設の整備計画が具体化しました。

 建設予定地は、東急東横線「綱島駅」の目の前で、概要は、地上27階、地下1階、高さ100m以下、延床面積約49,900㎡(容積対象面積約35,000㎡)、総戸数約350戸の超高層タワーマンションを建設します。

 引用資料 横浜市・公式HP(2022/07/05)
 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業等の都市計画決定及び変更を行いました ~ 綱島駅東口周辺のまちづくり 第2弾 始動 !! ~

● 事業協力者を三井不動産レジデンシャル・鹿島建設に決定!
 「綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合」は、再開発の事業協力者を募集した結果、総合不動産業者は「三井不動産レジデンシャル」、総合建設業者を「鹿島建設」に決定しました。

 建設通信新聞(2022/10/21)
 綱島駅東口駅前再開発事業協力者/三井不レジと鹿島に決定/準備組合

綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目6の他
◆ 交通-東急東横線「綱島」駅、東急新横浜線「新綱島」駅(2023年3月開業予定)
◆ 階数-(南棟)地上27階、地下1階
◆ 高さ-(南棟)100m以下、(北棟)31m以下
◆ 敷地面積-約5,000㎡
◆ 建築面積-約3,500㎡
◆ 延床面積-約49,900㎡(容積対象面積約35,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、商業施設、業務施設、駐車場等
◆ 総戸数-約350戸
◆ 建築主-綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、鹿島建設
◆ 解体工事-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定


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「施設計画図 」です。


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「計画平面図 」です。


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「事業平面図」です。


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「広域図」です。


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最寄り駅となる東急東横線「綱島駅」です。



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2022年10月23日 (日)

都心最大級延床約110万㎡ 第一弾の「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業-

 東京都は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を2022年8月10日に認可しました。

 引用資料 東京都・公式HP(2022/08/09)
 内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します

 市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに、内幸町一丁目街区の各地区と連携し、地域の回遊性や防災性の向上及び環境負荷の低減を図ります。

● 優良な民間都市再生事業計画として認定
 国土交通大臣は、「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。

 引用資料 国土交通省(2022/10/21)
 まちと公園を結び、緑・潤い溢れる都市空間を形成 ~内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業を国土交通大臣が認定~

 本事業計画は、「内幸町一丁目街区」の南地区にあたり、街区内で先行してオフィスや商業施設、ホテル等の多様な都市機能の一体的な整備を進め、都心拠点を形成します。「国土交通省」の資料により、正確な概要が判明しました。

南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6、2番1、2番2、2番3、2番4、特別区道千第140号線の一部
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-(A棟)地上46階、地下3階、(B棟)地上1階、地下4階、(C棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-(施設全体)18,617.95㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,070.00㎡、(A棟)9,614.00㎡、(B棟)2,350.00㎡、(C棟)3,106.00㎡
◆ 延床面積-(施設全体)290,287.02㎡、(A棟)280,175.46㎡、(B棟)8,850.12㎡、(C棟)1,261.44㎡
◆ 容積対象面積-(施設全体)249,228.42㎡、(A棟)240,983.86㎡、(B棟)7,712.00㎡、(C棟)532.56㎡
◆ 構造-(A棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(B棟)鉄骨鉄筋コンクリート造、(C棟)鉄骨造
◆ 用途-(A棟)オフィス、商業、ホテル、ウェルネス施設、駐車場、(B棟)オフィス、(C棟)商業
◆ 建築主-中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、TF内幸町特定目的会社、第一生命保険、東京センチュリー、みずほ信託銀行
◆ 設計者(基本設計)-日建設計
◆ 着工-2024年02月01日予定(A棟・B棟着工)
◆ 竣工-2039年04月30日予定(C棟竣工)


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南地区の「断面イメージ図」です(引用:東京都)。


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南地区の「配置図」です(引用:東京都)。


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南地区の「位置図」です(引用:東京都)。


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「事業スケジュール(予定)」です。着工は2024年2月1日予定、竣工は2039年4月30日予定です(引用:国土交通省)。


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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

 引用資料 三井不動産(2022/03/24)
 都心最大級延床約110万m2、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり「TOKYO CROSS PARK構想」を発表 内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト

北地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
◆ 階数-(Ⅰ期・ノースタワー)地上46階、地下4階、(Ⅱ期・新本館)地上29階、地下4階)
◆ 高さ-(Ⅰ期・ノースタワー)最高部約230m、(Ⅱ期・新本館)最高部約145m
◆ 敷地面積-約24,000㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約270,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約150,000㎡
◆ 容積対象床面積-(Ⅰ期・ノースタワー)約220,000㎡、(Ⅱ期・新本館)約100,000㎡
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造)
◆ 用途-(Ⅰ期・ノースタワー)オフィス、商業、サービスアパートメント、住宅等、(Ⅱ期・新本館)ホテル、宴会場等
◆ 建築主-帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
◆ 設計者(基本計画)-(ノースタワー)日建設計・山下設計JV、(新本館)山下設計・日建設計JV
◆ 着工(解体工事含む)-(Ⅰ期・ノースタワー)2024年度予定、(Ⅱ期・新本館)2031年度予定
◆ 竣工-(Ⅰ期・ノースタワー)2031年度予定、(Ⅱ期・新本館)2036年度予定
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約370,000㎡
◆ 容積対象床面積-約290,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
◆ 設計者(基本設計)-NTTファシリティーズ
◆ 着工(解体工事含む)-2022年度予定
◆ 竣工-2029年度予定(2037年度以降に工事完了予定)
◆ 供用開始-2037年度予定(最終共用分)


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「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。


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西側の日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区、中地区、南地区)」の予定地です。



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2022年10月22日 (土)

千葉県の救急医療の「最後のとりで」 千葉市の新病院計画「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」 2022年10月上旬の建設状況

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-(仮称)千葉県総合救急災害医療センター-
 「千葉県」は、千葉市美浜区豊砂に「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」を整備します。「県内救急医療における最後のとりで」として救命救急医療や精神科救急医療への対応を充実させ、有事の際には災害医療も提供できるハブ病院と位置づけ、2023年度の完成を目指します。

 引用資料 千葉県・公式ホームページ
 「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」の整備について

 「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」は、「千葉県救急医療センター」と「千葉県精神科医療センター」を一体化して整備します。各分野の専門医が24時間体制で救急患者の診療にあたり、救急搬送時に受け入れが困難となりやすい身体・精神科合併救急患者にも速やかに対応出来ます。

 大規模災害時には、DMAT、DPATを同一病院内で運用できる機能を活かして、身体・精神両面にわたる包括的な医療を提供し、千葉県内の災害医療のハブ的役割を担います。

(仮称)千葉県総合救急災害医療センターの概要
◆ 計画名-(仮称)千葉県総合救急災害医療センター建築工事
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区豊砂6-1の一部、112-7、113-1の一部、113-2の一部、115-1の一部
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅、JR京葉線「幕張豊砂」駅(開業2023年春予定)
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-25.80m
◆ 敷地面積-39,837.49㎡(開発区域面積)、37,647.43㎡(病院敷地面積)
◆ 建築面積-9,434.31㎡
◆ 延床面積-21,839.78㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院、一部事務所
◆ 病床数-150床(一般100床、精神50床)
◆ 建築主-千葉県病院局
◆ 設計者・監理者-梓設計
◆ 施工者-戸田・京成特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2021年03月10日
◆ 竣工-2023年06月30日予定


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「完成イメージ」です。屋上と地上に各1ヶ所のヘリポートを整備し、災害時には自衛隊などの大型ヘリコプターの着陸にも対応出来ます。


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「断面構成」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」の2022年10月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています(写真提供読者さん)。


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現在の「千葉県精神科医療センター」です。奥にクレーンが見えますが、「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」は、西側の隣接地に建設されています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)千葉県総合救急災害医療センター」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年10月21日 (金)

日本GLP 約58.8haの広大な敷地に、物流施設6棟、データセンター9棟などを建設 「GLP昭島プロジェクト」に係る環境影響評価調査計画書の縦覧!

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-GLP昭島プロジェクト-

 東京都環境局は、「日本GLP」が設立した特定目的会社・昭島が計画する「GLP昭島プロジェクト」の環境影響評価調査計画書を公表しました。昭島市つつじが丘一丁目1番外の面積約58.8haに、物流施設×6棟、データセンター×9棟、複合用途施設×1棟などを建設します。

 計画地は、アメリカ軍横田基地の南側で、玉川上水沿いの緑地や、代官山緑地に隣接する昭島市北部にあります。第2次世界大戦後にゴルフ場や宿泊施設などが整備され、2021年度に「日本GLP」が土地を取得しました。

 日本GLPは2022年2月14日に、大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 昭島」の開発を行うことを発表しています。「GLP ALFALINK相模原」、「GLP ALFALINK 流山」、「GLP ALFALINK 茨木」に続く「ALFALINK」ブランドの第4弾として、2024年4月に開発着工、2026年頃より順次竣工し、全体の竣工は2028年~29年を予定しています。

● 環境影響評価調査計画書の縦覧
 ”「GLP昭島プロジェクト」に係る環境影響評価調査計画書の縦覧” が行われています。縦覧期間は、20224年10月14日(金)~10月24日(月)までです。

 引用資料 東京都環境局(2022/10/14)
 「GLP昭島プロジェクト」に係る環境影響評価調査計画書の縦覧

 建設通信新聞( 2022/10/17)
 物流、DC、複合施設を開発/GLP昭島プロジェクトでアセス計画書


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「建築計画の概要」です。物流施設×6棟、データセンター×9棟なので総延床面積は物凄い規模になりそうです。


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「現況図」です。計画地内の現況は「ゴルフ場、ゴルフ練習場、宿泊施設等」です。


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「空中写真」です。写真左上に見える滑走路は「アメリカ軍横田基地」です。


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「計画地周辺の主要な道路交通網」です。



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2022年10月20日 (木)

地上28階、高さ約146mの「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画」 施設名称を「横浜コネクトスクエア」に決定!

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-(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画-
 「三菱重工業」は、1994年2月に「三菱重工横浜ビル」を1棟建設しました。概要は、地上34階、地下2階 高さ151.9m、延床面積109,472.69㎡です。当初は、高層建ツインタワーの計画でしたが、1990年代後半の景気減速の影響から2棟目の建設計画を凍結していました。

 「三菱重工業」は、景気減速の影響を受け、建設計画を延期していた「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」を再始動すると2013年9月25日に発表していました。
 
 2014年2月1日に設立された火力発電システム事業の合弁会社「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」により、執務スペースを確保する必要が生じたため、2棟目を建設する予定でした。2棟目は結局、着工されることはありませんでした。「三菱日立パワーシステムズ」は、2020年9月1日に「三菱パワー」に社名を変更しています。

 「三菱重工業」は、「みなとみらい21中央地区37街区」のうち北側部分を「ケネディクス」に2017年3月30日付で売却しました。「合同会社KRF48」は、「みなとみらい21中央地区37街区」に地上28階、塔屋1階、地下1階、高さ145.82mの超高層複合ビルを建設しています。

● 施設名称が「横浜コネクトスクエア」に決定!
 「パナソニック ホームズ、鹿島建設、ケネディクス」は、横浜みなとみらい中央地区37街区にて3社による協業体制のもと大規模開発プロジェクトを推進してきました。その施設名称が「横浜コネクトスクエア」に決定しました。

 引用資料 パナソニック ホームズ(2022/10/19)
 パナソニック ホームズ、鹿島、ケネディクスが推進する横浜みなとみらい地区の大規模開発プロジェクト、施設名称が「横浜コネクトスクエア」に決定 ~三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアの出店も決定し、2023年7月のグランドオープンを目指す~

 三井不動産および三井不動産ホテルマネジメントは、「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」を2023年5月16日に横浜コネクトスクエア内に開業することを決定しました。

 引用資料 三井不動産(2022/10/19)
 神奈川県に初出店、みなとみらいの上空に浮かぶアーバンリゾート 「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」 2023年5月16日(火)開業 ~2022年11月1日(火) 予約受付開始~

横浜コネクトスクエアの概要
◆ 計画名-(仮称)MM37タワー、(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画
◆ 交通-JR線「桜木町」駅徒歩7分、東横線「みなとみらい」駅徒歩4分
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号(みなとみらい37街区)
◆ 階数-地上28階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部145.82m
◆ 敷地面積-10,082.20㎡
◆ 建築面積-6,105.89㎡
◆ 延床面積-121,726.85㎡(容積対象面積105,861.22㎡)
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-364室(三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア)
◆ 建築主-合同会社KRF48(パナソニックホームズ40%、鹿島建設30%、ケネディクス30%)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島・フジタ・馬淵・大洋建設工事共同企業体(鹿島建設、フジタ、馬淵建設、大洋建設JV)
◆ 着工-2020年04月01日
◆ 竣工-2023年01月予定
◆ 開業-2023年05月16日予定(三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア)


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「ロビー」です。


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「ラウンジ」です。


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「スカイプール」です。


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「ジェットバス」です。


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「フロア構成」です。


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「基準階フロア」です。基準階床面積約4,151㎡のエリア最大級の解放感あふれるオフィスフロアとなります。


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「位置図」です。



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2022年10月19日 (水)

埼玉県深谷市 国内10ヵ所目となるプレミアム・アウトレット「ふかや花園プレミアム・アウトレット」 2022年10月20日(木)に開業!

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-ふかや花園プレミアム・アウトレット-

 「三菱地所・サイモン」は、埼玉県深谷市における「花園IC拠点整備プロジェクト」で計画中のアウトレットモールの名称を「ふかや花園プレミアム・アウトレット」に決定するとともに、2022年秋の開業に向け、2021年8月1日に着工しました。

 「花園IC拠点整備プロジェクト」は、深谷市により、農業と観光の振興によって広域的な地域の活性化を目的として進められているもので、関越自動車道「花園IC」より約1.5km、秩父鉄道「ふかや花園駅」至近という交通アクセスに優れた場所に開業します。

 「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の建築デザインは、従来の海外の街並みを再現したものから一新します。地域との共生をコンセプトに据え、深谷市にゆかりのあるレンガや、埼玉県北西部の緑豊かな自然をイメージさせる周辺環境との調和を重視したデザインを採用します。

● 2022年10月20日(木)に開業!
 「三菱地所・サイモン」は、埼玉県深谷市にて開発を進めている「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の開業を、2022年10月20日(木)に決定しました。2013年開業の「酒々井プレミアム・アウトレット(千葉県)」以来、約10年ぶり10ヵ所目の新たなプレミアム・アウトレットが誕生します。

 引用資料 プレミアム・アウトレット(PDF:2022/10/吉日)
 約10年ぶり10か所目の新たなプレミアム・アウトレット ふかや花園プレミアム・アウトレット 2022年10月20日(木)に開業 地域と共生し、思い思いの楽しさが集うアウトレットモールが誕生

ふかや花園プレミアム・アウトレットの概要
◆ 所在地-埼玉県深谷市黒田169
◆ 交通-関越自動車道「花園IC」より3分(約1.5km)、秩父鉄道「ふかや花園」駅より徒歩3分
◆ 敷地面積-約176,800㎡
◆ 店舗面積-約27,500㎡
◆ 店舗数-137店舗(物販94店舗、飲食・食物販41店舗、サービス・その他2店舗)
◆ 駐車台数-約3,000台
◆ 着工-2021年08月01日
◆ 開業-2022年10月20日


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「エントランスイメージ」です。


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「ブリックプラザイメージ」です。


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「フードホール 昼景イメージ」です。


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「リリープラザイメージ」です。


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「エリアマップイメージ」です。


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「鳥瞰図イメージ」です。


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「狭域図」です。


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「広域図 」です。


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「関東近郊のプレミアム・アウトレット」です。



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2022年10月18日 (火)

国家戦略特区 46プロジェクトから48プロジェクトへ 新たに都市再生プロジェクト(品川駅街区地区・池袋駅西口地区)の追加!

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-国家戦略特区-

 「東京都市再生プロジェクト(東京圏国家戦略特別区域)」は、都市再生プロジェクトの都市計画決定時期の目標設定・手続のワンストップ化により、都市計画決定手続のスピードアップを図ろうとするものです。

  都市再生プロジェクトの事業段階で、税制等のインセンティブの認定時期の目標設定・手続のワンストップ化により、着工のスピードアップを図ります。現在、国際競争力の強化に資する46の都市再生プロジェクトを都市計画法の特例等の対象としています。

● 国家戦略特区が46から48プロジェクトに!
 「内閣府」は2022年10月14日に、国家戦略特区の「東京圏(第38回)・福岡市・北九州市(第31回)合同区域会議」を開催しました。

 引用資料 内閣府(2022/10/14)
 東京圏(第38回)・福岡市・北九州市(第31回)合同区域会議

 東京都は、現在、国際競争力の強化に資する46の都市再生プロジェクトを都市計画法の特例等の対象としており、今回、事業の熟度が高まってきた2つのプロジェクト(品川駅街区地区・池袋駅西口地区)を追加します。2プロジェクトの追加により累計で48プロジェクトになりました。


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(47番目)品川駅街区地区

 JR品川駅と京浜急行品川駅の再開発プロジェクトです。事業主体は「京浜急行電鉄、東日本旅客鉄道」です。認定目途は2023年度中を予定しています。

 連立事業や地下鉄の新設等の周辺都市基盤整備や周辺開発と連携した駅とまちをつなぐ歩行者ネットワークの形成、駅直上空間を活用したビジネス交流等の多様な都市機能及び日本の玄関口における都市観光に資する情報発信施設等の整備を予定しています。


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(48番目) 池袋駅西口地区

 事業主体は「三菱地所、東武鉄道」です。認定目途は2023年度中を予定しています。「池袋駅西口地区市街地再開発」に、事業主体として「東武鉄道」を加えた再開発プロジェクトになると思われます。

 国際アート・カルチャー都市の玄関口として、駅、駅前広場の再編と駅まち結節空間・歩行者ネットワークを形成、文化・芸術等の活動拠点としての広場や発信・交流施設、宿泊施設、産業支援施設等の整備を予定しています。


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池袋駅西口地区市街地再開発

 池袋駅西口地区では、大規模な「池袋駅西口地区市街地再開発」が計画されています。「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合」は、「三菱地所、三菱地所レジデンス」2社を事業協力者に選んでいます(引用:豊島区)。

 再開発計画の対象地区は、池袋駅西口に位置する東武百貨店(メトロポリタンプラザビルを除く)、西口公園、バスターミナルを一体で開発するものです。

 対象地域の面積は約5.3haです。宅地面積(鉄道用地0.5ha含む)約2.7ha、道路面積約2.3ha、公園面積約0.3haとなっています。3棟の超高層ビルを建設する予定です。


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「配置計画案」です。「高層棟①、高層棟②、高層棟③」の3棟の超高層ビルを計画しています(引用:豊島区)。



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2022年10月17日 (月)

幕張新都心 2026年春頃開院予定 千葉市の新拠点病院「千葉市立新病院整備事業」 ボーリング調査が始まる!

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-千葉市立新病院整備事業-
 
「千葉市」は、「海浜病院」に代わる新病院の建設に向け、「千葉市立新病院整備事業」を進めています。建設予定地は、早期の着工が可能で、新病院の建設に必要な広さが確保でき、移転の影響も少なく、千葉市西部の医療ニーズに対応できる場所に建設することが望ましいと考えられるため、幕張新都心若葉住宅地区小学校・公益施設用地内を建設予定地とします。

 「千葉市」は、新拠点病院となる「千葉市立新病院整備基本計画・基本設計」を策定し、2022年1月21日に公開しました。概要は、地上5階、塔屋1階、地下0階、 高さ29.6m、延床面積約33,000㎡(病院部分)です。病床数333床(成人・高齢者病床214床、周産期・小児・移行期病床119床)となります

 引用資料 千葉市・公式ホームページ
 千葉市立新病院整備事業

 地震対策として「免震構造」を採用し、「液状化対策(地盤改良)」を行います。浸水対策として地盤のかさ上げを行います。災害時に傷病者を受け入れる防災ひろば、講堂などを設け、本体棟の北東側に将来の増築可能スペースと想定し、病院機能の拡張に対応できるようにします。

千葉市立新病院整備事業の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1番27、1番41の一部(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部29.6m、軒高29.0m
◆ 敷地面積-34,992.48㎡
◆ 建築面積-<病院部分>約9,500㎡(病院本体棟、講堂棟約8,300㎡、附属棟392㎡、医療ガス庫23.4㎡、庇等約750㎡)、<保育所、薬局棟>約500㎡
◆ 延床面積-<病院部分>約33,000㎡(病院本体棟、講堂棟32,173.81㎡、附属棟784㎡、医療ガス庫 23.4㎡)、<保育所、薬局棟>約500㎡
◆ 構造-(病院本体棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(講堂棟、保育所・薬局棟、附属棟)鉄筋コンクリート造 
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-(病院本体棟)免震構造、(講堂棟、保育所・薬局棟、附属棟)耐震構造
◆ 用途-病院、保育所、物販店舗(薬局)
◆ 病床数-333床(成人・高齢者病床214床、周産期・小児・移行期病床119床)
◆ 建築主-千葉市
◆ 設計者-(基本設計)日建設計・システム環境研究所JV、(実施設計)日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 開院-2026年春頃予定


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「外観イメージ(花⾒川緑地側)」です。


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「内観イメージ(総合受付)」です。


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「断面構成図」です。地上5階、塔屋1階、地下0階、最高部の高さは29.6mです。


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「配置計画」です。本体棟の北東側に将来の増築可能スペースと想定し、病院機能の拡張に対応できるようにします。


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「新病院建設予定地」です。「幕張ベイパーク」の北側で、「千葉県立幕張総合高等学校」の東隣に位置します。


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「事業スケジュール」です。概算工事費及び事業スケジュールの見直しが行われました。


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「千葉市立新病院整備事業」の予定地の2022年10月上旬の状況です。美浜区若葉三丁目に位置する幕張新都心若葉住宅地区の小学校・公益施設用地のうち34,992.48㎡を活用します(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。新病院開院後は、現在の海浜病院施設は除却し、用地は、所有者である千葉県に返還する予定です(写真提供読者さん)。


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ボーリング調査の「三又やぐら」が組まれています(写真提供読者さん)。



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2022年10月16日 (日)

幕張ベイパークの第五弾 地上38階、高さ約142mの「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)」 建築計画のお知らせ

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の「幕張ベイパーク  ミッドスクエアタワー」と第四弾の超高層シニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト 幕張 計画」が建設中です。

● (仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)
 幕張ベイパークの第五弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)」が計画されていますが、「建築計画のお知らせ」が掲示されました。概要は、地上38階、地下0階、高さ141.60m、延床面積86,120.13㎡、総戸数768戸の超高層タワーマンションです。

(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1番13(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上38階、地下0階
◆ 高さ-最高部141.60m、建築物132.90m
◆ 敷地面積-21,110.06㎡
◆ 建築面積-8,475.28㎡
◆ 延床面積-86,120.13㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、木造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、店舗
◆ 総戸数-768戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2022年11月01日予定
◆ 竣工-2026年03月31日予定


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)」の草が刈られています(写真提供読者さん)。


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「B-4街区」は、超高層シニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト 幕張 計画」の建設現場の手前(南側)になります(写真提供読者さん)。


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「B-4街区」は、「幕張ベイパーク  ミッドスクエアタワー」の建設現場の手前(東側)になります(写真提供読者さん)。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「B-4街区」は、「幕張ベイパーク」の南東端になります。これで概要が判明していない超高層タワーマンションは、「B-6街区」のみとなりました。当初のスケジュールより前倒しして開発されています。



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2022年10月15日 (土)

国家戦略特区 高さ約190mと高さ約182mの「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」  「北棟」が2022年10月1日(土)に着工!

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-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業-

 東京都豊島区では、南池袋二丁目C地区に2棟の超高層タワーマンションを計画しています。「国家戦略都市計画建築物等整備事業(南池袋二丁目C地区)」として計画が動き出しています。

 「東京都」は、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。市街地再開発事業の施行により、地上及び地下の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の集積による、賑わいのあるまちの形成を図ります。

● 北棟が2022年10月1日(土)に着工!
 「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」は、東京都豊島区南池袋二丁目他で事業を推進する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」にて、2022年9月30日(金)に「北棟」の起工式を実施し、10月1日(土)に着工しました。参加組合員として「住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構」が参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/14)
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工

 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」は「東池袋」駅に隣接、東京の副都心である「池袋」駅から東南約750mに位置する約1.7haの敷地に、豊島区最大級となる総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションを整備します。

 低層部には店舗や事務所、文化・交流施設、子育て支援施設、公共公益施設などを導入することで、多世代の賑わいや交流空間を創出し、家族で安心して住み続けられる街づくりを行います。

南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-(北街区)東京都豊島区南池袋二丁目地25番 他、(南街区)東京都豊島区南池袋二丁目27番 他
◆ 交通-JR線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ副都心線・丸ノ内線・有楽町線「池袋」駅、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅、都電荒川線「都電雑司ヶ谷」駅、都電荒川線「東池袋四丁目」駅
◆ 階数-(北街区)地上52階、地下2階、(南街区)地上47階、地下2階
◆ 高さ-(北街区)最高部約190m、(南街区)最高部約182m
◆ 敷地面積-(北街区)8,761.09㎡、(南街区)6,305.98㎡
◆ 建築面積-(北街区)約5,256㎡、(南街区)約3,100㎡
◆ 延床面積-(北街区)約112,190㎡、(南街区)約75,210㎡
◆ 容積対象床面積-(北街区)約70,080㎡、(南街区)約50,430㎡ *容積率800%
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(北街区)共同住宅、店舗、事務所、駐車場等、(南街区)共同住宅、店舗、子育て支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-1,498戸(北街区+南街区)
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ コンサルタント-ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-<北棟>2022年09月30日(起工式)、2022年10月01日(着工)、<南街区>2023年05月予定
◆ 竣工-<北棟>2026年03月予定、<南街区>2026年12月予定


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「環状5-1号線北側からみたイメージ」です。


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「敷地内通路と広場のイメージ」です。


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「補助81号沿道から見たイメージ」です。


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「断⾯イメージ」です。


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「計画敷地内の緑化のイメージ」です。


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「位置図」です。



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2022年10月14日 (金)

幕張新都心 超高層シニアレジデンス 地上28階、高さ約105mの「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」 2022年10月上旬の建設状況

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の 「幕張ベイパーク  ミッドスクエアタワー」が建設中です。

 第四弾として超高層シニアレジデンス「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」が建設予定です。「B-5街区」は、当初計画では、2029年の竣工予定で、地上46階、総戸数703戸の超高層タワーマンションが建設予定でしたが、超高層シニアレジデンスに計画変更されました。

● (仮称)パークウェルステイト幕張計画
 「三井不動産レジデンシャル」は、千葉県千葉市美浜区において、首都圏最大級となるシニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト 幕張 計画」を2021年8月31日に着工しました。2024年秋の開業を予定しています。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2021/09/02)
 ~大規模複合開発 が進行する幕張ベイパーク に「三井のシニアサービスレジデンス」~ 「(仮称)パークウェルステイト幕張 計画」着工 首都圏最大級 地上 28階、 617 室 2024年 秋 開業予定

(仮称)パークウェルステイト幕張計画の概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1番23(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅
◆ 階数-地上28階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.60m
◆ 敷地面積-24,589.34㎡
◆ 建築面積-6,955.81㎡
◆ 延床面積-49,596.39㎡(法定延床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-住宅型有料老人ホーム、飲食店、クリニック、事務所
◆ 総戸数-617室(一般居室534室、介護居室83室)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2021年08月31日
◆ 竣工-2024年07月下旬予定
◆ 開業-2024年秋予定


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「タワー棟外観完成イメージ」です。


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「ランドスケープ鳥瞰イメージ」です。


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「完成予想イメージ」です。


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「幕張ベイパーク全体敷地図」です。


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「計画地案内図」です。


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「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」の2022年10月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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タワークレーン2基で建設しています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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地震対策として「中間免震構造」を採用しています(写真提供読者さん)。


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「プレキャストコンクリート」で構築しています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」となる「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-5街区)」の建築計画のお知らせです。(写真提供読者さん)。



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2022年10月13日 (木)

幕張新都心 幕張ベイパークの第三弾 地上43階、高さ約155mの 「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」 2022年10月上旬の建設状況

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-幕張ベイパーク-

 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の 「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」と第四弾として超高層シニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト幕張計画」が建設中です。

● 幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー
 
第三弾として「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」が建設中です。地上43階、高さ155.64m、延床面積85,469.98㎡、総戸数749戸の大規模な超高層タワーマンションです。正式名称が「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」に決定して公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー

幕張ベイパーク ミッドスクエアタワーの概要
◆ 計画名-幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-11(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅徒歩13分
◆ 階数-地上43階、地下0階
◆ 高さ-最高部155.35m
◆ 敷地面積-21,417.98㎡(B-3街区全体)、16,441.15㎡(ミッドスクエアタワー)
◆ 建築面積-7,298.94㎡(ミッドスクエアタワー)
◆ 延床面積-85,494.55㎡(ミッドスクエアタワー)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、駐車場、店舗、児童福祉施設
◆ 総戸数-749戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2020年08月24日
◆ 竣工-2023年10月下旬予定
◆ 入居開始-2024年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「外観完成予想CG」です。


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「グランドエントランス完成予想CG」です。


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「免震構造概念CG」です。地震対策として、「中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)」を採用します。第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」も「中間免震構造」を採用しています。


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「位置図」です。


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「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」の2022年10月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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タワークレーン2基で建設しています。地震対策として「中間免震構造」を採用しています。1階と2階の間に積層ゴム等の「免震装置」を設置しています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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25階の表示が見えます。30階まで到達している事が分かります(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「幕張ベイパーク ミッドスクエアタワー」となる「幕張新都心若葉住宅地区計画(B-3街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年10月12日 (水)

飯田橋駅周辺 地上26階、高さ約130mの「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を2022年10月12日に認可!

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-飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業-

 「飯田橋駅」は、JR総武線・中央線、東京メトロ東西線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線とJR線、地下鉄×4線が集まる鉄道交通の要衝でもあります。

 JR飯田橋駅周辺は、2000年代前半まで拠点となる施設がほとんどありませんでしたが、「飯田橋プラーノ」に続き、「飯田橋サクラパーク」と再開発が続き、都心の北西側の玄関口として急速に整備が進んでします。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「飯田橋駅東地区市街地再開発組合」の設立を2022年10月12日(水)に認可します。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに、駅前広場の創出や歩行者ネットワークの整備、防災機能の確保及び環境負荷低減に資する市街地整備を行います。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2022/10/11)
 飯田橋駅東地区市街地再開発組合の設立を認可

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下2階、高さ約130m、延床面積約46,565㎡です。参加組合員には「三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設」が参画する予定、事業コンサルタントは「タカハ都市科学研究所」が担当します。

飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区飯田橋三丁目地区内
◆ 交通-JR総武線・中央線「飯田橋」駅、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅、都営大江戸線「飯田橋」駅
◆ 階数-地上26階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 地区面積-約7,000㎡
◆ 延床面積-約46,565㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、公益施設、共同住宅、駐車場
◆ 建築主-飯田橋駅東地区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、清水建設)
◆ 事業コンサルタント-タカハ都市科学研究所
◆ 設計者-(実施設計者)三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 総事業費-約367億円


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「イメージパース」です。


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下層階のイメージパースです。建物内に「貫通通路」を設けます。敷地周辺には歩道状空地を整備し、オープンスペースとなる広場も整備します。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。


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街区の中央を「タワー飯田橋通り」が東西に走っています。街区が南北に分断されているため、この部分に「貫通通路」を設けます。


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南東側から見た様子です。



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2022年10月11日 (火)

JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」 2022年10月上旬の建設状況

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-JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅-

 「JR京葉線」の海浜幕張駅と新習志野駅の間に新駅を設置します。新駅の位置は、千葉市美浜区浜田二丁目で、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点を予定しています。駅舎は線路南側(海側)に置き、「イオンモール幕張新都心・ファミリーモール」の向かいになります。

 新駅の予定地は、高架橋が上下線で独立しており、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、線路間に高さが違うホームを置く予定です。また、新駅の北側には京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」があるため、その上をまたぐ自由通路(約150m)も設置する予定です。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」と「千葉県、イオンモール、千葉市」の3者を構成員とする幕張新都心拡大地区新駅設置協議会では、幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、京葉線新駅について2018年4月20日に基本協定を締結し、2020年7月下旬から本格着工して事業を進めています。開業時期は2023年春予定です。

 引用資料 JR東日本千葉支社(PDF:2020/10/30)
 幕張新都心拡大地区新駅の事業進捗について

● 幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)
 JR東日本は2021年10月29日に、京葉線新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅名を「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」に決定したと発表しました。新駅が位置する「豊砂」地域は幕張の沖合に位置していたところであり、将来豊かになってほしいという意味を込めて命名されました。

 JR東日本 千葉支社(PDF:2021/10/29)
 京葉線 新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅の駅名決定について

幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)の概要
◆ 位置-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目(海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点、海浜幕張駅から約1.7㎞、新習志野駅から約1.7㎞)
◆ 駅舎-線路南側(海側)に設置、駅本屋は地上1階(鉄骨造)
◆ ホーム-全長約210m(10両対応)、線路間に2階層(下りホーム1階、上りホーム2階)、エスカレーター(2基)、エレベーター(1基)
◆ 自由通路-駅舎とは分離し、新駅東側(蘇我方面)に設置、全長約150m×幅員約4m(屋根及び壁付き)、エレベーター(2基)
◆ 着工-2020年07月下旬
◆ 開業-2023年春予定


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【上り(東京方面)ホームイメージ図】です。「上り(東京方面)」は高架となります。


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【改札内コンコースイメージ図】です。


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【中央部断面図】です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置します。


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「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」の設置位置です。千葉市美浜区浜田二丁目で、JR新習志野駅から約1.7km、JR海浜幕張駅から約1.7kmの位置です。超巨大な商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口になります。


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「幕張豊砂駅」の2022年10月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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開業は2023年春予定です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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特徴的な駅舎の屋根です(写真提供読者さん)。


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上り線のホーム屋根です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置されています(写真提供読者さん)。


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南東側です(写真提供読者さん)。


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北東側です(写真提供読者さん)。


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下り線のホーム屋根です。手前は京葉線や武蔵野線の電車基地「京葉車両センター」です。高架橋が上下線で独立し、上り線が2階付近、下り線が地上を走っているため、上り線を高架2階、下り線を地上1階に設置されています(写真提供読者さん)。


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「駅前広場整備工事」が行われています。「駅前広場整備工事」の工期は、2021年9月1日~2023年2月28日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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「駅前広場整備工事」の様子です。駅前広場には屋根が整備されています(写真提供読者さん)。



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2022年10月10日 (月)

JR京葉線の新駅「幕張豊砂駅」 (仮称)幕張豊砂駅前開発「(仮称)JR東日本ホテルメッツ幕張豊砂」 2022年10月上旬の建設状況

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-(仮称)幕張豊砂駅前開発-

 「JR東日本千葉支社」は、2023年春開業予定の「幕張豊砂駅」において、駅を中心とした魅力ある街づくりを推進するため、駅前用地にて「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の建設工事に着手しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/09/02)
 「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の建設工事に着手します

 幕張豊砂駅とまちをつなぐ歩行者ネットワークの設置を行い、駅前にふさわしい賑わいの拠点づくり、回遊性向上を目指していきます。開発の一環として、宿泊特化型ホテル「(仮称)JR東日本ホテルメッツ幕張豊砂」を開業します。

(仮称)幕張豊砂駅前開発の概要
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区浜田二丁目45番3号
◆ 交通-JR京葉線「幕張豊砂」駅すぐ(2023年春予定開業)
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 敷地面積-約5,000㎡
◆ 延床面積-約8,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、通路上家
◆ 客室数-229室(シングル139室、ツイン90室) *宿泊特化型ホテル「(仮称)JR東日本ホテルメッツ幕張豊砂」
◆ 建築主-JR東日本(運営会社 日本ホテル)
◆ 設計者-JR東日本建築設計
◆ 幕張豊砂駅開業-2023年春予定
◆ ホテル・歩行者ネットワーク開業-2024年春予定


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「位置図」です。


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「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の2022年10月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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工事が始まっています(写真提供読者さん)。


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ラフテレーンクレーンを使用した「杭打機(アボロン工法)」です。リーダーを取付け「オーガスクリュー」を装着しています。地上に「H形鋼」が並べられているので、「H形鋼」を建て込んでいると思われます(写真提供読者さん)。



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2022年10月 9日 (日)

新宿副都心の西端 地上40階、高さ約145mの超高層ZEH免震タワーレジデンス「パークタワー西新宿」

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-西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業

 西新宿五丁目では、北側から「西新宿五丁目北地区」、「西新宿五丁目中央北地区」、「西新宿五丁目中央南地区」、「西新宿五丁目南地区」の再開発計画があります。第一弾の「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」として、2017年10月31日に竣工しました。現在は、第二弾の「西新宿五丁目北地区」が建設中です。

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、2019年7月4日に「西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合」の設立を認可しました。不燃化推進特定整備地区である「西新宿五丁目地区」のコア事業として、建物の不燃化や地区施設の整備により地域の防災性・安全性を向上させるとともに、複合市街地を形成し、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ります。

 「三井不動産レジデンシャル」は、東京都新宿区にて推進している「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」が、2021年6月16日に権利変換計画について東京都の認可を受けました。

● パークタワー西新宿
 「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の正式名称が「パークタワー西新宿」に決定しています。地上40階、地下1階、高さ144.78m、延床面積54,016.37㎡、総戸数470戸(一般販売対象戸数287戸)の超高層タワーマンションです。

 引用資料 公式ホームページ
 パークタワー西新宿

パークタワー西新宿の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目817番(地番)
◆ 交通-都営地下鉄大江戸線「西新宿五丁目」駅徒歩6分、東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅徒歩10分、山手線「新宿」駅徒歩19分
◆ 階数-地上40階、地下1階
◆ 高さ-144.78m
◆ 敷地面積-5,921.70㎡
◆ 建築面積-3,178.27㎡
◆ 延床面積-54,016.37㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、事務所、飲食店、物販店舗、保育所
◆ 総戸数-470戸(一般販売対象戸数287戸)
◆ 建築主-西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者-(基本設計)INA新建築研究所、(実施設計)熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2022年01月20日
◆ 竣工-2024年11月下旬予定
◆ 入居開始-2025年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です(引用:公式ホームページ)。


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「外観完成予想CG」です(引用:公式ホームページ)。


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「断面イメージ図」です。地震対策として、「免震構造(中間免震)」を採用する予定です(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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「配置図」です(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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西新宿五丁目

 西新宿五丁目には4ヶ所の再開発計画があります。北側から「(1)西新宿五丁目北地区、(2)西新宿五丁目中央北地区、(3)西新宿五丁目中央南地区、(4)西新宿五丁目南地区」です(引用:公式ホームページ)。



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2022年10月 8日 (土)

Googleが2024年までに日本で総額1,000億円を投資 2023年には千葉県印西市にGoogleとして日本で初めてとなるデータセンターを開設!

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-Googleが日本にインフラへの投資-

 「日本」は、Googleが2001年に初の海外拠点としてオフィスを構えた場所です。Googleは2024年にかけて、日本のネットワーク インフラストラクチャに、総額1,000億円を投資します。

 引用資料 Google(2022/10/07)
 日本社会の更なるデジタル化に貢献するために 〜インフラとデジタル人材の育成に投資するデジタル未来構想

 2023年には千葉県印西市にGoogleとして日本で初めてとなるデータセンターを開設します。これにより、Googleのツールやサービスに対するアクセスを高速化し、より安定性の高いものとします。

 経済活動を支え、日本とグローバルなデジタルエコノミーとの架け橋としての役割を一層強化していきます。日本とカナダ西海岸を結ぶ初の海底ケーブル「Topaz」も2023年に開通予定です。


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データセンター銀座の印西市
 印西市を含む「千葉ニュータウン」は、長期停滞が続いていましたが、近年は企業進出が相次いでいます。地盤が強固で地震に強い、丘陵地のため津波の心配が無い上に洪水での浸水の可能性も低い、都心からのアクセスが良好という強味があります。そのため千葉ニュータウン」には、「データセンター」の建設が相次ぎ、「データセンター銀座」となっています。

 Googleとして日本で初めてとなるデータセンターを開設しますが、データセンターは、セキュリティの関係上、場所を非公開とする場合がほとんどです。Googleも「千葉県印西市」とだけで正確な場所を公開していません。

 Googleが日本でデータセンターの建物を建設する可能性は低いと思うので、テナントとして入居する事が予想されます。あくまでも私の全く根拠のない予想ですが、「大和ハウス工業のDPDC印西パーク」ではないか?」と妄想しています。

● DPDC印西パーク
 「大和ハウス工業」は、今後の重点事業の一つとして、データセンター開発を位置づけていますが、2022年4月より、データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」を立ち上げ、さらなる開発を推進します。

 引用資料 大和ハウス工業(2022/03/30)
 データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」始動

 「大和ハウス工業」は、事業施設事業において、物流施設開発をはじめ、法人の顧客のニーズに応じた施設建設などを積極的に進めています。近年では、「食」や「通信」などの生活インフラを支える事業も拡大しており、老朽化した公設卸売市場の建て替え支援事業や陸上養殖施設の建設など、多様化するニーズに対応した施設建設も手掛けています。

 また、社会・産業のデジタル化の加速による「デジタルインフラ」の重要性が高まっており、政府・自治体や企業が保有する機密情報や個人情報を適切に管理するため、国内でのデータセンターに対する需要が増加しています。

 こうした社会情勢を受け、「大和ハウス工業」では2020年10月より千葉県印西市にて日本最大級のデータセンターの開発プロジェクトに着手していますが、2022年4月より、「DPDC印西パーク」とし、2025年までに14棟、総延床面積約330,000㎡の開発を進めます。今後は、2025年までに1,000億円規模の投資を行い、国内数カ所においてデータセンター開発プロジェクトを展開する予定です。

DPDC印西パークの概要
◆ 計画名-DPDC印西パーク(ディープロジェクト・データセンター・インザイパーク)
◆ 所在地-千葉県印西市牧の台二丁目1-1他
◆ 交通-北総鉄道北総線「印西牧の原」駅から徒歩20分
◆ 総敷地面積-約270,000㎡
◆ 総延床面積-約330,000㎡
◆ 建設棟数-14棟(予定)
◆ 用途-データセンター
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 竣工-2025年まで(全体完成)


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「DPDC印西パーク」空撮です。赤色枠「DPDC印西パーク」、黄色枠「変電所」です。



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2022年10月 7日 (金)

国家戦略特区 羽田空港直結の「羽田エアポートガーデン(日本最大1,717室のエアポートホテル)」 2023年1月に全面開業!

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-羽田エアポートガーデン

 「羽田エアポート都市開発」の実施する国家戦略民間都市再生事業(羽田空港跡地第2ゾーン計画)に係る計画は、都市再生特別措置法に基づく認定を受けています。

 羽田空港の隣接地において、羽田空港の有するポテンシャルを最大限活用しつつ、24時間国際拠点空港化に伴って求められる多様な宿泊機能、国際交流機能や都市観光に資する機能を整備します。あわせて、国際線ターミナルに接続するプロムナード、バスターミナル等を整備することで、交通結節機能の強化を図ります。

 「住友不動産」及び「羽田エアポート都市開発」は、羽田空港第2ゾーン地区約4.3haで開発を進めている羽田空港直結複合開発プロジェクトの街区名称を「羽田エアポートガーデン」とし、その計画概要を決定しました。

 「全1,717室のエアポートホテル(プレミア・グランドの2つのブランド)」を核に、国際交流機能強化のための「MICE対応のイベントホール・会議室」、富士山・飛行機を望む「展望天然温泉」、地方都市や観光地など「日本各地と結ぶ全天候型バスターミナル」、日本文化を感じられる銘産品や旅行グッズ等を扱う物販店舗、ホテル内レストランからフードコートまで「約90店舗の多彩なラインナップの商業施設」を備えた複合開発プロジェクトとなります。

 当初は、2020年4月21日に開業する予定でした。しかし、2020年初めに世界を「新型コロナウイルス感染症」が襲います。コロナ禍の影響で約2年半、開業を延期していました。

● 2023年1月に全面開業!
 「住友不動産」及び関連3社(100%子会社)は、新型コロナウイルス感染症の影響で開業延期をしていた、羽田空港第3ターミナル直結の複合開発プロジェクト「羽田エアポートガーデン」 を、2023年1月に全面開業することを決定しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/06)
 羽田空港第3ターミナル(国際線)直結のオールインワン・ホテル 『羽田エアポートガーデン』始動

羽田エアポートガーデンの概要
◆ 計画名-羽田空港直結複合開発プロジェクト
◆ 所在地-東京都大田区羽田空港二丁目7番1号
◆ 交通-京急線「羽田空港第3ターミナル」駅直結徒歩1分、東京モノレール「羽田空港第3ターミナル」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上12階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-49.00m
◆ 事業区域-43,035.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-16,172.04㎡(施設全体)
◆ 延床面積-90,237.64㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、温泉、商業施設、イベントホール、会議室・バンケット、バスターミナル 他
◆ 客室数-1,717室(ラグジュアリーホテル160室、ハイグレードホテル1,557室、おもてなしセンター)
◆ 建築主-羽田エアポート都市開発(住友不動産100%子会社)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-西松建設、前田建設工業
◆ 着工-2018年04月01日
◆ 竣工-2020年02月20日(工事完了)、2020年03月(竣工)
◆ 開業-2022年12月予定(ホテル開業)、2023年01月予定(施設全面開業)


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「羽田エアポートガーデン 施設外観」です。


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「フロアマップ概念図」です。


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「配置図」です。


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「計画地周辺立地概念図」です。



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2022年10月 6日 (木)

JR赤羽駅近く 地上29階、高さ約95mの「赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区(東京都北区)」 土地譲受事業者が決定!

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-赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区-

 東京都北区及びUR都市機構は、「赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区(東京都北区)」において、「赤羽台周辺地区のゲートウェイとして多様な人々が集い・行き交い・にぎわう都市生活拠点の形成」とのコンセプトのもと、全国的にも稀有な取り組みとして、双方が保有する土地の一体活用を図ることで一層魅力あるまちづくりを推進するため、赤羽台団地及びその後背エリアを含む赤羽台周辺地区のゲートウェイ空間の形成を目的に、北区所有地及びUR都市機構所有地の両敷地を一体として開発する土地譲受事業者の募集を行うこととしました。

 東京都北区及びUR都市機構は、赤羽台団地(現ヌーヴェル赤羽台)の建て替え事業を契機に、全国初の試みとして、周辺地区のまちづくり課題を解決しながら一層魅力あるまちづくりを推進するため、双方が保有する土地を一体活用する譲渡先民間事業者を共同で募集しました。

 事業企画提案内容及び入札額を総合的に評価した結果、「三菱地所レジデンス・住友商事・近鉄不動産共同企業体」を、赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区(東京都北区)の土地譲受事業者として決定しました。

 引用資料 北区・公式HP(2022/10/05)
 赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区(東京都北区)の土地譲受事業者が決定

赤羽台周辺地区中高層住宅複合B地区の概要
◆ 所在地-東京都北区赤羽台一丁目1番
◆ 交通-JR「赤羽」駅
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-約95m
◆ 敷地面積-約13,760㎡
◆ 延床面積-約59,000㎡
◆ 用途-分譲住宅、生活利便施設(カフェ、グローサリー、コワーキングスペース、クリニック等)、公共駐輪場400台、公共的エレベータ・エスカレータを含む通り抜け通路等(予定)
◆ 総戸数-553戸
◆ 土地譲受事業者-三菱地所レジデンス・住友商事・近鉄不動産共同企業体(代表企業 三菱地所レジデンス)


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整備イメージ「敷地東側(線路側)からの俯瞰」です。


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「(写真:整備イメージ:高低差を活かし棚田状に配した広場(赤羽台駅側の擁壁を一部撤去して設ける予定))」です。


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「位置図」です。



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2022年10月 5日 (水)

地下駅となる相模鉄道「鶴ヶ峰駅」 (仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業 第1工区~第3工区の施工会社を決定!

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-相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業-

 「横浜市」では、経済の活性化や地域の利便性向上、市民生活の安全・安心の確保に向け、鉄道の連続立体交差事業を推進しています。相模鉄道では「(仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」が計画されています。

 2016年度から2か年かけて測量、地質調査、設計などを実施し、その結果を基に構造形式(高架方式、地下方式)の比較検討を行いました。検討にあたり、踏切除却数や周辺まちづくりへの寄与、経済性などを総合的に評価した結果、地下方式を選定することにしました。

● 土木工事の施工会社を決定!
 「相模鉄道」は2022年10月3日に、「相模鉄道本線(鶴ケ峰駅付近)連続立体交差事業」の土木工事の施工会社を決定しました。工区は「第1工区、第2工区、第3工区」の3工期に分かれます。

 引用資料 相模鉄道(2022/10/03)
 相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業の施工会社について

連続立体交差事業の概要
◆ 計画名-(仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業
◆ 区間-相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近(西谷駅~二俣川駅間)
◆ 延長-約2,840m
◆ 構造形式-地下方式
◆ 踏切除却数-10箇所(開かずの踏切9箇所)
◆ 事業主体-横浜市
◆ 着工-2022年度下半期予定
◆ 竣工-2033年度末予定
◆ 総事業費-約784億円

【第1工区】 清水・五洋・鴻池・坪井・奈良 建設共同企業体
(清水建設、五洋建設、鴻池組、坪井工業、奈良建設)

【第2工区】 大林・鉄建・NB・馬淵・京成 建設共同企業体
(大林組、鉄建建設、NB建設、馬淵建設、京成建設)

【第3工区】 前田・西松・東洋・松尾 建設共同企業体
(前田建設工業、西松建設、東洋建設、松尾工務店)


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「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業工事区間」です。


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「概略断面図(円形トンネル)」と「概略断面図(箱型トンネル)」です。「円形トンネル」は「シールド工法」、「箱型トンネル」と「擁壁」は「開削工法」で建設されます。


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概略断面図(鶴ヶ峰駅)

 「概略断面図(鶴ヶ峰駅)」です。「鶴ヶ峰駅」は「開削工法」で建設され、相対式2面2線の「地下駅」となります。3層構造、ホーム長は約210m、ホーム幅員は約4m~約6mです。

 現在の「鶴ケ峰駅」は、相対式2面2線の地上駅です。連続立体交差事業により地下駅となります。「連続立体交差事業」は、多くの場合は高架工事になります。都心では地下化される事もありますが、郊外での地下化はあまり記憶にありません。



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2022年10月 4日 (火)

東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業 2022年11月27日(日)の初列車より上り線の高架区間の使用! 

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-とうきょうスカイツリー駅付近連続立体交差事業-

 「東武伊勢崎線(愛称:東武スカイツリーライン)」の「とうきょうスカイツリー駅」と「曳舟駅」は高架になっています。しかし、「とうきょうスカイツリー駅」~「曳舟駅」の間の一部が地上を走っています。ボトルネック踏切である桜橋通りにある「伊勢崎線2号踏切」は、長年「開かずの踏切」として問題になっていました。
 
 朝のピーク時は遮断機が降下したままとなり、さらに「東京スカイツリー」の開業により交通渋滞に拍車がかかっています。このため、渋滞緩和を目的として、墨田区が事業主体となって事業区間約900mの連続立体交差(高架化)が行われています。

 鉄道により分断されていた市街地を一体化することによって総合的なまちづくりを図るものです。また、この高架化により「とうきょうスカイツリー駅」が東へ約150m移設され、利用しやすい駅に生まれ変わります。

 引用資料 墨田区・公式ホームページ(2022/02/04)
 とうきょうスカイツリー駅新駅舎デザイン報告会

● 2022年11月27日の初列車より上り線の高架区間の使用!
 「東武鉄道」では、墨田区が事業主体の都市計画事業として進めている「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」において、2022年11月27日(日)初列車より、とうきょうスカイツリー駅付近(とうきょうスカイツリー~曳舟駅間)上り線の高架区間の使用を開始します。

 引用資料 東武鉄道(PDF:2022/10/03)
 2022年11月27日(日)より 東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅付近 上り線高架区間の使用を開始します

とうきょうスカイツリー駅付近連続立体交差事業の概要
◆ 計画名-東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業
◆ 事業種別-連続立体交差事業
◆ 住所-東京都墨田区押上二丁目付近 ~向島一丁目付近
◆ 事業区間-東武スカイツリーライン(伊勢崎線) 曳舟~とうきょうスカイツリー間 延長約900m
◆ 解消される踏切数-1ヶ所(伊勢崎線2号踏切)
◆ 事業期間-2017年度~2024年度


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「東京スカイツリータウン側からイメージ」です(引用:墨田区)。


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「浅草方駅舎入口付近」です(引用:墨田区)。


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「曳舟方駅舎入口付近」です(引用:墨田区)。


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ホームのイメージです。現在は島式1面2線ですが、2面3線(+留置線2線)となります(引用:墨田区)。


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完成イメージにはホームドアは描かれていませんが、設置時期は未定ですが、ホームドアを設置する予定です(引用:墨田区)。


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「位置図」と「駅部横断図(イメージ)」です(引用:東武鉄道)。



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2022年10月 3日 (月)

江戸川区 「葛西臨海水族園」の建て替え 落札金額約431億円、葛西臨海水族園(仮称)整備等事業に係る落札者の決定!

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-葛西臨海水族園(仮称)整備等事業-
 東京都江戸川区の水族館「葛西臨海水族園」は、1989年10月10日に開園し、30年以上が経過しています。魚や貝など約1,000種、約85,000点を飼育し、レジャーだけでなく学校教育などにも活用されています。老朽化に伴う建て替えの計画をしています。

 「葛西臨海水族園(仮称)整備等事業」について、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」第8条の規定により、「葛西臨海水族園(仮称)整備等事業」に係る「総合評価一般競争入札」を実施し、落札者を決定しました。

 引用資料 東京都・公式HP(PDF:2022/08/26)
 葛西臨海水族園(仮称)整備等事業に係る落札者の決定について

 落札者は「INOCHIグループ」で、「(代表企業)NECキャピタルソリューション、(構成員)大建設計、鹿島建設、安藤・間、乃村工藝社、新菱冷熱工業、日テレアックスオン、ハリマビステム、(協力企業)日プラ、山王総合、ゼットン」となっています。落札金額は税込
約431億円(正確には43,144,386,762円)です。


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五感演出でリアルに再現された海中をダイバー視点で体感する外洋大水槽です。


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屋外の緑と一体となったレストラン、展示を楽しむカフェ等、多様なニーズに応えるレストラン・カフェです。


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「施設概要(イメージ)」です。


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「葛西臨海水族園」です。


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「葛西臨海水族園」です。



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2022年10月 2日 (日)

鉄道開業150年記念 鉄道開業時の1号機関車をイメージした 「黒い山手線」 「Netflix」がジャックして2022年10月1日より運行開始!

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-黒い山手線-
 JR東日本(東日本旅客鉄道)の「E235系電車」は、2015年11月30日より営業運転を開始しました。「E233系電車」の後継車種として投入されたJR東日本の次世代の主力車種です。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」と「Netflix合同会社」は、日本の鉄道開業150年を記念し、鉄道開業時の1号機関車をイメージした「黒い山手線」1編成を、2022年10月1日より期間限定で運行開始し、150年前の鉄道開業以来、初めて黒く塗装された山手線を「Netflix」がジャックすることを発表しました。運行期間は、2022年10月1日(土)~12月31日(土)の予定です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/09/30)
 鉄道開業150年記念 鉄道開業時の1号機関車をイメージした 「黒い山手線」をNetflixがジャックし10月1日より運行開始

 You Tube ANNnewsCH
 開業150年「黒い山手線」運行 1号機関車をモチーフ(2022年10月1日)

 「黒い山手線」はADトレイン(広告貸切電車)として運行し、11両編成のラッピング車体各部にはNetflixロゴデザインが施され、黒と赤のカラーリングで1号機関車の雰囲気を醸成します。
 各車両にはNetflixシリーズ「今際の国のアリス」「ストレンジャー・シングス 未知の世界」など、ジャンル豊かな国内外の人気Netflix作品の世界観を感じることができます。


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「ラッピングイメージ」です。


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「車内デザイン」です。


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「車内デザイン」です。


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通常の「E235系電車」のラッピングです。JR東日本の電車の記事を書いていたら、JR東日本のメロディが聞きたくなりました。ちなみに、私がJR東日本を一番感じるのは接近音の「ATOS 3」、一番好きな発車メロディは「JR-SH1」と「JR-SH2」です。



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2022年10月 1日 (土)

神奈川県愛甲郡 オリックス不動産最大の延床面積約183,000㎡ マルチテナント型物流施設「厚木Ⅲロジスティクスセンター」の開発に着手!

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-厚木Ⅲロジスティクスセンター-

 「オリックス不動産」は、神奈川県愛甲郡において、オリックス不動産最大の延床面積183,354.15㎡を有する大型マルチテナント型物流施設「厚木Ⅲロジスティクスセンター」の開発に着手しました。

 引用資料 オリックス不動産(PDF:2022/09/02)
 環境に配慮したマルチテナント物流施設 「厚木Ⅲロジスティクスセンター」着工

 「厚木Ⅲロジスティクスセンター」は、圏央道「相模原愛川インターチェンジ(IC)」から約3.8kmの神奈川県内陸工業団地内に位置します。厚木市や相模原市内への配送に加え、圏央道経由での東名高速自動車道・中央高速自動車道の利用により、関東全域・西日本への広域配送が可能です。

 建物は、地上6階、ダブルランプウェイ方式で、各階に55台(10t車)が同時接車できるバースを備えます。最小区画は約1,580坪から、最大18テナントが入居出来ます。「免震システム」や非常用自家発電機を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計とし、近年ニーズが高まっている「危険物倉庫」の設置を計画しています。

厚木Ⅲロジスティクスセンターの概要
◆ 所在地-神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4025番1他(神奈川県内陸工業団地内)
◆ 交通-首都圏中央連絡自動車道「相模原愛川IC」から約3.8km、首都圏中央連絡自動車道「圏央厚木 IC」から約5.3km、JR相模線「原当麻駅」から約4.3km
◆ 構造-地上6階、地下0階
◆ 敷地面積-75,544.56㎡
◆ 延床面積-183,354.15㎡
◆ 構造-RCS造(柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造で構成される混合構造)
◆ 用途-大型マルチテナント型物流施設
◆ 駐車場台数-普通車493台、大型トラック待機場55台
◆ 建築主-オリックス不動産
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2022年08月01日
◆ 竣工-2024年02月予定


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「カフェラウンジ(イメージ)」です。


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「エントランス(イメージ)」です。


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「四季の庭(イメージ)」です。


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「位置図」です。



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