JR船橋駅南口 「西武船橋店」の跡地 最高部の高さが約200mの「本町1丁目特定街区」 「西武船橋店」の2023年11月18日の解体状況
-西武船橋店の跡地 -
千葉県の「船橋駅」の南口に「西武船橋店」がありましたが、2018年2月28日に閉店しました。「本館」と道路を挟んだ「LOFT館」で構成していました。
「セブン&アイ・ホールディングス」の商業施設ディベロッパー「セブン&アイ・クリエイトリンク」が「西武船橋店」跡に計画する再開発の検討状況が明らかになり、地上48階、地下2階、高さ約150mの商業施設付きの超高層タワーマンション、船橋市には低層階に「船橋市民文化ホール」を移転することを提案していました。
その後、計画が大きく見直されました。開発主体が「セブン&アイ・ホールディングス」から「大和ハウス工業」に変更になりました。「大和ハウス工業」は、LOFT館・駐車場館跡地と既存建物を2020年3月に取得、本館跡地と既存建物を「セブン&アイホールディングス」と「ユアサ・フナショク」から2021年5月19日に取得しました。
「西武船橋店LOFT館」跡地には、「大和ハウス工業」により2棟のオフィスビル「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」と「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」が建設されました。ノース棟は「大和ハウス工業東関東支社」、サウス棟は「グラノード船橋(GRANODE FUNABASHI)」となっています。
● 本町1丁目特定街区は高さ200m!
2023年2月6日に「第146回船橋市都市計画審議会」が開かれ、船橋都市計画本町1丁目特定街区の変更案が報告されました。 旧西武百貨店船橋店本館跡地の開発にあわせて特定街区を変更しました。高さの最高限度が高層部200mとなりました。
引用資料 船橋市・公式HP(2023/02/08)
第146回船橋市都市計画審議会の会議概要
「南面の鳥瞰図」です。
「立面イメージ」です。
「平⾯図」です。
「船橋都市計画特定街区」です。
「位置図」です。
「西武船橋店本館」の2023年11月18日の解体状況です。奥は「西武船橋店LOFT館」跡地に「大和ハウス工業」が建設したオフィスビル「GRANODE FUNABASHI (グラノード船橋)」と「大和ハウス工業東関東支社」です(写真提供読者さん)。
地上躯体の解体工事は終わっています(写真提供読者さん)。
西側から見た様子です(写真提供読者さん)。
アップです(写真提供読者さん)。
北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。
地下躯体の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。
この部分は地下躯体が残っています(写真提供読者さん)。
解体した「ガラ」が山積みされています(写真提供読者さん)。
奥に見えるのは「JR船橋駅」です(写真提供読者さん)。
船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事
「長谷工コーポレーション」の施工で、西武船橋店本館の解体工事である「船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると、注文者が「大和ハウス工業」、解体工事の工期が2021年9月2日~2024年7月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。
営業していた頃の「西武船橋店」です。
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