地上42階、高さ約215mの「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」 ZEBReady認証を取得、2023年2月竣工予定!
-三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業-
国家戦略特区の「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「札の辻(ふだのつじ)交差点」の西側に広がる広大な敷地です。区域面積は約40,000㎡とかなり広いです。広大な敷地を「Ⅰ街区、Ⅱ街区、Ⅲ街区」の3街区に分けて整備します。総事業費は約1,620億円です。
最大規模の「Ⅰ街区」の「複合棟1」は、地上42階、塔屋1階、地下4階です。高さですが、「建築計画のお知らせ」では約215m、2021年1月28日の、”「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」変更届その2” では約211m、「東京都環境局」の資料では210.29mとなっています。いずれの場合でも田町・三田エリアで最高の高さになります。
引用資料 住友不動産
東京三田再開発プロジェクト
● ZEBReady認証を取得!
「住友不動産」が事業協力者ならびに参加組合員として事業推進している「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」における中核施設のオフィスタワー棟にて、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の「ZEBReady」認証を2022年10月31日に取得しました。
引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/31)
「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」 当社最大 延床面積約20万㎡ 大規模オフィスタワー 高い環境性能が評価され「ZEB Ready」認証取得 2023年2月竣工予定
東京三田再開発プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再発事業 複合棟-1 新築工事
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目11番2他(地名地番)
◆ 交通-都営浅草線・三田線「三田」駅より徒歩3分、JR線「田町」駅より徒歩5分
◆ 階数-(複合棟1)地上42階、塔屋1階、地下4階、(複合棟2)地上7階、地下1階、(住宅棟1)地上9階、塔屋1階、地下1階、(住宅棟2)地上4階、地下2階
◆ 高さ-(複合棟1)最高部約215m、(複合棟2)最高部27.7m、(住宅棟1)最高部31.7m、(住宅棟2)最高部11.5m
◆ 区域面積-約40,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約30,000㎡(施設全体)、19,170.29㎡(複合棟1)
◆ 建築面積-約12,270㎡(施設全体)、7,869.29㎡(複合棟1)
◆ 延床面積-約228,700㎡(施設全体)、199,705.60㎡(複合棟1)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(複合棟1)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造+免震構造
◆ 用途-オフィス、貸会議室等、店舗、駐車場(複合棟1)
◆ 建築主-三田三・四丁目地区市街地再開発組合(地権者ならびに参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年12月01日(複合棟1)
◆ 竣工-2023年02月予定(複合棟1)
◆ 総事業費-約1,620億円
(備考) 上記の「高さ、敷地面積、建築面積、延床面積」は、「東京都環境局」が公表している資料を参考にしています。
「東京三田再開発プロジェクト」の完成イメージです。地震対策として、「制振構造+免震構造」を採用します。
南側の「住友不動産三田ツインビル西館」と色調を統一しています。
地震対策(免震+制振のハイブリット構造)
建物構造は、免震+制振のハイブリット構造としており、27階スカイロビーの階下部に「中間免震層」を設け、かつ全フロアに制振壁、屋上に制振装置を設置する事で、地震時など揺れを低減し、就労者や来訪者の安心・安全に配慮します。
低層 基準階平面図
基準階面積は4階~11階が約3,980㎡(約1,200坪)、12階~42階が約2,940㎡(約890坪)の広さを誇り、天井高3.0mの整形無柱空間が効率的かつ自由度の高いレイアウトを実現します。
「街区全体図」です。
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