世界貿易センタービル跡地 地上46階、高さ約234mの「浜松町二丁目4地区A街区(A1棟)」 2023年12月の建設状況
-浜松町二丁目4地区-
いろいろあった2023年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。
浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。
第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。
地上37階、塔屋2階、地下3階、高さ約200mで計画されていた「A1棟」が、地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ約235mに変更されました。階数で9階、高さで約35m高くなりました。
引用資料 内閣府(2021/06/29)
生特別地区(浜松町二丁目4地区)都市計画(素案)の概要
「世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、浜松町駅西口において開発を進めている「都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)A 街区」における都市計画の変更手続きを開始しました。
引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2021/07/12)
「浜松町二丁目4地区」都市計画変更手続きの開始について
(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟)全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 階数-(本館:A1棟)地上46階、塔屋2階、地下3階、(南館:A3棟)地上39階、地下3階
◆ 高さ-(本館:A1棟)233.522m、(南館:A3棟)197.321m
◆ 敷地面積-15,726.55㎡(A棟全体)
◆ 建築面積-14,425.00㎡(A棟全体)
◆ 延床面積-300,722.40㎡(A棟全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場、地域冷暖房等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施行者-鹿島建設
◆ 着工-2017年09月07日(南館:A3棟)
◆ 竣工-2027年03月31日予定(A棟全体)
(備考)「A棟」は、「A1棟、A2棟、A3棟」の3棟で構成されます。「A街区」には他に、地上5階の「TM棟」と地上2階の「EV棟」があります。
国際水準の宿泊施設・DMO 活動拠点の整備
レジャー・ビジネス両面の訪日外国人の短期滞在ニーズに対応した世界的知名度を有する国際水準の宿泊施設を整備し、浜松町駅周辺エリアの MICE 開催地・観光地としての魅力向上、地域ブランド醸成に寄与します。
また、MICE 主催者の視察受け入れやエリアの魅力のプレゼンテーション、事務所機能などに活用する DMO の活動拠点を整備します(引用:世界貿易センタービルディング)。
「旧芝離宮恩賜庭園より計画建物を望む(夜景)」です(引用:内閣府)。
「旧芝離宮恩賜庭園と立体的な繋がりを意識した屋上緑化」です(引用:世界貿易センタービルディング)。
「大門通り沿い(浜松町駅側)より計画地を望む」です(引用:内閣府)。
「大門通り側より計画地を望む」です(引用:内閣府)。
「断面イメージ 」です(引用:内閣府)。
「配置図」です。JR浜松町駅では、「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」が行われており、「北口東西自由通路」と「北口橋上駅舎」が整備されます。完成すると格段に便利になります(引用:内閣府)。
「位置図」です(引用:内閣府)。
「世界貿易センタービルディング本館」の2023年12月の建設状況です。地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ233.522mの「A1棟」が建設されます(写真提供SOCIO34050氏)。
北端部分です(写真提供SOCIO34050氏)。
中央部分です(写真提供SOCIO34050氏)。
「クローラークレーン」が稼働しています(写真提供SOCIO34050氏)。
南側部分です(写真提供SOCIO34050氏)。
「開口部」です(写真提供SOCIO34050氏)。
南側から見た様子です。「乗入れ構台」の下では地下躯体を構築中です。新ビルの基礎工法は「直接基礎」となります。ちなみに「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます(写真提供SOCIO34050氏)。
南端部分です(写真提供SOCIO34050氏)。
「A2棟」の「鉄骨建方」が行われています(写真提供SOCIO34050氏)。
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