千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 建物の最高高さは170m以下に設定 「北街区・中街区・南街区」の3街区の現状
-九段南一丁目地区-
東京都千代田区の九段南一丁目地区で、新たなまちづくりの機運が高まっています。靖国通りと内堀通り、日本橋川に囲まれた地区を北・中・南の三つの街区に分けて整備するため、勉強会などが開催されています。各街区が連携した一体的なまちづくりに向け、千代田区は「九段南一丁目地区まちづくりガイドライン」を策定しました。
引用資料 千代田区・公式ホームページ
九段下地域のまちづくり
千代田区は「九段南一丁目地区」の再整備に向け、2023年度内にも都市計画法に基づく都市計画手続きに着手します。エリアを三つの街区に分け、それぞれで市街地再開発事業と土地区画整理事業、ビルの個別建て替えを促進します。
最終的には各街区がアトリウムでつながります。一体的な施設群として供用したい考えです。地区計画では建物の最高高さは170m以下に設定、手続きの着手は2023年9月以降を予定しています。
「北街区・中街区・南街区」の3街区連携で推進します。
◆ 北街区
九段下駅に隣接する「北街区」は、法定再開発事業を計画しており、2017年に準備組合が発足しました。事業協力者は住友不動産、コンサルタントとして日建設計が参画しています。敷地内には区営九段住宅や九段生涯学習館などがあります。
◆ 中街区
「中街区」は三井住友銀行が所有します。千代田区は「九段下まちかど広場」と「くだんしたこどもひろば」として暫定利用していますが、土地の借用期間満了に伴い広場を既に閉鎖しました。
◆ 南街区
「南街区」は東京堂が所有しており、現在は「東京堂千代田ビルディング」があります。中・南街区は土地区画整理事業と合わせて個別での建て替えなどを検討しています。
「まちづくり基本構想の対象区域」です。
「周辺の動向」です。
北街区の「りそな九段ビル」です(写真提供読者さん)。
北街区の「九段サウスサイドスクエア」です(写真提供読者さん)。
手前が「中街区」、奥が「北街区」です(写真提供読者さん)。
「中街区」です。「中街区」は解体工事が終わっています(写真提供読者さん)。
「中街区」は、「仮囲い」で囲われています(写真提供読者さん)。
「南街区」です。奥の白いビルは「東京堂千代田ビルディング」です(写真提供読者さん)。
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