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2023年2月

2023年2月28日 (火)

東京ガス豊洲工場跡地 東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」 大規模な再開発を想定!

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-東京ガス株式会社豊洲工場跡地-

 江東区豊洲六丁目には、かつて「東京ガス豊洲工場」がありました。「東京ガス豊洲工場」は1988年に廃止となり、跡地は少しずつ再開発されています。南西側のかなりの部分が2018年9月13日に「豊洲市場」として取引を開始しました。しかし、まだかなりの部分が暫定施設として利用されています。

 「東京ガス」は、豊洲埠頭に約18.2haの土地を所有しており、“TOYOSU22”というビジョンを定め、長期的な視点で、質の高い魅力的な街づくりに取り組んでいます。

 区域4の「スマートエネルギーセンター」を核として、ICT(情報技術)の最適制御により、エリア全体で熱と電気を効率的に活用し、省エネルギーと省CO2を実現するスマートエネルギーネットワークを構築していきます。

 停電などの非常時にも電気・熱を継続供給できる防災面からも優れたインフラです。エネルギー供給は豊洲市場のある区域5、6、7から開始。街づくりの進展に合わせて、段階的にエネルギーネットワークを構築していきます。

● 2023-2025年度 中期経営計画
 東京ガスは2023年2月22日に、 ”東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」” を公表しました。その中で「新豊洲におけるまちづくりのイメージ」などが公開されました。あくまでもイメージですが、4棟の超高層ビルが描かれています。

 建設通信新聞(2023/02/27)
 東ガス/ESG不動産を推進/新豊洲で循環型都市開発

 引用資料 東京ガス(PDF:2023/02/22)
 東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」

 引用資料 東京ガス不動産
 豊洲エリアの街づくり


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「ESG型不動産開発の推進」です。


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「区域図」です。


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「区域図」です。


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「東京ガス保有地概要」です。約18.2haの広大な用地を開発する予定です。



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2023年2月27日 (月)

「ヨドバシアウトレット京急川崎」などが立地 地上24階、高さ約119mの「(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業に係る条例見解書」の縦覧!

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-(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業-

 川崎市は、「京急川崎駅」を中心とした地区において、羽田空港に直結するなどの地理的優位性をいかし、川崎の玄関口にふさわしいまちづくりを民間主導により計画的に推進するため、「京急川崎駅周辺地区まちづくり整備方針」を策定しています。

 駅前でありながら、低未利用な土地が残る西口駅前を中心としたエリアにおいて、再開発事業の機運の高まりがみられていることを踏まえ、京急川崎駅周辺地区まちづくり整備方針をより深度化・具体化した「『京急川崎駅周辺地区まちづくり整備方針』に基づく京急川崎駅西口地区の戦略的な整備誘導の考え方」を取りまとめました。

 2021年9月8日には、「京浜急行電鉄」などの地権者が、高さ約120m、延床面積約80,000㎡の大規模超高層複合ビルの建設を検討していることが川崎市の公式ホームページなどで公開されました。

● 条例見解書の縦覧!
 川崎市は、「(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業に係る条例見解書」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2023年2月24日(金)~3月10日(金)までです。

 引用資料 川崎市・公式HP(2023/02/24)
 (仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業に係る条例見解書

(仮称)京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区駅前本町21番地ほか
◆ 交通-京急本線・京急大師線「川崎」駅、JR東海道本線・京浜東北線・南武線「川崎」駅
◆ 階数-(A-1街区)地上24階、塔屋1階、地下1階、(A-2街区)地上11階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(A-1街区)約119m、(A-2街区)約46m
◆ 敷地面積-(A-1街区)約7,300㎡、(A-2街区)約350㎡
◆ 建築面積-(A-1街区)約4,290㎡、(A-2街区)約210㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)約83,000㎡、(A-2街区)約2,170㎡
◆ 容積対象面床積-(A-1街区)約73,000㎡、(A-2街区)約1,960㎡
◆ 構造-(A-1街区)鉄骨造(一部CFT造)、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(A-2街区)鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、商業、駐車場等、(A-2街区)オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 設計者・施工者-(未定)
◆ 着工-2025年予定
◆ 竣工-2028年予定


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「完成イメージ」です。


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「東立面図」です。


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「南立面図」です。


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「断面図(南北)」です。


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「断面図(東西)」です。


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「土地利用計画図」です。「A-1街区」と「A-2街区」で構成されています。現在は「ヨドバシアウトレット京急川崎」などが立地しています。



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2023年2月26日 (日)

次世代半導体の国産化を目指す「Rapidus(ラピダス)」 最初の工場を新千歳空港近くの「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」に建設か?

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-Rapidus(ラピダス)-

 衛星写真は、航空自衛隊「千歳基地」や「新千歳空港」、「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」あたりの衛星写真です(Googleマップの衛星写真を引用)。

 ここ最近、日本の半導体業界の将来を左右する2つの大きなニュースがありました。1つ目が、国内主要企業が出資し次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が、「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」に最初の工場を建設する方向で最終調整していること、2つ目が、「TSMC」が日本で検討している2番目の工場を熊本県菊陽町付近に建設する方向で調整に入ったことです。

 国内主要企業が、人工知能(AI)、スパコンなどに使う次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」を設立しました。出資企業は「キオクシア、ソニーグループ、ソフトバンク、デンソー、トヨタ自動車、NEC、NTT、三菱UFJ銀行」の計8社です。

● 千歳美々ワールド(千歳市工業団地)
 「Rapidus(ラピダス)」が、千歳市内の工業団地に最初の工場を建設する方向で最終調整していることが2月18日に分かりました。3月以降に建設地として正式決定する見通しです。研究開発を含めて5兆円規模の投資が見込まれる「Rapidus(ラピダス)」の生産拠点が千歳市に建設されれば、周辺に関連産業の集積も進む可能性が高いです。

 引用資料 北海道新聞(2023/02/19)
 半導体新会社ラピダス、北海道・千歳進出へ最終調整 工場建設候補地に「美々ワールド」

 建設候補地は、「新千歳空港」に近接し、セイコーエプソン千歳事業所などが立地する工業団地「千歳美々ワールド」です。数十ヘクタールの土地を取得し、数段階に分けて工場を建設していく計画です。将来的に土地が手狭になった場合、周辺の他の工業団地も活用する可能性があります。


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ラピダス工場建設予定地の「千歳美々ワールド」です。


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TSMCの第2工場も熊本県に!
 熊本県菊池郡菊陽町付近の衛星写真です(Googleマップの衛星写真を引用)。「TSMC」が日本で検討している2番目の工場を熊本県菊陽町付近に建設する方向で調整に入ったと、2月24日付の「日刊工業新聞」が報じました。総投資額は1兆円以上の見通しだとしています。

 ブルームバーグ(2023/02/24)
 TSMC第2工場も熊本、総投資額は1兆円以上の見通し-報道

 2024年末に稼働する最初の工場と同等規模以上で、5-10ナノメートルの先端プロセスを採用する可能性があると伝えています。稼働開始は2020年代後半になる見込みです。二つの工場で人材や設備を共有できる点を重視しており、2023年内に詳細を決める方針だとしています。


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世界最強の半導体メーカーTSMC

 半導体生産で世界最大手の台湾の「TSMC(台湾積体電路製造:Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.)」は、1987年にアメリカの「テキサス・インスツルメンツ」の上級副社長だった「モリス・チャン」が台湾で創業しました。半導体製造に特化した「ファウンドリ」で、ファウンドリ市場シェアは世界の半分以上を確保しています。
 
 半導体微細化技術で独走しており、5ナノメートル(nm)プロセスチップの生産を本格化しています。世界最先端の3ナノメートル(nm)プロセスチップの生産も2022年末から開始しています。

 スーパーコンピュータ「富岳」のCPUである富士通の「A64FX」、アップルが自社開発した高性能CPU、世界を席巻している「NVIDIA」のGPUや「AMD」のCPUの製造は、「TSMC」が行っています。今や「TSMC」は世界で最も必要とされている会社と言っても過言ではありません。

● TSMCの2022年12月期の連結決算
 2022年12月期連結決算では、売上高2,263.891百万台湾ドル(前年比42.6%増)、営業利益1,121,279百万台湾ドル(前年比72.5%増)でした。営業利益率は驚異的な49.5%です。

 2023年2月26日朝時点での為替レートで、1台湾ドル=4.45円で計算すると、売上高約10兆700億円、営業利益約4兆9000億円となります。日本の企業と比較すると売上高がSONYとほぼ同じで、営業利益がSONYの約5倍です。

TSMCの連結決算(売上高/営業利益)
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2019年12月   1,069,985百万台湾ドル     372,701百万台湾ドル
2020年12月   1,339,255百万台湾ドル     566,784百万台湾ドル
2021年12月   1,587,415百万台湾ドル     649,981百万台湾ドル
2022年12月   2,263.891百万台湾ドル  1,121,279百万台湾ドル

(備考) 単位は台湾ドルです。2023年2月26日朝時点での為替レートで、1台湾ドル=4.45円となっています。



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2023年2月25日 (土)

港区 「白金高輪駅」の近く 地上37階、高さ約160mの「三田五丁目西地区市街地再開発事業」 環境影響調査計画書の縦覧!

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-三田五丁目西地区市街地再開発事業-

 東京都港区の「三田五丁目西地区市街地再開発準備組合」が計画するプロジェクトの概要が明らかになりました。共同住宅やオフィスが入る延べ約75,000㎡の超高層ビルを建設します。2023年度にも港区から都市計画決定の告示を受ける見通しです。2024年度に本組合設立、2025年度に権利変換計画の認可を得て、2025年度に着工、2029年度の完成を目指します。

 引用資料 港区議会(2023/02/06)
 令和5年2月6日 建設常任委員会

 計画地は、港区三田五丁目の約1.1haの区域です。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の「白金高輪駅」の北東に位置します。木造住宅が多く防災性に課題を抱えます。建物が細い街路に面して立地しており、個別の建て替えが困難になっています。

 地上37階、地下2階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の規模を想定します。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します。

● 環境影響調査計画書の縦覧! 
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【三田五丁目西地区市街地再開発事業】” を行っています。縦覧期間は、2023年2月21日(火)~3月23日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/02/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【三田五丁目西地区市街地再開発事業】

三田五丁目西地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区三田五丁目内
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅
◆ 階数-地上37階、地下2階
◆ 高さ-約160m
◆ 敷地面積-約7,800㎡
◆ 建築面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約75,000㎡
◆ 容積対象面積-約49,700㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、工場、駐車場
◆ 事業者-三田五丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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「地区東からのイメージパース」です(引用:港区議会)。


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「児童遊園と広場1号(北側)の整備イメージ」です(引用:港区議会)。


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「断面図」です。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します(引用:港区議会)。


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「配置図」です。敷地形状は「台形」です(引用:港区議会)。


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「位置図」です。「白金高輪駅」の周辺では再開発ラッシュとなっています(引用:港区議会)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。



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2023年2月24日 (金)

幕張新都心 大型イベントスペース「幕張メッセ 幕張イベントホール」 外装改修工事中 2023年2月中旬の状況

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-幕張メッセイベントホール-
 
日本の伝説的な漫画家「松本零士氏」が亡くなりました。私の中で松本零士氏と言えば「宇宙戦艦ヤマト」です。私はエレクトーン奏者「826aska」の神演奏のYouTube動画を見るのが大好きですが、その中で「宇宙戦艦ヤマト」が一番好きです。

 「宇宙戦艦ヤマト」はもう7年前の動画ですが、この動画は何度見ても涙が出てきます。コメント欄を見ると「松本零士氏」が亡くなったと知って、再び見に来た方も多かったみたいで、再生回数が1,600万回近くになっていました。

 826aska YouTube
 【 宇宙戦艦ヤマト 】エレクトーン演奏

 本題に戻って、「幕張メッセ」は、幕張新都心に位置する日本国内第2位の規模を有する複合コンベンション施設です。国際展示場の正式名称は「千葉県日本コンベンションセンター国際展示場」です。1989年10月9日に開館しました。

 「幕張イベントホール」は、最大約9,000人収容の大型イベントスペースです。コンサート、スポーツ、イベント、式典、集会、講演会、展示会等、多目的な利用が可能です。

● 外装の改修工事中?
 幕張メッセ 幕張イベントホールは、外装改修工事を行っているようです。どのような外装改修工事をしているのか分からなかったのでネットで調べてみましたが分かりませんでした。内部は通常どり興行が行われています。

幕張メッセイベントホール
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区中瀬二丁目1
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅、JR京葉線「幕張豊砂」駅(2023年03月18日開業)
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 天井高-最高部27m
◆ 建築面積-約9,356㎡
◆ 延床面積-約15,598㎡
◆ アリーナ面積-約3,098㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場
◆ 座席数- 固定客席(ボックス席を含む)3,948席、可動客席912席、仮設席約3,000席
◆ 開館-1989年10月09日


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「幕張メッセ 幕張イベントホール」を東側から見た様子です。外装改修工事を行っているようです。


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北東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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東側から引いて見た様子です。


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外装改修工事を行っているようです。



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2023年2月23日 (木)

地上30階、高さ約155mの「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業」 環境影響調査書案の縦覧!

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-品川駅西口地区C地区-
 
「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地では、高さ約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)、延床面積約313,100㎡の超高層複合ビル「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」が計画されています。

 「SHINAGAWA GOOS」のすぐ北側でも高さ約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)、延床面積約194,000㎡の超高層複合ビル「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業」が計画されています。

● 環境影響調査書案の縦覧! 
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業】” を行っています。縦覧期間は、2023年2月21日(火)~3月23日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/02/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業】

 地下躯体工事は、中央から北側は杭のない直接基礎のため「順打ち工法」を採用し、中央から南側は杭があるため「逆打ち工法」を採用します。掘削完了後構台上と逆打ち部の先行床より主にクローラークレーンを使用して、鉄筋コンクリート工事を行います。

品川駅西口地区C地区の概要
◆ 計画名-(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目13番の一部、22番の一部、23番
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-(C-1地区)地上30階、地下2階、(C-2地区)地上1階、地下0階
◆ 高さ-(C-1地区)約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面、(C-2地区)約10m(T.P.+14.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 敷地面積-(C-1地区)約16,180㎡、(C-2地区)約580㎡
◆ 延床面積-(C-1地区)約194,000㎡、(C-2地区)約170㎡
◆ 容積対象床面積-(C-1地区)約160,000㎡、(C-2地区)約160㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-オフィス、共同住宅、商業、産業支援(MICE)、駐車場等、(C-2地区)集会場
◆ 建築主-高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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「断面図(A-A’断面)」です。


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「断面図(B-B’断面)」です。


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「立面図(北側立面図)」です。


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「立面図(東側立面図)」です。


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「立面図(南側立面図)」です。


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「立面図(西側立面図)」です。


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「配置計画図」です。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2023年2月22日 (水)

「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地 地上29階、高さ約155mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 環境影響調査書案の縦覧!

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年1月31日(予定)です。

 「西武ホールディングス」の連結子会社である「西武プロパティーズ」が2022年3月18日に、「京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。

 品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指します。

● 環境影響調査書案の縦覧! 
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】” を行っています。縦覧期間は、2023年2月21日(火)~3月23日(木)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/02/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】

 地下躯体工事は、中央から西側は杭のない「直接基礎」のため「順打ち工法」を採用し、東側の一部では杭があるため「逆打ち工法(1階の床を支保工として活用しつつ、地下部及び地上部の工事を同時に進める工法)を採用します。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)
◆ 高さ-約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-約33,000㎡
◆ 敷地面積-約23,600㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリー造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年01月31日予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「断面図(A-A’断面)」です。


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「断面図(B-B’断面)」です。


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「立面図(北側立面図)」です。


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「立面図(東側立面図)」です。


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「立面図(南側立面図)」です。


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「立面図(西側立面図)」です。


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「配置計画図」です。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2023年2月21日 (火)

千葉市役所の隣 千葉銀行本部棟建替え計画 地上16階、高さ約90m「ちばぎん本店ビル」 2023年3月にグランドオープン!

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-ちばぎん本店ビル-

 「千葉銀行」は本部棟を建て替えています。2020年9月に完成予定の新本部は地上16階、高さ約90mです。延床面積は現在の約1.5倍の約48,000㎡です。支店の状況をモニターで把握できる緊急対策本部を設けるなど、災害時の「BCP(事業継続計画)」を大幅に強化します。

 現本部棟は1973年に開業しました。地上12階、地下2階で、本部や本店営業部が入っています。耐震工事を終えていますが、「老朽化が進むと建て替えコストが増える」として、建て替えに踏み切りました。新本部棟は現本部棟の敷地内の駐車場に建設しています。完成するまで現本部棟は引き続き営業し、新本部棟の完成後に解体します。

 新本部棟は「BCP(事業継続計画)」の強化に重点を置き、非常食などを保管する防災備蓄倉庫や緊急対策本部を設けます。専用のスペースを設けることで、災害発生時に円滑に事業を続けられる体制を整える狙いがあります。

● 2023年3月にグランドオープン!
 「千葉銀行」は、2020年9月30日に新本店ビルが完成しました。新本店ビルの名称は「ちばぎん本店ビル」です。2020年11月24日に本店営業部を移転、建物内の施設は11月以降に順次移転・開業しました。旧本店ビルの解体や外構工事を終えてのグランドオープンは2023年3月を予定しています。

ちばぎん本店ビルの概要
◆ 計画名-千葉銀行本部棟建替え計画
◆ 所在地-千葉県千葉市中央区千葉港1番2号
◆ 交通-JR京葉線「千葉みなと」駅徒歩5分、JR総武線「千葉」駅徒歩15分
◆ 階数-地上16階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部90.00m
◆ 敷地面積-24,992.98㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,595.80㎡(車庫・駐輪場含む)
◆ 延床面積-46,878.25㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-本部機能、本店営業部、研修施設、ホール 等
◆ 建築主-千葉銀行
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-清水・大成・新日本建設・旭共同企業体(清水建設、大成建設、新日本建設、旭建設JV)
◆ 着工-2018年06月29日(地鎮祭)、2018年07月02日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年09月30日(本部棟が竣工)、2023年02月28日(全体竣工)
◆ 開業-2020年11月24日(機能移転)、2023年03月(グランドオープン)


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「ちばぎん本店ビル」を南西側から見た様子です。地震対策として「基礎免震構造」を採用しています。


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南側から見た様子です。南側の仮囲いは「千葉市役所」の工事です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。 


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北側から見た様子です。


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北側から引いて見た様子です。旧本店ビルの解体や外構工事を終えてのグランドオープンは2023年3月を予定しています。


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現在は「千葉銀行本部棟建替え計画Ⅱ期外構工事」が行われています。


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「千葉銀行本部棟建替え計画」の建築計画のお知らせです。



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2023年2月20日 (月)

「六本木ヒルズ」の西隣 地上54階、高さ約200mの「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」 東京都が権利変換計画を認可!

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-西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業 -

 「野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店」が事業協力者として参画している大規模プロジェクト「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」は、「国家戦略特区」の提案案件となっています。
 
 計画地は、「東京の都市づくりビジョン」において、「センターコア再生ゾーン」に位置づけられており、居住機能を始め、多様な機能の集積により、魅力とにぎわいのある都市空間の形成に向けた機能更新を積極的に促進することとされています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合」の設立を2020年9月10日に認可しました。「野村不動産、ケン・コ ーポレーション」は、これまで事業協力者として協力してきましたが、正式に参加組合員として再開発事業に参画します。

 引用資料 東京都報道発表資料(2020/09/09)
 西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合の設立を認可

 引用資料 野村不動産(PDF:2020/09/10)
 住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発 『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』 市街地再開発組合設立認可のお知らせ

● 権利変換計画認可!
 「野村不動産、ケン・コーポレーション」の2社は、東京都港区にて権利者と推進している「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」が、2023年2月15日に権利変換計画について東京都知事の認可を受けました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2023/02/15)
 住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発 『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』 権利変換計画認可のお知らせ(野村不動産、ケン・コーポレーション)

西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区西麻布三丁目及び六本木六丁目各地内
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「六本木」駅、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅
◆ 階数-(A街区)地上54階、地下4階、(B1街区~B3街区)地上3階、地下1階
◆ 高さ-(A街区)約200m、(B1街区~B3街区)約11~15m
◆ 施行区域面積-約16,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約10,250㎡(施設全体)
◆ 建築面積-(A街区)約3,840㎡、(B1街区~B3街区)約1,120㎡
◆ 延床面積-(A街区)約97,010㎡、(B1街区~B3街区)約2,740㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-(A街区)共同住宅、オフィス、商業、ホテル、子育て支援施設、(B1街区~B3街区)神社及び寺院並びにこれらに付属する建築物
◆ 総戸数-約500戸(地権者住戸含む)
◆ 建築主-西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、ケン・コ ーポレーション)
◆ 事業協力者-野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店
◆ 設計者-(基本設計)梓設計、(実施設計)梓設計、大成建設
◆ 施工者-大成建設(特定業務代行者)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2027年度予定


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「完成イメージ」です(引用:野村不動産)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都)。


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「配置図」です(引用:野村不動産)。


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「位置図」です(引用:東京都)。


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「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北端です。


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街区を北東側から見た様子です。北東側に「六本木ヒルズ」を含む周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキや地域の拠点となるオープンスペース(広場)を整備します。


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都市計画道路である「補助10 号線(テレビ朝日通り)」は拡幅されます。


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更に南側です。


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新撰組「沖田総司」のゆかりの神社である「櫻田神社」も再開発に参加します。


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更に南側の「心臓血管研究所付属病院」は再開発に参加しません。


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「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地の南端です。南端の建物は、解体されて「緑地」が整備されます。



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2023年2月19日 (日)

京葉線から武蔵野線が分岐する鉄道の要衝「南船橋駅」 JR南船橋駅南口市有地活用事業 住宅棟の「A街区・C街区」 2023年2月上旬の建設状況

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-JR南船橋駅南口市有地活用事業-
 「南船橋駅南口地区」は、JR京葉線南船橋駅南口の駅前に位置し、官民連携事業等の実施によって、臨海部における賑わいの創出と回遊性の向上に寄与する魅力的なまちづくりを進めていく地区です。

 緑豊かな広場空間を駅前に配置することにより憩いと賑わいを提供し、周辺環境と調和を図りつつ、新たな回遊拠点を創出することをテーマにまちづくりを進めていきます。広場を中心としたまちづくりを行うことにより、地域が一体となる臨海部の玄関口を形成していきます。

 「船橋市」は、JR南船橋駅南口市有地活用事業の事業者募集で、「三井不動産グループ」を優先交渉権者に選定しています。大規模な広場空間を中心に商業施設、居住施設等を配置することで憩いと賑わいを提供し、新たな回遊拠点を創出することを提案しています。住む人、働く人、訪れる人が自分の居場所(庭)と思える広場、「まちの庭」を開発コンセプトとしています。

 引用資料 船橋市・公式ホームページ
 令和2年度第140回船橋市都市計画審議会の会議概要


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「JR南船橋駅南口市有地 土地利用計画図」です。

 引用資料 船橋市・公式HP(2022/07/14)
 議題1 JR南船橋駅南口の新たな駅前広場が8月30日に供用開始 ~臨海部の玄関口が新たにお目見え!~


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の2023年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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2022年8月30日に「南口駅前広場」がオープンしました(写真提供読者さん)。


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業A街区」の建築現場です。「アースドリル掘削機が」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています(写真提供読者さん)。


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「鉄筋かご」を組んでいます(写真提供読者さん)。


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「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築する「拡底バケット」が見えます(写真提供読者さん)。


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地上から見た「JR南船橋駅南口市有地活用事業A街区」の建築現場です(写真提供読者さん)。


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業A街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業C街区」の建築現場です。「アースドリル掘削機が」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています(写真提供読者さん)。


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業C街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年2月18日 (土)

中野区 高さ約99mと高さ約82mのツインタワー「囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地・B敷地)」 街区名称が「パークシティ中野」に決定!

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-囲町東地区第一種市街地再開発事業-
 JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。 

 「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。 

  「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、囲町東地区市街地再開発組合の設立を認可しました。参加組合員として「三井不動産レジデンシャル」が参画しています。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2020/09/18)
 「囲町東地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

● 街区名称がパークシティ中野に決定!
 「三井不動産レジデンシャル」および、「三井不動産」が参加組合員として参画し、東京都中野区中野四丁目にて推進している「囲町東地区第一種市街地再開発事業」について、事業主である囲町東地区市街地再開発組合による決議にて、街区名称を「パークシティ中野」と決定しました。

 引用資料 三井不動産(2023/02/16)
 中野駅前大規模複合再開発事業 「パークシティ中野」に街区名称決定 住宅・オフィス・商業施設の約2.0haミクストユースプロジェクト2025年12月竣工予定

パークシティ中野の概要
◆ 所在地-囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地・B敷地)
◆ 所在地-(A敷地)東京都中野区中野四丁目2番6他、(B敷地)東京都中野区中野四丁目3番1他
◆ 交通-JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-(A敷地)地上25階、地下2階、(B敷地)地上20階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)最高部99.44m、(B敷地)最高部 82.00m
◆ 敷地面積-(A敷地)10,059.00㎡、(B敷地)3,170.00㎡
◆ 建築面積-(A敷地)6,989.40㎡、(B敷地)1,773.34㎡
◆ 延床面積-(A敷地)91,265.11㎡、(B敷地)29,286.25㎡
◆ 構造-(A敷地)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(B敷地)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(A敷地)直接基礎、(B敷地)直接基礎
◆ 地震対策-(A敷地)中間免震構造
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、物品販売業を営む店舗、飲食店、印刷・コピーサービス店、音楽練習スタジオ、事務所、自動車車庫、自転車駐車場、(B敷地)共同住宅、百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗、学習塾、華道教室、囲碁教室その他これらに類する施設、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 総戸数-807戸(A敷地545戸、B敷地262戸)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、三井不動産)
◆ 設計者-佐藤総合計画
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2022年09月07日
◆ 竣工-2025年12月26日予定
◆ 開業-2026年01月予定(オフィス)、2026年春予定(商業施設)


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「全体完成予想CG」です(引用:三井不動産)。



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「建物断面構成図」です(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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「施工区域図・建物配置図」です。東側の「A敷地」、西側の「B敷地」に分かれます(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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「位置図」です。周辺では再開発が目白押しです(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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「囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の建設現場(2022年12月中旬)の西側です(写真提供読者さん)。


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「囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の建設現場(2022年12月中旬)の東側です(写真提供読者さん)。


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「囲町東地区第一種市街地再開発事業(B敷地)」の建設現場(2022年12月中旬)の東側です(写真提供読者さん)。


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「囲町東地区第一種市街地再開発事業(B敷地)」の建設現場(2022年12月中旬)の西側です(写真提供読者さん)。



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2023年2月17日 (金)

京葉線から武蔵野線が分岐する鉄道の要衝「南船橋駅」 ライフスタイル型商業施設「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」 2023年2月上旬の建設状況

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-JR南船橋駅南口市有地活用事業-

 「南船橋駅南口地区」は、JR京葉線南船橋駅南口の駅前に位置し、官民連携事業等の実施によって、臨海部における賑わいの創出と回遊性の向上に寄与する魅力的なまちづくりを進めていく地区です。

 緑豊かな広場空間を駅前に配置することにより憩いと賑わいを提供し、周辺環境と調和を図りつつ、新たな回遊拠点を創出することをテーマにまちづくりを進めていきます。広場を中心としたまちづくりを行うことにより、地域が一体となる臨海部の玄関口を形成していきます。

 「船橋市」は、JR南船橋駅南口市有地活用事業の事業者募集で、「三井不動産グループ」を優先交渉権者に選定しています。大規模な広場空間を中心に商業施設、居住施設等を配置することで憩いと賑わいを提供し、新たな回遊拠点を創出することを提案しています。住む人、働く人、訪れる人が自分の居場所(庭)と思える広場、「まちの庭」を開発コンセプトとしています。

● (仮称)南船橋駅前商業施設計画
 「三井不動産」は、千葉県船橋市にてライフスタイル型商業施設「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」を建築着工した。開業は2023年冬を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2022/11/17)
 「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」建築着工 2023年冬開業予定 ~賑わいを生む、南船橋エリアの玄関口となるライフスタイル型商業施設が誕生~

 「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」は、船橋市が実施した「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の事業者公募において「三井不動産」が選定されたものです。駅前市有地の高いポテンシャルを活用し、官民連携による開発を推進することにより、臨海部の玄関口としてふさわしい拠点形成を含めた魅力的なまちづくりを実現するとともに、賑わいの創出や回遊性の向上を図ります。

 計画地はJR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅前の利便性の高い立地で、JR京葉線、武蔵野線、京成電鉄(船橋競馬場駅)の2駅3路線が利用可能です。また三井不動産グループが管理・運営する「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」や現在建設中の「LaLa arena TOKYO-BAY」にも近接しており、南船橋エリア全体での回遊や連携を図ることにより、エリア全体の魅力を高めます。

(仮称)南船橋駅前商業施設計画の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松二丁目1番4他
◆ 交通-JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-約16,740㎡
◆ 延床面積-約11,200㎡
◆ 店舗面積-約8,200㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗
◆ 店舗数-約40店舗
◆ 駐車台数-約10台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計)三井住友建設
◆ 環境デザイン-ノンスケール、E-DESIGN
◆ 監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2022年11月
◆ 竣工-2023年冬予定
◆ 開業-2023年冬予定


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「外観イメージ(西側より)」です。


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「外観イメージ(北西側より)」です。


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「広場 鳥瞰イメージ(東側より)」です。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「広域図」です。


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の2023年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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2022年8月30日に「南口駅前広場」がオープンしました(写真提供読者さん)。


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「B街区」です(写真提供読者さん)。


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「地中梁」の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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「B街区」の東側です(写真提供読者さん)。


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「地中梁」の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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「Ⅾ街区」です(写真提供読者さん)。

   
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「JR南船橋駅南口市有地活用事業(B街区北棟)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「JR南船橋駅南口市有地活用事業(Ð街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年2月16日 (木)

千葉市の新しい司令塔 新庁舎「千葉市新庁舎舎整備工事」 「千葉市役所新庁舎」の竣工式を2023年2月18日に挙行!

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-千葉市新庁舎整備工事-

 「千葉市」は、実施設計と施工の一括発注(DB)方式を採用する「千葉市新庁舎整備工事」の一般競争入札(総合評価方式、WTO対象)の結果、委託先を「大成・鵜沢建設共同企業体(大成建設、鵜沢建設)」に決定しています。

 引用資料 千葉市・公式ホームページ
 本庁舎整備の状況(H30~)

 2020年4月19日に、新築工事の着工に先立って、新庁舎の建設予定地となる現庁舎敷地内において「起工式」を執り行いました。建物は「高層棟」と「低層棟」の2棟をL字型に配置します。総事業費は295億円(うち工事費268億円)です。

● 2023年2月18日に竣工式を挙行!
 2023年1月末に新庁舎は竣工しました。「竣工式」は、2023年2月18日に執り行われる予定です。現在の庁舎から新庁舎への機能移転は、2023年2月27日~2023年5月22日までの約3か月で実施していく予定です。新庁舎には、2月27日から入れるようになります。移転後、現庁舎の解体に着手します。2025年1月31日に「全体竣工」する予定です。

 千葉市 公式ホームページ
 市役所新庁舎のご案内(移転スケジュール等)

千葉市役所本庁舎の概要
◆ 計画名-千葉市新庁舎
◆ 所在地-千葉県千葉市中央区千葉港120番(地名地番)
◆ 交通-千葉都市モノレール「市役所前」駅、JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと」駅
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-52.27m
◆ 敷地面積-29,000.12㎡(現本庁舎敷地:39,680.95㎡)
◆ 建築面積-8,324.13㎡
◆ 延床面積-51,204.16㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-市庁舎
◆ 建築主-千葉市
◆ 設計者-(基本設計)久米設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体、(実施設計)大成建設、鵜沢建設
◆ 施工者-大成・鵜沢建設共同企業体(大成建設、鵜沢建設)
◆ 着工-2020年04月19日(起工式)、2020年05月15日(着工)
◆ 竣工-2023年01月31日(竣工)、2023年02月18日(竣工式)、2025年01月31日(全体竣工)
◆ 供用開始-2023年02月27日~2023年05月22日(新庁舎への機能移転)
◆ 総事業費-295億円(うち工事費268億円)


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「断面図」です。


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「プロムナードのみなと公園側から」です。


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「駐車場側から」です。


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「1・2階内観イメージ」です。


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「配置図」です。敷地南側に「L字型」の新庁舎を建設します。


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「千葉市役所本庁舎」を南側から見た様子です。敷地南側に「L字型」の新庁舎を建設しました。幕張メッセ「幕張イベントホール」で、2023年2月12日に「日向坂46」の四期生による「おもてなし会」が行われましたが、「おもてなし会」に行った友人に撮影してもらいました。


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「低層棟」を南側から見た様子です。


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「低層棟」を東側から見た様子です。上に見える高架は「千葉都市モノレール」です。


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「低層棟」のアップです。


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「高層棟」を南側から見た様子です。


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「高層棟」を西側から見た様子です。


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「千葉市役所」を北側から見た様子です。

● 現在の庁舎の解体
 現在の庁舎から新庁舎への機能移転は、2023年2月27日~2023年5月22日までの約3か月で実施していく予定です。移転後、現庁舎の解体に着手します。2025年1月31日に「全体竣工」する予定です。敷地東側は「将来活用検討地」として残しておきます。


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2020年9月に竣工した「ちばぎん本店ビル」と「千葉市役所本庁舎」の間部分です。この部分は「ちばぎん本店ビル」の用地のように見えますが、「千葉市役所」の用地です。


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内部の様子です。


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「千葉市新庁舎」の建築計画のお知らせです。


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日向坂46四期生のおもてなし会
 「日向坂46」の四期生による初の単独イベント「おもてなし会」は、幕張メッセ「幕張イベントホール」で、2023年2月11日と12日に開催されました。



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2023年2月15日 (水)

国家戦略特区 「八重洲二丁目南地区」の概要が判明 地上39階、高さ約230m、延床面積約135,000㎡の超高層複合ビル!

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八重洲二丁目地区
 八重洲二丁目地区では、一番北側の「北地区」で、地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240m、延床面積283,896.06㎡の「東京ミッドタウン八重洲」が建設され、2022年9月17日に先行オープンしました。

 中央の「中地区」では、地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ約230m、延床面積約400,000㎡の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画中で、2028年度に竣工予定です。

 一番南側の「南地区」では、住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地の街区を中心とした大規模開発プロジェクト「八重洲二丁目南地区」を計画しています。「八重洲二丁目南地区」は、国家戦略特区に指定されています。

 「八重洲富士屋ホテル」跡地の航空法での高さ制限の制限高(標高)は約246mです。「北地区」も「中地区」も高さ200mを余裕で超えているので、「南地区」も高さ200mを超える大規模な再開発になる事が期待されています。

八重洲二丁目南地区は、地上39階、高さ約230m!
 
東京都中央区の八重洲二丁目南地区で計画する共同化事業の概要が明らかになりました。オフィス、店舗、ホテルなどで構成する地上39階、地下3階、高さ約230m、延床面積約135,000㎡の超高層複合ビルになるようです。

 建設通信新聞(2023/02/14)
 八重洲二丁目南地区共同化/8月都計決定目指す/約13.5万㎡の複合ビル

 外堀通り沿いの東側に北側から、高さ約217mの「八重洲一丁目北地区」、高さ約250mの「八重洲一丁目東B地区」、
高さ約240mの「東京ミッドタウン八重洲」、高さ約230mの「八重洲二丁目中地区」、高さ約230mの「八重洲二丁目南地区」と高さ200㎡超の超高層ビルが5棟並び立つ壮観な眺めになりそうです。


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「位置図」です。「東京高速道路(KK線)」の北側の区画を一体的に再開発します(引用:中央区)。


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「日東紡ビルディング」を中心とする北側の区画です。一番手前(西側)の「日東紡ビルディング」は、現在解体工事中です。


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「八重洲富士屋ホテル」があった中央の区画は、すべての建物が解体されています。奥に見える超高層ビルは「東京スクエアガーデン」です。


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「商工中金本店ビル」を中心とする南側の区画です。



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2023年2月14日 (火)

「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 船橋競馬場大規模改修工事 2023年2月上旬の建設状況

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-船橋競馬場大規模改修工事-
 1950年8月21日に開場した「船橋競馬場」は、千葉県船橋市に所在する地方競馬の競馬場です。競馬の主催者は「千葉県競馬組合」で、土地・施設は「よみうりランド」から賃借しています。

 「船橋競馬場」は、築50年以上が経過し躯体や設備が老朽化したため、「よみうりランド」は、成長戦略「飛躍」に基づき、船橋競馬場において観覧スタンドの全面的な建て替えや入場口新設などの改修計画を策定しました。

 「船橋競馬場大規模改修工事」では、観覧スタンドを全面的に建て替え、耐震を強化することにより快適かつ安心して観戦できるようにします。大型集客施設の正面に入場口を新設すると共に、場内には子供たちが馬と触れ合えるエリアを新規につくることで新たな客層を取り込み、地域にとっても賑わいのある施設へと生まれ変わります。万が一の災害時には防災拠点として地域へ貢献します。

 引用資料 よみうりランド(PDF:2019/03/27)
 船橋競馬場 大規模改修について

 現在は、競馬の開催を続けながらスタンドを全面的に建て替える工事が進んでいます。レース開催中は工事を止めていますが、それ以外は時間を決めて工事を行っています。「競走馬」に配慮して振動や騒音を最大限抑制して工事を行っています。

船橋競馬場大規模改修工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松一丁目2890-1の一部、他4筆(地番)
◆ 交通-京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩約5分、JR「南船橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-25.900m
◆ 敷地面積-332,044.59㎡
◆ 建築面積-31,690.45㎡
◆ 延床面積-43,341.29㎡(建築全体43,527.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 建築主-よみうりランド
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2024年03月31日予定
◆ オープン-2024年春予定


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「新スタンド イメージ(夕景)」です。


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「新入場口 イメージ」です。


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「商業施設側から見た完成イメージ」です。


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「周辺地図」です。


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大規模改修工事前の「船橋競馬場」です。


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「船橋競馬場」です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場大規模改修工事」の2023年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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新スタンドA棟

 既存のスタンドの西側部分約3分の1を解体して、「新スタンドA棟」が建設されました。「新スタンドA棟」は、2022年2月14日にオープンしました(写真提供読者さん)。


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新スタンドB棟の建設現場
 東側に既存のスタンドが約3分の2残っていましたが、解体されました。この部分に「新スタンドB棟」と「運営エリア(千葉県競馬組合事務所や騎手ルームなど)」が建設されます(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。


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北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。


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「新スタンドA棟」の東側壁面です。この東側に「新スタンドB棟」が建設される予定です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場大規模改修工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年2月13日 (月)

品川区 高さ約150mと高さ約104mの「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」 東京都より権利変換計画の認可!

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-東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業-
 「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」は、「大崎駅」と「五反田駅」の間に位置する品川区東五反田二丁目の約16,000㎡です。南側は「目黒川」に面しています。

 地区内には約30棟の建物が存在し、歩道が無い箇所や狭い道路があることから、安全性・防災性の課題があります。エリア内は、映像関連事業を手掛ける「IMAGICA GROUP(イマジカ グループ)」の拠点になっており、本店や子会社の「IMAGICA Lab.(イマジカ ラボ)」の本社や東京映像センターなどがあります。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合」の設立を2022年2月9日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新により、魅力的で安全性の高い複合市街地の形成を図るとともに、目黒川沿いに連続した緑道やオープンスペース等を整備することで、潤いある市街地環境を創出します。

● 東京都より権利変換計画の認可!
 「東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合」と組合員及び参加組合員として参画している「東急不動産」は、ともに事業を進める「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」において、2023年2月1日に東京都知事より権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 東急不動産(2023/02/06)
 大崎・五反田エリアをつなぐ大規模複合開発 「 東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業 」 権利変換計画認可について

 既に解体工事に着手しており、今後本格的な工事段階に入ります。大崎・五反田エリアをつなぐ「東五反田二丁目第3地区」を整備することで、まち全体の魅力向上に貢献します。

 再開発区域を東から「1街区、2街区、公園」の3街区に分けます。「1街区(業務棟)」は、地上約20階、塔屋2階、地下2階、高さ約104m、「2街区(住宅棟)」は、地上約39階、塔屋2階、地下1階、高さ約150mです。西側は「公園」となります。

東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区東五反田二丁目の一部
◆ 交通-JR「五反田」駅、JR「大崎」駅
◆ 階数-(1街区)地上約20階、塔屋2階、地下2階、(2街区)地上約39階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(1街区)約104m、(2街区)約150m  
◆ 敷地面積-(1街区)約9,210㎡、(2街区)約4,440㎡、(公園)約1,500㎡
◆ 建築面積-(1街区)約3,960㎡、(2街区)約2,140㎡  
◆ 延床面積-(1街区)約69,090㎡、(2街区)約43,120㎡
◆ 構造-(1街区)鉄骨造、(2街区)鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-(1街区)オフィス、店舗、駐輪場・駐車場、(2街区)共同住宅、保育所、駐輪場 
◆ 総戸数-約390戸
◆ 建築主-東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合(参加組合員 東急不動産)
◆ 基本設計・事業コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 事業協力者・特定業務代行者-竹中工務店 
◆ 着工-2023年11月予定
◆ 竣工-2027年05月予定
◆ 総事業費-922億5600万円(ビルの建設工事費約658億3000万円)


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。東側から「1街区(業務棟)、2街区(住宅棟)、公園」が整備されます。


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「位置図」です。


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「位置図および周辺開発状況」です。「大崎・五反田地区」は、オセロを次々とひっくり返すように疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。まだまだ「検討・準備中地区」もありますが、一部を除いてほぼ一帯が再開発されます(引用:品川区)。



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2023年2月12日 (日)

目黒区 東急東横線と東急大井町線が交差 地上15階、延床面積約46,000㎡の「自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業」

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-自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業-
 
 自由が丘駅周辺地区は、目黒区の都市計画マスタープランにおいて広域生活拠点に位置付けられており、文化性やファッション性の高い店舗など、落ち着きがあり回遊性のある商業地として発展してきました。一方、道路が狭く歩行者と自動車の交錯や路上荷さばき車両による混雑、駅周辺の建物の老朽化などが喫緊の課題となっています。

 目黒区は駅前の交通環境や防災性の向上を図るため、自由が丘駅前西及び北地区及び自由が丘一丁目29番地区において、権利者などによる「街づくり提案書」の提出を受け、関係法令や目黒区の実施計画等に基づき、2020年度に「自由が丘駅前西及び北地区地区計画」及び「自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業」の都市計画を決定しました。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合」の設立を2022年1月14日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用による建築物の不燃化・共同化を図ることで、地域の安全性・防災性の向上に寄与する地区施設を整備するとともに、商業・業務・住宅機能を導入し、魅力ある駅前市街地を形成します。

 引用資料 東京都・公式HP(2022/01/13)
 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合の設立を認可します

自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業の概要 
◆ 所在地-東京都目黒区自由が丘一丁目29番地内
◆ 交通-東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部66.00m、軒高59.80m
◆ 敷地面積-約3,939㎡
◆ 建築面積-約3,477㎡
◆ 延床面積-約45,957㎡(積対象床面積約33,480㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、事務所、住宅等
◆ 総戸数-約170戸
◆ 建築主-自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合(参加組合員 ヒューリック、鹿島建設)
◆ 設計者-(基本設計)久米設計
◆ 解体工事-2023年03月01日予定~2023年08月31日予定
◆ 着工-2023年08月予定
◆ 竣工-2026年07月予定
◆ 総事業費-344億6200万円


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。

 
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「位置図」です。


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「自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北側の「すずかけ通り」沿いです(写真提供SOCIO34050氏)。


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街区内の歩道です(写真提供SOCIO34050氏)。


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解体される建物群です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工期は、2023年3月1日~2023年8月31日予定です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2023年2月11日 (土)

荒川区 JR常磐線三河島駅前 地上43階、高さ約160mの「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!

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-三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業-

 東京都荒川区のJR常磐線三河島駅前の三河島駅前地区再開発には、「三河島駅前北地区」と「三河島駅前南地区」があります。三河島駅前南地区は、「三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」として先に開発されました。正式名称は「アトラスブランズタワー三河島」で、地上34階、地下1階、高さ119.68m、総戸数327戸の超高層タワーマンションです。

 三河島駅前北地区の「三河島駅前北地区市街地再開発準備組合」は、地上43階、地下1階、高さ約160m、延床面積約89,600㎡、総戸数約760戸の超高層複合ビルを建設する予定です。

 「三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス」の3社は、東京都荒川区にて推進している「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」について、2021年6月21日に東京都荒川区より都市計画決定の告示がされました。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、三河島駅前北地区市街地再開発組合の設立を2023年2月7日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、駅前にふさわしい複合市街地の形成、地域の防災性向上や安全で快適な歩行者空間の形成を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2023/02/06)
 三河島駅前北地区市街地再開発組合の設立を認可します

三河島駅前北地区再開発事業の概要
◆ 計画名-三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里一丁目4番の一部、5番、6番の一部、7番
◆ 交通-JR常磐線「三河島」駅、JR山手線等・京成本線・日暮里舎人ライナー「日暮里」駅、京成電鉄本線「新三河島」駅
◆ 階数-地上43階、地下1階
◆ 高さ-約160m
◆ 区域面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-約9,900㎡
◆ 延床面積-約91,297㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務、公益施設(多目的アリーナ)
◆ 総戸数-約760戸
◆ 建築主-三河島駅前北地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス
◆ コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 着工-2024年12月予定
◆ 竣工-2028年03月予定
◆ 総事業費-約457億円


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。



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2023年2月10日 (金)

JR船橋駅南口 「西武船橋店」の跡地 「第146回船橋市都市計画審議会」が開催 「本町1丁目特定街区」の最高部の高さが約200mに決定!

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-西武船橋店の跡地 -

 千葉県の「船橋駅」の南口に「西武船橋店」がありましたが、2018年2月28日に閉店しました。「本館」と道路を挟んだ「LOFT館」で構成していました。

 「セブン&アイ・ホールディングス」の商業施設ディベロッパー「セブン&アイ・クリエイトリンク」が「西武船橋店」跡に計画する再開発の検討状況が明らかになり、地上48階、地下2階、高さ約150mの商業施設付きの超高層タワーマンション、船橋市には低層階に「船橋市民文化ホール」を移転することを提案していました。

 その後、計画が大きく見直されました。開発主体が「セブン&アイ・ホールディングス」から「大和ハウス工業」に変更になりました。「大和ハウス工業」は、LOFT館・駐車場館跡地と既存建物を2020年3月に取得、本館跡地と既存建物を「セブン&アイホールディングス」と「ユアサ・フナショク」から2021年5月19日に取得しました。

 「西武船橋店LOFT館」跡地には、「大和ハウス工業」により2棟のオフィスビル「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」と「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」が建設されています。

● 本町1丁目特定街区は高さ200m!
 2023年2月6日に「第146回船橋市都市計画審議会」が開かれ、船橋都市計画本町1丁目特定街区の変更案が報告されました。 旧西武百貨店船橋店本館跡地の開発にあわせて特定街区を変更しました。高さの最高限度が高層部200mとなりました。

 引用資料 船橋市・公式HP(2023/02/08)
 第146回船橋市都市計画審議会の会議概要

 高さ約150mの超高層タワーマンションからどのような計画に変更になるのか? 非常に興味がありましたが、千葉県で一番高さが高い高さ約200mの超高層タワーマンションとはビックリ仰天です!


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「南面の鳥瞰図」です。


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「立面イメージ」です。


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「平⾯図」です。


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「船橋都市計画特定街区」です。


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「位置図」です。


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「西武船橋店本館」の2022年9月下旬の解体状況です(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「西武船橋店」です。



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2023年2月 9日 (木)

JR小岩駅前 地上44階、高さ約169mの「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案の縦覧!

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-南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都江戸川区の「JR小岩駅」の南口と北口では複数の市街地再開発事業が計画されています。南口では第一弾として、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設され、「アルファグランデ小岩スカイファースト」として2015年4月下旬に竣工しました。

 更に第2弾として「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」が建設中で、第3弾として施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 2021年5月6日に、東京都環境局から「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価調査計画書の閲覧が行われました。当初は、地上25階、地下3階、高さ約100m、延床面積約123,000㎡で計画されていましたが、地上45階、地下2階、高さ約169m、延床面積約152,000㎡と大幅に規模が拡大されています。

● 環境影響評価書案の縦覧!
 東京都環境局から「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案の閲覧が行われています。Webでも閲覧のみ可能です。Web公表は、2023年2月6日~3月7日までです。

 引用資料 東京都環境局(2023/02/06)
 「南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案

南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目の一部
◆ 交通-JR総武本線(緩行線)「小岩」駅
◆ 階数-(東棟)地上44階、地下2階、(西棟)地上18階、地下1階
◆ 高さ-(東棟)最高部約169m、軒高約160m、(西棟)最高部約63m、軒高約60m
◆ 敷地面積約-約15,000㎡
◆ 建築面積-約12,000㎡
◆ 延床面積-約158,900㎡
◆ 用途-集合住宅、商業施設、公益施設、保育所、駐車場、駐輪場等
◆ 総戸数-1,080戸(東棟890戸、西棟190戸)
◆ 建築主-南小岩七丁目地区市街地再開発準備組合
◆ 関係事業者-日鉄興和不動産、住友商事、長谷工コーポレーション
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2030年度予定


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「4階屋上広場の緑化イメージ図(北側から望む)」です。


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「建物断面図」です。


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「配置計画図」です。


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「都市計画の状況(交通広場・都市計画道路)」です。「JR小岩駅」の周辺では再開発計画が目白押しです。


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「計画地位置図」です。


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JR小岩駅のホームから見た「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。奥に見えている超高層タワーマンションは、「アルファグランデ小岩スカイファースト」です。


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「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地には、中小の雑居ビルや民家などが密集しています。


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最寄り駅となる「JR小岩駅」です。島式1面2線の高架駅です。総武本線の緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車します。



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2023年2月 8日 (水)

港区 「白金高輪駅」の近く 地上37階、高さ約160mの「三田五丁目西地区市街地再開発事業」 2025年度に着工予定!

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-三田五丁目西地区市街地再開発事業-

 東京都港区の「三田五丁目西地区市街地再開発準備組合」が計画するプロジェクトの概要が明らかになりました。共同住宅やオフィスが入る延べ約75,000㎡の超高層ビルを建設します。2023年度にも港区から都市計画決定の告示を受ける見通しです。2024年度に本組合設立、2025年度に権利変換計画の認可を得て、2025年度に着工、2029年度の完成を目指します。

 日刊建設工業新聞(2023/02/07)
 三田五丁目西地区再開発、延べ7・5万平米高層ビル・25年度着工めざす/準備組合

 引用資料 港区議会(2023/02/06)
 令和5年2月6日 建設常任委員会

 計画地は、港区三田五丁目の約1.1haの区域です。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の「白金高輪駅」の北東に位置します。木造住宅が多く防災性に課題を抱えます。建物が細い街路に面して立地しており、個別の建て替えが困難になっています。

 地上37階、地下2階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の規模を想定します。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します。

三田五丁目西地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区三田五丁目内
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅
◆ 階数-地上37階、地下2階
◆ 高さ-約160m
◆ 敷地面積-約7,800㎡
◆ 建築面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約75,000㎡
◆ 容積対象面積-約49,700㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、工場、駐車場
◆ 事業者-三田五丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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「地区東からのイメージパース」です(引用:港区議会)。


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「児童遊園と広場1号(北側)の整備イメージ」です(引用:港区議会)。


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「断面図」です。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します(引用:港区議会)。


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「配置図」です。敷地形状は「台形」です(引用:港区議会)。


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「位置図」です。「白金高輪駅」の周辺では再開発ラッシュとなっています(引用:港区議会)。



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2023年2月 7日 (火)

総合商社大手5社 2023年3月期の連結業績 第3四半期(4月~12月)の決算が出揃う 「三菱商事」と「三井物産」が純利益1兆円突破を予想!

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-総合商社-
 総合商社大手5社の2023年3月期第3四半期(2022年4月1日~2022年12月31日)の連結業績が出揃いました。2023年2月3日に「三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅」、2月6日に「住友商事」の決算短信が発表されました。

 資源高に加え、急速に進んだ円安が海外事業の収益を押し上げました。通期の純利益は「三菱商事」と「三井物産」が、総合商社初の純利益1兆円の突破を予想しています。ただ資源高には一服感もみられ、景気減速への警戒感も強まっています。

2023年3月期の純利益予想(2022年4月1日~2023年3月31日)
(1) 三菱商事-1,150,000百万円(1兆1500億円)
(2) 三井物産-1,080,000百万円(1兆800億円)
(3) 伊藤忠商事-800,000百万円(8,000億円)
(4) 住友商事-550,000百万円(5,500億円)
(5) 丸紅-530,000百万円(5,300億円)
(6) 豊田通商-270,000百万円(2,700億円)

2022年3月期の純利益(2021年4月1日~2022年3月31日)
(1) 三菱商事-937,529百万円(9,375億円)
(2) 三井物産-914,722百万円(9,147億円)
(3) 伊藤忠商事-820,269百万円(8,202億円)
(4) 住友商事-463,694百万円(4,636億円)
(5) 丸紅-424,320百万円(4,243億円)
(6) 豊田通商-222,235百万円(2,222億円)


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三菱商事

 「三菱商事」は、2023年2月3日に「2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)」を発表しました。2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)の親会社の所有者に帰属する当期利益は、1,150,000百万円を予想しています。 

 三菱商事(PDF:2023/02/03)
 2023年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)
◆ 純利益-1,150,000百万円(前期比+22.7%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)

2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)
◆ 収益-16,284,544百万円(前期比+31.6%)
◆ 純利益-955,759百万円(前期比+48.2%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)


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三井物産

 「三井物産」は、2023年2月3日に「2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)」を発表しました。2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)の親会社の所有者に帰属する当期利益は、1,080,000百万円を予想しています。 

 三井物産(PDF:2023/02/03)
 2023年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)
◆ 純利益-1,080,000百万円(前期比+18.1%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)

2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)
◆ 収益-11,036,515百万円(前期比+28.5%)
◆ 純利益-840,787百万円(前期比+32.8%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)


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伊藤忠商事

 「伊藤忠商事」は、2023年2月3日に「2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)」を発表しました。2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)の当社株主に帰属する当期純利益は、800,000百万円を予想しています。 

 伊藤忠商事(PDF:2023/02/03)
 2023年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)
◆ 純利益-800,000百万円(前期比△2.5%)
(純利益は、当社株主に帰属する当期純利益)

2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)
◆ 収益-10,544,219百万円(前期比+16.0%)
◆ 純利益-682,229百万円(前期比+0.5%)
(純利益は、当社株主に帰属する当期純利益)


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住友商事

 「住友商事」は、2023年2月6日に「2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)」を発表しました。2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)の親会社の所有者に帰属する当期利益は、550,000百万円を予想しています。 

 住友商事(PDF:2023/02/06)
 2023年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)
◆ 純利益-550,000百万円(前期比+18.6%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)

2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)
◆ 収益-5,070,062百万円(前期比+28.5%)
◆ 純利益-464,259百万円(前期比+38.5%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)


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丸紅

 「丸紅」は、2023年2月3日に「2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)」を発表しました。2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)の親会社の所有者に帰属する当期利益は、530,000百万円を予想しています。 

 丸紅(PDF:2023/02/03)
 2023年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)
◆ 純利益-530,000百万円(前期比+24.9%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)

2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)
◆ 収益-7,373,196百万円(前期比+18.6%)
◆ 純利益-463,456百万円(前期比+41.5%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)


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豊田通商

 「豊田通商」は、2023年2月3日に「2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)」を発表しました。2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)の親会社の所有者に帰属する当期利益は、270,000百万円を予想しています。 

 豊田通商(PDF:2023/02/03)
 2023年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)
◆ 純利益-270,000百万円(前期比+21.5%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)

2023年3月期第3四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年12月31日)
◆ 収益-7,367,402百万円(前期比+27.5%)
◆ 純利益-235,428百万円(前期比+30.6%)
(純利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益)



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2023年2月 6日 (月)

船橋市 収容1万人規模の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ) 」 2023年2月上旬の建設状況

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-(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY-
 千葉県船橋市をホームタウンとする国内男子プロバスケットボールリーグBリーグの「千葉ジェッツふなばし」は、「ミクシィ」と戦略的業務資本提携を締結し、「ミクシィ」は株式の過半数を取得し、連結子会社化しています。

 「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に、大規模物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備しましたが、北側のJR京葉線沿いに「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」があります。「三井不動産」と「ミクシィ」は、ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場に新アリーナを建設します。

 「三井不動産」および「ミクシィ」は、今般、千葉県船橋市において収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」を建築着工しました。

 引用資料 三井不動産(2022/02/02)
 三井不動産 × ミクシィ 収容1万人規模の大型多目的アリーナ 「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ) 」建築に着手 千葉県船橋市に2024年春開業予定

 「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」は、B.LEAGUE1部に所属し、2020年~2021年シーズンチャンピオンの「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとして利用するほか、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会など様々なイベントに対応可能な施設を目指しています。

 「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」のすべてが収容客数1万人規模の大型多目的アリーナになる訳ではありません。一部に駐車台数1,007台の「(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画」が建設されます。

(仮称)LaLa arena TOKYO-BAYの概要
◆ 計画名-船橋市浜町2丁目計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目5
◆ 交通-JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅徒歩約6分
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-30.95m
◆ 敷地面積-19,978.52㎡
◆ 建築面積-13,368.05㎡
◆ 延床面積-29,409.08㎡(建築物全体30,947.96㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 収容客数-約10,000人
◆ 建築主-三井不動産、ミクシィ
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 外装コンセプトデザイン-HKS
◆ ランドスケープデザイン-SWA Group
◆ 着工-2022年02月
◆ 竣工-2024年03月予定
◆ 開業-2024年春予定

立体駐車場の概要
◆ 計画名-(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1番2の一部(地番)
◆ 交通-JR京葉線「南船橋」駅
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-20.71m
◆ 敷地面積-14,189.18㎡
◆ 建築面積-3,686.72㎡
◆ 延床面積-16,459.35㎡(建築物全体20,701.33㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-駐車場
◆ 駐車台数-1,007台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2022年02月
◆ 竣工-2023年02月予定


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(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)の「鳥瞰 CG」です。


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「バスケットボール試合開催時 CG」です。


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「音楽コンサート開催時 CG」です。


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「位置図(狭域図)」です。西側には「(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画」が整備されます。


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東側から見た「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」の2023年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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最高部に到達しているように見えます(写真提供読者さん)。


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南東側から見た「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」です(写真提供読者さん)。


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北西側から見た「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」です(写真提供読者さん)。


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西側から見た「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」です(写真提供読者さん)。


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北側部分です(写真提供読者さん)。


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南側部分です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」の2023年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」です(写真提供読者さん)。


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カラフルな立体駐車場です(写真提供読者さん)。


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「P10」の名称が見えます(写真提供読者さん)。


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「船橋市浜町2丁目計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年2月 5日 (日)

千代田区 JR飯田橋駅西口再開発の第五弾 高さ約130mの「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」 2024年度の着工を目指す!

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-JR飯田橋駅周辺-

 少し前までは、再開発とはあまり縁が無かったJR飯田橋駅周辺ですが、JR中央線および地下鉄4線(東西線、有楽町線、南北線、大江戸線)が交差する鉄道交通の要衝としての利便性が注目され盛んに再開発が行われるようになりました。
 
 第一弾として2009年3月に「飯田橋プラーノ」が竣工しました。「飯田橋プラーノ」は、地上38階、地下2階、総戸数414戸の超高層タワーマンション「プラウドタワー千代田富士見」と地上17階、地下2階のオフィスビル「ステージビルディング」で構成されています。

 第二弾として超高層ツインタワー「飯田橋サクラパーク」が建設され、2014年10月10日にグランドオープンしました。地上30階、地下2階のオフィスビル「飯田橋グラン・ブルーム」と地上40階、地下2階、総戸数505戸の超高層タワーマンション「パークコート千代田富士見ザ タワー」で構成されています。

 第三弾として地上26階、高さ約130mの「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」、第四弾として高さ約150mと高さ約100mの超高層ツインタワー「飯田橋駅中央地区市街地再開事業」が計画されています。
 
● 富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業
 第五弾として「飯田橋プラーノ」と「飯田橋サクラパーク」の間に挟まれた早稲田通り北側に「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。街区内には「日本歯科大学附属病院」などが立地していますが、街区内から「日本歯科大学附属病院」を除いた部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地となります。

 日刊建設工業新聞(2023/02/03)
 富士見二丁目3番街区再開発(東京都千代田区)、24年度着工めざす/準備組合

 引用資料 千代田区・公式HP(PDF)
 富士見二丁目3番地区のまちづくりについて

 敷地は「A敷地」と「B敷地」の2地区に分け1棟ずつ再開発ビルを整備します。「A敷地」には、オフィス、共同住宅、店舗等で構成する高さ約130m、延床面積約45,000㎡の再開発ビルを建設します。「B敷地」には、高さ約40m、延床面積約1,200㎡のオフィスビルを建設します。通り沿いには広場を設け憩いの空間にします。2024年度の着工を目指します。


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「整備イメージ」です。


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「整備方針図」です。


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「施行区域図」です。街区内から「日本歯科大学附属病院」を除いた部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地となります。


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赤線部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「富士見二丁目3番地区周辺の状況」です。



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2023年2月 4日 (土)

国家戦略特区 地上43階、高さ約230mの「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届の縦覧 規模が拡大!

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-(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業-

 東京駅の八重洲口では、北側の「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、南側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 その中で、最も進んでいるのが「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。2018年12月3日に起工式が執り行われました。「東京ミッドタウン八重洲」として2022年9月17日に先行オープンしました。

 3地区で最大規模なのが「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」です。当初計画では、2020年4月着工~2023年5月末竣工の予定でしたが、2022年度着工~2025年度竣工の予定に延期、更に延期されて、2024年度着工~2028年度竣工を想定しています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を2021年10月19日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、国際都市東京の玄関口として高次な機能集積と都市基盤の強化を実現します。

 概要は、地上43階、塔屋3階、地下3階、高さ約226m、建築面積約388,330㎡です。当初計画の、地上46階、塔屋1階、地下4階、高さ約240m、延床面積約418,000㎡から規模が縮小されました。

● 変更届の縦覧!
 東京都環境局は、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届の縦覧を行っています。2021年10月18日に公開された「イメージパース」と比べると少しデザインが変更になっています。

 引用資料 東京都環境局(2023/01/31)
 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届

 概要は、2度目の変更ですが、階数が、地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ約230m、延床面積約400,000㎡に変更されています。高さや延床面積が拡大されいます。

(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅
◆ 階数-地上43階、塔屋1階、地下3階(地上43階、塔屋3階、地下3階から変更)
◆ 高さ-最高部約230m(約226mから変更)
◆ 施行面積-約22,000㎡
◆ 敷地面積-約19,500㎡
◆ 建築面積-約15,700㎡
◆ 延床面積-約400,000㎡(約388,330㎡から変更)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、劇場、居住・滞在施設(サービスアパートメント)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場 等車場
◆ 基礎工法-直接基礎(東京礫層を支持地盤とする)
◆ 建築主-八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、UR都市機構)
◆ 基本設計-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 開業-2028年度予定
◆ 総事業費-約3,172億円(調査設計計画費約84億円、土地整備費約123億円、補償費約723億円、工事費約2,062億円、事務費等約180億)


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変更前のイメージパース
 2021年10月18日に公開された「イメージパース」です。一番上の最新のイメージパースは、「東京ミッドタウン八重洲」に似せたデザインに変更になっています。「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の名称は、「東京ミッドタウン八重洲 サウスタワー」になるかも?

 引用資料 東京都・報道発表資料(2021/10/18)
 八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を認可します


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「断面図(南北断面)」です。


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「断面図(東西断面)」です。


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「1階平面図」です(引用:東京都)。


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「地下1階平面図」です(引用:東京都)。


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「配置計画図」です。


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「位置図」です。


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「全体工事工程」です。

● 逆打ち工法+順打ち工法の複合工法!
 地下外周部を「逆打ち工法」、地下中央部を「順打ち工法」で行います。外周部は、1階先行床を構築し、「逆打ち工法」にて順次躯体を構築します。地下中央部は、最下層の基礎部を構築後、地下部の鉄骨建方を行い、1階先行床を構築し、地下3階より順次上階へ構築する「順打ち工法」を採用します。

 基礎工法は「直接基礎」です。全体工事工程に「杭工事」とありますが、逆打ち工法で「構真柱(こうしんちゅう)」を建込むための「場所打ちコンクリート杭」です。そのため基礎工法は、東京礫層を支持地盤とするとする「直接基礎」です。


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「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2023年2月 3日 (金)

武蔵小山駅前4棟目・5棟目 地上41階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!

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-武蔵小山駅-
 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 東急目黒線の大規模な改良工事が行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設され、2020年1月上旬に竣工しています。

 第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の超高層タワーマンション「シティタワー武蔵小山」が、 2021年4月8日に竣工しています。

 第三弾として、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約145m、総延床面積約127,000㎡、総戸数約850戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。

 第四弾・第五弾 として、「(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上41階、塔屋1階、地下2階、高さ約145mの超高層ツインタワーマンションが建設される予定です。

● 環境影響評価書の縦覧!
 東京都環境局は、「(仮称)小山三丁目第2地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書の縦覧を行っています。縦覧期間は、2023年2月1日(水)~2月15日(水)までです。

 引用資料 東京都環境局(2023/02/01)
 「(仮称)小山三丁目第2地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書が提出されました。

(仮称)小山三丁目第二地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目22番、23番
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(北街区)地上41階、塔屋1階、地下2階、(南街区)地上41階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(北街区)最高部約145m、(南街区)最高部約145m
◆ 敷地面積-(施設全体)約12,400㎡、(北街区)約6,900㎡、(南街区)約5,500㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約9,800㎡、(北街区)約5,200㎡、(南街区)約4,600㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約132,300㎡、(北街区)約56,300㎡、(南街区)約76,000㎡
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約88,700㎡、(北街区)約37,200㎡、(南街区)約51,500㎡
◆ 用途-(北街区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等、(南街区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-(施設全体)約990戸、(北街区)約610戸、(南街区)約380戸
◆ 建築主-小山三丁目第二地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2024年度予定(解体工事を含む)
◆ 竣工-2030年度予定
◆ 供用開始-2030年度予定


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「断面図」です。地上41階、塔屋1階、地下2階、高さ約145mの超高層ツインタワーマンションが建設されます。


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「緑地計画図」です。


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「配置計画図」です。


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「計画地の位置」です。


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「概略工事工程」です。着工は2024年度予定(解体工事を含む)、竣工は2030年度予定です。


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武蔵小山商店街PALM(パルム)
 「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。いつ行っても非常に活気がある商店街です。



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2023年2月 2日 (木)

武蔵小山駅前3棟目 地上40階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!

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-武蔵小山駅-

 品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。

 東急目黒線の大規模な改良工事が行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。

 第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設され、2020年1月上旬に竣工しています。

 第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の超高層タワーマンション「シティタワー武蔵小山」が、 2021年4月8日に竣工しています。

 第三弾として、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約145m、総延床面積約127,000㎡、総戸数約850戸の超高層タワーマンションが建設される予定です。

 「三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組」が東京都品川区にて権利者と推進していますが、「小山三丁目第 1 地区第一種市街地再開発事業」について、2022年7月8日に東京都品川区より都市計画決定の告示がされました。

● 環境影響評価書の縦覧!
 東京都環境局は、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書の縦覧を行っています。縦覧期間は、2023年2月1日(水)~2月15日(水)までです。

 引用資料 東京都環境局(2023/02/01)
 「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書が提出されました。

(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目21番(一部),24番,25番,26番
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(高層棟)地上40階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上3階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約145m、(低層棟)最高部約20m
◆ 事業区域面積-約15,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)約11,280㎡、(高層棟)約8,080㎡、(低層棟)3,200㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約8,200㎡、(高層棟)約6,100㎡、(低層棟)2,100㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約127,000㎡、(高層棟)約117,000㎡、(低層棟)10,000㎡
◆ 容積対象床面積-(施設全体)約84,500㎡、(高層棟)約77,000㎡、(低層棟)7,500㎡
◆ 用途-(高層棟)共同住宅、店舗、地域貢献施設、駐車場等、(低層棟)店舗、駐車場等
◆ 総戸数-約850戸
◆ 建築主-小山三丁目第1地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組JV
◆ コンサルタント-三菱地所設計、リエゾンコンサルティング
◆ 着工-2025年度予定(解体工事を含む)
◆ 竣工-2030年度予定
◆ 供用開始-2031年度予定 


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「将来の完成予想図(イメージ図)」です。


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「建物断面(東西)」です。


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「施設配置計画平面図」です。


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「緑化計画図」です。


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「位置図」です。


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「工事工程」です。着工は2025年度予定(解体工事を含む)、竣工は2030年度予定です。


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A地区である「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。


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A地区である「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北側角です。


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武蔵小山商店街PALM(パルム)
 「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。



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2023年2月 1日 (水)

新宿副都心 高さ約229mと高さ約228mの「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2023年2月1日に市街地再開発組合の設立を認可!

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-西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 
「西新宿三丁目西地区市街地再開発事業」は、「新宿パークタワー」と「東京オペラシティ」の中間に位置する「西新宿三丁目西地区」を再開発するプロジェクトです。
 
 最初に発表された時には、地上77階、高さ338mの日本一高い超高層オフィスビル、地上62階、高さ255mの超高層住宅棟を2棟、地上47階、高さ200mの超高層住宅棟の合計4棟を建設するという夢のようなプロジェクトでした。しかし、あまりに範囲が広いので、地権者の数も多く調整が難航して、区域内には我慢しきれず建て替えられたビルもありました。

 「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発準備組合」と事業推進協力者・事業協力者として参画している「野村不動産、住友商事、東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社、前田建設工業」は、「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」について、2019年3月15日付けで、新宿区より都市計画決定の告示がなされました。

● 市街地再開発組合を設立!
 
東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「西新宿三丁目西地区市街地再開発組合」の設立を2023年2月1日(水)に認可します。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに、広場の整備等による魅力ある複合拠点の形成、歩行者デッキの整備等による歩行者ネットワークの強化、防災機能の確保及び環境負荷低減に資する市街地整備を行います。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2023/01/31)
 西新宿三丁目西地区市街地再開発組合の設立を認可します

 2019年3月18日時点では、地上65階、地下2階、高さ約235mの超高層ツインタワー(北棟、南棟)を中心として、総延床面積約389,900㎡でしたが、(北棟)地上63階、地下4階、高さ約229m、(南棟)地上62階、地下4階、約228m、総延床面積約383,600㎡に変更になっています。

西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要 
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿三丁目8~19番(住居表示)
◆ 階数-(A-1地区・北棟)地上63階、塔屋2階、地下4階、(A-1地区・南棟)地上62階、塔屋2階、地下4階、(A-2地区)地上9階、地下1階、(A-3地区)地上9階、地下0階 
◆ 高さ-(A-1地区・北棟)約229m、(A-1地区・南棟)約228m、(A-2地区)約35m、(A-3地区)約35m
◆ 敷地面積-(A-1地区)約29,000㎡、(A-2地区)約500㎡、(A-3地区)約270㎡
◆ 建築面積-(A-1地区)約19,900㎡、(A-2地区)約340㎡、(A-3地区)約200㎡
◆ 延床面積-(A-1地区・北棟)約183,800㎡、(A-1地区・南棟)約195,000㎡、(A-2地区)約3,400㎡、(A-3地区)約1,400㎡
◆ 構造-(A-1地区)鉄筋コンクリート造(高強度コンクリート)、一部鉄骨造、(A-2地区・A-3地区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-(A-1地区)共同住宅、店舗、事務所、生活支援施設、駐車場、保育所等、(A-2地区・A-3地区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-約3,200戸
◆ 建築主-西新宿三丁目西地区市街地再開発組合 (事業推進協力者)野村不動産、住友商事、東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社、(事業協力者)前田建設工業)
◆ 事業推進コンサルタント-佐藤不動産鑑定コンサルティング、上野計画事務所、梓設計、環境管理センター
◆ 着工-2024年12月予定(解体工事含む)
◆ 竣工-2031年11月予定
◆ 総事業費-約2,387億円


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地を東京都庁の展望室から見た様子です。



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