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2023年6月

2023年6月30日 (金)

埼玉県和光市初の再開発 地上34階、延床面積約56,500㎡の「和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定!

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-和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業-

 「和光市駅北口地区」は、地条件に恵まれているものの、その周辺道路は狭く、住宅が密集しているなど、生活利便性や安心・安全なまちづくりにおける課題を抱えています。

 和光市駅北口に新たな駅前交通広場や道路、公園を整備し、駅周辺の安全性・利便性の向上や良好な住宅環境の形成により、宅地の利用増進を図り、災害に強い住み良いまちづくりを目的としています。安心・安全なまちづくりを目指して、「和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業」を進めていきます。

● 都市計画決定!
 埼玉県和光市は、和光市初の再開発となる「和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業」を都市計画決定しました。概要は、敷地面積約7,100㎡、建築面積約5,300㎡、延床面積約56,500㎡です。

 引用資料 和光市(2023/06/28)
 和光市駅北口地区の都市計画について

 「和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、東武鉄道東上本線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線「和光市」駅すぐの好立地です。

和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県和光市新倉一丁目
◆ 交通-東武鉄道東上本線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線「和光市」駅すぐ
◆ 階数-地上34階、地下1階
◆ 敷地面積-約7,100㎡
◆ 建築面積-約5,300㎡
◆ 延床面積-約56,500㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業業務、公益、駐車場
◆ 総戸数-約300戸


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「第一種市街地再開発事業の計画内容」です。


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「市街地再開発事業区域」です。東武鉄道東上本線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線「和光市」駅すぐです。


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「和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業」の範囲です。


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「位置図」です。



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2023年6月29日 (木)

横浜市 高さ約195m・約180m・約165mのトリプルタワー「(仮称)東高島駅北地区 」 「第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録」で新しいイメージや図面を公開!

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-(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画-
 昨日(6月28日)に、公式YouTubeにさいたまスーパーアリーナでの「YOASOBI」のライブ映像が公開されました。私の好きなレーザー光線やサーチライトの演出が凄くてメチャメチャ楽しそうでした。いつかライブに行きたいと思いました。それにしてもコメント欄に外国語が多くてビックリ!

 YouTube
 YOASOBI「アイドル」(Idol) from 『YOASOBI ARENA TOUR 2023 "電光石火"』2023.6.4@さいたまスーパーアリーナ

 本題に戻って、「横浜市」は、神奈川区の東高島駅北地区の一部水域を埋め立てて、新たなまちづくりを検討しています。街区は「A地区」~「E地区」まで計画されています。当初計画では工期が2018年~2022年予定でした。

 当初計画より大幅に遅れていますが、超高層タワーマンションを建設する前の「運河埋⽴」などの基盤整備が本格的に行われています。現時点での工期は、着工が2025年度予定、 竣工が2029年度予定です。

 計画に変更が無ければ、(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約180m、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約165m、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約195mのトリプル超高層タワーマンションが建設される予定です。

● 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録
 2023年3月24日に「第70回都市美対策審議会景観審査部会」が開催され、2023年6月20日に議事録が公開されました。その中で、「東高島駅北地区」の新しいイメージや図面が公開されました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/06/20)
 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和5年3月24日開催)  

(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計の概要
◆ 所在地-横浜市神奈川区星野町及び神奈川一丁目地内
◆ 階数-(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(C-1地区)最高部約180m、軒高約165m、(C-2地区A棟)最高部約165m、軒高約150m、(C-2地区B棟)最高部約195m、軒高約180m
◆ 敷地面積-(C地区全体)約28,100㎡、(C-1地区)約11,000㎡、 (C-2地区)約17,100㎡
◆ 建築面積-(C地区全体)約11,600㎡、(C-1地区)約4,300㎡、(C-2地区)約7,300㎡
◆ 延床面積-(C地区全体)約225,000㎡、(C-1地区)約87,000㎡、(C-2地区)約138,000㎡
◆ 容積対象床面積-(C地区全体)約168,600㎡、(C-1地区)約66,000㎡、(C-2地区)約102,600㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益的施設等
◆ 総戸数-2200戸程
◆ 建築主-日本貨物鉄道(JR貨物)、三井不動産レジデンシャル
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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完成イメージです(引用:横浜市)。


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「地区の概要」です(引用:横浜市)。


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「施設配置計画図」です。合計3棟の超高層タワーマンションが建設される予定です(引用:横浜市)。


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「断面図」です(引用:横浜市)。


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「工事の進歩状況」のです(引用:横浜市)。


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「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の予定地です。



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2023年6月28日 (水)

国家戦略特区 八重洲地区で5棟目の高さ200m超 地上39階、高さ約230mの「八重洲二丁目南特定街区」 既存建物の解体工事が進む!

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-八重洲二丁目南特定街区-

 八重洲二丁目地区では、一番北側の「北地区」で、地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240m、延床面積283,896.06㎡の「東京ミッドタウン八重洲」が建設され、2022年9月17日に先行オープンしました。

 中央の「中地区」では、地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ227m、延床面積388,650㎡の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画中で、2029年1月31日に竣工予定です。

 一番南側の「南地区」では、住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地の街区を中心とした大規模開発プロジェクト「八重洲二丁目南地区」を計画しています。「八重洲二丁目南地区」は、国家戦略特区に指定されています。

 2023年2月14日に「建設通信新聞」が、 八重洲二丁目南地区は、地上39階、地下3階、高さ約230m、延床面積約135,000㎡の超高層複合ビルになると報じました。

八重洲二丁目南特定街区の詳細な資料が公開!
 2023年4月14日に「東京圏国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」で、「八重洲二丁目南特定街区」の詳細な資料が公開されました。延床面積約135,200㎡と小さい理由が判明しました。以前公開されていた資料と比べて街区の範囲が大幅に縮小していました。

 引用資料 内閣府(PDF:2023/04/14)
 八重洲二丁目南特定街区 都市計画(素案)の概要

 以前公開されていた資料と比べて、「商工組合中央金庫本店」を中心とする南側の区画が再開発に不参加、北側も東端のビル群が不参加となっています。

 いずいれにしても外堀通り沿いの東側に北側から、高さ約217mの「八重洲一丁目北地区」、高さ約250mの「八重洲一丁目東B地区」、高さ約240mの「東京ミッドタウン八重洲」、高さ約227mの「八重洲二丁目中地区」、高さ約230mの「八重洲二丁目南地区」と高さ200㎡超の超高層ビルが5棟並び立つ壮観な眺めになります。

八重洲二丁目南特定街区の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目8番の一部、9番
◆ 階数-地上39階、地下3階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約8,830㎡
◆ 延床面積-約135,200㎡
◆ 容積対象面積-約114,800㎡(計画容積率1,300%)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的スペース、ホテル
◆ 建築主-住友不動産
◆ 着工-2024年度予定
◆ 開業-2028年度予定


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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街区の範囲が大幅に縮小

 以前公開されていた「位置図」と比べると街区の範囲が大幅に縮小されています。「商工組合中央金庫本店」を中心とする南側の区画が再開発に不参加、北側も東端のビル群が不参加となっています。


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「位置図」です。



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以前公開されていた「位置図」です。街区の範囲が3区画となっています。


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「日東紡ビルディング」を中心とする一番北側の区画です(写真提供読者さん)。


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解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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一番北側の区画の南側です。奥は「東京スクエアガーデン」です(写真提供読者さん)。


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「八重洲富士屋ホテル」があった中央の区画は、すべての建物が解体されています。奥に見える超高層ビルは「東京スクエアガーデン」です。


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南側の区画が再開発に不参加
 「商工組合中央金庫本店」を中心とする南側の区画です。以前公開されていた資料では再開発される区画に含まれていましたが、残念ですが再開発に不参加となったようです。



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2023年6月27日 (火)

国家戦略特区 地上44階、高さ約217mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 「新呉服橋ビルディング」の解体工事が本格化!

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-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

 「国家戦略特区」の「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて開発します。「永代通り」沿いの「南街区」には、地上45階、地下5階、高さ約235m、延床面積約180,500㎡の超高層複合ビル、「日本橋川」沿いの「北街区」には、地上2階、地下1階、延床面積約1,000㎡の施設を計画していました。

 「東京都環境局」は、2020年4月20日に「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価書の閲覧を行いました。2019年4月23日に公開された「国家戦略特区」の資料からは、階数が地上45階、地下5階から地上46階、塔屋2階、地下4階、最高部の高さが約235mから約233mに変更になりました。

  「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「八重洲一丁目北地区市街地再開発組合」の設立を2021年11月30日に認可しました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2021/11/29)
 八重洲一丁目北地区市街地再開発組合の設立を認可します

 「北街区」の階数が、地上46階、塔屋2階、地下4階から地上44階、地下3階に変更、高さが約233mから約217mに変更、延床面積が約181,460㎡から約178,026㎡に変更されました。

● 八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事
 「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」が、「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年2月28日(予定)です。

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目1番および2番
◆ 階数-(南街区)地上44階、地下3階、(北街区)地上2階、地下1階
◆ 高さ-(南街区)最高部約217m、(北街区)約12m
◆ 敷地面積-(南街区)約7,560㎡、(北街区)約1,700㎡
◆ 延床面積-(南街区)約178,026㎡、(北街区)約1,101㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、宿泊施設、店舗、寺院、高度金融人材サポート施設
◆ 建築主-八重洲一丁目北地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-東京建物、大成建設
◆ 特定業務代行者-東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設
◆ コンサルタント-日本設計
◆ 解体工事-2023年05月08日~2024年02月28日予定
◆ 着工-(南街区)2024年度予定、(北街区)2031年度予定
◆ 竣工-(南街区)2029年度予定、(北街区)2032年度予定
◆ 総事業費-約1,582億円


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「下層階のイメージパース」です。


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「断面イメージ」です。最高部の高さが約217mです(引用:東京都)。


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「配置図」です(引用:東京都)。


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「2階平面図」です(引用:東京都)。


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「位置図」です(引用:東京都)。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」の様子です。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年2月28日(予定)です(写真提供読者さん)。


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「足場」と「防音壁」で囲われています(写真提供読者さん)。


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北西側から見た下層階の様子です(写真提供読者さん)。


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北西側から見た様子です。奥は「TGビルディング(本館)」と「TGビルディング(別館)」です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です。奥は「TGビルディング(本館)」と「TGビルディング(別館)」です(写真提供読者さん)。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」の解体工事のお知らせです。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年2月28日(予定)です(写真提供読者さん)。



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2023年6月26日 (月)

東京メトロ南北線の分岐線(品川~白金高輪間) ”「都市高速鉄道第7号線品川~白金高輪間建設事業」環境影響評価書案” の縦覧!

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-東京メトロ南北線の分岐線(品川~白金高輪間)-

 「東京メトロ(東京地下鉄)」は2022年1月28日に、有楽町線延伸(豊洲・住吉間4.8km)及び南北線延伸(品川・白金高輪間2.5km)の鉄道事業許可を国土交通大臣に申請しました。

 建設費は有楽町線延伸が約2,690億円、南北線延伸が約1,310億円です。共に2030年代半ばを開業目標とします。2路線の総建設費約4,000億円のビッグプロジェクトがいよいよ始動します。

  南北線延伸(品川・白金高輪間)の周辺地域である品川駅周辺は、リニア中央新幹線の整備を契機に、東京と国内外の広域的な交通結節点として期待され、新たな国際競争力強化の拠点として、多様な機能が集積する再開発エリアであります。
 品川駅で山手線、東海道線等のJR東日本主要幹線、羽田空港に連絡する京急線、東海道新幹線と接続し、六本木・赤坂等との都心部のアクセス利便性向上等に寄与します。

 「白金高輪駅」には、「東京メトロ南北線」と「都営地下鉄三田線」が乗り入れており、「東京メトロ南北線」と「都営地下鉄三田線」の白金高輪駅以北への直通運転を想定しています。

● 環境影響評価書案の縦覧!
 「東京都環境局」は、”「都市高速鉄道第7号線品川~白金高輪間建設事業」環境影響評価書案”  の縦覧が行われています。縦覧期間は、2023年6月22日(木)~7月21日(金)までです。

 引用資料 東京都環境局(2023/06/22)
 都市高速鉄道第7号線品川~白金高輪間建設事業」に係る環境影響評価書案の縦覧

南北線延伸(品川・白金高輪間)の概要
◆ 延長-(計画区間)2.8km、(都市計画区間)2.5km
◆ 経由地-品川駅(仮称)~白金高輪駅
◆ 総建設費-約1,310億円
◆ 開業目標-2030年代半ば


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平面図

 延伸区間は、「品川駅(仮称)~白金高輪駅」間の延長約2.8kmです。このうち約2.5kmは都市計画変更区間となります。品川駅(仮称)~白金高輪駅間をショートカットせずに西側に大回りします。

 延伸では、新たに整備中の「環状第4号線」をはじめ、道路直下を中心に通るルートを計画しています。大回りして道路直下を通る事により買収が必要な用地を極力減らします。東京メトロ南北線の「白金台駅」と都営浅草線の「高輪台駅」に近くを通過しますが、駅は設けません。


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縦断面図

 「品川駅(仮称)」や「白金高輪駅」の既設部分に接続する箇所は「開削工法」、中間部は「シールド工法」で建設します。中間部の一部区間は地表から40m以上の深さになるため、大深度法の適用可能性を検討します。


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駅部(品川駅)

 「品川駅(仮称)」は、「開削工法」で建設され、四角い箱形のトンネルとなります。幅約22mの開削トンネル内部に島式1面2線のプラットホームを設置します。


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工事の概要(開削工法)その1


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工事の概要(開削工法)その2


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駅間部

 駅間部は「シールド工法」で建設します。幅約10mの円形トンネルを建設して、複線の軌道を設置します。


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工事の概要(シールド工法)


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白金高輪駅
 「白金高輪駅」のホームは島式2面4線となっています。内側2線(2番・3番)を「東京メトロ南北線」、外側の2線(1番・4番)を「都営地下鉄三田線」が使用しています。白金台駅方の内側に引き上げ線が2線あり、東京メトロと都営地下鉄が共同で使用しています。白金台駅方の引き上げ線の2線を品川方面に延伸します。

● フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)
 白金高輪駅を含む「東京メトロ南北線」のホームドアは、日本の地下鉄では珍しい「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」のホームドアです。「品川駅(仮称)」のホームドアも「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」になる可能性があります。

 ホームドアのタイプは、大きく分けて2種類あります。一つ目が「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」と呼ばれる天井近くまでスクリーンで覆われたもので、もう一つが「ハーフハイトタイプと呼ばれる高さ130cmのものです。

 「フルハイトタイプ」が理想ですが、コストが非常に高い上に、天井近くまでスクリーンで覆うので新線や新駅の工事と同時に行わないと設置が難しいです。



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2023年6月25日 (日)

第2六本木ヒルズ 地上66階、高さ約327ⅿと地上70階、高さ約288ⅿの「(仮称)六本木五丁目西地区」 WEB説明動画公開により詳細が判明!

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-六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 第2六本木ヒルズとも言われている「六本木五丁目西地区」の事業主体は「森ビル、住友不動産」となっています。過去の「東京圏国家戦略特別区域計画」の資料では、都市計画の決定等の目途が 「平成27年中」となっていましたが、未だに都市計画の決定等が行われていません。

 考えられるのが、「虎ノ門ヒルズ」のビル群の建設に続き、「麻布台ヒルズ(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)」が着工されたため、「森ビル」が、さすがに3つのプロジェクトの同時進行は財務的に不可能と判断した可能性が高いです。特に「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の総事業費は約5,800億円と、約2,700億円の六本木ヒルズの2倍を超えます。

 「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」は、事業面積約8.2ha、総延床面積約1,050,000㎡を想定しています。「六本木ヒルズ」の開業時の面積である敷地面積84,801.02㎡、延床面積724,524.60㎡を上回ります。 

● WEB説明動画が公開!
 遂に「(仮称)六本木五丁目西地区」の概要が判明しました。2023年6月24日にWEB説明動画が公開されました。敷地面積約79,630㎡、総延床面積約1,086,600㎡と民間における過去最大規模の再開発プロジェクトとなります。着工は2025年度、竣工は2030年度を予定しています。 

 「イメージパース、断面図、配置図、面積等」が公開されています。しかし、「資料の無断使用・SNS等への無断転載はご遠慮ください。」となっているため、ブログには載せません。下記のリンクをクリックすると詳細が見られます。

 六本木五丁目西地区市街地再開発準備組合(2023/06/24)
 六本木五丁目西地区に係る開発計画(WEB 説明動画)

 メインの「A-1街区」は、地上66階、地下8階、高さ約327m、延床面積約794,500㎡(容積対象面積649,300㎡)の超高層複合ビルとなります。それにしても1棟の延床面積約794,500㎡って凄すぎ!(笑)

 「A-1街区」の用途は「オフィス、ホテル、店舗、展望施設、集会場、劇場、駐車場 等」です。最上階に「展望施設」が設けられるので、「(仮称)六本木五丁目西地区」が完成すると「六本木ヒルズ 森タワー」の展望施設は、閉鎖されて別用途になると思われます。

 もう1棟の「B街区」は、地上70階、地下5階、高さ約288m、延床面積約239,100㎡(容積対象面積149,900㎡)の超高層タワーマンションとなります。用途は「共同住宅、店舗、オフィス、駐車場 等」です。


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「(仮称)六本木五丁目西地区」の位置です(引用:森ビル)。

● 街区名やビル名が悩ましい
 事業主体は「森ビル、住友不動産」なので、街区名やビル名が悩ましいですね。出資比率にもよりますが、ほぼ対等なら森ビルの「ヒルズ」+住友不動産の「ガーデン」を合わせて街区の名称が「〇〇〇ヒルズガーデン」になるかも?


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「(仮称)六本木五丁目西地区」の南東角です。写真右側が「鳥居坂」です。


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「鳥居坂」はかなり急な坂道です。


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更に北側です。


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更に北側です。


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更に北側です。


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更に北側です。


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「(仮称)六本木五丁目西地区」の北東角です。北東角のビルは六本木のランドマークとも言える「六本木共同ビル(通称:六本木ロアビル)」です。耐震性に問題があり解体される予定です。



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2023年6月24日 (土)

「虎ノ門ヒルズ駅」の拡張工事完成 2023年7月15日(土)に「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」とつながり、まちと一体となった新たな駅へ! 

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-虎ノ門ヒルズ駅-

 「UR都市機構」と「東京メトロ」は、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が2023年7月15日(土)に虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2023年7月竣工予定)とつながり、「駅まち一体」となった新たな駅が誕生します。

 引用資料 東京メトロ(PDF:2023/06/21)
 虎ノ門ヒルズ駅の拡張工事完成 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーとつながり、まちと一体となった新たな駅へ 

 「虎ノ門ヒルズ駅」は、周辺まちづくりを一体的に進めるため、UR都市機構が事業主体として事業調整、東京メトロが駅整備を担い、2020年6月に誕生しました。その後、駅に隣接する虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発事業の協力を得ながら、駅の拡張工事を進めてきました。

 2023年7月15日からは、改札を地上及び地下1階から地下2階に移設し、駅の東西や地上と地下をスムーズに行き来することができるようになります。駅出入口が虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内に誕生する地下鉄駅前広場「ステーションアトリウム(面積約2,000㎡)」とつながり、ガラス越しに駅ホームへ自然光が入る、明るく開放的な「駅まち一体」の空間が実現します。


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「地下2階コンコースイメージパース」です。


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「断面図」です。


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「駅構内図」です。


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「日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」について(概要)」です。


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「虎ノ門ヒルズ駅 周辺図」です。



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2023年6月23日 (金)

早稲田大学 「基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部」の本拠地 早稲田大学/西早稲田キャンパス52・53・54館建替計画

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-西早稲田キャンパス52・53・54号館建替計画-
 学生数5万人弱のマンモス大学である「早稲田大学」は、典型的なたこ足大学です。主要なキャンパスだけでも「早稲田(東京都新宿区)、戸山(東京都新宿区)、西早稲田(東京都新宿区)、喜久井町(東京都新宿区)、所沢(埼玉県所沢市)、本庄(埼玉県本庄市)」などがあります。それ以外にも全国に小規模なキャンパスがたくさんあります。

 「早稲田大学」は、理学と工学の融合を唱え、日本で初めて「理工学部」を設置しました。長年にわたって私立理工系の雄として君臨していた「早稲田大学理工学部」ですが、2007年に「基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部」の3学部に分割再編されました。

 「基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部」がある「西早稲田キャンパス(新宿区大久保三丁目)」ですが、建物の老朽化が進んでおり、52号館・53号館・54号館の建替計画である「早稲田大学/西早稲田キャンパス52・53・54号館建替計画」が進められています。

 当初は、59号館の建替えも含めた「早稲田大学/西早稲田キャンパス52・53・54・59号館建替計画」としていましたが、「早稲田大学/西早稲田キャンパス52・53・54号館建替計画」に変更になっています。

 引用資料 新宿区・公式HP(2023/04/20)
 新宿区景観まちづくり審議会:第78回新宿区景観まちづくり審議会

西早稲田キャンパス52・53・54号館建替計画
◆ 計画名-早稲田大学/西早稲田キャンパス52・53・54館建替計画
◆ 所在地-東京都新宿区大久保三丁目170番地184、204他(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ副都心線「西早稲田」駅直結
◆ 階数-地上9階、地下2階
◆ 高さ-建物高さ40.00m
◆ 敷地面積-44353.82㎡(キャンパス全体)
◆ 建築面積-約4,000㎡
◆ 延床面積-約32,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 用途-文教施設(大学)
◆ 建築主-学校法人早稲田大学
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年06月上旬
◆ 竣工-2029年03月下旬予定


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「外観全体イメージ(南東より)」です。


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「景観イメージ」です。


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「景観イメージ」です。


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「南立面図」です。


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「北立面図」です。


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「配置図」です。


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「西早稲田キャンパス」のキャンパスマップです。

 引用資料 早稲田大学(PDF)
 早稲田大学 西早稲田キャンパス構内案内図

● 59号館の建替は?
 今回は59号館の建替えは見送られたようですが、59号館の老朽化も進んでいるので、将来的には建替えられると思われます。


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「位置図」です。



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2023年6月22日 (木)

横浜市 地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区A1・2地区」 「第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録」で新しいイメージや図面を公開!

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-(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト-

 横浜市の新市庁舎に近接し、大岡川沿いにある北仲通北地区A-1、A-2地区の各開発計画が両地区をA-1・2地区として一体化するなどした新たなスキームで再始動しています。

 「大和地所」と「住友不動産」が事業者となり、共同住宅とホテルを主要用途となる超高層ビルを建設します。「タワー、中層部、低層部」で構成されます。

 国土交通省は、2023年5月26日に「(仮称)北仲通北地区A1・2 地区」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。横浜都心・臨海地域にて、高水準な宿泊機能やMICE 施設を有するホテルと、ハイグレードな住宅などを整備することにより、新たな国際交流拠点を形成します。

 引用資料 国土交通省(2023/05/26)
 横浜都心・臨海地域におけるハイグレードな国際交流拠点の形成 ~(仮称)北仲通北地区A1・2 地区を国土交通大臣が認定~

● 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録
 2023年3月24日に「第70回都市美対策審議会景観審査部会」が開催され、2023年6月20日に議事録が公開されました。その中で、「(仮称)北仲通北地区A1・2地区」の新しいイメージや図面が公開されました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/06/20)
 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和5年3月24日開催)

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通六丁目103~126番地
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅、JR「桜木町」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(タワー)地上40階、塔屋2階、地下2階、(中層部)地上11階、地下1階、(低層部)地上7階、地下1階
◆ 高さ-(タワー)約150m、(中層部)約45m、(低層部)約31m
◆ 敷地面積-9,302.31㎡
◆ 建築面積-5,448.71㎡
◆ 延床面積-97,081.86㎡(容積対象面積69,739.34㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、ホテル、駐車場
◆ 総戸数-184戸
◆ 客室数-300室程度
◆ 建築主-大和地所、住友不動産
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2023年04月30日
◆ 竣工-2026年11月30日予定


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」を含む北仲通北地区のイメージです(引用:横浜市)。


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変更案の完成イメージです(引用:横浜市)。


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変更案の完成イメージです(引用:横浜市)。


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「南立面図」と「東立面図」です(引用:横浜市)。


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「西立面図」と「北立面図」です(引用:横浜市)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「配置図」です(引用:横浜市)。


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「位置図」です(引用:横浜市)。


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事業スケジュール(予定)は、着工が2023年4月30日、竣工が2026年11月30日予定となっています(引用:国土交通省)。


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「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の建設予定地です。



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2023年6月21日 (水)

国家戦略特区 新たに「有楽町一丁目10・12地区」と「丸の内三丁目1地区」を追加 2地区追加で累計51プロジェクトへ!

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-国家戦略特区-

 国家戦略特区の「東京圏(第41回)・関西圏(第33回)・新潟市(第16回)・養父市(第20回)・福岡市・北九州市(第34回)・沖縄県(第15回)・仙北市(第13回)・仙台市(第20回)・愛知県(第18回)・広島県・今治市(第14回)合同区域会議」が2023年6月19日に開催されました。

 引用資料 内閣府(2023/06/19)
 東京圏(第41回)・関西圏(第33回)・新潟市(第16回)・養父市(第20回)・福岡市・北九州市(第34回)・沖縄県(第15回)・仙北市(第13回)・仙台市(第20回)・愛知県(第18回)・広島県・今治市(第14回)合同区域会議

 その中の「東京都 都市再生プロジェクトについて(東京圏国家戦略特別区域)」、事業の熟度が高まってきた2プロジェクトを新たに追加しました。従来までの49プロジェクトから51プロジェクトとなりました。50地区目が「有楽町一丁目10・12地区」、51地区目が「丸の内三丁目1地区」となります。


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「有楽町一丁目10・12地区」と「丸の内三丁目1地区」です。

有楽町一丁目10・12地区
◆ 事業主体-三菱地所
◆ JR有楽町駅周辺の再整備と連携した、駅周辺の回遊性を強化する歩行者ネットワークの形成
◆ ビジネスイノベーションを生み出す人材育成・ビジネス創発及び情報発信等を行う拠点の形成と、MICEや都市観光に資する施設の整備

丸の内三丁目1地区
◆ 事業主体-三菱地所、東宝、公益財団法人出光美術館
◆ 有楽町駅周辺の改良への寄与、地下鉄駅とまちを一体化する空間等、有楽町エリアの発展を支え魅力を高める都市基盤整備
◆ 国内の文化芸術をけん引してきた有楽町エリアを代表する劇場・美術館を再整備し、国内外から幅広い人々を呼び込む、賑わいのある文化芸術機能を強化


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有楽町一丁目10・12地区

 「三菱地所」は、東京都千代田区有楽町一丁目に所有する「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」について、建替に着手することを決定しました。「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」はJR有楽町駅前という好立地に位置しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/07/28)
 有楽町エリア再構築本格始動「有楽町ビル」・「新有楽町ビル」建替計画着手 ~JR有楽町駅前ビルの建替により、有楽町エリアの更なる発展に寄与~ 

 「有楽町ビル」は1966年の竣工から約55年が経過、また「新有楽町ビル」は1967年の竣工から約54年が経過しており、テナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化、災害時における事業継続性を意識した防災機能の強化等の機能更新を図ると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、建替計画に着手することとしました。

有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目10番1号
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下5階
◆ 敷地面積-3,551.46㎡
◆ 延床面積-42,159.08㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1966年05月

新有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目12番1号
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下4階
◆ 敷地面積-7,233.26㎡
◆ 延床面積-83,023.27㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1967年01月


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「有楽町一丁目10・12地区」の位置図です。「有楽町ビル」の敷地面積は3,551.46㎡、「新有楽町ビル」の敷地面積は7,233.26㎡です。3,551.46㎡+7,233.26㎡=合計10,784.72㎡です。間に道路がありますが、道路は廃道もしくはビル内貫通の歩道を確保して2区画を一体的に再開発すると思われます。


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丸の内三丁目1地区
 「三菱地所、東宝」及び「公益財団法人出光美術館」は、東京都千代田区丸の内三丁目に位置する三菱地所所有の「国際ビル」と、東宝及び出光美術館所有の「帝劇ビル」について、共同で一体的に建替えることを決定しました。建替え後の建物内において、「帝国劇場・出光美術館」の再開を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/09/27)
 「国際ビル」・「帝劇ビル」共同建替計画着手 ~帝国劇場・出光美術館の歴史と伝統を継承し、未来へ~

 帝劇ビルにある「帝国劇場」は、1911年に近代日本の文化芸術のフラッグシップとして開設された後、1966年に建替え竣工した2代目であり、日本を代表する演劇・ミュージカルの聖地として、長年の間、多くの観劇ファン・俳優から愛されてきました。

 帝劇ビルにある「出光美術館」は、出光興産の創業者である出光佐三氏が70余年の歳月をかけて蒐集した美術品を展示・公開するため開館され、現在では国宝2件・重要文化財57件を含む約1万件のコレクションを有する美術館として、国内外に知られています。

 国際ビル・帝劇ビルの竣工から約56年が経過し、防災対応機能の強化、ポストコロナ時代の新しい働き方をはじめとするテナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化等、機能更新をはかると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、三菱地所・東宝・出光美術館の3者で共同し一体的に建替えることを決定しました。

国際ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号他
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-5,623.30㎡
◆ 延床面積-76,918.25㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所、一般社団法人日本倶楽部
◆ 竣工-1966年09月

帝劇ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-3,825.05㎡
◆ 延床面積-39,419.80㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-東宝、公益財団法人出光美術館
◆ 竣工-1966年09月


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「丸の内三丁目1地区」の位置図です。「国際ビル」の敷地面積は5,623.30㎡、「帝劇ビル」の敷地面積は3,825.05㎡です。5,623.30㎡+3,825.05㎡=合計9,448.35㎡です。



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2023年6月20日 (火)

「東急百貨店本店」の跡地 地上34階、高さ約156mの「(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」 解体工事が始まる!

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-東急百貨店本店+Bunkamura-

 「東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店」は、渋谷の商業エリアと松濤の住宅エリアの結節点に位置する渋谷区道玄坂二丁目24番土地(現・東急百貨店本店)における開発計画を3社で推進していくことに、2021年5月13日に正式合意しました。今後は本計画の推進のため、本計画の企画検討・設計などを実施していきます。

 渋谷エリアで多数の複合施設の開発・運営や渋谷の魅力向上に向けてさまざまな取り組みを行ってきた東急グループと、グローバルな不動産開発投資会社としてアイコニックな複合施設開発を手掛けるLCREがパートナーシップを組み、隣接するBunkamuraとの一体化により、「感動」「高揚」など真の豊かさを感じる、日本を代表するワールドクラスクオリティの施設を渋谷エリアに創出します。

● Shibuya Upper West Project
 「東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店」は 、2023年1月31日の東急百貨店本店の営業終了後、2027年度の竣工を目指して3社共同で推進する「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」の計画概要について発表しました。

 東急百貨店 ニュースリリース(PDF:2022/07/21)
 渋谷の新たなシンボル“Shibuya Upper West Project”が2027年度竣工に向け始動!

 ホテルは「スワイヤー・ホテルズ(Swire Hotels)」が展開し、コンテンポラリーラグジュアリーブランド「ザ・ハウス・コレクティブ(The House Collective)」が日本に初進出します。

Shibuya Upper West Projectの概要
◆ 計画名-(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目228番16他(地名地番)
◆ 交通-JR「渋谷」駅、東急東横線・田園都市線「渋谷」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅、京王井の頭線「渋谷」駅
◆ 階数-(新築部分)地上34階、地下4階、(Bunkamura)地上8階、地下2階
◆ 高さ-155.8m
◆ 敷地面積-約13,675m(Bunkamura含む)
◆ 建築面積-約12,130㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約119,720㎡(施設全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-リテール、ホテル、レジデンス 等
◆ 事業主-東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店
◆ デザインアーキテクト-Snøhetta
◆ エグゼクティブアーキテクト-株式会社日建設計・株式会社東急設計コンサルタント設計共同事業体
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 閉店-2023年01月31日
◆ 解体工事-2023年03月15日~2024年06月30日予定
◆ 着工-2024年07月01日予定
◆ 竣工-2027年度予定


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「The Sanctuaryイメージ」です。


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「用途配置図」です。 

● 渋谷から東急百貨店が消える!
 「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」には、下層階(地下1階~地上6階)のリテール部分は、ライフスタイルを提案する小売店舗とし、「東急百貨店本店」は入らないようです。2020年3月31日には「東横店」が閉店しています。渋谷から「東急百貨店」が消える事になります。


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「計画地位置」です。


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 東急百貨店本店(建て替え)

 「東急百貨店本店」は、1967年11月1日に「東横店」に替わる本店として開店しました。地上9階、地下3階です。開店から50年以上が経過しており、老朽化も指摘されていました。解体工事に備えて2023年1月31日に閉店しました(写真提供読者さん)。


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東急百貨店本店解体工事

 「東急建設」の施工で、「東急百貨店本店解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2023年3月15日~2024年6月30日の予定です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「東急百貨店本店解体工事」の解体工事のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」のホテル等建築・変更計画概要です(写真提供読者さん)。



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2023年6月19日 (月)

虎ノ門・麻布台プロジェクト(C街区) 超斬新なデザイン「麻布台ヒルズガーデンプラザ」 外観がほぼ完成!

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-麻布台ヒルズ
 「森ビル」は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」を2019年8月5日に着工しました。総延床面積約861,500㎡、総事業費約5,800億円の超巨大プロジェクトになります。

 1989年に「街づくり協議会」を設立し、約30年かけ約300人の権利者と議論を重ね、計画を推進してきました。2017年には国家戦略特区法に基づき都市計画決定され、2019年8月5日に着工を迎えました。

 引用資料 森ビル(2019/08/22)
 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動

 総延床面積約861,500㎡、オフィス総貸室面積213,900㎡、住宅戸数約1,400戸、「メインタワー」の高さは約325m、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、想定年間来街者数2,500~3,000万人で、そのスケールとインパクトは「六本木ヒルズ」に匹敵します。

● 正式なビル名が決定!
 街区の正式名称は「麻布台ヒルズ」に決定していますが、「麻布台ヒルズ」の公式ホームページがオープンしました。公式ホームページにより正式なビル名が判明しました。

 引用資料 公式ホームページ
 麻布台ヒルズ

 A街区が「麻布台ヒルズ森JPタワー」、B-1街区が「麻布台ヒルズレジデンスB」、B-2街区が「麻布台ヒルズレジデンスA」、C街区が「麻布台ヒルズガーデンプラザ」に決定しました。

麻布台ヒルズの概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目および六本木三丁目の各地内
◆ 区域面積-約81,000㎡ 
◆ 敷地面積-約63,900㎡
◆ 延床面積-約861,500㎡
◆ 用途-共同住宅(約1,400戸)、オフィス(約213,900㎡)、店舗(約150店)、ホテル(約120室)、インターナショナルスクール(約14,000㎡、ブリティッシュ・スクール・イン・東京(予定))、中央広場(約6,000㎡)、文化施設(約9,000㎡)等
◆ 着工-2019年08月05日
◆ 竣工-2023年03月31日予定(全体の完成は大幅に遅れます)
◆ 開業-2023年秋予定
◆ 総事業費-約5,800億円


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「麻布台ヒルズ」の完成メージです。


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麻布台ヒルズガーデンプラザ(C街区)
 「ヘザウィック・スタジオ」による特徴的なデザインの低層の「C街区(C1街区、C2街区、C3街区、C4街区)」です。それぞれ「ガーデンプラザA、ガーデンプラザB、ガーデンプラザC、ガーデンプラザD」に決定しています。


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「麻布台ヒルズガーデンプラザ」の完成イメージ」です。


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A街区が「麻布台ヒルズ森JPタワー」、B-1街区が「麻布台ヒルズレジデンスB」、B-2街区が「麻布台ヒルズレジデンスA」、C街区が「麻布台ヒルズガーデンプラザ」に決定しています。


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「配置図」です。「麻布台ヒルズガーデンプラザ」は、「ガーデンプラザA、ガーデンプラザB、ガーデンプラザC、ガーデンプラザD」に分かれています。


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「麻布台ヒルズ」は、ヒルズ群の中心に位置しています。


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「麻布台ヒルズ」です。遅れているB-2街区「麻布台ヒルズレジデンスA」も外観がほぼ完成しています(写真提供読者さん)。


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温室のような超斬新なデザインの「麻布台ヒルズガーデンプラザB」です(写真提供読者さん)。


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「桜田通り」をオーバーパスする歩行者デッキの架け替えが行われています(写真提供読者さん)。


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歩行者デッキの奥が、「麻布台ヒルズガーデンプラザD」です(写真提供読者さん)。


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「麻布台ヒルズガーデンプラザA」と「麻布台ヒルズガーデンプラザB」です(写真提供読者さん)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「麻布台ヒルズガーデンプラザA」と「麻布台ヒルズガーデンプラザB」の間は、東西を貫く「桜麻通り」です(写真提供読者さん)。


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「桜麻通り」のアップです(写真提供読者さん)。


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「麻布台ヒルズガーデンプラザA」です(写真提供読者さん)。



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2023年6月18日 (日)

中野区 地上25階、高さ約99mと地上20階、高さ約82mのツインタワー「パークシティ中野」 2023年5月下旬の建設状況

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-囲町東地区第一種市街地再開発事業-
 JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。 

 「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。 

  「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、囲町東地区市街地再開発組合の設立を認可しました。参加組合員として「三井不動産レジデンシャル」が参画しています。

 引用資料 三井不動産レジデンシャル(PDF:2020/09/18)
 「囲町東地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

● 街区名称がパークシティ中野に決定!
 「三井不動産レジデンシャル」および、「三井不動産」が参加組合員として参画し、東京都中野区中野四丁目にて推進している「囲町東地区第一種市街地再開発事業」について、事業主である囲町東地区市街地再開発組合による決議にて、街区名称を「パークシティ中野」と決定しました。

 引用資料 三井不動産(2023/02/16)
 中野駅前大規模複合再開発事業 「パークシティ中野」に街区名称決定 住宅・オフィス・商業施設の約2.0haミクストユースプロジェクト2025年12月竣工予定

パークシティ中野の概要
◆ 所在地-囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地・B敷地)
◆ 所在地-(A敷地)東京都中野区中野四丁目2番6他、(B敷地)東京都中野区中野四丁目3番1他
◆ 交通-JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-(A敷地)地上25階、地下2階、(B敷地)地上20階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)最高部99.44m、(B敷地)最高部 82.00m
◆ 敷地面積-(A敷地)10,059.00㎡、(B敷地)3,170.00㎡
◆ 建築面積-(A敷地)6,989.40㎡、(B敷地)1,773.34㎡
◆ 延床面積-(A敷地)91,265.11㎡、(B敷地)29,286.25㎡
◆ 構造-(A敷地)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(B敷地)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(A敷地)直接基礎、(B敷地)直接基礎
◆ 地震対策-(A敷地)中間免震構造
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、物品販売業を営む店舗、飲食店、印刷・コピーサービス店、音楽練習スタジオ、事務所、自動車車庫、自転車駐車場、(B敷地)共同住宅、百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗、学習塾、華道教室、囲碁教室その他これらに類する施設、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 総戸数-807戸(A敷地545戸、B敷地262戸)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、三井不動産)
◆ 設計者-佐藤総合計画
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2022年09月07日
◆ 竣工-2025年12月26日予定
◆ 開業-2026年01月予定(オフィス)、2026年春予定(商業施設)


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「全体完成予想CG」です(引用:三井不動産)。



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「建物断面構成図」です(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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「施工区域図・建物配置図」です。東側の「A敷地」、西側の「B敷地」に分かれます(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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「位置図」です。周辺では再開発が目白押しです(引用:三井不動産レジデンシャル)。


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「パークシティ中野」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「パークシティ中野(A敷地)」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」が設置されています。「テレスコ式クラムシェル」で掘削土を揚土しています(写真提供読者さん)。


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揚土した掘削土を「ダンプトラック」に積み込んでいます(写真提供読者さん)。


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「パークシティ中野(A敷地)」の西端です(写真提供読者さん)。


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「パークシティ中野(B敷地)」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」が設置されています。「テレスコ式クラムシェル」で掘削土を揚土しています(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。



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2023年6月17日 (土)

国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約388,650㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 解体工事を始まる!

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-(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業-

 東京駅の八重洲口では、北側の「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、南側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 その中で、最も進んでいるのが「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。2018年12月3日に起工式が執り行われました。「東京ミッドタウン八重洲」として2022年9月17日に先行オープンしました。

 3地区で最大規模なのが「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」です。当初計画では、2020年4月着工~2023年5月末竣工の予定でしたが、2022年度着工~2025年度竣工の予定に延期、更に延期されて、2024年度着工~2028年度竣工を想定しています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を2021年10月19日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、国際都市東京の玄関口として高次な機能集積と都市基盤の強化を実現します。

● 建築計画のお知らせを掲示!
 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせが掲示されています。概要は、階数が、地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ約227m、延床面積約388,650㎡です。

 引用資料 東京都環境局(2023/01/31)
 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」変更届

八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅、東京メトロ東西線・銀座線・都営浅草線「日本橋」駅
◆ 階数-地上43階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約227m
◆ 敷地面積-19,562.71㎡
◆ 建築面積-約15,400㎡
◆ 延床面積-約388,650㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 建築主-八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、UR都市機構)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2023年04月26日~2024年08月31日予定
◆ 着工-2023年11月01日予定
◆ 竣工-2029年01月31日予定
◆ 総事業費-約3,172億円(調査設計計画費約84億円、土地整備費約123億円、補償費約723億円、工事費約2,062億円、事務費等約180億)


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「断面図(南北断面)」です。


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「断面図(東西断面)」です。


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「1階平面図」です(引用:東京都)。


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「地下1階平面図」です(引用:東京都)。


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「配置計画図」です。


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「位置図」です。


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「全体工事工程」です。

● 逆打ち工法+順打ち工法の複合工法!
 地下外周部を「逆打ち工法」、地下中央部を「順打ち工法」で行います。外周部は、1階先行床を構築し、「逆打ち工法」にて順次躯体を構築します。地下中央部は、最下層の基礎部を構築後、地下部の鉄骨建方を行い、1階先行床を構築し、地下3階より順次上階へ構築する「順打ち工法」を採用します。

 基礎工法は「直接基礎」です。全体工事工程に「杭工事」とありますが、逆打ち工法で「構真柱(こうしんちゅう)」を建込むための「場所打ちコンクリート杭」です。そのため基礎工法は、東京礫層を支持地盤とするとする「直接基礎」です。


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「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の2023年5月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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解体される建物群です。街区内すべての建物が参画します(写真提供読者さん)。


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八重洲ブックセンター本店

 「八重洲ブックセンター本店」は、2023年3月31日、周辺の再開発のため営業を一旦終了し、44年の歴史に幕を閉じました(写真提供読者さん)。


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「八重洲ブックセンター本店」の北側の東西の道路が閉鎖されています(写真提供読者さん)。


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閉鎖された東西の道路です(写真提供読者さん)。


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閉鎖された東西の道路です(写真提供読者さん)。


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「労災保険関係成立票」です。解体工事の工期は、2023年4月26日~2024年8月31日予定です(写真提供読者さん)。


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「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年6月16日 (金)

横須賀市 地上27階、高さ約100mと地上24階、高さ約98mの超高層ツインタワー「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」

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-追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業-

 「三菱地所レジデンス」が事業協力者として参画している「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」において、2023年5月19日に神奈川県知事より再開発組合の設立認可を受け、2023年6月14日の組合設立総会を経て、「追浜駅前第2街区市街地再開発組合」が発足しました。 

 引用資料 三菱地所レジデンス(PDF:2023/06/15)
 「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合を設立 ~土地の高度利用により、図書館などの都市機能やタワーマンションを整備~

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業に係る事業計画書の公表について

 「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」の計画地は追浜駅の南東約0.1kmに位置し、拠点市街地としての再整備が求められる、都市計画道路に隣接する複数の商店街を有する駅前商業業務地の一画にあります。

 2棟の高層建築物として、337戸(予定)の共同住宅をはじめ、店舗、図書館、公共駐輪場を開発するとともに、駅や建築物同士を連絡する立体歩行者通路(ペデストリアンデッキ)等を整備します。

 老朽化した既存建築物の建て替えにより、不燃化や耐震化を推進することに併せて、多様な都市機能の集積や、安全安心な歩行空間等の整備及び良好な住環境を持つ都市型住宅を整備する計画とし、賑わいのある活動的な都市空間の形成を図っていきます。

追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横須賀市追浜町三丁目
◆ 交通-京浜急行「追浜」駅すぐ
◆ 階数-(B地区)地上27階、塔屋2階、地下1階、(A地区)地上24階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(B地区)最高部106.460m、建築物の高さ99.360m、(A地区)建築物の高さ97.460m
◆ 区域面積-約8,337㎡
◆ 建築面積-(B地区)約1,969㎡、(A地区)約1,330㎡
◆ 延床面積-(B地区)約27,734㎡、(A地区)約19,969㎡
◆ 構造-(B地区)鉄筋コンクリート造、(A地区)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(B地区)共同住宅、公共駐輪場、図書館、店舗、(A地区)共同住宅、店舗、駐輪場
◆ 総戸数-(B地区)191戸、(A地区)146戸
◆ 建築主-追浜駅前第2街区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所レジデンス)
◆ 事業推進コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2025年05月予定
◆ 竣工-2028年03月予定


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「B棟の断面図」です。最高部106.460m、建築物の高さ99.360mです。


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「A棟の断面図」です。建築物の高さ97.460mです。


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「A棟・B棟の配置図」です。


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「位置図」です。



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2023年6月15日 (木)

超優良企業「SMC」 柏の葉スマートシティ 総投資額1,200億円の研究開発拠点「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画」を建設!

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-(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画-
 「SMC」は、あらゆる産業の自動化・省力化に貢献する空気圧機器で国内シェア63%、世界シェア39%を占めるトップメーカーです。SMCが柏の葉スマートシティに新たに開設する「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター」は、最新の研究開発設備を備え、世界各国にあるSMCの技術センターの中核をなす、グローバルフラッグシップ拠点となります。

 引用資料 SMC(PDF:2023/06/13)
 SMC、グローバルフラッグシップとなる研究開発拠点を柏の葉スマートシティに2025年開設 さらなる研究開発力の向上と世界中から研究者が集まるイノベーション創出の中心地へ

 社員が健康で快適に働くことのできる「スマートウェルネスオフィス」をコンセプトとし、創造性と生産性を高める環境を整えるほか、世界中から顧客や研究スタッフが集い、最先端の技術交流や研究開発力の向上、新たなイノベーションの創出に取り組みます。

 世界でも先進的な街づくりに取り組む柏の葉スマートシティにSMCのグローバルフラッグシップ拠点が誕生するのを起点に、今後、SMCと三井不動産は柏の葉で進むアカデミアやスタートアップ、大企業とのオープンイノベーションによる街の新産業創造に貢献すべく、共創プログラムを検討します。

 計画名は、「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画 A棟 新築工事、(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画 B棟 新築工事、(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画 C棟 新築工事」です。132街区に「C棟」、138街区に「B棟」、140街区に「A棟」が建設される予定です。

(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画の概要
◆ 計画名-(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画 A棟 新築工事、(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画 B棟 新築工事、(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター計画 C棟 新築工事
◆ 所在地-千葉県柏市若柴(柏都市計画事業柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業区域内)
◆ 交通-つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅
◆ 階数-(A棟)地上5階、地下0階、(B棟)地上5階、地下0階、(C棟)地上5階、地下1階
◆ 高さ-(A棟)27.00m、(B棟)26.40m、(C棟)28.31m
◆ 敷地面積-(A棟)15,670.24㎡、(B棟)7,144.14㎡、(C棟)19,979.58㎡
◆ 建築面積-(A棟)約10,525㎡、(B棟)約4,897㎡、(C棟)約13,985㎡
◆ 延床面積-(A棟)31,339.92㎡、(B棟)14,287.53㎡、(C棟)39,692.09㎡
◆ 構造-(A棟)鉄筋コンクリート造+鉄骨造、(B棟)鉄筋コンクリート造+鉄骨造、(C棟)鉄筋コンクリート造+鉄骨造+耐火木造
◆ 用途-(A棟)研究所、事務所、飲食店、(B棟)研究所、事務所、(C棟)研究所、事務所
◆ 建築主-SMC
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年12月01日予定
◆ 竣工-2025年08月31日予定
◆ 総投資額-1,200億円


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「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター 外観イメージ」です。


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「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター 外観イメージ」です。


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「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター 屋外広場イメージ」です。


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「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター 屋上イメージ」です。


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「位置図」です。


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SMC
 「SMC」の本社は、東京都千代田区外神田四丁目14-1の「秋葉原UDXビル」にあります。1956年に「焼結金属工業」として設立、1986年に「SMC」に社名変更しました。社名のSMCは、「焼結金属」の英文名「Sintered Metal」に「Company」の頭字語です。

 「SMC」の主力製品は「空気圧機器」です。工場の生産ラインや検査装置の自動化に欠かせない機械要素部品、駆動機器や方向制御機器、圧縮空気の浄化機器など多岐にわたる機器で構成されています。

 「空気圧機器」は、空気を圧縮させることにより生じる力を利用した機器のことです。大気をコンプレッサーにより加圧・圧縮し、得られた圧力によって仕事をする機械の総称です。
 空気圧機器と同じような用途に油圧機器があります。空圧は油圧と比べて低い圧力で使用されます。油圧が高負荷・高圧・重装備であるのに対し、空圧は低負荷・低圧・簡便な設備でかつ火災の心配が少ない安全な方式です。

 「SMC」は、空気圧機器の国内シェア63%、世界シェア39%でトップシェアを誇ります。ユーザーニーズに合わせ、空気圧機器だけでなく電動機器など多種多様な製品を組み合わせてシステム構築する提案力と技術力が強みです。


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SMCの連結決算

 2023年3月期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)は、売上高824,772百万円(前年同期比13.4%増)、営業利益258,200百万円(前年同期比13.3%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績となりました。

SMCの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年3月   197,380百万円     40,666百万円
1999年3月   165,072百万円     29,119百万円
2000年3月   194,229百万円     35,454百万円
-----------------------------------------
2001年3月   252,043百万円     60,522百万円
2002年3月   184,422百万円     22,522百万円
2003年3月   206,795百万円     31,008百万円
2004年3月   247,183百万円     56,174百万円
2005年3月   280,144百万円     71,872百万円
2006年3月   307,827百万円     75,524百万円
2007年3月   339,689百万円     88,964百万円
2008年3月   357,919百万円     87,645百万円
2009年3月   283,436百万円     49,725百万円
2010年3月   220,906百万円     25,567百万円
-----------------------------------------
2011年3月   325,116百万円     81,970百万円
2012年3月   341,864百万円     88,069百万円
2013年3月   323,135百万円     78,027百万円
2014年3月   395,304百万円   105,153百万円
2015年3月   458,081百万円   127,686百万円  
2016年3月   475,608百万円   134,233百万円
2017年3月   487,625百万円   141,107百万円
2018年3月   591,035百万円   192,428百万円
2019年3月   576,948百万円   180,203百万円
2020年3月   526,600百万円   146,254百万円
-----------------------------------------
2021年3月   552,178百万円   153,355百万円
2022年3月   727,397百万円   227,857百万円
2023年3月   824,772百万円   258,200百万円

2024年3月期予想
2024年3月   807,000百万円   233,000百万円(会)
2024年3月   806,251百万円   241,386百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2023年6月15日時点の数値です。



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2023年6月14日 (水)

巨大プロジェクト 総延床面積約565,000㎡の「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」 「神宮第二球場」の解体工事 2023年5月下旬の状況

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-東京都市計画神宮外苑地区地区計画-

 「東京都」は、神宮外苑地区における国立競技場の建替計画の具体化を契機に、同地区一帯の再整備を進めるための「東京都市計画神宮外苑地区地区計画」を決定しています。

 2015年4月1日の東京都の報道発表では、「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」の土地を交換した上で、「秩父宮ラグビー場」を先に取り壊し、2020年の東京オリンピック期間中は「新国立競技場」の駐車場などとして利用を予定していました。

 2020年の東京オリンピック翌年以降跡地に新しい球場を建設、完成は2022年度を想定、新球場が完成するまでは、現在の球場を利用、「秩父宮ラグビー場」は、球場を取り壊したあとで整備し、完成は2025年度を想定していました。

● 明治神宮第二球場・ゴルフ練習場他解体工事
 「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」は、「三井不動産、宗教法人明治神宮、独立法人日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事」による再開発プロジェクトです。

 計画地面積約174,700㎡、延床面積約565,000㎡、最高高さ約190mの巨大プロジェクトになります。全体工事期間は、2023年~2035年を予定しており、段階的に供用・使用を開始していく予定です。

 第一弾として「明治神宮第二球場・ゴルフ練習場他解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2023年3月22日~2024年4月30日までの予定です。

(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山一丁目、北青山二丁目、新宿区霞ヶ丘町の各一部
◆ 計画地面積-約174,700㎡
◆ 延床面積-約565,000㎡
◆ 用途-スポーツ施設、オフィス、商業、宿泊施設、駐車場等
◆ 着工-2023年予定
◆ 竣工-2035年予定
◆ 全体供用-2035年予定

各棟の概要
◆ ラグビー場棟-地上7階、地下1階、高さ約55m、延床面積約76,700㎡
◆ 複合棟A-地上40階、塔屋1階、地下2階、高さ約185m、延床面積約127,300㎡
◆ 複合棟B-地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ約80m、延床面積約30,300㎡
◆ 文化交流施設棟-地上1階、地下0階、高さ約6m、延床面積約2,000㎡
◆ 野球場及び球場併設ホテル棟-地上14階、塔屋1階、地下1階、高さ約60m、延床面積約115,700㎡
◆ 事務所棟-地上38階、地下5階、高さ約190m、延床面積約213,000㎡


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「配置図」です(引用:港区議会)。


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「複合棟A」と「野球場及び球場併設ホテル棟」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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「複合棟B」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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「ラグビー場棟」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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「事務所棟」の断面図です(引用:東京都環境局)。


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段階建て替えイメージ図

 2015年4月1日の東京都の報道発表時点では、「野球場」を先に整備する予定でしたが、何度か計画が見直されて「ラグビー場」を先に整備する予定に変更になっています(引用:東京都環境局)。

完成までの作業工程
(1) 「神宮第二球場」を解体
(2) 神宮第二球場の跡地に「ラグビー場棟Ⅰ期」を建設
(3) 「秩父宮ラグビー場」を解体
(4) 秩父宮ラグビー場の跡地に「野球場及び球場併設ホテル棟」を建設
(5) 「神宮球場」を解体
(6) 神宮球場の跡地に「ラグビー場棟Ⅱ期」を建設、残りの敷地には「広場」を整備


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「明治神宮第二球場・ゴルフ練習場他解体工事」の2023年5月下旬の状況です。解体工事の工期は、2023年3月22日~2024年4月30日までの予定です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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右側(南側)は「神宮球場」です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です。手前は「ゴルフ練習場」の跡地です(写真提供読者さん)。



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2023年6月13日 (火)

「ホテルオークラ東京別館」の跡地 地上50階、高さ約225mの「(仮称)六本木一丁目北地区計画」 2023年5月下旬の状況

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-ホテルオークラ東京別館-

 「ホテルオークラ東京」の建て替え「The Okura Tokyo(オークラ東京)」が2019年9月12日のオープンしました。約1年後の2020年9月30日に「ホテルオークラ東京別館」が閉館しました。建物は、2020年10月~2021年9月末まで「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に貸し出していました。

 2019年2月11日に、港区環境アセスメント「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目計画】」が行われました。「ホテルオークラ東京別館」が「野村不動産」により建て替えられます。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目計画」で、敷地面積は約9,260㎡です。敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」、敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積約47,500㎡の「事務所棟」が建設される予定です。

 「ホテルオークラ」は、2020年9月30日に営業を終了した「ホテルオークラ東京別館」の解体工事の施工者を「鹿島建設」に決めました。2021年11月15日に解体工事に着手し、2022年12月31日の工事完了を目指します。跡地の活用方針は未定となっています。

● (仮称)六本木一丁目北地区計画
 港区から2022年12月12日に、”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】” が行われました。建築主が「野村不動産」から「鹿島建設」に変更になりました。「野村不動産」の計画では、「住宅棟」と「事務所棟」の2棟で計画されていましたが、「鹿島建設」の計画では1棟に変更になっています。

 建築主が「野村不動産」から「鹿島建設」に変更になりました。「野村不動産」の計画では、「住宅棟」と「事務所棟」の2棟で計画されていましたが、「鹿島建設」の計画では1棟に変更になっています。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目北地区計画」です。地上50階、地下4階、高さ約225m、延床面積約140,000㎡、用途は、共同住宅、滞在施設、店舗、駐車場となっています。

(仮称)六本木一丁目北地区計画の概要
◆ 所在地-東京都港区六本木一丁目
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
◆ 階数-地上50階、地下4階
◆ 高さ-最高部約225m
◆ 敷地面積-約9,924㎡
◆ 延床面積-約140,000㎡
◆ 用途-共同住宅、滞在施設、店舗、駐車場
◆ 事業者-鹿島建設
◆ 解体工事-2021年11月15日~2025年03月31日予定
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 開業-2028年度予定


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「計画地位置図(広域)」です。


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「ホテルオークラ東京別館解体工事」の2023年5月下旬の解体状況です(写真提供読者さん)。


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更に南側です(写真提供読者さん)。


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更に南側です(写真提供読者さん)。


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更に南側です(写真提供読者さん)。


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更に南側です(写真提供読者さん)。


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南端部分です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です。工事名は「ホテルオークラ東京別館解体工事」で、「鹿島建設」の施工により行われています。解体工事の工期は、2021年11月15日~2025年03月31日(予定)です(写真提供読者さん)。



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2023年6月12日 (月)

都営青山北町アパートの再開発 地上38階、高さ約180mの「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」 2023年5月下旬の状況 

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-(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業

 「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。

 都営青山北町アパートの敷地を、「都営住宅建替事業区域、民活事業区域、沿道一体型開発検討区域」の3つに分割し、それぞれ異なる事業により段階的にまちづくりを推進しています。

● 環境影響評価書の縦覧!
 東京都環境局は、「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」環境影響評価書の縦覧を行っています。「B-1地区」には、地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、延床面積約180,000㎡、「B-2地区」には、地上3階、地下2階、高さ約21m、延床面積約2,000㎡の再開発ビルが建設されます。

 引用資料 東京都環境局(2023/04/11)
 「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」環境影響評価書

(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目の一部
◆ 交通-東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道」駅、東京メトロ銀座線「外苑前」駅
◆ 階数-(B-1地区)地上38階、塔屋2階、地下2階、(B-2地区)地上3階、地下2階
◆ 高さ-(B-1地区)最高部約180m、(B-2地区)最高部約21m
◆ 区域面積面積-(B-1地区)約27,000㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 敷地面積-(B-1地区)約20,300㎡、(B-2地区)約1,100㎡
◆ 建築面積-(B-1地区)約11,200㎡、(B-2地区)約370㎡
◆ 延床面積-(B-1地区)約180,000㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(B-1地区)オフィス、店舗、宿泊施設、公益施設、駐車場等、(B-2地区)店舗等
◆ 建築主途-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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「将来の完成予想図(イメージ図:計画地北側からの鳥瞰)」です。南西側の「A-1棟」は、地上20階、地下0階、高さ69.10mの「都営北青山三丁目丁目アパート」、「A-2棟」は、地上25階、塔屋2階、地下1階、高さ99.90mの賃貸マンション「ののあおやま民活棟(クラス青山)」です(引用:東京都環境局)。


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「広場側から再開発棟を望む」です(引用:港区議会)。


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「計画建物断面図(南西-北東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物断面図(北西-南東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物配置図」です(引用:東京都環境局)。


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「位置図」です(引用:港区議会)。


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「計画地位置図」です(引用:東京都)。


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「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」の予定地の2023年5月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」の予定地は、都営青山北町アパートの敷地の北側半分です(写真提供読者さん)。


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都営青山北町アパートの敷地の南側部分です(写真提供読者さん)。


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都営青山北町アパートの敷地の北側部分です(写真提供読者さん)。


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西側を見た様子です(写真提供読者さん)。


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北東側から見た様子です。フェンス内は「北青山三丁目緑地」です(写真提供読者さん)。


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「青山通り」沿いの「第一青山ビル」などのも再開発の対象です(写真提供読者さん)。


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先行して都営青山北町アパートの敷地の南側半分には、「A-1棟」の、地上20階、地下0階、高さ69.10mの「都営北青山三丁目丁目アパート」、「A-2棟」の、地上25階、塔屋2階、地下1階、高さ99.90mの賃貸マンション「ののあおやま民活棟(クラス青山)」が建設されました(写真提供読者さん)。



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2023年6月11日 (日)

「明治安田生命新宿ビル」他の跡地 地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」 2023年5月下旬の建設状況 

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-(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト-
 「明治安田生命」は、新宿駅西口に近接する「明治安田生命新宿ビル」などの解体工事に2020年4月1日に着手しました。「明治安田生命新宿ビル」と隣接する6棟を一体的に解体します。

 解体区域の敷地面積は約6,300㎡とかなり広いです。解体工事の施工は「大成建設」が担当します。解体工事の工期は2022年8月31日までを予定しています。

 解体されるビルは、「(1)明治安田生命新宿ビル、(2)明治安田生命新宿ビル別館、(3)第一スカイビル、(4)高倉第二ビル、(5)明治安田生命新宿第三ビル跡地、(6)永和ビル跡地」の合計6棟です。「(7)KSビル跡地」の解体工事は、鉄道弘済会が発注しました。

 跡地に建設される「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の概要は、地上23階、地下4階、高さ(最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m)、延床面積96,901.94㎡です。オフィス、商業、ホール、駐車場などで構成する予定です。

 引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
 第69回新宿区景観まちづくり審議会

 「明治安田生命保険」が推進し、「森ビル」がプロジェクトマネジメントに参画する「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」が、2021年8月1日に着工しました。

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目9番1~12
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿」駅徒歩4分、小田急線「新宿」駅徒歩4分、京王線「新宿」駅徒歩4分、京王新線(都営新宿線)「新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「新宿」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m
◆ 敷地面積-6,294.72㎡
◆ 建築面積-3,819.26㎡
◆ 延床面積-96,901.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-明治安田生命保険
◆ プロジェクトマネジメント-森ビル
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2022年08月31日
◆ 着工-2021年08月01日
◆ 竣工-2025年11月30日予定


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「駅前広場を取り囲む光の演出」です。低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」のイメージパースです。建物は暖色系の「PCカーテンウォール」を外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指します。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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複数の重機が稼働しています(写真提供読者さん)。


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「クラムシェル」です。掘削工事を行っています(写真提供読者さん)。


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内部の北側部分です(写真提供読者さん)。


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内部の南側部分です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年6月10日 (土)

JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2023年5月下旬の建設状況

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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業-
 疾風怒濤の勢いで再開発が進む中野駅周辺では、JR中央線の南側と北側をつなぐ通路と新たな西口を整備する中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業を進めています。あわせて新北口駅前広場や西口広場は、新規整備、南口駅前広場は、拡張整備を進めていく予定です。

 街の核となるのが「JR中野駅」です。「JR中野駅」は、島式4面8線の大規模な駅ですが、駅ビルなどの駅の顔となる部分が存在ませんでした。そこで、「中野区」と「JR東日本」は、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を進めています。

 新駅ビルは「駅施設、店舗」で構成する建物のほか、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡を確保します。2026年12月頃の南北通路・橋上駅舎開業を目指します。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発
◆ 所在地-東京都中野区中野五丁目241‐2、四丁目84‐1 他(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅直結
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部31.824m、軒高28.269m
◆ 敷地面積-7,693.42㎡
◆ 建築面積-6,337.25㎡
◆ 延床面積-18,294.08㎡(別に、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年03月01日
◆ 竣工-2028年03月31日予定
◆ 開業-2026年12月頃予定(南北通路・橋上駅舎開業)

駐車場棟の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発 駐車場棟
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番51の一部(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部18.427m
◆ 敷地面積-0㎡(敷地面積は0㎡)
◆ 建築面積-169.45㎡
◆ 延床面積-1,457.48㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎)
◆ 用途-自動車駐車施設、EV昇降路
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年10月01日予定
◆ 竣工-2028年03月31日予定


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西口広場側の外観完成イメージです。新駅ビルは駅の西側のホーム上空に建設されます。


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「西口広場」のイメージです。


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「南北通路」のイメージです。


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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業である「(仮称)中野駅西口開発」の2023年5月下旬の建設状況の建設状況です(写真提供読者さん)。


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タワークレーンが3基稼働しています。東側が「東700トンタワークレーン(1号機)」、中央が「中央700トンタワークレーン(2号機)」、西側が「西700トンタワークレーン(3号機)」です(写真提供読者さん)。


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東側部分です(写真提供読者さん)。


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「鉄骨建方」の様子です(写真提供読者さん)。


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西側部分です(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「鉄骨建方」の様子です(写真提供読者さん)。


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人工地盤です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)中野駅西口開発」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年6月 9日 (金)

千歳市 次世代半導体の国産化を目指す「Rapidus(ラピダス)」 早くも準備工事が始まる 研究開発を含めて5兆円規模の投資を想定!

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-Rapidus(ラピダス)-

 「熊本県」と「千歳市(北海道)」は非常に有望な金鉱を掘り当てました。「熊本県」は、「TSMC」の1番目の工場が建設中ですが、2番目の工場もほぼ確実になりました。相次ぐ熊本県進出で、深刻な土地不足で「土地争奪戦」の様相となっています。他府県から見たらうらやましい悲鳴です。

 国内主要企業が出資し次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が、「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」に最初の工場を建設する事が決まりました。「熊本県」での狂想曲が、「千歳市」でも再現されると思います。

 国内主要企業が、人工知能(AI)、スパコンなどに使う次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」を設立しました。出資企業は「キオクシア、ソニーグループ、ソフトバンク、デンソー、トヨタ自動車、NEC、NTT、三菱UFJ銀行」の計8社です。

● 2023年5月22日に説明会、準備工事も始まる!
 2023年5月22日に千歳市内で初の説明会が開かれました。早くも「準備工事」が始がまっています。工期は、2023年9月~2025年1月(予定)です。2023年9月1日には「起工式」が執り行われる予定です。

 引用資料 北海道・公式ホームページ
 次世代半導体産業立地推進ポータルサイト

 約65haでスタートしますが、最終的には、約100haの敷地に3棟~4棟の工場を建設し、研究開発を含めて5兆円規模の投資が見込まれています。


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Rapidus IIM-1建設計画
 こちら側が「Rapidus IIM-1」だと思われます。計画名が「Rapidus IIM-1建設計画」、建築主が「Rapidus」、設計者が「鹿島建設」、施工者が「鹿島建設」、工期は、2023年9月~2025年1月(予定)となっています。ちなみに「IIM」は「イーム」と読みます。

 鹿島建設(2023/04/25)
 Rapidus IIM-1建設計画の設計施工者に選定

● 免震構造・屋上緑化
 半導体工場は振動に対して非常にセンシティブ(敏感)な機器がたくさんあり、大きな揺れがあったときに大きな被害が及ばないように、地震対策として先進的な「免震構造」を採用します。屋上は緑化され、環境保護や省エネに配慮した施設となります。


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「配置図」です。


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「計画地」です。


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「施工ステップ図」です。


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「IIM工事スケジュール」です。

● 日本にしてはスピード感が凄い!
 日本のプロジェクトはスピード感が無くていつもイライラしますが、「Rapidus(ラピダス)」が設立されたのが、2022年8月10日です。2023年2月21日に第一工場の立地が北海道千歳市に決定しました。すでに準備工事も始まり、2023年9月1日には「起工式」が執り行われる予定です。日本のプロジェクトとしては異例のスピードです。

 順調に行けば、2025年4月に試作ラインを稼働、2027年から回路線幅2ナノ(ナノは10億分の1)mの半導体の量産を計画しています。2030年代に売上高1兆円を目指します。

 技術的に無謀とも思えるプロジェクトですが、「電子立国日本」の復活、日本の威信をかけた国家プロジェクトになります。是非とも成功してほしいと思います。



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2023年6月 8日 (木)

JR中野駅南口 オフィス棟と住宅棟の超高層ツインタワー「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」 2023年5月下旬の建設状況

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-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「中野二丁目地区市街地再開発組合」は、東京都中野区中野二丁目他で事業を推進する「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」において、2020年3月10日に権利変換計画認可を受け、2020年3月26日に着工しました。「住友不動産」は参加組合員として再開発事業に参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2020/03/30)
 中野駅南口駅前で賑わいの創出 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」工事着手 オフィス棟と住宅棟の高層ツインタワー

 「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、市街地再開発事業と土地区画整理事業の一体的施行という手法を用いて、駅前広場の拡張整備、駅周辺の回遊性を高める交通動線の整備、また、敷地内においては、人々の憩いや交流の場となる広場空間を確保し、中野駅南口の賑わいの核となる整備を目指します。

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中野区中野二丁目地内
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅すぐ
◆ 階数-(住宅棟)地上37階、地下2階、(業務棟)地上20階、地下2階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部146.84m、(業務棟)最高部115.83m
◆ 敷地面積-(住宅棟)4,404.85㎡、(業務棟)5,676.67㎡
◆ 建築面積-(住宅棟)3,465.32㎡、(業務棟)4,142.96㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)49,343.93㎡、(業務棟)49,759.50㎡
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、駐車場
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(業務棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 総戸数-397戸(分譲2戸、賃貸395戸)
◆ 建築主-中野二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-アール・アイ・エー(コンサルタント/基本・実施設計)
◆ 施工者-西松建設(特定業務代行者/建築施工)
◆ 着工-2020年03月26日
◆ 竣工-2024年02月29日予定

(備考)上記の「階数、高さ、敷地面積、建築面積、延床面積、総戸数」の数値は、東京都環境局の数値を採用しています。そのため、2020年3月30日の「住友不動産」のニュースリリースや「建築計画のお知らせ」の数値とは一部異なります。


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「外観完成イメージパース」です。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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アップです。「業務棟」も「住宅棟」も最高部に到達しています(写真提供読者さん)。


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北西側から引いて見た様子です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「業務棟」の下層階の様子です(写真提供読者さん)。


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「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年6月 7日 (水)

川崎市 「JFEスチール株式会社東日本製鉄所京浜地区」跡地の利用方針案を公表 総敷地面積約400ha、官民で2兆600億円投入!

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-JFE
スチール株式会社東日本製鉄所京浜地区-
 京浜地区は、JFEに統合前の「旧:日本鋼管」の発祥の地です。1936年に最初の高炉が完成し、首都圏初の銑鋼一貫製鉄所として誕生しました。永らく「日本鋼管」を支える中心工場として稼働していました。

 2002年9月27日に、 株式移転により、「川崎製鉄」と共同で「JFEホールディングス」を設立し、「JFEスチール東日本製鉄所京浜地区」として稼働していました。

 経営資源の選択と集中により、2023年9月に京浜工業地帯のシンボルだった「JFEスチール東日本製鉄所京浜地区」の高炉の火が消えます。「東日本製鉄所京浜地区」の製銑・製鋼、熱延工程が幕を閉じます。

● 土地の利用方針案を公表!
 川崎市は2023年6月2日に、川崎市の「東日本製鉄所京浜地区」の土地の利用方針案を公表しました。2050年までに官民で約2兆600億円の投入を見込む大規模プロジェクトとなります。

 引用資料 川崎市・公式HP(2023/06/02)
 「JFEスチール株式会社東日本製鉄所京浜地区の高炉等休止に伴う土地利用方針(案)」に関する意見募集について

 2028年にも一部の土地利用開始が想定される「先導エリア」では、水素など脱炭素燃料の拠点と物流施設を計画しています。他エリアでは次世代産業の研究開発・製造施設、商業施設や宿泊・居住施設、交通インフラの整備も構想しています。

 方針案の対象地域は扇島地区やその周辺など合計約400haです。2023年9月に休止される高炉や、製鉄所で使用する鉄鉱石や石炭を置く原料ヤード、原料運搬船の荷降ろし用係留施設などが配置されています。


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「土地利用のモデルケース」です。


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「扇島地区の土地利用転換の進捗イメージ」です。2050年までに官民で約2兆600億円の投入を見込む大規模プロジェクトとなります。


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「対象範囲」です。川崎市側の「扇島地区等」の約400haが対象です。横浜市側にも広大な土地があります。



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2023年6月 6日 (火)

国家戦略特区 地上29階、高さ約180mの「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」 建築計画のお知らせ掲示!

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- 虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業-

 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、竣工した「東京虎ノ門グローバルスクエア」の東側、東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指しています。ブロック内を東西に2本の道路が走る三つの街区を対象とします。

 中央日本土地建物グループの子会社である「日本土地建物」が、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」および「住友不動産」ともに事業推進パートナーとして参画しています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、銀座線虎ノ門駅と一体となった広場や歩行者通路の整備、産学官連携のビジネス創出・交流機能の整備等により、交通結節機能の拡充と災害時支援機能の強化、国際ビジネス交流拠点の形成を図ります。

 東京都・都市整備局 報道発表資料(2022/06/23)
 虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合の設立を認可します

虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目 2番1他
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結
◆ 階数-地上29階、地下4階
◆ 高さ-最高部180.00m
◆ 敷地面積-6,397.27㎡
◆ 建築面積-5,201.66㎡
◆ 延床面積-119,890.03㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(原則として建物全重量を直接基礎で支持、沈下防止の為に杭基礎にも鉛直力を負担)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、共同住宅、自動車車庫
◆ 建築主-虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合
◆ 事業推進パートナー-日本土地建物(中央日本土地建物グループ)、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)、住友不動産
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2024年01月15日予定
◆ 竣工-2027年06月15日予定
◆ 総事業費-約1,084億円


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「都道301号線(愛宕下通り)越し(街区東側)からの鳥瞰イメージ」です(引用:港区)。


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「区道1011号線に面した広場の整備イメージ」です(引用:港区)。


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「地下駅前広場のイメージ」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(北側)」です。最高部の高さが約180mです(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(東側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(南側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(西側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物断面図(南北断面)」です。工事は「逆打工法」で行われます。1階床を地下工事に先行して施工します。「逆打工法」の採用により、地下躯体工事と並行して、地上躯体工事を施工します(引用:港区)。


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「1階平面図」です(引用:港区)。


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「地下1階平面図」です(引用:港区)。


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「計画建築物配置計画図」です。西隣は先に竣工した虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事の「東京虎ノ門グローバルスクエア」です(引用:港区)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。


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「「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」」の予定地を北西側から見た様子です。


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「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです。2023年6月1日に掲示されたようです(写真提供杉並区民氏)。



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2023年6月 5日 (月)

虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業 地上49階、高さ約265mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2023年5月下旬の建設状況

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-虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業

 「虎ノ門一・二丁目地区再開発組合」が推進している「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、2019年11月25日に起工式を執り行い、着工しました。

 「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化を続ける虎ノ門ヒルズエリアの中央に位置し、地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅整備と一体となった都市再開発事業です。駅とまちが一体となった駅広場や周辺開発と連携した歩行者ネットワーク等の都市基盤の強化・拡充を図るとともに、事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点など、多様な都市機能を整備します。

● 2023年秋に開業!
 「森ビル」が参加組合員として参画し、虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合が推進する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業 A-1 街区)」が、2023年秋に開業します。

 引用資料 森ビル(PDF:2023/01/24)
 「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2023 年秋開業 ~「世界と東京都心を繋ぐ新たな玄関口」として交通結節機能をさらに強化~

 駅と街の一体的な開発で誕生する「ステーションタワー」により、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」形成に向けて異次元のスピードで拡大・進化を続けてきた「虎ノ門ヒルズ」は、六本木ヒルズに匹敵するスケールとインパクトを誇る街として完成します。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの概要
◆ 計画名-東京都市計画事業 虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目208番1 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅直結(2020年06月06日開業)
◆ 階数-(A-1街区)地上49階、塔屋1階、地下4階、(A-2街区)地上4階、地下3階、(A-3街区)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部265.75m、軒高264.00m、(A-2街区)最高部30.15m、(A-3街区)最高部59.00m
◆ 事業区域面積-18,860.78㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)13,963.34㎡、(A-1街区)9,907.59㎡、(A-2街区)2,444.69㎡、(A-3街区)1,610.98㎡
◆ 建築面積-(A-1街区)8,060.89㎡、(A-2街区)1,692.56㎡、(A-3街区)975.47㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)238,441.51㎡、(A-2街区)8,761.02㎡、(A-3街区)7,986.11㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(3街区共)
◆ 基礎工法-(A-1街区)直接基礎・杭基礎併用、(A-2街区)直接基礎、(A-3街区)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、駐車場等、(A-2街区)店舗、駐車場等、(A-3街区)オフィス、共同
住宅、店舗、駐車場等
◆ 客室数-205室(ホテル虎ノ門ヒルズ)
◆ 事業主-虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 建築主-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 設計者・監理者-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 施工者-鹿島建設(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 着工-(A-1街区)2019年11月25日、(A-2街区)2020年09月01日、(A-3街区)2021年05月06日
◆ 竣工-(A-1街区)2023年07月15日予定、(A-2街区)2023年07月15日予定、(A-3街区)2023年07月15日予定
◆ 開業-2023年秋予定


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「ステーションタワー竣工後の虎ノ門ヒルズ(イメージ)」です。


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「外観(イメージ)」です。


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「オフィス専有部のマグネットゾーン(イメージ)」です。


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「断面図イメージ」です。


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基準階面積約3,400㎡(約1,000坪)

 「ステーションタワー(A-1街区)」のオフィスは、9階、10階、15階~44階(32フロア)、総貸室面積約107,000㎡(約32,400坪)の最先端ワークプレイスとして誕生します。

 基準階面積約3,400㎡(約1,000坪)、コアから窓面までの距離約18.5mの広大で開放的な無柱空間は、グローバル企業の多様なニーズや、新たな働き方のスタイルなどに応じて自由なレイアウトが可能です。


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「断面図」です。


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「街区を超えてつながるヒルズ」です。


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「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(A-1街区)」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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引いて見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です。この塔は「換気塔」でしょうか?(写真提供読者さん)。


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北東側から見た下層階の様子です(写真提供読者さん)。


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東側に張り出した部分です(写真提供読者さん)。


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東側に張り出した部分です(写真提供読者さん)。



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2023年6月 4日 (日)

地上49階、高さ約265mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 桜田通りをオーバーパスする巨大な歩行者デッキ「T-デッキ」 2023年5月下旬の建設状況

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-虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業

 「虎ノ門一・二丁目地区再開発組合」が推進している「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、2019年11月25日に起工式を執り行い、着工しました。

  「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化を続ける虎ノ門ヒルズエリアの中央に位置し、地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅整備と一体となった都市再開発事業です。駅とまちが一体となった駅広場や周辺開発と連携した歩行者ネットワーク等の都市基盤の強化・拡充を図るとともに、事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点など、多様な都市機能を整備します。

● 2023年秋に開業!
 「森ビル」が参加組合員として参画し、虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合が推進する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業 A-1 街区)」が、2023年秋に開業します。

 引用資料 森ビル(PDF:2023/01/24)
 「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2023 年秋開業 ~「世界と東京都心を繋ぐ新たな玄関口」として交通結節機能をさらに強化~

 駅と街の一体的な開発で誕生する「ステーションタワー」により、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」形成に向けて異次元のスピードで拡大・進化を続けてきた「虎ノ門ヒルズ」は、六本木ヒルズに匹敵するスケールとインパクトを誇る街として完成します。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの概要
◆ 計画名-東京都市計画事業 虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目208番1 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅直結(2020年06月06日開業)
◆ 階数-(A-1街区)地上49階、塔屋1階、地下4階、(A-2街区)地上4階、地下3階、(A-3街区)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部265.75m、軒高264.00m、(A-2街区)最高部30.15m、(A-3街区)最高部59.00m
◆ 事業区域面積-18,860.78㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)13,963.34㎡、(A-1街区)9,907.59㎡、(A-2街区)2,444.69㎡、(A-3街区)1,610.98㎡
◆ 建築面積-(A-1街区)8,060.89㎡、(A-2街区)1,692.56㎡、(A-3街区)975.47㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)238,441.51㎡、(A-2街区)8,761.02㎡、(A-3街区)7,986.11㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(3街区共)
◆ 基礎工法-(A-1街区)直接基礎・杭基礎併用、(A-2街区)直接基礎、(A-3街区)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、駐車場等、(A-2街区)店舗、駐車場等、(A-3街区)オフィス、共同
住宅、店舗、駐車場等
◆ 事業主-虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 建築主-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 設計者・監理者-森ビル(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 施工者-鹿島建設(A-1街区、A-2街区、A-3街区)
◆ 着工-(A-1街区)2019年11月25日、(A-2街区)2020年09月01日、(A-3街区)2021年05月06日
◆ 竣工-(A-1街区)2023年07月15日予定、(A-2街区)2023年07月15日予定、(A-3街区)2023年07月15日予定
◆ 開業-2023年秋予定 


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「断面図」です。


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「街区を超えてつながるヒルズ」です。


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「T-デッキ(イメージ)」です。


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「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(A-1街区)」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「グラスロック(A-2街区)」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「T-デッキ」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「T-デッキ」のアップです(写真提供読者さん)。


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「T-デッキ」を真下から見た様子です。裏側は平かと思っていましたが、ギザギザになっています(写真提供読者さん)。


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「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(A-1街区)」側の接続部分です(写真提供読者さん)。


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「虎ノ門ヒルズ 森タワー」と「グラスロック(A-2街区)」を接続する歩行者デッキです(写真提供読者さん)。



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2023年6月 3日 (土)

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約390mの「Torch Tower(トーチタワー)」 2023年5月下旬の解体状況

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-TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)-
 「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。

 また、「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」に決定しました。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となる予定です。

 「三菱地所」は東京駅前で進める複合開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」で、国内最高となる地上62階、高さ約390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事の優先交渉権者を「清水建設」に決定しました。

● Dorchester Collectionが出店決定!
 「三菱地所」と「東京センチュリー」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower」高層部のホテルにウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致することを決定しました。ホテルの開業は2028年度を予定しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/11/08)
 ~世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」~ 日本一の高さとなる「Torch Tower」のホテルにアジア初進出のウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection」が出店決定

 「Dorchester Collection」は、世界5つの都市(ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、ロサンゼルス)で9つの象徴的なホテルをコレクションに有する世界有数のウルトララグジュアリーホテルブランドであり、2023年には中東エリア初のホテル「The Lana, Dubai」がオープンします。

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)
の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上62階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約740,000㎡(施設全体)
◆ 容積対象面積-約584,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、ホテル、 ホール、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 客室数-110室(Dorchester Collection)
◆ 総戸数-約50戸(70㎡~400㎡)
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 着工-2017年04月末
◆ 竣工-2027年末予定


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「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」の完成イメージです。


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「事業概要」です。


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「Torch Tower 用途概要」です。


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「SKY HILL イメージ」です。

ホテル概要
◆ ホテル階数-53階~58階(予定)
◆ ホテル延床面積-約21,400㎡
◆ 客室数-110室(予定)
◆ 共用施設-ロビーラウンジ、オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バンケット、フィットネスジム、スパ、プール
◆ 着工-2023年10月予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 開業-2028年度予定


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「SKY HILL イメージ」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「メインロビーイメージ、客室イメージ、エントランスイメージ」です。


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「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。


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「計画配置図」です。「A棟・B棟・C棟・D棟」の4棟で構成されます。


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「案内図及び配置図」です。


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「朝日生命大手町ビル」の2023年5月下旬の解体状況です。手前が、第一弾として2021年6月30日に竣工した地上38階(建築基準法上40階)、塔屋3階、地下5階、高さ約212mの「常盤橋タワー(A棟)」です(写真提供読者さん)。


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「朝日生命大手町ビル」は、「足場」と「防音壁」で囲われています(写真提供読者さん)。


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「朝日生命大手町ビル」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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マストクライミング方式のタワークレーンの「ベース架台」です(写真提供読者さん)。


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マストクライミング方式のタワークレーン2基で解体されています(写真提供読者さん)。


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南東側から見た「日本ビル(日本ビルヂング)」の2023年5月下旬の解体状況です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です。「足場」と「防音壁」で囲われています(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。



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2023年6月 2日 (金)

地上20階、高さ約100mの世界最大規模となる「木の本店ビル」 東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事 2023年5月下旬の状況

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は10,147.61㎡です。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトを2021年9月30日にまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 「東京海上日動ビル」に本店機能を置く「東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険」の3社は、三菱地所が開発した「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 常盤橋タワー」に本店を移転しました。2021年12月から順次移転を開始し、2022年6月までに移転を完了しています。 

● 新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめ!
 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめました。

 東京海上ホールディングス(PDF:2022/08/01)
 新・本店ビルのデザインについて

 新・本店ビルのエクステリアは、「丸の内」の街並みに調和し、日本の玄関口である東京駅と皇居を結ぶ行幸通りに面した場所に相応しい洗練された気品のある佇まいを表現しました。

 デザイン上の重要な役割は木材が担っています。新・本店ビルは、構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる高さ100mの「木の本店ビル」として生まれ変わります。

東京海上日動ビルの建て替えの概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目6番1号
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-建物高さ約100m
◆ 敷地面積-10,147.61㎡
◆ 延床面積-約130,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、木造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、駐車場等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 設計者-Renzo Piano Building Workshop、三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体
◆ 解体(地上躯体解体)-2022年10月01日~2024年02月15日予定
◆ 着工-2024年12月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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立ち並ぶ力強い大木が人々にを与えるデザイン

 新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

● Renzo Piano Building Workshop
 新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しました。日本においては「関西国際空港ターミナルビル」などの実績があります。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事」の2023年5月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「東京海上日動ビル本館」の解体工事の様子です。タワークレーンで上から解体しています(写真提供読者さん)。

● 竹中ハットダウン工法ではない
 「竹中工務店」は、環境にやさしい超高層建物の解体技術「竹中ハットダウン工法」を開発していますが、タワークレーンを設置して解体しているので「竹中ハットダウン工法」ではありません。


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解体工事用のマストクライミング方式のタワークレーンです(写真提供読者さん)。


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タワークレーンの「マスト」を支える装置です(写真提供読者さん)。


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「東京海上日動ビル 新館」の解体工事の様子です。「足場」と「防音壁」で覆われています(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。



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2023年6月 1日 (木)

神宮前交差点 神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 商業施設名称を「東急プラザ原宿(ハラカド)」に決定 2023年5月下旬の建設状況

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-神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「表参道」と「明治通り」が交差する「神宮前交差点」は、東京の顔とも言えます。北東側角にはランドマークとなる「東急プラザ表参道原宿」が建設されました。

 「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、商業地としての高いポテンシャルを有する一方、建築物の老朽化、明治通り拡幅による狭小な土地、歩行者と自動車が交錯する変形五叉路などの課題を抱えています。

 街区を再編・統合し、土地の有効・高度利用を図り、立地特性に相応しい商業拠点等を整備し、にぎわいを形成するとともに、変形五叉路の解消など安全な歩行者空間の確保を図り、西側角に新たなランドマークを建設します。

● 商業施設名称を「東急プラザ原宿(ハラカド)」に決定!
 「東急不動産」は、東急不動産と東京地下鉄が共同出資する神六再開発と共に推進している「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」で、2024年春に開業予定の商業施設名称を「東急プラザ原宿(ハラカド)」に決定しました。

 引用資料  東急不動産(2023/05/30)
 広域渋谷圏の「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」が名称決定 東急プラザ原宿「ハラカド」で新しい文化を創造・発信 「ハラカド町内会」を中心としたクリエイターが集う商業施設に 対面の「東急プラザ表参道原宿」も同時に改称

 同時に、同じく神宮前交差点にて営業中の「東急プラザ表参道原宿」を「東急プラザ表参道(オモカド)」に改称し、交差点を挟む2館で連携することで、神宮前交差点のさらなる魅力向上を図ります。

東急プラザ原宿(ハラカド)の概要
◆ 計画名- 神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都渋⾕区神宮前六丁目1000番(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部46.40m、軒高45.60m
◆ 敷地面積-3,084.54㎡
◆ 建築面積-2,357.99㎡(2,357.99㎡)
◆ 延床面積-18,284.67㎡(19,893.74㎡) *ニュースリリースでは約19,940㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場等
◆ 建築主-神六再開発株式会社(東急不動産と東京地下鉄が共同出資)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 外装・屋上デザイン-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2020年03月
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2023年08月31日予定
◆ 開業-2024年春予定


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「ハラカド」の屋上イメージ(神宮前交差点を挟む「ハラカド」と「オモカド」)です。


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「位置図」です。


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「東急プラザ原宿(ハラカド)」の2023年5月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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ガラスの外壁です(写真提供読者さん)。


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ガラスの外壁です(写真提供読者さん)。


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「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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東急プラザ表参道(オモカド)に改称

 「神宮前交差点」の 北東側角には、2012年4月に開業した神宮前交差点のランドマークとなっている「東急プラザ表参道原宿」があります。2024年度以降に「東急プラザ表参道(オモカド)」に改称します(写真提供読者さん)。



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