国家戦略特区 第42回東京圏国家戦略特別区域会議 地上39階、高さ約230mの「八重洲二丁目南特定街区」
-八重洲二丁目南特定街区-
八重洲二丁目地区では、一番北側の「北地区」で、地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240m、延床面積283,896.06㎡の「東京ミッドタウン八重洲」が建設され、2022年9月17日に先行オープンしました。
中央の「中地区」では、地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ227m、延床面積388,650㎡の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画中で、2029年1月31日に竣工予定です。
一番南側の「南地区」では、住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地の街区を中心とした大規模開発プロジェクト「八重洲二丁目南地区」を計画しています。「八重洲二丁目南地区」は、国家戦略特区に指定されています。
2023年4月14日に「東京圏国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」で、「八重洲二丁目南特定街区」の詳細な資料が公開されました。延床面積約135,200㎡と小さい理由が判明しました。以前公開されていた資料と比べて街区の範囲が大幅に縮小していました。
引用資料 内閣府(PDF:2023/04/14)
八重洲二丁目南特定街区 都市計画(素案)の概要
以前公開されていた資料と比べて、「商工組合中央金庫本店」を中心とする南側の区画が再開発に不参加、北側も東端のビル群が不参加となっています。
● 第42回東京圏国家戦略特別区域会議
2023年10月11日に「東京圏(第42回)・福岡市・北九州市(第35回)合同区域会議」が開催されました。「第42回東京圏国家戦略特別区域会議」が開かれ、「八重洲二丁目南特定街区」の資料が公開されました。
引用資料 内閣府(2023/10/11)
東京圏(第42回)・福岡市・北九州市(第35回)合同区域会議
外堀通り沿いの東側に北側から、高さ約217mの「八重洲一丁目北地区」、高さ約250mの「八重洲一丁目東B地区」、高さ約240mの「東京ミッドタウン八重洲」、高さ約227mの「八重洲二丁目中地区」、高さ約230mの「八重洲二丁目南地区」と高さ200㎡超の超高層ビルが5棟並び立つ壮観な眺めになります。
八重洲二丁目南特定街区の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目8番の一部、9番
◆ 階数-地上39階、地下3階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約8,830㎡
◆ 延床面積-約135,200㎡
◆ 容積対象面積-約114,800㎡(計画容積率1,300%)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的スペース、ホテル
◆ 建築主-住友不動産
◆ 着工-2024年度予定
◆ 開業-2028年度予定
「東西の断面図」です。
「南北の断面図」です。
「配置図」です。
街区の範囲が大幅に縮小
以前公開されていた「位置図」と比べると街区の範囲が大幅に縮小されています。「商工組合中央金庫本店」を中心とする南側の区画が再開発に不参加、北側も東端のビル群が不参加となっています。
「位置図」です。
以前公開されていた「位置図」です。街区の範囲が3区画となっています。
| 固定リンク
« ファーストリテイリング(ユニクロ、GU) 2023年8月期は売上高2兆7665億円、営業利益3810億円 2024年8月期は売上高3兆円突破を予想! | トップページ | 千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 建物の最高高さは170m以下に設定 「北街区・中街区・南街区」の3街区の現状 »
「123 東京都・中央区」カテゴリの記事
- 日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2024年12月25日の建設状況(2025.01.04)
- 国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2024年12月25日の建設状況(2025.01.03)
- 国家戦略特区 地上44階、高さ約218mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 2024年12月25日の建設状況(2024.12.31)
- 国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約389,290㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2024年12月25日の建設状況(2024.12.30)
- 日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2024年12月3日の建設状況(2024.12.13)