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2022年12月

2022年12月31日 (土)

神宮前交差点 超斬新なデザイン 新たなランドマークとなる「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2022年12月中旬の建設状況

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-神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業-
 いろいろあった2022年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。

 「表参道」と「明治通り」が交差する「神宮前交差点」は、東京の顔とも言えます。北東側角にはランドマークとなる「東急プラザ表参道原宿」が建設されました。

 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、商業地としての高いポテンシャルを有する一方、建築物の老朽化、明治通り拡幅による狭小な土地、歩行者と自動車が交錯する変形五叉路などの課題を抱えています。

 街区を再編・統合し、土地の有効・高度利用を図り、立地特性に相応しい商業拠点等を整備し、にぎわいを形成するとともに、変形五叉路の解消など安全な歩行者空間の確保を図り、西側角に新たなランドマークを建設します。

● 2024年春に開業!
 「神六再開発」と、権利者及び特定事業参加者である「東急不動産」は、共に「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」を推進中です。東急不動産が所有する商業床で構成される商業施設の開業が、2024年春に決定しました。

 引用資料  東急不動産(2022/11/29)
 原宿・神宮前エリアの新たな文化創造拠点として「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」2024年春開業 多様性を受容れるこのまちの文化創造機能を果たす

 表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に位置する立地特性を活かし、沿道の賑わいを結ぶ新たな拠点を創出するだけでなく、安全な歩行者空間を形成し、周辺住環境に配慮した立地特性に相応しい賑わいを創出します。なお、建物は建築家の平田晃久氏が外装・屋上デザインを手掛ける新たな文化創造拠点として誕生し、原宿・神宮前エリアの更なる魅力向上に寄与します。

神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名- 神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都渋⾕区神宮前六丁目1000番(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部46.40m、軒高45.60m
◆ 敷地面積-3,084.54㎡
◆ 建築面積-2,357.99㎡(2,357.99㎡)
◆ 延床面積-18,284.67㎡(19,893.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場等
◆ 建築主-神六再開発株式会社(東急不動産は権利者及び特定事業参加者として参画)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 外装・屋上デザイン-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2020年03月
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2023年08月31日予定
◆ 開業-2024年春予定


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最新の「外観イメージ」です。


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「位置図」です。


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「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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最高部です(写真提供読者さん)。


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「神宮前交差点」の 北東側角には、2012年4月に開業した神宮前交差点のランドマークとなっている「東急プラザ表参道原宿」があります(写真提供読者さん)。



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2022年12月30日 (金)

原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る 新生「原宿クエスト」 2022年12月中旬の建設状況 

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-原宿クエスト-

 「NTT都市開発」は、複合商業施設「原宿クエスト」を2021年10月10日の営業をもって閉館しました。原宿クエストは、原宿駅から徒歩3分の原宿・表参道の玄関口にあるファッション、カフェ&レストラン他ホールを併設した施設として、33年間にわたり営業していました。

 「NTT都市開発」は、多様な文化を生み出し続ける街・原宿の新たなランドマークとして、原宿・表参道エリアを牽引する商業施設「原宿クエスト建替え計画」について、新築工事に着手しました。竣工は2025年春を予定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2022/10/26)
 新生「原宿クエスト」着工 -表参道と奥原宿をつなぎ、都市の奥行きをつくりだす-

 新生「原宿クエスト」は、表参道から奥原宿をつなぐことで、都市の奥行きをつくりだし、原宿の新たな魅力を掘り起こす、地上6階、地下1階の7フロアで構成される複合商業施設です。

 低層棟と高層棟で構成されており、その間には、表参道から奥原宿をつなぐパサージュ(敷地内通路)を計画。各店舗が街との調和を図りながらも独立した路面店として個性豊かな世界観を表現できるよう、原宿ならではの施設をめざします。

原宿クエスト建替え計画の概要
◆ 計画名-(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目13-12,13-16(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-30.00m
◆ 敷地面積-1,956.49㎡
◆ 建築面積-1,720.00㎡
◆ 延床面積-9,100.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋​コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、事務所、自動車車庫
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ デザインアーキテクト-OMA/Shohei Shigematsu(重松 象平) 
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体-2021年11月
◆ 着工-2022年10月20日(地下解体工事含む)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ 開業-2025年春予定


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新生「原宿クエスト」外観イメージ(表参道側)です。


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「表参道や明治神宮からの連続性を感じられる、緑豊かな空間を形成」です。


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「原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る」です。


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「敷地周辺地図」です。


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「(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。現在は「山留め壁」の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年12月29日 (木)

国家戦略特区 高さ約229mと高さ約227mの超高層ツインタワー「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」 2022年12月28日の建設状況

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- (仮称)芝浦一丁目計画 新築工事

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の敷地に計画されている「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」は、総延床面積約55万㎡のビッグプロジェクトです。

 2期に分けて施工する計画で、先に南側の「S棟」を建設します。「S棟」の竣工後に、「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」を解体して、跡地に「N棟」を建設します。2031年3月の全体完成を目指します。

 「野村不動産」並びに「野村不動産ビルディング」と、「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である、「芝浦一丁目プロジェクト」の事業者として、2021年9月28日に起工式を執り行い、2021年10月1日に着工しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2022/05/23)
 延床面積約55万㎡大規模複合開発 「芝浦プロジェクト」 都心で空・海・緑を感じる新たな働き方 「TOKYO WORKation (トウキョウ ワーケーション)」を提案 ―東京湾岸部の景観を一新するオフィス・ホテル・商業施設・住宅の一体開発―

 引用資料 公式ホームページ
 芝浦プロジェクト

 「芝浦プロジェクト」では、都心の利便性と、眼前に広がる空と海を有する芝浦エリアならではの立地を活かし、「空と海、世界へひらかれたこの街で、新しい人と社会の未来をつくりだす」ことを目指します。

 その一環として、働き方や働く環境に求められる価値観が変化した今の時代に寄り添う新たな働き方、「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」を提案します。「ビジネスの中枢である東京都心で働くこと」と「空と海から得られる開放感」が融合し、自分に合ったスタイルで働くことが実現します。

芝浦プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1他 51筆
◆ 交通-(浜松町ビルディング基準)JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-(S棟)地上43階、地下3階、(N棟)地上45階、地下3階、(商業施設)地上1階~2階×5棟
◆ 高さ-(S棟)最高部228.88m、(N棟)最高部227.28m
◆ 敷地面積-(施設全体)39,819.13㎡(竣工時40,104.29㎡)、(S棟・N棟)34,555.47㎡
◆ 建築面積-(施設全体)28,192.39㎡、(S棟・N棟)27,377,75㎡ 
◆ 延床面積-(施設全体)551,437.56㎡、(S棟・N棟)550,455.80㎡ 
◆ 容積対象面積-(施設全体)445,744.63㎡、(S棟・N棟)444,795.47㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業施設、ホテル、共同住宅、ビジネス交流施設、生活支援施設、駐車場、DHC施設等
◆ 総戸数-約144戸
◆ 建築主-野村不動産ビルディング、JR東日本
◆ 設計者-槇総合計画事務所、清水建設、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、日建設計
◆ 施工者-(S棟)清水建設、(N棟)未定
◆ 解体工事(S棟)2021年02月01日~2021年09月30日
◆ 着工-(S棟)2021年09月28日(起工式)、2021年10月01日(着工)、(N棟)2027年04月頃予定
◆ 竣工-(S棟)2025年02月予定、(全体)2031年03月31日予定

(備考) 敷地面積は、竣工時までに現状港区所有地(道路)を本敷地に編入することにより計40,104.29㎡になる予定です。


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「芝浦プロジェクト 完成予想パース」です。


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「芝浦プロジェクト 完成予想パース」です。


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プロジェクト概要

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の建替事業として、芝浦プロジェクトでは、2021年10月に着工した「S棟」と、2027年度着工の「N棟」からなるツインタワーの建設を予定しています(竣工予定時期 S棟2025年2月、全体2030年度)。

● 野村不動産グループが2025年に本社をS棟へ移転!
 「野村不動産ホールディングス」は、「野村不動産ホールディングス」および「野村不動産」をはじめとするグループ各社の本社を、2025年 2月に竣工を予定している、大規模複合開発「芝浦プロジェクト」S 棟に移転することを決定しました。


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ラグジュアリーブランド「フェアモント東京」

 最上級のパーソナルなサービスとラグジュアリーな体験を提供するため、S棟上層階には、欧州最大手のホテルグループであるアコーが手掛けるラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が日本へ初進出します。

 世界最大手のホテルグループである「アコー(本社:フランス・パリ)」のラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」の日本初進出となるホテル名称は「フェアモント東京」で、開業は2025年度を予定しています。


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「フロア構成図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「(仮称)芝浦一丁目建替計画新築工事」の予定地に建っている「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」です。地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ165.9mの超高層オフィスビルです。「東芝ビルディング」として、1984年3月に竣工しました。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング) の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1号
◆ 交通-JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-地上40階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.9m 
◆ 敷地面積-34,506.91㎡
◆ 建築面積-14,741.10㎡(東芝浜松町ビルを含む場合16,464.58㎡)
◆ 延床面積-162,612.86㎡(東芝浜松町ビルを含む場合176,567.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造(水平方向の揺れを吸収するダイナミックスクリューとオイルダンパーを低層階を中心に102ヶ所設置)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-港建物、第一生命保険
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、鹿島建設JV
◆ 着工-1981年08月
◆ 竣工-1984年03月


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「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」の2022年12月28日の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「タワークレーン」が4基姿を現しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「順打ち工法」で工事が行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


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地上階の「鉄骨建方」が始まっています(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西側のゲートが開いています(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「芝浦運河」で「橋設置工事」が行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「芝浦運河」に「H形鋼」を建込んでいます(写真提供SOCIO34050氏)。



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2022年12月28日 (水)

地上20階、高さ約100mの世界最大規模となる「木の本店ビル」 東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事 2022年12月中旬の状況

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は10,147.61㎡です。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトを2021年9月30日にまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 「東京海上日動ビル」に本店機能を置く「東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険」の3社は、三菱地所が開発した「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 常盤橋タワー」に本店を移転しました。2021年12月から順次移転を開始し、2022年6月までに移転を完了しています。 

● 新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめ!
 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめました。

 東京海上ホールディングス(PDF:2022/08/01)
 新・本店ビルのデザインについて

 新・本店ビルのエクステリアは、「丸の内」の街並みに調和し、日本の玄関口である東京駅と皇居を結ぶ行幸通りに面した場所に相応しい洗練された気品のある佇まいを表現しました。

 デザイン上の重要な役割は木材が担っています。新・本店ビルは、構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる高さ100mの「木の本店ビル」として生まれ変わります。

東京海上日動ビルの建て替えの概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目6番1号
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-建物高さ約100m
◆ 敷地面積-10,147.61㎡
◆ 延床面積-約130,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、木造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、駐車場等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 設計者-Renzo Piano Building Workshop、三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体
◆ 解体(地上躯体解体)-2022年10月01日~2024年02月15日予定
◆ 着工-2024年12月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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立ち並ぶ力強い大木が人々にを与えるデザイン

 新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

● Renzo Piano Building Workshop
 新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しました。日本においては「関西国際空港ターミナルビル」などの実績があります。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」と「東京海上日動ビル 新館」の2022年12月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事」が行われています。解体工事(地上躯体解体)の工期は、2022年10月1日~2024年2月15日の予定です(写真提供読者さん)。


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「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」と「東京海上日動ビル 新館」の境目です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。



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2022年12月27日 (火)

「明治安田生命新宿ビル」他の跡地 地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」 2022年12月中旬の建設状況 

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-(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト-
 「明治安田生命」は、新宿駅西口に近接する「明治安田生命新宿ビル」などの解体工事に2020年4月1日に着手しました。「明治安田生命新宿ビル」と隣接する6棟を一体的に解体します。

 解体区域の敷地面積は約6,300㎡とかなり広いです。解体工事の施工は「大成建設」が担当します。解体工事の工期は2022年8月31日までを予定しています。

 解体されるビルは、「(1)明治安田生命新宿ビル、(2)明治安田生命新宿ビル別館、(3)第一スカイビル、(4)高倉第二ビル、(5)明治安田生命新宿第三ビル跡地、(6)永和ビル跡地」の合計6棟です。「(7)KSビル跡地」の解体工事は、鉄道弘済会が発注しました。

 跡地に建設される「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の概要は、地上23階、地下4階、高さ(最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m)、延床面積96,901.94㎡です。オフィス、商業、ホール、駐車場などで構成する予定です。

 引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
 第69回新宿区景観まちづくり審議会

 「明治安田生命保険」が推進し、「森ビル」がプロジェクトマネジメントに参画する「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」が、2021年8月1日に着工しました。

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目9番1~12
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿」駅徒歩4分、小田急線「新宿」駅徒歩4分、京王線「新宿」駅徒歩4分、京王新線(都営新宿線)「新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「新宿」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m
◆ 敷地面積-6,294.72㎡
◆ 建築面積-3,819.26㎡
◆ 延床面積-96,901.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-明治安田生命保険
◆ プロジェクトマネジメント-森ビル
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2022年08月31日
◆ 着工-2021年08月01日
◆ 竣工-2025年11月30日予定


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「駅前広場を取り囲む光の演出」です。低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」のイメージパースです。建物は暖色系の「PCカーテンウォール」を外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指します。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「テレスコピック クラムシェル」です(写真提供読者さん)。


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「ラフテレーンクレーン」です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。現在は「地下躯体解体・掘削・山留工事」が行われています(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年12月26日 (月)

みなとみらい21中央地区62街区 「フォーシーズンズホテル」を誘致か? 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-みなとみらい21中央地区62街区-

 「横浜市」は、日本を代表する国際港湾都市としての役割を担い、その機能は現在にも脈々と受け継がれています。横浜市では、みなとみらい21事業において、業務、商業、文化、アミューズメントなど、多様な都市機能による魅力と活気に満ちた街づくりを進めています。

 横浜市は、「みなとみらい21中央地区62街区」の開発事業者を公募しました。公簿及び実測地積22,188.34㎡で、開発規模は「62街区全体区画のみ(区画の分割不可)」です。建ぺい率80%、容積率400%、高さの最高限度60mとなっています。

 2020年6月5日に、「みなとみらい21中央地区62街区」の開発事業者を、「ベルジャヤ・コーポレーション(Berjaya Corporation Berhad)」を代表企業に、「丸紅、大和ハウス工業」で構成される企業グループ、「BMD 62」に決定したことを発表しました。

● 優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、「みなとみらい21中央地区62街区 ハーバーエッジプロジェクト」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。

 引用資料 国土交通省(2022/12/22)
 グローバルラグジュアリーホテルを核とした新たな観光拠点の形成 ~みなとみらい21中央地区62街区ハーバーエッジプロジェクトを国土交通大臣が認定~

 「みなとみらい21中央地区62街区 ハーバーエッジプロジェクト」は、横浜都心・臨海地域にて、グローバルラグジュアリーホテルを核とした集客施設を整備することにより、新たな観光拠点を形成します。ホテルはグローバルラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル」になると思われます。 

みなとみらい21中央地区62街区の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目14番2、六丁目3番2、六丁目3番3、六丁目3番12、六丁目3番13、六丁目3番16、六丁目3 番17、六丁目3番18
◆ 計画名-都市再生事業の名称 みなとみらい21中央地区62街区 ハーバー エッジ プロジェクト(HARBOR EDGE PROJECT)
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-59.95m
◆ 敷地面積-22,188.32㎡
◆ 建築面積-13,180.13㎡
◆ 延床面積-91,788.51㎡(容積対象面積82,946.82㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、水族館、飲食・物販店舗
◆ 建築主-ベルジャヤ横浜ホスピタリティアセット特定目的会社「(代表企業)Berjaya Corporation Berhad、(構成企業)丸紅、大和ハウス工業」
◆ 着工-2023年07月31日予定
◆ 竣工-2026年09月30日予定


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「施設概要図」です。


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「みなとみらい21中央地区62街区」の位置図です。


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「事業スケジュール(予定)」です。着工は2023年7月31日予定、竣工は2026年9月30日予定です。


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「みなとみらい21中央地区62街区」です。



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2022年12月25日 (日)

池袋マルイ跡地 地上28階、高さ約140mの超高層オフィスビル「(仮称)池袋西口プロジェクト」 2022年12月中旬の状況

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-(仮称)池袋西口プロジェクト-
 
2021年8月29日に、1977年の開業以来44年の歴史を誇り池袋西口の顔でもあった「池袋マルイ」が閉店しました。閉店の理由は、周辺の競合店との競争激化や売り上げの低迷です。
 
 2020年3月期の売上高は54億円となり、ピーク時の2割まで落ち込んでいました。建物も老朽化しており、所有者が建て替えを希望していることもあり、閉店する事になりました。

 「三菱UFJ信託銀行」は、「清水建設」の施工で閉店した「池袋マルイ」の地上躯体の解体工事を行いました。解体工事の工事名は「池袋西口共同ビル解体工事」で、すでに地上躯体の解体工事は終わっています。

 計画名は「(仮称)池袋西口プロジェクト」です。「ウエストゲート(代表者 清水建設)」により、地上28階、地下4階、高さ140.124m、敷地面積41,816.07㎡の超高層オフィスビルが建設されます。

(仮称)池袋西口プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都豊島区西池袋三丁目28-4,5,6,9,10
◆ 交通-JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線「池袋」駅
◆ 階数-地上28階、地下4階
◆ 高さ-最高部140.124m
◆ 敷地面積-3,348.29㎡
◆ 建築面積-1,944.68㎡
◆ 敷地面積-41,816.07㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭併用直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-ウエストゲート(代表者 清水建設)
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2021年10月1日~2022年09月30日
◆ 着工-2023年01月上旬予定
◆ 竣工-2025年12月下旬予定


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「(仮称)池袋西口プロジェクト」の2022年12月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「テレスコピック クラムシェル」です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。地上躯体の解体工事が終わっています。現在は「基礎・底盤 躯体解体工事 B3F土工事」が行われています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)池袋西口プロジェクト」の建設計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「池袋マルイ」です。



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2022年12月24日 (土)

「中野サンプラザ」と「中野区役所」を再開発 高さ約262mの「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」 新しい完成イメージを公開!

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-中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業-

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補及び次点候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。

 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本)」は、中野区とともに推進する「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」において、2021年5月6日に中野区と基本協定書を締結しました。

 「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、高さ約235m、延床面積約257,000㎡で計画されていましたが、高さ約262m、延床面積約298,000㎡に規模が拡大されました。

● 特定業務代行者の公募手続き! 
 「野村不動産」らは2022年12月21に、東京都中野区の複合施設「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」の再開発事業で設計、施工などを任せる特定業務代行者の公募手続きを始めました。中野区からは新しい完成イメージが公開されました。

 引用資料 中野区・公式ホームページ(PDF)
 令和4年12月17日,20日中野四丁目新北口駅前地区・囲町地区都市計画についての説明会資料

 2024年7月頃に既存建物の解体を含む工事に着手し、2028年度の竣工を目指します。再開発に先立ち、現在の「中野サンプラザ」は2023年7月2日に閉館します。

中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2-47 他
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 高さ-最高部約262m、建築基準法の高さ約250m
◆ 階数-地上60階、塔屋2階、地下3階(正確な階数は未定)
◆ 施行予定区域面積-約23,460㎡
◆ 建築面積-約18,765㎡
◆ 延床面積-約298,000㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,000%
◆ 地震対策-中間層免震構造(2層の免震層)

◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
◆ 総戸数-約1,100戸
◆ 施行予定者-(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 解体-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定


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「中野駅西側南北通路からみたセントラルウォークのイメージ」です。


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「アトリウムのイメージ」です。


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「敷地南東から望む出会いの広場のイメージ」です。


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「中野通りから望む集いの広場のイメージ」です。


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「屋上広場のイメージ」です。


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「ホールのイメージ」です。最大7,000人収容のホールとなります。


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「断面図」です。正確な階数はまだ決まっていないようですが、最上階の「展望施設」は楽しみですね!


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「配置図」です。


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中野駅新北口駅前エリア
 中野駅新北口駅前エリアは、写真右側の「中野サンプラザ」と写真左側の「中野区役所」を中心とする大規模再開発計画です。



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2022年12月23日 (金)

「国際赤坂ビル」を建て替え 地上28階、高さ約148mの「(仮称)赤坂二丁目計画」 2022年12月中旬の建設状況

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-(仮称)赤坂二丁目計画-
 「積水ハウス」は、2014年4月に「国際赤坂ビル」を約740億円で取得しました。「日本生命保険相互会社」は、2018年12月に共有持ち分の50%を400億円超で取得しました。現在の持ち分は、積水ハウス系が50%、日本生命保険系が50%となっています。

 「日商岩井(現:双日)」が、2001年に「トレードピアお台場」に東京本社を移転するまで、このビルに東京本社がありました。そのため「日商岩井ビル」と呼ばれていました。

 「国際赤坂ビル」の解体工事が行われ、跡地には、地上28階、地下3階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の超高層オフィスビルが計画されていました。

● 2022年4月1日に新築工事着手!
 「積水ハウス」と「日本生命保険相互会社」は、東京都港区赤坂二丁目において共同事業として開発を進めている「(仮称)赤坂二丁目計画」について、新築工事に着手しました。

 引用資料 積水ハウス(2022/04/01)
 「(仮称)赤坂二丁目計画」の新築着工について

 「建築計画のお知らせ」が正確な数値に書き換えられ、地上28階、搭屋1階、地下3階、高さ147.98m、延床面積73,984.00㎡に変更になっています。

 「(仮称)赤坂二丁目計画」は、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅および東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅の地下鉄4路線と直結する交通利便性の高い立地です。また、周囲には大使館が多く所在していることや官庁街と近接していることから、国内企業に加えて外資系企業からのオフィス需要も高い立地となります。

(仮称)赤坂二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目410-1他(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅直結、東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅直結
◆ 階数-地上28階、搭屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部147.98m
◆ 敷地面積-5,988.25㎡
◆ 建築面積-2,967.19㎡
◆ 延床面積-73,984.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、診療所、駐車場
◆ 建築主-積水ハウス、日本生命保険
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林・錢高・岩田地崎 建設共同企業体(大林組、錢高、岩田地崎建設JV)
◆ 解体工事-(地上部)2019年02月01日~2020年05月15日、(地下部)2021年07月01日~2022年03月31日予定
◆ 着工-2022年04月01日
◆ 竣工-2024年06月30日予定


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「位置図」です。


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「(仮称)赤坂二丁目計画」の2022年12月中旬の建設状況です。タワークレーン2基で建設しています(写真提供読者さん)。


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地上部分の「鉄骨建方」が行われています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「鉄骨建方」の様子です(写真提供読者さん)。


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1階のタワークレーンの「ベース架台」です。「フロアクライミング方式」のタワークレーンのため、「ベース架台」はビルが上に伸びると共に上昇していきます(写真提供読者さん)。


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「(仮称)赤坂二丁目計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年12月22日 (木)

JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2022年12月中旬の建設状況

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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業-
 疾風怒濤の勢いで再開発が進む中野駅周辺では、JR中央線の南側と北側をつなぐ通路と新たな西口を整備する中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業を進めています。あわせて新北口駅前広場や西口広場は、新規整備、南口駅前広場は、拡張整備を進めていく予定です。

 街の核となるのが「JR中野駅」です。「JR中野駅」は、島式4面8線の大規模な駅ですが、駅ビルなどの駅の顔となる部分が存在ませんでした。そこで、「中野区」と「JR東日本」は、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を進めています。

 新駅ビルは「駅施設、店舗」で構成する建物のほか、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡を確保します。2026年12月頃の南北通路・橋上駅舎開業を目指します。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発
◆ 所在地-東京都中野区中野五丁目241‐2、四丁目84‐1 他(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅直結
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部31.824m、軒高28.269m
◆ 敷地面積-7,693.42㎡
◆ 建築面積-6,337.25㎡
◆ 延床面積-18,294.08㎡(別に、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年03月01日
◆ 竣工-2028年03月31日予定
◆ 開業-2026年12月頃予定(南北通路・橋上駅舎開業)

駐車場棟の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発 駐車場棟
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番51の一部(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部18.427m
◆ 敷地面積-0㎡(敷地面積は0㎡)
◆ 建築面積-169.45㎡
◆ 延床面積-1,457.48㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎)
◆ 用途-自動車駐車施設、EV昇降路
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年10月01日予定
◆ 竣工-2028年03月31日予定


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西口広場側の外観完成イメージです。新駅ビルは駅の西側のホーム上空に建設されます。


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「西口広場」のイメージです。


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「南北通路」のイメージです。


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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業である「(仮称)中野駅西口開発」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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人工地盤が姿を現しています。東側が「東700トンタワークレーン(1号機)」、西側が「中央700トンタワークレーン(2号機)」です(写真提供読者さん)。


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「西700トンタワークレーン(3号機)」です。人工地盤は、ホーム西端を超えて更に西側に伸びています(写真提供読者さん)。


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北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です。人工地盤は、タワークレーン3基で建設しています(写真提供読者さん)。


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人工地盤です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)中野駅西口開発」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年12月21日 (水)

地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 「鉄骨建方」が始まる 2022年12月中旬の建設状況 

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-
 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

 引用資料 東京建物(PDF:2020/07/01) 
 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業権利変換認可のお知らせ

 引用資料 東京建物(PDF:2022/03/02)
 東京駅前八重洲一丁目東A地区市街地再開発組合設立のお知らせ

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日予定
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ 総事業費-約2,104億円


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「外観イメージ中央通り方面から望む」です(引用:東京建物)。


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「さくら通り・八重洲仲通り沿いの低層部イメージ」です(引用:東京建物)。


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「概要図」です(引用:国土交通省)


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります(引用:東京都)。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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敷地北側です(写真提供読者さん)。


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「質」の看板がある建物や「消費者金融」の看板がある建物は再開発には参画しません(写真提供読者さん)。


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1階床の「鉄骨建方」が始まっています。下のコンクリートは「捨てコンクリート」を打設して構築した「作業床」です。作業床は地下躯体の構築が本格化したら解体されます(写真提供読者さん)。

● 逆打ち工法
 この現場は「逆打ち工法」を採用しています。「逆打ち工法」では、地上躯体と地下躯体を同時に建設します。地下躯体は、地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので「逆打ち工法」と言います。


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1階床に「デッキプレート」が敷かれています(写真提供読者さん)。


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少し南側です(写真提供読者さん)。


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「掘削工事」が行われています。「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出しています。掘削工事が行わった部分に「捨てコンクリート」が打設され、1階床の「鉄骨建方」を行います。「逆打ち工法」の工程がよく分かります (写真提供読者さん)。


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南西側の建物群は、再開発には参画しません(写真提供読者さん)。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年12月20日 (火)

「ぴあアリーナMM」と接続する歩行者デッキも! 地上28階、高さ約146mの「横浜コネクトスクエア」 2022年12月6日の建設状況

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-(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画-
 「三菱重工業」は、1994年2月に「三菱重工横浜ビル」を1棟建設しました。概要は、地上34階、地下2階 高さ151.9m、延床面積109,472.69㎡です。当初は、高層建ツインタワーの計画でしたが、1990年代後半の景気減速の影響から2棟目の建設計画を凍結していました。

 「三菱重工業」は、景気減速の影響を受け、建設計画を延期していた「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」を再始動すると2013年9月25日に発表していました。
 
 2014年2月1日に設立された火力発電システム事業の合弁会社「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」により、執務スペースを確保する必要が生じたため、2棟目を建設する予定でした。2棟目は結局、着工されることはありませんでした。「三菱日立パワーシステムズ」は、2020年9月1日に「三菱パワー」に社名を変更しています。

 「三菱重工業」は、「みなとみらい21中央地区37街区」のうち北側部分を「ケネディクス」に2017年3月30日付で売却しました。「合同会社KRF48」は、「みなとみらい21中央地区37街区」に地上28階、塔屋1階、地下1階、高さ145.82mの超高層複合ビルを建設しています。

● 施設名称が「横浜コネクトスクエア」に決定!
 「パナソニック ホームズ、鹿島建設、ケネディクス」は、横浜みなとみらい中央地区37街区にて3社による協業体制のもと大規模開発プロジェクトを推進してきました。その施設名称が「横浜コネクトスクエア」に決定しました。

 引用資料 パナソニック ホームズ(2022/10/19)
 パナソニック ホームズ、鹿島、ケネディクスが推進する横浜みなとみらい地区の大規模開発プロジェクト、施設名称が「横浜コネクトスクエア」に決定 ~三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアの出店も決定し、2023年7月のグランドオープンを目指す~

 三井不動産および三井不動産ホテルマネジメントは、「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」を2023年5月16日に横浜コネクトスクエア内に開業することを決定しました。

 引用資料 三井不動産(2022/10/19)
 神奈川県に初出店、みなとみらいの上空に浮かぶアーバンリゾート 「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」 2023年5月16日(火)開業 ~2022年11月1日(火) 予約受付開始~

横浜コネクトスクエアの概要
◆ 計画名-(仮称)MM37タワー、(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画
◆ 交通-JR線「桜木町」駅徒歩7分、東横線「みなとみらい」駅徒歩4分
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号(みなとみらい37街区)
◆ 階数-地上28階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部145.82m
◆ 敷地面積-10,082.20㎡
◆ 建築面積-6,105.89㎡
◆ 延床面積-121,726.85㎡(容積対象面積105,861.22㎡)
◆ 構造-(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、(地上)鉄骨造
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-364室(三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア)
◆ 建築主-合同会社KRF48(パナソニックホームズ40%、鹿島建設30%、ケネディクス30%)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島・フジタ・馬淵・大洋建設工事共同企業体(鹿島建設、フジタ、馬淵建設、大洋建設JV)
◆ 着工-2020年04月01日
◆ 竣工-2023年01月予定
◆ 開業-2023年05月16日予定(三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア)


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「ロビー」です。


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「ラウンジ」です。


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「スカイプール」です。


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「ジェットバス」です。


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「フロア構成」です。


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「基準階フロア」です。基準階床面積約4,151㎡のエリア最大級の解放感あふれるオフィスフロアとなります。


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「位置図」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。手前の「三菱重工横浜ビル」に隠れて、「横浜コネクトスクエア」の建設現場がほとんど見えません。


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「横浜コネクトスクエア」の2022年12月6日の建設状況です。


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南側から見た様子です。


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「歩行者デッキ」の根元部分です。


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「横浜コネクトスクエア」と
「ぴあアリーナMM」は、歩行者デッキで結ばれます。


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西側から見た様子です。


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西側角です。


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北側から見た様子です。



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2022年12月19日 (月)

中央区 地上28階、高さ約165mの「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」 2022年12月中旬の建設状況 

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-(仮称)新TODAビル計画 新築工事-

 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。「京橋一丁目東地区」の街区名称は「京橋彩区」に決定しています。

 先行して「A街区」に、地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ149.56mの超高層ビル「ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)」が建設され、2019年7月5日に「竣工式」が執り行われました。

 引き続き、「戸田建設」の本社ビルが解体され跡地には、地上28階、地下3階、 高さ165.21mm、延床面積94,800.53㎡の「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」が建設されます。

 「戸田建設」は2021年8月18日に「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」の起工式を執り行いました。本社機能をはじめ、ミュージアムや飲食店舗などが入ります。

 引用資料 戸田建設
 (仮称)新TODAビル計画について

 地上1階~3階に「シェアオフィス、飲食店舗」、4階~5階に「カンファレンスホール」、6階に「ミュージアム」、8階~12階に「戸田建設本社」、13階~27階が「オフィスフロア」となります。

(仮称)新TODAビル計画 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目7番1号ほか(地番)
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ「日本橋」駅、東京メトロ「京橋」駅
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.21m
◆ 敷地面積-6,147.44㎡
◆ 建築面積-4,679.32㎡
◆ 延床面積-94,779.32㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(1階床下に免震装置を設置)、コア部に配置した「ダブルH形コアウォール」に地震力の大半を負担させる
◆ 用途-オフィス、集会場、美術館、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫、展示場
◆ 建築主-戸田建設
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 解体工事-2019年08月01日~2022年02月15日予定
◆ 着工-2021年08月18日(起工式)
◆ 竣工-2024年09月20日予定


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「新社屋完成イメージ」です。


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西側から見た下層階のイメージです。


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「6階屋上庭園イメージ」です。


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北西側から見た下層階のイメージです。


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(仮称)アートスクエア

 中央通りに対し解放された広場「(仮称)アートスクエア」です。「(仮称)アートスクエア」は敷地全体を免震化しています。


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共通ロビー

 広場から連続する共通ロビーは「(仮称)アートスクエア」として、芸術・文化を通して人と寄り添う空間となります。共通ロビーと広場は可動式の開口部を開け放つことで内外一体利用でき、さまざまなイベントに対応できます。


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ダブルH形コアウォール免震構造

 コア部に配置した「ダブルH形コアウォール」に地震力の大半を負担させることで外周部を鉄骨細柱架構とし、アルミカーテンウォールとの融合によるフレームレス化を図っています。

 コアウォール の変形を抑制するため、「RC-S複合梁」と「高強度Super-CFT柱」によるハイブリッドアウトリガー架構を構成し、低層階に設けた座屈拘束ブレース併用ベルトトラスにより大きな曲げ戻し効果も実現します。また、大きな変形差が生じるコアウォール間には、制振部材としてせん断降伏型制振梁を用いて効果的なエネルギー吸収を行っています。


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「京橋彩区(京橋一丁目東地区)」の配置図です。


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「街区再編前」と「街区再編後」です。街区再編により、纏まった3つの街区の形成や老朽化した建築物の機能更新、歩車分離を行い地区全体の防災性、交通の安全性の向上を図ります。


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「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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まだ地上に躯体が姿を現していません(写真提供読者さん)。


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「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」の建築計画のお知らせです。延床面積が94,800.53㎡から94,779.32㎡に変更されています(写真提供読者さん)。



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2022年12月18日 (日)

みなとみらい21中央地区53街区 高さ約158mと高さ約90mの「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」 2022年12月6日の建設状況

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-みなとみらい21中央地区53街区-

 「横浜市」が「みなとみらい21中央地区53街区」の開発事業者を公募しました。横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」に直結する好立地です。「横浜市」は「最後の重要街区」と位置付けていましたが、敷地面積が20,620.58㎡と広大なため、2015年、2016年、2017年と3度の公募を行いましたが、決まりませんでした。

 2019年3月に4度目正直で、「大林組、京浜急行電鉄、新日鉄興和不動産(現:日鉄興和不動産)、ヤマハ」の4社で構成する企業グループが、横浜市による開発事業者公募「みなとみらい21中央地区53街区」の事業予定者に選定されました。

 「大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST合同会社」の5社で共同開発する「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」が2021年4月に着工しました。

● 横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)
 「大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST合同会社」の5社で共同開発し、2024年3月末の完成を予定している「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」の街区名称を「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」に決定しました。

 引用資料 大林組(2022/08/29)
 みなとみらい21中央地区53街区開発事業の街区名称を 『横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)』 に決定

横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)の概要
◆ 計画名-(仮称)MM53街区プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番1 他
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅徒歩1分、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅徒歩8分
◆ 階数-(ウエストタワー)地上30階、塔屋2階、地下1階、(イーストタワー)地上16階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-(ウエストタワー) 最高部約158m、(イーストタワー)約90m
◆ 敷地面積-20,620.58㎡(施設全体)
◆ 延床面積-183,132.29㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造(ウエストタワー・イーストタワー)
◆ フロア構成-(ウエストタワー)26階~30階が「ホテル」、25階が「全体共用」、5階~24階が「オフィス」、4階が「全体共用」、2階・3階が「店舗」、1階が「駐車場、店舗、オープンアトリウム」、(イーストタワー)5階~15階が「オフィス」、4階が「全体共用」、3階が「オフィス、店舗、オープンイノベーションスペース」、2階が「店舗」、1階が「駐車場、店舗、オープンアトリウム」
◆ 建築主-大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EAST合同会社(大林組が出資する特別目的会社)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年04月01日
◆ 竣工-2024年03月31日予定


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横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)

 街区名称を「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」に決定しました。この名称には「本街区を通してヒト・モノ・コトが調和・共鳴(Symphony)し、すべての来街者にとっての新たな価値を創出し、発信する舞台(Stage)を提供する」という想いを込めています。

 ロゴマークは、横浜シンフォステージに込めた想いを、海側から山側へ高くなる2棟の建物形状と上昇する海風のイメージに重ねて表現しました。横浜シンフォステージで起こる個性あふれる新たな風が発信され広がる様子を爽やかに表現しつつ、記憶に残る視認性の高いロゴとなることをめざしました。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「用途構成イメージ」です。

● ウエストタワー
 基準階専有面積3,360㎡(約1,016坪)を有するオフィスを主な用途とし、上層部は京急グループの新築では初出店となる「京急EXホテル」、低層部はヤマハのブランド発信拠点や店舗で構成される、新高島駅周辺の新たなシンボルとなる多機能交流拠点です。

● イーストタワー
 基準階専有面積2,796㎡(約845坪)を有し、さまざまな企業が本社、研究開発拠点として利用することを視野に入れたオフィスを主な用途とし、低層部にはオープンイノベー ションスペースや店舗を備えます。


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「<左>ウエストタワーのオフィス基準階(基準階専有面積3,360㎡)、<右>イーストタワーのオフィス基準階(基準階専有面積2,796㎡)」です。


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「配置図」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から北側を見た様子です。空地だらけだった「みなとみらい21地区」ですが、ほとんど埋まりました。

 横浜市は、過去に「みなとみらい21地区」 の開発が失敗だとかいろいろ言われましたが、「みなとみらい21地区」 の開発に一点集中するという執念が実りました。世情に合わせて細かな変更は行いましたが、周囲の雑音に惑わされず、「初志貫徹」を貫きました。市長が誰になろうとこの方針は貫きました。


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「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」の2022年12月6日の建設状況です。「ウエストタワー」がタワークレーン4基、「イーストタワー」がタワークレーン2基で建設されています。


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「ウエストタワー」を北西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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敷地北側です。


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「ウエストタワー」を南西側から見た様子です。


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街区を北東側から見た様子です。


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手前が「イーストタワー」 、奥が「ウエストタワー」です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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「イーストタワー」を北西側から見た様子です。



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2022年12月17日 (土)

日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2022年12月中旬の建設状況

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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。

 「三井不動産」と「野村不動産」は、日本橋一丁目中地区市街地再開発組合の一員として、「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2021年12月6日に着工しました。竣工は2026年3月末の予定です。

 引用資料 三井不動産(PDF:2021/12/07)
 日本橋川沿い再開発第一弾、新たなランドマークとなる日本橋エリア最高・最大級のミクストユース開発 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工 ZEB/ZEH認証・DBJ Green Building認証の取得など、次世代の新たな街づくりが始動

 「三井不動産」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目30番~32番(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩3分、JR線「東京」駅徒歩10分
◆ 階数-(C街区)地上52階、塔屋2階、地下5階、(B街区)地上7階、地下2階、(A街区)地上4階、地下1階
◆ 高さ-(C街区)最高部283.96m、(B街区)最高部約31.62m、(A街区)最高部約32m
◆ 敷地面積-(C街区)15,564.16㎡、(B街区)2,064.74㎡、(A街区)約1,370㎡、
◆ 建築面積-(C街区)12,590.79㎡、(B街区)1,194.98㎡、(A街区)約1,100㎡
◆ 延床面積-(C街区)374,003.62㎡、(B街区)6,573.85㎡、(A街区)約5,100㎡
◆ 構造-(C街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、(B街区)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨造)、(A街区)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-(C街区)オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE施設、ビジネス支援施設、駐車場等、(B街区)共同住宅、商業施設、(A街区)業務施設、商業施設
◆ 客室数-197室(ウォルドーフ・アストリア東京日本橋)
◆ 総戸数-約100戸(C街区)、約50戸(B街区)
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産)
◆ 都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理-日建設計
◆ デザインアーキテクト-日建設計、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)
◆ 施工者-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体「(C街区)清水建設、(B街区)清水建設・錢高組JV、(A街区)大林組」
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日
◆ 着工-2021年12月06日
◆ 竣工-2026年03月末予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)
◆ 総事業費-約3,120億円


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「外観イメージパース(中央通り北西方向から)」です。デザインアーキテクトには、日本橋三井タワー、日本橋室町三井タワーをデザインした「ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)」を起用しています。


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「鳥瞰パース(夜景)」です。


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「日本橋川沿い低層部外観イメージ(右からA街区、B街区)」です。

A街区
 「日本橋野村ビル旧館」は、「自由様式」を標榜した建築家安井武雄により、1930年に竣工しました。三層構成を踏襲しながら柱型をなくし、東洋風の意匠を纏わせた折衷様式のデザインであり、貴重な近代建築物として中央区指定有形文化財に指定されています。「日本橋野村ビル旧館」の風格ある外観を保存活用する事で、日本橋の伝統と文化を受け継ぎつつ地域全体のさらなる賑わい形成を図ります。

B街区
 中央区指定有形文化財である「A街区」との一体感ある景観を醸成し、日本橋川の水辺空間にふさわしいヒューマンスケールな街並み形成を行います。「C街区」と地上3階レベルでデッキ接続しており、日本橋川沿いの賑わいにつながる商業空間の創出、および水辺の落ち着きを感じる多様なライフスタイルに対応可能な約50戸の住戸を予定しています。


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「中央通り側からの低層部外観イメージパース(夕景)」です。


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「用途断面図」です。


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「敷地配置図」です。


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「位置図」です。


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C街区

 北東側の歩道橋から見た「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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敷地東側です(写真提供読者さん)。


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何かのプラントです(写真提供読者さん)。


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「山留め壁」です(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」が一部撤去されて本格的に掘削工事が始まっています(写真提供読者さん)。


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「テレスコピッククラムシェル」で、掘削土を「揚土」しています(写真提供読者さん)。


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「油圧ショベル」です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「C街区」と「日本橋一丁目三井ビルディング」の間です(写真提供読者さん)。


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「C街区」と「日本橋一丁目三井ビルディング」の間は、地上2階の「歩行者デッキ」と地下1階の「地下道」で結ばれます(写真提供読者さん)。


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B街区

 「B街区」です。地上躯体の解体工事はほぼ終わっているようです(写真提供読者さん)。


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A街区

 「A街区(日本橋野村ビル)」です。風格ある外観を保存活用します(写真提供読者さん)。


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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の建築計画のお知らせです。正確な数値に修正されています(写真提供読者さん)。



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2022年12月16日 (金)

「ホテルオークラ東京別館」の跡地 事業者が「鹿島建設」に変更 地上50階、高さ約225mの「(仮称)六本木一丁目北地区計画」

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-ホテルオークラ東京別館-

 「ホテルオークラ東京」の建て替え「The Okura Tokyo(オークラ東京)」が2019年9月12日のオープンしました。約1年後の2020年9月30日に「ホテルオークラ東京別館」が閉館しました。建物は、2020年10月~2021年9月末まで「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に貸し出していました。

 2019年2月11日に、港区環境アセスメント「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目計画】」が行われました。「ホテルオークラ東京別館」が「野村不動産」により建て替えられます。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目計画」で、敷地面積は約9,260㎡です。敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」、敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積約47,500㎡の「事務所棟」が建設される予定です。

 「ホテルオークラ」は、2020年9月30日に営業を終了した「ホテルオークラ東京別館」の解体工事の施工者を「鹿島建設」に決めました。2021年11月15日に解体工事に着手し、2022年12月31日の工事完了を目指します。跡地の活用方針は未定となっています。

● (仮称)六本木一丁目北地区計画
 港区から ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】” が行われています。縦覧期間は、2022年12月12日(月)~2023年1月11日(水)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2022/12/12)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】

 建築主が「野村不動産」から「鹿島建設」に変更になりました。「野村不動産」の計画では、「住宅棟」と「事務所棟」の2棟で計画されていましたが、「鹿島建設」の計画では1棟に変更になっています。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目北地区計画」です。地上50階、地下4階、高さ約225m、延床面積約140,000㎡、用途は、共同住宅、滞在施設、店舗、駐車場となっています。

(仮称)六本木一丁目北地区計画の概要
◆ 所在地-東京都港区六本木一丁目
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
◆ 階数-地上50階、地下4階
◆ 高さ-最高部約225m
◆ 敷地面積-約9,924㎡
◆ 延床面積-約140,000㎡
◆ 用途-共同住宅、滞在施設、店舗、駐車場
◆ 事業者-鹿島建設
◆ 解体工事-2021年11月15日~2022年12月31日予定
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 開業-2028年度予定


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「計画地位置図(広域)」です。


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「解体工事のお知らせ」です。工事名は「ホテルオークラ東京別館解体工事」で、「鹿島建設」の施工により行われています。解体工事の工期は、2021年11月15日~2022年12月31日(予定)です(写真提供読者さん)。


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営業時のホテルオークラ東京別館
 「ホテルオークラ東京別館」は、地上13階、塔屋2階、地下4階、高さ45.6m、延床面積約65,472㎡です。1973年に竣工しました。客室数は381室です。



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2022年12月15日 (木)

国家戦略特区 地上48階、高さ約259mの「新宿駅西口地区開発事業」 2023年10月上旬に着工予定 「建築計画のお知らせ」を掲示!

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-新宿駅西口地区開発事業-

 「小田急電鉄」および「東京地下鉄」が事業主体となる新宿駅西口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画概要が発表されています。

 小田急グループの流通業の中核企業である「小田急百貨店」は、「小田急電鉄」が「東京地下鉄(東京メトロ)」と共同して推進する、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトである新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、2022年10月2日をもって、新宿店本館での営業を終了し、以降、新宿店は「新宿西口ハルク」にて営業を継続します。

 「小田急電鉄」は2022年2月9日に、「小田急電鉄」および「東京地下鉄(東京メトロ)」が推進している「新宿駅西口地区開発計画」において、「東急不動産」を共同事業者候補として選定したと発表しました。総事業費のうち、小田急電鉄および東急不動産の投資予定額は、2,000億円程度を見込んでいます。

 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」は、新宿駅西口地区開発計画において、2022年10月3日(月)以降順次、既存建物の解体工事に着手します。解体の対象は、小田急百貨店新宿店本館とモザイク通りを含む新宿ミロードとして営業している建物で、10月3日に「小田急百貨店新宿店本館」の解体に着手し、その後順次「新宿ミロード」の解体を行います。

 引用資料 小田急電鉄(PDF:2022/09/29)
 新宿駅西口地区開発計画における既存建物解体工事への着手に係るお知らせ

● 建築計画のお知らせを掲示!
 「新宿駅西口地区開発事業」の建築計画のお知らせがを掲示されました。2022年12月7日に掲示されたようです。最高部の高さが約260mから259.00m、延床面積が約281,700㎡から278,900.00㎡に変更になっています。本体工事は、2023年10月上旬に着工予定です。

新宿駅西口地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1-4,1-5,129-3,129-6及び新宿三丁目1000-4他
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部259.00m
◆ 敷地面積-15,718.98㎡
◆ 敷地面積-15,700.00㎡
◆ 延床面積-278,900.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルドラフト基礎(地中連続壁、直接基礎と杭基礎を併用)
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東急不動産
◆ 設計者-日本設計・大成建設設計共同体
◆ 施工者-大成建設
◆ 閉館-2022年10月02日
◆ 解体工事-2022年10月03日以降順次
◆ 着工-2023年10月上旬予定
◆ 竣工-2030年03月下旬予定
◆ 小田急電鉄および東急不動産の投資予定額-2,000億円程度(東京地下鉄の投資予定額を除く)


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「既存建物解体の概要」です(引用:小田急電鉄)。


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「計画建物イメージパース(西側から計画建物を望む)」です(引用:小田急電鉄)。


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「2階・東西デッキ グランドシャフト」です(引用:小田急電鉄)。


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「13、14階・ビジネス創発機能 吹き抜け」です(引用:小田急電鉄)。


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断面図(南北断面)
 最高部の高さは、「G.L.(平均地盤)」+約260mとなっています。建設予定地の、「G.L.(平均地盤)」は、「T.P.(東京湾平均海面:Tokyo Peil)+40mです(引用:東京都環境局)


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「配置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります(引用:内閣府)。


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「新宿駅西口地区開発事業」の2022年12月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「小田急百貨店・本館」は、閉館しています(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」が設置されています(写真提供読者さん)。


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「小田急百貨店・本館」は、2022年10月2日に閉館しました(写真提供読者さん)。


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「新宿駅西口地区開発事業」の建築計画のお知らせです。2022年12月7日に掲示されたようです(写真提供読者さん)。

 

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2022年12月14日 (水)

巨大プロジェクト「中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備」への布石 中野区新庁舎整備事業 2022年12月中旬の建設状況

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-中野区新庁舎整備事業-
 中野区は、区役所・サンプラザ地区再整事業である巨大プロジェクト「中野駅新北口駅前エリアにおける拠点施設整備」を計画しています。中野区の新庁舎の建設はその布石となります。

 2020年2月に「中野区新庁舎整備事業 実施設計・施工業務」の企画提案公募型事業者選定が行われて、優先交渉権者が、「竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体」に決定しています。代表構成員が「竹中工務店」、構成員が「協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所」となっています。

「中野区新庁舎」の起工式が2021年6月24日に建設地で執り行われ、2021年7月1日に工事着手しました。概要は、地上11 階、塔屋1階、地下2階、高さ52.65m、延床面積47,286.65㎡です。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 新しい区役所整備の検討を進めています

中野区新庁舎整備事業の概要
◆ 計画名-中野区新庁舎
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番139番地(地名地番)
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-地上11 階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部52.650m、軒高51,800m
◆ 敷地面積-8,557.38㎡
◆ 建築面積-3,855.81㎡
◆ 延床面積-47,286.65㎡(容積対象延床面積38,378.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎)
◆ 地震対策-免震構造(B1階柱頭部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム」を配置)
◆ 用途-庁舎
◆ 建築主-中野区
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体(竹中工務店、協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所)
◆ 解体工事-2020年12月
◆ 着工-2021年06月24日(起工式)、2021年07月01日(工事着手)
◆ 竣工-2024年02月28日予定
◆ 開設-2021年05月予定


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「敷地南東側の外観イメージ」です。


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「イベント時の西側広場イメージ(俯瞰)」です。


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「内観パース」です。


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「構造計画概要」です。基礎工法は「直接基礎(べた基礎)」、地震対策として「柱頭免震」を採用します。B1階柱頭部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム」を配置しています。


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「断面図(南北)」です。高さは、最高部52.650m、軒高51,800mとなっています。


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「1階の配置図」です。


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「整備事業計画地案内図」です。「計画地広域図」です。中野四季の都市(まち)」内の区有地に建設されます。


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「中野区新庁舎」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「鉄骨建方」が行われています(写真提供読者さん)。


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下層階の西側部分です(写真提供読者さん)。


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「中野区新庁舎」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年12月13日 (火)

JR中野駅南口 オフィス棟と住宅棟の超高層ツインタワー「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」 2022年12月中旬の建設状況

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-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「中野二丁目地区市街地再開発組合」は、東京都中野区中野二丁目他で事業を推進する「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2020年3月10日に権利変換計画認可を受け、2020年3月26日に着工しました。「住友不動産」は参加組合員として再開発事業に参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2020/03/30)
 中野駅南口駅前で賑わいの創出 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」工事着手 オフィス棟と住宅棟の高層ツインタワー

 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、市街地再開発事業と土地区画整理事業の一体的施行という手法を用いて、駅前広場の拡張整備、駅周辺の回遊性を高める交通動線の整備、また、敷地内においては、人々の憩いや交流の場となる広場空間を確保し、中野駅南口の賑わいの核となる整備を目指します。

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中野区中野二丁目地内
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅すぐ
◆ 階数-(住宅棟)地上37階、地下2階、(業務棟)地上20階、地下2階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部146.84m、(業務棟)最高部115.83m
◆ 敷地面積-(住宅棟)4,404.85㎡、(業務棟)5,676.67㎡
◆ 建築面積-(住宅棟)3,465.32㎡、(業務棟)4,142.96㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)49,343.93㎡、(業務棟)49,759.50㎡
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、駐車場
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(業務棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 総戸数-397戸(分譲2戸、賃貸395戸)
◆ 建築主-中野二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー(コンサルタント/基本・実施設計)
◆ 施工者-西松建設(特定業務代行者/建築施工)
◆ 着工-2020年03月26日
◆ 竣工-2024年02月29日予定

(備考)上記の「階数、高さ、敷地面積、建築面積、延床面積、総戸数」の数値は、東京都環境局の数値を採用しています。そのため、2020年3月30日の「住友不動産」のニュースリリースや「建築計画のお知らせ」の数値とは一部異なります。


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「外観完成イメージパース」です。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の2022年12月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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アップです。「業務棟」は最高部に到達しています(写真提供読者さん)。


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西側から引いて見た様子です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「住宅棟」の最高部です(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2022年12月12日 (月)

歴史的建造物の「横浜郵船ビル」を全面的に保存 地上21階、高さ約99mの「(仮称)横浜市中区海岸通計画」 2022年12月6日の状況 

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-(仮称)横浜市中区海岸通計画-

 「神奈川県警察本部」の西側に歴史的建造物の「横浜郵船ビル」があります。「日本郵船」と「三菱地所」は、歴史的建造物の「横浜郵船ビル」の大部分を、保全・活用して建て替えます。

 再開発予定地は、西側の「横浜郵船ビル」と東側「横濱ビル」です。2棟共に「日本郵船」が100%出資する「郵船不動産」が所有しています。「三菱地所」はもちろんですが、「日本郵船」も「三菱金曜会」の有力企業です。

 計画名は「(仮称)横浜市中区海岸通計画」で、地上22階、塔屋2階、地下2階、高さ約112m(正確には111,100m)、延床面積約88,600㎡の超高層ビルを建設します。

 横浜市は2021年10月11日に、(仮称)横浜市中区海岸通計画に係る第2分類事業判定届出書添付資料の閲覧を行いました。全面的とも言える計画の大幅な見直しが行われました。

 当初は西側の歴史的建造物の「横浜郵船ビル」の大部分を、保全・活用して建て替えを計画していましたが、「横浜郵船ビル」を全面的に保存する事になりました。東側の「横濱ビル」のみの建て替えとなり、それに伴い概要も大幅に変更になりました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2021/10/29)
 第64回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和3年9月6日開催)

(仮称)横浜市中区海岸通計画の概要
◆ 所在地-横浜市中区海岸通三丁目9番
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅徒歩3分、JR「桜木町」駅徒歩10分、JR「関内」駅徒歩10分
◆ 階数-(A-1地区)地上21階、塔屋1階、地下1階、(A-2地区)地上7階、地下1階、(A-3地区)地上2階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(A-1地区)最高部約99m、建築物約99m、(A-2地区)約26m、(A-3地区)約18m
◆ 敷地面積-(施設全体)約10,550㎡、(A-1地区)約5,000㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約6,500㎡、(A-1地区)約3,500㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約81,400㎡ 、(A-1地区)約72,800㎡ 
◆ 用途-オフィス、商業等
◆ 建築主-日本郵船、三菱地所
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2022年02月15日~2023年06月30日予定
◆ 着工-2024年予定
◆ 竣工-2027年予定
◆ 供用開始-2027年予定


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「歴史的な街並み、商住エリアからの景観に配慮した高層デザインの考え方」です。


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「歴史的建造物の意匠を尊重した景観形成の考え方」です。


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「施設断面図(東西)」です。東側の「横濱ビル」のみの建て替えとなり、最高高さが約99mに変更になりました。



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「施設断面図(南北)」です。


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「施設配置図」です。


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「地区計画の区域(案)」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)横浜市中区海岸通計画」の2022年12月6日の状況です。


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東側「横濱ビル」です。解体工事が行われています。解体工事の工期は、2022年2月15日~2023年6月30日(予定)となっています。


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東側「横濱ビル」と西側の「横浜郵船ビル」の境目です。


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西側の歴史的建造物「横浜郵船ビル」です。


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「横浜郵船ビル」を全面的に保存する事になりました。



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2022年12月11日 (日)

横浜みなとみらい21地区 国土交通省の15官署が入居する「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」 2022年12月6日の建設状況

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-横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業-

 横浜みなとみらい21地区の「新港地区9街区」に「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」が建設されます。「国土交通省」の15官署が入居しますが、事業スキームは「PFI事業(BTO方式)」により行われます。

 引用資料 横浜市港湾局整備推進課(PDF:2019/12/27)
 みなとみらい21新港地区9街区事業者提案に対する市の考え方

 特別目的会社の「ヨコハマしんこうパートナーズ株式会社(戸田建設、ハリマビステム、NECキャピタルソリューション、綜合警備保障、IHI運搬機械、梓設計)」は、「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」を、2020年9月に着工しました。

 15官署の内訳は、「(1)神奈川行政評価事務所、(2)横浜地方検察庁分室、(3)横浜保護観察所、(4)東京入国管理局横浜支局、(5)横浜税関(管理予定官署)、(6)東京国税不服審判所横浜支所、(7)横浜中税務署、(8)横浜検疫所、(9)横浜公共職業安定所、(10)植物防疫所研修センター、(11)横浜通商事務所、(12)横浜国道事務所、(13)京浜港湾事務所、(14)横浜営繕事務所、(15)東京湾海上交通センター」です。

横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区新港一丁目15番地(地名地番)
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩約3分
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-35.46m
◆ 敷地面積-16,825.14 ㎡
◆ 建築面積-10,885.17㎡
◆ 延床面積-48,390.46㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-公共施設(合同庁舎)、駐車場
◆ 建築主-ヨコハマしんこうパートナーズ株式会社(戸田建設、ハリマビステム、NECキャピタルソリューション、綜合警備保障、IHI運搬機械、梓設計)
◆ 設計者・監理者-梓設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2020年09月01日
◆ 竣工-2023年03月31日予定


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「万国橋」から見たイメージです。「赤レンガ倉庫」の周辺は景観に配慮して、「横浜みなとみらい21地区」の中でも特に高さ制限が厳しいです。


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「断面機能構成図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」の2022年12月6日の建設状況です。


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アップです。


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北西側から見た様子です。


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北面です。


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北東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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南面です。


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「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」の建築計画のお知らせです。



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2022年12月10日 (土)

JR関内駅前 地上33階、高さ約169mの「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」 2022年12月6日の建設状況

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-横浜市現市庁舎街区等活用事業-

 横浜市が2019年1月から公募を実施していた「現市庁舎街区活用事業」について3件の応募があり、横浜市現市庁舎街区等活用事業審査委員会において審査が行われ、答申を受領しました。

 この答申を踏まえ、「国際的な産学連携」「観光・集客」というテーマに沿った地区の賑わいと活性化の核づくり等の観点から、最も優れた提案を行った「三井不動産」を代表者とするグループを事業予定者として決定しました。

 「三井不動産」を代表者とする計8社のグループは、「(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)」で構成されています。

 横浜市役所は、旧市庁舎のある関内駅前から北仲通地区の馬車道駅(桜木町駅)へ新築移転し、2020年6月29日に全面供用開始しました。そのため計画名が「横浜市現市庁舎街区等活用事業」から「横浜市旧市庁舎街区活用事業」に変更になっています。

● 横浜市旧市庁舎街区活用事業が着工!
 「三井不動産」を代表企業として、「鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート」の8社により推進中の「横浜市旧市庁舎街区活用事業」が着工いたしました。2025年12月に竣工・供用開始、2026年春にグランドオープンを予定です。

 引用資料 三井不動産(2022/07/12)
 JR「関内」駅前に「横浜市旧市庁舎街区活用事業」着工 旧市庁舎行政棟を保存・活用し、横浜の歴史や文化を継承 「新旧融合」の新たな街が2026年春グランドオープン

横浜市旧市庁舎街区活用事業の概要
◆ 計画名-(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町一丁目1番地
◆ 交通-JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
◆ 階数-(タワー棟)地上33階、塔屋2階、地下1階、(行政棟)地上8階、地下1階、(LVA棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部168.79m、(行政棟)最高部約55m、建築物約37m、(LVA棟)最高部約17m
◆ 敷地面積-16,522.02㎡
◆ 建築面積-約10,439㎡
◆ 延床面積-約128,567㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(タワー棟)高性能制震オイルダンパーと座屈拘束ブレースを用いた制震構造、(行政棟)免震構造
◆ 用途-オフィス、教育施設、観光・集客施設、商業施設、宿泊施設ほか
◆ 客室数-約280室
◆ 建築主-(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート
◆ 設計者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 施工者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ グランドオープン-2026年春予定


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MINATO-MACHI LIVE(みなとまち ライブ)

 街づくりコンセプトは「MINATO-MACHI LIVE(みなとまち ライブ)」です。「新旧融合」を特色に、旧市庁舎行政棟を保存・活用し横浜の文化を継承し、格式ある景観を形成します。また、次世代の横浜を象徴するエンターテインメント&イノベーションの拠点となり、新たな感動とにぎわいの源泉となる街を創造します。

● OMO7(おもせぶん)横浜 by 星野リゾート(仮称)
 旅のテンションをあげる都市ホテルブランド「OMO by 星野リゾート」は、地上8階の旧市庁舎行政棟を保存活用し、国内外の観光客を受け入れ、新たな横浜探訪の拠点となる都市観光ホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート(仮称)」を開業予定です。客室数は約280室を予定しています。


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「ライブビューイングアリーナ外観および駅前広場イメージ」です。


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「ライブビューイングアリーナ内部イメージ」です。


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「タワー棟断面」です。


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「オフィス高層バンク平面」です。オフィス基準階は、1フロア2,000㎡超、天井高2,800mm、奥行き最大約18mの整形無柱空間を実現し、内階段の設置にも対応可能な効率的なオフィスレイアウトを実現します。


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「街区配置図およびデッキ動線」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」の2022年12月6日の建設状況です。


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内部の様子です。


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「アースドリル掘削機」が2台見えます。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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北側の「尾上橋通り」から見た様子です。


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奥に見えるビルは「関東学院大学 横浜・関内キャンパス」で、2023年4月開校予定です。


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「安定液タンク」が見えます。


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「旧市庁舎行政棟」です。


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「旧市庁舎行政棟」は、保存・活用し横浜の文化を継承し、格式ある景観を形成します。


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「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」の建築計画のお知らせです。



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2022年12月 9日 (金)

街区名称は「ミュージックテラス」 世界最大級2万席の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」 2022年12月6日の建設状況

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-Kアリーナプロジェクト-
 
「横浜市」は2017年11月8日に、「みなとみらい21地区60・61街区(一部)」の市有地で公募していた開発事業予定者を、「ケン・コーポレーション」に決定しました。

 世界最大級の音楽アリーナとインターナショナルブランドホテル、オフィスの整備を通じて、上質なエンターテイメントを提供する「ミュージック・パーク」を形成し、国内外から多くの人が訪れる国際的な交流拠点として相応しい、地域の賑わいの核となる施設を創出します。

 「ケン・コーポレーション」は、横浜みなとみらい21地区で計画を進めている「Kアリーナプロジェクト」を2020年8月1日に着工しました。竣工は、2023年7月を予定しています。

● Kアリーナ横浜・ヒルトン横浜・Kタワー横浜
 「ケン・コーポレーション」 は、横浜みなとみらい21地区で大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」を推進していますが、2万席を誇る世界最大級の音楽アリーナの名称を「Kアリーナ横浜」に決定しました。

 また、併設するツインタワーのホテル棟は、ヒルトン初の横浜進出となる「ヒルトン横浜」に、オフィス棟の名称を「Kタワー横浜」に、開発街区全体の名称を「ミュージックテラス」に決定しました。

 引用資料 ケン・コーポレーション(PDF:2021/11/16)
 世界最大級、 2万席の音楽アリーナが 2023 年秋誕生 音楽アリーナの施設名称を 「Kアリーナ横浜」 に、 ホテルブランドを 「ヒルトン」 に決定

 国際都市・横浜の新たなディスティネーションとして、国内外から多くのゲストが集い、賑わい溢れる、環境にも配慮した大型アリーナが2023年秋に誕生します。観光・エンターテイメントの街に相応しい新たなシンボルとなるべく、プロジェクトを推進していきます。
 
ミュージックテラスの概要
◆ 計画名-Kアリーナプロジェクト新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番2他(60・61街区の一部区画)
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅より徒歩約5分、JR「横浜」駅より徒歩約9分
◆ 階数-(Kアリーナ横浜)地上9階、地下0階、(ヒルトン横浜)地上26階、地下1階、(Kタワー横浜)地上21階、地下1階
◆ 高さ-(ヒルトン横浜・Kタワー横浜)99.87m、(Kアリーナ横浜)約45m
◆ 敷地面積-31,793.97㎡
◆ 建築面積-約27,600㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約118,680㎡、(Kアリーナ横浜)約54,090㎡、(ヒルトン横浜)約34,850㎡、(Kタワー横浜)約29,740㎡
◆ 用途-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-(Kアリーナ横浜) 観覧場(音楽アリーナ)、駐車場等、(ヒルトン横浜)ホテル、店舗、駐車場等、(Kタワー横浜)オフィス、店舗、駐車場等
◆ アリーナ座席数-20,030席
◆ ホテル客室数-339室
◆ 建築主-ケン・コーポレーション
◆ 設計者-梓設計(代表)、国建、鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年08月01日
◆ 竣工-2023年07月予定
◆ 開業-2023年秋予定


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「ミュージックテラスの広場」です。開発街区全体の名称は「ミュージックテラス」に決定しています。


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「アリーナ外観」です。多種多様な文化が混じりあう国際都市・横浜に、世界最大級の音楽に特化したアリーナとなる「Kアリーナ横浜」が誕生します。


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「アリーナ内観」です。


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「アリーナ断面」です。20,030席を誇る客席は、ステージ前方のアリーナに加え、三層構造となるスタンドの全席がステージ正面を向いた扇型の形状で、オーディエンスに囲まれた迫力ある空間と一体感を生みだします。


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「ワイド 40mの VIP ラウンジ」です。「VIP エリア」は、ホスピタリティに溢れた特別な空間で、国内に類をみないラグジュアリーな鑑賞スタイルを提案します。


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「音楽と横浜の夜景を楽しめるバーラウンジ」です。7階に設けるバーラウンジからは、横浜の美しい夜景が広がります。


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「ホテルロビー」です。ミュージックテラスの中央には、客室はスイートを含む339室の「ヒルトン横浜」が開業します。


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「オフィスエントランスホール」です。「Kタワー横浜」は、みなとみらいエリアでは供給の少ない、中規模(基準階専有部200坪強) のハイグレードオフィスとなります。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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12月5日と12月6日に「ぴあアリーナMM」で行われた乃木坂5期生の「新・乃木坂スター誕生! LIVE」に行った友人に横浜を撮影してもらいました。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た「ミュージックテラス」の2022年12月6日の建設状況です。


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「Kアリーナ横浜」を南西側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を南側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を南東側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を東側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を北東側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を北側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を北北西側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を北西側から見た様子です。


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「Kアリーナ横浜」を西北西側から見た様子です。


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地上26階、地下1階、高さ約100mの「ヒルトン横浜(ホテル棟)」です。


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地上21階、地下1階、高さ約100mの「Kタワー横浜(オフィス棟)」です。



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2022年12月 8日 (木)

台湾における初のららぽーと 三井ショッピングパーク ららぽーと台中 2023年春グランドオープン決定!

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-三井ショッピングパーク ららぽーと台中-

 「三井不動産」は、プロジェクト会社「三中東区啦啦寶都股份有限公司」を通じ、台湾において初となるららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」の開発を推進してきました。

 「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」のグランドオープンが2023年春に決定しました。なお、施設全体のグランドオープンに先駆け、南館(約40店舗)は2023年1月17日にプレオープンします。

 引用資料 三井不動産(2022/12/06)
 台湾における初のららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」 2023年春グランドオープン決定 南館は2023年1月17日にプレオープン 海外初出店の日系スーパーマーケット「LOPIA」などを含む約300店舗が出店

 「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」は約300店舗の規模で構成され、出店店舗には日本国外第1号店となるスーパーマーケット「LOPIA」や、「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同の大型店舗など日系店舗も多く含まれます。

三井ショッピングパーク ららぽーと台中の概要
◆ 所在地-台湾台中市東区進德路700號(南館) ※北館は未定
◆ 交通-台鉄(在来線)「台中」駅徒歩6分
◆ 階数-(北館)地上7階、地下1階、(南館)地上4階、地下1階
◆ 敷地面積-約43,000㎡
◆ 延床面積-合計約198,000㎡(北館約148,000㎡、南館約50,000㎡) ※立体駐車場面積含む
◆ 店舗面積-合計約68,000㎡(北館約47,000㎡、南館約21,000㎡)
◆ 用途-リージョナル型ショッピングセンター
◆ 店舗数-合計約300店舗(北館約260店舗、南館約40店舗)
◆ 事業主体-三中東区啦啦寶都股份有限公司
◆ 設計会社-大壯聯合建築師事務所
◆ 環境デザイン-(外装・ランドスケープ)石本建築事務所、Buchan、FORMium LANDSCAPE ARCHITECTS、(内装)ランドアートラボ
◆ 施工会社-大成建設(日商華大成営造工程股份有限公司台湾分公司)


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「南館エントランス イメージパース」です。


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「南館館内 イメージパース」です。


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「フロア構成図」です。


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「中域図」です。


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「広域図」です。



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2022年12月 7日 (水)

月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業 地上58階、高さ約199mの「(仮称) 月島三丁目北地区再開発プロジェクト」 公式HPがオープン!

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-月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業-

 月島地区や勝どき地区では怒涛の勢いで再開発が行われています。その波は「サンシティ銀座EAST」以外は超高層ビルが無かった「月島三丁目地区」にも波及しています。

 「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、「月島もんじゃストリート」として知名度高く、多くの人が訪れ賑わう“西仲通り商店街”に面した約1.5haもの施行区域に位置しています。

 地区内は、築年数の経過した木造家屋が多く立ち並ぶなか、建物の更新が進まないなど防災上の課題を抱えていました。また、隅田川に面した立地環境を活かし水辺と調和した空間や人々が集い・交流できる公共施設、災害時にも活用できる広場など都市機能の更新が求められていましたが、個別建て替えでは対応が困難な状況にありました。

 この状況を踏まえ、本事業では土地の合理的かつ健全な高度利用を図った新たなランドマークともなるタワーマンションを中核に、地域の更なる活性化、防災性の向上を図りつつ、月島ならではの特性を活かした安心安全で快適な生活環境と多様で魅力的な複合市街地の形成を図ります。

 「月島三丁目北地区市街地再開発組合」は、東京都中央区月島三丁目で事業を推進する「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」において、2022年10月13日(木)に起工式を執り行い、10月20日(木)に着工しました。

● 公式ホームページがオープン!
 月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業のA街区が、「(仮称) 月島三丁目北地区再開発プロジェクト」として公式ホームページがオープンしました。竣工は2026年4月下旬予定、入居開始は2027年1月下旬予定となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称) 月島三丁目北地区再開発プロジェクト

(仮称) 月島三丁目北地区再開発プロジェクトの概要
◆ 計画名-月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中央区月島三丁目3300番他(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「月島」駅まで徒歩5分、都営大江戸線「月島」駅まで徒歩5分、都営大江戸線「勝どき」駅まで徒歩9分
◆ 階数-(A街区) 地上58階、地下2階、(B-1街区) 地上6階、地下0階、(B-1地区)、(B-2街区)地上7階、地下0階
◆ 高さ-(A街区)最高部199.45m、軒高197.65m、(B-1街区)最高部27.40m、乃木坂24.80m、(B-2街区) 最高部27.12m、軒高25.37m
◆ 敷地面積-(A街区)10,076.42㎡、(B-1街区)1,054.00㎡、(B-2街区)882.14㎡
◆ 建築面積-(A街区)6,743.49㎡、(B-1街区)625.83㎡、(B-2街区)552.94㎡
◆ 延床面積-(A街区)144,276.80㎡、(B-1街区)1,925.19㎡、(B-2街区)3,245.34㎡
◆ 構造-(A街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(B-1街区)鉄筋コンクリート造、(B-2街区)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(A街区)場所打ちコンクリート拡底杭、(B-1街区)既製杭、(B-2街区)既製杭
◆ 用途-(A街区)共同住宅、店舗、保育所、デイサービス、(B-1街区)障害者グループホーム、店舗、(B-2街区)共同住宅
◆ 総戸数-(A街区)1,285戸(非分譲住戸340戸、その他住戸30戸含む)、他店舗等25区画あり、(B-2街区)56戸
◆ 建築主-月島三丁目地区再開発準備組合(売主 住友不動産、東京建物、大和ハウス工業、首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-五洋建設・大建設計特定業務代行共同体
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2022年10月13日(起工式)、2022年10月20日(着工)
◆ 竣工-2026年04月下旬予定
◆ 入居開始-2027年01月下旬予定
◆ 総事業費-約850億円


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「外観完成予想図」です。


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「月島もんじゃストリート」から見た完成イメージです。


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「勝鬨橋(かちどきばし)」越しに見た完成イメージです。


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「中央区エリア概念図」です。


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「位置図」です。



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2022年12月 6日 (火)

江東区の「東京辰巳国際水泳場」 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)の施設運営計画 都立初の通年アイスリンク施設へ!

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-東京辰巳国際水泳場-
 東京都江東区の「東京辰巳国際水泳場」は、国際規格の水泳用プールを持つ施設として1993年8月18日に開場しました。「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の水泳競技の施設として大規模改修工事を行う事も検討されましたが、新たに隣接する辰巳の森海浜公園に「東京アクアティクスセンター」が建設されました。そのため「2020年東京オリンピック・パラリンピック」では、「水球」の競技会場として使用されました。

 近接して「東京アクアティクスセンター」と「東京辰巳国際水泳場」の2ヶ所の水泳競技施設は必要無いため、オリンピック・パラリンピック終了後は、「東京辰巳国際水泳場」を通年で氷上競技を実施できる「アイスアリーナ」に転換する事になりました。

● 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)施設運営計画
 「東京辰巳国際水泳場」は、2025年秋頃、都立初の通年アイスリンク施設に生まれ変わります。このたび、「東京辰巳アイスアリーナ(仮称)施設運営計画」を策定しました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2022/11/24)
 東京辰巳国際水泳場から都立初の通年アイスリンク施設へ 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)の施設運営計画を策定

 
国際規格の「メインリンク(60m×30m)」と「サブリンク(47m×17m)」の2つのリンクを有する施設となります。「メインリンク」は、大会利用やアスリートの専用利用、一般利用、スポーツ教室、興行利用等、「サブリンク」は、アスリートの専用利用、一般利用、スポーツ教室等となります。


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大規模な競技大会やアイスショー等の会場として、冬季競技の「観るスポーツ」の振興拠点にします。


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「フィギュアスケート、アイスホッケー、ショートトラック、カーリング、パラアイスホッケー、車いすカーリング」などの氷上スポーツの国際大会、国内大会、都大会等の主要大会の場として活用します。


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「施設の概要」です。


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「有明アリーナ」と連携したフィギュアスケートの国際大会等の誘致を支援(有明アリーナはメイン会場、東京辰巳アイスアリーナ(仮称)は練習会場として利用)します。


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「アイスアリーナ予定地の概要・周辺図」です。



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2022年12月 5日 (月)

茨城県取手市 桑原周辺地区土地区画整理事業 日本一敷地面積が広いショッピングセンター「イオンモール取手(仮称)」が建設予定!

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-イオンモール取手(仮称)-
 茨城県の「取手市」が進めていた「桑原周辺地区土地区画整理事業」の協力者の公募で、最優秀提案者に「イオンモール」と「イオンタウン」のJVが選定されました。施設の名称は「イオンモール取手(仮称)」です。

 地区の北側(約32.6ha)に専門店が連続する商業施設を、南側(約35ha)に多目的な大規模商業施設を整備する考えです。施設は2024年度に着工し、2025年度のオープンを目指します。

 引用資料 取手市(PDF)
 取手市政策情報紙

 桑原周辺地区は、国道6号と都市計画道路上新町環状線の周辺約67.6haで、地権者は170人です。国道6号の北側(約32.6ha)と南側(約35ha)の2地区に分割されています。取手市の求心力を高める活力創造拠点として大きく期待されています。

● 日本一敷地面積が広いショッピングセンター
 日本一敷地面積が広いショッピングセンターは、埼玉県越谷市にある「越谷レイクタウン」の「イオンレイクタウン(AEON LakeTown)」です。「kaze棟+mori棟+アウトレット棟」の敷地面積約337,000㎡です。

 「イオンモール取手(仮称)」の敷地面積は約676,000㎡で、日本一敷地面積が広いショッピングセンターとなる予定です。ただし、配置図や完成イメージを見ると、広大な敷地にゆったりと建物が配置されており、なおかつ広大な「平面駐車場」や「緑地」を確保されています。そのため延床面積や商業施設面積は、「イオンレイクタウン」や「イオンモール幕張新都心」より小さくなると思われます。


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「敷地南方角から見たイメージ」です。


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「井野交差点付近から見たにぎわい風景イメージ」です。


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完成イメージです。



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2022年12月 4日 (日)

「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」事後調査報告書(工事の施行中その2)の縦覧 「東京湾平均海面(T.P)」からの高さ!

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虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「森ビル」は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」を2019年8月5日に着工しました。総延床面積約861,500㎡、総事業費約5,800億円の超巨大プロジェクトになります。

 1989年に「街づくり協議会」を設立し、約30年かけ約300人の権利者と議論を重ね、計画を推進してきました。2017年には国家戦略特区法に基づき都市計画決定され、2019年8月5日に着工を迎えました。

 引用資料 森ビル(2019/08/22)
 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動

● 事後調査報告書
 東京都環境局から ”「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」事後調査報告書(工事の施行中その2)” の縦覧が行われています。「東京湾平均海面(Tokyo Peil:T.P.)」からの高さが分かります。

 引用資料 東京都環境局(2022/12/01)
 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」事後調査報告書(工事の施行中その2)

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目および六本木三丁目の各地内
◆ 区域面積-約81,000㎡ 
◆ 敷地面積-約63,840㎡
◆ 建築面積-約38,980㎡
◆ 延床面積-約819,600㎡
◆ 用途-共同住宅(約1,330戸)、オフィス、店舗、ホテル、インターナショナルスクール、ブリティッシュ・スクール・イン・東京(予定)、中央広場、文化施設等
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定(大幅に遅れると思われます)
◆ 総事業費-約5,800億円


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「虎ノ門・麻布台プロジェクト完成イメージ」です。


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メインタワー(A街区)

 「メインタワー(A街区)」の完成イメージです。54階~64階が「共同住宅」、7階~52階が「オフィス」となります。完成イメージを見ると共同住宅とオフィスの間の53階の階高が高くなっています。53階は「構造切替階」となります。

メインタワー(A街区)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 A街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目314番3 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部325.40m
◆ 敷地面積-24,104.21㎡
◆ 建築面積-15,201.25㎡
◆ 延床面積-461,805.22㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×304基、粘性体制震壁×302基、座屈拘束ブレース×1,200基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、各種学校、駐車場等
◆ 総戸数-全91戸(アマンレジデンス 東京)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定


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「メインタワー(A街区)」の断面図です。


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「メインタワー(A街区)」は、「東京湾平均海面(Tokyo Peil:T.P.)」からの高さが約350mとなります。「東京タワー 」は、約351mなのでほとんど同じ高さになります。


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西棟(B-1街区)
 完成イメージの左側が「西棟(B-1街区)」です。地上64階、塔屋2階、地下5階、高さ262.83mの高さ日本一の超高層タワーマンションとなります。総戸数は970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)です。

西棟(B-1街区)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-1街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目32番6 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部262.82m
◆ 敷地面積-9,648.39㎡
◆ 建築面積-6.393.37㎡
◆ 延床面積-185,372.02㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×267基、粘性体制震壁×288基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所、駐車場等
◆ 総戸数-970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2019年10月01日
◆ 竣工-2023年03月31日予定(大幅に遅れると思われます)


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東棟(B-2街区) 
 完成イメージの左側が「東棟(B-2街区) 」です。地上54階、塔屋2階、地下5階、高さ237.20mの高さが日本で2番目に高い超高層タワーマンションとなります。低層部(1階~13階)には、アマンの姉妹ブランド「ジャヌ」の客室数約120室のホテルが誕生します。

東棟(B-2街区)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-2街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目12番、13番 外
◆ 階数-地上54階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部237.20m
◆ 敷地面積-16,467.87㎡
◆ 建築面積-8,335.05㎡
◆ 延床面積-168,967.12㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(オイルダンパー×172基、粘性体制震壁×220基、AMD(アクティブマスダンパー))
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、集会場
◆ 総戸数-約330戸
◆ 客室数-約120室(日本初進出のアマンの姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」)
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定(大幅に遅れると思われます)


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「西棟(B-1街区)」と「東棟(B-2街区)」の断面図です。


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「西棟(B-1街区)」は、「東京湾平均海面(Tokyo Peil:T.P.)」からの高さが約294m、「東棟(B-2街区)」は、「東京湾平均海面(Tokyo Peil:T.P.)」からの高さが約261mとなります。


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地震対策

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」では、万が一の災害時には、「逃げ込める街」となるべく、様々な取り組みを行っています。3棟のタワーは、適切な制振装置を導入することで、東日本大震災レベルの地震が起きた場合でも、安心して事業継続が可能な耐震性能を備えています。

 高強度の鋼材やコンクリートを構造部材にバランスよく採用するとともに、地震時の揺れを効率的に低減できる場所に制振装置を積極的に配置し、高い耐震性を実現します。

 さらに、風揺れにも効果的な制振装置を各層に積極的に採用し、加えて建物頂部には風揺れ低減を目的とした大型制振装置「アクティブマスダンパー」を設置することで、地震以外の揺れにおいても、低減に努めています。

◆ オイルダンパー
 オイルの流体抵抗が揺れのエネルギーを吸収することで、風揺れから大地震まで制震効果を発揮します。メインタワー(304基)、西棟(267基)、東棟(172基)、低層棟(21基)

◆ 粘性体制震壁
 高粘度の粘性体の粘性せん断抵抗力を利用して、風や地震に伴う建物の揺れによる振動エネルギーを吸収します。メインタワー(302基)、西棟(288基)、東棟(220基)

◆ 座屈拘束ブレース
 柔らかく延び能力のある鋼材を使用したブレースで、大地震時のエネルギーを効果的に吸収します。メインタワー(1,200基)、低層棟(113基)


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「立面図」です。

 引用資料 森ビル(2021/02/18) 
 「アマンレジデンス 東京」「ジャヌ東京」が虎ノ門・麻布台プロジェクトに誕生

● 世界トップレベルの住宅「アマンレジデンス 東京」
 A街区最上部(54階~64階)に誕生する全91戸の「アマンレジデンス 東京」は、ホテルブランデッドレジデンスとしてエクスクルーシブなサービスを提供するほか、居住者専用の1,400㎡もの「アマン・スパ」も備えます。

● 日本初進出のアマンの姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」
 B-2街区低層部(1階~13階)には、モダンで遊び心のあるアマンの姉妹ブランド「ジャヌ」の客室数約120室のホテルが誕生します。サンスクリット語で「魂(Soul)」を表すジャヌは、ユニークなアプローチにより、より人間らしい関わり合いや、個人と社会がよりよく繋がるための「ソーシャル ウェルネス」に重きを置いた体験を提供します。


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「平面図」です。



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2022年12月 3日 (土)

多摩都市モノレールの延伸計画 延長約7.0kmの「多摩都市モノレール(上北台~箱根ケ崎)建設事業」環境影響評価調査計画書

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-多摩都市モノレール-
 東京都西部の多摩地域を走る「多摩都市モノレール」は、現在、多摩市の「多摩センター」と東大和市の「上北台」を結ぶ約16kmの区間で運行されていて、運営は都や沿線の自治体が出資する第三セクターが担っています。

 「東京都」は、さらなる交通アクセスの向上に向けて、国や自治体と協議しながら3つの区間で延伸の可否を検討してきましたが、このうち「上北台」と瑞穂町にある「JR箱根ケ崎駅」の間のおよそ7kmを結ぶ路線を先行して延伸させる方針を固めました。

● 環境影響評価調査計画書が提出!
 「多摩都市モノレール(上北台~箱根ケ崎)建設事業」に係る環境影響評価調査計画書が提出されました。縦覧期間は、2022年11月15日~11月24日で、現在は終了していますが、2022年12月3日の朝時点でまだ見る事が出来ます。

 引用資料 東京都環境局(2022/11/15)
 「多摩都市モノレール(上北台~箱根ケ崎)建設事業」環境影響評価調査計画書

 起点は東大和市上北台一丁目、終点は西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎です。延長約7.0kmで複線で整備されます。新設される駅は7駅で、工事予定期間約10年を見込んでいます。


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「事業区間の位置(広域)」です。

● 多摩都市モノレール
 「摩都市モノレール」は、多摩地域における相互の連携を強化し、多摩地域の南北方向の公共交通をより充実させるため、東京都と多摩都市モノレール株式会社とで整備されました。

 全体構想は約93kmですが、うち1998年11月に立川北駅から上北台駅間が、2000年1月に多摩センター駅から立川北駅間が開業し、現在多摩センター駅から上北台駅間の約16kmで運行しています。


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「事業区間概要図」です。「No.1駅~No.7駅」の7駅で新設される予定です。終点の「No.7駅」は「JR箱根ケ崎駅」とは接続されないようです。



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「断面図(No.1駅)」です。新設される7駅はすべて1本の橋脚で駅舎を支えるスタイルになります。


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「多摩都市モノレール1000系電車」です。



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2022年12月 2日 (金)

JR新小岩駅南口 地上39階、高さ約160mの「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!

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-新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業-

 葛飾区にある総武本線「新小岩駅」は、総武快速線と総武緩行線の2面4線のホームを有する駅です。新小岩駅南口では、「新小岩駅南口地区再開発準備組合」が「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。

 「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、JR総武・中央線「新小岩」駅南口に位置した約15,000㎡の区域です。区域内は駅前利用者が快適に過ごせる歩行者空間や潤いある緑地空間が不足していることに加え、建物の老朽化や、防災上有効なまとまりのあるオープンスペースの不足等の課題がありました。

 引用資料 葛飾区・公式ホームページ
 新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、新小岩駅南口地区市街地再開発組合の設立を2022年11月18日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の誘導を図るとともに、新小岩駅南口駅前広場の機能を拡張・再整備し、交通結節点としての強化を行うことで、活力と賑わいのある複合市街地の形成を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2022/11/17)
 新小岩駅南口地区市街地再開発組合の設立を認可します

新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区新小岩一丁目内
◆交通-JR総武本線「新小岩」駅すぐ
◆ 階数-(B地区)地上39階、地下2階、(A地区・A-1棟)地上9階、地下1階、(A地区・A-2棟)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(B地区)約160m、(A地区・A-1棟)約42m、(A地区・A-2棟)約46m
◆ 敷地面積-(B地区)約4,440㎡、(A地区・A-1棟)約920㎡、(A地区・A-2棟)約280㎡
◆ 建築面積-(B地区)約3,190㎡、(A地区・A-1棟)約630㎡、(A地区・A-2棟)約170㎡
◆ 延床面積-(B地区)約70,180㎡、(A地区・A-1棟)約5,910㎡、(A地区・A-2棟)約1,880㎡
◆ 容積対象面積-(B地区)約48,800㎡、(A地区・A-1棟)約5,340㎡、(A地区・A-2棟)約1,650㎡
◆ 用途-(B地区)共同住宅、店舗、事務所等、(A地区・A-1棟)店舗、事務所等、(A地区・A-2棟)店舗、事務所等
◆ 総戸数-約550戸
◆ 建築主-新小岩駅南口地区再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、一般財団法人首都圏不燃建築公社
◆ 再開発コンサルタント-日本設計
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 総事業費-417億3000万円(うち工事費293億6200万円)


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「完成イメージ」です。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2022年12月 1日 (木)

神宮前交差点 超斬新なデザイン 新たなランドマークとなる「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2024年春開業!

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-神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「表参道」と「明治通り」が交差する「神宮前交差点」は、東京の顔とも言えます。北東側角にはランドマークとなる「東急プラザ表参道原宿」が建設されました。

 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、商業地としての高いポテンシャルを有する一方、建築物の老朽化、明治通り拡幅による狭小な土地、歩行者と自動車が交錯する変形五叉路などの課題を抱えています。

 街区を再編・統合し、土地の有効・高度利用を図り、立地特性に相応しい商業拠点等を整備し、にぎわいを形成するとともに、変形五叉路の解消など安全な歩行者空間の確保を図り、西側角に新たなランドマークを建設します。

● 2024年春に開業!
 「神六再開発」と、権利者及び特定事業参加者である「東急不動産」は、共に「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」を推進中です。東急不動産が所有する商業床で構成される商業施設の開業が、2024年春に決定しました。

 引用資料  東急不動産(2022/11/29)
 原宿・神宮前エリアの新たな文化創造拠点として「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」2024年春開業 多様性を受容れるこのまちの文化創造機能を果たす

 表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に位置する立地特性を活かし、沿道の賑わいを結ぶ新たな拠点を創出するだけでなく、安全な歩行者空間を形成し、周辺住環境に配慮した立地特性に相応しい賑わいを創出します。なお、建物は建築家の平田晃久氏が外装・屋上デザインを手掛ける新たな文化創造拠点として誕生し、原宿・神宮前エリアの更なる魅力向上に寄与します。

神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名- 神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都渋⾕区神宮前六丁目1000番(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部46.40m、軒高45.60m
◆ 敷地面積-3,084.54㎡
◆ 建築面積-2,357.99㎡(2,357.99㎡)
◆ 延床面積-18,284.67㎡(19,893.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場等
◆ 建築主-神六再開発株式会社(東急不動産は権利者及び特定事業参加者として参画)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 外装・屋上デザイン-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2020年03月
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2023年08月31日予定
◆ 開業-2024年春予定


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最新の「外観イメージ」です。


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以前公開されていた「外観イメージ」です。少しデザインが変更になっているように見えます。


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「位置図」です。


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「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「神宮前交差点」の 北東側角には、2012年4月に開業した神宮前交差点のランドマークとなっている「東急プラザ表参道原宿」があります。



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