国家戦略特区 46プロジェクトから48プロジェクトへ 新たに都市再生プロジェクト(品川駅街区地区・池袋駅西口地区)の追加!
-国家戦略特区-
「東京都市再生プロジェクト(東京圏国家戦略特別区域)」は、都市再生プロジェクトの都市計画決定時期の目標設定・手続のワンストップ化により、都市計画決定手続のスピードアップを図ろうとするものです。
都市再生プロジェクトの事業段階で、税制等のインセンティブの認定時期の目標設定・手続のワンストップ化により、着工のスピードアップを図ります。現在、国際競争力の強化に資する46の都市再生プロジェクトを都市計画法の特例等の対象としています。
● 国家戦略特区が46から48プロジェクトに!
「内閣府」は2022年10月14日に、国家戦略特区の「東京圏(第38回)・福岡市・北九州市(第31回)合同区域会議」を開催しました。
引用資料 内閣府(2022/10/14)
東京圏(第38回)・福岡市・北九州市(第31回)合同区域会議
東京都は、現在、国際競争力の強化に資する46の都市再生プロジェクトを都市計画法の特例等の対象としており、今回、事業の熟度が高まってきた2つのプロジェクト(品川駅街区地区・池袋駅西口地区)を追加します。2プロジェクトの追加により累計で48プロジェクトになりました。
(47番目)品川駅街区地区
JR品川駅と京浜急行品川駅の再開発プロジェクトです。事業主体は「京浜急行電鉄、東日本旅客鉄道」です。認定目途は2023年度中を予定しています。
連立事業や地下鉄の新設等の周辺都市基盤整備や周辺開発と連携した駅とまちをつなぐ歩行者ネットワークの形成、駅直上空間を活用したビジネス交流等の多様な都市機能及び日本の玄関口における都市観光に資する情報発信施設等の整備を予定しています。
(48番目) 池袋駅西口地区
事業主体は「三菱地所、東武鉄道」です。認定目途は2023年度中を予定しています。「池袋駅西口地区市街地再開発」に、事業主体として「東武鉄道」を加えた再開発プロジェクトになると思われます。
国際アート・カルチャー都市の玄関口として、駅、駅前広場の再編と駅まち結節空間・歩行者ネットワークを形成、文化・芸術等の活動拠点としての広場や発信・交流施設、宿泊施設、産業支援施設等の整備を予定しています。
池袋駅西口地区市街地再開発
池袋駅西口地区では、大規模な「池袋駅西口地区市街地再開発」が計画されています。「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合」は、「三菱地所、三菱地所レジデンス」2社を事業協力者に選んでいます(引用:豊島区)。
再開発計画の対象地区は、池袋駅西口に位置する東武百貨店(メトロポリタンプラザビルを除く)、西口公園、バスターミナルを一体で開発するものです。
対象地域の面積は約5.3haです。宅地面積(鉄道用地0.5ha含む)約2.7ha、道路面積約2.3ha、公園面積約0.3haとなっています。3棟の超高層ビルを建設する予定です。
「配置計画案」です。「高層棟①、高層棟②、高層棟③」の3棟の超高層ビルを計画しています(引用:豊島区)。
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