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2022年10月 5日 (水)

地下駅となる相模鉄道「鶴ヶ峰駅」 (仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業 第1工区~第3工区の施工会社を決定!

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-相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業-

 「横浜市」では、経済の活性化や地域の利便性向上、市民生活の安全・安心の確保に向け、鉄道の連続立体交差事業を推進しています。相模鉄道では「(仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」が計画されています。

 2016年度から2か年かけて測量、地質調査、設計などを実施し、その結果を基に構造形式(高架方式、地下方式)の比較検討を行いました。検討にあたり、踏切除却数や周辺まちづくりへの寄与、経済性などを総合的に評価した結果、地下方式を選定することにしました。

● 土木工事の施工会社を決定!
 「相模鉄道」は2022年10月3日に、「相模鉄道本線(鶴ケ峰駅付近)連続立体交差事業」の土木工事の施工会社を決定しました。工区は「第1工区、第2工区、第3工区」の3工期に分かれます。

 引用資料 相模鉄道(2022/10/03)
 相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業の施工会社について

連続立体交差事業の概要
◆ 計画名-(仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業
◆ 区間-相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近(西谷駅~二俣川駅間)
◆ 延長-約2,840m
◆ 構造形式-地下方式
◆ 踏切除却数-10箇所(開かずの踏切9箇所)
◆ 事業主体-横浜市
◆ 着工-2022年度下半期予定
◆ 竣工-2033年度末予定
◆ 総事業費-約784億円

【第1工区】 清水・五洋・鴻池・坪井・奈良 建設共同企業体
(清水建設、五洋建設、鴻池組、坪井工業、奈良建設)

【第2工区】 大林・鉄建・NB・馬淵・京成 建設共同企業体
(大林組、鉄建建設、NB建設、馬淵建設、京成建設)

【第3工区】 前田・西松・東洋・松尾 建設共同企業体
(前田建設工業、西松建設、東洋建設、松尾工務店)


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「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業工事区間」です。


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「概略断面図(円形トンネル)」と「概略断面図(箱型トンネル)」です。「円形トンネル」は「シールド工法」、「箱型トンネル」と「擁壁」は「開削工法」で建設されます。


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概略断面図(鶴ヶ峰駅)

 「概略断面図(鶴ヶ峰駅)」です。「鶴ヶ峰駅」は「開削工法」で建設され、相対式2面2線の「地下駅」となります。3層構造、ホーム長は約210m、ホーム幅員は約4m~約6mです。

 現在の「鶴ケ峰駅」は、相対式2面2線の地上駅です。連続立体交差事業により地下駅となります。「連続立体交差事業」は、多くの場合は高架工事になります。都心では地下化される事もありますが、郊外での地下化はあまり記憶にありません。



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