「京急品川駅」の地上化に伴う再開発 地上28階、高さ約150mの超高層ツインタワー「(仮称)品川駅街区地区北街区、(仮称)品川駅街区地区南街区」 外観イメージ公開!
-(仮称)品川駅街区地区-
「京浜急行電鉄」と「JR東日本」は、東京都港区の品川駅高輪口を再整備する「(仮称)品川駅街区地区」の開発計画を明らかにしました。約33,500㎡の敷地を3分割し、駅施設や商業施設、オフィスなどで構成する総延床面積約374,300㎡の施設群を整備します。
近く東京都に都市計画提案を提出する予定です。2023年度内の都市計画審議会に諮り、都計決定できるよう都と調整しています。2025年度の着工、2036年度の全体完成を目指します。
計画施設の西側には国道15号をまたぐ歩行者デッキを設けます。駅出口となる敷地北端にも歩行者広場を確保します。敷地を東西・南北に貫く自由通路も複数整備し、回遊性を高めます。
● 外観イメージ公開!
「京浜急行電鉄」と「JR東日本(東日本旅客鉄道)」が事業主体となる品川駅街区地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画に関する都市計画手続きが開始されました。
引用資料 京浜急行電鉄(2023/08/29)
品川駅街区地区における開発計画について
引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
都市再生特別地区(品川駅街区地区)都市計画(素案)の概要
計画では、「京浜急行本線連続立体交差事業」で整備される、京急線品川駅の鉄道施設を建物内に配置します。駅と街をつなぐ一体的な都市基盤整備(東西・南北方向の歩行者ネットワーク強化等)や、国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入、防災機能強化と先導的な環境都市づくりにより、国際交流拠点・品川の形成に寄与していきたいという考えのもと進められます。
(仮称)品川駅街区地区の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目、港南二丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅
◆ 敷地面積-約33,500㎡
◆ 延床面積-約374,300㎡
◆ 容積対象床面積-約326,500㎡(計画容積率980%)
(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約14,700㎡
◆ 延床面積-約165,000㎡
◆ 容積対象床面積-約147,000㎡(計画容積率1,000%)
◆ 用途-オフィス、店舗、駅施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2030年度予定
(仮称)品川駅街区地区南街区新築計画の概要
◆ 階数-(南-a)地上28階、地下2階、(南-b)地上9階、地下1階
◆ 高さ-(南-a)最高部約150m、(南-b)最高部約47m
◆ 敷地面積-(南-a)約17,300㎡、(南-b)約1,500㎡
◆ 延床面積-(南-a)約201,000㎡、(南-b)約8,300㎡
◆ 容積対象床面積-(南-a)約172,000㎡<計画容積率1,000%>、(南-b)約7,500㎡<計画容積率500%>
◆ 用途-(南-a)オフィス、宿泊施設、店舗、集会場、駅施設、駐車場、駐輪場等、(南-b)店舗、 オフィス、駐車場、駐輪場等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 着工-(南-a)2025年度予定、(南-b)2030年度予定
◆ 竣工-(南-a)2036年度予定、(南-b)2032年度予定
「イメージパース(計画地南西側から望む)」です。
「京急線」がビルの下を空母の「スキージャンプ」のように駆け上がっていく凄い構造になっています。
「断面イメージ」です。「京急線」および「京急品川駅」がビルの1階部分にある構造になっています。
「配置図」です。
「位置図」です。
「品川駅周辺地区⼟地区画整理事業」なども含めると南北の帯状の広大な再開発になります。
「(仮称)品川駅街区地区」の予定地の2023年8月30日の状況です(写真提供SOCIO34050氏)。
建築主がJR東日本の「(仮称)品川駅街区地区北街区」の予定地です(写真提供SOCIO34050氏)。
建築主が京浜急行電鉄の「(仮称)品川駅街区地区南街区」の予定地です(写真提供SOCIO34050氏)。
現在の「京急品川駅」は、2面3線となっています。「京急品川駅」は地上化され、島式2面4線となります。
「京急品川駅」の南側です。この部分も「(仮称)品川駅街区地区」の街区に含まれます。
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