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2024年3月

2024年3月31日 (日)

横浜市 51haのテーマパーク「KAMISEYA PARK(仮称)」 「三菱地所」に加え「相鉄ホールディングス、東急、東急不動産、三菱倉庫」が参画!

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-KAMISEYA PARK(仮称)-
 在日アメリカ海軍の厚木航空施設司令部が管理していた上瀬谷通信施設は、横浜市旭区と瀬谷区にまたがっていた総面積約242万㎡(2,422,396㎡)に及ぶ広大な敷地で、2015年6月30日に日本へ返還されました。

 「国際園芸博覧会」は、国際園芸家協会(AIPH)の承認により、花や緑を通した健康と福祉、環境の向上、経済強化等を目的に開催されるものであり、日本における世界園芸博覧会としては、1990年の「国際花と緑の博覧会(大阪花の万博)」があり、2019年9月のAIPH総会において、2027年に横浜市において国際園芸博覧会を開催することが承認されました。

 正式名称は「GREEN×EXPO 2027(2027横浜国際園芸博覧会)」で、開催期間は、2027年3月19日(金)~ 2027年9月26日(日)までの約6か月間です。規模は会場区域約80ha、駐車場区域及びバスターミナル合計区域約20haの合計約100ha、総参加者数1,500万人を想定しています。

 「神奈川県」と「横浜市が進める、旧上瀬谷通信施設の再開発事業において、「三菱地所」を事業予定者に決定しました。三菱地所は、「KAMISEYA PARK(仮称)」として、ジャパンコンテンツとジャパンテクノロジーを活用した「ワールドクラスの次世代型テーマパーク」の開発を目指します。開業は2031年頃を想定しています。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/09/14)
 旧上瀬谷通信施設地区活用事業 事業予定者の決定について

● 新たに4社が参画!
 横浜市旭区と瀬谷区にまたがる「旧米軍上瀬谷通信施設跡地」のテーマパーク開発で、事業者の「三菱地所」が計5社からなる企業連合を設立したことが分かりました。横浜市は2024年3月29日に、企業連合と開発に向けた基本協定を締結し、2028年の着工に向けた基本計画づくりが本格化することになります。

 読売新聞(2024/03/29)
 横浜・上瀬谷のディズニーランド級のテーマパーク開発、相鉄や東急など5社が企業連合

 神奈川新聞(2024/03/29)
 横浜・上瀬谷の国内最大級テーマパーク構想、相鉄や東急も参画へ 三菱地所など5社と市が基本協定

 「三菱地所」と企業連合を設立したのは、「相鉄ホールディングス、東急、東急不動産、三菱倉庫」の4社です。地域を走る相鉄線や東急線の鉄道関連会社が参画することで、地元の企業や住民と一体となった開発を推進する狙いがあるとみられます。今後は「三菱地所」を代表とする5社が核となり、開発を先導するものとみられます。

 施設跡地では、観光振興やにぎわいの創出を目的とした70haの地区内に、複合施設「KAMISEYA PARK(仮称)」が2031年頃に整備される予定で、東京ディズニーランドとほぼ同じ51haほどの広さに日本の文化や最新技術を活用した「次世代型テーマパーク」や商業施設が開業する見込みです。


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「事業コンセプト 」です。


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「テーマパークゾーンのイメージ」です。


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「駅前ゾーンイメージパース(左)、商業店舗イメージ(右)」です。


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「公園隣接ゾーンイメージパース(左)、商業店舗イメージ(右)」です。


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「施設概要等」です。



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2024年3月30日 (土)

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画 Ⅰ期建築着工、2025年秋再開業予定! 

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-三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY-

 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」は、1981年4月2日に「ららぽーと船橋ショッピングセンター」としてオープンしました。オープン時の核テナントは「ダイエー」と「そごう」でした。

 現在は「ダイエー」と「そごう」は店名としては存在しますが、会社としては存在ません。あの頃、スーパーで一番勢いがあった「ダイエー」、百貨店で一番勢いがあった「そごう」が会社としては存在しないのが、流通業界の競争の激しさと歳月を感じます。
 
 「三井不動産」は、1981年4月の開業以来、多くの顧客に愛された「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」の北館の一部(約70店舗)を、2023年1月9日持って一時閉館しました。

 今回の一時閉館は、北館の建替え計画に伴うものです。建替えスケジュールおよび新施設の詳細については、今後改めて発表します。解体工事の工期は、2023年3月16日~2024年1月31日の予定です。

● ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画
 「三井不動産」は、千葉県船橋市にて推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」について、Ⅰ期・Ⅱ期に分けて段階的に行う建替え工事のうち、Ⅰ期の建築を着工しました。Ⅰ期の開業は2025年秋を予定しています。Ⅱ期再開業時には、本格的なスポーツ・エンターテインメントイベントが開催可能な屋内型スタジアムコートも新設します。

 引用資料 三井不動産(2024/03/25)
 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」Ⅰ期建築着工、2025年秋再開業予定 ~ スポーツ・エンターテインメントの力を活用した、次の時代のららぽーとへ ~

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1-1
◆ 交通-JR京葉線・JR武蔵野線「南船橋」駅徒歩5分、京成本線「船橋競馬場」駅徒歩10分
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 延床面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後約333,800㎡(建替え前約327,600㎡)、<北館>建替え後約103,200㎡(建替え前約97,000㎡)
◆ 店舗面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後約117,700㎡(建替え前約102,400㎡)、<北館>建替え後約60,200㎡(建替え前約45,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 店舗数-(Ⅰ期)約100店舗、(Ⅱ期)未定
◆ 駐車台数-約6,800台(ららぽーとTOKYO-BAY全体)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者(Ⅰ期)-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計・監理:大成建設株式会社
◆ 監理者(Ⅰ期)-大成建設
◆ 施工者(Ⅰ期)-大成建設・阿部建設 共同企業
◆ 着工(Ⅰ期)-2024年03月
◆ 竣工・開業(Ⅰ期)-2025年秋予定


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」外観CGです。


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」ハーバー通りCGです。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「南船橋エリアにおけるミクストユースの街づくり」です。


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「位置図」です。


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館」の建設予定地です(写真提供読者さん)。



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2024年3月29日 (金)

東京メトロ・大林組 上野駅前で大規模再開発「(仮称)東上野四丁目A-1地区第一種市街地再開発事業」 準備組合を2024年3月26日に設立!

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-東上野四丁目A-1地区再開発-
 台東区の東上野地区の駅前複合再開発事業「(仮称)東上野四丁目A-1地区第一種市街地再開発事業」の実施に向け、「東上野四丁目A-1地区再開発準備組合」が、2024年3月26日に設立されました。

 今後は、市街地再開発事業の実施に向け、地権者が中心となって具体的な計画策定に着手します。事業協力者には、「東京メトロ(東京地下鉄)、大林組」が選定されました。

 引用資料 東京メトロ(PDF:2024/03/27)
 東上野地区のランドマークとなる駅前複合再開発事業「東上野四丁目A-1地区再開発準備組合」設立 ~事業協力者に東京地下鉄㈱・㈱大林組を選定~

 日刊建設工業新聞(2024/03/29)
 東上野四丁目A-1地区再開発(東京都台東区)/準備組合設立、30年代半ば完成へ

 再開発予定地は、台東区役所の南側に位置し、警視庁上野警察署などを含む約1.0haの区域です。2030年代半ばの完成を目指し、今後具体的な計画策定に着手します。

 上野警察署は単独で敷地外への移転を計画しており移転は2030年頃の見通しです。このため再開発の工事が本格化するのは2030年以降になると見られます。


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「検討区域図」です。


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「(仮称)東上野四丁目A-1地区第一種市街地再開発事業」の予定地です(Googleマップの衛星写真の3Dモードを引用)。



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2024年3月28日 (木)

国道15号・品川駅西口駅前広場 国道15号上空に交通結節点機能や集客・交流機能を持つ大規模なデッキ 官民連携で施設整備へ!

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-国道15号・品川駅西口駅前広場の整備-

 大規模な再開発が計画されている品川駅周辺では、「西口駅前広場」の再整備、「東西自由通路」の西側延伸、「国道15号(第一京浜)」の拡幅等が計画されています。

 品川駅の西口には現在、「国道15号(第一京浜)」を挟んでホテルや映画館といった商業施設が隣接していて、1日約10万人が国道を横断しています。今後、駅周辺の再開発が進むと横断者は1日25万人近くまで増える見込みで、国土交通省は、「国道15号(第一京浜)」の上の空間に、大規模な人工地盤を構築して広場を整備します。

● 品川駅西口駅前デッキ整備で市場調査
 関東地方整備局東京国道事務所が品川駅西口の民間再開発に合わせて、駅前の国道15号上空に交通結節点機能や集客・交流機能を持つ大規模なデッキの計画・整備を進めています。

 駅前広場に設ける施設の整備・運営管理を担う民間事業者募集の前段階として、サウンディング(対話)型市場調査を実施すると2024年3月22日に発表、5月24日まで民間事業者の応募を受け付けます。

 日刊建設工業新聞(2024/03/25)
 関東整備局東京国道/品川駅西口駅前デッキ整備で市場調査、官民連携で施設整備へ

 引用資料 国土交通省(PDF)
 国道15号品川駅西口駅前広場 デザインコンセプト (概要版)


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「周辺開発と一体的なデッキネットワークを構築」です。


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「鉄道からスムーズな乗り換えが可能な乗降場」です。


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「国道15号・品川駅西口駅前広場の将来の姿」です。


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「施設配置イメージ」です。



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2024年3月27日 (水)

池袋駅西口地区再開発計画 地上41階、高さ約220m、地上50階、高さ約270m、地上33階、高さ約185m 都市計画手続きが開始!

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池袋駅西口地区再開発計画

 池袋駅西口地区では、「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合」により、大規模な「池袋駅西口地区市街地再開発」が計画されています。再開発計画の対象地区は、池袋駅西口に位置する東武百貨店(メトロポリタンプラザビルを除く)、西口公園、バスターミナルを一体で開発するものです。

  「池袋駅西口地区」は東京都の「48番目」の国家戦略特区に指定されています。事業主体は「三菱地所、東武鉄道」です。国際アート・カルチャー都市の玄関口として、駅、駅前広場の再編と駅まち結節空間・歩行者ネットワークを形成、文化・芸術等の活動拠点としての広場や発信・交流施設、宿泊施設、産業支援施設等の整備を予定しています。

● 都市計画手続きが開始!
 「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合(事業協力者:三菱地所・三菱地所レジデンス)」による池袋駅西口地区市街地再開発事業、及び「東武鉄道」による池袋駅直上西地区市街地再開発事業の両事業が相互一体的に整備を行っていく池袋駅西口地区再開発計画について、 国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画手続きが開始されました。

 引用資料 東武鉄道(PDF:2024/03/26)
 池袋駅西口地区における都市計画について 国家戦略特別区域における都市再生分科会が開催されました

 引用資料 内閣府(PDF:2024/03/25)
 都市再生特別地区(池袋駅西口地区)都市計画(素案)の概要

 「A街区」は、地上41階、地下4階、高さ約220m、「B街区」は、地上50階、地下5階、 高さ約270m、「C街区」は、地上33階、地下6階、高さ約185mです。総延床面積約582,700㎡(容積率1,430%)となっています。 

池袋駅西口地区再開発計画の概要
◆ 所在地-東京都豊島区西池袋一丁目地内
◆ 特区区域面積-約61,000㎡
◆ 敷地面積-約33,430㎡
◆ 延床面積-約582,700㎡
◆ 容積対象面積-約477,600㎡(容積率1,430%)
◆ 着工-2027年度予定(解体含む)
◆ 竣工-2043年度予定

A街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 高さ-約220m
◆ 敷地面積-約6,010㎡
◆ 延床面積-約139,900㎡
◆ 容積対象面積-約122,600㎡(容積率2,040%)
◆ 用途-オフィス、商業、情報発信施設、駐車場 等

B街区の概要
◆ 階数-地上50階、地下5階
◆ 高さ-約270m
◆ 敷地面積-約20,570㎡
◆ 延床面積-約301,200㎡
◆ 容積対象面積-約245,500㎡(容積率1,200%)
◆ 用途-オフィス、商業、宿泊施設、駅施設、駐車場 等

C街区の概要
◆ 階数-地上33階、地下6階
◆ 高さ-約185m
◆ 敷地面積-約6,850㎡
◆ 延床面積-約141,600㎡
◆ 容積対象面積-約109,500㎡(容積率1,600%)
◆ 用途-オフィス、商業、宿泊施設、人材育成支援施設、共同住宅、駐車場 等

D街区の概要
◆ 用途-公園


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「イメージパース(北西側より計画建物を望む)」です。


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「イメージパース(北西側より計画建物を望む)」です。


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「イメージパース(南東側より池袋西口公園、計画建物を望む)」です。


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「イメージパース(地上から中央地下通路を望む)」です、


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「イメージパース(北東側から計画建物を望む)」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合による再開発」と「東武鉄道による再開発」が一体的に行われます。


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「池袋駅西口地区市街地再開発」の予定地です。


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東側の一番北側の雑居ビル群は、解体されて広場の一部になる予定です。


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「東武百貨店(メトロポリタンプラザビルを除く)」は解体されて「B街区」になります。

 

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「東武会館別館 」などがある街区は「B街区」になります。


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西側の一番北側の雑居ビル群は、解体されて「交通広場」になる予定です。

 

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西側の「ビックカメラ 池袋西口店」などがある街区は「C街区」になります。


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更に南側にある「東京芸術劇場」はそのまま残ります。



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2024年3月26日 (火)

国家戦略特区 新宿の新たなランドマーク 地上48階、高さ約258mの「新宿駅西口地区開発計画」 2024年3月25日に安全祈願祭・新築着工!

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-新宿駅西口地区開発計画-

 「小田急電鉄」および「東京地下鉄」が事業主体となる新宿駅西口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画概要が発表されています。

 小田急グループの流通業の中核企業である「小田急百貨店」は、「小田急電鉄」が「東京地下鉄(東京メトロ)」と共同して推進する、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトである新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、2022年10月2日をもって、新宿店本館での営業を終了し、以降、新宿店は「新宿西口ハルク」にて営業を継続します。

 「小田急電鉄」は2022年2月9日に、「小田急電鉄」および「東京地下鉄(東京メトロ)」が推進している「新宿駅西口地区開発計画」において、「東急不動産」を共同事業者候補として選定したと発表しました。

 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」は、新宿駅西口地区開発計画において、2022年10月3日以降順次、既存建物の解体工事に着手しました。解体の対象は、小田急百貨店新宿店本館とモザイク通りを含む新宿ミロードとして営業している建物で、10月3日に「小田急百貨店新宿店本館」の解体に着手し、その後順次「新宿ミロード」の解体を行います。

● 2024年3月25日に新築着工!
 「小田急電鉄」と「東京地下鉄、東急不動産」の3社が事業主体となる「新宿駅西口地区開発計画」では、2024年3月25日(月)に3社共同事業「A区」にて「安全祈願祭」を執り行い新築着工しました。

 引用資料 小田急電鉄(PDF:2024/03/25)
 3月25日「新宿駅西口地区開発計画」新築着工 

新宿駅西口地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1-4,1-5,129-3,129-6及び新宿三丁目1000-4他
◆ 交通-JR・東京メトロ・都営地下鉄・京王電鉄・小田急電鉄「新宿」駅
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部258.15m
◆ 敷地面積-15,718.96㎡
◆ 敷地面積-15,630.20㎡
◆ 延床面積-279,057.38㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルドラフト基礎(地中連続壁、直接基礎と杭基礎を併用)
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東急不動産
◆ 設計者-日本設計・大成建設設計共同体
◆ 施工者-大成建設
◆ 閉館-2022年10月02日
◆ 解体工事-2022年10月03日以降順次
◆ 着工-2024年03月25日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2029年09月下旬予定


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「商業機能イメージ(地下1階・駅コンコース)」です。


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「ビジネス創発機能イメージ」です。


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「オフィス機能イメージ(ロビーエリア)」です。


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「用途断面図」です。


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「位置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります。


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「小田急百貨店・本館」の2024年2月の状況です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「新宿駅西口地区開発計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年3月25日 (月)

世界初の「ドラゴンボール」のテーマパークをサウジアラビアに建設決定! 敷地面積500,000㎡超、7つのエリアで構成!

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-ドラゴンボールのテーマパーク-

 「東映アニメーション」は2024年3月22日に、「ドラゴンボール」のテーマパークをサウジアラビアに建設すると発表しました。サウジアラビアの投資会社「Qiddiya Investment Company」が進めるギガプロジェクト「Qiddiya(キディヤ)」にて、世界初となるドラゴンボールのテーマパークが建設されます。

 引用資料 東映アニメーション(2024/03/22)
 世界初となる『ドラゴンボール』テーマパーク建設へ!

 ドラゴンボールテーマパークは500,000㎡を超える広さを誇り、7つのエリアで構成された敷地には「カメハウス」、「カプセルコーポレーション」、「ビルスの星」など作品を象徴するさまざまな建物を再現します。

 TVシリーズ「ドラゴンボール」から「ドラゴンボール超」に至るまで、作品内で描かれた数々の世界に入り込み、まるでアニメーションに登場するキャラクターになったかのような気分で孫悟空たちとともに冒険を楽しむことができます。

● 本当に実現するのか?
 中東の国々は、物凄いプロジェクトをよく発表しますが、実際には建設されなかったり、建設途中で工事が中断しているプロジェクトをよく見かけます。今回の「ドラゴンボール」のテーマパークが実際に建設されるのかはもう少し様子を見ないと分かりません。

 2024年6月6日(木)に開業予定の「東京ディズニーシー」の新エリア「ファンタジースプリングス」の総投資額は総額3,200億円です。「ファンタジースプリングス」の総開発面積は約14万㎡(テーマパーク・ホテルエリア約10万㎡)です。

 50万㎡の「ドラゴンボール」のテーマパークは、「東京ディズニーランド」、「東京ディズニーシー」、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」とほぼ同規模です。建設費が高騰している現在では、総投資額は最低でも5,000億円、普通に考えると8,000億円くらいはかかりそうです。さらにテーマパークそのものの魅力を持続するためには、継続的な追加投資が必要になります。


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「パークのイメージ」です。


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「パークのイメージ」です。


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「パークのイメージ」です。


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「パークのイメージ」です。



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2024年3月24日 (日)

三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 閉館した「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」

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-有楽町ビル・新有楽町ビル-

 「三菱地所」は、東京都千代田区有楽町一丁目に所有する「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」について、建替に着手することを決定しました。「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」はJR有楽町駅前という好立地に位置しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/07/28)
 有楽町エリア再構築本格始動「有楽町ビル」・「新有楽町ビル」建替計画着手 ~JR有楽町駅前ビルの建替により、有楽町エリアの更なる発展に寄与~ 

 「有楽町ビル」は1966年の竣工から約55年が経過、また「新有楽町ビル」は1967年の竣工から約54年が経過しており、テナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化、災害時における事業継続性を意識した防災機能の強化等の機能更新を図ると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、建替計画に着手することとしました。

 「三菱地所」は、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるまちづくりを「丸の内 NEXTステージ」と位置付、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を目指しています。

 また、三菱地所グループ「長期経営計画2030」では、有楽町エリアを重点更新エリアの一つと定め、「文化芸術・MICE を核とした “まちづくりのショーケース”」の実現を目指しています。

有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目10番1号
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下5階
◆ 敷地面積-3,551.46㎡
◆ 延床面積-42,159.08㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1966年05月
◆ 閉館-2023年10月31日

新有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目12番1号
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下4階
◆ 敷地面積-7,233.26㎡
◆ 延床面積-83,023.27㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1967年01月
◆ 閉館-2023年10月31日


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JR有楽町駅側から見た「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」です。


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「位置図」です。


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「有楽町ビル」の敷地面積は3,551.46㎡、「新有楽町ビル」の敷地面積は7,233.26㎡です。3,551.46㎡+7,233.26㎡=合計10,784.72㎡です。間に道路がありますが、道路は廃道もしくはビル内貫通の歩道を確保して2区画を一体的に再開発すると思われます。


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手前の「有楽町ビル」と奥の「新有楽町ビル」は、2023年10月31日に閉館しました(写真提供読者さん)。


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「有楽町ビル」です(写真提供読者さん)。


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「有楽町ビル」です(写真提供読者さん)。


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「有楽町ビル」のエントランスです(写真提供読者さん)。


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「有楽町ビル」は閉鎖されています(写真提供読者さん)。


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「新有楽町ビル」です(写真提供読者さん)。


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「新有楽町ビル」です(写真提供読者さん)。


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「新有楽町ビル」は閉鎖されています(写真提供読者さん)。


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「新有楽町ビル」は閉鎖されています(写真提供読者さん)。



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2024年3月23日 (土)

総事業費約2,400億円 地上29階、高さ約155mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 「トヨタ自動車」が新東京本社を2029年度に開業!

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年9月30日予定(予定)です。

 「西武ホールディングス」の連結子会社である「西武プロパティーズ」が2022年3月18日に、「京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。

 品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指します。

● トヨタ自動車の新東京本社
 「トヨタ自動車」は、「京浜急行電鉄」と、2020年に結んだ品川駅西口地区の開発の共同事業者となる協定に関し、当該地区内の土地の一部譲渡および当該地区のまちづくり推進のために共同で計画建物を建設・運営することに関する新たな契約を締結します。新たなオフィス拠点として、2029年度に「新東京本社」を開業します。

 引用資料 トヨタ自動車(2024/03/22)
 トヨタは、2029年度東京・品川に、新東京本社を開業します

 総事業費約2,400億円で、地上29階、地下4階の超高層ビルを建設し、オフィス、高級ホテル、商業などを整備する計画となっています。2025年度に着工し、2029年度に開業を予定しています。

 「トヨタ自動車」は、文京区・水道橋にある東京本社ビルを「トヨタ不動産、三井不動産」に売却しています。水道橋のオフィスは、売却した後に賃借する「リースバック」で利用を続けています。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)
◆ 高さ-約155m(T.P.+5.0mから、T.Pからは約160m)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-約23,600㎡
◆ 敷地面積-約21,100㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリー造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄、トヨタ自動車
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年09月30日予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 総事業費-約2,400億円


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「オフィスロビーのイメージ」です。


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「低層フロアのイメージ」です。


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「断面図(A-A’断面)」です(引用:港区HP)。


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「断面図(B-B’断面)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(北側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(東側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(南側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(西側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「配置計画図」です(引用:港区HP)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区HP)。


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の建設予定地の2024年2月の状況です(写真提供読者さん)。


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既存建物の解体工事が行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年9月30日(予定)です(写真提供読者さん)。


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地上躯体は姿を消しています(写真提供読者さん)。


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「セメントミルクプラント」です(写真提供読者さん)。


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少し東側です(写真提供読者さん)。


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「TRD工法機」です(写真提供読者さん)。

● TRD工法機
 「TRD工法機」です。「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築します。地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、 鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


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既存建物の地下躯体が残っています(写真提供読者さん)。


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敷地の北東側です。「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」には「ロックオーガ」が装着されています。「地中障害物」の撤去を行っています(写真提供読者さん)。


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敷地の南西側です(写真提供読者さん)。


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敷地の南東側には、「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」の建物が残っています。「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」は、品川駅周辺開発事業のため、2021年3月31日の営業をもって閉店しました(写真提供読者さん)。



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2024年3月22日 (金)

国家戦略特区 地上44階、高さ約218mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 既存建物解体工事 2024年3月9日の状況

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-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

 「国家戦略特区」の「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて開発します。「永代通り」沿いの「南街区」には、地上45階、地下5階、高さ約235m、延床面積約180,500㎡の超高層複合ビル、「日本橋川」沿いの「北街区」には、地上2階、地下1階、延床面積約1,000㎡の施設を計画していました。

 「東京都環境局」は、2020年4月20日に「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価書の閲覧を行いました。2019年4月23日に公開された「国家戦略特区」の資料からは、階数が地上45階、地下5階から地上46階、塔屋2階、地下4階、最高部の高さが約235mから約233mに変更になりました。

 更に、「北街区」の階数が、地上46階、塔屋2階、地下4階から地上44階、地下3階に変更、高さが約233mから約217mに変更されました。「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」が、「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年5月31日(予定)です。

● 権利変換認可!
 「東京建物」は、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合の一員として、中央区八重洲一丁目1番他において、権利者や地域とともに「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進してきました。2023年9月15日付で、東京都知事より権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/09/15)
 東京駅至近の日本橋川沿いエリアに大規模複合施設を整備「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」権利変換認可のお知らせ

 現場には「建築計画のお知らせ」が掲示されています。計画名は「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)」です。高さは218.00mとなっています。

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目3番(地番)
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
◆ 階数-(南街区)地上44階、塔屋2階、地下3階、(北街区)地上2階、地下1階
◆ 高さ-(南街区)最高部218.00m、(北街区)約12m
◆ 敷地面積-(南街区)7,557.67㎡、(北街区)約1,702㎡
◆ 建築面積-(南街区)6,550.00㎡、 (北街区)約883㎡
◆ 延床面積-(南街区)185,600.00㎡、(北街区)約1,036㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、宿泊施設、駐車場等
◆ 建築主-八重洲一丁目北地区市街地再開発組合
◆ 特定業務代行者-東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設
◆ 設計者-(基本設計者)日本設計、(実施設計者)大成建設
◆ 施工-大成建設
◆ 解体工事-2023年05月08日~2024年05月31日予定
◆ 着工-2024年09月30日予定
◆ 竣工-(南街区)2028年09月30日予定、(北街区)2031年度予定


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「日本橋川沿いの低層部イメージ」です(引用:東京建物)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都)。


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「配置図」です(引用:東京都)。


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「2階平面図」です(引用:東京都)。


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「位置図」です(引用:東京建物)。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」の2024年3月9日の状況です。地上21階、高さ106.6mの「新呉服橋ビルディング」の解体工事が「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年5月31日(予定)です。


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かなり低くなりました。


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南西側から見た様子です。


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「新呉服橋ビルディング」の解体工事を西側から見た様子です。


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「新呉服橋ビルディング」の解体工事を北西側から見た様子です。


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2024年1月31日の状況
 「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」の2024年1月31日の状況です。


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2023年11月8日の状況
 「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」の2023年11月8日の状況です。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)」の建築計画のお知らせです。



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2024年3月21日 (木)

三井アウトレットパーク 木更津 第4期開発計画の建築着工 開業は2025年夏予定 施設全体で約330店舗と日本一の店舗数に!

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-三井アウトレットパーク 木更津-

 三井不動産は「東京湾アクアライン」の千葉県側着岸点の千葉県木更津市の金田東特定土地区画整理事業地内に「三井アウトレットパーク 木更津」を2012年4月13日にオープンしました。
 
 第1期として店舗面積約28,000㎡、171店舗(うちアウトレット店148店)でオープンしますが、最終期には、店舗面積約40,000㎡、店舗数約200~250店舗の日本最大級のアウトレット施設へ拡張する予定です。

● 三井アウトレットパーク 木更津の第4期
 三井不動産は、「三井アウトレットパーク 木更津」の第4期開発計画について、2024年4月に建築着工することになりました。開業は2025年夏を予定しています。
 
 引用資料 三井不動産(2024/03/14)
 「三井アウトレットパーク 木更津 第4期開発計画」建築着工 店舗数日本一の約330店舗を誇る圧倒的なスケールのアウトレットに進化 2025年夏 開業予定

 「三井アウトレットパーク 木更津」は、2012年の第1期開業以来2度の増床を経て、日本最大級の規模を誇る「三井アウトレットパーク」の旗艦物件へと成長しました。第4期開発計画では店舗数がさらに約30店舗増え、施設全体で約330店舗と日本一の店舗数を誇る圧倒的なスケールに拡大します。


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「三井アウトレットパーク 木更津」概要です。


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「三井アウトレットパーク 木更津 第4期開発計画」大屋根広場CGです。


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「狭域図」です。


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「広域図」です。



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2024年3月20日 (水)

都営青山北町アパートの再開発 地上38階、高さ約180mの「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」 2024年2月の状況

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-(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業

 「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。

 都営青山北町アパートの敷地を、「都営住宅建替事業区域、民活事業区域、沿道一体型開発検討区域」の3つに分割し、それぞれ異なる事業により段階的にまちづくりを推進しています。

 「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」は、「B-1地区」には、地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、延床面積約179,500㎡、「B-2地区」には、地上3階、地下2階、高さ約20m、延床面積約2,000㎡の再開発ビルが建設されます。

 引用資料 港区公式ホームページ
 北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業

(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目の一部
◆ 交通-東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道」駅、東京メトロ銀座線「外苑前」駅
◆ 階数-(B-1地区)地上38階、塔屋2階、地下2階、(B-2地区)地上3階、地下2階
◆ 高さ-(B-1地区)最高部約180m、(B-2地区)最高部約20m
◆ 区域面積面積-(B-1地区)約27,000㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 敷地面積-(B-1地区)約約20,200㎡、(B-2地区)約1,100㎡
◆ 建築面積-(B-1地区)約11,200㎡、(B-2地区)約370㎡
◆ 延床面積-(B-1地区)約179,500㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 容積対象面積-(B-1地区)約154,300㎡、(B-2地区)約1,500㎡
◆ 構造-(B-1地区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、(B-2地区)鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(B-1地区)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(B-1地区)オフィス、店舗、宿泊施設、公益施設、駐車場等、(B-2地区)店舗等
◆ 建築主途-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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「イメージ図(計画地北側からの鳥瞰)」です。棟(クラス青山)」です(引用:東京都環境局)。


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「広場側から再開発棟を望む」です(引用:港区議会)。


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「計画建物断面図(南西-北東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物断面図(北西-南東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物配置図」です(引用:東京都環境局)。


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「位置図」です(引用:港区議会)。


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「計画地位置図」です(引用:東京都)。


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「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」の予定地の2024年2月の状況です(写真提供読者さん)。


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「都営青山北町アパート」の敷地の南側部分です(写真提供読者さん)。


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 「青山通り」沿いの「第一青山ビル」なども再開発の対象です(写真提供読者さん)。


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「都営青山北町アパート」の解体が行われています(写真提供読者さん)。


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「都営青山北町アパート」の解体が行われています(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」の内側です(写真提供読者さん)。


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解体が終わった部分です(写真提供読者さん)。


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「埋蔵文化財発掘調査」が行われています(写真提供読者さん)。


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解体跡地を整地しています(写真提供読者さん)。


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先行して都営青山北町アパートの敷地の南側半分には、「A-1棟」の、地上20階、地下0階、高さ69.10mの「都営北青山三丁目丁目アパート」、「A-2棟」の、地上25階、塔屋2階、地下1階、高さ99.90mの賃貸マンション「ののあおやま民活棟(クラス青山)」が建設されました(写真提供読者さん)。



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2024年3月19日 (火)

さいたま市 JR大宮駅近く 地上21階、高さ約100mの「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」 再開発予定地の2024年3月8日の状況

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-大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業- 
 「大宮門街(オオミヤカドマチ)」の東側の街区で、「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発準備組合」が推進する「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」は、2023年12月8日、さいたま市より、都市計画決定(都市再生特別地区等)の告示を受けました。

 引用資料 第一生命保険(2023/12/08)
 「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」都市計画決定(都市再生特別地区等)のお知らせ

 「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発準備組合」の構成企業「大宮ガレージ株式会社、大宮製油合名会社、株式会社埼玉りそな銀行」は、これまで半世紀以上にわたり計画地において、地域に根ざして事業を営んできました。

 その後、建物老朽化や道路拡幅整備事業(氷川緑道西通線)を契機に、2015年頃より一体再開発の検討に着手し、2021年度に開催したプロポーザルコンペで事業協力者(第一生命保険株式会社、株式会社竹中工務店)を選定した上で、各社が有するノウハウを生かし、計画検討を進めてきました。

大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区大門町三丁目内
◆ 交通-JR線「大宮」駅、東武野田線「大宮」駅、ニューシャトル伊奈線「大宮」駅
◆ 階数-地上21階、地下1階
◆ 高さ-最高部約100m
◆ 施工区域-約6,000㎡
◆ 敷地面積-約3,400㎡
◆ 建築面積-約2,200㎡
◆ 延床面積-約40,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、銀行、店舗、駐車場
◆ 建築主-大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発組合(予定)
◆ 構成企業-大宮ガレージ株式会社、大宮製油合名会社、株式会社埼玉りそな銀行
◆ 事業協力者-第一生命保険株式会社、株式会社竹中工務店
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定


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「外観イメージ(下層階)」です。


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「外観イメージ(大宮中央通り側広場)」です。


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「 外観イメージ<市道 20055号線(ペンギン通り)側広場」です。


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「位置図」です。2021年10月に竣工した「大宮門街(オオミヤカドマチ)」の東側の再開発になります。


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「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。南西角は「埼玉りそな銀行 大宮支店」です。


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「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。「大宮ガレージ」までが再開発の範囲です。


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街区内東端の「太陽生命大宮ビル」は再開発に参画しません。西側は「大宮門街(オオミヤカドマチ)」になります。


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街区西側の道路です。


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街区北側です。


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少し東側です。


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「大宮駅東口大門町3丁目中地区市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。



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2024年3月18日 (月)

国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2024年3月9日の建設状況

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-
 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

 引用資料 公式ホームページ
 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

● 劇場・カンファレンス施設
  「東京建物」は、東京建物が再開発組合の一員として参画し、2025年度の竣工を予定している「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」において整備する劇場・カンファレンス施設について、「ぴあ」および「コングレ」が運営を行うことが決定しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/08/10)
 「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」劇場・カンファレンス施設 ぴあ株式会社・株式会社コングレによる運営が決定

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-ハイブリッド制震構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2025年07月31日予定
◆ 総事業費-約2,104億円


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低層部イメージ(中央通り方面から望む)です。


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「大庇下広場完成予想CG」です。


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「オフィスロビー完成予想CG」です。


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「お祭り広場完成予想CG」です。


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「劇場完成予想CG」です。


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「カンファレンスホール完成予想CG」です。


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基準階17階平面図
 ワンフロア760坪以上、天井高2.9m、多様なニーズに応える整形無柱空間となっています。柱をすべて外周部に配置することで、フレキシブルなレイアウトが可能になっています。

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最高グレードの建物耐震性能
 「ブレーキダンパー」と「オイルダンパー」を併用するハイブリッド制震構造を採用しました。世界初の技術である手裏剣ダンパーと重なりダンパーの採用によって、大地震に対応可能なエネルギーの吸収能力を確保し、超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.5倍に耐える高い耐震性能を有しています。

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「概要図」です(引用:国土交通省)


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります(引用:東京都)。


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「位置図」です。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の2024年3月9日の建設状況です。


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北西側から見た様子です。2023年9月19日にこの現場で悲しい事故がありましたが、安全対策を徹底のうえ、2024年1月16日から工事再開しています。


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北東角です。


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東面です。


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南東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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横アングルです。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。手前は「A地区」です。


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「A地区」です。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年3月17日 (日)

「三菱UFJ銀行本店ビル」の建て替え 「MUFG本館」のデザイン・設計概要を公表 地上28階、高さ約160m、延床面積約172,000㎡!

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-三菱UFJ銀行本店ビル-

 「三菱UFJ銀行本店ビル」と「東京ビルディング」は同じ街区に建っています。先に「三菱UFJ銀行本店ビル」が竣工しました。地上24階、塔屋3階、地下5階、高さ110.65mで、1980年6月に竣工しました。竣工当時は「三菱銀行本店」でした。その後の銀行再編により「東京三菱銀行本店」、更に「三菱東京UFJ銀行本店」を経て、現在は「三菱UFJ銀行本店」となっています。

 敷地の東側には、地上33階、塔屋1階、地下4階、高さ164.10mの「東京ビルディング」が、2005年10月17日に竣工しました。「東京ビルディング」は、容積率アップのためJR東日本の「東京駅丸の内駅舎」と、当時の「東京三菱銀行本店」の2棟の空中権を利用しての容積移転を行っています。

 2021年4月6日に、「三菱UFJ銀行」の半沢淳一頭取が、丸の内にある「三菱UFJ銀行本店」が入る本館ビルを約40年ぶりに建て替え、グループの銀行、信託銀行、証券会社の本社機能を集約する構想を表明しました。

● デザイン・設計概要を公表!
 「三菱UFJフィナンシャル・グループ」は、2029年の竣工を目指し建設する「MUFG本館」のデザイン・設計概要をまとめました。概要は、地上28階、高さ約160m、延床面積約172,000㎡です。

 引用資料 三菱UFJフィナンシャル・グループ(PDF:2024/03/15)
 「MUFG 本館」のデザイン・設計概要について

 「MUFG本館」は、「世界が進むチカラになる。」というパーパスのもと、顧客や地域・社会をはじめとする全てのステークホルダーに開かれ、つながることでMUFGの象徴となることを目指しており、それらを体現するデザインとします。

 丸の内地区が築いてきた歴史を継承し、風格ある街並みとも調和するよう、現在の建物と同系色の石材などを用いた縦基調の外観デザインとし、低層部は街や訪れた人々に開かれた空間に、高層部はMUFGのオフィスエリアとして構成します。低層部には、屋内外広場や貫通通路、空中歩廊や開放的なテラスなどを設け、周辺の街並みと連続した賑わいを創出する計画です。

MUFG本館の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内二丁目7番1他
◆ 階数-地上28階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約160m
◆ 敷地面積-10,846.96㎡
◆ 延床面積-約172,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、駐車場、飲食物販店舗など  
◆ 建築主-三菱UFJフィナンシャル・グループ
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 竣工-2029年度予定


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「建物構成」です。


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「外観イメージ」です。


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「外観イメージ」です。


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「4階 ラウンジスペース・共創空間」です。


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「27・28階 屋上テラス・ラウンジ」です。


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「屋外広場」です。


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「屋内広場」です。


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三菱UFJ銀行本店ビル
 建て替えが決まった「三菱UFJ銀行本店ビル」です。概要は、地上24階、塔屋3階、地下5階、高さ110.65m、延床面積約122,296㎡です。1980年6月に竣工しました。


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東京ビルディング

 概要は、地上33階、塔屋1階、地下4階、高さ164.10m、延床面積149,339.85㎡です。2005年10月17日に竣工、 商業施設「東京ビルTOKIA(トキア)」は、2005年11月11日にオープンしました。

東京ビルディングの概要

◆ 計画名-(仮称)東京ビル新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部164.10m、軒高154.00m
◆ 敷地面積-18,937.72㎡(施設全体)、8,090.76㎡(東京ビルディング)
◆ 建築面積-11,555.07㎡(施設全体)、5,677.91㎡(東京ビルディング)
◆ 延床面積-272,730.47㎡(施設全体)、149,339.85㎡(東京ビルディング)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗  
◆ 建築主-三菱地所、東日本旅客鉄道、東京三菱銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2003年10月01日
◆ 竣工-2005年10月04日(工事完了)、2005年10月17日(竣工)
◆ オープン-2005年11月11日



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2024年3月16日 (土)

国家戦略特区 地上40階、高さ約207mと地上18階、高さ100mの「赤坂エンタテインメント・シティ計画」 起工式を2024年3月13日に実施!

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-(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画-
 「三菱地所」と「東京放送ホールディングス」は2019年1月30日に、東京・赤坂にある「国際新赤坂ビル(東館、西館、アネックス)」などの建て替えに関する事業協定を締結した事を発表しています。

 「東京都環境局」は、2021年4月9日に「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧を行いました。「環境影響評価書案」により、「東館」は、地上44階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約240m、延床面積約179,000㎡、「西館」は、地上23階、塔屋1階、地下2階、最高高さ約120m、延床面積約42,000㎡と判明しました。

 その後、「東館」は、地上40階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約220m、延床面積約169,500㎡、「西館」は、地上19階、塔屋1階、地下3階、最高高さ約110m、延床面積約38,500㎡に規模が縮小されました。

 更に、「東館」は、地上40階、塔屋1階、地下4階、最高高さ207.30m、延床面積約167,642.59㎡、「西館」は、地上18階、塔屋2階、地下3階、最高高さ99.87m、延床面積約38,143.02㎡に規模が縮小されました。

● 起工式を2024年3月13日に実施!
 「三菱地所」と「TBSホールディングス」は、共同で推進し2021年11月に国家戦略特別区域の認定を受けた「赤坂二・六丁目地区開発計画」の起工式を2024年3月13日に実施し、新築工事に着手しました。

 引用資料 三菱地所(2024/03/13)
 赤坂エリアの新たなランドマークとなる2棟の建物が2028年に誕生 赤坂二・六丁目地区開発計画 新築工事着手/民間都市再生事業計画に認定

 「赤坂二・六丁目地区開発計画」は、総合コンテンツ企業であるTBSが赤坂でコンテンツを発信し続けてきた街の系譜を承継・昇華させる"赤坂エンタテインメント・シティ"をビジョンに掲げ、計画地内に劇場・ホールを新たに整備し、エンタテインメント関連企業・スタートアップ企業やクリエイターが集う施設を設けるなど、世界に向け最高のコンテンツを届ける拠点を目指しています。

 赤坂エンタテインメント・シティ計画の概要
◆ 計画名-(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画(東棟・西棟)
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目1433番地1他(東棟)、六丁目101番地1他(西棟)
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅徒歩5分、東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅 徒歩6分
◆ 階数-(東棟)地上40階、塔屋1階、地下4階、(西棟)地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-(東棟)最高部207.30m、(西棟)最高部99.87m
◆ 敷地面積-(東棟)8,761.70㎡、(西棟)5,415.06㎡
◆ 建築面積-(東棟)5,289.98㎡、(西棟)4,015.11㎡
◆ 延床面積-(東棟)167,642.59㎡、(西棟)38,143.02㎡
◆ 構造-(東棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(西棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(東棟)直接基礎、(西棟)直接基礎
◆ 用途-(東棟)オフィス、自動車車庫、飲食店、物販店舗、自転車駐車場、(西棟)劇場、ホテル、飲食店、自動車車庫、自転車駐車場、駅舎
◆ 建築主-三菱地所、TBSホールディングス
◆ 設計者-(東棟)三菱地所設計、(西棟)三菱地所設計
◆ 施工者-(東棟)鹿島建設、(西棟)大林組
◆ 解体工事-2022年07月1日~2023年10月31日
◆ 着工-(東棟)2024年01月12日、(西棟)2024年02月23日
◆ 竣工-(東棟)2028年03月末予定、(西棟)2028年03月末予定
◆ 全体竣工-(東棟)2028年10月末予定


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(変更前)2021年5月14日時点の「赤坂エンタテインメント・シティ」のイメージパースです。


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「赤坂サカス方面より計画地側を見る」です。


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「東京メトロ「赤坂駅」改札内より計画地側を見る(地下2階)」です。


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「地上から地下につながる重層的広場を見る」です。


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「劇場・ホールのイメージ(参考:TBS 赤坂 ACT シアター)」です。


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「建物用途構成イメージ」です。


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「赤坂エリアでのエンタテインメント創出イメージ」です。


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「周辺地図」です。


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「赤坂エンタテインメント・シティ計画」の2024年2月の状況です(写真提供読者さん)。


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写真左側が「東街区」、写真左側が「西街区」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「東街区」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「東街区」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画(東棟)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「西街区」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「西街区」の内部です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画(西棟)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年3月15日 (金)

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 2024年3月9日の建設状況

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-TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)-
 「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。

 「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」です。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となります。

 「三菱地所」は東京駅前で進める複合開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」で、国内最高となる地上62階、高さ約390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事の優先交渉権者を「清水建設」に決定しました。

 「三菱地所」と「東京センチュリー」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower」高層部のホテルにウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致することを決定しました。ホテルの開業は2028年度を予定しています。

● Torch Tower 2023年9月27日に起工式を挙行!
 「三菱地所」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事に関し、2023年9月27日に起工式を執り行い、着工しました。高さが約390mから約385mと5m低くなりました。

 引用資料 三菱地所(2023/09/27)
 世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」「Torch Tower」 新築工事着工 ~想いを繋ぎ、未来を灯すまち~ Weaving dreams, Illuminating the future

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上62階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-最高部約385m(B棟) *最高部約390mから変更
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約740,000㎡(施設全体)、約553,000㎡(B棟)
◆ 容積対象面積-約584,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、ホテル、 ホール、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 客室数-110室(Dorchester Collection)
◆ 総戸数-約50戸(70㎡~400㎡)
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 着工-2017年04月末(施設全体)、2023年09月27日(B棟の起工式)
◆ 竣工-2028年03月末予定(施設全体)


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「事業概要」です。「Torch Tower(トーチタワー)」である「B棟」の最高部の高さが約390mから約385mに変更になっています。


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「用途構成図」です。


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「街区南側から見た Torch Tower 低層部」です。


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「街区南側から見た TOKYO TORCH Park」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「メインロビーイメージ、客室イメージ、エントランスイメージ」です。


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「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。


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「広域図及び配置図」です。


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「Torch Tower(トーチタワー)」の2024年3月9日の建設状況です。


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敷地南側です。


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「TRD工法機」です。

● TRD工法機
 「TRD工法機」です。「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築します。地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、 鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


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敷地中央部分です。


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「朝日生命大手町ビル」と「日本ビル(日本ビルヂング)」の境目です。


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「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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少し北側です。


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アップです。


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地下躯体の解体が行われています。


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「銭瓶町ビルディング」の南側です。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。「安定液タンク」が3基設置されています。



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2024年3月14日 (木)

日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2024年3月9日の建設状況

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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。

 「三井不動産」と「野村不動産」は、日本橋一丁目中地区市街地再開発組合の一員として、「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2021年12月6日に着工しました。竣工は2026年3月末の予定です。

 引用資料 三井不動産(PDF:2021/12/07)
 日本橋川沿い再開発第一弾、新たなランドマークとなる日本橋エリア最高・最大級のミクストユース開発 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工 ZEB/ZEH認証・DBJ Green Building認証の取得など、次世代の新たな街づくりが始動

 「三井不動産」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目30番~32番(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩3分、JR線「東京」駅徒歩10分
◆ 階数-(C街区)地上52階、塔屋2階、地下5階、(B街区)地上7階、地下2階、(A街区)地上4階、地下1階
◆ 高さ-(C街区)最高部283.96m、(B街区)最高部約31.62m、(A街区)最高部約32m
◆ 敷地面積-(C街区)15,564.16㎡、(B街区)2,064.74㎡、(A街区)約1,370㎡、
◆ 建築面積-(C街区)12,590.79㎡、(B街区)1,194.98㎡、(A街区)約1,100㎡
◆ 延床面積-(C街区)374,003.62㎡、(B街区)6,573.85㎡、(A街区)約5,100㎡
◆ 構造-(C街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、(B街区)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨造)、(A街区)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-(C街区)オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE施設、ビジネス支援施設、駐車場等、(B街区)共同住宅、商業施設、(A街区)業務施設、商業施設
◆ 客室数-197室(ウォルドーフ・アストリア東京日本橋)
◆ 総戸数-約100戸(C街区)、約50戸(B街区)
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産)
◆ 都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理-日建設計
◆ デザインアーキテクト-日建設計、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)
◆ 施工者-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体「(C街区)清水建設、(B街区)清水建設・錢高組JV、(A街区)大林組」
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日
◆ 着工-2021年12月06日
◆ 竣工-2026年03月末予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)
◆ 総事業費-約3,120億円


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「外観イメージパース(中央通り北西方向から)」です。デザインアーキテクトには、日本橋三井タワー、日本橋室町三井タワーをデザインした「ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)」を起用しています。


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「鳥瞰パース(夜景)」です。


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「日本橋川沿い低層部外観イメージ(右からA街区、B街区)」です。

A街区
 「日本橋野村ビル旧館」は、「自由様式」を標榜した建築家安井武雄により、1930年に竣工しました。三層構成を踏襲しながら柱型をなくし、東洋風の意匠を纏わせた折衷様式のデザインであり、貴重な近代建築物として中央区指定有形文化財に指定されています。「日本橋野村ビル旧館」の風格ある外観を保存活用する事で、日本橋の伝統と文化を受け継ぎつつ地域全体のさらなる賑わい形成を図ります。

B街区
 中央区指定有形文化財である「A街区」との一体感ある景観を醸成し、日本橋川の水辺空間にふさわしいヒューマンスケールな街並み形成を行います。「C街区」と地上3階レベルでデッキ接続しており、日本橋川沿いの賑わいにつながる商業空間の創出、および水辺の落ち着きを感じる多様なライフスタイルに対応可能な約50戸の住戸を予定しています。


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「中央通り側からの低層部外観イメージパース(夕景)」です。


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「用途断面図」です。


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「敷地配置図」です。


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「位置図」です。


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C街区

 北東側の歩道橋から見た「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の2024年3月9日の建設状況です。「さいたまスーパーアリーナ」で行われた乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」に行った友人に撮影してもらいました。


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少し角度を変えて見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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縦アングルです。


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北面です。


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「C街区」を北側から見た様子です。


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「C街区」を西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「C街区」を北西側から見た様子です。


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北側です。


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A街区

 一番北側は「A街区(日本橋野村ビル)」です。風格ある外観を保存活用します。


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「A街区(日本橋野村ビル)」の東面を見た様子です。


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B街区

 「B街区」です。


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「B街区」の東側です。


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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年3月13日 (水)

都心最大級総延床約110万㎡ 地上48階、高さ約234mの「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」 2024年2月の状況

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● (仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー
 「中地区」には、地上48階、高さ234.5mの「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」が建設されます。「中地区」は、主に「日比谷U-1ビル」と「NTT日比谷ビル」の跡地です。

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上48階、塔屋2階、地下6階
◆ 高さ-最高部234.5m、軒高約230m
◆ 敷地面積-(施設全体)21,656.36㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約20,600㎡、(セントラルタワー)約12,300㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約376,000㎡、(セントラルタワー)約361,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎(パイルド・ラフト基礎)
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル 他
◆ 建築主-NTT都市開発、公共建物(株)、三井不動産、東京電力パワーグリッド
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年07月15日予定
◆ 竣工-2029年02月28日予定(セントラルタワー)、2038年03月頃予定(街区全体)


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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の断面図です。
 

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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の配置図です。


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北西側から見た「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の建設予定地の2024年2月の状況です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です。「日比谷U-1ビル」の地上躯体は完全に姿を消しています(写真提供読者さん)。


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「ケーシングチューブ」です。地中障害物の撤去を行っています(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です。「NTT日比谷ビル」の地上躯体は完全に姿を消しています(写真提供読者さん)。


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「中地区」の南側です(写真提供読者さん)。


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「クラムシェル」です(写真提供読者さん)。


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(解体前)日比谷U-1ビル

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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(解体前)NTT日比谷ビル

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。



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2024年3月12日 (火)

都心最大級総延床約110万㎡ 地上45階、高さ約232mの「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業 A棟」 2024年2月の状況

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● 変更届の縦覧!
 「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」変更届の縦覧が2023年12月21日から行われました。「A棟」が、地上43階、地下5階、延床面積約310,000㎡から地上45階、地下3階、延床面積約300,000㎡に変更されています。「建築計画のお知らせ」は、地上45階、地下3階となっているので、変更が反映されていると思われます。

 引用資料 東京都環境局(2023//12/21) リンク切れ
 「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」変更届 

南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部232.52m、軒高230.23m
◆ 敷地面積-(施設全体)18,617.95㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約15,300㎡、(A棟)約11,100㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約297,400㎡、(A棟)約287,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設、駐車場
◆ 建築主-中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、TF内幸町特定目的会社、第一生命保険、東京センチュリー、みずほ信託銀行
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2022年09月12日~2024年03月31日予定
◆ 着工-2024年03月下旬
◆ 竣工-2027年03月下旬予定(A棟竣工)、2039年04月頃予定(街区全体)


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(変更前)
「外観イメージ」です。大きな変更は無いようですが、下層階のデザインが変更になっているように見えます。


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(変更後)
「建物断面図」です。地上階が2階増えて、地下階が2階減っています。


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(変更前)
「建物断面図」です。


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(変更後)
「緑化計画図」です。


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(変更前)
「緑化計画図」です。


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南地区の「位置図」です(引用:東京都)。


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西側から見た「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建設予定地の2024年2月の状況です。この部分には、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡の「みずほ銀行内幸町本部ビル」が建っていました(写真提供読者さん)。


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BG掘削機

 ドイツのバウアー(BAUER)社製の「BG掘削機」です。「BG掘削機」を使用する工法を「BG工法」と言います。円筒状の「ケーシング」を回転させながら圧入し、地中障害物を撤去します(写真提供読者さん)。


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「BG掘削機」です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「東京電力本社ビル」を南東側から見た様子です。このビルも解体されます(写真提供読者さん)。


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「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建築計画のお知らせです。「建築計画のお知らせ」は、地上45階、地下3階となっているので。変更が反映されていると思われます(写真提供読者さん)。



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2024年3月11日 (月)

大宮サクラスクエア 地上28階、高さ約99mの「大宮スカイ&スクエア ザ・タワー」 2024年3月8日の建設状況 + 乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」

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-大宮サクラスクエア-
 大宮駅周辺地域は、「大宮駅周辺地域戦略ビジョン」により、東日本の玄関口としてさいたま市の「顔」にふさわしい地域にしていくことが位置づけられています。

 「大宮駅西口第三地区」は、大宮駅の至近にありながら、これまで面的な都市基盤整備は実施されず、土地利用や防災、交通などの課題をかかえており、今後、大宮駅周辺地域の将来像の実現に向けた都市づくりを推進するため、「大宮駅西口第三地区まちづくり方針」を策定しました。大宮駅西口第三地区は、「A、B、C、D、E 」の5ブロックに区分されています。

 「大宮駅西口第3-B地区」は、木造老朽建築物が多く、緑地等のオープンスペースが不足するとともに、狭あい道路が多く日常の交通に支障をきたしており、防災性の向上、土地の有効活用、交通環境の改善が課題となっています。

 「大宮駅西口第3-B地区市街地再開発組合」が、総合コンサルタントである「アイテック計画」と共に推進し、「日鉄興和不動産、三井不動産レジデンシャル、丸紅都市開発」が参加組合員として参画する「大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」において、タウン名称が「大宮サクラスクエア」、B棟の正式名称が「大宮スカイ&スクエア ザ・タワー」に決定しています。「大宮スカイ&スクエア ザ・タワー」は全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(完売のため閉鎖)
 大宮スカイ&スクエア ザ・タワー

大宮サクラスクエアの概要
◆ 名称-(B棟)大宮スカイ&スクエア ザ・タワー
◆ 計画名-大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-(B棟)埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目902番(地番)、(A棟)埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目901番(地番)
◆ 交通-JR「大宮」駅徒歩5分、東武アーバンパークライン「大宮」駅徒歩5分、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)「大宮」駅徒歩5分
◆ 階数-(B棟)地上28階、地下2階、(A棟)地上13階、地下0階
◆ 高さ-(B棟)99.45m、(A棟)45.20m
◆ 施行区域面積-約13,000㎡
◆ 敷地面積-(施設全体)8,251.49㎡、(B棟)7,642.05㎡、(A棟)609.44㎡
◆ 建築面積-(施設全体)4,880.06㎡、(B棟)4,547.78㎡、(A棟)332.28㎡
◆ 延床面積-(施設全体)71,161.47㎡、(B棟)67,363.21㎡、(A棟)3,798.26㎡
◆ 構造-(B棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(A棟)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(B棟)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(3階と4階の間に積層ゴム等の免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅、事務所、物販店舗、飲食店他
◆ 総戸数-582戸(A棟60戸を含む)、B棟522戸(一般販売対象戸数398戸)他に店舗・事務所区画23戸
◆ 建築主-大宮駅西口第3-B地区市街地再開発組合(売主 日鉄興和不動産、三井不動産レジデンシャル、丸紅都市開発)
◆ 事業コンサルタント-アイテック計画
◆ 設計者・監理者-松田平田設計
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2021年05月
◆ 竣工-2024年05月中旬予定
◆ 入居開始-2024年08月上旬予定


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「外観(遠景)完成予想CG」です(引用:公式HP)。


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「外観完成予想CG」です(引用:公式HP)。


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「外観完成予想CG」です(引用:公式HP)。


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「グランドロビー完成予想CG」です(引用:公式HP)。


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免震構造概念図

 地震対策として、建物3階と4階の間に設置した積層ゴム等の免震層が揺れを吸収・分散し、地震エネルギーを建物に伝わりにくくする「中間免震構造」を採用します。基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」を採用しています。地下約67mの強固な地盤の支持層にまでコンクリート杭を打ち込んでいます(引用:公式HP)。


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「位置図」です(引用:公式HP)。


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「大宮スカイ&スクエア ザ・タワー」の2024年3月8日の建設状況です。「さいたまスーパーアリーナ」で行われた乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」に行った友人に撮影してもらいました。


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角度を変えて見た様子です。


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外観は完成しています。


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角度を変えて見た様子です。


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建物の裏面です。


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下層階の様子です。


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下層階の様子です。


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下層階の様子です。


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「大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです。


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「さいたまスーパーアリーナ」です。

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2024年3月7日(木)、3月8日(金)、3月9日(土)、3月10日(日)の4日間、乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」が行われました。


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「さいたまスーパーアリーナ」です。


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開場前のゲートです。


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メンバー紹介のパネルです。


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メンバー紹介の旗です。


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ちなみに今の私の推しは「池田瑛紗(いけだてれさ)」です。偏差値の高い進学校である東京女子御三家の1校「女子学院高等学校」卒、現在は「東京藝術大学」に通学する才女です。



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2024年3月10日 (日)

渋谷区 地上30階、高さ約156mの「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」 2024年1月16日に着工 2024年2月の建設状況

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-道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業-

 「渋谷区」は、渋谷駅中心地区のまちづくりを周辺地区へと広げ、より魅力あるまちにしていくために、2021年3月5日に「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」を都市計画決定しました。

 「三菱地所」が、渋谷区道玄坂二丁目にて事業協力者として権利者と推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」については、2022年1月19日に市街地再開発組合設立について東京都の認可を受け、2022年1月28日に再開発組合の設立総会が開催されました。

 「オフィス棟」と「ホテル棟」の2棟で構成されています。「オフィス棟」は、地上30階、塔屋2階、地下3階、高さ約155m、「ホテル棟」は、地上11階、塔屋1階、地下2階、高さ約60mです。

● 2024年1月16日に新築工事を着工!
 「三菱地所」が、渋谷区道玄坂二丁目にて参加組合員として推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」に関し、2023年2月~12月に既存建物地上解体工事を実施しましたが、2024年1月16日に地下解体工事及び新築工事を着工しました。竣工は2027年2月末を予定しています。

 引用資料 三菱地所(2024/01/16)
 「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」新築着工~

 引用資料 東京都都市整備局(2022/10/31)
 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目577番1、577番2(地名地番)
◆ 交通-京王井の頭線「渋谷」駅直結、JR「渋谷」駅より徒歩2分、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅より徒歩2分
◆ 階数-(オフィス棟)地上30階、塔屋2階、地下3階、(ホテル棟)地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部156.14m、(ホテル棟)最高部約60m
◆ 敷地面積-6,724.77㎡
◆ 建築面積-約5,230㎡
◆ 延床面積-約87,100㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、べた基礎(直接基礎)
◆ 用途-オフィス、ホテル、飲食店舗、物販店舗、駐車場
◆ 建築主-道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所)
◆ 設計者-三菱地所設計・山下設計 設計監理共同体
◆ デザイン総合監修-北川原温建築都市研究所
◆ 事業コンサルタント-都市企画
◆ 施工者-戸田建設
◆ 解体工事-2023年02月01日
◆ 着工-2024年01月16日
◆ 竣工-2027年02月末旬予定


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TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 
 ラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 」の「ルーフトッププール」のイメージです。「三菱地所」は、渋谷区道玄坂二丁目にて権利者と推進している「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」におけるホテル棟に、「テイクアンドギヴ・ニーズ」が運営するのホテルの出店が決定しました。開業は 2027年3月頃を予定しています。客室単価は、50,000円~300,000円を想定しています。

 引用資料 テイクアンドギヴ・ニーズ(2022/05/18)
 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 」出店決定

TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称)
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目38番他
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約60m
◆ 延床面積-約13,000㎡
◆ 客室数-120~130室(客室サイズ28㎡〜120㎡)
◆ 客室単価(想定)-50,000 円~300,000円
◆ 共用施設-ルーフトッププール&バー、ルーフトップレストラン、オールデーダイニング、スペシャリティレストラン、シアタールーム、スパ、ジム
◆ 開業-2027年03月頃予定


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「スパイメージ」です(引用:テイクアンドギヴ・ニーズ)。


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「断面図」です(引用:テイクアンドギヴ・ニーズ)。


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「平面図」です。「渋谷マークシティ・ウエスト」の北側になります。現在は駐車場となっている部分は再開発に参画しません。そのため街区の一体的な再開発が不可能なため、敷地の中央が凹んだ形状になります(引用:三菱地所)。


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老朽化した「(1)道玄坂スヤマ、(2)世界堂ビル、(3)新大宗ビル1号館、(4)新大宗ビル2号館、(5)新大宗ビル3号館、(6)新大宗ビル4号館、(7)新大宗ビル5号館」などを解体しました(引用:渋谷区)。


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「周辺地図 」です(引用:三菱地所)。


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「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の2024年2月の建設状況です(写真提供読者さん)。


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東側部分の様子です(写真提供読者さん)。


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「クラムシェル」です(写真提供読者さん)。


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少し西側部分です(写真提供読者さん)。


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少し西側部分です(写真提供読者さん)。


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「駐車場」だった部分は再開発に参画しません。そのため街区の一体的な再開発が不可能なため、敷地の中央が凹んだ形状になります(写真提供読者さん)。


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少し西側部分です(写真提供読者さん)。


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「油圧ショベル」です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です。建設予定地の既存建物の地上躯体は解体が終わり姿を消しています(提供読者さん)。


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「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年3月 9日 (土)

渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟) 東急百貨店東横店西・南館解体工事 & JR渋谷駅の橋上駅舎化工事 2024年2月の状況

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-渋谷スクランブルスクエア-
 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの「東棟」、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの「西棟」、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの「中央棟」を建設します。施設の正式名称は「渋谷スクランブルスクエア」です。

 「渋谷スクランブルスクエア、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄」は、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」を2019年11月1日に開業しました。「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」は、既存建物の解体完了後に本体工事に着手し、2027年度の完成を目指します。

● 東急東横店(西館・南館)の解体工事
 「東急東横店」は、2020年3月31日をもって営業を終了しました。この部分は「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」及び「渋谷駅橋上駅舎」の建設予定地となります。
 
 現在、「東急百貨店東横店西・南館解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています。

● JR渋谷駅の橋上駅舎化!
 JR渋谷駅においては、南側にあった埼京線ホームの移設(山手線ホームとの並列化)、山手線の1面2線化、駅コンコースの拡充およびバリアフリー設備の整備等を行い、人々が利用しやすい駅を目指します。2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」の建設に合わせて、JR渋谷駅が橋上駅舎化されます。新たにJR渋谷駅の3階に「改札口」が新設されます。


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「全体完成時イメージ」です(引用:JR東日本)。


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「東急百貨店東横店西・南館解体工事」の2024年2月の状況です。「東急百貨店東横店西・南館解体工事」の解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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北側部分です(写真提供読者さん)。


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駅前広場です(写真提供読者さん)。


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中央部分です(写真提供読者さん)。


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南側部分です(写真提供読者さん)。


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駅前広場です(写真提供読者さん)。


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2023年11月30日に竣工した地上39階、地下4階、高さ179.97mの「渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー」です(写真提供読者さん)。


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先行してJR渋谷駅直上の北側に飛び出した部分が建設されています(引用:JR東日本)。


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先行して「埼京線」の上空で橋上駅舎化工事が行われています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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南側の「クレーン」です(写真提供読者さん)。


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まだ供用開始されていませんが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」の屋根の上部には自由通路「スカイデッキ」も整備されています(写真提供読者さん)。



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2024年3月 8日 (金)

「西武鉄道新宿線」の4駅が高架駅に! 「西武鉄道新宿線(井荻~西武柳沢駅間)」連続立体交差事業 2024年3月6日に事業に着手!

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-西武鉄道新宿線(井荻駅~西武柳沢駅間)-

 「西武鉄道新宿線(井荻駅~西武柳沢駅間)連続立体交差事業」は、東京都の「2020年に向けた実行プラン」の一事業で、西武鉄道新宿線の 井荻駅~西武柳沢駅間の約5.1km(5,125m)を高架化(高架橋区間は約4.7km)し、区間内の「上井草駅、上石神井駅、武蔵関駅、東伏見駅」の4駅を高架駅とするものです。

 千川通りなど19か所の踏切を除去し、踏切遮断による交通渋滞や踏切事故の解消を図るほか、鉄道で分断されていた地域の一体化、駅周辺の街づくり推進による地域活性化を目的に掲げています。

● 2024年3月6日に事業に着手!
 2024年3月6日に、国土交通省から都市計画事業の認可を取得し、事業に着手しました。事業は、井荻駅付近から西武柳沢駅付近までの約5.1kmの区間について、鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するとともに、鉄道高架構造物に沿って、側道(鉄道付属街路)を約3.0kmを整備するものです。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2024/03/06)
 西武鉄道新宿線の連続立体交差事業に着手します 井荻駅から西武柳沢駅間の19箇所の踏切を除却します

 「東京都、杉並区、練馬区、西東京市、西武鉄道」の5者により行われ、総事業費は約2,660億円(鉄道付属街路整備を含む)を想定しています。2037年度に立体化の完了を目指しています。


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「平面図」と「縦断図」です。


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上井草駅

 「上井草駅部標準断面図」です。島式1面2線の高架駅になります。


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上石神井駅

 「上石神井駅標準断面図」です。島式2面4線の高架駅になります。


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武蔵関駅

  「武蔵関駅標準断面図」です。島式1面2線の高架駅になります。


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東伏見駅

 「東伏見駅標準断面図」です。島式2面4線の高架駅になります。



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2024年3月 7日 (木)

渋谷区 「アベマタワーズ」の近く 「バンダイナムコホールディングス」が収容客数2,000人規模のコンサートホールを2026年春開業!

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-バンダイナムコホールディングス-

 「バンダイナムコホールディングス」が、渋谷に収容人数約2,000人規模のコンサートホールを建設し、2026年春に開業します。施設の開業に先立ち、運営を担う新会社「バンダイナムコベース」を設立します。新会社は、音楽事業・ライブ事業を担うバンダイナムコミュージックライブの100%子会社として、2024年4月1日に設立されます。

 引用資料 バンダイナムコホールディングス(PDF:2024/03/05)
 人と社会と世界とつながるバンダイナムコの情報発信基地が渋谷に誕生!収容客数2,000人規模のコンサートホールを渋谷に2026年春開業 運営会社「バンダイナムコベース」を2024年4月1日設立

 コンサートホールの開業により、多種多様な音楽・ライブイベントを通じ、「人と、社会と、そして世界とつながる場を提供していきたい」とし、グループの新たなIPの創出、アーティストの育成の場としてさまざまな挑戦をしていきます。

 コンサートホールは、バンダイナムコグループ内の利用だけでなく、さまざまな主催者のコンサート、ライブ、舞台、イベントなどにオープンに活用され、音楽やライブイベントを軸に多彩な情報を発信する情報発信基地を目指します。

新コンサートホール概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町31番1他(地名地番)
◆ 交通-JR「渋谷」駅より徒歩約10分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 敷地面積-3,419.47㎡
◆ 建設面積-2,733.59㎡
◆ 延床面積-8,231.58㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-劇場(興行場)
◆ 収容客数-約2,000人
◆ 建築主-バンダイナムコホールディングス
◆ 設計・監理-佐藤工業、とお一級建築士事務所
◆ 着工-2024年03月15日
◆ 開業-2026年春予定


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「建設予定地」です。南側は「Abema Towers(アベマタワーズ)」、北側は「日本アムウェイ本社ビル」です。


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新コンサートホールの建設予定地です。


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何故私が何の変哲もない駐車場を事前に撮影していたのかというと「Abema Towers(アベマタワーズ)」の名称が複数形になっていたからです。”もう1棟の「Abema Towers(アベマタワーズ)」がこの駐車場に建設されるかも?” と妄想していました(笑)。


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角度を変えて見た様子です。


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敷地の北側には、「日本アムウェイ本社ビル」が建っています。


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敷地の南側には、「サイバーエージェント」の本社である 地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ111.45mの「Abema Towers(アベマタワーズ)」が建っています。



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2024年3月 6日 (水)

「中野区新庁舎」が完成 2024年5月7日(火)に新庁舎に移転 巨大プロジェクト「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」への布石!

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-中野区新庁舎整備事業-
 昨日(2024年3月5日)の終値時点の東証の時価総額(普通株式ベース)は、プライム9,633,849億円、スタンダード293,207億円、グロース74,839億円です。合計するとちょうど1000兆円です。東証の時価総額が史上初めて1000兆円を超えた可能性があります。ただし、今日はニューヨークもナスダックも大幅に下がったので、日経平均もTOPIXも大幅に下がりそうですが・・・

 本題に戻って、中野区は、区役所・サンプラザ地区再整事業である巨大プロジェクト「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」を計画しています。中野区の新庁舎の建設はその布石となります。

 2020年2月に「中野区新庁舎整備事業 実施設計・施工業務」の企画提案公募型事業者選定が行われて、優先交渉権者が、「竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体」に決定しています。代表構成員が「竹中工務店」、構成員が「協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所」となっています。

「中野区新庁舎」の起工式が2021年6月24日に建設地で執り行われ、2021年7月1日に工事着手しました。概要は、地上11 階、塔屋1階、地下2階、高さ52.65m、延床面積47,286.65㎡です。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 新しい区役所整備の検討を進めています

中野区新庁舎整備事業の概要
◆ 計画名-中野区新庁舎
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目11番19号
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩6分
◆ 階数-地上11 階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部52.650m、軒高51,800m
◆ 敷地面積-8,557.38㎡
◆ 建築面積-3,855.81㎡
◆ 延床面積-47,286.65㎡(容積対象延床面積38,378.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎)
◆ 地震対策-免震構造(B1階柱頭部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム」を配置)
◆ 用途-庁舎
◆ 建築主-中野区
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体(竹中工務店、協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所)
◆ 解体工事-2020年12月
◆ 着工-2021年06月24日(起工式)、2021年07月01日(工事着手)
◆ 竣工-2024年02月28日予定
◆ 開設-2024年05月07日予定(新庁舎に移転)


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「敷地南東側の外観イメージ」です。


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「イベント時の西側広場イメージ(俯瞰)」です。


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「内観パース」です。


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「構造計画概要」です。基礎工法は「直接基礎(べた基礎)」、地震対策として「柱頭免震」を採用します。B1階柱頭部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム」を配置しています。


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「断面図(南北)」です。高さは、最高部52.650m、軒高51,800mとなっています。


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「1階の配置図」です。


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「整備事業計画地案内図」です。「計画地広域図」です。中野四季の都市(まち)」内の区有地に建設されます。


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「中野区新庁舎」の2024年2月の建設状況です。建物は完成しています(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。

● 2024年5月7日(火)に新庁舎に移転!
 「中野区役所」は、2024年5月7日(火曜日)に区役所は新庁舎に移転します。

 中野区公式ホームページ(2024/02/28)
 2024年5月7日(火曜日)に区役所は新庁舎に移転します


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「豊島区役所」もそうですが、このような複雑な外壁はメンテナンスが大変そうですね(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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現在の「中野区役所」です。中野区は、区役所・サンプラザ地区再整事業である巨大プロジェクト「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」を計画しています。



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2024年3月 5日 (火)

浜松町駅エリアの整備計画 芝浦エリアの歩行者専用道路 & 東京モノレールの橋脚の補強 2024年2月の建設状況

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-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

● 歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化
 「世界貿易センタービルディング、野村不動産、JR東日本、東京モノレール、鹿島建設」の5社は、浜松町駅西口開発計画、及び芝浦プロジェクトに合わせ、浜松町駅エリアの整備を推進しています。

 「浜松町駅」は、主要交通機関が集積する利便性の高いターミナル駅であり、羽田から東京の玄関口としての機能を果たしています。昨今、駅周辺では複数の大型再開発プロジェクトが進行しており、今後は更に駅利用者・来訪者・就労人口が増加し、都心部の拠点の一つとしてこれまで以上に重要な役割を担っていくこととなります。

 駅周辺エリアを広域的につなぐ歩行者ネットワークの構築、及び浜松町駅の交通結節点としての機能強化を図り、利便性の高い魅力ある都市環境を整備していきます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/05/18)
 【浜松町駅西口開発計画・芝浦プロジェクト】歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化を目的とした浜松町駅エリアの整備計画について

浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目44番2他(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-17.23m
◆ 敷地面積-7,488.34㎡
◆ 建築面積-2,013.33㎡
◆ 延床面積-1,109.19㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-駅舎
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鉄建建設
◆ 着工-2019年09月01日
◆ 竣工-2028年10月31日予定


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「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。


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「浜松町駅周辺エリアの位置関係(A・B・C・D・E・F)」です。

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「B:大門通り上の既存デッキ(2階レベル)から見た外観イメージ」です。

● 北口歩行者ネットワーク
 浜松町駅北口を中心に、竹芝・汐留方面、芝大門方面の各エリアをつなぐ歩行者ネットワークを形成します。線路を跨いで東西を繋ぐ自由通路はJR浜松町駅・東京モノレール浜松町駅の北口に新たに整備される改札(3階レベル)からフラットにアクセスできます(2026年度使用開始予定)。


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「C:南口自由通路 鳥瞰イメージ」です。

● 南口歩行者ネットワーク
 浜松町駅南口には既存の自由通路に加え新たな自由通路を整備し、混雑緩和やバリアフリーへの対応を図ります。これにより、浜松町二丁目エリアと、芝浦エリアをつなぐ歩行者ネットワークを強化します(新たな自由通路は2024年度使用開始予定。その後既存の自由通路を改修し、2026 年度全面使用開始予定)。


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「D:南口自由通路 芝浦側昇降口イメージ」です。


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「E:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。

● 竹芝・汐留方面と芝浦方面をつなぐ歩行者空間の整備
 浜松町駅東側には、旧芝離宮庭園に沿って歩行者専用道路を整備します。これにより、竹芝・汐留方面と、芝浦方面が緑豊かな空間でつながります。浜松町駅から芝浦プロジェクトにかけて庇を設置することにより、雨に濡れずアクセス可能となります。


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「F:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。


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「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。

● 中央広場を起点とした交通結節点の機能強化
 浜松町駅中央改札前にひろがる「中央広場」と、「ステーションコア」と呼ばれる歩行者ネットワークを一体整備することで、JR山手線・京浜東北線、東京モノレール、都営地下鉄、バスターミナル、タクシーの各交通機関とのスムーズな乗換を実現します。


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「芝浦エリアの歩行者専用道路」の2024年2月の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し南側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「首都高速都心環状線」の北側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「首都高速都心環状線」直下の川の北岸です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「首都高速都心環状線」直下です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「首都高速都心環状線」直下の川の南岸です(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し南側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「東京モノレール」の橋脚の補強を行っています(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し南側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「油圧ショベル」で掘削しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「芝浦プロジェクト」の西側です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年3月 4日 (月)

浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 & 南口自由通路 2024年2月の建設状況

Tokyohamamatucho220511
-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

● 歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化
 「世界貿易センタービルディング、野村不動産、JR東日本、東京モノレール、鹿島建設」の5社は、浜松町駅西口開発計画、及び芝浦プロジェクトに合わせ、浜松町駅エリアの整備を推進しています。

 「浜松町駅」は、主要交通機関が集積する利便性の高いターミナル駅であり、羽田から東京の玄関口としての機能を果たしています。昨今、駅周辺では複数の大型再開発プロジェクトが進行しており、今後は更に駅利用者・来訪者・就労人口が増加し、都心部の拠点の一つとしてこれまで以上に重要な役割を担っていくこととなります。

 駅周辺エリアを広域的につなぐ歩行者ネットワークの構築、及び浜松町駅の交通結節点としての機能強化を図り、利便性の高い魅力ある都市環境を整備していきます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/05/18)
 【浜松町駅西口開発計画・芝浦プロジェクト】歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化を目的とした浜松町駅エリアの整備計画について

浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目44番2他(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-17.23m
◆ 敷地面積-7,488.34㎡
◆ 建築面積-2,013.33㎡
◆ 延床面積-1,109.19㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-駅舎
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鉄建建設
◆ 着工-2019年09月01日
◆ 竣工-2028年10月31日予定


Tokyohamamatucho220512
「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。


Tokyohamamatucho220513
「浜松町駅周辺エリアの位置関係(A・B・C・D・E・F)」です。

Tokyohamamatucho220514
「B:大門通り上の既存デッキ(2階レベル)から見た外観イメージ」です。

● 北口歩行者ネットワーク
 浜松町駅北口を中心に、竹芝・汐留方面、芝大門方面の各エリアをつなぐ歩行者ネットワークを形成します。線路を跨いで東西を繋ぐ自由通路はJR浜松町駅・東京モノレール浜松町駅の北口に新たに整備される改札(3階レベル)からフラットにアクセスできます(2026年度使用開始予定)。


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「C:南口自由通路 鳥瞰イメージ」です。

● 南口歩行者ネットワーク
 浜松町駅南口には既存の自由通路に加え新たな自由通路を整備し、混雑緩和やバリアフリーへの対応を図ります。これにより、浜松町二丁目エリアと、芝浦エリアをつなぐ歩行者ネットワークを強化します(新たな自由通路は2024年度使用開始予定。その後既存の自由通路を改修し、2026 年度全面使用開始予定)。


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「D:南口自由通路 芝浦側昇降口イメージ」です。


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「E:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。

● 竹芝・汐留方面と芝浦方面をつなぐ歩行者空間の整備
 浜松町駅東側には、旧芝離宮庭園に沿って歩行者専用道路を整備します。これにより、竹芝・汐留方面と、芝浦方面が緑豊かな空間でつながります。浜松町駅から芝浦プロジェクトにかけて庇を設置することにより、雨に濡れずアクセス可能となります。


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「F:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。


Tokyohamamatucho220519
「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。

● 中央広場を起点とした交通結節点の機能強化
 浜松町駅中央改札前にひろがる「中央広場」と、「ステーションコア」と呼ばれる歩行者ネットワークを一体整備することで、JR山手線・京浜東北線、東京モノレール、都営地下鉄、バスターミナル、タクシーの各交通機関とのスムーズな乗換を実現します。


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「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」の2024年2月の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「タワークレーン」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「歩行者空間」の予定地です(写真提供SOCIO34050氏)。


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歩行者空間の予定地で「橋桁」の地組(じぐみ)を行っています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「橋桁」のアップです(写真提供SOCIO34050氏)。


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「南口自由通路」の建設現場を北西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「南口自由通路」の建設現場を南東側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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奥に「東京モノレール」が見えます(写真提供SOCIO34050氏)。


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南側を見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「首都高速都心環状線」直下の「芝浦エリアの歩行者専用道路」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し南側の「芝浦エリアの歩行者専用道路」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」の建築計画のお知らせです。「世界貿易センタービル」の再開発と一体的な整備になるので、工期が2019年9月1日~2028年10月31日(予定)と非常に長くなります(写真提供読者さん)。 



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2024年3月 3日 (日)

港区 地上39階、高さ約140mの「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」 東京都より権利変換計画の認可!

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-白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業-
 「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、幅員が狭い道路が多く、広場のようなまとまった空間が少ないほか、住宅と工場が混在するなど防災性に課題を抱えています。

 「東急不動産」は、「白金一丁目西部中地区 市街地再開発準備組合」が実施した参加組合員幹事企業募集において事業企画提案を行った結果、参加組合員幹事企業に選定されました。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、白金一丁目西部中地区市街地再開発組合の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、安全な都市基盤の形成による地域防災機能の強化、まちの新たなにぎわいの創出、良質な都市型住宅の導入と工場機能継続のための環境整備を図ります。

● 東京都より権利変換計画の認可!
 「東急不動産、大成建設、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産、日本郵政不動産」は2024年2月9日に、参加組合員として参画している「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」が東京都知事より、権利変換計画の認可を受けたと発表しました。2024年3月から解体工事が始まり、2025年6月本体工事がスタート、2028年度完成を予定しています。

白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区白金一丁目15、16ほか
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩3分
◆ 階数-(A街区)<高層棟>地上39階、地下1階、<中層棟>地上14階、地下1階、(B街区)地上4階、地下0階
◆ 高さ-(A街区)最高部約140m、(B街区)約15m
◆ 敷地面積-(A街区)約11,200㎡、(B街区)約1,000㎡
◆ 延床面積-(A街区)約97,719㎡、(B街区)約1,997㎡
◆ 用途-(A街区)共同住宅、店舗、子育て支援施設、(B街区)共同住宅、事務所、店舗、工場
◆ 総戸数-(A街区)973戸、(B街区)18戸
◆ 建築主-白金一丁目西部中地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-東急不動産、大成建設、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産、日本郵政不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ コーディネーター-ユーディ都市建築研究所
◆ 解体工事-2024年03月
◆ 着工-2025年06月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、 「白金アエルシティ」の道路を挟んだ北西側です。


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「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の予定地の南東角です。


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更に北側です。


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「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北東角です。



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2024年3月 2日 (土)

地上20階、高さ約100mの世界最大規模となる「木の本店ビル」 東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事 2024年2月の状況

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は10,147.61㎡です。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトを2021年9月30日にまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 「東京海上日動ビル」に本店機能を置く「東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命保険」の3社は、三菱地所が開発した「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 常盤橋タワー」に本店を移転しました。2021年12月から順次移転を開始し、2022年6月までに移転を完了しています。 

● 新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめ!
 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめました。

 東京海上ホールディングス(PDF:2022/08/01)
 新・本店ビルのデザインについて

 新・本店ビルのエクステリアは、「丸の内」の街並みに調和し、日本の玄関口である東京駅と皇居を結ぶ行幸通りに面した場所に相応しい洗練された気品のある佇まいを表現しました。

 デザイン上の重要な役割は木材が担っています。新・本店ビルは、構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる高さ100mの「木の本店ビル」として生まれ変わります。

東京海上日動ビルの建て替えの概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目6番1号
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-建物高さ約100m
◆ 敷地面積-10,147.61㎡
◆ 延床面積-約130,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、木造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、駐車場等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 設計者-Renzo Piano Building Workshop、三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体
◆ 解体(地上躯体解体)-2022年10月01日~2024年02月15日予定
◆ 着工-2024年12月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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立ち並ぶ力強い大木が人々にを与えるデザイン

 新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

● Renzo Piano Building Workshop
 新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しました。日本においては「関西国際空港ターミナルビル」などの実績があります。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「東京海上日動ビル本館・新館 地上解体工事」の2024年2月の状況です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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北側の「新館」の地上躯体は姿を消しています(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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南側の「本館」の地上躯体は姿を消しています(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です(写真提供読者さん)。


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(解体前)東京海上日動ビル 本館
 
「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」を北東側から見た様子です。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に竣工しました。概要は、地上25階、塔屋2階、地下4階、高さ108.1m、延床面積約63,120㎡です。当初は、地上30階、高さ約128mで計画されていましたが、皇居の美観を損ねるとして、軒高が約100mに変更されました。


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(解体前)東京海上日動ビル 新館
 
「東京海上日動ビル 新館」を南東側から見た様子です。「新館」は、1986年12月に竣工しました。概要は、地上16階、地下4階、延床面積約52,620㎡です。



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2024年3月 1日 (金)

日本橋に森をつくる 国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」 2024年2月の建設状況

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-国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル計画-

 「三井不動産」と「竹中工務店」は、東京都中央区日本橋本町一丁目において、木造高層建築物として国内最大・最高層となる賃貸オフィスビルの新築計画の検討に着手しました。

 想定規模は、地上17階、高さ約70m、延床面積約26,000㎡で、今後、詳細の検討を進め、2023年着工、2025年竣工を目指しています。主要な構造部材には、「竹中工務店」が開発した耐火集成材「燃エンウッド」など、最先端の耐火・木造技術を導入する予定です。

 また、木材は三井不動産グループが保有する森林のものをはじめ、国産材を積極的に使用していくことで、建築資材の自給自足および森林資源と地域経済の持続可能な好循環を実現させ、環境に優しくCO2排出の削減にも寄与するプロジェクトを目指していきます。

● (仮称)日本橋本町一丁目3番計画
 「三井不動産」は2024年1月4日に、完成すれば国内最大の木造混構造の賃貸オフィスビルになる「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」に着工しました。2026年9月30日に竣工予定です。概要は、地上18階、地下1階、 高さ約84m、延床面積27,452.22㎡です。

 引用資料 三井不動産(2024/01/11)
 国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル着工 「日本橋に森をつくる」 “終わらない森”創りを通じた持続可能な社会の実現に貢献

(仮称)日本橋本町一丁目3番計画の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋本町一丁目3番地
◆ 交通-東京メトロ銀座線「三越前」駅、東京メトロ銀座線「日本橋」駅
◆ 階数-地上18階、地下1階
◆ 高さ-最高部約84m
◆ 敷地面積-2,502.95㎡
◆ 建築面積-1,547.69㎡
◆ 延床面積-27,452.22㎡
◆ 用途-オフィス、研究所、店舗
◆ 構造-木造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-CLTを用いた耐震壁・制震壁
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年01月04日
◆ 竣工-2026年9月30日予定


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「エントランスホール 完成予想パース」です。


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「オフィス専有部 イメージパース」です。


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「構造概要」です。


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「耐火・木造技術」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の2024年2月の建設状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています(写真提供読者さん)。


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「ドリリングバケット」と「掘削土」です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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