横浜みなとみらい21地区 日本屈指の研究開発拠点の集積地 「サムスン電子」が先端半導体の研究開発拠点「アドバンスド・パッケージ・ラボ」を新設!
-横浜みなとみらい21地区-
「みなとみらい21地区」は、2023年11月8日に事業着工から40周年を迎えました。今後は、研究開発拠点や音楽施設、ミュージアムが重層的に集積する特徴を生かして、都市型の文化や産業を醸成・発信するとともに、社会的課題である脱炭素についても先行的に取組んでいきます。
「みなとみらい21地区」では、企業が研究開発拠点を相次いで開設しており、日本屈指の研究開発拠点の集積地となっています。企業間の連携によるオープンイノベーションへの期待の高さから企業が企業を呼ぶ好循環が続いています。
「横浜市」は2023年12月21日に、世界的な総合電子機器メーカーの韓国の「サムスン電子」が、横浜・みなとみらい21(MM21)地区に先端半導体の研究開発拠点を新設すると発表しました。
横浜市 公式HP(PDF:2023/12/21)
サムスン電子株式会社、みなとみらい21地区に最先端研究拠点新設を決定
カナロコ by 神奈川新聞(2023/12/22)
サムスン電子、みなとみらいに半導体拠点 研究開発、2024年度稼働
投資額は今後5年間で400億円を超える見込みです。経済産業省は2023年12月21日、政府が最大200億円を助成すると表明しました。新拠点は2024年度に稼働予定で、複合オフィスビル「リーフみなとみらい」に入居するとみられます。
横浜市によると、新拠点「アドバンスド・パッケージ・ラボ」は約6,600㎡です。高密度化、高集積化が進む半導体パッケージの次世代技術を研究する施設や、オフィスなどを設けます。
「みなとみらい21 開発状況図(令和5年4月1日現在)」です。「リーフみなとみらい」は、「みなとみらいグランドセントラルタワー」の北側になります。
引用資料 横浜市・公式HP
みなとみらい21地区全体図
リーフみなとみらい
「サムスン電子」の先端半導体の研究開発拠点が入居するとみられる「リーフみなとみらい」です。 2011年9月にすぐ南側に「みなとみらいグランドセントラルタワー」が竣工したので、現在は横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」からは見えません。
● リーフみなとみらい公式サイト閉鎖!
リーフみなとみらい公式サイトを見ると「リーフみなとみらい公式サイトにアクセスいただき、ありがとうございます。誠に勝手ながら、リーフみなとみらい公式サイトは、2023年12月をもちまして閉鎖いたしました。長年のご愛顧、誠にありがとうございました。」となっています。「サムスン電子」の先端半導体の研究開発拠点の入居と関係あるのでしょうか?
LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER
同じ韓国の「サムスン電子」のライバルである「LGグループ」も「みなとみらい21地区」に拠点を構えています。「55-1街区」に、「LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER(LG横浜イノベーションセンター)」を開設しました。
LG YOKOHAMA INNOVATION CENTERの概要
◆ 名称-LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER(LG横浜イノベーションセンター)
◆ 計画名-(仮称)LG Global R&D Center建設プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区高島1丁目2-81(地番)
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅徒歩2分、横浜市営地下鉄ブルーライン線「高島町」駅徒歩7分、JR線「横浜」駅徒歩10分
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-89.932m
◆ 敷地面積-4,000.23㎡
◆ 建築面積-2,501.59㎡
◆ 延床面積-35,914.08㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-研究所、オフィス、にぎわい施設等
◆ 建築主-LG Holdings Japan
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年06月03日(着工式)
◆ 竣工-2021年11月30日
◆ オープン-2022年03月
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