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2023年8月30日 (水)

第2六本木ヒルズ 地上66階、高さ約327ⅿと地上70階、高さ約288ⅿの「(仮称)六本木五丁目西地区」 外観イメージと詳細な概要が公開!

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-六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 第2六本木ヒルズとも言われている「六本木五丁目西地区」の事業主体は「森ビル、住友不動産」となっています。過去の「東京圏国家戦略特別区域計画」の資料では、都市計画の決定等の目途が 「平成27年中」となっていましたが、未だに都市計画の決定等が行われていません。

 「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」は、事業面積約8.2ha、総延床面積約1,050,000㎡を想定しています。「六本木ヒルズ」の開業時の面積である敷地面積84,801.02㎡、延床面積724,524.60㎡を上回ります。

 2023年6月24日にWEB説明動画が公開されました。敷地面積約79,630㎡、総延床面積約1,086,600㎡と民間における過去最大規模の再開発プロジェクトとなります。着工は2025年度、竣工は2030年度を予定しています。WEB説明動画は、「資料の無断使用・SNS等への無断転載はご遠慮ください。」となっていたため、ブログには載せることが出来ませんでした。

● 外観イメージと詳細が公開!
 「森ビル」と「住友不動産」が事業主体となる六本木五丁目西地の開発計画について、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画に関する都市計画手続きが開始されました。

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(六本木五丁目西地区)都市計画(素案)の概要

 メインの「A-1街区」は、地上66階、地下8階、高さ約327m、延床面積約794,500㎡(容積対象面積649,300㎡)の超高層複合ビルとなります。用途は「オフィス、ホテル、店舗、展望施設、集会場、劇場、駐車場 等」です。

 もう1棟の「B街区」は、地上70階、地下5階、高さ約288m、延床面積約239,100㎡(容積対象面積149,900㎡)の超高層タワーマンションとなります。用途は「共同住宅、店舗、オフィス、駐車場 等」です。


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「イメージパース」です。高さもそうですが、1棟の延床面積約794,500㎡の存在感が凄いです。


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「フロア構成」です。

● 「六本木ヒルズ 森タワー」の展望施設は閉鎖?
 最上階に「文化・展望施設」が設けられるので、「(仮称)六本木五丁目西地区」が完成すると「六本木ヒルズ 森タワー」の展望施設は、閉鎖されて別用途になると思われます。


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「配置図」です。「森ビル」にしては珍しく街区全体の集約化が出来ませんでした。集約化出来なかった部分は「F街区」となります。

● F街区(欠けている部分)
 「F街区」は、今回の「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」には参画しませんが、いずれ再開発される予定です。「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」のデザインに合わせて違和感のないように再開発される予定です。


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「計画概要」です。


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「位置図」です。


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「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「(仮称)六本木五丁目西地区」の南東角です。写真右側が「鳥居坂」です。


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「鳥居坂」はかなり急な坂道です。


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更に北側です。


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更に北側です。


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ソニー・クリエイティブプロダクツの「六本木ミュージアム」です。2023年7月28日(金)~10月29日(日)まで、”櫻坂46展「新せ界」”が開催されています。


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内部の様子です。友人が2023年8月28日に明治神宮野球場で行われた「乃木坂46 真夏の全国ツアー2023」のついでに行ってきました。


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更に北側です。


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更に北側です。


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「(仮称)六本木五丁目西地区」の北東角です。北東角のビルは六本木のランドマークとも言える「六本木共同ビル(通称:六本木ロアビル)」です。耐震性に問題があり解体される予定です。


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北側の「外苑東通り」沿いです。


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西側(区画道路1号)の北側部分です。


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西側(区画道路1号)の南側部分です。


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駐車場とその奥が「F街区」です。「F街区」は、今回の「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」には参画しません。


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南側の「環状第3号線」沿いです。



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