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2023年8月24日 (木)

仙台市役所本庁舎の建て替え 地上15階、高さ79.8m、延床面積約64,260㎡の「仙台市役所」 「建築計画のお知らせ」を掲示!

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-仙台市役所本庁舎建替-
 「仙台市」では、老朽化や庁舎の分散など様々な課題を解消するため、また、災害対応能力などの機能強化を図るため、仙台市役所本庁舎の建て替えを行うこととし、早期実現に向け検討を進めています。

 現在の仙台市役所の本庁舎は1965年に完成し、老朽化が進んでいることから、いま建つ場所の前のスペースに建て替えられることが決まっています。新本庁舎の規模の目安は、当初は延床面積66,000㎡~78,000㎡でしたが、縮小されています。

 概要は、地上15階、塔屋1階、地下1階、高さ約80m、延床面積約62,000㎡です。事業費は472億円(設計・建設費385億円、付帯・備品等費用29億円、その他費用58億円)を予定しています。

 引用資料 仙台市・公式ホームページ
 仙台市本庁舎建替基本設計書を策定しました

● 建築計画のお知らせを掲示!
 現地に「建築計画のお知らせ」が掲示されました。概要は、地上15階、地下2階、高さ79.8m、延床面積約64,260㎡です。コンセプトとして市民が訪れやすい場所になるようカフェなども設けられるほか、勾当台公園市民広場や定禅寺通などに回遊しやすい配置となっています。また屋上には「ヘリポート」も整備するなど、防災拠点としての役割も強化します。

仙台市役所の概要
◆ 所在地-宮城県仙台市青葉区国分町三丁目7番1号
◆ 交通-仙台市地下鉄南北線「勾当台公園」駅から徒歩約1分
◆ 階数-地上15階、地下2階
◆ 高さ-79.8m(高さ制限緩和を適用)
◆ 敷地面積-14,595.23㎡
◆ 建築面積-(合計)約7,466㎡、(計画部分)約7,360㎡、(既存部分)約106㎡
◆ 延床面積-(合計)約65,721㎡、(計画部分)約64,260㎡、(既存部分)約1,461㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、木造)
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎、マットスラブ)
◆ 地震対策-免震+制振ハイブリッド構造(1階床下免震、耐震ブレース+制振装置)
◆ 用途-庁舎(仙台市庁舎)
◆ 建築主-仙台市
◆ 建築主-石本建築事務所・千葉学建築計画事務所設計共同企業体
◆ 建築主-(未定)
◆ 着工-2024年07月01日予定(1期工事)
◆ 竣工-2031年03月31日予定(2期工事)


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「勾当台通より施設全体を見る(イメージ)」です。


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「つなぎ横丁より新本庁舎南面を見る」です。


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「勾当台通より新本庁舎東面を見る」です。


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免震+制振ハイブリッド構造の採用

 宮城県沖地震や長町-利府線断層帯を震源とする地震はM7以上クラスと想定され、発生確率は30年以内に60%程度とされています。東日本大震災から続く余震や近い将来発生し得る巨大地震に対し、損傷なく庁舎機能を維持するには「免震構造」の採用は欠かせません。

 「免震構造」により建物の長周期化を図り、大地震時における入力地震動を大幅に低減すると共に、構造体が弾性範囲内に収まることで建物の長寿命化を実現します。さらに上層階の長時間に亘る揺れを早期減衰させるため、「制振装置」を組み合わせ、安心・安全かつ家具等の転倒や二次部材の落下による被害を抑えます。

 「免震層」は1階床下レベルとした中間層免震とすることでクリアランスを最小化し、掘削量を削減します。 GLレベルに設ける免震カバーは伸縮形式を採用し、変形時に伱間が生じず、転落や巻き込みリスクに配慮した計画とします。


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「施設構成イメージ図」です。


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「配置図」です。「1期工事」として南側の空地部分(既存建物は解体)に「新本庁舎」を建設します。「2期工事」として現本庁舎を解体して、低層の庁舎を建設します。


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「広域案内図」です。


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「仙台市役所」の2023年8月15日の状況です。「1期工事」として南側の空地部分(既存建物は解体)に「新本庁舎」を建設します。「2期工事」として現本庁舎を解体して、低層の庁舎を建設します。


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東側部分です。


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南東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「仙台市役所」の建築計画のお知らせです。2023年7月12日に掲示されたようです。



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