多摩都市モノレールの延伸計画 延長約7.0kmの「多摩都市モノレール(上北台~箱根ケ崎)建設事業」環境影響評価調査計画書
-多摩都市モノレール-
東京都西部の多摩地域を走る「多摩都市モノレール」は、現在、多摩市の「多摩センター」と東大和市の「上北台」を結ぶ約16kmの区間で運行されていて、運営は都や沿線の自治体が出資する第三セクターが担っています。
「東京都」は、さらなる交通アクセスの向上に向けて、国や自治体と協議しながら3つの区間で延伸の可否を検討してきましたが、このうち「上北台」と瑞穂町にある「JR箱根ケ崎駅」の間のおよそ7kmを結ぶ路線を先行して延伸させる方針を固めました。
● 環境影響評価調査計画書が提出!
「多摩都市モノレール(上北台~箱根ケ崎)建設事業」に係る環境影響評価調査計画書が提出されました。縦覧期間は、2022年11月15日~11月24日で、現在は終了していますが、2022年12月3日の朝時点でまだ見る事が出来ます。
引用資料 東京都環境局(2022/11/15)
「多摩都市モノレール(上北台~箱根ケ崎)建設事業」環境影響評価調査計画書
起点は東大和市上北台一丁目、終点は西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎です。延長約7.0kmで複線で整備されます。新設される駅は7駅で、工事予定期間約10年を見込んでいます。
「事業区間の位置(広域)」です。
● 多摩都市モノレール
「摩都市モノレール」は、多摩地域における相互の連携を強化し、多摩地域の南北方向の公共交通をより充実させるため、東京都と多摩都市モノレール株式会社とで整備されました。
全体構想は約93kmですが、うち1998年11月に立川北駅から上北台駅間が、2000年1月に多摩センター駅から立川北駅間が開業し、現在多摩センター駅から上北台駅間の約16kmで運行しています。
「事業区間概要図」です。「No.1駅~No.7駅」の7駅で新設される予定です。終点の「No.7駅」は「JR箱根ケ崎駅」とは接続されないようです。
「断面図(No.1駅)」です。新設される7駅はすべて1本の橋脚で駅舎を支えるスタイルになります。
「多摩都市モノレール1000系電車」です。
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