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2023年9月 2日 (土)

千歳市 次世代半導体の国産化を目指す「Rapidus(ラピダス)」 2023年9月1日に起工式を挙行 研究開発を含めて5兆円規模の投資を想定!

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-Rapidus(ラピダス)-

 「熊本県」と「千歳市(北海道)」は非常に有望な金鉱を掘り当てました。「熊本県」は、「TSMC」の1番目の工場が建設中ですが、2番目の工場もほぼ確実になりました。相次ぐ熊本県進出で、深刻な土地不足で「土地争奪戦」の様相となっています。他府県から見たらうらやましい悲鳴です。

 国内主要企業が出資し次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が、北海道千歳市の「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」に最初の工場を建設する事が決まりました。

 国内主要企業が、人工知能(AI)、スパコンなどに使う次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」を設立しました。出資企業は「キオクシア、ソニーグループ、ソフトバンク、デンソー、トヨタ自動車、NEC、NTT、三菱UFJ銀行」の計8社です。

 引用資料 北海道・公式ホームページ
 次世代半導体産業立地推進ポータルサイト

● 2023年9月1日に起工式を挙行!
 国の支援のもと、先端半導体の国産化を目指す「Rapidus(ラピダス)」は、北海道千歳市に建設する新工場の起工式を2023年9月1日に執り行いました。動画を見ると多数の「三点式パイルドライバ」や「クローラークレーン」が稼働しており、「いよいよ始まった!」という感じです。

 動画 北海道ニュースUHB(2023/09/01)
 次世代半導体「ラピダス」起工式 北海道千歳市で行われる 西村経産相や鈴木知事、経済界VIPら出席 2年後の量産化を目指す

 詳しい内容 NHK(2023/09/01)
 先端半導体国産化へ 「Rapidus(ラピダス)」新工場 起工式

 約65haでスタートしますが、最終的には、約100haの敷地に3棟~4棟の工場を建設し、研究開発を含めて5兆円規模の投資が見込まれています。

 私は、1982年頃からの「半導体ヲタク」です。私の人生のバイブルとも言えるテレビ番組は、1991年に放送されたNHKスペシャル「電子立国日本の自叙伝(第1回~第6回)」です。番組を録画して数え切れないくらい見返したので、私の半導体の知識は100倍くらいになりました。あれから30年以上が経過し、日本の半導体産業は今は見る影もありませんが、半導体王国日本が少しでも復活する事を心から願っています。


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Rapidus IIM-1建設計画
 手前が最初に建設される「Rapidus IIM-1」です。計画名が「Rapidus IIM-1建設計画」、建築主が「Rapidus」、設計者が「鹿島建設」、施工者が「鹿島建設」、工期は、2023年9月~2025年1月(予定)となっています。ちなみに「IIM」は「イーム」と読みます。

 鹿島建設(2023/04/25)
 Rapidus IIM-1建設計画の設計施工者に選定

● 免震構造・屋上緑化
 半導体工場は振動に対して非常にセンシティブ(敏感)な機器がたくさんあり、大きな揺れがあったときに大きな被害が及ばないように、地震対策として先進的な「免震構造」を採用します。屋上は緑化され、環境保護や省エネに配慮した施設となります。


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「配置図」です。


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「計画地」です。


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「施工ステップ図」です。


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「IIM工事スケジュール」です。順調に行けば、2025年3月までに試作ラインを稼働、2027年3月から回路線幅2ナノ(ナノは10億分の1)mの半導体の量産を計画しています。2030年代に売上高1兆円を目指します。



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