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2023年7月

2023年7月31日 (月)

「京急品川駅」の地上化に伴う大規模再開発の概要が判明! 地上28階、高さ約150mの超高層ツインタワー、総延床面積約374,300㎡!

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-(仮称)品川駅街区地区-

 「京浜急行電鉄」と「JR東日本」は、東京都港区の品川駅高輪口を再整備する「(仮称)品川駅街区地区」の開発計画を明らかにしました。約33,500㎡の敷地を3分割し、駅施設や商業施設、オフィスなどで構成する総延床面積約374,300㎡の施設群を整備します。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2023/07/31)
 京急電鉄、JR東日本/品川駅街区地区の計画公表、総延べ37万平米・25年度着工

 近く東京都に都市計画提案を提出する予定です。2023年度内の都市計画審議会に諮り、都計決定できるよう都と調整しています。2025年度の着工、2036年度の全体完成を目指します。

 計画施設の西側には国道15号をまたぐ歩行者デッキを設けます。駅出口となる敷地北端にも歩行者広場を確保します。敷地を東西・南北に貫く自由通路も複数整備し、回遊性を高めます。

(仮称)品川駅街区地区の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目、港南二丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅
◆ 敷地面積-約33,500㎡
◆ 延床面積-約374,300㎡
◆ 容積対象床面積-約326,500㎡(計画容積率980%)
◆ 建築主-京浜急行電鉄、JR東日本
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2036年度予定

北街区の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約14,7
00㎡
◆ 延床面積-約165,000㎡
◆ 容積対象床面積-約147,000㎡(計画容積率1,000%)
◆ 用途-オフィス、店舗、駅施設、駐車場等
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2030
年度予定

南街区(南-a)の概要
◆ 階数-地上28階、地下2階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,300㎡
◆ 延床面積-約201,000㎡
◆ 容積対象床面積-約172,000㎡(計画容積率1,000%)
◆ 用途-オフィス、店舗、宿泊施設、集会場、駅施設、駐車場等
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2036年度予定

南街区(南-b)の概要
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部約47m
◆ 敷地面積-約1,500㎡
◆ 延床面積-約8,300㎡
◆ 容積対象床面積-約7
,500㎡(計画容積率500%)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 着工-2030
年度予定
◆ 竣工-2032
年度予定


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「(仮称)品川駅街区地区」の予定地です。


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現在の「京急品川駅」は、2面3線となっています。「京急品川駅」は地上化され、島式2面4線となります。


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「京急品川駅」の南側です。この部分も「(仮称)品川駅街区地区」の街区に含まれます。



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2023年7月30日 (日)

「三菱地所」と「大成建設」 人口増加・経済成長が著しいアトランタ市における大規模複合開発 地上60階、高さ約210mの「1072 West Peachtree」に参画!

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-1072 West Peachtree-

 「三菱地所」と「大成建設」は、三菱地所の米国子会社である「Rockefeller Group International, Inc.(RGII社)」を通じ、米国南東部ジョージア州アトランタ市において、賃貸住宅を中心とした大規模複合開発事業「1072 West Peachtree(敷地面積約4,700㎡、総延床面積約105,300㎡、地上60階、高さ約210m)に参画しました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2023/07/27)
 人口増加・経済成長が著しいアトランタ市における大規模複合開発 「1072 West Peachtree」参画

 三菱地所ニューヨーク社(MENY社)、大成建設の子会社大成USA社として、人口増加・経済成長が著しいサンベルト地帯において初めての開発事業で、高さ約210mの住宅タワーはアトランタ市で最高層建築物となります。総事業費約525億円、竣工は2026年を予定しています。

1072 West Peachtreeの概要
◆ 所在地-1072 W Peachtree St NW, Atlanta, GA
◆ 交通-地下鉄のMidtown駅とArts Center駅へ各徒歩約5分
◆ 階数-地上60階
◆ 高さ-約210m
◆ 敷地面積-約4,700㎡
◆ 延床面積-約105,300㎡
◆ 貸付面積-<賃貸住宅>(2階~9階、20階~60階)、約29,900㎡(357戸)、<オフィス>(11階~18階)、約20,800㎡
◆ 用途-賃貸住宅、オフィス、商業店舗
◆ 建築主-RGII社、大成USA社、MENY社
◆ 設計者-TVS design
◆ 施工者-Turner Construction
◆ 着工-2023年04月
◆ 竣工-2026年予定
◆ 総事業費-約525億円


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「10階共用屋外テラス」です。


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「高層階住戸からの眺望」です。


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「オフィス基準階」です。


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「広域図/狭域図」です。

● サンベルト(Sunbelt)
 アメリカ南部の、カリフォルニア州からノースカロライナ州に至る、北緯37度線以南の温暖な地域です。1970年代以降、航空機・エレクトロニクスなどの諸産業が発達し、人口も増大しています。

 「ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州、アラバマ州、ミシシッピ州、ルイジアナ州、テキサス州、ニューメキシコ州、ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州、カリフォルニア州」が含まれます。



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2023年7月29日 (土)

中央区 中央区水辺環境の活用構想(Edoみらい水辺構想) 隅田川、日本橋川、朝潮運河など水辺 水辺活用イメージを公開!

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-中央区水辺環境の活用構想-
 中央区の人口は17万人を突破(2023年7月1日現在で175,431人)し、今後も人口増加が見込まれています。中央区民はもとより、来街者が心のやすらぎやゆとりを持つためには、公園や緑地のような憩いの空間が必要です。

 しかし、都心中央区では、公園等を新たに整備するには限りがあり、身近な緑を増やし続けてはいるが十分とは言えません。江戸以来、水辺を盛んに活用してきた中央区において、これから未来においても水辺空間を活用していくことが重要です。

 中央区は、東京湾湾奥部に位置し、隅田川、日本橋川、朝潮運河など水辺に恵まれていることから、中央区民は心地良く、広がりある空間を水辺に求めることができます。そこで市街地から接近しやすい水辺、散策しやすい水辺、定期的な舟運により楽しめる水辺など、中央区民生活にゆとりと豊かさを加える水辺利用を積極的に推し進めるため、「水辺環境の活用構想」を策定するものです。

 引用資料 中央区・公式HP(PDF:2023/07)
 中央区水辺環境の活用構想(Edoみらい水辺構想)


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「水辺活用イメージ」です。


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「水辺活用イメージ」です。


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「水辺活用イメージ」です。


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「水辺活用の方向性」です。



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2023年7月28日 (金)

札幌市 地上43階、高さ約245mの「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区」の隣接地 「フジタ」が5,400㎡を取得 新たな超高層ビルを建設か?

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-北海道新幹線札幌駅東口前の土地-
 
大谷翔平選手が、37号ホームランを打ったと思ったら、直後に38号ホームランを打っていました。本当に凄すぎて言葉がありません。ただ球場の観客席がガラガラなのが本当に残念です。「NFL」や「NBA」と比べて「MLB」の人気が無いのが悲しい・・・

 本題に戻って、2030年度末に「北海道新幹線」は札幌駅まで延伸される予定です。それに合わせて札幌市では疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。特にJR札幌駅周辺の再開発が凄まじいです。

 「JR北海道」は、JR札幌駅南口の「北5西1・西2地区」に、地上43階、地下4階、高さ約245m、延床面積約388,500㎡の超高層複合ビルを建設する予定です。

 大和ハウスグループの準大手ゼネコンの「フジタ」は、2030年度末開業予定の北海道新幹線札幌駅東改札口前の土地約5,400㎡の所有権を取得しました。「北5西1・西2地区」とは、「創成川通」を挟んで向かい合っています。開発内容は検討中ですが、超高層ビルになるのは間違いないと思います。

 引用資料 北海道新聞(2023/07/27)
 北海道新幹線札幌駅東口前の土地 ゼネコンのフジタ、5400平方メートルを取得


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札幌駅交流拠点北5西1・西2地区
 
「JR北海道」は2019年11月11日に、JR札幌駅南口の「北5西1・西2地区」に一体的に整備する新ビルのうち、「西1街区」の高層棟は地上47階、高さ約230mを目指すことを明らかにしました。

 2020年8月4日には、「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 計画段階環境配慮書」の縦覧が開始されました。延床面積約417,000㎡、最大高さ約255mの「A案」、約200m、約150mの2棟構成となる「B案」が公開されました。札幌市は、2021年3月12日に、高さ約255mの高層ビル建設を軸とした案に絞り込んだと明らかにしました。

 2021年9月15日に新たな概要が公開されました。概要は、地上46階、地下4階、高さ約250m、延床面積約395,000㎡です。2022年2月1日には「環境影響評価準備書」の縦覧が行われ、地上43階、地下4階、高さ約245m、延床面積約388,500㎡に少し規模が縮小されました(引用:札幌市公式HP)。

(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区の概要
◆ 計画名-(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-札幌市中央区北5条西1丁目及び西2丁目の一部
◆ 交通-JR「札幌」駅直結、札幌市営地下鉄東豊線・南北線「さっぽろ」駅
◆ 階数-地上43階、地下4階
◆ 高さ-最高部約245m
◆ 施行区域面積-約31,000㎡
◆ 敷地面積-約23,060㎡
◆ 建築面積-約22,000㎡
◆ 延床面積-約388,500㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,500%
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、宿泊、駐⾞場、バスターミナル等
◆ 建築主-札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合(参加組合員 札幌市、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ)
◆ 設計者-日本設計・清水建設 設計共同体
◆ 特定業務代行者-清水・伊藤・岩田地崎・札建・泰進共同企業体(代表企業:清水建設)
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2028年度予定


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「整備内容 」です(引用:札幌市公式HP)。

主要用途

◇ 展望施設(41階~43階)-約4,500㎡
◇ 国際水準ホテル(35階~40階)-約25,500㎡(約200室)
◇ オフィス(10階~12階、18階~33階)-約85,500㎡
◇ 宿泊主体ホテル(10階、14階~17階)-約14,000㎡(約300室)
◇ 商業(地下1階~10階)-約109,000㎡
◇ その他共用部等-約150,000㎡

● マリオット・インターナショナルと提携!
 「JR北海道」は、2022年1月19日に、「JR北海道ホテルズ」と「マリオット・インターナショナル」が提携することを発表しました。高層部の6フロアに客室約200室の規模で、最上級ホテルが進出する予定です。

 「マリオット・インターナショナル」は、日本国内では6つのラグジュアリーブランド「ザ・リッツ・カールトン、セントレジス、JWマリオット、ラグジュアリーコレクション、Wホテル、エディション」のホテルを展開しています。


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「計画図」です(引用:札幌市公式HP)。


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「計画図」です。歩行者専用通路が、「北5西2街区」と「北5西1街区」の間を地上2階、地下1階で貫通しています(引用:札幌市公式HP)。



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2023年7月27日 (木)

「渋谷区役所」の南側  (仮称)公園通り西地区市街地再開発事業 神南小学校建て替えに関する基本計画書及びイメージ図を公開!

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-(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業-
 
「渋谷区役所」の南側で計画されている「(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業」の概要が明らかになりました。再開発されるのは、「渋谷区役所」の南側にある「神南小学校」と「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」の南側にあるマンション「渋谷ホームズ」です。

 公共施設(神南小学校)と民間マンション(渋谷ホームズ)の一体的な再開発になります。市街地再開発事業による老朽化したマンションの建替えと小学校の建替え再整備を行います。

● 神南小学校建て替え
 渋谷区教育委員会では、渋谷区の未来像である「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を目指して、子供一人一人が自分の個性を伸ばし先進的で柔軟な考えを育むための教育に取り組んでいます。神南小学校建て替えに関する基本計画書及びイメージ図を公開しました。

 引用資料 渋谷区・公式HP(2023/07/25)
 神南小学校建て替えに関する基本計画書及びイメージ図を公開しました。

 日刊建設工業新聞(2023/07/27)
 公園通り西地区再開発(東京都渋谷区)で神南小建替、26年度着工/準備組合

 東京都渋谷区の「公園通り西地区市街地再開発準備組合」が、再開発事業の一環で建て替えを計画している区立神南小学校の建設工事に2026年度に着手します。2028年度の完成を目指します。

 新校舎棟は、地上5階、延床面積約11,500㎡の規模です。地下ピットを備え、最高高さは約25mとなります。工事期間中は青山病院跡地に整備予定の仮設校舎を使用します。


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「イメージパース」です。建替え再整備予定の「神南小学校」の上空の未使用の容積率を「渋谷ホームズ」の建替え予定地に移転して、地上34階、地下3階、高さ約150m、延床面積約73,900㎡の超高層タワーマンションを建設します。

 引用資料 渋谷区・公式HP(2023/05/18)
 神南二丁目・宇田川町地区まちづくり

(仮称)公園通り西地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町2番1号、5番1号
◆ 交通-東急東横線・東急田園都市線「渋谷」駅、東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線「渋谷」駅、JR山手線・東京メトロ銀座線・京王井の頭線「渋谷」駅、 東京メトロ千代田線・東京メトロ副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上34階、地下3階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 区域面積-約14,000㎡
◆ 敷地面積-約4,630㎡
◆ 延床面積-約73,900㎡(容積対象面積約46,300㎡)
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗、駐車場等 等
◆ 建築主-公園通り西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-東急不動産、清水建設
◆ 都市計画コンサルタント-日建設計
◆ 着工-2026年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


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学校用地と民間敷地の一体的なまちづくりを行い市街地環境の改善と防災力の向上を実現します。


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「再開発区域周辺の建築物の高さの状況」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2023年7月26日 (水)

港区 地上29階、高さ約155mの「(仮称)品川駅西口地区A地区」と地上30階、高さ約155mの「品川駅西口地区C地区」 環境影響調査書案を公表!

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-環境影響調査書案公表-
 港区は、JR品川駅西口の2地区で進展している開発事業に関し、事業者が作成した環境影響調査書の案を2023年7月25日に公表しました。対象は京浜急行電鉄が事業主体の「品川駅西口地区A地区」と、再開発準備組合が活動する「高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)」です。A地区は「大成建設」、C地区は「日本工営」が調査書作成を手掛けました。

 日刊建設工業新聞(2023/07/26)
 東京・港区/品川駅西口AとC地区の環境影響調査書案公表、作成は大成建設と日本工営

● (仮称)品川駅西口地区A地区新築計画
 「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年1月31日(予定)です。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)
◆ 高さ-約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-約33,000㎡
◆ 敷地面積-約23,600㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリー造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年01月31日予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の 「配置計画図」です(引用:港区公式HP)。


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品川駅西口地区C地区
 
「SHINAGAWA GOOS」のすぐ北側でも高さ約T.P.160m(T.P.は東京湾平均海面)、延床面積約194,000㎡の超高層複合ビル「(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業」が計画されています(引用:港区公式HP)。

品川駅西口地区C地区の概要
◆ 計画名-(仮称)高輪三丁目品川駅前地区(品川駅西口地区C地区)第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目13番の一部、22番の一部、23番
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-(C-1地区)地上30階、地下2階、(C-2地区)地上1階、地下0階
◆ 高さ-(C-1地区)約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面、(C-2地区)約10m(T.P.+14.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 敷地面積-(C-1地区)約16,180㎡、(C-2地区)約580㎡
◆ 延床面積-(C-1地区)約194,000㎡、(C-2地区)約170㎡
◆ 容積対象床面積-(C-1地区)約160,000㎡、(C-2地区)約160㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-オフィス、共同住宅、商業、産業支援(MICE)、駐車場等、(C-2地区)集会場
◆ 建築主-高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 着工-2024年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定


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品川駅西口地区C地区の「配置計画図」です(引用:港区公式HP)。



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2023年7月25日 (火)

JR田町駅前 「森永プラザビル」の建替え 地上23階、高さ約125mの「田町駅西口駅前地区開発事業」 環境影響調査計画書の縦覧!

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田町駅西口駅前地区開発事業
 「森永製菓」と「森永乳業」とは兄弟会社の関係で、「モリナガグループ」を形成しています。森永製菓と森永乳業は、共に「森永プラザビル」に本社を構えています。

 「森永乳業」は、2022年5月13日開催の取締役会において、「森永乳業」の本社が入居する「森永プラザビル(東京都港区芝五丁目33番1号)」の建替えについて、決定しました。

 森永乳業 ニュースリリース(2022/05/13)
 森永プラザビル建替えに関するお知らせ

● 環境影響調査計画書の縦覧
 港区は、「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【田町駅西口駅前地区開発事業】」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2023年7月21日(金)~8月21日(月)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2023/07/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【田町駅西口駅前地区開発事業】

 概要は、地上23階、地下2階、高さ約125m、敷地面積約6,615㎡、延床面積約98,600㎡です。オフィス、店舗、産業支援施設などで構成します。2023年度内の都市計画決定、2024年度に解体工事、2025年度に新築工事に着手、新施設は2028年度に竣工、2033年度の全体完成を予定しています。

田町駅西口駅前地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目33番1号
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩1分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩1分
◆ 階数-途上23階、地下2階
◆ 高さ-最高部約125m
◆ 敷地面積-約6,615㎡
◆ 延床面積-約98,600㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、産業支援施設など
◆ 建築主-森永乳業、三井不動産、JR東日本
◆ 本社移転-2024年春予定(森永乳業)
◆ 解体工事-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定

◆ 竣工-2028年度予定(新施設)、2033年度予定(全体完成)


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「計画地位置図(広域)」です。


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「計画地周辺の鉄道路線図」です。


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森永プラザビル
 森永プラザビルは「本館」と「別館」で構成されており、敷地面積は6,135.55㎡です。JR田町駅周辺は再開発ラッシュになっており、北東側隣接地では、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ156.00mの超高層オフィスビル「田町タワー」が建設されました。

森永プラザビル本館の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目33番1号
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩1分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩1分
◆ 階数-地上24階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部100.30m
◆ 敷地面積-6,135.55㎡
◆ 延床面積-40,367.97㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-森永開発
◆ 設計者-森永エンゼルプラザ共同企業体1級建築士事務所
◆ 施工-鹿島建設、大成建設
◆ 竣工-1974年01月(リニューアル2014年03月)
◆ 本社移転-2024年春予定(森永乳業)


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田町タワー
 「三菱重工業」と子会社の「田町ビル」、不動産業などの「徳栄商事」は、JR田町駅近くに、地上29階、高さ156.00m、延床面積112,178.97㎡の「(仮称)TTMプロジェクト」を建設しました。

 「第一田町ビル」や「徳栄ビル本館、徳栄ビル新館」など複数ビルの敷地を一体開発し、オフィスを中心として商業施設なども入る複合ビルを建設します。低層部に店舗などの商業施設を配置し、中高層部にオフィスが入ります。

 「(仮称)TTMプロジェクト」は、2021年2月24日にビル本体新築工事に着手しました。2021年10月13日にビル名称が「田町タワー」に決定しています。竣工は2023年6月末予定です。計画通りなら竣工しています。

 引用資料 公式ホームページ
 田町タワー

田町タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)TTMプロジェクト
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目315番1他(地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩2分(ペデストリアンデッキで接続)、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅直結
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部156.00m
◆ 敷地面積-8,617.93㎡
◆ 建築面積-5,949.77㎡
◆ 延床面積-112,178.97㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-芯棒型制震システム(免震+制振のハイブリッド構造)
◆ 用途-オフィス、飲食物販店舗、診療所、運動施設、保育所、駐車場
◆ 建築主-田町ビル、徳栄商事、三菱重工業
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工-清水建設
◆ 着工-2021年02月24日(着工)
◆ 竣工-2023年06月末



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2023年7月24日 (月)

千葉県柏市 トリプルタワーマンション「柏駅西口北地区市街地再開発事業」 「柏高島屋」が再開発に不参加のため高島屋除く区域に変更!

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-柏駅西口北地区市街地再開発事業-

 JR柏駅の西口北地区では、大規模再開発「柏駅西口北地区市街地再開発事業」が計画されています。再開発計画は、約100の個人や企業などの地権者で組織する「柏駅西口北地区市街地再開発準備組合」が進めており、「三井不動産」が事業協力者となっています。

 再開発事業区域は約35,000㎡、延床面積約250,000㎡、用途は「商業、教育、病院、共同住宅、駐車場等」で、総事業費は約1,100~1,200億円の見込みです。
 「柏高島屋」が建て替えられるほか、地上40階前後の超高層タワーマンションが3棟建設される予定で、2024頃着工し、2028年~2030年頃の完成を目指します。

 引用資料 柏市・公式ホームページ
 柏駅西口北地区市街地再開発事業

● 高島屋が再開発に不参加
 JR柏駅の西口北地区の市街地再開発事業で、「柏駅西口北地区市街地再開発準備組合」が、組合を離脱した「柏高島屋」を事業区域から除外した新しい施設計画案の検討を本格的に始めました。

 建設通信新聞(2023/07/24)
 高島屋除く区域に変更/23年度末の都計提案目指す/柏駅西口北地区再開発準備組合

 引用資料 柏駅西口北地区市街地再開発準備組合(PDF)
 (2023年7月18日)準組NEWS第43号を発行しました


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変更後の「施設計画案の断面イメージ図」です。


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変更後の「施設配置案」です。「柏高島屋」が再開発事業予定区域から除外されています。


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変更前の 「配置図」です。


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変更前の 「再開発事業予定区域」です。



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2023年7月23日 (日)

京浜急行電鉄本線「平和島」駅直結 2026年に商業住宅一体の複合施設が誕生・新しい改札口も設置「(仮称)平和島駅前複合施設」

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-(仮称)平和島駅前複合施設-

 「京浜急行電鉄」は、平和島駅高架下と隣接社有地を活用して、商業住宅一体の複合施設を開発します。また、駅施設北側に改札口を新設し、新しい歩行者動線を整備することで、利便性と回遊性を向上させ、駅周辺に更なる賑わいを創出します。

 引用資料 京浜急行電鉄(2023/07/12)
 2026年に商業住宅一体の複合施設が誕生・新しい改札口も設置 平和島駅周辺の開発計画が始動 地域交流拠点「COCOONひろば平和島」の設置期間を延長

 平和島駅周辺の開発計画では、「駅から変わる、もっと便利で住みたいまちへ」をコンセプトに、まちの中心としてのシンボル性を意識した、駅前中心拠点にふさわしい複合施設の開発を行います。開業は2026年を予定しています。

 また、計画敷地の一部を暫定利用して開設している地域交流拠点「COCOONひろば平和島」は、「まちづくりに対する効果」が確認できたことから、開発スケジュールに合わせて設置期間を2024年4月末(予定)まで延長します。

(仮称)平和島駅前複合施設の概要
◆ 所在地-東京都大田区大森北六丁目90番2号ほか
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「平和島」駅直結
◆ 階数-地上5階(一部平屋)、地下0階
◆ 敷地面積-約6,150㎡
◆ 延床面積-約4,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-店舗、賃貸住宅
◆ 総戸数-約30戸
◆ 着工-2024年05月予定
◆ 開業-2026年上期予定


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「商業住宅一体の複合施設イメージ」です。


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「計画地」です。


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「建物概念図」です。



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2023年7月22日 (土)

幕張ベイパークの第五弾 地上38階、高さ約142mの「幕張ベイパーク ライズゲートタワー」 公式ホームページがオープン!

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 第一弾の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」と第二弾の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」は竣工済です。現在は、第三弾の「幕張ベイパーク  ミッドスクエアタワー」と第四弾の超高層シニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト 幕張 計画」が建設中です。

● 幕張ベイパーク ライズゲートタワー
 幕張ベイパークの第五弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)」が建設中です。地上38階、地下0階、高さ141.60m、延床面積85,023.00㎡、総戸数768戸の超高層タワーマンションになります。

 「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)」の正式名称が「幕張ベイパーク ライズゲートタワー」に決定し、公式ホームページがオープンしました。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク ライズゲートタワー

幕張ベイパーク ライズゲートタワーの概要
◆ 所在地-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1番13(地番)
◆ 交通-JR京葉線「海浜幕張」駅徒歩16分
◆ 階数-地上38階、地下0階
◆ 高さ-最高部141.60m、建築物132.90m
◆ 敷地面積-17,911.69㎡
◆ 建築面積-6,950.11㎡
◆ 延床面積-85,023.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、木造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既製コンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、店舗
◆ 総戸数-768戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2022年11月01日
◆ 竣工-2026年02月下旬予定
◆ 入居開始-2026年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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「敷地配置概念イラスト」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-4街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年7月21日 (金)

虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業 地上49階、高さ約265mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2023年10月6日(金)に開業!

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-虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

 「虎ノ門一・二丁目地区再開発組合」が推進している「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、2019年11月25日に起工式を執り行い、着工しました。

 「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化を続ける虎ノ門ヒルズエリアの中央に位置し、地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅整備と一体となった都市再開発事業です。駅とまちが一体となった駅広場や周辺開発と連携した歩行者ネットワーク等の都市基盤の強化・拡充を図るとともに、事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点など、多様な都市機能を整備します。

● 2023年10月6日(金)に開業!
 「森ビル」が推進し、2023年7月14日(金)に竣工した虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が2023年10月6日(金)に開業します。

 引用資料 森ビル(PDF:2023/07/20)
 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」2023年10月6日開業

 「虎ノ門ヒルズ」は、2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を起点に、2020年に竣工した「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」、2022年に竣工した「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」と拡大・進化を続け、環状第2号線やUR都市機構と東京地下鉄が進める東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」などの交通インフラと一体的に整備してきました。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの概要
◆ 計画名-東京都市計画事業 虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目208番1 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅直結
◆ 階数-(A-1街区)地上49階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-(A-1街区)最高部265.75m、軒高264.00m
◆ 事業区域面積-18,860.78㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)13,963.34㎡、(A-1街区)9,907.59㎡
◆ 建築面積-(A-1街区)8,060.89㎡
◆ 延床面積-(A-1街区)238,441.51㎡(森ビルのニュースリリースでは約253,540㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-(A-1街区)直接基礎・杭基礎併用
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、駐車場等
◆ 客室数-205室(ホテル虎ノ門ヒルズ)
◆ 事業主-虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合
◆ 建築主-森ビル
◆ 設計者・監理者-森ビル
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-(A-1街区)2019年11月25日
◆ 竣工-(A-1街区)2023年07月14日(竣工)、2023年07月20日(竣工式)
◆ 開業-2023年10月06日予定


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「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 外観」です。


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「TOKYO NODE 外観」です。


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「オフィス専有部のマグネットゾーン(イメージ)」です。


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「断面図」です。


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基準階面積約3,400㎡(約1,000坪)

 基準階面積約3,400㎡(約1,000坪)です。コアから窓面までの距離約18.5mの広大で開放的な無柱空間は、グローバル企業の多様なニーズや、新たな働き方のスタイルなどに応じて自由なレイアウトが可能です。


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「虎ノ門ヒルズ全体の概要」です。


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「配置図」です。


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「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(A-1街区)」です(写真提供読者さん)。



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2023年7月20日 (木)

お台場の「パレットタウン」跡地 収容客数約10,000人の次世代アリーナ「TOKYO A-ARENA PROJECT」 2023年7月19日に起工式を挙行!

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-TOKYO A-ARENA PROJECT-
 「パレットタウン(palette town)」は、「森ビル」が臨海副都心の「青海ST区画」に1999年3月22日に開業しました。暫定利用の事業用借地権を活用しています。当初は2010年に閉鎖される予定でしたが、延長されました。

 「臨海副都心パレットタウン運営協議会」は、事業区域における開発事業の一部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン」の営業を、2021年12月より順次終了しています。

 「パレットタウン」は、中世ヨーロッパの雰囲気が特徴的な商業施設「VenusFort」をはじめ、モビリティの体験型テーマパーク「MEGA WEB」や「パレットタウン大観覧車」、「Zepp Tokyo」など、多様な施設が集結したパレットタウンは、複合型エンターテインメント施設としてエリアの発展に貢献してきました。

 「トヨタ自動車、トヨタ不動産(旧:東和不動産)、トヨタアルバルク東京」は、東京都江東区、トヨタのショールーム施設の「MEGA WEB(メガウェブ)」の跡地に、次世代アリーナを建設するとともに、「TOKYO A-ARENA PROJECT」を推進します。

 引用資料 トヨタ不動産(PDF:2022/08/29)
 「TOKYO A ARENA PROJECT 」始動 ~東京・お台場エリア の 「青海」に 2025 年秋 次世代アリーナ誕生~

● 2023年7月19日に起工式を挙行! 
 「トヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京」の3社で協働して推進する「TOKYO A-ARENA PROJECT」において、2025年6月の竣工、秋の開業に向けた着工に際し、2023年7月19日に、「トヨタ不動産」は施主として「TOKYO A-ARENA(仮称)」の起工式を執り行いました。

 引用資料 トヨタ不動産(PDF:2023/07/19)
 「TOKYO A-ARENA(仮称)」起工式を実施 お台場エリア「青海」にスポーツを中心とした多目的次世代アリーナ 2025年秋開業に向け着工

 トヨタ自動車男子バスケットボール部を母体とするプロバスケットボールBリーグの「アルバルク東京」の試合会場としても使用する予定ですが、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を発信する各種イベント等が開催できる「多機能アリーナ」として計画しています。

TOKYO A-ARENA PROJECT
◆ 施設名称-(仮称)TOKYO A-ARENA
◆ 所在地-東京都江東区青海一丁目9番1号(地番)
◆ 交通-りんかい線「東京テレポート」駅、新交通ゆりかもめ「青海」駅
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ-約35m
◆ 敷地面積-約26,446㎡
◆ 建築面積-約16,631㎡
◆ 延床面積-約37,823㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆基礎工法-杭基礎
◆ 用途-観覧場、スポーツ練習場
◆ 収容客数-約10,000人(メインアリーナ)
◆ 建築主-トヨタ不動産
◆ 設計者-(基本設計)日建設計、(実施設計)鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年07月19日(起工式)
◆ 竣工-2025年06月30日予定
◆ 開業-2025年秋予定


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の計画地です(引用:江東区議会)。



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2023年7月19日 (水)

JR東日本 南武線 「東日本旅客鉃道南武線(谷保駅~立川駅間)の連続立体交差化計画及び関連する道路計画」の説明会を開催!

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-JR南武線-

 「JR南武線」は、川崎駅から立川駅を結び、首都圏において環状方向の鉄道輸送の一翼を担う鉄道路線であり、川崎市および東京都の重要な交通基盤となっています。

 JR南武線は、昔はローカル線のような雰囲気でしたが、周辺人口の急増で急速に幹線化しています。それに伴い高架化も行われ、川崎市は「武蔵小杉駅付近~第3京浜道路交差部間」の約3.9km、東京都は「稲田堤駅~府中本町間」の約4.3kmを高架化しています。「東京メガループ」の幹線として2014年10月4日から「E233系電車」の導入も行われました。

 「川崎市」は、JR南武線の尻手駅~武蔵小杉駅間約5.5kmの連続立体交差事業の具体化に向けて、2014年6月上旬に地質調査と基本設計の作業に着手しました。対象区間は、尻手駅から武蔵小杉駅間の延長約5.5kmです。

● 南武線(谷保駅~立川駅間)の連続立体交差化計画
 東京都と国立市、立川市、JR東日本の4者は、東日本旅客鉃道南武線(谷保駅~立川駅間)の連続立体交差化計画及び関連する道路計画の都市計画素案を作成しました。2023年8月3日(木)、8月5日(土)、8月6日(日)、8月8日(火)に説明会を開催します。

 引用資料 東京都市整備局
 「東日本旅客鉃道南武線(谷保駅~立川駅間)の連続立体交差化計画及び関連する道路計画」

 「JR南武線」の谷保駅~立川駅間の連続立体交差化計画です。都市計画区間約4.2km、事業予定区間約3.7kmです。「谷保駅、矢川駅、西国立駅」の3駅が高架化されます。


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「JR立川駅」の南武線ホームです。


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「武蔵中原駅」です。川崎市は「武蔵小杉駅付近~第3京浜道路交差部間」の約3.9kmを高架化しています。


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「南多摩駅」です。東京都は「稲田堤駅~府中本町間」の約4.3kmを高架化しています。


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南武線の主力電車である「E233系8000番台」です。2014年10月4日より営業運転開始しました。



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2023年7月18日 (火)

新宿駅西口広場の大規模な再整備 「新宿スバルビル」の跡地 (東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事

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-新宿駅直近地区土地区画整理事業-

 新宿駅直近地区においては、東西の移動がしにくいこと、人の滞留空間が不足していること、駅・駅ビルの老朽化が進んでいることなどの課題があります。このため、都が施行者となる土地区画整理事業により、駅ビルの建替えを契機に敷地整序を行いながら、東西デッキ新設、西口及び東口駅前広場の人中心への再構成などにより、「新宿グランドターミナル」として再編していきます。

 第一弾の工事として、「新宿スバルビル」の跡地で、「(東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事」が行われています。

 引用資料 東京都都市整備局(PDF:2022/03/24)
 新宿駅西口駅前広場における工事について 新宿駅直近地区土地区画整理事業


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「西口駐車場出入口工事について」です。


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「新宿駅直近地区」です。


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西口駅前広場の整備の方向性

 駐車場出入口の移設、自動車の南北通過動線の変更により歩行者空間を拡大します。


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西口駅前広場の当面の工事

 土地交換による敷地整序のため、道路切替工事を行うとともに駐車場出入口の移設のため、駐車場出入口新設工事を行います。


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新宿スバルビルの跡地

 「富士重工業(現:SUBARU)」の本社は、宿駅西口の正面にありました。2010年8月に「富士重工業」は、「新宿スバルビル」を小田急電鉄に340億円で売却する契約を締結ました。「新宿スバルビル」は解体されました(写真提供読者さん)。


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「(東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事」の現場です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「(東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2023年7月17日 (月)

明治大学 川崎市の生田キャンパス「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)整備計画」 2023年7月12日に地鎮祭を挙行!

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-明治大学生田キャンパス-

 「明治大学」は、東京都千代田区神田駿河台一丁目1番地に本部を置く私立大学です。1881年創立、1920年大学設置しました。典型的な「たこ足大学」で、キャンパスは「駿河台キャンパス(東京都千代田区)、和泉キャンパス(東京都杉並区)、生田キャンパス(神奈川県川崎市多摩区)、中野キャンパス(東京都中野区)」の4キャンパスあります。

 川崎市の「生田キャンパス」における多様な学びの推進、教育施設の充実を目的とした「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)整備計画」が進行しています。

 引用資料 明治大学・公式HP(2022/06/28)
 生田キャンパス第二中央校舎(仮称)整備計画」基本設計案が決まりました

● 2023年7月12日に地鎮祭を挙行!
 生田キャンパスにおける多様な学びの推進、教育施設の充実を目的として、2025年春に「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)」の竣工と、2026年春にキャンパス整備の完了を予定しています。

 地鎮祭が2023年7月12日、建設地である生田キャンパスで執り行われ、柳谷孝理事長、大六野耕作学長をはじめ大学役員・役職者が参列。さらに、設計・監理者の「日建設計」、施工者の「フジタ」とともに工事の無事を祈願しました。

 明治大学・公式HP(2023/07/14)
 「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)整備計画」地鎮祭—2025年春利用開始に向け着工

明治大学生田キャンパス 第二中央校舎(仮称)整備計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市多摩区東三田一丁目3750ほか
◆ 交通-小田急電鉄小田原線「生田」駅徒歩10分
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 敷地面積-148,231.77㎡
◆ 建築面積-約3,000㎡
◆ 容積対象延床面積-約13,400㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(中央校舎との接続ブリッジの一部は鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-大学
◆ 建築主-学校法人明治大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2023年07月12日(地鎮祭)
◆ 竣工-2024年12月予定
◆ 開校-2025年春予定


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「外観イメージ」です。


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「内観イメージ」です。


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「断面イメージ」です。


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「計画完了後のイメージと整備範囲」です。



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2023年7月16日 (日)

JR大崎駅東口 「大崎駅東口第4地区再開発」の東地区は、地上34階、高さ約132mの「住宅棟」と地上19階、高さ約100mの「業務棟」で構成!

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-大崎駅東口第4地区再開発-

 JR大崎駅周辺では怒涛の勢いで再開発が行われています。更に複数の地区で再開発構想が進められていますが、「大崎駅東口第4地区再開発」もその一つです。

 「ゲートシティ大崎」の南東側に位置する「大崎駅東口第4地区」の区域面積約19,000㎡を対象に再開発を検討してきた地権者らが、2015年9月25日に「大崎駅東口第4地区市街地再開発準備組合」を設立しました。

 再開発の検討対象区域は大崎一丁目で、北側は「環状6号(山手通り)」、東側は「目黒川」、南側は「JR山手線・横須賀線」に囲まれています。

● 2025年度に再開発組合を設立
 品川区の「大崎駅東口第4地区」で再開発を計画する二つの準備組合が、2025年度の本組合設立に向け取り組みを加速します。品川区や二つの準備組合らで構成するまちづくり連絡会が、土地利用や建物配置などのルールを盛り込んだ「まちづくりガイドライン」の改定(案)をまとめました。

 引用 日刊建設工業新聞(2023/07/13)
 大崎駅東口第4地区再開発(東京都品川区)/東西2地区で25年度に組合設立へ

 再開発は、大崎駅東口第4地区は大崎1ほかでJR大崎駅東口の南東に位置します。三日月状の計画予定地を東西に分けて、「大崎駅東口第4東地区再開発準備組合」と「大崎駅東口第4西地区再開発準備組合」が再開発を計画します。

 東地区内は、2棟で総延床面積約120,000㎡を想定しています。地上34階、高さ約132ⅿの「住宅棟」と、地上19階、高さ約100ⅿの「業務棟」で構成します。事業協力者は「NIPPO、三井不動産、東京建物」の3社、コンサルタントは「日本設計」が務めます。西地区で計画中の再開発ビルの規模などは未定です。事業協力者として「フジタ」、コンサルタントは「アール・アイ・エー」が参画します。


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「大崎駅東口第4地区再開発」の予定地です。


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「大崎駅東口第4地区再開発」の予定地は、東側で「目黒川」に面しています。


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「環状6号(山手通り)」沿いの街区北東側のにある「光村印刷」の本社などが入っている「光村ビル」も再開発の対象となっています。


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「千代田グラビヤ」の本社ビルです。再開発予定地の中で「千代田グラビヤ」の敷地が最も広いです。「千代田グラビヤ」はJR大崎駅周辺の大家さんで、「千代田グラビヤ」の土地に複数のビルが建設されています。


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「環状6号(山手通り)」沿いの街区北西側にあるマンションも再開発の対象となっています。写真右側の2007年12月竣工の「ブリリアタワー大崎」は再開発には参画しません。



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2023年7月15日 (土)

都心最大級総延床約110万㎡の再開発「内幸町一丁目街区」と一体化 都立日比谷公園の再生整備計画 バリアフリー日比谷公園プロジェクト

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-都立日比谷公園の再生整備計画-
 「都立日比谷公園」は、1903年(明治36年)6月1日、日本の近代洋風公園の先駆けとして開園して以来、各時代の東京の「今」を映し、数々のエピソードを生んできました。その文化的価値は唯一無地のものであり、東京、日本を代表する世界に誇る公園です。日比谷公園の面積は161,636.66㎡(2021年12月1日現在)です。

 東京都は、2021年7月に「都立日比谷公園再生整備計画」を策定し、開園130周年を迎える2033年の完了に向け、「都立日比谷公園」をエリアごとに段階的に整備していくこととしています。

● バリアフリー日比谷公園プロジェクト
 「都立日比谷公園の再生整備計画」では、日比谷公園を、年齢、性別、国籍、障害の有無などに関わらず、誰もが利用しやすく、楽しめる公園に進化させ、将来の都民へ引き継いでいく必要があります。計画の実現に向け、事業計画として「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」を取りまとめました。

 引用資料 東京都建設局
 日比谷公園の再生整備について


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「開園130周年を迎える2033年の日比谷公園の姿」です。


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「日比谷公園の将来イメージ」です。公園とまちの緑をつなぐことにより、皇居や日比谷公園の豊かな自然との緑のネットワークを形成します。

● 内幸町一丁目街区と一体化!
 2037年度以降に完成を予定する「内幸町一丁目街区」の再開発事業構想「TOKYO CROSS PARK 構想」を進めています。約6.5haの敷地を「北地区・中地区・南地区」の3つで構成し、都心最大級の総延床面積となる約110万㎡の再開発を事業者(関係権利者、親会社を含む)10社で共同で進めます。オフィスや商業施設、ホテル、共同住宅などを備える予定です。


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「プロジェクトの進め方」です。日比谷公園開園130周年となる2033年を目標に公園全体の整備に取り組んでいきます。整備は、概ね①から⑨の順でエリア毎に段階的に進めていきます。


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「スケジュール」です。



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2023年7月14日 (金)

京成立石駅(葛飾区) 地上34階、高さ約125mの「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定!

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-立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業-

 京成立石駅は、ジャンクション的な役目を果たす「青砥駅」の一つ手前の駅です。島式2面2線の地上駅ですが、「都市高速鉄道京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」が行われており、将来的には高架化されます。高架化工事に合わせるように駅の北口(立石駅北口地区)と南口(立石駅南口西地区、立石駅南口東地区)に再開発が計画されています。

 「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」は、京成立石駅の南側に隣接する約1.3haの区域になります。街の賑わいを創出し、防災性の強化を図ることを目的に、京成押上線を高架化する連続立体交差事業と連携しながら、安全・安心な街づくりを進めています。

 引用資料 葛飾区・公式HP
 立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業

● 都市計画決定!
 「立石駅南口西地区市街地再開発準備組合」と、準備組合に参加組合員予定者として参画している「野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産」は、準備組合が進めている「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」について、2023年7月12日付で、葛飾区より都市計画決定の告示を受けました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2023/07/13)
 「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定のお知らせ -商業・住宅が一体となった駅前の複合再開発事業-

立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区立石一丁目の一部
◆ 交通-京成電鉄押上線「京成立石」駅
◆ 階数-(A敷地)地上34階、地下1階、(B敷地)地上3階、地下0階
◆ 高さ-(A敷地)約125m、(B敷地)約10m
◆ 施行区域面積-約13,000㎡
◆ 敷地面積-(A敷地)約10,270㎡ 、(B敷地)約210㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約8,000㎡ 、(B敷地)約110㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約91,700㎡、(B敷地)約250㎡
◆ 容積対象床面積-(A敷地)約66,600㎡、(B敷地)約235㎡
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、店舗、事務所、駐車場、駐輪場、(B敷地)駐輪場、事務所
◆ 総戸数-(A敷地)約700戸
◆ 建築主-立石駅南口西地区市街地再開発組合(予定)
◆ 参加組合員予定者-野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産
◆ 事業コンサルタント-タカハ都市科学研究所
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


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「配置図」です(引用:野村不動産)。


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「周辺地図」です(引用:野村不動産)。


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立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業

 立石駅南口東地区では、立石駅南口東地区市街地再開発準備組合と準備組合に参加組合員予定者として参画している「野村不動産、阪急阪神不動産」が「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。

 引用資料 野村不動産(PDF:2019/06/04)
 「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ

立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区立石一丁目の一部及び立石四丁目の一部
◆ 交通-京成電鉄押上線「京成立石」駅
◆ 階数-(A敷地)地上34階、地下1階、(B敷地)地上3階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)約125m、(B敷地)約16m
◆ 施行区域面積-約10,000㎡
◆ 敷地面積-(A敷地)約5,060㎡ 、(B敷地)約760㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約3,350㎡ 、(B敷地)約530㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約53,200㎡、(B敷地)約1,500㎡
◆ 容積対象床面積-(A敷地)約37,900㎡、(B敷地)約1,160㎡
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、事務所、店舗、公益、 駐輪場、駐車場 等、(B敷地)事務所、店舗、公益、 駐輪場 等
◆ 総戸数-(A敷地)約450戸
◆ 建築主-立石駅南口東地区市街地再開発組合(予定)
◆ 参加組合員予定者-野村不動産、阪急阪神不動産
◆ 事業コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 事業協力者-清水建設
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定


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「施行区域」です。「A敷地」と「B敷地」で構成されています(引用:野村不動産)。



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2023年7月13日 (木)

千葉県市川市 地上44階、高さ160mの「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」 2棟で総延床面積約114,900㎡を想定!

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-本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業-

 千葉県市川市の「本八幡駅北口駅前地区再開発準備組合」が、JR総武本線本八幡駅の北東側で計画している第一種市街地再開発事業の施設規模が2棟で総延床面積約114,900㎡を想定していることが分かりました。住戸数は約870戸です(Googleマップの衛星写真を引用)。

 引用資料 建設通信新聞(2023/07/12)
 本八幡駅北口駅前再開発/規模は2棟総延べ11.5万㎡/協力者に三井不レジ、大成ら

 事業協力者として「三井不動産レジデンシャル、東京建物、野村不動産、大成建設」が参画します。コンサルタント業務は都市設計連合が担当しています。2024年3月の都市計画決定、2024年度の本組合設立認可、2025年度の権利変換計画認可、2026年度の解体工事を経て2027年度に建築工事に着手し、2030年度の完成を目指します。

本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-千葉県市川市八幡二丁目6,14,15
◆ 交通-JR総武・中央緩行線「本八幡」駅、都営地下鉄新宿線「本八幡」駅、京成電鉄本線「京成八幡」駅
◆ 階数-(南棟)地上44階、地下2階、(北側) 地上21階、地下2階
◆ 高さ-(南棟)160m
◆ 敷地面積-約9,900㎡
◆ 建築面積-約6,600㎡
◆ 延床面積-約114,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業、業務、公益施設、集会施設
◆ 総戸数-約870戸
◆ 建築主-本八幡駅北口駅前地区再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、東京建物、野村不動産、大成建設
◆ 解体工事-2026年度予定
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2030年度予定


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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JR総武線「本八幡」駅のホームから見た様子です。駅前には複数の超高層タワーマンションが建っています。

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ターミナルシティー本八幡

 「ターミナルシティー本八幡」は、京成電鉄「京成八幡駅」前に建設された「本八幡A地区第一種市街地再開発事業」の街区全体の正式名称です。住宅棟は、地上40階、地下2階、高さ144.2m、総戸数465戸(事業協力者住戸84戸を含む)で、正式名称は「グランドターミナルタワー本八幡(Grand Terminal Tower)」です。
 
グランドターミナルタワー本八幡の概要
◆ 計画名-本八幡A地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-千葉県市川市八幡三丁目3番2号(地番)
◆ 交通-都営地下鉄新宿線「本八幡」駅徒歩1分、JR総武・中央緩行線「本八幡」駅徒歩2分、京成電鉄本線「京成八幡」駅徒歩1分
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部144.2m
◆ 敷地面積-11,643.29㎡(業務棟・商業棟の面積を含む)
◆ 建築面積-7,706.49㎡(業務棟・商業棟の面積を含む)
◆ 延床面積-89,124.99㎡(業務棟・商業棟の面積を含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(59本)
◆ 地震対策-制振構造(制振間柱:柱の中に制振デバイスの低降伏点鋼を組み込み)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗
◆ 総戸数-465戸(事業協力者住戸84戸を含む)
◆ 建築主-本八幡A地区市街地再開発組合(売主 積水ハウス、三井不動産レジデンシャル、新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-前田建設工業(特定業務代行者)
◆ 着工-2010年08月17日(Ⅰ期工事)
◆ 竣工-2013年04月下旬(Ⅰ期工事)
◆ 入居開始-2013年07月下旬



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2023年7月12日 (水)

つくばエクスプレス(TX) 「つくば駅」から先への延伸 延伸の方面は土浦方面とし、JR常磐線と接続する駅は土浦駅!

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-つくばエクスプレス(TX)-

 「つくばエクスプレス(TX)」は2005年8月24日に、秋葉原~つくば間を最速45分で結ぶ鉄道路線として開業し、沿線自治体は新しい街として急速に発展しています。

 茨城県は、つくば駅から先の⒋ルート「(1)筑波山方面、(2)水戸方面、(3)茨城空港方面、(4)土浦方面」を想定して、各ルートの需要調査等を始め、第三者委員会は2023年3月31日に延伸方面を土浦方面とする提言書を県知事に提出しました。

● つくばエクスプレス(TX)が土浦へ
 茨城県では、「つくばエクスプレス(TX)」の茨城県内延伸の方面は土浦方面とし、JR常磐線と接続する駅は土浦駅として、県内延伸構想の具体化に向けた検討を進めていくことを決定しました。

 引用資料 茨城県・公式HP(2023/06/23)
 つくばエクスプレス(TX)県内延伸に係る方面決定について

 引用資料 土浦市・公式HP
 つくばエクスプレス(TX)が土浦へ!

 また、茨城空港方面への県民の期待も高いものがるので、土浦延伸実現後、空港の着陸制限の緩和等、空港を取りまく状況が変化した場合には、改めて茨城空港延伸について議論していきたいと考えています。


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茨城県は、つくば駅から先の⒋ルート「(1)筑波山方面、(2)水戸方面、(3)茨城空港方面、(4)土浦方面」を想定していました。


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「つくばエクスプレス(TX)」です。


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「つくばエクスプレス(TX)」です。



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2023年7月11日 (火)

JR小岩駅前 地上44階、高さ約169mの「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧!

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-南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都江戸川区の「JR小岩駅」の南口と北口では複数の市街地再開発事業が計画されています。南口では第一弾として、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設され、「アルファグランデ小岩スカイファースト」として2015年4月下旬に竣工しました。

 更に第2弾として「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」が建設中で、第3弾として施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 2021年5月6日に、東京都環境局から「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価調査計画書の閲覧が行われました。当初は、地上25階、地下3階、高さ約100m、延床面積約123,000㎡で計画されていましたが、地上45階、地下2階、高さ約169m、延床面積約152,000㎡と大幅に規模が拡大されています。最新の概要では、地上44階、地下2階、高さ約169m、延床面積約158,900㎡となっています。

● 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧!
 東京都環境局から「南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書の縦覧が行われています。縦覧期間は、2023年7月7日(金)~7月26日(水)までです。

 引用資料 東京都環境局(2023/07/07)
 「南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案に係る見解書


南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩七丁目の一部
◆ 交通-JR総武本線(緩行線)「小岩」駅
◆ 階数-(東棟)地上44階、地下2階、(西棟)地上18階、地下1階
◆ 高さ-(東棟)最高部約169m、軒高約160m、(西棟)最高部約63m、軒高約60m
◆ 敷地面積約-約15,000㎡
◆ 建築面積-約12,000㎡
◆ 延床面積-約158,900㎡
◆ 用途-集合住宅、商業施設、公益施設、保育所、駐車場、駐輪場等
◆ 総戸数-1,080戸(東棟890戸、西棟190戸)
◆ 建築主-南小岩七丁目地区市街地再開発準備組合
◆ 関係事業者-日鉄興和不動産、住友商事、長谷工コーポレーション
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2030年度予定


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「4階屋上広場の緑化イメージ図(北側から望む)」です。


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「建物断面図」です。


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「配置計画図」です。


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「都市計画の状況(交通広場・都市計画道路)」です。「JR小岩駅」の周辺では再開発計画が目白押しです。


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「計画地位置図」です。


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JR小岩駅のホームから見た「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。奥に見えている超高層タワーマンションは、「アルファグランデ小岩スカイファースト」です。


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「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地には、中小の雑居ビルや民家などが密集しています。


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最寄り駅となる「JR小岩駅」です。島式1面2線の高架駅です。総武本線の緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車します。



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2023年7月10日 (月)

千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 「北街区・中街区・南街区」の3街区連携 建物の最高高さは170m以下に設定!

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-九段南一丁目地区-

 東京都千代田区の九段南一丁目地区で、新たなまちづくりの機運が高まっています。靖国通りと内堀通り、日本橋川に囲まれた地区を北・中・南の三つの街区に分けて整備するため、勉強会などが開催されています。各街区が連携した一体的なまちづくりに向け、千代田区は「九段南一丁目地区まちづくりガイドライン」を策定しました。

 引用資料 千代田区・公式ホームページ
 九段下地域のまちづくり

● 手続きの着手は2023年9月以降を予定
 千代田区は「九段南一丁目地区」の再整備に向け、2023年度内にも都市計画法に基づく都市計画手続きに着手します。エリアを三つの街区に分け、それぞれで市街地再開発事業と土地区画整理事業、ビルの個別建て替えを促進します。

 最終的には各街区がアトリウムでつながります。一体的な施設群として供用したい考えです。地区計画では建物の最高高さは170m以下に設定、手続きの着手は2023年9月以降を予定しています。

 日刊建設工業新聞(2023/07/10)
 東京・千代田区/九段南一丁目地区都計手続きに9月以降着手、3街区一体で再編

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「北街区・中街区・南街区」の3街区連携で推進します。

◆ 北街区
 九段下駅に隣接する「北街区」は、法定再開発事業を計画しており、2017年に準備組合が発足しました。事業協力者は住友不動産、コンサルタントとして日建設計が参画しています。敷地内には区営九段住宅や九段生涯学習館などがあります。

◆ 中街区
 「中街区」は三井住友銀行が所有します。千代田区は「九段下まちかど広場」と「くだんしたこどもひろば」として暫定利用していますが、土地の借用期間満了に伴い広場を既に閉鎖しました。

◆ 南街区
 「南街区」は東京堂が所有しており、現在は「東京堂千代田ビルディング」があります。中・南街区は土地区画整理事業と合わせて個別での建て替えなどを検討しています。


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「まちづくり基本構想の対象区域」です。


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「周辺の動向」です。



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2023年7月 9日 (日)

横浜市 JR関内駅前に3棟の超高層ビルが林立 地上24階、高さ約120m「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地

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-(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業-

 「関内駅前北口地区再開発検討協議会」は、横浜市のJR関内駅北口駅前に、地上24階、塔屋1階、地下1階、高さ約120m、延床面積約34,500㎡の再開発ビル建設を検討しています。用途は、業務施設、商業施設、住宅施設を予定しています。2025年度に既存建物解体・新築工事に着手し、2029年度の供用を目指します。

● 計画段階配慮書の縦覧!
 横浜市は、横浜市環境影響評価条例に基づき、「(仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業 環境影響評価準備書」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2023年7月5日(水)~8月18日(金)までです。その中に「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」の詳細も説明されています。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/07/05)
 (仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価準備書

(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区真砂町三丁目、港町二丁目、港町三丁目、蓬莱町一丁目及び万代町一丁目の各一部
◆ 交通-JR根岸線「関内」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約120m、建築物約120m
◆ 事業実施区域面積-約8,150㎡
◆ 敷地面積-約2,800㎡
◆ 建築面積-約2,100㎡
◆ 延床面積-約34,500㎡
◆ 容積対象面床積-約27,000㎡(容積率約980%)
◆ 用途-業務施設、商業施設、住宅施設
◆ 建築主-関内駅前北口地区再開発検討協議会
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定


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「施設完成イメージ」です。JR関内駅前に、高さ約170n、高さ約170n、高さ約120nの超高層ビルが3棟並ぶ事になります。


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「施設断面図(東西)」です。


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「施設配置図」です。


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「関内駅周辺地区における事業」です。


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「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。



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2023年7月 8日 (土)

巨大ターミナル「北千住駅」 高さ約120mの「千住駅東口再開発(北街区)」 「三井不動産レジデンシャル」などがタワーマンションを計画!

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-千住駅東口再開発(北街区)-

 「JR東日本、東京メトロ、東武鉄道、つくばエクスプレス」が乗り入れる「北千住駅」の東口北街区で再開発事業を検討している「北千住駅前地区市街地再開発準備組合」は、都市計画手続きを目指して検討を進めています。

 足立区は、学識者らで構成するアドバイザリー会議を活用し、準備組合の再開発構想について事業条件などの確認を進めます。アドバイザリー会議や区の経営会議を経て、都市計画手続きに入る見通しです。

 再開発の対象地区は、北千住駅東口北側の約0.6haです。老朽化した建物が多く密集するなど、防災上の課題があります。加えて都市計画道路が未整備のため、歩行者や自転車、自動車の動線が混在しています。

 再開発施設は、タワーマンションや商業施設などで構成する見通しで、あわせて駅前エリアの交通基盤整備や歩行環境の改善事業などを進めます。準備組合には事業協力者として、「三井不動産レジデンシャル、トーショー・ホールディングス、大成建設」が参画しています。

 道路を挟んだ南側の隣接街区でも「北千住駅東口地区市街地再開発準備組合」が再開発事業を検討していいます。敷地面積約0.5haで、事業協力者として「住友不動産」が参画しています。

● 高さ約120m、延床面積約51,000㎡を想定!
 北千住駅東口周辺で市街地再開発事業を検討している「北千住駅前地区市街地再開発準備組合」は、2024年3月の地区まちづくり計画変更、2024年12月の都市計画決定を目指しています。

 引用資料 建設通信新聞(2023/07/07)
 北千住駅前地区再開発/24年末に都計決定/三井不レジら事業協力

 引用資料 日刊建設工業新聞(2023/07/07)
 北千住駅前再開発(東京都足立区)5・1万平米、24年12月都計決定へ/準備組合

北千住駅東口再開発(北街区)の概要
◆ 所在地-東京都足立区千住旭町41ほか
◆ 交通-JR常磐線「北千住」駅、東京メトロ日比谷線・千代田線「北千住」駅、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線ー東京メトロ半蔵門線乗入)「北千住」駅、つくばエクスプレス「北千住」駅
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約5,350㎡
◆ 延床面積-約51,000㎡
◆ 用途-共同住宅、商業・業務施設、子育て支援施設
◆ 総戸数-約400戸
◆ 延床面積-約51,000㎡
◆ 建築主-北千住駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、トーショー・ホールディングス、大成建設


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「位置図」です。


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「北千住駅東口」です。


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「北千住駅東口再開発(北街区)」の予定地です。


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東京電機大学 東京千住キャンパス
 「北千住駅東口」には、ほとんど何もありませんでしたが、「東京電機大学 東京千住キャンパス」の開校ににより大きく変わりました。


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北千住駅

 「北千住駅」は、「JR東日本、東京メトロ、東武鉄道、つくばエクスプレス」が乗り入れる巨大駅で、鉄道交通の要衝です。



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2023年7月 7日 (金)

南船橋エリアの玄関口となるライフスタイル型商業施設 「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」が2023年11月に開業!

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-JR南船橋駅南口市有地活用事業-

 「南船橋駅南口地区」は、JR京葉線南船橋駅南口の駅前に位置し、官民連携事業等の実施によって、臨海部における賑わいの創出と回遊性の向上に寄与する魅力的なまちづくりを進めていく地区です。

 緑豊かな広場空間を駅前に配置することにより憩いと賑わいを提供し、周辺環境と調和を図りつつ、新たな回遊拠点を創出することをテーマにまちづくりを進めていきます。広場を中心としたまちづくりを行うことにより、地域が一体となる臨海部の玄関口を形成していきます。

 「船橋市」は、JR南船橋駅南口市有地活用事業の事業者募集で、「三井不動産グループ」を優先交渉権者に選定しています。大規模な広場空間を中心に商業施設、居住施設等を配置することで憩いと賑わいを提供し、新たな回遊拠点を創出することを提案しています。住む人、働く人、訪れる人が自分の居場所(庭)と思える広場、「まちの庭」を開発コンセプトとしています。

 「三井不動産」は、千葉県船橋市にてライフスタイル型商業施設「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」を2022年11月に建築着工しました。開業は2023年冬を予定しています。

● 三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY
 「三井不動産」は、千葉県船橋市にて開発を推進中のライフスタイル型商業施設の名称を「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」に決定しました。開業は2023年11月を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2023/06/28)
 南船橋エリアの玄関口となるライフスタイル型商業施設 「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」に名称決定 2023年11月開業予定、一部店舗を先行発表 8月より店舗求人サイト開設予定

 「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」は、駅前市有地の高いポテンシャルを活用した官民連携による開発を推進することにより、臨海部の玄関口としてふさわしい拠点形成を含めた魅力的なまちづくりを実現するとともに、賑わいの創出や回遊性の向上を図ります。

 地域居住者の日常の憩いの場となる約5,000㎡もの大規模な広場空間と、デイリーニーズに応じた全36店舗を揃え、コミュニティの拠点として魅力あふれる商業環境を創出し、活気ある街づくりに貢献します。

三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAYの概要
◆ 計画名-(仮称)南船橋駅前商業施設計画
◆ 所在地-千葉県船橋市若松二丁目2番1号
◆ 交通-JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-約16,740㎡
◆ 延床面積-約11,200㎡
◆ 店舗面積-約8,200㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗
◆ 店舗数-36店舗
◆ 駐車台数-約10台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計)三井住友建設
◆ 環境デザイン-ノンスケール、E-DESIGN
◆ 監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2022年11月
◆ 竣工-2023年10月予定
◆ 開業-2023年11月予定


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「広場スペース イメージ」です。


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地域住民の多様なライフスタイルに対応する全36店舗が出店します。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「広域図」です。


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「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」の建設現場です(写真提供読者さん)。



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2023年7月 6日 (木)

横浜市の関内地区 地上32階、高さ約170mの「(仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」 計画段階配慮書の縦覧!

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-関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業-
 「三菱地所」を代表企業として、「スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産」から構成されるコンソーシアムは、2020年6月30日に「関内駅前港町地区市街地再開発準備組合」から「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」の事業協力者優先交渉権者に選定され、2020年10月1日に準備組合と事業協力に関する基本協定書を締結し、事業協力者として参画することが決定しました。

 中心となるオフィスにはグローバル企業の本社誘致などを見込みます。高層部には高級賃貸マンション、低層棟には商業施設などを構え、「旧市庁舎街区」のビルとデッキで接続させます。

● 計画段階配慮書の縦覧!
 横浜市は、横浜市環境影響評価条例に基づき、「(仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業 環境影響評価準備書」の縦覧を行っています。縦覧期間は、2023年7月5日(水)~8月18日(金)までです。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/07/05)
 (仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価準備書

(仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区尾上町二丁目、尾上町三丁目、真砂町二丁目、真砂町三丁目、港町二丁目及び港町三丁目の各一部
◆ 交通-JR「関内」駅すぐ、 横浜市営地下鉄「関内」駅すぐ
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約170m
◆ 敷地面積-約7,700㎡
◆ 建築面積-約5,700㎡
◆ 延床面積-約97,200㎡
◆ 容積対象床面積-約83,600㎡
◆ 用途-オフィス、商業施設、住宅施設、観光・集客施設、交通広場
◆ 総戸数-約100戸
◆ 建築主-関内駅前港町地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-(代表企業)三菱地所、(構成企業)スターツコーポレーション、フジタ、ケン・コーポレーション、東急不動産
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定


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「施設断面図(東西)」です。


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「施設断面図(南北)」です。


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「施設配置図」です。


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「再開発エリア」です。JR関内駅と尾上町通りにはさまれた、旧市庁舎街区に隣接する約1.4haです。


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「関内駅周辺地区における事業」です。


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「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」を南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。



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2023年7月 5日 (水)

東京ドリームパーク(テレビ朝日) (仮称)有明南H街区プロジェクト 「国土交通省」が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-(仮称)有明南H街区プロジェクト-

 「東京臨海副都心」は、「台場地区、青海地区、有明北地区、有明南地区」の4地区からなります。全て埋立て地で、行政は江東区、港区、品川区と三つの区に跨り、総面積は442haです。

 「有明南G1区画」と「有明南H区画」の公募が行われていましたが、2020年9月23日に応募受付を終了しました。2020年12月25には、「有明南G1区画」と「有明南H区画」の進出事業予定者が決定しました。

● 優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、「(仮称)有明南H街区プロジェクト」を優良な民間都市再生事業計画として認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。

 引用資料 国土交通省(2023/06/30)
 エンターテインメントとテクノロジーが融合するにぎわい・文化発信拠点の形成 ~(仮称)有明南H街区プロジェクトを国土交通大臣が認定~

 「(仮称)有明南H街区プロジェクト」は、東京都心・臨海地域にて、MICE関連イベントに対応可能な音楽イベントホールやデジタル技術を活用したエンターテインメント施設などを整備することにより、にぎわい・文化発信拠点を形成します。

東京ドリームパークの概要
◆ 計画名-(仮称)有明南H街区プロジェクト
◆ 所在地-東京都江東区有明三丁目1番9
◆ 交通-ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅、りんかい線「国際展示場」駅
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部51.79m
◆ 敷地面積-12,920.05㎡
◆ 建築面積-10,332.73㎡
◆ 延床面積-46,499.07㎡(容積対象面積38,309.54㎡)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-多目的ホール(集会場)、劇場、エンタメスペース(展示場)、スタジ オ、事務所、飲食・物販店舗
◆ 建築主-テレビ朝日
◆ 建築主-清水建設
◆ 建築主-清水建設
◆ 着工-2023年06月01日
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ 開業-2026年春予定


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2020年12月25日に公開された完成イメージ図

 2020年12月25日に公開された「有明南H区画」の「完成イメージ図」です。「有明南G1区画」と「有明南H区画」の公募が行われていましたが、2020年9月23日に応募受付を終了しました。2020年12月25には、「有明南G1区画」と「有明南H区画」の進出事業予定者が決定しました。

 引用資料 東京都港湾局(PDF:2020/12/25)
 臨海副都心進出事業者公募(有明南G1区画及び有明南H区画)の進出事業予定者が決定しました

 概要は、地上12階、最高高さ83.1m、延床面積約44,190㎡、用途は「多目的ホール、集客娯楽(イベント・エンターテインメントスペース)、スタジオ・オフィス等」となります。


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「施設概要図」です。


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「事業スケジュール(予定)」です。着工が2023年6月1日~竣工が2025年12月31日予定です。


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有明南H区画

 「有明南H区画」は、公簿面積12,920.05㎡で、建物高さ制限はA.P.+110m以下です。地盤高はA.P.+6.2m~6.5m程度(南側道路沿い)なので、高さ103.5mまでのビルが建設可能です。



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2023年7月 4日 (火)

JR田町駅前 「森永プラザビル」の建替え 「田町駅西口駅前地区」の概要は、地上23階、高さ約125m、延床面積約98,600㎡!

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-森永プラザビル建替え-
 「森永製菓」と「森永乳業」とは兄弟会社の関係で、「モリナガグループ」を形成しています。森永製菓と森永乳業は、共に「森永プラザビル」に本社を構えています。

 「森永乳業」は、2022年5月13日開催の取締役会において、「森永乳業」の本社が入居する「森永プラザビル(東京都港区芝五丁目33番1号)」の建替えについて、決定しました。

 森永乳業 ニュースリリース(2022/05/13)
 森永プラザビル建替えに関するお知らせ

田町駅西口駅前地区
 「森永乳業、三井不動産、JR東日本」の3社が森永プラザビルを建て替える「田町駅西口駅前地区」の大規模開発の概要が明らかになりました。概要は、地上23階、地下2階、高さ約125m、敷地面積約6,615㎡、延床面積約98,600㎡です。オフィス、店舗、産業支援施設などで構成します。

 建設通信新聞(2023/07/04)
 延べ10万㎡に建替え/年度内の都決目指す/田町駅西口駅前地区開発/森永乳業ら

 2023年度内の都市計画決定、2024年度に解体工事、2025年度に新築工事に着手、新施設は2028年度に竣工、2033年度の全体完成を予定しています。民有地を活用した交通広場約3,000㎡を整備するほか、交差点を改良し、交通結節機能を強化する。駅前デッキ広場約2,000㎡の設置や駅構内の東西自由通路の拡幅など回遊性の高い歩行者ネットワークを形成します。

田町駅西口駅前地区の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目33番1号
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩1分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩1分
◆ 階数-途上23階、地下2階
◆ 高さ-最高部約125m
◆ 敷地面積-約6,615㎡
◆ 延床面積-約98,600㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、産業支援施設など
◆ 建築主-森永乳業、三井不動産、JR東日本
◆ 本社移転-2024年春予定(森永乳業)
◆ 解体工事-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定

◆ 竣工-2028年度予定(新施設)、2033年度予定(全体完成)


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森永プラザビル(Googleマップ)
 森永プラザビルは「本館」と「別館」で構成されており、敷地面積は6,135.55㎡です。JR田町駅周辺は再開発ラッシュになっており、北東側隣接地では、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ156.00mの超高層オフィスビル「田町タワー」が建設中です(Googleマップの衛星写真を引用)。

森永プラザビル本館の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目33番1号
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩1分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩1分
◆ 階数-地上24階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部100.30m
◆ 敷地面積-6,135.55㎡
◆ 延床面積-40,367.97㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-森永開発
◆ 設計者-森永エンゼルプラザ共同企業体1級建築士事務所
◆ 施工-鹿島建設、大成建設
◆ 竣工-1974年01月(リニューアル2014年03月)
◆ 本社移転-2024年春予定(森永乳業)


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田町タワー
 「三菱重工業」と子会社の「田町ビル」、不動産業などの「徳栄商事」は、JR田町駅近くに、地上29階、高さ156.00m、延床面積112,178.97㎡の「(仮称)TTMプロジェクト」を建設しています。

 「第一田町ビル」や「徳栄ビル本館、徳栄ビル新館」など複数ビルの敷地を一体開発し、オフィスを中心として商業施設なども入る複合ビルを建設します。低層部に店舗などの商業施設を配置し、中高層部にオフィスが入ります。

 「(仮称)TTMプロジェクト」は、2021年2月24日にビル本体新築工事に着手しました。2021年10月13日にビル名称が「田町タワー」に決定しています。竣工は2023年6月末予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 田町タワー

田町タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)TTMプロジェクト
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目315番1他(地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩2分(ペデストリアンデッキで接続)、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅直結
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部156.00m
◆ 敷地面積-8,617.93㎡
◆ 建築面積-5,949.77㎡
◆ 延床面積-112,178.97㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-芯棒型制震システム(免震+制振のハイブリッド構造)
◆ 用途-オフィス、飲食物販店舗、診療所、運動施設、保育所、駐車場
◆ 建築主-田町ビル、徳栄商事、三菱重工業
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工-清水建設
◆ 着工-2021年02月24日(着工)
◆ 竣工-2023年06月末予定



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2023年7月 3日 (月)

東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間) 「豊洲駅、枝川駅、東陽町駅、千石駅」の駅標準横断図を公開 環境影響評価書案 の縦覧!

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-東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間)-

 
東京メトロ有楽町線の豊洲駅と半蔵門線・都営新宿線の住吉駅を結ぶ延伸事業で、計画区間約5.2kmのルート案が2022年8月1日に明らかになりました。東京都市計画 都市高速鉄道第8号線 東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間)計画及び豊洲駅改良計画に関する都市計画素案の説明会を開催します。

 東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間)は、計画区間約5.2km、都市計画変更区間約4.9kmです。豊洲駅~住吉駅駅間に三つの駅を新設し、いずれも仮称で豊洲から順に「枝川駅、東陽町駅、千石駅」としています。

● 環境影響評価書案の縦覧!
 「東京都環境局」は、”「都市高速鉄道第8号線豊洲~住吉間建設事業」に係る環境影響評価書案の縦覧”  の縦覧が行われています。縦覧期間は、2023年6月22日(木)~7月21日(金)までです。

 引用資料 東京都環境局(2023/06/22)
 「都市高速鉄道第8号線豊洲~住吉間建設事業」に係る環境影響評価書案の縦覧

 
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「縦断図」と「横断図」です。


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「豊洲駅」の駅標準横断図です。2面4線からホームが増設されて3面4線になります。


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「(仮称)枝川駅」の駅標準横断図です。相対式2面2線です。


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「(仮称)東陽町駅」の駅標準横断図です。島式1面2線です。


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「(仮称)千石駅」の駅標準横断図です。島式1面2線です。



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2023年7月 2日 (日)

「中野サンプラザ」が、2023年7月2日をもって閉館! 地上62階、高さ約262mの「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」 

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-中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業-

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補及び次点候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。

 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本)」は、中野区とともに推進する「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」において、2021年5月6日に中野区と基本協定書を締結しました。

 「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、高さ約235m、延床面積約257,000㎡で計画されていましたが、高さ約262m、延床面積約298,000㎡に規模が拡大されました。

 東京都環境局は、2023年1月23日から「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書案の縦覧を行いました。それまで不明だった階数が、地上62階、塔屋2階、地下3階だと判明しました。

 引用資料 東京都環境局(2023/01/23)
 「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価書案が提出されました。

● 中野サンプラザが、2023年7月2日をもって閉館!
 中野区のJR中野駅北口にある「中野サンプラザ」が、2023年7月2日(日)をもって閉館します。「中野サンプラザ」は、1973年6月1日に開業しました。コンサートホールは、収容人員2,222人です。数々の人気アーティストが公演を開催し、都内でも有数の人気ホールでした。

中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番、8番
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上62階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約262m、建築基準法の高さ約250m
◆ 施行予定区域面積-約23,460㎡
◆ 建築面積-約18,765㎡
◆ 延床面積-約298,000㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,000%
◆ 地震対策-中間層免震構造(2層の免震層)

◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
◆ 総戸数-約1,100戸
◆ 施行予定者-(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 解体-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定


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「完成イメージ(計画地北東側方向)」です。


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「中野駅西側南北通路からみたセントラルウォークのイメージ」です。


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「アトリウムのイメージ」です。


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「敷地南東から望む出会いの広場のイメージ」です。


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「中野通りから望む集いの広場のイメージ」です。


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「屋上広場のイメージ」です。


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「ホールのイメージ」です。最大7,000人収容のホールとなります。



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「断面図(南北)」です。地上62階、塔屋2階、地下3階です。最上階の「展望デッキ」は楽しみですね!


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高層棟の「断面図(東西)」です。


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低層棟の「断面図(東西)」です。


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「配置図」です。


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中野駅新北口駅前エリア
 中野駅新北口駅前エリアは、写真右側の「中野サンプラザ」と写真左側の「中野区役所」を中心とする大規模再開発計画です(写真提供読者さん)。


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「中野サンプラザ」です。再開発のために2023年7月2日(日)をもって閉館します(写真提供読者さん)。


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「中野区役所」です。「中野区役所」は新庁舎を建設しています。新庁舎は、2024年5月に移転開設予定です(写真提供読者さん)。



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2023年7月 1日 (土)

渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟) 東急百貨店東横店西・南館解体工事 & JR渋谷駅の橋上駅舎化工事 渋谷駅周辺が激変!

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-渋谷スクランブルスクエア-
 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの「東棟」、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの「西棟」、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの「中央棟」を建設します。施設の正式名称は「渋谷スクランブルスクエア」です。

 「渋谷スクランブルスクエア、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄」は、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」を2019年11月1日に開業しました。「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」は、既存建物の解体完了後に本体工事に着手し、2027年度の完成を目指します。

● 東急東横店(西館・南館)の解体工事
 「東急東横店」は、2020年3月31日をもって営業を終了しました。この部分は「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」及び「渋谷駅橋上駅舎」の建設予定地となります。
 
 現在、「東急百貨店東横店西・南館解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています。

● JR渋谷駅の橋上駅舎化!
 JR渋谷駅においては、南側にあった埼京線ホームの移設(山手線ホームとの並列化)、山手線の1面2線化、駅コンコースの拡充およびバリアフリー設備の整備等を行い、人々が利用しやすい駅を目指します。2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」の建設に合わせて、JR渋谷駅が橋上駅舎化されます。新たにJR渋谷駅の3階に「改札口」が新設されます。


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「全体完成時イメージ」です(引用:JR東日本)。


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渋谷駅周辺が激変しています(写真提供読者さん)。


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「東急百貨店東横店西・南館解体工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「東急百貨店東横店西・南館解体工事」の解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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「東急百貨店東横店西・南館解体工事」の南側の様子です(写真提供読者さん)。


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地上39階、地下4階、高さ179.97mの「渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー」です。2023年11月竣工予定です(写真提供読者さん)。


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先行してJR渋谷駅直上の北側に飛び出した部分が建設されています(引用:JR東日本)。


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「埼京線」の上空で橋上駅舎化工事が行われています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。

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まだ供用開始されていませんが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」の屋根の上部には自由通路「スカイデッキ」も整備されています(写真提供読者さん)。



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