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2023年10月17日 (火)

山手線北側に誕生する新たなランドマーク 地上47階、高さ約180mの複合再開発「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」

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-(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業-
 
荒川区の西日暮里駅周辺地区では、2007年度から、「西日暮里5丁目まちづくり協議会」が中心となり、廃校になった中学校跡地(旧道灌山中学校)の活用方法から、さらに広域的なまちづくりをテーマとして、まちづくりの検討が進められています。

 概要は、地上47階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、延床面積約162,900㎡です。「住宅・業務棟」と「商業・ホール棟」が建設されます。ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里舎人ライナー」の西日暮里駅に接続します。駅前の交通広場なども整備する予定です。

● 参加組合員予定者を東急不動産に決定!
 「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、西日暮里駅前地区における市街地再開発事業において、参加組合員予定者の選定を実施し、参加組合員予定者を「東急不動産」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(2023/10/16)
 山手線北側に誕生する新たな東京のランドマーク~ 「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」参加組合員予定者決定のお知らせ 山手線駅デッキ接続×住宅・大規模商業・ホールの複合再開発

 再開発予定地は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナーの4路線が結節しています。日暮里駅からは、成田空港へダイレクトでアクセス可能であり、交通利便性に加え、近年観光地として、外国人観光客からも人気の「谷根千エリア」や文京エリアに徒歩圏という魅力的なエリアです。

 一方で、周辺では広場や緑が不足し、相応の築年数を経過している建物が多く、安全性・防災性の課題があります。こうした課題を解決し、更なる魅力を高めるため、住宅・大規模商業施設・ホール(コンベンション施設)・事務所・文化交流施設・保育施設・屋上庭園など新旧の魅力が融合した街づくりを目指します。

(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里五丁目32番他
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅すぐ
◆ 階数-(住宅・業務棟)地上47階、塔屋2階、地下2階、(商業・ホール棟)地上11階、地下2階
◆ 高さ-(住宅・業務棟)最高部約180m、建築物約170m、(商業・ホール棟)最高部約68m
◆ 敷地面積-約12,340㎡
◆ 建築面積-約9,870㎡
◆ 延床面積-約162,900㎡(住宅・業務棟約110,000㎡、商業・ホール棟約50,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、店舗、事務所、文化交流施設、保育施設、コンベンション施設、駐車場など
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(江戸川層を支持地盤)
◆ 総戸数-約1,000戸
◆ 建築主-西日暮里駅前地区市街地再開発組合(予定)
◆ 参加組合員-東急不動産 
◆ 解体工事-2025年度予定
◆ 竣工-2030年度予定

(備考) 参加組合員-東急不動産となりました。事業協力者-野村不動産株式会社・三菱地所レジデンス株式会社共同企業体(野村不動産、三菱地所レジデンスJV)から変更になったようです。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「配置図」です。 ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里・舎人ライナー」の「西日暮里駅」に接続します。駅前の「交通広場」なども整備する予定です。


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「計画地位置図」です。


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「(仮称)西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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街区の東側に「日暮里・舎人ライナー」の高架橋があります。


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「日暮里・舎人ライナー」の高架橋に設けられた「西日暮里駅」に向かう歩行者デッキが、基礎工事の絶好の定点観測ポイントになりそうです。



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