千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 「北街区・中街区・南街区」の3街区連携 建物の最高高さは170m以下に設定!
-九段南一丁目地区-
東京都千代田区の九段南一丁目地区で、新たなまちづくりの機運が高まっています。靖国通りと内堀通り、日本橋川に囲まれた地区を北・中・南の三つの街区に分けて整備するため、勉強会などが開催されています。各街区が連携した一体的なまちづくりに向け、千代田区は「九段南一丁目地区まちづくりガイドライン」を策定しました。
引用資料 千代田区・公式ホームページ
九段下地域のまちづくり
● 手続きの着手は2023年9月以降を予定
千代田区は「九段南一丁目地区」の再整備に向け、2023年度内にも都市計画法に基づく都市計画手続きに着手します。エリアを三つの街区に分け、それぞれで市街地再開発事業と土地区画整理事業、ビルの個別建て替えを促進します。
最終的には各街区がアトリウムでつながります。一体的な施設群として供用したい考えです。地区計画では建物の最高高さは170m以下に設定、手続きの着手は2023年9月以降を予定しています。
日刊建設工業新聞(2023/07/10)
東京・千代田区/九段南一丁目地区都計手続きに9月以降着手、3街区一体で再編
「北街区・中街区・南街区」の3街区連携で推進します。
◆ 北街区
九段下駅に隣接する「北街区」は、法定再開発事業を計画しており、2017年に準備組合が発足しました。事業協力者は住友不動産、コンサルタントとして日建設計が参画しています。敷地内には区営九段住宅や九段生涯学習館などがあります。
◆ 中街区
「中街区」は三井住友銀行が所有します。千代田区は「九段下まちかど広場」と「くだんしたこどもひろば」として暫定利用していますが、土地の借用期間満了に伴い広場を既に閉鎖しました。
◆ 南街区
「南街区」は東京堂が所有しており、現在は「東京堂千代田ビルディング」があります。中・南街区は土地区画整理事業と合わせて個別での建て替えなどを検討しています。
「まちづくり基本構想の対象区域」です。
「周辺の動向」です。
| 固定リンク
« 横浜市 JR関内駅前に3棟の超高層ビルが林立 地上24階、高さ約120m「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地 | トップページ | JR小岩駅前 地上44階、高さ約169mの「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧! »
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 遂に「鉄骨建方」が始まる! 2024年12月3日の建設状況(2024.12.07)
- 国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約389,290㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2024年12月3日の建設状況(2024.12.05)
- 「丸の内仲通り南周辺地区」で複数の再開発が連動 「国際ビル・帝劇ビル(帝国劇場、出光美術館)」の共同で一体的な建替 高さは約145m!(2024.11.27)
- 三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 解体工事を2024年12月1日に着工!(2024.11.06)