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2024年2月

2024年2月29日 (木)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区 2024年2月上旬の建設状況

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくり
 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/04/21)
 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくりについて

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約5,800億円を予定しています。


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「スケジュール」です。

◆ 複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業します。国際交流拠点としての主要な機能であるMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)、オフィス、商業等を整備する複合棟Ⅰおよび駅周辺の広場・歩行者デッキ等を開業するとともに、高輪ゲートウェイ駅を全面開業します。

◆ その他の棟・エリアは2025年度中に開業します。高輪築堤の現地保存に伴う計画変更に関して、具体的な施工計画が確定したため、複合棟Ⅱ、文化創造棟、住宅棟および各棟周辺エリアは、2025年度中に開業します。


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文化創造棟

 公園と一体となった低層建物を計画しています。外装デザインアーキテクトに隈研吾氏を迎え、緑と木によって形作られたスパイラルにより、建物全体で日本の四季を表現します。街のシンボルとなる施設として、各種プログラムに対応可能な展示施設、ホール等を備え、次世代に向けた文化育成・交流・発信の拠点となります。

文化創造棟の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区
◆ 所在地-東京都港区芝浦四丁目
◆ 交通-都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「高輪ゲートウェイ」駅、JR「田町」駅
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-44.98m
◆ 敷地面積-7,977.31㎡
◆ 建築面積-5,209.17㎡
◆ 延床面積-28,952.55㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-展示場、ホール、飲食施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト)隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2026年03月31日予定


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南西側から見た「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区」の2024年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です。奥のタワークレーンは「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区」です。地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ172.12mの超高層タワーマンションです(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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少し角度変えた様子です(写真提供読者さん)。


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街区の東側はJR線です(写真提供読者さん)。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年2月28日 (水)

JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2024年2月上旬の建設状況

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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業-
 最近よく「葬送のフリーレン(そうそうのフリーレン)」というアニメが話題になるので、どのようなアニメなのか「YouTube」で調べていたら、YouTubeの画面のお勧めが「葬送のフリーレン」だらけになってしまいました(笑)。

 本題に戻って、疾風怒濤の勢いで再開発が進む中野駅周辺では、JR中央線の南側と北側をつなぐ通路と新たな西口を整備する中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業を進めています。あわせて新北口駅前広場や西口広場は、新規整備、南口駅前広場は、拡張整備を進めていく予定です。

 街の核となるのが「JR中野駅」です。「JR中野駅」は、島式4面8線の大規模な駅ですが、駅ビルなどの駅の顔となる部分が存在ませんでした。そこで、「中野区」と「JR東日本」は、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を進めています。

 新駅ビルは「駅施設、店舗」で構成する建物のほか、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡を確保します。2026年12月頃の南北通路・橋上駅舎開業を目指します。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発
◆ 所在地-東京都中野区中野五丁目241‐2、四丁目84‐1 他(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅直結
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部31.824m、軒高28.269m
◆ 敷地面積-7,693.42㎡
◆ 建築面積-6,337.25㎡
◆ 延床面積-18,354.51㎡(別に、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年03月01日
◆ 竣工-2028年03月31日予定
◆ 開業-2026年12月頃予定(南北通路・橋上駅舎開業)

駐車場棟の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発 駐車場棟
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番51の一部(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部18.427m
◆ 敷地面積-0㎡(敷地面積は0㎡)
◆ 建築面積-169.45㎡
◆ 延床面積-1,457.48㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎)
◆ 用途-自動車駐車施設、EV昇降路
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年10月01日予定
◆ 竣工-2028年03月31日予定


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西口広場側の外観完成イメージです。新駅ビルは駅の西側のホーム上空に建設されます。


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「西口広場」のイメージです。


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「南北通路」のイメージです。


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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業である「(仮称)中野駅西口開発」の2024年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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JR線上に新駅ビルを建設しています(写真提供読者さん)。


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JR線上に「人工地盤」を構築しています(写真提供読者さん)。


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北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)中野駅西口開発」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年2月27日 (火)

スーパーゼネコン(鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設) 2024年3月期第3四半期決算短信が出揃う 「清水建設」が株式上場以来初めて営業赤字

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-スーパーゼネコン5社-
 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 非上場企業の「竹中工務店」を除く、スーパーゼネコン4社の2024年3月期第3四半期決算短信が出揃いました。2024年2月5日に「大林組」、2月8日に「清水建設、大成建設」、2月13日に「鹿島建設」の決算発表がありました。建設業界は、原材料価格の高騰などの影響を受けて、経営環境は厳しい状況が続いています。

 ここ数年は「鹿島建設」の強さが際立っています。それを「大林組」が懸命に追う構図になっています。マンション建設に特化した「長谷工コーポレーション」は、売上高が1兆円を超えて、スーパーゼネコンに次ぐ位置を確保しています。

● 清水建設が株式上場以来初めて営業赤字
 「清水建設」の2024年3月期の連結営業損益が330億円の赤字になる見通しです。従来予想の575億円の黒字から905億円下振れします。営業赤字は1962年の株式上場以来初めてとなります。

 建築事業の完成工事利益率が大幅に悪化する見込みとなったことが響きました。国内の複数の大型の建築工事で契約・着工から資材調達までの期間が長期化している間に資材が高騰しました。今後も労務費上昇が響き多額の工事損失の発生が見込まれます。

5社の2024年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,610,000百万円(144,000百万円)
2位 大林組-2,280,000百万円(74,000百万円)
3位 清水建設-1,980,000百万円(△33,000百万円)
4位 大成建設-1,690,000百万円(64,000百万円)
5位 竹中工務店-1,490,000百万円(27,000百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,080,000百万円(88,000百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,020,000百万円(385,000百万円)
参考 積水ハウス-3,080,000百万円(265,000百万円)

5社の2023年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,391,579百万円(123,526百万円)
2位 大林組-1,983,888百万円(93,800百万円)
3位 清水建設-1,933,814百万円(54,647百万円)
4位 大成建設-1,642,712百万円(54,740百万円)
5位 竹中工務店-1,375,400百万円(28,300百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,027,277百万円(90,162百万円)
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参考 大和ハウス工業-4,908,199百万円(465,370百万円)
参考 積水ハウス-2,928,835百万円(261,489百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、長谷工コーポレーション」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


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売上高1位 鹿島建設
 「鹿島建設」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,994,626百万円(前年比+13.8%)、営業利益102,115百万円(前年比+9.5%)です。

 鹿島建設(PDF:2024/02/13)
 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,610,000百万円(前年比+9.1%)、営業利益144,000百万円(前年比+16.6%)となっています。


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売上高2位 大林組

 「大林組」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,701,549百万円(前年比+18.1%)、営業利益51,208百万円(前年比△22.1%)です。

 大林組(PDF:2024/02/05)
 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,280,000百万円(前年比+14.9%)、営業利益74,000百万円(前年比△21.1%)となっています。


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売上高3位 清水建設

 「清水建設」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,448,513百万円(前年比+9.7%)、営業利益△51,953百万円(前年比--%)です。

 清水建設(PDF:2024/02/08)
 2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,980,000百万円(前年比+2.4%)、営業利益△33,000百万円(前年比--%)となっています。


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売上高4位 大成建設

 「大成建設」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高1,146,324百万円(前年比+3.8%)、営業利益17,512百万円(前年比△58.2%)です。

 大成建設(PDF:2024/02/08)
 2024年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,690,000百万円(前年比+2.9%)、営業利益64,000百万円(前年比+16.9%)となっています。


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売上高5位 竹中工務店

 「竹中工務店」は、非上場企業のため四半期ごとの決算は発表していません。

 竹中工務店(2023/02/27)
 2022年度(第85期)決算概要 及び 次期業績見通し

● 2023年12月期の連結業績予想
 2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)の連結業績予想は、売上高1,490,000百万円(前年比+8.3%)、営業利益27,000百万円(前年比△4.7%)となっています。


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売上高6位 長谷工コーポレーション

 「長谷工コーポレーション」の2024年3月期第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の連結業績は、売上高768,852百万円(前年比+8.8%)、営業利益61,439百万円(前年比+8.6%)です。

 長谷工コーポレーション(PDF:2024/02/09)
 2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2024年3月期の連結業績予想
 2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,080,000百万円(前年比+5.1%)、営業利益88,000百万円(前年比△2.4%)となっています。



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2024年2月26日 (月)

アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」が驚異的な好決算! 圧倒的王者だった「インテル」を2023年期の売上高で遂に抜いた!

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-エヌビディア(NVIDIA)-
 アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」の本社所在地は「2788 San Tomas Expressway Santa Clara, CA 95051 USA」です。「シリコンバレー」のど真ん中であるカリフォルニア州サンタクララにあります。「ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港」のすぐ西側です。「アップル」の本社とも比較的近いです(Googleマップの衛星写真を引用)。

 「エヌビディア」は、2024年2月21日に2024年1月第4四半期決算(2023年11月~2024年1月)を発表しましたが、超絶に凄い好決算だったので株価が急騰して、アメリカ企業での時価総額は、「アマゾン・ドット・コム」や「アルファベット」を抜き、「マイクロソフト」、「アップル」に次ぐ3位まで急上昇しています。

 2024年1月第4四半期決算(2023年11月~2024年1月)では、売上高が前年同期比165.3%増の221.03億ドル(1$=150円と仮定して約3兆3150億円)、営業利益が前年同期比883.1%増の136.15億ドル(1$=150円と仮定して約2兆400億円)となり、いずれも過去最高を更新しました。営業利益率は驚異的な61.6%です。

 2024年1月期通期(2023年2月~2024年1月)では、売上高60,922,000千ドル(1$=150円と仮定して約9兆1300億円)、営業利益32,972,000千ドル(1$=150円と仮定して約4兆9400億円)となり、いずれも過去最高を更新しました。営業利益率は驚異的な54.1%です。

● 急成長を牽引する超高性能GPU「H100」
 「エヌビディア」が得意とする「GPU(Graphics Processing Unit)」は、画像処理に特化した演算装置あるいはプロセッサです。最近は、生成AIのプロセッサとして注目されています。生成AIは文章や画像などを生成できる技術で、「ChatGPT(チャットGPT)」などの話題の技術の基礎となっています。

 元々「GPU」は、ゲーミング市場が中心でしたが、今は「データセンター」向けが圧倒的に多いです。「データセンター」のサーバーに大量の「GPU」が採用されています。

 成長を牽引するのが超高性能GPU「H100」です。エヌビディアはファブレス企業(自社で製造せず、半導体の開発・設計に特化)です。「H100」は、台湾の「TSMC」の4ナノラインで製造されています。「H100」は非常に高価ですが、各社が競って購入しています。ちなみに「H100」の1基の価格が、日本円で500万円~600万円と言われていますす。

 エヌビディア
 NVIDIA H100 Tensor コア GPU

 2024年の第2四半期にはH100の拡張版「H200」を出荷開始予定、その次にH200の上位機種「GH200」、更にその次にはH100の次世代機の出荷開始が計画されています。


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エヌビディアの連結決算
 「エヌビディア」は、1993年4月5日に設立されました。設立から約31年で、「(1)マイクロソフト、(2)アップル、(3)サウジアラムコ、(4)エヌビディア、(5)アマゾン・ドット・コム、(6)アルファベット、(7)メタ・プラットフォームズ」と世界4位の時価総額を誇る超優良企業に成長しました。2024年2月23日の終値時点での時価総額は1,946,779,900.00千ドルです。1$=150円と仮定して約292兆円です。凄すぎる・・・

エヌビディアの連結決算(売上高/営業利益) 
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2011年1月     3,543,309千ドル      255,747千ドル
2012年1月     3,997,930千ドル      648,299千ドル
2013年1月     4,280,159千ドル      648,239千ドル
2014年1月     4,130,162千ドル      496,227千ドル
2015年1月     4,681,507千ドル      758,989千ドル
2016年1月     5,010,000千ドル      747,000千ドル
2017年1月     6,910,000千ドル    1,934,000千ドル  
2018年1月     9,714,000千ドル    3,210,000千ドル
2019年1月   11,716,000千ドル    3,896,000千ドル
2020年1月   10,918,000千ドル    2,846,000千ドル
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2021年1月   16,675,000千ドル    4,532,000千ドル
2022年1月   26,914,000千ドル   10,041,000千ドル
2023年1月   26,974,000千ドル    4,224,000千ドル 
2024年1月   60,922,000千ドル  32,972,000千ドル

2024年1月期の各四半期別の売上高
第1四半期(02月~04月)     71.92億ドル
第2四半期(05月~07月)   135.07億ドル
第3四半期(08月~10月)   181.20億ドル
第4四半期(11月~01月)   221.03億ドル

● 2023年期に王者インテルの売上高で抜く!
 「エヌビディア」の2024年1月期の売上高が60,922,000千ドル( 1$=150円と仮定して約9兆1300億円)です。「インテル」の2023年12月期の売上高が54,228,000千ドル( 1$=150円と仮定して8兆1300億円)です。遂に売上高の逆転が起きました。

 アメリカで半導体の圧倒的王者であるインテルの売上高を抜く企業が現れるなんて夢にも思っていませんでした。凄い企業が次々と現れて既存の序列をあっという間に変えていくのがアメリカの強さの根源だと思います。

インテルの連結決算(売上高/営業利益)
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2010年12月   43,623,000千ドル   15,588,000千ドル
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2011年12月   53,999,000千ドル   17,477,000千ドル
2012年12月   53,341,000千ドル   14,638,000千ドル
2013年12月   52,708,000千ドル   12,291,000千ドル
2014年12月   55,870,000千ドル   15,347,000千ドル
2015年12月   55,355,000千ドル   14,002,000千ドル
2016年12月   59,387,000千ドル   12,874,000千ドル
2017年12月   62,761,000千ドル   17,936,000千ドル
2018年12月   70,848,000千ドル   23,316,000千ドル
2019年12月   71,965,000千ドル   22,035,000千ドル
2020年12月   77,867,000千ドル   23,678,000千ドル
-----------------------------------------
2021年12月   79,024,000千ドル   19,456,000千ドル
2022年12月   63,054,000千ドル     2,334,000千ドル
2023年12月   54,228,000千ドル         93,000千ドル



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2024年2月25日 (日)

横浜市 高さ約195m・約180m・約165mのトリプルタワー「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」 運河の埋め立てが大幅に進む!

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-(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画-
 「横浜市」は、神奈川区の東高島駅北地区の一部水域を埋め立てて、新たなまちづくりを検討しています。街区は「A地区」~「E地区」まで計画されています。当初計画では工期が2018年~2022年予定でした。

 当初計画より大幅に遅れていますが、超高層タワーマンションを建設する前の「運河埋⽴」などの基盤整備が本格的に行われています。現時点での工期は、着工が2025年度予定、 竣工が2029年度予定です。

 計画に変更が無ければ、(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約180m、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約165m、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約195mのトリプル超高層タワーマンションが建設される予定です。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/06/20)
 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和5年3月24日開催)  

(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計の概要
◆ 所在地-横浜市神奈川区星野町及び神奈川一丁目地内
◆ 階数-(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(C-1地区)最高部約180m、軒高約165m、(C-2地区A棟)最高部約165m、軒高約150m、(C-2地区B棟)最高部約195m、軒高約180m
◆ 敷地面積-(C地区全体)約28,100㎡、(C-1地区)約11,000㎡、 (C-2地区)約17,100㎡
◆ 建築面積-(C地区全体)約11,600㎡、(C-1地区)約4,300㎡、(C-2地区)約7,300㎡
◆ 延床面積-(C地区全体)約225,000㎡、(C-1地区)約87,000㎡、(C-2地区)約138,000㎡
◆ 容積対象床面積-(C地区全体)約168,600㎡、(C-1地区)約66,000㎡、(C-2地区)約102,600㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益的施設等
◆ 総戸数-2200戸程
◆ 建築主-日本貨物鉄道(JR貨物)、三井不動産レジデンシャル
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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完成イメージです(引用:横浜市)。


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「地区の概要」です(引用:横浜市)。


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「施設配置計画図」です。合計3棟の超高層タワーマンションが建設される予定です(引用:横浜市)。


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「断面図」です(引用:横浜市)。


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「工事の進歩状況」のです(引用:横浜市)。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の予定地です。


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「運河」の埋め立てが行われています。


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運河の埋め立てが大幅に進んでいます。



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2024年2月24日 (土)

「東急百貨店本店」の跡地 地上34階、高さ約156mの「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」 東急百貨店本店解体工事 2024年2月上旬の状況

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-東急百貨店本店+Bunkamura-

 「東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店」は、渋谷の商業エリアと松濤の住宅エリアの結節点に位置する渋谷区道玄坂二丁目24番土地(現・東急百貨店本店)における開発計画を3社で推進していくことに、2021年5月13日に正式合意しました。今後は本計画の推進のため、本計画の企画検討・設計などを実施していきます。

 渋谷エリアで多数の複合施設の開発・運営や渋谷の魅力向上に向けてさまざまな取り組みを行ってきた東急グループと、グローバルな不動産開発投資会社としてアイコニックな複合施設開発を手掛けるLCREがパートナーシップを組み、隣接するBunkamuraとの一体化により、「感動」「高揚」など真の豊かさを感じる、日本を代表するワールドクラスクオリティの施設を渋谷エリアに創出します。

● Shibuya Upper West Project
 「東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店」は 、2023年1月31日の東急百貨店本店の営業終了後、2027年度の竣工を目指して3社共同で推進する「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」の計画概要について発表しました。

 東急百貨店 ニュースリリース(PDF:2022/07/21)
 渋谷の新たなシンボル“Shibuya Upper West Project”が2027年度竣工に向け始動!

 ホテルは「スワイヤー・ホテルズ(Swire Hotels)」が展開し、コンテンポラリーラグジュアリーブランド「ザ・ハウス・コレクティブ(The House Collective)」が日本に初進出します。

Shibuya Upper West Projectの概要
◆ 計画名-(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目228番16他(地名地番)
◆ 交通-JR「渋谷」駅、東急東横線・田園都市線「渋谷」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅、京王井の頭線「渋谷」駅
◆ 階数-(新築部分)地上34階、地下4階、(Bunkamura)地上8階、地下2階
◆ 高さ-155.8m
◆ 敷地面積-約13,675m(Bunkamura含む)
◆ 建築面積-約12,130㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約119,720㎡(施設全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-べた基礎(直接基礎)
◆ 用途-物販店、飲食店、ホテル、共同住宅、美術館、駐車場
◆ 事業主-東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店
◆ デザインアーキテクト-Snøhetta
◆ エグゼクティブアーキテクト-株式会社日建設計・株式会社東急設計コンサルタント設計共同事業体
◆ 設計者-日建設計、石本建築事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 閉店-2023年01月31日
◆ 解体工事-2023年03月15日~2024年06月30日予定
◆ 着工-2024年07月上旬予定
◆ 竣工-2028年03月下旬予定


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「The Sanctuaryイメージ」です。


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「用途配置図」です。 

● 渋谷から東急百貨店が消える!
 「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」には、下層階(地下1階~地上6階)のリテール部分は、ライフスタイルを提案する小売店舗とし、「東急百貨店本店」は入らないようです。2020年3月31日には「東横店」が閉店しています。渋谷から「東急百貨店」が消える事になります。


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「計画地位置」です。


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「東急百貨店本店解体工事」の2024年2月上旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「東急建設」の施工で、「東急百貨店本店解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2023年3月15日~2024年6月30日の予定です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「東急百貨店本店解体工事」の解体工事のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」のホテル等建築・変更計画概要です(写真提供読者さん)。



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2024年2月23日 (金)

川崎市 「ニトリ」の延床面積約415,000㎡の超巨大物流倉庫 「(仮称)ニトリ川崎DC新築工事に係る条例環境影響評価準備書及び要約書」の縦覧!

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-ニトリ川崎DC新築工事-
 バブル期の1989年12月29日に「大納会」を迎えた東京証券取引所で、日経平均株価の終値が38,915円87銭、取引時間中の高値が38,957円44銭と史上最高値を付けました。それから約34年が経過した昨日(2024年2月22日)、史上最高値をついに更新しました。本当によかった!

 「ニトリ」は川崎市川崎区の扇町地区に、新物流センターの建設を計画しています。「(仮称)ニトリ川崎DC新築工事に係る条例環境影響評価準備書及び要約書」の縦覧が行われています。縦覧期間は、2024年2月9日(金)~3月25日(月)までです。

 引用資料 川崎市・公式HP(2024/02/09)
 (仮称)ニトリ川崎DC新築工事に係る条例環境影響評価準備書及び要約書

 新施設は、JR鶴見線「昭和駅」の東側に位置するJFEスチールの東日本製鉄所京浜地区の一画の用地約207,913㎡で建設が計画されています。「ニトリ」は、JFEスチール東日本製鉄所京浜地区の高炉休止に伴い土地利用転換が見込まれていた用地を2023年3月に入札で落札しています。JFEスチールによる既存建屋の解体を経て、2024年12月下旬に物件の引き渡しが行われる予定です。

 概要は、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上4階、地下0階、延床面積約415,264㎡のダブルランプウェイ型です。工期は、全体で約35か月を予定です。2024年度から既存建屋の解体に着手し、2027年度の新築工事完了を計画しています。

ニトリ川崎DC新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区扇島42番4外
◆ 交通-JR鶴見線「昭和」駅
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-約31m
◆ 敷地面積-約207,913㎡
◆ 建築面積-約117,064㎡
◆ 延床面積-約415,264㎡(容積対象面積約403,357㎡)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物流倉庫
◆ 建築主-ニトリ
◆ 着工-2024年度予定(解体工事含む)
◆ 竣工-2027年度予定


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「緑地計画図」です。


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「計画地位置図」です。


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「計画地位置図」です。JFEスチールの東日本製鉄所京浜地区の一画です。


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ニトリホールディングス
 「ニトリ」は、北海道札幌市北区新琴似七条1丁目2番39号に本社を置く、家具およびインテリア用品小売業の大手です。日本の家具およびインテリア用品小売業では圧倒的な勝ち組となっています。

 売上高と営業利益の伸びを見ると正に驚異的です。これを見るとスウェーデン発祥の「イケア」が日本で多店舗化出来なかったのも「大塚家具」の騒動も納得できます。どう頑張っても「ニトリ」があまりにも強すぎたんです。もうすぐ売上高1兆円企業になりそうです。

ニトリホールディングスの連結決算(売上高/営業利益)

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1997年2月    30,851百万円       1,711百万円
1998年2月    34,848百万円       1,746百万円
1999年2月    40,493百万円       2,005百万円
2000年2月    48,922百万円       3,554百万円
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2001年2月    62,986百万円       3,401百万円
2002年2月    78,752百万円       7,082百万円
2003年2月    88,259百万円       8,910百万円
2004年2月   108,777百万円     12,775百万円
2005年2月   129,446百万円     14,762百万円
2006年2月   156,758百万円     18,227百万円
2007年2月   189,126百万円     22,300百万円
2008年2月   217,229百万円     26,095百万円
2009年2月   244,053百万円     33,096百万円
2010年2月   286,186百万円     46,456百万円
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2011年2月   314,291百万円     52,665百万円
2012年2月   331,016百万円     57,951百万円
2013年2月   348,789百万円     61,550百万円
2014年2月   387,605百万円     63,073百万円
2015年2月   417,285百万円     66,307百万円
2016年2月   458,140百万円     73,039百万円
2017年2月   512,958百万円     85,776百万円
2018年2月   572,060百万円     93,378百万円
2019年2月   608,131百万円   100,779百万円
2020年2月   642,273百万円   107,478百万円
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2021年2月   716,900百万円   137,687百万円
2022年2月   811,581百万円   138,270百万円
2023年3月   948,094百万円   140,076百万円(13ヶ月11日決算)

2024年3月期予想
2024年3月   932,000百万円   145,100百万円(会)
2024年3月   890,783百万円   130,883百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年2月23日時点の数値です。2023年3月期は決算期変更に伴い、2022年2月21日~2023年3月31日までの13か月11日決算となっています。



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2024年2月22日 (木)

地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」及び「新宿駅西口駅前広場」の工事 2024年2月上旬の建設状況

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-(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト-
 「明治安田生命」は、新宿駅西口に近接する「明治安田生命新宿ビル」などの解体工事に2020年4月1日に着手しました。「明治安田生命新宿ビル」と隣接する6棟を一体的に解体します。

 解体区域の敷地面積は約6,300㎡とかなり広いです。解体工事の施工は「大成建設」が担当します。解体工事の工期は2022年8月31日までを予定しています。

 解体されるビルは、「(1)明治安田生命新宿ビル、(2)明治安田生命新宿ビル別館、(3)第一スカイビル、(4)高倉第二ビル、(5)明治安田生命新宿第三ビル跡地、(6)永和ビル跡地」の合計6棟です。「(7)KSビル跡地」の解体工事は、鉄道弘済会が発注しました。

 跡地に建設される「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の概要は、地上23階、地下4階、高さ(最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m)、延床面積96,901.94㎡です。オフィス、商業、ホール、駐車場などで構成する予定です。

 引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
 第69回新宿区景観まちづくり審議会

 「明治安田生命保険」が推進し、「森ビル」がプロジェクトマネジメントに参画する「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」が、2021年8月1日に着工しました。

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目9番1~12
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿」駅徒歩4分、小田急線「新宿」駅徒歩4分、京王線「新宿」駅徒歩4分、京王新線(都営新宿線)「新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「新宿」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m
◆ 敷地面積-6,294.72㎡
◆ 建築面積-3,819.26㎡
◆ 延床面積-96,901.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-明治安田生命保険
◆ プロジェクトマネジメント-森ビル
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2022年08月31日
◆ 着工-2021年08月01日
◆ 竣工-2025年11月30日予定


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「駅前広場を取り囲む光の演出」です。低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」のイメージパースです。建物は暖色系の「PCカーテンウォール」を外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指します。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の2024年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「ラフテレーンクレーン」が4台稼働しています。基礎工事や掘削工事が完了して、地下躯体の構築を行っていると思われます(写真提供読者さん)。


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「ラフテレーンクレーン」です(写真提供読者さん)。


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「ラフテレーンクレーン」です(写真提供読者さん)。


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すぐ東側の「新宿駅西口駅前広場」で工事が行われています(写真提供読者さん)。


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地上からループ通路でつながる「地下ロータリー」の上に鉄骨が組まれています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年2月21日 (水)

「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地 地上29階、高さ約155mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 2024年2月上旬の状況

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年1月31日(予定)です。

 「西武ホールディングス」の連結子会社である「西武プロパティーズ」が2022年3月18日に、「京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。

 品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指します。

● 環境影響調査書の縦覧! 
 港区は、 ”港区環境影響調査実施要綱に基づく「環境影響調査書」の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】” を行っています。縦覧期間は、2024年1月21日(日)~2月21日(水)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2024/01/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく「環境影響調査書」の縦覧【(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画】

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)
◆ 高さ-約155m(T.P.+5.0mから)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-約23,600㎡
◆ 敷地面積-約21,100㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリー造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年09月30日予定
◆ 着工-2023年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 供用開始-2026年度予定


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「断面図(A-A’断面)」です(引用:港区HP)。


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「断面図(B-B’断面)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(北側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(東側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(南側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(西側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「配置計画図」です(引用:港区HP)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区HP)。


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の建設予定地の2024年2月上旬の状況です(写真提供読者さん)。


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既存建物の解体工事が行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年9月30日(予定)です(写真提供読者さん)。


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地上躯体は姿を消しています(写真提供読者さん)。


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「セメントミルクプラント」です(写真提供読者さん)。


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少し東側です(写真提供読者さん)。


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「TRD工法機」です(写真提供読者さん)。

● TRD工法機
 「TRD工法機」です。「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築します。地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、 鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


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既存建物の地下躯体が残っています(写真提供読者さん)。


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敷地の北東側です。「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」には「ロックオーガ」が装着されています。「地中障害物」の撤去を行っています(写真提供読者さん)。


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敷地の南西側です(写真提供読者さん)。


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敷地の南東側には、「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」の建物が残っています。「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」は、品川駅周辺開発事業のため、2021年3月31日の営業をもって閉店しました(写真提供読者さん)。



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2024年2月20日 (火)

国家戦略特区 高さ約229mと高さ約227mの超高層ツインタワー「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」 2024年2月中旬の建設状況

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- (仮称)芝浦一丁目計画 新築工事

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の敷地に計画されている「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」は、総延床面積約55万㎡のビッグプロジェクトです。

 2期に分けて施工する計画で、先に南側の「S棟」を建設します。「S棟」の竣工後に、「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」を解体して、跡地に「N棟」を建設します。2031年3月の全体完成を目指します。

 「野村不動産」並びに「野村不動産ビルディング」と、「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である、「芝浦一丁目プロジェクト」の事業者として、2021年9月28日に起工式を執り行い、2021年10月1日に着工しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2022/05/23)
 延床面積約55万㎡大規模複合開発 「芝浦プロジェクト」 都心で空・海・緑を感じる新たな働き方 「TOKYO WORKation (トウキョウ ワーケーション)」を提案 ―東京湾岸部の景観を一新するオフィス・ホテル・商業施設・住宅の一体開発―

 引用資料 公式ホームページ
 芝浦プロジェクト

 「芝浦プロジェクト」では、都心の利便性と、眼前に広がる空と海を有する芝浦エリアならではの立地を活かし、「空と海、世界へひらかれたこの街で、新しい人と社会の未来をつくりだす」ことを目指します。

 その一環として、働き方や働く環境に求められる価値観が変化した今の時代に寄り添う新たな働き方、「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」を提案します。「ビジネスの中枢である東京都心で働くこと」と「空と海から得られる開放感」が融合し、自分に合ったスタイルで働くことが実現します。

芝浦プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1他 51筆
◆ 交通-(浜松町ビルディング基準)JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-(S棟)地上43階、地下3階、(N棟)地上45階、地下3階、(商業施設)地上1階~2階×5棟
◆ 高さ-(S棟)最高部228.88m、(N棟)最高部227.28m
◆ 敷地面積-(施設全体)39,819.13㎡(竣工時40,104.29㎡)
◆ 建築面積-(施設全体)28,192.39㎡ 
◆ 延床面積-(施設全体)550,392.29㎡ 
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業施設、ホテル、共同住宅、ビジネス交流施設、生活支援施設、駐車場、DHC施設等
◆ 総戸数-約144戸
◆ 建築主-野村不動産ビルディング、JR東日本
◆ 設計者-槇総合計画事務所、清水建設、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、日建設計
◆ 施工者-(S棟)清水建設、(N棟)未定
◆ 解体工事(S棟)2021年02月01日~2021年09月30日
◆ 着工-(S棟)2021年09月28日(起工式)、2021年10月01日(着工)、(N棟)2027年04月頃予定
◆ 竣工-(S棟)2025年02月予定、(全体)2031年03月31日予定

(備考) 敷地面積は、竣工時までに現状港区所有地(道路)を本敷地に編入することにより計40,104.29㎡になる予定です。


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「芝浦プロジェクト 完成予想パース」です。


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「芝浦プロジェクト 完成予想パース」です。


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プロジェクト概要

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の建替事業として、芝浦プロジェクトでは、2021年10月に着工した「S棟」と、2027年度着工の「N棟」からなるツインタワーの建設を予定しています(竣工予定時期 S棟2025年2月、全体2030年度)。

● 野村不動産グループが2025年に本社をS棟へ移転!
 「野村不動産ホールディングス」は、「野村不動産ホールディングス」および「野村不動産」をはじめとするグループ各社の本社を、2025年 2月に竣工を予定している、大規模複合開発「芝浦プロジェクト」S 棟に移転することを決定しました。


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ラグジュアリーブランド「フェアモント東京」

 最上級のパーソナルなサービスとラグジュアリーな体験を提供するため、S棟上層階には、欧州最大手のホテルグループであるアコーが手掛けるラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が日本へ初進出します。

 世界最大手のホテルグループである「アコー(本社:フランス・パリ)」のラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」の日本初進出となるホテル名称は「フェアモント東京」で、開業は2025年度を予定しています。


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「フロア構成図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「(仮称)芝浦一丁目建替計画新築工事」の予定地に建っている「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」です。地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ165.9mの超高層オフィスビルです。「東芝ビルディング」として、1984年3月に竣工しました。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング) の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1号
◆ 交通-JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-地上40階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.9m 
◆ 敷地面積-34,506.91㎡
◆ 建築面積-14,741.10㎡(東芝浜松町ビルを含む場合16,464.58㎡)
◆ 延床面積-162,612.86㎡(東芝浜松町ビルを含む場合176,567.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造(水平方向の揺れを吸収するダイナミックスクリューとオイルダンパーを低層階を中心に102ヶ所設置)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-港建物、第一生命保険
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、鹿島建設JV
◆ 着工-1981年08月
◆ 竣工-1984年03月


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「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」の2024年2月中旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「東京モノレール」との間です(写真提供SOCIO34050氏)。


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西端部分です(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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この部分は吹き抜けになると思います(写真提供SOCIO34050氏)。


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南東側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南東側から見た下層階の様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側から見た下層階の様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東角です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側から少し引いて見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年2月19日 (月)

豊島区 高さ約190mと高さ約182mの「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」 グランドシティタワー池袋 2024年2月上旬の建設状況

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-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業-

 「東京都」は、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。市街地再開発事業の施行により、地上及び地下の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の集積による、賑わいのあるまちの形成を図ります。

 「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」は、東京都豊島区南池袋二丁目他で事業を推進する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」にて、2022年9月30日に「北棟」の起工式を実施し、2022年10月1日に着工しました。参加組合員として「住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構」が参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/14)
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工

 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」は「東池袋」駅に隣接、東京の副都心である「池袋」駅から東南約750mに位置する約1.7haの敷地に、豊島区最大級となる総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションを整備します。

● グランドシティタワー池袋
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」の公式ホームページがオープンしています。正式名称は「グランドシティタワー池袋」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 グランドシティタワー池袋

グランドシティタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目23番他(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「東池袋」駅まで徒歩1分、東京メトロ有楽町線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ副都心線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「池袋」駅まで徒歩8分、JR山手線「池袋」駅まで徒歩9分、JR湘南新宿ライン(高崎線・東海道線)「池袋」駅まで徒歩9分、JR埼京線「池袋」駅まで徒歩9分、東武鉄道東上線「池袋」駅まで徒歩9分、西武池袋・豊島線「池袋」駅まで徒歩9分
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 高さ-最高部190m
◆ 敷地面積-8,761.09㎡
◆ 建築面積-5,255.35㎡
◆ 延床面積-111,881.65㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(93本)
◆ 用途-共同住宅、公共公益施設、店舗、事務所
◆ 総戸数-878戸(非分譲住戸105戸・広告対象外30戸含む)、その他店舗2区画、事務所2区画
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-住友不動産、三井住友信託銀行
◆ コンサルタント-ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2022年09月30日(起工式)、2022年10月01日(着工)
◆ 竣工-2027年04月中旬予定
◆ 入居開始-2026年09月下旬予定 

南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目27番 他
◆ 階数-地上47階、地下2階
◆ 高さ-最高部約182m
◆ 敷地面積-6,305.98㎡
◆ 建築面積-約3,100㎡
◆ 延床面積-約75,200㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、高齢者支援施設、店舗、学校
◆ 総戸数-1,498戸(北街区+南街区)
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2023年05月
◆ 竣工-2026年10月予定


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北街区の「グランドシティタワー池袋」の完成イメージです。


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北街区の「グランドシティタワー池袋」の完成イメージです。「南街区」は描かれていません。


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全体の「外観イメージパース」です。


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下層階のイメージです。


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下層階のイメージです。


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「断⾯イメージ」です。


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「計画敷地内の緑化のイメージ」です。


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「位置図」です。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」の2024年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「北街区」の「グランドシティタワー池袋」は、2022年9月30日に「起工式」を実施し、2022年10月1日に着工しました(写真提供読者さん)。


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地下躯体の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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一部は1階床まで到達しています(写真提供読者さん)。


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地下躯体の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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地下躯体の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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「南街区」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」です。「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」です(写真提供読者さん)。


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「クラムシェル」で掘削しています(写真提供読者さん)。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年2月18日 (日)

京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業 京浜急行部分とJR品川駅西側が工事により激変 2024年2月上旬の建設状況

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-京浜急行本線連続立体交差事業-
 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」を進めています。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。

 現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。

● (仮称)品川駅街区地区
 「京浜急行電鉄」と「JR東日本」は、東京都港区の品川駅高輪口を再整備する「(仮称)品川駅街区地区」の開発計画を明らかにしました。約33,500㎡の敷地を3分割し、駅施設や商業施設、オフィスなどで構成する総延床面積約374,300㎡の施設群を整備します。

 近く東京都に都市計画提案を提出する予定です。2023年度内の都市計画審議会に諮り、都計決定できるよう都と調整しています。2025年度の着工、2036年度の全体完成を目指します。

 計画施設の西側には国道15号をまたぐ歩行者デッキを設けます。駅出口となる敷地北端にも歩行者広場を確保します。敷地を東西・南北に貫く自由通路も複数整備し、回遊性を高めます。

 引用資料 京浜急行電鉄(2023/08/29)
 品川駅街区地区における開発計画について

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(品川駅街区地区)都市計画(素案)の概要

 計画では、「京浜急行本線連続立体交差事業」で整備される、京急線品川駅の鉄道施設を建物内に配置します。駅と街をつなぐ一体的な都市基盤整備(東西・南北方向の歩行者ネットワーク強化等)や、国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入、防災機能強化と先導的な環境都市づくりにより、国際交流拠点・品川の形成に寄与していきたいという考えのもと進められます。

(仮称)品川駅街区地区の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目、港南二丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅
◆ 敷地面積-約33,500㎡
◆ 延床面積-約374,300㎡
◆ 容積対象床面積-約326,500㎡(計画容積率980%)

(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約14,700㎡
◆ 延床面積-約165,000㎡
◆ 容積対象床面積-約147,000㎡(計画容積率1,000%)
◆ 用途-オフィス、店舗、駅施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2030年度予定

(仮称)品川駅街区地区南街区新築計画の概要
◆ 階数-(南-a)地上28階、地下2階、(南-b)地上9階、地下1階
◆ 高さ-(南-a)最高部約150m、(南-b)最高部約47m
◆ 敷地面積-(南-a)約17,300㎡、(南-b)約1,500㎡
◆ 延床面積-(南-a)約201,000㎡、(南-b)約8,300㎡
◆ 容積対象床面積-(南-a)約172,000㎡<計画容積率1,000%>、(南-b)約7,500㎡<計画容積率500%>
◆ 用途-(南-a)オフィス、宿泊施設、店舗、集会場、駅施設、駐車場、駐輪場等、(南-b)店舗、 オフィス、駐車場、駐輪場等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 着工-(南-a)2025年度予定、(南-b)2030年度予定
◆ 竣工-(南-a)2036年度予定、(南-b)2032年度予定


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「京急線」がビルの下を空母の「スキージャンプ」のように駆け上がっていく凄い構造になっています。


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「断面イメージ」です。「京急線」および「京急品川駅」がビルの1階部分にある構造になっています。


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「配置図」です。


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「連続立体交差事業の概要図」です。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。

 引用資料 東京都建設局
 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業


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現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。「京浜本線品川駅」のホームは、約130m北側に移動します。


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「京急第10ビル」などの跡地です(写真提供読者さん)。


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「地中障害物」の撤去などが行われています(写真提供読者さん)。


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奥に「京急本線」が見えます(写真提供読者さん)。 


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この部分の「京急本線」は、地平化されます(写真提供読者さん)。


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この部分にJR東日本の地上28階、地下3階、高さ約150mの「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」が建設されます(写真提供読者さん)。


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JR品川駅西口の「駅前広場」があった場所です。「京浜本線品川駅」のホームは、約130m北側に移動して、このあたりが「京浜本線品川駅」になります(写真提供読者さん)。


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JR品川駅です(写真提供読者さん)。


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「京急品川駅」です。この部分に京浜急行電鉄の地上28階、地下2階、高さ約150mの「(仮称)品川駅街区地区南街区」が建設されます (写真提供読者さん)。



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2024年2月17日 (土)

京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業 工事が進むJR品川駅南側の留置線の跡地 2024年2月上旬の建設状況

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-京浜急行本線連続立体交差事業-
 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」を進めています。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。

 現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。

● (仮称)品川駅街区地区
 「京浜急行電鉄」と「JR東日本」は、東京都港区の品川駅高輪口を再整備する「(仮称)品川駅街区地区」の開発計画を明らかにしました。約33,500㎡の敷地を3分割し、駅施設や商業施設、オフィスなどで構成する総延床面積約374,300㎡の施設群を整備します。

 近く東京都に都市計画提案を提出する予定です。2023年度内の都市計画審議会に諮り、都計決定できるよう都と調整しています。2025年度の着工、2036年度の全体完成を目指します。

 計画施設の西側には国道15号をまたぐ歩行者デッキを設けます。駅出口となる敷地北端にも歩行者広場を確保します。敷地を東西・南北に貫く自由通路も複数整備し、回遊性を高めます。

 引用資料 京浜急行電鉄(2023/08/29)
 品川駅街区地区における開発計画について

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(品川駅街区地区)都市計画(素案)の概要

 計画では、「京浜急行本線連続立体交差事業」で整備される、京急線品川駅の鉄道施設を建物内に配置します。駅と街をつなぐ一体的な都市基盤整備(東西・南北方向の歩行者ネットワーク強化等)や、国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入、防災機能強化と先導的な環境都市づくりにより、国際交流拠点・品川の形成に寄与していきたいという考えのもと進められます。

(仮称)品川駅街区地区の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目、港南二丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅
◆ 敷地面積-約33,500㎡
◆ 延床面積-約374,300㎡
◆ 容積対象床面積-約326,500㎡(計画容積率980%)

(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約14,700㎡
◆ 延床面積-約165,000㎡
◆ 容積対象床面積-約147,000㎡(計画容積率1,000%)
◆ 用途-オフィス、店舗、駅施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2030年度予定

(仮称)品川駅街区地区南街区新築計画の概要
◆ 階数-(南-a)地上28階、地下2階、(南-b)地上9階、地下1階
◆ 高さ-(南-a)最高部約150m、(南-b)最高部約47m
◆ 敷地面積-(南-a)約17,300㎡、(南-b)約1,500㎡
◆ 延床面積-(南-a)約201,000㎡、(南-b)約8,300㎡
◆ 容積対象床面積-(南-a)約172,000㎡<計画容積率1,000%>、(南-b)約7,500㎡<計画容積率500%>
◆ 用途-(南-a)オフィス、宿泊施設、店舗、集会場、駅施設、駐車場、駐輪場等、(南-b)店舗、 オフィス、駐車場、駐輪場等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 着工-(南-a)2025年度予定、(南-b)2030年度予定
◆ 竣工-(南-a)2036年度予定、(南-b)2032年度予定


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「京急線」がビルの下を空母の「スキージャンプ」のように駆け上がっていく凄い構造になっています。


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「断面イメージ」です。「京急線」および「京急品川駅」がビルの1階部分にある構造になっています。


Tokyokeikyu230835
「配置図」です。


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「連続立体交差事業の概要図」です。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。

 引用資料 京浜急行本線
 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業


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「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」の2024年2月上旬の建設状況です
(写真提供読者さん)。


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JR品川駅南側の「留置線」の跡地の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「留置線」の跡地で工事が本格的に行われています(写真提供読者さん)。


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「留置線」の跡地の南側を見た様子です(写真提供読者さん)。


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「橋桁」の組み立てが行われています(写真提供読者さん)。


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「橋桁」の断面部分です(写真提供読者さん)。


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工事が始まる前のJRの「留置線」です。

● 廃止されたJRの留置線
 京急本線の高架橋
とJR山手線の間には、JRの「留置線」が6本ありました。「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」に先立ち2019年3月に廃止されました。


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京浜急行本線から見た工事が始まる前のJRの「留置線」です。


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JR山手線から見た工事が始まる前のJRの「留置線」です。



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2024年2月16日 (金)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 地上31階、高さ約167mの「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」 2024年2月上旬の建設状況

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくり
 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/04/21)
 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくりについて

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約5,800億円を予定しています。


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「スケジュール」です。

◆ 複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業します。国際交流拠点としての主要な機能であるMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)、オフィス、商業等を整備する複合棟Ⅰおよび駅周辺の広場・歩行者デッキ等を開業するとともに、高輪ゲートウェイ駅を全面開業します。

◆ その他の棟・エリアは2025年度中に開業します。高輪築堤の現地保存に伴う計画変更に関して、具体的な施工計画が確定したため、複合棟Ⅱ、文化創造棟、住宅棟および各棟周辺エリアは、2025年度中に開業します。


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TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅱ

 泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟です。フレキシビリティの高いオフィスフロアに加え、商業施設やクリニック、フィットネスを完備し、ビジネスワーカーの街でのくらしを支えます。街のレジリエンス(回復力)を支えるエネルギーセンター・地域冷暖房設備を有し、街全体に環境性能の高いエネルギーを供給します。
 
 第7橋梁部を含む高輪築堤80mの現地保存の保存空間確保にあたり、建物位置の東側への移動のため、都市計画変更を行いました(2021年11月都市計画変更決定)。

TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅱの概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-166.86m
◆ 敷地面積-15,300.61㎡
◆ 建築面積-10,837.35㎡
◆ 延床面積-208,456.86㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、フィットネス、クリニック、子育支援施設、エネルギーセンター(地域冷暖房)、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2022年02月01日
◆ 竣工-2025年03月31日予定


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 北西側から見た「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅱ」の2024年2月上旬の建設状況です。南側の「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ」と比べると工事が遅れています。「高輪築堤の現地保存に伴う計画変更」が理由です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅱ」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅱ」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅱ」を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅱ」を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南側に「構台」が設置されています(写真提供読者さん)。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」の建築計画のお知らせです。



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2024年2月15日 (木)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 高さ約161mと高さ約159mの「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」 2024年2月上旬の建設状況

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくり
 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/04/21)
 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくりについて

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約5,800億円を予定しています。


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「スケジュール」です。

◆ 複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業します。国際交流拠点としての主要な機能であるMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)、オフィス、商業等を整備する複合棟Ⅰおよび駅周辺の広場・歩行者デッキ等を開業するとともに、高輪ゲートウェイ駅を全面開業します。

◆ その他の棟・エリアは2025年度中に開業します。高輪築堤の現地保存に伴う計画変更に関して、具体的な施工計画が確定したため、複合棟Ⅱ、文化創造棟、住宅棟および各棟周辺エリアは、2025年度中に開業します。


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TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ
 高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の22階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は約200室を予定しています。

TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰの概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.41m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,281.26㎡
◆ 敷地面積-30,939.56㎡
◆ 延床面積-459,622.52㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-約200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年10月25日
◆ 竣工-2025年03月31日予定


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ」の2024年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ South」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ South」を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ South」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ North」を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ North」の下層階を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ North」の内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ North」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ North」の下層階を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「JR高輪ゲートウェイ駅」と「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ」を結ぶ歩行者デッキです(写真提供読者さん)。


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「JR高輪ゲートウェイ駅」と「TAKANAWA GATEWAY CITY 複合棟Ⅰ」を結ぶ歩行者デッキでを北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」の建築計画のお知らせです。



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2024年2月14日 (水)

国家戦略特区 地上48階、高さ約258mの「新宿駅西口地区開発計画」 2024年3月下旬に新築着工 2024年2月上旬の既存建物解体状況

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-新宿駅西口地区開発事業-

 「小田急電鉄」および「東京地下鉄」が事業主体となる新宿駅西口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画概要が発表されています。

 小田急グループの流通業の中核企業である「小田急百貨店」は、「小田急電鉄」が「東京地下鉄(東京メトロ)」と共同して推進する、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトである新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、2022年10月2日をもって、新宿店本館での営業を終了し、以降、新宿店は「新宿西口ハルク」にて営業を継続します。

 「小田急電鉄」は2022年2月9日に、「小田急電鉄」および「東京地下鉄(東京メトロ)」が推進している「新宿駅西口地区開発計画」において、「東急不動産」を共同事業者候補として選定したと発表しました。

 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」は、新宿駅西口地区開発計画において、2022年10月3日以降順次、既存建物の解体工事に着手しました。解体の対象は、小田急百貨店新宿店本館とモザイク通りを含む新宿ミロードとして営業している建物で、10月3日に「小田急百貨店新宿店本館」の解体に着手し、その後順次「新宿ミロード」の解体を行います。

 引用資料 小田急電鉄(PDF:2022/09/29)
 新宿駅西口地区開発計画における既存建物解体工事への着手に係るお知らせ

● 東急不動産の正式参画!
 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」が事業主体となり、「新宿駅西口地区開発計画」を推進しています。「小田急電鉄」と「東急不動産」との間で2022年2月に基本合意書を締結し、「東急不動産」の計画への参画について協議を進めてきました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2024/02/08)
 新宿駅西口地区開発計画における東急不動産の正式参画について

 「小田急電鉄が所有する敷地の一部」と「東急不動産が今後取得する計画建物の一部」を等価で交換する等価交換契約を締結したことで、2024年2月8日に、東急不動産が共同事業者として正式に参画することが決定しました。

新宿駅西口地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1-4,1-5,129-3,129-6及び新宿三丁目1000-4他
◆ 交通-JR・東京メトロ・都営地下鉄・京王電鉄・小田急電鉄「新宿」駅
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部258.15m
◆ 敷地面積-15,718.96㎡
◆ 敷地面積-15,630.20㎡
◆ 延床面積-279,057.38㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルドラフト基礎(地中連続壁、直接基礎と杭基礎を併用)
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東急不動産
◆ 設計者-日本設計・大成建設設計共同体
◆ 施工者-大成建設
◆ 閉館-2022年10月02日
◆ 解体工事-2022年10月03日以降順次
◆ 着工-2024年03月下旬予定
◆ 竣工-2029年09月下旬予定


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「東急不動産」が正式参画しました。


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「計画建物イメージパース(西側から計画建物を望む)」です(引用:小田急電鉄)。


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「2階・東西デッキ グランドシャフト」です(引用:小田急電鉄)。


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「13、14階・ビジネス創発機能 吹き抜け」です(引用:小田急電鉄)。


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断面図(南北断面)
 最高部の高さは、「G.L.(平均地盤)」+約260mとなっています。建設予定地の、「G.L.(平均地盤)」は、「T.P.(東京湾平均海面:Tokyo Peil)+40mです(引用:東京都環境局)


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「配置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります(引用:内閣府)。


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「小田急百貨店・本館」の2024年2月上旬の解体状況です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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解体工事がかなり進んでいます(写真提供読者さん)。


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仮設の通路は頻繁に変更されます(写真提供読者さん)。


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北側部分を東側方向に見た様子です(写真提供読者さん)。


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「新宿駅西口地区開発計画」の建築計画のお知らせです。最高部の高さが259.00mから258.15mに変更になっています(写真提供読者さん)。



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2024年2月13日 (火)

中野区 地上25階、高さ約99mと地上20階、高さ約82mのツインタワー「パークシティ中野」 2024年2月上旬の建設状況

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-囲町東地区第一種市街地再開発事業-
 JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。 

 「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。 

● パークシティ中野(ザ タワー エアーズ、ザ タワー ブリーズ)
 「三井不動産レジデンシャル」および、「三井不動産」が参加組合員として参画し、東京都中野区中野四丁目にて推進している「囲町東地区第一種市街地再開発事業」について、街区名称が「パークシティ中野」に決定しています。

 「パークシティ中野」の公式ホームページもオープンしており、A敷地のタワーマンションが「ザ タワー エアーズ」、B敷地のタワーマンションが「ザ タワー ブリーズ」に決定しています。ちなみにA敷地の商業施設・オフィス棟の名称は「中野M-SQUARE」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 パークシティ中野

パークシティ中野の概要
◆ 名称-A敷地<住宅棟>ザ タワー エアーズ、A敷地<商業施設・オフィス棟>中野M-SQUARE、B敷地<住宅棟>ザ タワー ブリーズ
◆ 計画名-囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地・B敷地)
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番他(地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩4分
◆ 階数-(A敷地)<住宅棟>地上25階、地下2階、<商業施設・オフィス棟>地上12階、地下2階、(B敷地)地上20階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)最高部99.44m、(B敷地)最高部 82.00m
◆ 敷地面積-(A敷地)10,059.00㎡、(B敷地)3,170.00㎡
◆ 建築面積-(A敷地)6,989.40㎡、(B敷地)1,773.34㎡
◆ 延床面積-(A敷地)91,265.53㎡、(B敷地)28,108.24㎡
◆ 構造-(A敷地)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、(B敷地)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(A敷地)直接基礎、(B敷地)直接基礎
◆ 地震対策-(A敷地)<住宅棟>中間免震構造、<商業施設・オフィス棟>制震構造
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、物品販売業を営む店舗、飲食店、ネイルサロン、印刷・コピーサービス店、事務所、自動車車庫、自転車駐車場、(B敷地)共同住宅、百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗、学習塾、華道教室、囲碁教室その他これらに類する施設、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 総戸数-807戸(一般販売対象戸数401戸、A敷地545戸、B敷地262戸)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、三井不動産)
◆ 設計者-佐藤総合計画
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2022年09月07日
◆ 竣工-(ザ タワー エアーズ)2025年12月下旬予定、(ザ タワー ブリーズ)2025年12月下旬予定
◆ 入居開始-(ザ タワー エアーズ)2026年07月下旬予定、(ザ タワー ブリーズ)2026年07月下旬予定

(備考)「パークシティ中野」の公式ホームページでは、A敷地の「ザ タワー エアーズ」は、地上24階、地下2階となっています。「ザ タワー エアーズ」の延床面積は58,955.24㎡となっています。


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東側から、A敷地の商業施設・オフィス棟が「中野M-SQUARE」、A敷地の住宅棟が「ザ タワー エアーズ」、B敷地の住宅棟が「ザ タワー ブリーズ」となっています。


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「パーティールーム兼ゲストルーム完成予想CG」です。


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「テラス完成予想CG」です。


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「敷地配置イラスト」です。


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「位置図」です。


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「パークシティ中野」の2024年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。

 

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「パークシティ中野(A敷地)」の手前の住宅棟「ザ タワー エアーズ」、奥の商業施設・オフィス棟「中野M-SQUARE」の建設現場です(写真提供読者さん)。

 

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「乗入れ構台」が設置されています(写真提供読者さん)。

 

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「パークシティ中野(A敷地)」の西端です(写真提供読者さん)。

 

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「パークシティ中野(B敷地)」の住宅棟「ザ タワー ブリーズ」の建設現場です(写真提供読者さん)。

 

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地上部分の鉄筋の配筋が始まています(写真提供読者さん)。



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2024年2月12日 (月)

地上29階、高さ約171mの「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」 2024年1月22日に起工式を挙行 2024年2月上旬の建設状況

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- 虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業-

 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、竣工した「東京虎ノ門グローバルスクエア」の東側、東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指しています。ブロック内を東西に2本の道路が走る三つの街区を対象とします。

 中央日本土地建物グループの子会社である「日本土地建物」が、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」および「住友不動産」ともに事業推進パートナーとして参画しています。

 「東京都」は、「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、銀座線虎ノ門駅と一体となった広場や歩行者通路の整備、産学官連携のビジネス創出・交流機能の整備等により、交通結節機能の拡充と災害時支援機能の強化、国際ビジネス交流拠点の形成を図ります。

 東京都・都市整備局 報道発表資料(2022/06/23)
 虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合の設立を認可します

● 2024年1月22日に起工式を執り行い着工!
 「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」と「中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産」の参加組合員3者は「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の起工式を2024年1月22日に執り行い、着工しました。

 引用資料 中央日本土地建物グループ(2024/01/22)
 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」着工

虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階
◆ 高さ-171.31m
◆ 敷地面積-6,397.27㎡
◆ 建築面積-5,201.66㎡
◆ 延床面積-119,886.17㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(原則として建物全重量を直接基礎で支持、沈下防止の為に杭基礎にも鉛直力を負担)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、共同住宅、自動車車庫
◆ 建築主-虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-戸田・西松建設共同企業体(戸田建設、西松建設JV)
◆ 解体工事-2023年05月12日~2024年06月30日予定
◆ 着工-2024年01月22日(起工式)
◆ 竣工-2027年06月15日予定


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「完成イメージ」です(引用:港区)。


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「都道301号線(愛宕下通り)越し(街区東側)からの鳥瞰イメージ」です(引用:港区)。


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「区道1011号線に面した広場の整備イメージ」です(引用:港区)。


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「1階パサージュ」です(引用:中央日本土地建物)。


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「計画建築物立面図(北側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(東側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(南側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(西側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物断面図(南北断面)」です。工事は「逆打工法」で行われます。1階床を地下工事に先行して施工します。「逆打工法」の採用により、地下躯体工事と並行して、地上躯体工事を施工します(引用:港区)。


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「1階平面図」です(引用:港区)。


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「地下1階平面図」です(引用:港区)。


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「計画建築物配置計画図」です。西隣は先に竣工した虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事の「東京虎ノ門グローバルスクエア」です(引用:港区)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。


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「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の2024年2月上旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」で「地中障害物」の撤去を行っています(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」のアップです(写真提供読者さん)。


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街区南側の道路「区道1011号(新橋仲通り)」です(写真提供読者さん)。


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解体予定の建物群です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。


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「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです。数値が書き換えられています。最高部の高さが約180mとなっていましたが、171.31mに変更されています(写真提供読者さん)。



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2024年2月11日 (日)

アリーナが集積する強味を存分に発揮している「横浜市」 想像以上に稼働率が高い「ぴあアリーナMM」 「ぴあアリーナMM」は大成功!

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-アリーナが集積する強味を存分に発揮している横浜市-
 世界最大級座席数20,033席の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」が2023年9月29日に開業しました。これにより、横浜市が日本一の「ライブ(コンサート)」を行うことのできる都市になりました(カウント方法によっては東京都23区が日本一)。

 1万人以上を収容出来るのアリーナ会場が、「Kアリーナ横浜(座席数20,033席)、横浜アリーナ(収容人数17,000人)、ぴあアリーナMM(収容人員12,141人」の3カ所になりました。正にライブのメッカです。

 実際にいろいろなアーティストやアイドルのアリーナクラスのライブ(コンサート)の日程を見ると横浜市が独占しそうな勢いです。アリーナが集積する強味を存分に発揮しています。

● 想像以上に稼働率が高い「ぴあアリーナMM」 
 「ぴあアリーナMM」の公式ホームページの2024年2月のイベント予定表を見るとビッシリ埋まっています。「ぴあアリーナMM」は大成功と言っていいでしょう。交通の便がいいのとコンパクトで使いやすいのだと思います。

 ライバルの「横浜アリーナ」と比べると利用料金は、平日が400万円(税別)で同じ、土日祝は「ぴあアリーナMM」が625万円(税別)、「横浜アリーナ」が650万円(税別)となっています。人気の「横浜アリーナ」とほぼ同じなので、価格競争力はかなりあると思います。

使用料金(税別)
                               平日            土日祝
ぴあアリーナMM  4,000,000円   6,250,000円
横浜アリーナ        4,000,000円   6,500,000円

ぴあアリーナMMの概要
◆ 計画名-(仮称)MMアリーナ計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-1、32(38街区)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩7分、みなとみらい線「新高島」駅徒歩7分、JR「桜木町」駅徒歩分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-32.74m
◆ 敷地面積-12,000.00㎡
◆ 建築面積-10,827.50㎡
◆ 延床面積-23,139.81㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場(音楽コンサートアリーナ)、一部飲食店舗・販売店舗
◆ 収容客数-12,141人
◆ 建築主-ぴあ
◆ 設計者・監理者-佐藤工業・とお共同企業体(佐藤工業、[とお]一級建築士事務所)
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2017年12月07日(地鎮祭)、2017年12月15日(着工) 
◆ 竣工-2020年03月31日
◆ 開業-2020年07月10日


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「ぴあアリーナMM」は、2020年7月10日に開業しました。

● ぴあアリーナMM
 「ぴあ」は、「三菱地所」が所有する横浜みなとみらい21地区の「38街区」の土地を借り受け、収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設し、ホール・劇場の運営事業に着手しました。2017年12月7日に現地で「地鎮祭」を執り行い、2017年12月15日に着工しました。

 「音楽アリーナ」と称してオープンする会場は、地上4階の縦に長いハコ型構造により観客席とステージの距離を縮め、アーティストとの一体感を重視したつくりになっています。正式名称は「ぴあアリーナMM」です。


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「ステージからみた客席のイメージ」です(引用:ぴあアリーナMM)。


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「4階スタンドからみたステージのイメージ」です。スタンド席は3層になっています(引用:ぴあアリーナMM)。


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「ぴあアリーナMM」の2階歩行者デッキです。


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南側の「大階段」です。


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「みなとみたい大通り」沿いです。


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北側部分です。


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北側角です。


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北側から引いて見た様子です。



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2024年2月10日 (土)

「国立代々木競技場 第一体育館」の南側 「岸記念体育会館」の跡地 代々木公園Park-PFI計画 2024年1月31日の建設状況

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-代々木公園Park-PFI計画-

 「都立明治公園」及び「都立代々木公園」において、東京都として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、公園周辺のまちづくりにあわせて新たな公園の整備・管理運営を行う設置等予定者を決定しました。

 「公募設置管理制度(Park-PFI)」とは、都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備等を一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度です。

 「代々木公園Park-PFI計画」の対象地は、渋⾕と原宿を結ぶファイヤー通りの中間地点、周辺には、「代々木公園・国立代々木競技場、NHK放送センター、渋⾕公会堂(名称:LINE CUBE SHIBUYA)」など、国内外から多様な人びとが集まるエリアの中心に位置しています。

 これまで「東急グループ」がまちづくりを進めてきた渋⾕駅周辺・広域渋⾕圏においてPark-PFI制度を活用することで、公園のもつパブリック性と人々の自己表現や交流の場を掛け合わせた新たな社会的価値を創出できるよう、エリア内の各施設や地域との連携を図っていきます。

 引用資料 東急不動産
 代々木公園Park-PFI計画


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完成イメージです。


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「賑わいを促す広場・テラスのイメージ」です。


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代々木公園の「事業対象地」です。「岸記念体育会館」があった場所です。「岸記念体育会館」の機能は、新国立競技場の南側に建設された「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」に移行しています。


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「代々木公園Park-PFI計画」の2024年1月31日の建設状況です。


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「国立代々木競技場 第一体育館」から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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「セメントミルクプラント」です。



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2024年2月 9日 (金)

国家戦略特区 地上44階、高さ約218mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 既存建物解体工事 2024年1月31日の状況

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-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

 「国家戦略特区」の「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて開発します。「永代通り」沿いの「南街区」には、地上45階、地下5階、高さ約235m、延床面積約180,500㎡の超高層複合ビル、「日本橋川」沿いの「北街区」には、地上2階、地下1階、延床面積約1,000㎡の施設を計画していました。

 「東京都環境局」は、2020年4月20日に「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価書の閲覧を行いました。2019年4月23日に公開された「国家戦略特区」の資料からは、階数が地上45階、地下5階から地上46階、塔屋2階、地下4階、最高部の高さが約235mから約233mに変更になりました。

 更に、「北街区」の階数が、地上46階、塔屋2階、地下4階から地上44階、地下3階に変更、高さが約233mから約217mに変更されました。「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」が、「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年5月31日(予定)です。

● 権利変換認可!
 「東京建物」は、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合の一員として、中央区八重洲一丁目1番他において、権利者や地域とともに「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進してきました。2023年9月15日付で、東京都知事より権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/09/15)
 東京駅至近の日本橋川沿いエリアに大規模複合施設を整備「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」権利変換認可のお知らせ

 現場には「建築計画のお知らせ」が掲示されています。計画名は「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)」です。高さは218.00mとなっています。

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目3番(地番)
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
◆ 階数-(南街区)地上44階、塔屋2階、地下3階、(北街区)地上2階、地下1階
◆ 高さ-(南街区)最高部218.00m、(北街区)約12m
◆ 敷地面積-(南街区)7,557.67㎡、(北街区)約1,702㎡
◆ 建築面積-(南街区)6,550.00㎡、 (北街区)約883㎡
◆ 延床面積-(南街区)185,600.00㎡、(北街区)約1,036㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、宿泊施設、駐車場等
◆ 建築主-八重洲一丁目北地区市街地再開発組合
◆ 特定業務代行者-東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設
◆ 設計者-(基本設計者)日本設計、(実施設計者)大成建設
◆ 施工-大成建設
◆ 解体工事-2023年05月08日~2024年05月31日予定
◆ 着工-2024年09月30日予定
◆ 竣工-(南街区)2028年09月30日予定、(北街区)2031年度予定


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「日本橋川沿いの低層部イメージ」です(引用:東京建物)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都)。


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「配置図」です(引用:東京都)。


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「2階平面図」です(引用:東京都)。


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「位置図」です(引用:東京建物)。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」の2024年1月31日の状況です。地上21階、高さ106.6mの「新呉服橋ビルディング」の解体工事が「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年5月31日(予定)です。


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「新呉服橋ビルディング」の解体工事を西側から見た様子です。


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「新呉服橋ビルディング」の解体工事を北西側から見た様子です。


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「新呉服橋ビルディング」の解体工事を南西側から見た様子です。


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「新呉服橋ビルディング」の解体工事を南東側から見た様子です。


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「TGビルディング(本館)」の解体工事を南西側から見た様子です。


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「TGビルディング(本館)」の解体工事を南東側から見た様子です。


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「TGビルディング(別館)」の解体工事を北東側から見た様子です。


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「TGビルディング(別館)」の解体工事を北西側から見た様子です。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)」の建築計画のお知らせです。



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2024年2月 8日 (木)

日本GLP 物流施設3棟、データセンター8棟 総延床面積約121万㎡の「GLP昭島プロジェクト」 完成イメージ図を公開! 

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-GLP昭島プロジェクト-

 東京都環境局は、「日本GLP」が設立した特定目的会社・昭島が計画する「GLP昭島プロジェクト」の環境影響評価調査計画書を公表しました。昭島市つつじが丘一丁目1番外の面積約58.8haに、物流施設×6棟、データセンター×9棟、複合用途施設×1棟などを建設します。

 計画地は、アメリカ軍横田基地の南側で、玉川上水沿いの緑地や、代官山緑地に隣接する昭島市北部にあります。第2次世界大戦後にゴルフ場や宿泊施設などが整備され、2021年度に「日本GLP」が土地を取得しました。

 日本GLPは2022年2月14日に、大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 昭島」の開発を行うことを発表しています。「GLP ALFALINK相模原」、「GLP ALFALINK 流山」、「GLP ALFALINK 茨木」に続く「ALFALINK」ブランドの第4弾となります。

 その後、計画が見直されて「境影響評価調査計画書」では、総敷地面積約588,000㎡に、物流施設×6棟、データセンター×9棟、複合用途施設×1棟などとなっていましたが、総敷地面積約524,960㎡に、物流施設×3棟、データセンター×8棟に変更になりました。

● 環境影響評価書案の縦覧!
 ”「GLP昭島プロジェクト」に係る環境影響評価書案の縦覧” が行われています。縦覧期間は、2024年1月30日(火)~2月28日(水)までです。2025年4月に新築着工し、2028年の完成を目指します。

 引用資料 日本GLP(2024/01/30)
 「GLP昭島プロジェクト」に係る環境影響評価書案の縦覧

 「日本GLP」は、東京都昭島市に総延床面積約1,212,300㎡の物流施設群「GLP昭島プロジェクト」を建設します。ゴルフ場や宿泊施設などの跡地に、物流施設3棟とデータセンター(DC)8棟を整備します。

物流施設(総敷地面積約351,250㎡、総延床面積約920,260㎡)
◆ 物流1-地上5階、高さ約45m、延床面積約448,780㎡
◆ 物流2-地上7階、高さ約55m、延床面積約267,460㎡
◆ 物流3-地上5階、高さ約40m、延床面積約204,020㎡

データセンター(総敷地面積約173,710㎡、総延床面積約292,040㎡)
 「データセンター」は、「データセンター1~データセンター8」の8棟が建設されます。8棟共に地上4階、高さ約35mです。8棟の総延床面積約292,040㎡です。


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「施設配置計画図」です(引用:東京都環境局)。


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「現況図」です。計画地内の現況は「ゴルフ場、ゴルフ練習場、宿泊施設等」です(引用:東京都環境局)。


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「空中写真」です。写真左上に見える滑走路は「アメリカ軍横田基地」です(引用:東京都環境局)。


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「計画地周辺の主要な道路交通網」です(引用:東京都環境局)。



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2024年2月 7日 (水)

MM21地区の「ラストピース」 「みなとみらい21地区60・61街区」の事業予定者が決定 地上27階、高さ約100m、総延床面積約155,000㎡

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-みなとみらい21地区60・61街区-
 「横浜市」は2023年4月17日に、「みなとみらい21中央地区60・61街区」を対象に開発事業者の公募手続きを開始しました。応募者は登録後に処分価格を含む事業提案を行います。登録期間は10月2日まで、2024年2月に事業予定者を決定する予定です。

 「みなとみらい21地区」で最後の大規模市有地であり、横浜市は地区全体の開発の総仕上げとなる重要な街区と位置付けています。公募事務は横浜みなとみらい21が担当します。

 横浜市西区みなとみらい六丁目2番1ほか19筆の全体敷地面積は23,131.72㎡(東区画20,034.93㎡+西区画3,096.79㎡)です。東西2区画に分け、一体または2分割での提案を求めます。建ぺい率80%、容積率600%が上限です。建物高さの最高限度は100mです。

 「みなとみらい21中央地区60・61街区」は、林文子前市長が、世界トップレベルのオペラやバレエを上演できる新たな劇場の建設を計画していましたが、市長選で市長が交代したため白紙撤回されました。

● みなとみらい21地区の「ラストピース」
 「ミュージックテラス」の開発を主導した「ケン・コーポレーション」が、南側隣接地でホテルやオフィス、ミュージアム、専門学校などの大規模複合開発を手がける見通しとなりました。みなとみらい21地区の「ラストピース」と呼ばれるエリアの計画が固まり、用途が決まっていない土地は残り1%余りとなりました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2024/02/05)
 みなとみらい21地区60・61街区の事業予定者決定について

 引用資料 神奈川新聞(2024/02/05)
 「Kアリーナ」隣接地にホテルやミュージアム 29年完成目指す、横浜・みなとみらい21地区

 開発予定地の60、61街区を所有する横浜市が2024年2月5日に発表しましました。横浜市は一帯の機能を「観光・エンターテインメント」と位置付け、2023年4月に開発事業者の公募を開始していました。 

 敷地面積は23,131.72㎡で土地の売却価格は220億4163万7695円(公募価格は214億4310万4440円)となっています。「東区画」に建設される「東棟」は、地上27階、塔屋1階、地下1階、高さ約100m、延床面積約129,325㎡、「西区画」に建設される「西棟」は、地上13階、塔屋1階、地下1階、高さ64.25m、延床面積約25,835㎡です。

みなとみらい21地区60・61街区の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番1ほか(60・61街区の一部区画)
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅、JR「横浜」駅
◆ 階数-(東棟)地上27階、塔屋1階、地下1階、(西棟)地上13階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-(東棟)最高部約100m、(西棟)最高部64.25m
◆ 敷地面積-23,131.72㎡(東区画20,034.93㎡+西区画3,096.79㎡)
◆ 延床面積-(施設全体)約155,160㎡、(東棟)約129,325㎡、(西棟)約25,835㎡
◆ 用途-(東棟)オフィス、ホテル、ミュージアム、商業施設、(西棟)専門学校
◆ 事業予定者-(代表企業)ケン・コーポレーション、(構成企業)SMFLみらいパートナーズ、鹿島建設、岩崎学園
◆ 着工-2026年03月予定
◆ 竣工-(西棟)2028年08月予定、(東棟)2029年02月予定


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「対象街区詳細図」です。 敷地面積23,131.72㎡(東区画20,034.93㎡+西区画3,096.79㎡)です。


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「みなとみらい21地区全体図」です。


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用途が決まっていない土地は残り1%余り!
 横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から北側を見た様子です。みなとみらい21地区の「ラストピース」と呼ばれる「60・61街区」の計画が固まり、用途が決まっていない土地は残り1%余りとなりました。


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「みなとみらい21地区60・61街区」です。


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Kアリーナ横浜を含む「ミュージックテラス」の南側が「みなとみらい21地区60・61街区」です。


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「みなとみらい21地区60・61街区」です。


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「みなとみらい21中央地区60・61街区」は、林文子前市長が、世界トップレベルのオペラやバレエを上演できる新たな劇場の建設を計画していましたが、市長選で市長が交代したため白紙撤回されました。

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この部分には「Kアリーナ横浜」に向かうオープンスペースが設けられます。



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2024年2月 6日 (火)

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 2024年1月31日の建設状況

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-TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)-
 「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。

 「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」です。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となります。

 「三菱地所」は東京駅前で進める複合開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」で、国内最高となる地上62階、高さ約390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事の優先交渉権者を「清水建設」に決定しました。

 「三菱地所」と「東京センチュリー」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower」高層部のホテルにウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致することを決定しました。ホテルの開業は2028年度を予定しています。

● Torch Tower 2023年9月27日に起工式を挙行!
 「三菱地所」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事に関し、2023年9月27日に起工式を執り行い、着工しました。高さが約390mから約385mと5m低くなりました。

 引用資料 三菱地所(2023/09/27)
 世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」「Torch Tower」 新築工事着工 ~想いを繋ぎ、未来を灯すまち~ Weaving dreams, Illuminating the future

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上62階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-最高部約385m(B棟) *最高部約390mから変更
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約740,000㎡(施設全体)、約553,000㎡(B棟)
◆ 容積対象面積-約584,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、ホテル、 ホール、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 客室数-110室(Dorchester Collection)
◆ 総戸数-約50戸(70㎡~400㎡)
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 着工-2017年04月末(施設全体)、2023年09月27日(B棟の起工式)
◆ 竣工-2028年03月末予定(施設全体)


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「事業概要」です。「Torch Tower(トーチタワー)」である「B棟」の最高部の高さが約390mから約385mに変更になっています。


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「用途構成図」です。


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「街区南側から見た Torch Tower 低層部」です。


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「街区南側から見た TOKYO TORCH Park」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「メインロビーイメージ、客室イメージ、エントランスイメージ」です。


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「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。


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「広域図及び配置図」です。


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「Torch Tower(トーチタワー)」の2024年1月31日の建設状況です。


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「実物大の外装モックアップ」です。


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東側から見た様子です。


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敷地南側です。


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「TRD工法機」です。「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」を建込んでいます。

● TRD工法機
 「TRD工法機」です。「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築します。地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、 鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


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「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。

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少し北側です。


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「朝日生命大手町ビル」と「日本ビル(日本ビルヂング)」の境目です。


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床の下の階に「油圧ショベル」が見えます。この部分の地下躯体はそのまま解体されるのか? 1度埋め戻して「逆打ち工法」で、地下躯体の構築時に解体されるのか? どちらでしょうか?


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少し北側です。


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この部分は、かなり深くまで解体されています。


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「銭瓶町ビルディング」の東側です。


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北側から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「三点式パイルドライバ」には「三連型アースオーガ」が装着されています。

● SMW工法
 「三点式パイルドライバ」で、「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により「山留め壁」の構築を行っています。地中に挿入した「アースオーガ」で、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、「地中連続壁」を構築する工法で



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2024年2月 5日 (月)

日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2024年1月31日の建設状況

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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。

 「三井不動産」と「野村不動産」は、日本橋一丁目中地区市街地再開発組合の一員として、「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2021年12月6日に着工しました。竣工は2026年3月末の予定です。

 引用資料 三井不動産(PDF:2021/12/07)
 日本橋川沿い再開発第一弾、新たなランドマークとなる日本橋エリア最高・最大級のミクストユース開発 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工 ZEB/ZEH認証・DBJ Green Building認証の取得など、次世代の新たな街づくりが始動

 「三井不動産」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目30番~32番(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩3分、JR線「東京」駅徒歩10分
◆ 階数-(C街区)地上52階、塔屋2階、地下5階、(B街区)地上7階、地下2階、(A街区)地上4階、地下1階
◆ 高さ-(C街区)最高部283.96m、(B街区)最高部約31.62m、(A街区)最高部約32m
◆ 敷地面積-(C街区)15,564.16㎡、(B街区)2,064.74㎡、(A街区)約1,370㎡、
◆ 建築面積-(C街区)12,590.79㎡、(B街区)1,194.98㎡、(A街区)約1,100㎡
◆ 延床面積-(C街区)374,003.62㎡、(B街区)6,573.85㎡、(A街区)約5,100㎡
◆ 構造-(C街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、(B街区)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨造)、(A街区)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-(C街区)オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE施設、ビジネス支援施設、駐車場等、(B街区)共同住宅、商業施設、(A街区)業務施設、商業施設
◆ 客室数-197室(ウォルドーフ・アストリア東京日本橋)
◆ 総戸数-約100戸(C街区)、約50戸(B街区)
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産)
◆ 都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理-日建設計
◆ デザインアーキテクト-日建設計、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)
◆ 施工者-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体「(C街区)清水建設、(B街区)清水建設・錢高組JV、(A街区)大林組」
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日
◆ 着工-2021年12月06日
◆ 竣工-2026年03月末予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)
◆ 総事業費-約3,120億円


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「外観イメージパース(中央通り北西方向から)」です。デザインアーキテクトには、日本橋三井タワー、日本橋室町三井タワーをデザインした「ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)」を起用しています。


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「鳥瞰パース(夜景)」です。


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「日本橋川沿い低層部外観イメージ(右からA街区、B街区)」です。

A街区
 「日本橋野村ビル旧館」は、「自由様式」を標榜した建築家安井武雄により、1930年に竣工しました。三層構成を踏襲しながら柱型をなくし、東洋風の意匠を纏わせた折衷様式のデザインであり、貴重な近代建築物として中央区指定有形文化財に指定されています。「日本橋野村ビル旧館」の風格ある外観を保存活用する事で、日本橋の伝統と文化を受け継ぎつつ地域全体のさらなる賑わい形成を図ります。

B街区
 中央区指定有形文化財である「A街区」との一体感ある景観を醸成し、日本橋川の水辺空間にふさわしいヒューマンスケールな街並み形成を行います。「C街区」と地上3階レベルでデッキ接続しており、日本橋川沿いの賑わいにつながる商業空間の創出、および水辺の落ち着きを感じる多様なライフスタイルに対応可能な約50戸の住戸を予定しています。


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「中央通り側からの低層部外観イメージパース(夕景)」です。


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「用途断面図」です。


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「敷地配置図」です。


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「位置図」です。


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C街区

 北東側の歩道橋から見た「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の2024年1月31日の建設状況です。


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地上部分の「鉄骨建方」がかなり進んでいます。


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縦アングルです。


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「タワークレーン」が林立しています。


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「C街区」を北側から見た様子です。


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「C街区」を南西側から見た様子です。


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「C街区」を西側から見た様子です。


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地上部分の「鉄骨建方」がかなり進んでいます。


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少し角度を変えた様子です。


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「C街区」を北西側から見た様子です。


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A街区

 一番北側は「A街区(日本橋野村ビル)」です。風格ある外観を保存活用します。


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「A街区(日本橋野村ビル)」の東面を見た様子です。


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B街区

 「B街区」です。


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「B街区」の東側です。


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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年2月 4日 (日)

品川区新庁舎整備 品川区役所(品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎)の移転 新庁舎の暫定外観イメージと想定規模を公表!

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-品川区新庁舎整備-
 1968年に建築された「品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎」は、建物本体や設備の老朽化が進んでいる一方、区を取り巻く環境変化や多様化する行政需要に対応する機能が求められています。「耐震改修工事」が行われましたが、建物自体の老朽化が激しく、根本的な解決にはなっていません。

 品川区は、庁舎移転の候補地として、既存庁舎に隣接していたJR広町社宅跡地へ移転する案を軸に、検討を進めています。区有地とJR東日本の所有地を再編する前提で、協議を進めています。

● 暫定イメージと想定規模を公表!
 「品川区」は、基本設計を進めている新庁舎の暫定イメージと想定規模を公表しました。概要は。 地上14階 地下2階、延床面積約61,000㎡を想定しています。

 引用資料 品川区・公式HP(PDF:2024/01/31)
 品川区新庁舎整備NEWS

 「広町地区」にはJR東日本が、「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約259,000㎡の大規模プロジェクト「大井町駅周辺広町地区開発」を進めています。

 品川区の庁舎移転候補地やJR東日本の「大井町駅周辺広町地区開発」は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節する交通至便な立地です。

品川区新庁舎整備の概要
◆ 所在地-東京都品川区広町二丁目地内
◆ 交通-JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅
◆ 階数-地上14階、地下2階
◆ 高さ-約61.5m(屋上設備など設置箇所は約70m超)
◆ 敷地面積-8,341.08㎡
◆ 延床面積-約61,000㎡
◆ 容積対象面積-約50,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、地下部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-庁舎(区役所)
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2027年度予定
◆ 供用開始-2027年度予定


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「広町地区全体外観イメージ(南面)」です。


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「建設候補地の現況」です(引用:品川区)。


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現在の「品川区役所」です。


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大井町駅周辺広町地区開発

 JR東日本は、品川区の「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約259,000㎡の大規模プロジェクト「大井町駅周辺広町地区開発」を進めています。

 計画地は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節し、「品川区役所」などの行政機能も集まる品川区の中心地です。

 オフィス・共同住宅・ホテル・商業などで構成する3棟のビルを計画しています。各施設は3階レベルの高さに設けるデッキで接続し、2階にも周辺とつながる歩行者動線を整備することで、歩きやすく回遊性の高いエリアを構築します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2023/03/07)
 大井町駅周辺広町地区開発(仮称)に本格着手します ~2023 年 4 月、東京南エリアの交通結節点大井町で延床 26 万㎡の大規模複合開発に着手~

大井町駅周辺広町地区開発(A-1地区・A-2地区)の概要
◆ 所在地-東京都品川区広町二丁目地内
◆ 交通-JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅
◆ 階数-(A-1地区)地上26階、地下3階、(A-2地区)地上2階、地下2階
◆ 高さ-(A-1地区)最高部約115m、軒高約105m、(A-2地区)最高部約16m、軒高約13m
◆ 敷地面積-(A-1地区)約22,340㎡、(A-2地区)約7,090㎡
◆ 建築面積-(A-1地区)約14,499㎡、(A-2地区)約2,o60㎡
◆ 延床面積-(A-1地区)約250,000㎡、(A-2地区)約9,100㎡
◆ 構造-(A-1地区)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、(A-2地区)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(A-1地区)杭基礎、(A-2地区)直接基礎
◆ 用途-(A-1地区)オフィス、ホテル、共同住宅、商業、駐車場等、(A-2地区)商業、駐車場
◆ 総戸数-(A-1地区)290戸
◆ 客室数-(A-1地区)285室
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-JR東日本建築設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2023年04月
◆ 竣工-2026年03月末日予定
◆ 供用開始-2025年度末予定



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2024年2月 3日 (土)

国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 本格的に工事が再開 2024年1月31日の建設状況

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-
 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

 休止していた「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の公式ホームページが再びオープンしており、たくさんの完成予想CGやイメージ図等が公開されています。

 引用資料 公式ホームページ
 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

● 劇場・カンファレンス施設
  「東京建物」は、東京建物が再開発組合の一員として参画し、2025年度の竣工を予定している「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」において整備する劇場・カンファレンス施設について、「ぴあ」および「コングレ」が運営を行うことが決定しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/08/10)
 「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」劇場・カンファレンス施設 ぴあ株式会社・株式会社コングレによる運営が決定

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-ハイブリッド制震構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2025年07月31日予定
◆ 総事業費-約2,104億円


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低層部イメージ(中央通り方面から望む)です。


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「大庇下広場完成予想CG」です。


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「オフィスロビー完成予想CG」です。


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「お祭り広場完成予想CG」です。


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「劇場完成予想CG」です。


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「カンファレンスホール完成予想CG」です。


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基準階17階平面図
 ワンフロア760坪以上、天井高2.9m、多様なニーズに応える整形無柱空間となっています。柱をすべて外周部に配置することで、フレキシブルなレイアウトが可能になっています。

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最高グレードの建物耐震性能
 「ブレーキダンパー」と「オイルダンパー」を併用するハイブリッド制震構造を採用しました。世界初の技術である手裏剣ダンパーと重なりダンパーの採用によって、大地震に対応可能なエネルギーの吸収能力を確保し、超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.5倍に耐える高い耐震性能を有しています。

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「概要図」です(引用:国土交通省)


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります(引用:東京都)。


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「位置図」です。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の2024年1月31日の建設状況です。「国立代々木競技場 第一体育館」で行われた櫻坂46「小林由依 卒業コンサート」に行った友人に撮影してもらいました。

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北西側から見た様子です。

● 2024年1月16日から工事再開!
 2023年9月19日にこの現場で悲しい事故がありましたが、安全対策を徹底のうえ、2024年1月16日から工事再開しています。それに合わせて、公式ホームページの休止も解除されて、再び閲覧できるようになりました。

 大林組(2024/01/12)
 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業建設工事の工事再開について


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敷地北西側です。


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北東角です。


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東面の北側です。


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東面の南側です。


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南東側から見た様子です。


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横アングルです。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。

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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。手前は「A地区」です。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「国立代々木競技場 第一体育館」です。


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「国立代々木競技場 第一体育館」で、2024年1月31日(水)と2月1日(木)に、櫻坂46「小林由依 卒業コンサート」が行われました。


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「小林由依(櫻坂46)」の大型パネルです。



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2024年2月 2日 (金)

横浜市 地上40階、高さ約158mの「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」 2024年1月26日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事-
 「北仲通北地区」は、2000年代に高さ約220m×1棟、高さ約170m×3棟の超高層ビルが合計4棟林立する開発イメージが公開されました。「リーマンショック」の影響もあり、2010年代中頃に入ってから本格的に開発が始まりました。

 「A-4地区」は「ザ・タワー横浜北仲」、「B-2地区」は「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」として竣工済みです。「A-1・2地区」には、「大和地所、住友不動産」が、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約150mの再開発ビルを建設予定です。

 「横浜市」は、 2021年9月3日に横浜市環境影響評価条例に基づき、(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画段階配慮書の縦覧を行い、概要が判明しました。これで「北仲通北地区」の4棟の超高層ビルの概要が判明しました。

 引用資料 横浜市(2022/10/28)
 第68回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年8月29日開催)

● 事後調査計画書(工事中)の縦覧!
 横浜市は、「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)」の縦覧を2023年10月25日から行いました。2023年8月4日の「環境影響評価書」では、「住宅棟」が、地上40階、塔屋3階、地下1階、高さ162mでしたが、今回の「事後調査計画書(工事中)」では、地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ158mに変更になっています。塔屋が1階減って高さが約4m低くなりました。

 引用資料 横浜市(2023/10/25)
 (仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)

(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目25番1
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅、JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上40階、塔屋2階(塔屋3階から変更)、地下1階、(事務所・店舗棟)地上6階、地下0階、(店舗棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部約158m(最高部約162mから変更)、建物高さ約150m、(事務所・店舗棟)建物高さ約35m
◆ 敷地面積-12,345.18㎡
◆ 建築面積-7,422.95㎡
◆ 延床面積-109,048.80㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(事務所・店舗棟)鉄骨造
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗
◆ 総戸数-704戸
◆ 事業者-東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険
◆ 設計者-熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2023年11月01日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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(変更後)
「施設断面図」です。


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(変更後)
建物高さ約150m+塔屋約8m=最高部約158mです。


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(変更前)「施設断面図」です。建物高さ約150m+塔屋約12m=最高部約162mです。


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(変更後)
「施設断面図」です。


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(変更前)「施設断面図」です。


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「施設配置図」です。


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「位置図」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た
「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」の2024年1月26日の建設状況です。


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2024年1月1日時点では「三点式パイルドライバ」が4台稼働していましたが、2024年1月26日時点では2台に減っています。


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1台目の「三点式パイルドライバ」です。


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2台目の「三点式パイルドライバ」です。


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「オールケーシング掘削機」で「地中障害物」の撤去を行っています。


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「北仲通北地区B-1地区計画」の建築計画のお知らせです。工事施工者が「未定」となっていますが、「熊谷組」に決定しています。


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「都市景観形成行為のお知らせ」の「立面図(南側・北側)」です。



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2024年2月 1日 (木)

横浜市 地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」 2024年1月26日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト-
 横浜市の新市庁舎に近接し、大岡川沿いにある北仲通北地区A-1、A-2地区の各開発計画が両地区をA-1・2地区として一体化するなどした新たなスキームで再始動しています。

 「大和地所」と「住友不動産」が事業者となり、共同住宅とホテルを主要用途となる超高層ビルを建設します。「タワー、中層部、低層部」で構成されます。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/03/06)
 第69回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年11月22日)

 引用資料 国土交通省(2023/05/26)
 横浜都心・臨海地域におけるハイグレードな国際交流拠点の形成 ~(仮称)北仲通北地区A1・2 地区を国土交通大臣が認定~

● 鹿島建設の施工で着工!
 「大和地所」と「住友不動産」は、横浜市中区で計画する大規模再開発事業「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の施工者を「鹿島建設」に決め、着工しています。

 「立面図」では、建物高さ約150mとなっています。以前公開されていた資料では、最高部約162m、建物高さ150mとなっていました。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通六丁目103~126番地
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅、JR「桜木町」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(タワー)地上40階、塔屋2階、地下2階、(中層部)地上11階、地下1階、(低層部)地上7階、地下1階
◆ 高さ-(タワー)建物高さ150.00m、*塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます(中層部)約45m、(低層部)約31m
◆ 敷地面積-9,302.31㎡
◆ 建築面積-5,474.07㎡
◆ 延床面積-97,081.86㎡(容積対象面積69,739.34㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 総戸数-184戸
◆ 客室数-300室程度
◆ 建築主-大和地所、住友不動産
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2026年11月30日予定


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」を含む北仲通北地区のイメージです。


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夜景イメージです。


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「北中橋ゲート」です。


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低層階のイメージです。


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「南立面図」です。建物高さ約150mとなっています。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。


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「東立面図」です。


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「施設概要図」です。


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「配置図」です。


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「周辺状況」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た
「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の2024年1月26日の建設状況です。


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「アースドリル掘削機」を解体しています。「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が完了したのでしょうか?


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「場所打ちコンクリート拡底杭」に「コンクリートミキサー車」でコンクリートを打設しています。


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「安定液タンク」と「スラッシュタンク」です。


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敷地南東側で掘削工事が始まっています。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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