日本橋に森をつくる 国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」 2024年2月の建設状況
-国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル計画-
「三井不動産」と「竹中工務店」は、東京都中央区日本橋本町一丁目において、木造高層建築物として国内最大・最高層となる賃貸オフィスビルの新築計画の検討に着手しました。
想定規模は、地上17階、高さ約70m、延床面積約26,000㎡で、今後、詳細の検討を進め、2023年着工、2025年竣工を目指しています。主要な構造部材には、「竹中工務店」が開発した耐火集成材「燃エンウッド」など、最先端の耐火・木造技術を導入する予定です。
また、木材は三井不動産グループが保有する森林のものをはじめ、国産材を積極的に使用していくことで、建築資材の自給自足および森林資源と地域経済の持続可能な好循環を実現させ、環境に優しくCO2排出の削減にも寄与するプロジェクトを目指していきます。
● (仮称)日本橋本町一丁目3番計画
「三井不動産」は2024年1月4日に、完成すれば国内最大の木造混構造の賃貸オフィスビルになる「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」に着工しました。2026年9月30日に竣工予定です。概要は、地上18階、地下1階、 高さ約84m、延床面積27,452.22㎡です。
引用資料 三井不動産(2024/01/11)
国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル着工 「日本橋に森をつくる」 “終わらない森”創りを通じた持続可能な社会の実現に貢献
(仮称)日本橋本町一丁目3番計画の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋本町一丁目3番地
◆ 交通-東京メトロ銀座線「三越前」駅、東京メトロ銀座線「日本橋」駅
◆ 階数-地上18階、地下1階
◆ 高さ-最高部約84m
◆ 敷地面積-2,502.95㎡
◆ 建築面積-1,547.69㎡
◆ 延床面積-27,452.22㎡
◆ 用途-オフィス、研究所、店舗
◆ 構造-木造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-CLTを用いた耐震壁・制震壁
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年01月04日
◆ 竣工-2026年9月30日予定
「エントランスホール 完成予想パース」です。
「オフィス専有部 イメージパース」です。
「構造概要」です。
「耐火・木造技術」です。
「位置図」です。
「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の2024年2月の建設状況です(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています(写真提供読者さん)。
「ドリリングバケット」と「掘削土」です(写真提供読者さん)。
「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。
| 固定リンク
« 総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区 2024年2月上旬の建設状況 | トップページ | 地上20階、高さ約100mの世界最大規模となる「木の本店ビル」 東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事 2024年2月の状況 »
「123 東京都・中央区」カテゴリの記事
- 国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約389,290㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2024年8月27日の建設状況(2024.09.08)
- 国家戦略特区 地上44階、高さ約218mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 既存建物解体工事 2024年8月27日の状況(2024.09.06)
- 地上27階、高さ約140mの「日本橋茅場町一丁目6地区第一種市街地再開発事業」 敷地内には日本三大祭「山王祭」の「日本橋日枝神社」の境内! (2024.09.04)
- 国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2024年8月27日の建設状況(2024.09.03)
- 日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2024年8月27日の建設状況(2024.09.01)