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2022年11月17日 (木)

「埼玉スタジアム2002」の近く 総延床面積約210,000㎡の「順天堂浦和美園キャンパス(仮称)等整備事業」 環境影響評価調査計画書の縦覧!

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-順天堂浦和美園キャンパス(仮称)等整備事業-
 「埼玉県」や「さいたま市」などがさいたま市美園地区に「順天堂大学医学部付属埼玉国際先進医療センター(仮)」を誘致を進めています。埼玉県内の慢性的な医療人材不足を解消し、埼玉県北部などの医師が足りない地域を手当てする狙いがありました。

 新病院の建設予定地は、「埼玉スタジアム2002」の近くで、埼玉高速鉄道「浦和美園駅」から北へ約0.5km離れた場所で、さいたま市緑区と岩槻区にまたがる約7.7haです。このうち埼玉県が約3ha、埼玉市が約4.7ha確保しています。

 当初は、2018年に着工、2021年に完成する予定でしたが、整備計画に大幅な遅れが発生しました。更にコロナ禍の影響もあって、開院が見通せない状況になっていました。

● 環境影響評価調査計画書の縦覧!
 「順天堂大学」は、さいたま市に計画する「順天堂浦和美園キャンパス(仮称)等整備事業」の環境影響評価調査計画書をまとめました。病院、陽子線治療施設、大学、大学院からなる総延床面積約210,000㎡の施設を建設します。2025年4月の着工、2027年8月の竣工を目指します。新病院の供用開始は2027年11月を予定しています。

 引用資料 さいたま市・公式HP(2022/11/14)
 順天堂浦和美園キャンパス(仮称)等整備事業に係る環境影響評価調査計画書の縦覧を行います

 新病院はAI(人工知能) や遠隔技術、 陽子線治療など最先端の医療テクノロジーを駆使した高機能な医療機関を目指します。国内外の幅広い人材が集まる大学院や研究施設を併設することで、 埼玉県で不足する医師を育成・派遣します。

(仮称)浦和美園キャンパス整備事業の概要
◆ 計画名-順天堂浦和美園キャンパス(仮称)等整備事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市緑区美園三丁目、岩槻区美園東二丁目
◆ 交通-埼玉高速鉄道「浦和美園」駅
◆ 高さ-約59m
◆ 敷地面積-約76,559㎡(緑区敷地約56,560㎡+岩槻区敷地約19,999㎡)
◆ 延床面積-約210,000㎡
◆ 地震対策-免震構造(病院本館)
◆ 用途-(緑区敷地)病院・陽子線治療施設、駐車場、(岩槻区敷地)大学・大学院等
◆ 駐車場台数-約1,000台(外来用含む)
◆ 建築主-学校法人順天堂
◆ 着工-2025年04月予定(準備工事を含む)
◆ 竣工-2027年08月予定
◆ 開院-2027年11月予定


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「計画建物の配置計画図」です。「綾瀬川」を挟んで、さいたま市緑区美園三丁目とさいたま市岩槻区美園東二丁目に分かれています。


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「計画建物の断面図」です。全面移転する「近畿大学医学部・近畿大学病院新築工事」の延床面積が約147,000㎡なので、延床面積約210,000㎡は、医科大学を新設するくらいの規模になります。


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「計画地位置図」です。「埼玉スタジアム2002」の少し東側に建設予定です。



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