« 総合商社大手5社 2023年3月期の連結業績が出揃う 「三菱商事」と「三井物産」が総合商社として初めて純利益が1兆円を突破! | トップページ | 不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産HD、野村不動産HD) 2023年3月期の決算が出揃う! »

2023年5月11日 (木)

国家戦略特区 地上35階、 高さ約180mの「(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業」 特定業務代行者の公募手続きを開始!

Tokyokyobashi220711
-京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業-

 2021年10月28日に国家戦略特区「東京圏(第35回)・関西圏(第28回)・福岡市・北九州市(第28回)合同区域会議」が開催されました。東京圏では、国家戦略特区に新たに2地区が追加提案されると発表されました。追加提案された2地区は、新宿区の「新宿駅南西口地区(京王電鉄、JR東日本)」と中央区の「京橋三丁目東地区(東京建物)」です。

 「京橋三丁目東地区(東京建物)」は、「東京スクエアガーデン」の東側の街区になります。すでに区画北西角が「相互館110タワー」として再開発が終わっているので、南側のみの街区になります。

 「東京建物」は、京橋三丁目東地区再開発準備組合の一員として、中央区京橋三丁目地内において「(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業」を推進しており、2022年5月、京橋三丁目東地区再開発準備組合と東京建物の連名にて、都市再生特別地区の都市計画提案を行いました。 

 東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として内閣総理大臣による認定がなされ、2023年1月13日付にて、東京都および中央区より都市計画決定の告示を受けました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/01/13)
 (仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業 都市計画決定のお知らせ

● 特定業務代行者の公募手続きを開始!
 東京都中央区で活動する「京橋三丁目東地区第一種市街地再開発準備組合」は、特定業務代行者の公募手続きを2023年5月8日に開始しました。2025年度の本体工事着手、2029年度の竣工を目指します。 

 日刊建設工業新聞(2023/05/08)
 京橋三丁目東地区再開発(東京都中央区)/特定業務代行者を募集、5月12日まで要項

(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区京橋三丁目5番、6番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「京橋」駅、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅、都営浅草線「宝町」駅、JR「有楽町」駅
◆ 階数-地上35階、地下4階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-約6,820㎡
◆ 建築面積-約5,710㎡
◆ 延床面積-約164,000㎡(容積対象面積約135,700㎡)
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場等
◆ 建築主-京橋三丁目東地区再開発準備組合(事業協力者 東京建物)
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


Tokyokyobashi230111
「Tokyo Sky Corridor に面したにぎわい形成イメージ」です。


Tokyokyobashi230112
「にぎわいを創出する歩行者滞留空間の整備イメージ」です。


Tokyokyobashi220413
「立面イメージ」です。


Tokyokyobashi220414
「断面図」です。


Tokyokyobashi220712
「配置図」です。

● 南側に空中回廊を整備!
 計画地の南側を走るKK線は都心環状線の新ルート(新京橋連結路、延長1.1km)整備に伴い廃止される予定になっています。東京都はKK線の既存施設上部を活用し、緑化した歩行者空間などを備えた空中回廊として再整備する方針です。再開発ビルには空中回廊とつながる屋内広場などを設けます。


Tokyokyobashi230113
「位置図」です。



|

« 総合商社大手5社 2023年3月期の連結業績が出揃う 「三菱商事」と「三井物産」が総合商社として初めて純利益が1兆円を突破! | トップページ | 不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産HD、野村不動産HD) 2023年3月期の決算が出揃う! »

123 東京都・中央区」カテゴリの記事