JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、総工費を約3割圧縮!
-北海道ボールパークFビレッジの新駅-
「JR北海道」は2019年12月11日に、プロ野球「日本ハムファイターズ」の新球場を含む北広島市の「ボールパーク」近くに建設する新駅の計画案を公表しました。「請願駅」のため80億~90億円と見積もる建設コストは地元負担を強調しました。2021年度から着手しても開業は2027年度末になります。
2023年2月には、「北海道ボールパークFビレッジ」の隣接地に整備する新駅の総工費が当初試算より4割前後多い115億~125億円になるとの概算額を北広島市に伝えました。
● JR北海道が見直し案を発表!
北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」に近接する新駅について、JR北海道は2023年9月13日に、当初計画より総工費を約3割抑えて85億~90億円とする新たな計画を発表しました。
場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、一部工事を省略します。費用を負担する北広島市から工事費を抑えるよう計画の見直しを求められていました。
引用資料 JR北海道(PDF:2023/09/13)
北海道ボールパークFビレッジ隣接地に設置する千歳線新駅計画について
今回、線路沿いを走る自転車道を一部移設して土木工事の一部を省き、列車を待機させる線路の設置もやめるなどして工事費を圧縮しました。また、線路の外側にホームを設置することで、列車が走る昼間も工事できるようにし、工期も7年から短縮しました。
「新駅線路平面図」と「新駅線路平面図(駅施設部拡大)」です。
「位置平面図」です。
「北広島駅構内概略図(2番線から札幌方面に折り返す機能を確保)」です。
「当初計画」です。
| 固定リンク
« 板橋区 地上28階、高さ約107mの超高層ツインタワー「大山町ピッコロ・スクエア周辺地区第一種市街地再開発事業」 2023年9月13日に市街地再開発組合の設立を認可! | トップページ | 横浜市 旧上瀬谷通信施設地区活用事業 三菱地所がワールドクラスの次世代型テーマパーク「KAMISEYA PARK(仮称)」 2031年に開業! »
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 藤沢市・鎌倉市にまたがる一体的なまちづくりが始動! JR東海道本線の大船~藤沢駅間に新駅「村岡新駅(仮称)」の設置も!(2023.11.02)
- 虎ノ門ヒルズ駅 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」とつながり、駅まち一体となった新たな駅が誕生 豪華な「ステーションアトリウム」 (2023.10.13)
- JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、総工費を約3割圧縮!(2023.09.15)
- 浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 2023年9月5日の建設状況(2023.09.13)
- 「京急品川駅」の地上化に伴う再開発 地上28階、高さ約150mの超高層ツインタワー「(仮称)品川駅街区地区北街区、(仮称)品川駅街区地区南街区」 外観イメージ公開!(2023.08.31)
「401 北海道」カテゴリの記事
- ソフトバンク 北海道苫小牧市に次世代社会インフラ構想の要となる大規模データセンター「Core Brain」を構築 第一段階として総事業費650億円超を投資!(2023.11.09)
- まるでシムシティ! 発展する札幌都市圏 「北海道ボールパークFビレッジ」に「北海道医療大学」が全面移転!(2023.10.12)
- 札幌市 地上19階、高さ98.3m、延床面積約42,000㎡の超高層複合ビル「札幌ダイビル再開発プロジェクト」(2023.10.08)
- JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、総工費を約3割圧縮!(2023.09.15)
- 札幌駅前の2大再開発プロジェクト(北5西1・西2地区、札幌駅南口北4西3地区) 資材高騰や人手不足の影響で規模縮小や工期延期のピンチ (2023.09.12)