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2023年10月12日 (木)

まるでシムシティ! 発展する札幌都市圏 「北海道ボールパークFビレッジ」に「北海道医療大学」が全面移転!

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-北海道医療大学-
 「北海道ボールパークFビレッジ」内の敷地において、学校法人東日本学園 北海道医療大学のキャンパス・病院等の新設に向けた計画を推進します。学校法人東日本学園 北海道医療大学は、北広島市やFSEと協力して、魅力あるまちづくりの実現を共通の基本的思想とし、Fビレッジの都市公園としてのあり方や災害時における連携協力など、Fビレッジ並びにその周辺地域のまちづくりについて協議をしながら、大学・病院の特色を活かした魅力あるまちづくりの実現に向け、協力していきます。

 引用資料 北海道日本ハムファイターズ(2023/10/10)
 北海道ボールパークFビレッジ 共同まちづくりに関する基本合意締結について

 「北海道医療大学」は3つの建物で構成されるようです。敷地面積約17,700㎡、延床面積約65,000㎡、すべての学部と札幌市北区の大学病院などを、約420億円かけてボールパーク内に移転させる計画です。

 移転工事は、2025年春に開始予定、開校時期は、2028年4月を予定しています。これに先立つ形で、北広島市は2027年度末のJR新駅開業を目指しています。

● まるでシムシティ!発展する札幌都市圏
 将来のボールパークのイメージ図を見るとまるでシムシティです。JR千歳線沿いにはタワーマンション他の建物が描かれています。「エスコンフィールドHOKKAIDO」の効果恐るべしです。

 「札幌ドーム」は悲惨な状況になっていますが、札幌都市圏としては「北海道ボールパークFビレッジ」の発展は都市圏の魅力UPに非常に有益です。

 北海道千歳市の「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」には、国内主要企業が出資し次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が、最初の工場を建設しています。

 JR千歳線沿いにの「北海道ボールパークFビレッジ」、「Rapidus(ラピダス)」の工場を建設により、札幌都市圏が大幅に厚みを増します。日本のリスク分散や国土強靱化の観点からも札幌都市圏の発展は非常に有益です。

北海道医療大学新キャンパスの概要
◆ 交通-JR千歳線「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅(予定)
◆ 敷地面積-約17,700㎡
◆ 延床面積-約65,000㎡
◆ 着工-2025年春予定
◆ 開校-2028年04月予定
◆ 総事業費-約420億円


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北海道医療大学新キャンパスの完成イメージです。


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北海道ボールパークFビレッジの新駅

 「JR北海道」は2019年12月11日に、プロ野球「日本ハムファイターズ」の新球場を含む北広島市の「ボールパーク」近くに建設する新駅の計画案を公表しました。「請願駅」のため80億~90億円と見積もる建設コストは地元負担を強調しました。2021年度から着手しても開業は2027年度末になります。

 2023年2月には、「北海道ボールパークFビレッジ」の隣接地に整備する新駅の総工費が当初試算より4割前後多い115億~125億円になるとの概算額を北広島市に伝えました。

● JR北海道が見直し案を発表!
 北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」に近接する新駅について、JR北海道は2023年9月13日に、当初計画より総工費を約3割抑えて85億~90億円とする新たな計画を発表しました。

 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、一部工事を省略します。費用を負担する北広島市から工事費を抑えるよう計画の見直しを求められていました。

 引用資料 JR北海道(PDF:2023/09/13)
 北海道ボールパークFビレッジ隣接地に設置する千歳線新駅計画について

 今回、線路沿いを走る自転車道を一部移設して土木工事の一部を省き、列車を待機させる線路の設置もやめるなどして工事費を圧縮しました。また、線路の外側にホームを設置することで、列車が走る昼間も工事できるようにし、工期も7年から短縮しました。開業は2027年度末の予定です。


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「新駅線路平面図」と「新駅線路平面図(駅施設部拡大)」です。


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「位置平面図」です。



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