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2024年4月

2024年4月30日 (火)

千葉県市川市 京葉ガス市川工場跡地開発事業 地上29階、高さ約104mの「リーフシティ市川 ザ・タワー」 公式ホームページがオープン!

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-京葉ガス市川工場跡地開発事業-

 「京葉ガス」は、JR市川駅前の「I-linkタウンいちかわ」の南側にある京葉ガス市川工場跡地およびその周辺所有地において、新たな街づくりを目指しています。京葉ガス市川工場跡地開発事業は、地域の活性化と防災に資する街づくりを進めることにより、エリア価値の向上と地域課題解決に寄与することを目的としています。

 開発予定地は、「京葉ガス」がガス製造工場として活用していましたが、2006年に操業を停止しガス製造設備等の解体撤去などを進めていました。その後、跡地の活⽤について検討を進め、開発事業計画をまとめたことから市川市へ宅地開発事業計画相談書を提出し、宅地開発事業計画相談結果通知書を受領しました。

 開発事業にあたっては、「三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、イオンリテール、三菱地所リアルエステートサービス」と共同で⾏っていきます。今後、市川市をはじめ行政機関との調整のうえ、2023年5月末から順次着工し、段階的に供用開始予定です。

● リーフシティ市川 ザ・タワー
 開発事業の中で一番規模が大きいのがタワーマンションです。概要は、地上29階、地下0階、高さ104.15m、延床面積72,346.45㎡、総戸数672戸(他に保育施設1区画)です。「リーフシティ市川 ザ・タワー」として公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 リーフシティ市川 ザ・タワー

リーフシティ市川 ザ・タワーの概要
◆ 計画名- (仮称)千葉県市川市市川南二丁目(京葉ガス市川工場跡地)計画 共同住宅(分譲)・保育所
◆ 所在地-千葉県市川市市川南⼆丁目89番1他(地番)
◆ 交通-JR総武本線「市川」駅より徒歩7分
◆ 階数-地上29階、地下0階
◆ 高さ-104.15m
◆ 敷地面積-(施設全体)38,552.98㎡、(タワー棟)12,200.02㎡
◆ 建築面積-6,106.66㎡
◆ 延床面積-72,346.45㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(免震ゴム、減衰こま、免震ダンパー)
◆ 用途-共同住宅、保育所
◆ 総戸数-672戸(他に保育施設1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 竣工-2026年12月下旬予定
◆ 入居開始-2027年03月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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免震構造

 基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」、地震対策として「免震構造」を採用しています。基礎部と建物の間に設置した「免震ゴム、減衰こま、免震ダンパー」の3種類の「免振装置」を採用しています。


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「敷地配置図完成予想CG」です。


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「位置図」です。


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「京葉ガス市川工場跡地」の再開発前の様子です。北側に見える超高層ツインタワーは、JR市川駅前の「I-linkタウンいちかわ」です。



 

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2024年4月29日 (月)

横浜文化体育館再整備事業 横浜市で4カ所目のアリーナ 開館した「横浜BUNTAI(よこはまぶんたい)」

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-横浜BUNTAI-

 1962年に完成した「横浜文化体育館」は竣工から50年以上が経過し老朽化が激しくなっていました。そこで横浜市は本館をメインアリーナとして建て替えた上で、隣接する横浜市立横浜総合高等学校旧校舎跡地にサブアリーナ「横浜武道館」を新設することになりました。2020年7月には先行して「横浜武道館」が開館しました。

 横浜市中区の旧横浜文化体育館の後継施設「横浜BUNTAI」が、2024年4月1日に開館しました。これに先立ち3月23日に現地で「横浜BUNTAI開館記念式典」を開催しました。

 観客席収容人数は約5,000席で、アリーナ床面積は約2,560㎡(横約64m×縦約40m)となっています。アリーナは横に長いため、ステージ席とアリーナ席が近く、音楽ライブやスポーツ大会時などは、一体感と臨場感のある鑑賞・観戦が可能となります。

 開館は2024年4月1日でしたが、こけら落とし公演は、横浜出身の人気アーティスト・ゆずの「YUZU LIVE 2024 AGAIN AGAIN in 横浜BUNTAI」を4月6日・7日に実施しました。

 引用資料 公式ホームページ
 横浜BUNTAI

 引用資料 大成建設
 横浜支店 横浜文化体育館再整備事業に係るメインアリーナ建設業務作業所

● 横浜市で4カ所目のアリーナ!
 横浜市のアリーナ会場が、「Kアリーナ横浜(座席数20,033席)、横浜アリーナ(収容人数17,000人)、ぴあアリーナMM(収容人員12,141人」の3カ所ありますが、観客席約5,000席の「横浜BUNTAI」が新たに加わりました。

横浜BUNTAIの概要
◆ 計画名-横浜文化体育館再整備事業(仮称)メインアリーナ
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区不老町二丁目7番地1
◆ 交通-JR京浜東北線・根岸線「関内」駅徒歩6分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅徒歩4分、横浜市営地下鉄「関内」駅徒歩8分
◆ 階数-地上3階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-約21m
◆ 敷地面積-10,057.23㎡
◆ 建築面積-7,997.46㎡
◆ 延床面積-15,462.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 観客席-約5,000席
◆ 建築主-横浜市(株式会社YOKOHAMA文体)
◆ 設計者-梓設計・アーキボックス・大成建設設計共同企業体
◆ 監理者-梓設計・アーキボックスJV
◆ 施工者-大成建設・渡辺組建設共同企業体
◆ 着工-2022年01月01日
◆ 竣工-2024年01月31日(竣工)、2024年03月23日(開館記念式典)
◆ 開館-2024年04月01日(開館)、2024年04月06日(こけら落とし公演)


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「横浜BUNTAI」です。


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「横浜BUNTAI」です。


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「スポーツ時」です。


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「ライブ時」です。


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「2階平面図」と「断面図」です。アリーナは、横約64m×縦約40mと横長になります。


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「位置図」です。JRや横浜市営地下鉄の「関内駅」の近くです。


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2024年4月1日に開館した「横浜BUNTAI(よこはまぶんたい)」です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。「電線類地中化」が行われていないのが残念です。


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角度を変えて見た様子です。


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「BUNTAI」のロゴです。ライブにたくさんの人が並んでいます。


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階段です。


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ホテルコメント横浜関内

 「スターツホテル開発」は2024年4月1日に、アリーナ施設「横浜BUNTAI」に隣接して、客室数116室の「ホテルコメント横浜関内」を開業しました。「横浜BUNTAI」とは、2階部分で接続されています。


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横浜武道館

 隣接する横浜市立横浜総合高等学校旧校舎跡地にサブアリーナ「横浜武道館」を建設しました。先行して2020年7月24日にが開館しました。


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「横浜武道館」を角度を変えて見た様子です。



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2024年4月28日 (日)

横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業 竣工した地上43階、高さ約178mの「THE YOKOHAMA FRONT(ザ ヨコハマ フロント)」

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-横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業-

 「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」は、JR東日本が建設している(仮称)横浜駅西口開発ビル計画の「JR横浜鶴屋町ビル(鶴屋町棟)」と一体的に整備されます。

 当初は、地上44階、地下2階、最高高さ約190mで計画されていましたが、地上43階、地下2階、最高高さ約180mに変更になっています。外観デザインも大幅に変更されました。

● THE YOKOHAMA FRONT(ザ ヨコハマ フロント)
 「横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合」は2023年8月4日に、「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業(施設名称 THE YOKOHAMA FRONT/ザ ヨコハマ フロント)」において、国際交流と情報発信機能などを備える「(仮称)グローバルスカイコモンズ」、短期・中期の滞在ニーズに応える「ホテル・サービスアパートメント」、横浜駅きた西口に位置する鶴屋町の界隈性を取り入れた「商業施設」の保留床取得者として、相鉄アーバンクリエイツと東急が決定したと発表しました。

 引用資料 相模鉄道(PDF:2023/08/04)
 横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業 施設名称「THE YOKOHAMA FRONT/ザ ヨコハマ フロント」のブランドロゴマーク決定・(仮称)グローバルスカイコモンズ、ホテル・サービスアパートメント、商業施設の保留床取得者が決定

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売のため閉鎖)
 ザ・ヨコハマフロントタワー(THE YOKOHAMA FRONT TOWER) 

 概要は、地上43階、地下2階、高さ178.43m、延床面積79,333.20㎡です。タワーマンション部分は、「ザ・ヨコハマフロントタワー(THE YOKOHAMA FRONT TOWER)」、総戸数459戸(一般販売対象外住戸35戸含む)他に宿泊施設・店舗・事務所等となっています。

 「ザ・ヨコハマフロントタワー(THE YOKOHAMA FRONT TOWER)」は、2024年4月下旬に入居開始予定です。4階一部および6~12階の「相鉄ホテルズ ザ・スプラジール 横浜」と最上階の複合施設「フラグヨコハマ」は、2024年6月20日にオープン予定です。

ザ・ヨコハマフロントタワー(THE YOKOHAMA FRONT TOWER)の概要
◆ 計画名-横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目41番、42番
◆ 交通-JR線「横浜」駅徒歩3分、東急東横線「横浜」駅徒歩3分、横浜高速鉄道みなとみらい線「横浜」駅徒歩3分、京浜急行電鉄本線「横浜」駅徒歩3分、横浜市交通局ブルーライン 「横浜」駅徒歩8分、相鉄本線「横浜」駅徒歩9分
◆ 階数-地上43階、地下2階
◆ 高さ-最高部178.43m
◆ 敷地面積-6,687.15㎡
◆ 建築面積-4,939.13㎡
◆ 延床面積-79,333.20㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、店舗、事務所、ホテル、サービスアパートメント、集会所
◆ 総戸数-459戸(一般販売対象外住戸35戸含む)他に宿泊施設・店舗・事務所等
◆ 客室数-全221室(相鉄ホテルズ ザ・スプラジール 横浜)
◆ 建築主-横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合(参加組合員 相鉄不動産、東急)
◆ 設計者・監理者-松田平田設計・UG都市建築・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年10月10日
◆ 竣工-2024年03月
◆ 入居開始-2024年04月下旬
◆ 開業-2024年06月20日予定(相鉄ホテルズ ザ・スプラジール 横浜、フラグヨコハマ)




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「ブランドロゴマーク」です。


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「建物外観完成予想CG」です。


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「各用途概要」です。


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「建物外観完成予想CG」です。


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「建物外観完成予想CG[」です。


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「5階エントランスラウンジ完成予想CG」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「ザ・ヨコハマフロントタワー(THE YOKOHAMA FRONT TOWER)」は、2024年3月竣工しました。


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「ザ・ヨコハマフロントタワー(THE YOKOHAMA FRONT TOWER)」は、2024年4月下旬から入居開始予定です。


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4階一部および6~12階の「相鉄ホテルズ ザ・スプラジール 横浜」と最上階の複合施設「フラグヨコハマ」は、2024年6月20日にオープンする予定です。


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「THE YOKOHAMA FRONT」のロゴです。


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下層階の様子です。


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エントランスです。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。


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角度を変えて見た様子です。



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2024年4月27日 (土)

JR原宿駅 地域に親しまれてきた西洋風建物「旧駅舎」の外観を再現 「原宿駅旧駅舎跡地開発」の新築工事に2024年5月末頃着手!

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-原宿駅-
 渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設して、2020年3月21日より新しい駅舎を供用開始しました。新しい駅舎の供用開始により、地域に親しまれてきた西洋風建物の旧原宿駅舎は役目を終えて閉鎖されました。

 貴重な文化財として保存を望む声も多かったのですが、「JR東日本」は、駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎の解体します。

 旧駅舎建物は、尖塔を載せたハーフティンバー様式のデザインが、街のシンボルとして親しまれてきました。新駅舎の隣に、旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替えます。

 防火地域に適した材料を用いて、地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を可能な限り再現して建替えを行います。新たな建物では、まちの個性を活かしたにぎわい集う拠点づくりを進めます。

 旧駅舎は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会終了後に解体を行う予定としていましたが、大会の延期に伴い、防火等の安全性を考慮して、2020年8月下旬より解体工事に着手しました。

● 旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替え!
 
JR東日本は2024年4月23日に、渋谷区の原宿駅の旧駅舎跡地の開発を2024年5月末頃に着手すると発表しました。旧駅舎が持つモダンな外観を再現した商業施設を整備します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/04/23)
 原宿駅旧駅舎跡地開発の工事着手について

 設計は「JR東日本建築設計」、デザイン監修を「平田晃久建築設計事務所」、施工を「東急建設」が担当します。2026年12月の完成を目指します。

 概要は、地上4階、地下1階、延床面積約1,170㎡です。「時とつながる」「まちとつながる」「文化とつながる」という3つの「つ
ながる」をコンセプトとし、旧駅舎の外観を再現しながら商業施設として整備します。

原宿駅旧駅舎跡地開発の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目18-20
◆ 階数-地上4階、地下1階(旧駅舎外観再現含む)
◆ 高さ-約16m
◆ 敷地面積-約760㎡(再現駅舎含む)
◆ 延床面積-約1,170㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本建築設計
◆ デザイン監修-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2024年05月末頃予定
◆ 竣工-2026年12月予定
◆ 開業-2026年度冬予定


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「位置図」です。


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地上4階、地下1階の「商業施設」です。


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「旧駅舎外観再現」部分です。


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現役だった頃の旧原宿駅舎

 旧原宿駅舎は、1924年に建設された駅舎です。役目を終えるまでは木造駅舎としては東京都内最古で、関東の駅百選に認定されていました。駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎は解体されました。



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2024年4月26日 (金)

「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 船橋競馬場大規模改修工事 船橋競馬場のスタンドが2024年4月29日(祝・月)にフルオープン!

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-船橋競馬場大規模改修工事-
 1950年8月21日に開場した「船橋競馬場」は、千葉県船橋市に所在する地方競馬の競馬場です。競馬の主催者は「千葉県競馬組合」で、土地・施設は「よみうりランド」から賃借しています。

 「船橋競馬場」は、築50年以上が経過し躯体や設備が老朽化したため、「よみうりランド」は、成長戦略「飛躍」に基づき、船橋競馬場において観覧スタンドの全面的な建て替えや入場口新設などの改修計画を策定しました。

 「船橋競馬場大規模改修工事」では、観覧スタンドを全面的に建て替え、耐震を強化することにより快適かつ安心して観戦できるようにします。大型集客施設の正面に入場口を新設すると共に、場内には子供たちが馬と触れ合えるエリアを新規につくることで新たな客層を取り込み、地域にとっても賑わいのある施設へと生まれ変わります。万が一の災害時には防災拠点として地域へ貢献します。

 引用資料 よみうりランド(PDF:2019/03/27)
 船橋競馬場 大規模改修について

 現在は、競馬の開催を続けながらスタンドを全面的に建て替える工事が進んでいます。レース開催中は工事を止めていますが、それ以外は時間を決めて工事を行っています。「競走馬」に配慮して振動や騒音を最大限抑制して工事を行っています。

● スタンドが2024年4月29日(祝・月)にフルオープン!
 船橋競馬場では、大規模改修工事を続けてきた新スタンドが2024年4月29日(祝・月)にフルオープンします。ボックスルームやフラットルームなどのバラエティ豊かな特別観覧席をはじめ、ベビールームやバリアフリートイレを設けるなど、ユニバーサルデザインに配慮した新スタンドとなっています。

 引用資料 千葉県競馬組合(2024/04/01)
 船橋競馬場のスタンドが4月29日(祝・月)にフルオープン!新たに増設されるバラエティ豊かな特別観覧席に大注目!豊富なメニューを揃えた多彩な飲食店でグルメも充実!

船橋競馬場大規模改修工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松一丁目2890-1の一部、他4筆(地番)
◆ 交通-京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩約5分、JR「南船橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-25.900m
◆ 敷地面積-332,044.59㎡
◆ 建築面積-31,690.45㎡
◆ 延床面積-43,341.29㎡(建築全体43,527.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 建築主-よみうりランド
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2024年03月31日
◆ オープン-2024年04月29日(フルオープン)


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「新スタンド イメージ」です。


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「新入場口 イメージ」です。


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「商業施設側から見た完成イメージ」です。


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「周辺地図」です。


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大規模改修工事前の「船橋競馬場」です。


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「船橋競馬場大規模改修工事」の2024年4月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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スタンドのアップです。2024年4月29日(祝・月)にフルオープンします(写真提供読者さん)。


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新スタンドA棟
 既存のスタンドの西側部分約3分の1を解体して、「新スタンドA棟」が建設されました。「新スタンドA棟」は、2022年2月14日にオープンしました(写真提供読者さん)。


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新スタンドB棟

 東側に既存のスタンドが約3分の2残っていましたが、解体されました。この部分に「新スタンドB棟」と「運営エリア(千葉県競馬組合事務所や騎手ルームなど)」が建設されました。スタンドが2024年4月29日(祝・月)にフルオープンします(写真提供読者さん)。


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「新スタンドB棟」のスタンドです(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「新入場口」です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場大規模改修工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年4月25日 (木)

JR東日本 (仮称)渋谷駅南口橋上駅舎新築工事 新南改札は現在の位置から約200m北側に移動 2024年7月21日から供用開始!

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-渋谷駅南口新駅舎-

 「JR東日本」は2024年4月23日に、渋谷駅の新南改札を移転し、2024年7月21日初電から使用を開始すると発表しました。JR東日本は渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合、東急、渋谷区と協力し、渋谷駅の国道246号南側のまちづくりを推進しており、駅へのアクセス性向上のため、線路上空に駅舎を新設中です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/04/23)
 渋谷駅新駅舎の一部使用開始及び新南改札の移転について

 新南改札は現在の位置からおよそ200m北側に移動し、山手線・埼京線の両ホームへ直接アクセスが可能になります。引き続き2027年3月の新駅舎全面開業に向けて、コンコースおよび上部オフィスフロアの整備を進めていきます。

 渋谷駅の南口橋上駅舎は、地上6階、地下0階、延床面積約5,300㎡です。フロア構成は、「1~2階」が ホーム、荷捌きスペース、「3階」が駅設備、オフィスエントランス、店舗(改札内2店舗、改札外2店舗)、「4~6階」が賃貸オフィス約3,000mとなる予定です。

渋谷駅南口新駅舎の施設概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目20-3 外
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-33.810m
◆ 敷地面積-1,715.67㎡
◆ 建築面積-1,408.19㎡
◆ 延床面積-5,257.03㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-深礎工法
◆ 用途-駅舎、店舗、事務所 
◆ フロア構成-(1~2階) ホーム、荷捌きスペース、(3階) 駅設備、オフィスエントランス、店舗(改札内2店舗、改札外2店舗)、(4~6階)賃貸オフィス約3,000㎡
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-渋谷駅改良(南)工事共同企業体
◆ 着工-2020年07月31日
◆ 竣工-2027年03月31日予定
◆ 供用開始-2024年07月21日(一部供用開始) 、2027年03月予定(全面供用開始)


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「新駅舎への通路」です。


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「3階(コンコース)平面図」です。


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「位置図(2024年7月21日初電から)です。


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「(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年4月24日 (水)

大宮駅グランドセントラルステーション化構想 「新東西通路(延長約260m×幅員15m)」を新設、「東武線大宮駅」を1面2線から2面3線に増強して橋上化!

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-大宮駅の新東西通路の整備-

 さいたま市は2024年4月22日、「大宮グランドセントラルステーション(GCS)構想」の一環として推進している大宮駅の大規模改良計画の検討状況を明らかにしました。その中で、構想の目玉となる「新東西通路整備計画」について、調査設計時点の完成予想パースを初めて公開しました。

 引用資料 建設通信新聞(2024/04/23)
 大宮駅新東西通路/延長260m、幅員15mに/東武は2面3線・橋上化/さいたま市のGCS構想

 新東西通路の整備計画によると、通路の延長は約260m、幅員は15mを想定しています。ガラス製の屋根とし、駅北側に整備します。新東西通路沿いには、JRと東武アーバンパークラインの改札を新設します。東武線大宮駅の駅舎は橋上化し、スムーズな乗り換えを誘導します。

 新東西通路の整備に合わせて、東武線大宮駅は、現在の1面2線から2面3線構造に増強します。ホームは新東西通路の南側に約60m延伸します。6両編成対応で、ホームドアや車いす対応エレベーター、エスカレーター併設階段を設置します。


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「計画平面図(コンコース階)」です。「新東西通路」は、「東西連絡通路」の北側に整備します。


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「交流広場から東武大宮駅を望む」です。


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「大宮駅東口」です。


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JR大宮駅の「東西連絡通路」です。


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「大宮駅西口」です。



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2024年4月23日 (火)

築地地区まちづくり事業 総延床面積は驚異の約117万㎡ 用途に応じて2万席~5万7000席に変形する「超可変性の全天候型スタジアム」が凄すぎる!

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-築地市場跡地の再開発事業-
 
築地地区では、都心の大規模な土地、歴史・文化資源などのポテンシャルを生かしながら、民間の力を最大限に活用して、東京の持続的な成⾧につながるまちづくりを進めていくこととしています。

 2018年5月に外部の有識者から成る築地再開発検討会議により取りまとめられた「築地まちづくりの大きな視点」を踏まえ、2019年3月、東京都として築地のまちづくりの将来像や方向性、進め方を示した「築地まちづくり方針」を策定しました。

 また、築地地区まちづくり事業については、2022年3月事業実施方針を策定し、2022年11月には、2023年度内の事業予定者決定に向け事業者募集要項等を公表しました。

 2023年8月30日に「築地市場跡地の再開発事業」について、「三井不動産」を中心とする企業連合が提出した案の概要を日本経済新聞の電子版が報じました。再開発への参加意思が判明したのは三井不動産連合が初めてとなります。

● 三井不動産を中心としたグループに決定!
 
東京都は2024年4月19日に、事業社を「三井不動産」を中心とする「トヨタ不動産、読売新聞グループ本社、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店、日建設計、パシフィックコンサルタンツ、朝日新聞社、トヨタ自動車」の計11社のグループに決定しました。企業体のグループ名は「ONE PARK×ONE TOWN」です。

 引用資料 東京都都市整備局(PDF:2024/04/19)
 ONE PARK×ONE TOWN

 再開発区域は、隅田川に面した194,679.11㎡の都有地です。一般定期借地権で事業者に70年間貸し付けます。計画案によると、スタジアムは全天候・超多機能型施設で、コンサートや大規模展示会の開催も想定しています。空飛ぶ自動車の発着場やオフィス棟、ホテル棟などを設ける予定です。2025年度に着工予定で、オフィス棟などを除いて大半の施設は2032年度にも完成予定、2038年度までの全面開業を目指します。


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超可変性の全天候型スタジアム(2万席~5万7000席)!
 再開発の目玉となるのが「超可変性の全天候型スタジアム」です。約5万人収容を基本にしながら、可動席や仮設席を活用することで目的に応じてフィールドと客席を移動させることが可能です。

 可動席と仮設席を活用し、2万席~5万7000席の中で、用途に応じてフィールドと客席が形を変え、スタジアム、アリーナ、劇場、展示場へと専用化する超多機能施設となります。想定イベントは「ラグビー、野球、サッカー、バスケットボール、eスポーツ、MICE、音楽ライブ、コンサート、演劇等」です。

 場面転換によって最適な観戦・体験環境を整え、最先端のデジタル 技術と音響・演出装置によって、最高の臨場感、高揚感、没入感を提供します。

● 総延床面積はなんと驚異の約117万㎡!
 2024年4月22日に「三井不動産」から追加情報が発表されました。総延床面積はなんと驚異の約117万㎡です。「内幸町一丁目街区」の約110万㎡、第2六本木ヒルズと言われている「(仮称)六本木五丁目西地区」の約109万㎡より総延床面積が広くなります。

 引用資料 三井不動産(2024/04/22)
 東京都が募集する「築地地区まちづくり事業」の事業予定者に選定

築地地区まちづくり事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区築地五丁目及び築地六丁目各地内
◆ 活用都有地面積-194,679.11㎡
◆ 総延床面積-約1,170,000m
◆ 主要建物-大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)、ライフサイエンス・商業複合棟、MICE・ホテル・レジデンス棟、舟運・シアターホール複合棟など合計9棟
◆ 事業者-三井不動産(代表企業)、トヨタ不動産、読売新聞グループ本社
◆ 協力者-朝日新聞社、トヨタ自動車
◆ 設計者-日建設計、パシフィックコンサルタンツ
◆ 施工者-鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2032年度予定(第一期建築工事:大半の施設が完成予定)、2038年度予定(第二期建築工事)
◆ 総事業費-約9,000億円


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「野球、ソフトボール」時のイメージパースです。


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「コンサート」時のイメージパースです。


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「ラグビー、アメリカンフットボール、サッカー」時のイメージパースです。


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「バスケット」時のイメージパースです。


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「アイスホッケー」時のイメージパースです。


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「展示場」時のイメージパースです。


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「今後の予定」です。2032年度の第一期建築工事の完了で、大半の施設が完成予定です。


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「築地市場跡地の再開発事業」の予定地です。活用都有地面積194,679.11㎡です。面積約19haと広大です。



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2024年4月22日 (月)

JR船橋駅南口 「西武船橋店」の跡地 地上51階、高さ約193mの「(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事」 2024年4月中旬の状況

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-西武船橋店の跡地 -

 千葉県の「船橋駅」の南口に「西武船橋店」がありましたが、2018年2月28日に閉店しました。「本館」と道路を挟んだ「LOFT館」で構成していました。

 「セブン&アイ・ホールディングス」の商業施設ディベロッパー「セブン&アイ・クリエイトリンク」が「西武船橋店」跡に計画する再開発の検討状況が明らかになり、地上48階、地下2階、高さ約150mの商業施設付きの超高層タワーマンション、船橋市には低層階に「船橋市民文化ホール」を移転することを提案していました。

 その後、計画が大きく見直されました。開発主体が「セブン&アイ・ホールディングス」から「大和ハウス工業」に変更になりました。「大和ハウス工業」は、LOFT館・駐車場館跡地と既存建物を2020年3月に取得、本館跡地と既存建物を「セブン&アイホールディングス」と「ユアサ・フナショク」から2021年5月19日に取得しました。

 「西武船橋店LOFT館」跡地には、「大和ハウス工業」により2棟のオフィスビル「(仮称)船橋駅前プロジェクトノース棟」と「(仮称)船橋駅前プロジェクトサウス棟」が建設されました。ノース棟は「大和ハウス工業東関東支社」、サウス棟は「グラノード船橋(GRANODE FUNABASHI)」となっています。

 2023年2月6日に「第146回船橋市都市計画審議会」が開かれ、船橋都市計画本町1丁目特定街区の変更案が報告されました。 旧西武百貨店船橋店本館跡地の開発にあわせて特定街区を変更しました。高さの最高限度が高層部200mとなりました。

 引用資料 船橋市・公式HP(2023/02/08)
 第146回船橋市都市計画審議会の会議概要

 旧西武百貨店船橋店本館跡地は、計画名が「(仮称)船橋市本町1丁目計画新築工事」で、概要は地上51階、地下1階、高さ193.00m、延床面積89,897.69㎡、総戸数677戸です。

(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市本町一丁目115番6、七丁目1150番4
◆ 交通-JR総武本線「船橋」駅、東武野田線(東武アーバンパークライン)「船橋」駅、京成電鉄本線「京成船橋」駅
◆ 階数-地上51階、地下1階
◆ 高さ-193.00m
◆ 敷地面積-6,668.16㎡
◆ 建築面積-5,309.89㎡
◆ 延床面積-89,897.69㎡(施設全体)、59,997.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリー造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業施設、駐車場等 
◆ 総戸数-677戸
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2021年09月02日~2024年09月30日予定
◆ 着工-2024年10月予定
◆ 竣工-2028年03月予定


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「断面時」です。


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「南面の鳥瞰図」です。


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「立面イメージ」です。


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「平⾯図」です。


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「船橋都市計画特定街区」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事」の2024年4月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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ゲートから内部を見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。「既存基礎障害撤去工事、北側地下通路埋戻し工事」が行われています(写真提供読者さん)。


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週間の「作業予定」です(写真提供読者さん)。


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船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事

 「長谷工コーポレーション」の施工で、西武船橋店本館の解体工事である「船橋市本町1丁目計画 既存建物解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると、注文者が「大和ハウス工業」、解体工事の工期が2021年9月2日~2024年9月30日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」です(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」で、「既存基礎障害撤去工事」が行われています(写真提供読者さん)。


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複数の円筒形のコンクリートは、撤去された「地中障害物」です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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別角度から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)船橋市本町1丁目計画 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「西武船橋店」です。



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2024年4月21日 (日)

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画(Ⅰ期) 2024年4月中旬の建設状況

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-三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY-

 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」は、1981年4月2日に「ららぽーと船橋ショッピングセンター」としてオープンしました。オープン時の核テナントは「ダイエー」と「そごう」でした。

 現在は「ダイエー」と「そごう」は店名としては存在しますが、会社としては存在ません。あの頃、スーパーで一番勢いがあった「ダイエー」、百貨店で一番勢いがあった「そごう」が会社としては存在しないのが、流通業界の競争の激しさと歳月を感じます。
 
 「三井不動産」は、1981年4月の開業以来、多くの顧客に愛された「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」の北館の一部(約70店舗)を、2023年1月9日持って一時閉館しました。

 今回の一時閉館は、北館の建替え計画に伴うものです。建替えスケジュールおよび新施設の詳細については、今後改めて発表します。解体工事の工期は、2023年3月16日~2024年1月31日の予定です。

● ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画の着工!
 「三井不動産」は、千葉県船橋市にて推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」について、Ⅰ期・Ⅱ期に分けて段階的に行う建替え工事のうち、Ⅰ期の建築を着工しました。Ⅰ期の開業は2025年秋を予定しています。Ⅱ期再開業時には、本格的なスポーツ・エンターテインメントイベントが開催可能な屋内型スタジアムコートも新設します。

 引用資料 三井不動産(2024/03/25)
 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」Ⅰ期建築着工、2025年秋再開業予定 ~ スポーツ・エンターテインメントの力を活用した、次の時代のららぽーとへ ~

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館の概要
◆ 計画名-ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目4-7 他
◆ 交通-JR京葉線・JR武蔵野線「南船橋」駅徒歩5分、京成本線「船橋競馬場」駅徒歩10分
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-21.3m
◆ 敷地面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>136,456.87㎡
◆ 建築面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後88,600.08㎡、<北館>建替え後36,618.81㎡
◆ 延床面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後333,684.66㎡、<北館>建替え後103,109.50㎡
◆ 店舗面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後約117,700㎡、<北館>建替え後約60,200㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物品販売業を営む店舗
◆ 店舗数-(Ⅰ期)約100店舗、(Ⅱ期)未定
◆ 駐車台数-約6,800台(ららぽーとTOKYO-BAY全体)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者(Ⅰ期)-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計)大成建設株式会社
◆ 監理者(Ⅰ期)-大成建設
◆ 施工者(Ⅰ期)-大成建設・阿部建設 共同企業
◆ 着工(Ⅰ期)-2024年03月
◆ 竣工・開業(Ⅰ期)-2025年秋予定


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」外観CGです。


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」ハーバー通りCGです。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「南船橋エリアにおけるミクストユースの街づくり」です。


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「位置図」です。


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「ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画」の2024年4月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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高い所から見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側部分です(写真提供読者さん)。


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中央部分です(写真提供読者さん)。


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「油圧ショベル」」です(写真提供読者さん)。


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「ロードローラー」」です(写真提供読者さん)。


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「ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画」の建設計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年4月20日 (土)

築地市場跡地の再開発事業 「三井不動産」を中心とする企業連合に決定 約5万人を収容可能な屋根付きスタジアムなど 総事業費は約9,000億円!

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-築地市場跡地の再開発事業-
 
築地地区では、都心の大規模な土地、歴史・文化資源などのポテンシャルを生かしながら、民間の力を最大限に活用して、東京の持続的な成⾧につながるまちづくりを進めていくこととしています。

 2018年5月に外部の有識者から成る築地再開発検討会議により取りまとめられた「築地まちづくりの大きな視点」を踏まえ、2019年3月、東京都として築地のまちづくりの将来像や方向性、進め方を示した「築地まちづくり方針」を策定しました。

 また、築地地区まちづくり事業については、2022年3月事業実施方針を策定し、2022年11月には、2023年度内の事業予定者決定に向け事業者募集要項等を公表しました。

 2023年8月30日に「築地市場跡地の再開発事業」について、「三井不動産」を中心とする企業連合が提出した案の概要を日本経済新聞の電子版が報じました。再開発への参加意思が判明したのは三井不動産連合が初めてとなります。

● 三井不動産を中心としたグループに決定!
 
東京都は2024年4月19日に、事業社を「三井不動産」を中心とする「トヨタ不動産、読売新聞グループ本社、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店、日建設計、パシフィックコンサルタンツ、朝日新聞社、トヨタ自動車」の計11社のグループに決定しました。企業体のグループ名は「ONE PARK×ONE TOWN」です。

 引用資料 東京都都市整備局(PDF:2024/04/19)
 ONE PARK×ONE TOWN

 再開発区域は、隅田川に面した194,679.11㎡の都有地です。一般定期借地権で事業者に70年間貸し付けます。計画案によると、スタジアムは全天候・超多機能型施設で、コンサートや大規模展示会の開催も想定しています。空飛ぶ自動車の発着場やオフィス棟、ホテル棟などを設ける予定です。2025年度に着工予定で、オフィス棟などを除いて大半の施設は2032年度にも完成予定、2038年度までの全面開業を目指します。

 約5万人を収容可能な屋根付きスタジアムは、企業グループの中には「読売新聞グループ本社」もあり、プロ野球「巨人」の新たな本拠地となる可能性が高いです。

 スポニチ(2024/04/20) 
 巨人、築地に移転? 32年開業予定5万人収容スタジアム 開場36年、東京ドームの老朽化懸念


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「施設等の概要」です。


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「都民の主体的な活動の舞台となる広場・緑イメージ」です。


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「景観イメージ」です。

● 航空法の高さ制限を大幅に緩和?
 手前の「築地市場跡地の再開発事業」を大きく描いていると思いますが、「汐留シオサイト」の超高層ビル群と比べると最も高いビルは高さ300mを超えているように見えます。このあたりの航空法の高さ制限は制限高(標高)約210m~約220mなので、「国家戦略特区」の特例により大幅に高さ制限が緩和されると思わます。


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「多彩なスポーツ・文化・芸術イベント、大規模展示を開催可能な収容人数約5万人の全天候・超多機能型施設」です。世界選手権をはじめとした各種スポーツ大会、コンサート、大規模展示会等の開催を想定しています。プロ野球「巨人」の新たな本拠地となる可能性が高いです。

● 目的に応じて2万席~5万7000席に変形!
 約5万人収容を基本にしながら、可動席や仮設席を活用することで目的に応じてフィールドと客席を移動させることが可能です。2万席~5万7000席の中で、観客にとってベストの観戦体験と環境を生み出すことを目指します。スポーツだけでなく、音楽ライブ、演劇、大規模な展示会での使用も視野に入れます。最先端のデジタル技術、音響・演出装置などの導入も予定しています。


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「今後の予定」です。2032年度の第一期建築工事の完了で、大半の施設が完成予定です。


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「築地市場跡地の再開発事業」の予定地です。活用都有地面積194,679.11㎡です。面積約19haと広大です。


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敷地南側です(写真提供読者さん)。


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敷地中央です(写真提供読者さん)。


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敷地北側です(写真提供読者さん)。



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2024年4月19日 (金)

森トラスト Advance2030 品川・三田エリアの3棟「三田3丁目MTビル、三田43MTビル、三田MTビル」の一体再開発計画!

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-港区三田三丁目の再開発予定地-

 森トラストは、「虎ノ門パストラル」跡地、「赤坂ツインタワー」建て替え、「三田43MTビル」を中心とした再開発など、東京都港区内で計画している3件の開発予定地に積極投資しています。

 第一弾の「虎ノ門パストラル」跡地は、地上38階、地下3階、高179.95mの「東京ワールドゲート 神谷町トラストタワー」として、2020年3月16日に竣工しました。

 第二弾の「赤坂ツインタワー」建て替えは、地上43階、塔屋2階、地下3階、高さ209.14mの「東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー」として、2024年8月に竣工予定です。

 第三弾の「三田43MTビル」を中心とした再開発は、北側から「三田3丁目MTビル、三田43MTビル、三田MTビル」の連続した3棟の再開発になります。3棟共に「森トラスト」の所有となっています。敷地面積は3棟合計で11,065.62㎡(1,604.19㎡+5,971.63㎡+3,489.80㎡)です。

● Advance2030
 「森トラスト」の公式ホームページに中長期ビジョン「Advance2030」が掲載されました。その中で「三田3丁目MTビル、三田43MTビル、三田MTビル」の3棟の一体再開発計画について触れられています。

 引用資料 森トラスト・公式ホームページ
 Advance2030

 日刊建建設工業新聞(2024/04/18)
 森トラスト/田町駅のオフィスビル3棟一体再開発へ、中長期ビジョンに位置付け


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「品川・三田エリアに保有するビル3棟の一体再開発計画」の予定地です。


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「森トラスト」による港区三田三丁目の再開発予定地を南西側から見た様子です。手前の道路は「第一京浜」です。


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三田MTビル
 一番南側にあるのが「三田MTビル」です。再開発される予定ですが、耐震補強工事(新耐震基準と同等の耐震性能を実現)は実施済です。

三田MTビルの概要
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目13-12
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下1階
◆ 敷地面積-3,489.80㎡
◆ 延床面積-21,043.02㎡ 
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1974年09月


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三田43MTビル

 中央にあるのが「三田43MTビル」です。再開発が予定されている3棟の中で、敷地面積、延床面積共に最も広いです。

三田43MTビルの概要
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目13-16
◆ 階数-地上16階、塔屋2階、地下3階
◆ 敷地面積-5,971.63㎡
◆ 延床面積-44,354.46㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1983年03月


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三田3丁目MTビル(旧:明治安田生命三田ビル)

 一番北側にあるのが「三田3丁目MTビル(旧:明治安田生命三田ビル)」です。「森トラスト」は2013年12月、港区三田三丁目のオフィスビル「明治安田生命三田ビル」を明治安田生命保険から取得しました。「明治安田生命三田ビル」は、「三田3丁目MTビル」に改称されています。

 「森トラスト総合リート投資法人」は2014年12月、港区三田三丁目のオフィスビル「三田MTビル」をスポンサーである「森トラスト」に売却しました。

三田3丁目MTビル(旧:明治安田生命三田ビル)の概要
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目14-10
◆ 階数-地上12階、塔屋1階
◆ 敷地面積-1,604.19㎡
◆ 延床面積-9,649.47㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 竣工-1982年07月



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2024年4月18日 (木)

JR総武線津田沼駅北口 「津田沼パルコA館」の解体 跡地は「三井不動産レジデンシャル」のタワーマンション? 2024年4月中旬の解体状況 

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-津田沼パルコA館跡地-

 「三井不動産レジデンシャル」は、JR総武線津田沼駅北口にあり、千葉県船橋、習志野の2市にまたがる商業施設「津田沼パルコA館」の跡地で、商業と共同住宅の複合開発を計画しています。「三井住建道路」の施工により既存建物の解体工事が行われています。

 解体工事の作業が始まっており、解体工事の工事名は「(仮称)船橋市前原西二丁目計画 既存建物解体工事(地上部)」、工期は2023年7月18日~2024年5月15日(予定)です。

 「津田沼パルコ」は1977年7月1日に開業しました。「A館」と「北側の「B館」の2館で構成していましたが、2023年2月28日に閉店しました。「A館」は閉店しましたが、「B館」は、既存建物を活用しながら商業施設「Viit(ビート)」として2023年3月16日にリニューアルオープン、その後店舗が順次オープンしています。

 「A館」は敷地面積約2,793㎡です。解体工事の注文者は「三井不動産レジデンシャル」なので、「三井不動産レジデンシャル」による超高層タワーマンションが建設され、下層階が店舗になるのでしょうか?


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南側から見た「津田沼パルコA館」の2024年4月中旬の解体状況です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「Viit(ビート)」との間です(写真提供読者さん)。


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「Viit(ビート)」との間です。2棟の連結部分の解体工事が終わっています(写真提供読者さん)。


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週間の「作業予定」です(写真提供読者さん)。


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解体工事の工事名は「(仮称)船橋市前原西二丁目計画 既存建物解体工事(地上部)」です。「三井住建道路」の施工により行われています(写真提供読者さん)。


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「労災保険関係成立票」です。工期は2023年7月18日~2024年5月15日(予定)です(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「津田沼パルコA館」です(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「津田沼パルコB館」です(写真提供読者さん)。



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2024年4月17日 (水)

横浜みみなとみらい21地区 「フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン」のショールームが勢揃い 「マクラーレン横浜」が2024月4月13日にオープン!

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-横浜みみなとみらい21地区の高級外車ショールーム-
 「横浜みみなとみらい21地区」には世界の名だたる高級外国車ブランドのショールームが集積しています。私が把握しているだけでも「ランボルギーニ、フェラーリ、ロールス・ロイス、マセラティ、ポルシェ、BMW、MINI、ジャガー、ランドローバー、アウディ、ジープ」のショールームがあります。こんな近距離にこれだけの高級外国車のショールームが集積しているのは日本でここだけです。

 スーパーカーメーカーと言えば「ランボルギーニ」と「フェラーリ」を思い浮かべますが、最近は「マクラーレン」を含めて3社を指す場合が多いです。「マクラーレン横浜」が2024月4月13日にオープンした事により、スーパーカーの3社のショールームが「横浜みみなとみらい21地区」に勢揃いしました。


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マクラーレン横浜

 イギリスのスーパーカーメーカー「マクラーレン・オートモーティブ」 は、日本において7番目となる正規販売拠点「マクラーレン横浜」を横浜みみなとみらい21地区にオープンしました。

 SKY GROUPが運営するブルース株式会社は、「マクラーレン麻布」の姉妹店である「マクラーレン横浜」を、横浜みなとみらいの世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」内にて、2024月4月13日(土)にオープンしました。

 引用資料 SKY GROUP(2024/04/13)
 「マクラーレン横浜」オープンのお知らせ

 ちなみにマクラーレンの正規販売店は「①東京(麻布)、②東京(赤坂)、③横浜、④名古屋、⑤大阪、⑥広島、⑦福岡」の7店舗です。「マクラーレン広島」は2023年12月2日にオープンしました。


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「マクラーレン横浜」の完成イメージです。「Kアリーナ横浜」内にて、2024月4月13日(土)にオープンしました。


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Nicole Competizione 横浜ショールーム

 Nicole Competizione合同会社は、フェラーリの販売拠点「Nicole Competizione 横浜ショールーム」を2023年10月13日にグランドオープンしました。けやき通りに面していた「フェラーリ横浜ショールーム」の移転です。移転先は「横浜コネクトスクエア」の1階になります。


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ランボルギーニ横浜

 「みなとみらいセンタービル」に、2017年1月21日に「ランボルギーニ横浜」がオープンしました。ショールームの運営は「ランボルギーニ麻布」と同じ「SKY GROUP」が行っています。

 ちなみに「ランボルギーニ」の正規販売店は「①札幌、②仙台、③東京(麻布)、④東京(目黒)、⑤横浜、⑥名古屋、⑦大阪、⑧神戸、⑨広島、⑩福岡」の10店舗です。


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ポルシェセンターみなとみらい

 「ウェスティンホテル横浜(The Westin Yokohama)」は、2022年6月13日に開業しました。先行して5月20日に「ポルシェジャパン」が、ポルシェ正規販売店のインプロブが「ポルシェセンターみなとみらい」を開業しました。

 「ウェスティンホテル横浜」の1階へと移転したため、移転先の向かいに位置する既存のショールームを「ポルシェセンターみなとみらい 認定中古車センター」としてリニューアルオープンしました。



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2024年4月16日 (火)

歴史的建造物の「横浜郵船ビル」を全面的に保存 地上21階、高さ約100mの「(仮称)横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」 2024年4月6日の状況

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-(仮称)横浜市中区海岸通計画-

 「神奈川県警察本部」の西側に歴史的建造物の「横浜郵船ビル」があります。「日本郵船」と「三菱地所」は、歴史的建造物の「横浜郵船ビル」の大部分を、保全・活用して建て替えます。

 再開発予定地は、西側の「横浜郵船ビル」と東側「横濱ビル」です。2棟共に「日本郵船」が100%出資する「郵船不動産」が所有しています。「三菱地所」はもちろんですが、「日本郵船」も「三菱金曜会」の有力企業です。

 計画名は「(仮称)横浜市中区海岸通計画」で、地上22階、塔屋2階、地下2階、高さ約112m(正確には111,100m)、延床面積約88,600㎡の超高層ビルを建設します。

 横浜市は2021年10月11日に、(仮称)横浜市中区海岸通計画に係る第2分類事業判定届出書添付資料の閲覧を行いました。全面的とも言える計画の大幅な見直しが行われました。

 当初は西側の歴史的建造物の「横浜郵船ビル」の大部分を、保全・活用して建て替えを計画していましたが、「横浜郵船ビル」を全面的に保存する事になりました。東側の「横濱ビル」のみの建て替えとなり、それに伴い概要も大幅に変更になりました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2021/10/29)
 第64回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和3年9月6日開催)

(仮称)横浜市中区海岸通計画の概要
◆ 所在地-横浜市中区海岸通三丁目9番
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅徒歩3分、JR「桜木町」駅徒歩10分、JR「関内」駅徒歩10分
◆ 階数-(A-1地区)地上21階、塔屋1階、地下1階、(A-2地区)地上7階、地下1階、(A-3地区)地上2階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(A-1地区)最高部99.99m、(A-2地区)約26m、(A-3地区)約16m
◆ 敷地面積-(A-1地区)4,944.21㎡、(A-2地区)約3,650㎡、(A-3地区)約1,900㎡
◆ 建築面積-(A-1地区)約3,610㎡、(A-2地区)約2,500㎡、(A-3地区)約500㎡
◆ 延床面積-(A-1地区)約70,560㎡、(A-2地区) 約7,400㎡、(A-3地区)約1,200㎡
◆ 構造-(A-1地区)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A-1地区)オフィス、展示場、飲食店舗、駐車場、(A-2地区)ホテル 等、(A-3地区) ホテル付帯施設 等
◆ 建築主-日本郵船、三菱地所
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2022年02月15日~2023年06月30日
◆ 着工-2024年04月01日
◆ 竣工-2027年01月29日予定


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「歴史的な街並み、商住エリアからの景観に配慮した高層デザインの考え方」です。


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「歴史的建造物の意匠を尊重した景観形成の考え方」です。


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「施設断面図(東西)」です。東側の「横濱ビル」のみの建て替えとなり、最高高さが約99mに変更になりました。



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「施設断面図(南北)」です。


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「施設配置図」です。


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「地区計画の区域(案)」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」の2024年4月6日の状況です。


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南側から見た様子です。


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南側から引いて見た様子です。


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内部の様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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敷地東側です。


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西側の歴史的建造物「横浜郵船ビル」です。


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「横浜郵船ビル」を全面的に保存します。


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「(仮称)横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」の建築計画のお知らせです。



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2024年4月15日 (月)

船橋市 収容1万人規模の大型多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ) 」 2024年4月17日に竣工! 

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-LaLa arena TOKYO-BAY-
 千葉県船橋市をホームタウンとする国内男子プロバスケットボールリーグBリーグの「千葉ジェッツふなばし」は、「ミクシィ」と戦略的業務資本提携を締結し、「ミクシィ」は株式の過半数を取得し、連結子会社化しています。

 「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に、大規模物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備しましたが、北側のJR京葉線沿いに「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」があります。「三井不動産」と「ミクシィ」は、ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場に新アリーナを建設します。

 「三井不動産」および「ミクシィ」は、今般、千葉県船橋市において収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」を建築着工しました。

 「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」は、B.LEAGUE1部に所属し、2020年~2021年シーズンチャンピオンの「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとして利用するほか、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会など様々なイベントに対応可能な施設を目指しています。

 「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」のすべてが収容客数1万人規模の大型多目的アリーナになる訳ではありません。一部に駐車台数1,007台の「(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画」が建設されます。

● 2024年4月17日に竣工!
 「三井不動産」と「MIXI」は、千葉県船橋市において収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」が、2024年4月17日(水)に竣工し、5月29日(水)にお披露目イベント、7月6日(土)・7日(日)にこけら落としとなる「Mr.Children tour 2024 miss you arena tour」を開催することを発表しました。

 引用資料 三井不動産(2024/04/08)
 千葉ジェッツのホームアリーナとなる大型多目的アリーナ 「LaLa arena TOKYO-BAY」4月17日竣工 5月29日 開業を記念したお披露目イベント実施 7月6日・7日 こけら落とし公演「Mr.Children tour 2024 miss you arena tour」を開催

 ”収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ” となっていますが、収容客数約11,000人(アリーナ面に座席を配置した場合)です。千葉県で一番大きいアリーナ会場が誕生します。

LaLa arena TOKYO-BAYの概要
◆ 計画名-船橋市浜町2丁目計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目5番15号
◆ 交通-JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅徒歩約6分
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-30.95m
◆ 敷地面積-19,978.52㎡
◆ 建築面積-13,368.05㎡
◆ 延床面積-29,409.08㎡(建築物全体30,947.96㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 収容客数-約11,000人(アリーナ面に座席を配置した場合)
◆ 建築主-三井不動産、ミクシィ
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 外装コンセプトデザイン-HKS
◆ ランドスケープデザイン-SWA Group
◆ 着工-2022年02月
◆ 竣工-2024年04月17日(竣工)
◆ 開業-2024年05月29日(お披露目イベント)、2024年07月06日(こけら落とし公演)

立体駐車場の概要
◆ 計画名-(仮称)ららぽーとTOKYO-BAY P10駐車場立体化工事計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目1番2の一部(地番)
◆ 交通-JR京葉線「南船橋」駅
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-20.71m
◆ 敷地面積-14,189.18㎡
◆ 建築面積-3,686.72㎡
◆ 延床面積-16,459.35㎡(建築物全体20,701.33㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-駐車場
◆ 駐車台数-1,007台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2022年02月
◆ 竣工-2023年02月


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LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)の「外観 CG」です。


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LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)の「鳥瞰 CG」です。


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「バスケットボール試合開催時 CG」です。


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「音楽コンサート開催時 CG」です。


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「位置図(狭域図)」です。


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東側から見た「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」です(写真提供読者さん)。


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桜の季節の竣工です(写真提供読者さん)。


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東側のエントランス部分です(写真提供読者さん)


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階段です(写真提供読者さん)。


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エントランス部分です(写真提供読者さん)


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植栽です(写真提供読者さん)。


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あまり見えない部分は、外装を含めかなりコストカットしているように見えます(写真提供読者さん)。


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サブアリーナ

 「メインアリーナ」に隣接する形で、約720㎡の「サブアリーナ」も設置しています。バスケットボールやバレーボール等の練習場や、イベント当日の物販会場として利用できます(写真提供読者さん)。


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「サブアリーナ」を別角度から見た様子です。「サブアリーナ」だけでではなく、「サブアリーナ」北側の広場もグッズ売場として使うと思われます(写真提供読者さん)。


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西側の「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」です。「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」と「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」は、歩行者デッキで接続されています(写真提供読者さん)。


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「ららぽーとTOKYO-BAY第10駐車場」を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。



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2024年4月14日 (日)

京成立石駅(葛飾区) 地上32階、高さ約120mの「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!

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-立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業-

 京成立石駅は、ジャンクション的な役目を果たす「青砥駅」の一つ手前の駅です。島式2面2線の地上駅ですが、「都市高速鉄道京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」が行われており、将来的には高架化されます。高架化工事に合わせるように駅の北口(立石駅北口地区)と南口(立石駅南口西地区、立石駅南口東地区)に再開発が計画されています。

 立石駅南口東地区では、立石駅南口東地区市街地再開発準備組合と準備組合に参加組合員予定者として参画している「野村不動産、阪急阪神不動産」が「立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業」を計画しています。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、立石駅南口東地区市街地再開発組合の設立を2024年4月15日(月)に認可します。市街地再開発事業の施行により、地域の防災性・安全性・利便性向上を図り、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新に資する市街地整備を行います。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2024/04/12)
 立石駅南口東地区市街地再開発組合の設立を認可しま

立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区立石一丁目の一部及び立石四丁目の一部
◆ 交通-京成電鉄押上線「京成立石」駅
◆ 階数-(A敷地)地上32階、塔屋1階、地下2階、(B敷地)地上3階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)約120m(塔屋を含まない)、(B敷地)約14m
◆ 施行区域面積-約10,000㎡
◆ 敷地面積-(A敷地)約5,060㎡ 、(B敷地)約760㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約3,350㎡ 、(B敷地)約530㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約52,915㎡、(B敷地)約1,400㎡
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、店舗、業務、公益等、(B敷地)店舗等
◆ 総戸数-(A敷地)約440戸
◆ 建築主-立石駅南口東地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-野村不動産、阪急阪神不動産
◆ 事業協力者-清水建設
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2030年度予定
◆ 総事業費-約341億円


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。「東地区」と「西地区」で構成されています。


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立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業

 「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」は、京成立石駅の南側に隣接する約1.3haの区域になります。街の賑わいを創出し、防災性の強化を図ることを目的に、京成押上線を高架化する連続立体交差事業と連携しながら、安全・安心な街づくりを進めています。

 「立石駅南口西地区市街地再開発準備組合」と、準備組合に参加組合員予定者として参画している「野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産」は、準備組合が進めている「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」について、2023年7月12日付で、葛飾区より都市計画決定の告示を受けました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2023/07/13)
 「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定のお知らせ -商業・住宅が一体となった駅前の複合再開発事業-

立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都葛飾区立石一丁目の一部
◆ 交通-京成電鉄押上線「京成立石」駅
◆ 階数-(A敷地)地上34階、地下1階、(B敷地)地上3階、地下0階
◆ 高さ-(A敷地)約125m、(B敷地)約10m
◆ 施行区域面積-約13,000㎡
◆ 敷地面積-(A敷地)約10,270㎡ 、(B敷地)約210㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約8,000㎡ 、(B敷地)約110㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約91,700㎡、(B敷地)約250㎡
◆ 容積対象床面積-(A敷地)約66,600㎡、(B敷地)約235㎡
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、店舗、事務所、駐車場、駐輪場、(B敷地)駐輪場、事務所
◆ 総戸数-(A敷地)約700戸
◆ 建築主-立石駅南口西地区市街地再開発組合(予定)
◆ 参加組合員予定者-野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産
◆ 事業コンサルタント-タカハ都市科学研究所
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


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「配置図」です(引用:野村不動産)。



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2024年4月13日 (土)

「春日部駅付近連続立体交差事業」と一体的に整備 中央一丁目地区第一種市街地再開発事業 4つの街区に地上27階×3棟、地上20階×1棟を想定!

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-中央一丁目地区第一種市街地再開発事業-
 埼玉県春日部市の「中央一丁目地区」では、鉄道の高架化(春日部駅付近連続立体交差事業)と一体となった魅力あるまちづくりに向けて、地元権利者が主体となり、にぎわいのある新たな拠点の創出、快適で利便性のある空間づくりの促進、安心・安全と環境に配慮した市街地再開発事業を目指しています。

 「中央一丁目地区」のまちづくりが、新しい事業として再起動する兆しを見せています。事業計画区域約2.6haを4つの街区に分け、各街区で準備組合を立ち上げ直す案が浮上しました。ある地権者は「本年度内に設立できるだろう」とみます。それぞれの街区に2万㎡程度のビルを段階的に整備する青写真を描いており、新しい駅前の顔となる再開発が進みそうです。

 日刊建設工業新聞(2024/04/12)
 中央一丁目地区(埼玉県春日部市)/4街区に分けまちづくり再起動

 春日部市 公式ホームページ
 中央一丁目地区第一種市街地再開発事業

 「第1街区、第2街区、第3街区、第4街区」の4つの街区に分けて再開発しますが、地権者間では「第1街区、第3街区、第4街区」を先行して整備する可能性が高い」との見立てがあります。

中央一丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 第1街区-地上27階(延床面積約20,790㎡)、地上4階(延床面積約3,400㎡)
◆ 第2街区-地上20階(延床面積約22,400㎡)、地上4階(延床面積約2,800㎡)
◆ 第3街区-地上27階(延床面積約19,980㎡)、地上3階(延床面積約1,860㎡)×2棟
◆ 第4街区-地上27階(延床面積約19,980㎡)


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再開発が想定されているのは、高架化が予定されている東武伊勢崎線(スカイツリーライン)春日部駅前の事業計画区域約2.6haです。


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春日部駅付近連続立体交差事業
 春日部駅周辺は、鉄道交通の要衝として発展してきました。しかし、中心市街地が鉄道で分断されているまちの構造は、人や物の往来が妨げられるだけでなく、商業などの活性化の妨げともなっています。

 そこで、「春日部市」では、これらの問題を解決し、埼玉県東部地域の拠点として発展していくために、鉄道の高架化による「春日部駅付近連続立体交差事業」を「埼玉県」および「東武鉄道」とともに計画しました。

 引用資料 春日部市・公式HP
 春日部駅付近連続立体交差事業の概要

 高架化区間は約2.9kmです。「東武伊勢崎線(スカイツリーライン)」の 内谷陸橋~古隅田川の約1.4km、「東武野田線(アーバンパークライン)」の内谷陸橋~八木崎駅手前の約1.5kmを高架化します。除却踏切数は10カ所です。春日部駅は、現在の3面5線から4面8線に拡充されます。2路線上下線で追い越しができる複線を設け、輸送力の増強を見込みます。

● 2021年3月30日に着工記念式典を開催!
 2021年3月30日に、「春日部駅付近連続立体交差事業」の着工記念式典を開催しました。事業は2031年の完成を目指します。全体の事業費約650億円のうち「埼玉県(国・春日部市の負担を含む)」が約510億円、「東武鉄道」が約140億円を負担します。


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春日部駅の「駅舎イメージ」です。春日部市は「クレヨンしんちゃん」が誕生した街です。



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「春日部駅部 概略図」です。春日部駅は、現在の3面5線から4面8線に拡充されます。私鉄でこんなにホームと線路の数が多い駅は極めて珍しいです。


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「春日部駅付近連続立体交差事業の概要」です。


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「縦断図」です。



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2024年4月12日 (金)

北仲通北地区(横浜市) 地上40階、高さ約158mの「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」 2024年4月6日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事-
 「北仲通北地区」は、2000年代に高さ約220m×1棟、高さ約170m×3棟の超高層ビルが合計4棟林立する開発イメージが公開されました。「リーマンショック」の影響もあり、2010年代中頃に入ってから本格的に開発が始まりました。

 「A-4地区」は「ザ・タワー横浜北仲」、「B-2地区」は「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」として竣工済みです。「A-1・2地区」には、「大和地所、住友不動産」が、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約150mの再開発ビルを建設予定です。

 「横浜市」は、 2021年9月3日に横浜市環境影響評価条例に基づき、(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画段階配慮書の縦覧を行い、概要が判明しました。これで「北仲通北地区」の4棟の超高層ビルの概要が判明しました。

 引用資料 横浜市(2022/10/28)
 第68回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年8月29日開催)

● 事後調査計画書(工事中)の縦覧!
 横浜市は、「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)」の縦覧を2023年10月25日から行いました。2023年8月4日の「環境影響評価書」では、「住宅棟」が、地上40階、塔屋3階、地下1階、高さ162mでしたが、今回の「事後調査計画書(工事中)」では、地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ158mに変更になっています。塔屋が1階減って高さが約4m低くなりました。

 引用資料 横浜市(2023/10/25)
 (仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)

(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目25番1
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅、JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上40階、塔屋2階(塔屋3階から変更)、地下1階、(事務所・店舗棟)地上6階、地下0階、(店舗棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部約158m(最高部約162mから変更)、建物高さ約150m、(事務所・店舗棟)建物高さ約35m
◆ 敷地面積-12,345.18㎡
◆ 建築面積-7,422.95㎡
◆ 延床面積-109,048.80㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(事務所・店舗棟)鉄骨造
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗
◆ 総戸数-704戸
◆ 事業者-東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険
◆ 設計者-熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2023年11月01日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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(変更後)
「施設断面図」です。


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(変更後)
建物高さ約150m+塔屋約8m=最高部約158mです。


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(変更前)「施設断面図」です。建物高さ約150m+塔屋約12m=最高部約162mです。


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(変更後)
「施設断面図」です。


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(変更前)「施設断面図」です。


Yokohamakitanaka230813
「施設配置図」です。


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「位置図」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た
「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」の2024年4月6日の建設状況です。


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「地中障害物撤去工事」と「柱状地盤改良工事」が行われています。


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「三点式パイルドライバ」です。間隔を空けて2連のアタッチメントが装着されています。「柱状地盤改良工事」を行っていると思われます。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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敷地東側です。


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内部の様子です。


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「汽車道」から見た様子です。


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「汽車道」の満開の桜です。


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「北仲通北地区B-1地区計画」の建築計画のお知らせです。工事施工者が「未定」となっていますが、「熊谷組」に決定しています。


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「都市景観形成行為のお知らせ」の「立面図(南側・北側)」です。



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2024年4月11日 (木)

地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」 「コンラッド横浜」と「(仮称)ラ・トゥール横浜」が進出 2024年4月6日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト-
 横浜市の新市庁舎に近接し、大岡川沿いにある北仲通北地区A-1、A-2地区の各開発計画が両地区をA-1・2地区として一体化するなどした新たなスキームで再始動しています。

 「大和地所」と「住友不動産」が事業者となり、共同住宅とホテルを主要用途となる超高層ビルを建設します。「タワー、中層部、低層部」で構成されます。

 「大和地所」と「住友不動産」は、横浜市中区で計画する大規模再開発事業「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の施工者を「鹿島建設」に決め、着工しています。

 「立面図」では、建物高さ約150mとなっています。以前公開されていた資料では、最高部約162m、建物高さ150mとなっていました。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。

● コンラッド横浜が進出!
 「大和地所」と「ヒルトン」は、ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド横浜」の運営受託契約を締結したことを発表しました。「コンラッド横浜」は「大和地所」が所有し、ヒルトンが運営し2027年の開業を目指します。

 引用資料 大和地所(PDF:2024/04/10)
 ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が横浜北仲通北地区に初進出 「コンラッド横浜」 2027年開業予定

 「コンラッド横浜」は、地上1階~16階に進出します。ホテル延床面積は約48,919㎡、客室数は約48㎡のスタンダードルームを中心とした全272室、共用施設は「料飲施設4店舗(オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バー)、ジム、スパ、屋内プール、宴会・会議場、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペル」となっています。

● (仮称)ラ・トゥール横浜が進出!
 18階~40階には、住友不動産の最上級賃貸レジデンス「ラ・トゥール」が横浜に初進出します。「(仮称)ラ・トゥール横浜」は、総戸数224戸で、入居開始は2027年1月の予定です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2024/04/10)
 「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」施設概要決定 横浜の歴史と未来をつなぐ北仲地区に 「コンラッド横浜」 及び 「(仮称)ラ・トゥール横浜」 2027年開業

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通六丁目103~126番地
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅、JR「桜木町」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(タワー)地上40階、塔屋2階、地下2階、(中層部)地上11階、地下1階、(低層部)地上7階、地下1階
◆ 高さ-(タワー)建物高さ150.00m、*塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます(中層部)約45m、(低層部)約31m
◆ 敷地面積-9,302.31㎡
◆ 建築面積-5,474.07㎡
◆ 延床面積-97,081.86㎡(ホテル延床面積約48,919㎡)
◆ 容積対象面積-69,739.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 総戸数-224戸((仮称)ラ・トゥール横浜)
◆ 客室数-272室(コンラッド横浜)
◆ 建築主-大和地所、住友不動産
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2026年11月30日予定
◆ 入居開始-2027年01月予定((仮称)ラ・トゥール横浜)
◆ 開業-2027年予定(コンラッド横浜)


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「外観完成予想図」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」を含む北仲通北地区のイメージです。


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夜景イメージです。


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「北中橋ゲート」です。


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「ホテル外観イメージ」です。外壁に「CONRAD」のロゴがある新しい外観イメージです。


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「南立面図」です。建物高さ約150mとなっています。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。


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「東立面図」です。


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「施設概要図」です。


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「配置図」です。


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「周辺状況」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の2024年4月6日の建設状況です。


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「タワー」部分です。掘削工事が行われています。「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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北東側から見た様子です。


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「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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敷地東側部分です。


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南東側部分です。


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敷地中央部分です。


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少し西側です。


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敷地西側部分です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2024年4月10日 (水)

JR関内駅前 地上33階、高さ約169mの「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」 「鉄骨建方」が本格化 2024年4月6日の建設状況

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-横浜市現市庁舎街区等活用事業-

 横浜市が2019年1月から公募を実施していた「現市庁舎街区活用事業」について3件の応募があり、横浜市現市庁舎街区等活用事業審査委員会において審査が行われ、答申を受領しました。

 この答申を踏まえ、「国際的な産学連携」「観光・集客」というテーマに沿った地区の賑わいと活性化の核づくり等の観点から、最も優れた提案を行った「三井不動産」を代表者とするグループを事業予定者として決定しました。

 「三井不動産」を代表者とする計8社のグループは、「(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、関内ホテルマネジメント(星野リゾートの全額出資子会社)」で構成されています。

 横浜市役所は、旧市庁舎のある関内駅前から北仲通地区の馬車道駅(桜木町駅)へ新築移転し、2020年6月29日に全面供用開始しました。そのため計画名が「横浜市現市庁舎街区等活用事業」から「横浜市旧市庁舎街区活用事業」に変更になっています。

 「三井不動産」を代表企業として、「鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート」の8社により推進中の「横浜市旧市庁舎街区活用事業」が着工いたしました。2025年12月に竣工・供用開始、2026年春にグランドオープンを予定です。

 引用資料 三井不動産(2022/07/12)
 JR「関内」駅前に「横浜市旧市庁舎街区活用事業」着工 旧市庁舎行政棟を保存・活用し、横浜の歴史や文化を継承 「新旧融合」の新たな街が2026年春グランドオープン

横浜市旧市庁舎街区活用事業の概要
◆ 計画名-(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町一丁目1番地
◆ 交通-JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
◆ 階数-(タワー棟)地上33階、塔屋2階、地下1階、(行政棟)地上8階、地下1階、(LVA棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部168.79m、(行政棟)最高部約55m、建築物約37m、(LVA棟)最高部約17m
◆ 敷地面積-16,522.02㎡
◆ 建築面積-約10,439㎡
◆ 延床面積-約128,567㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(タワー棟)高性能制震オイルダンパーと座屈拘束ブレースを用いた制震構造、(行政棟)免震構造
◆ 用途-オフィス、教育施設、観光・集客施設、商業施設、宿泊施設ほか
◆ 客室数-約280室
◆ 建築主-(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート
◆ 設計者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 施工者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ グランドオープン-2026年春予定


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MINATO-MACHI LIVE(みなとまち ライブ)

 街づくりコンセプトは「MINATO-MACHI LIVE(みなとまち ライブ)」です。「新旧融合」を特色に、旧市庁舎行政棟を保存・活用し横浜の文化を継承し、格式ある景観を形成します。また、次世代の横浜を象徴するエンターテインメント&イノベーションの拠点となり、新たな感動とにぎわいの源泉となる街を創造します。

● OMO7(おもせぶん)横浜 by 星野リゾート(仮称)
 旅のテンションをあげる都市ホテルブランド「OMO by 星野リゾート」は、地上8階の旧市庁舎行政棟を保存活用し、国内外の観光客を受け入れ、新たな横浜探訪の拠点となる都市観光ホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート(仮称)」を開業予定です。客室数は約280室を予定しています。


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「ライブビューイングアリーナ外観および駅前広場イメージ」です。


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「ライブビューイングアリーナ内部イメージ」です。


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「タワー棟断面」です。


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「オフィス高層バンク平面」です。オフィス基準階は、1フロア2,000㎡超、天井高2,800mm、奥行き最大約18mの整形無柱空間を実現し、内階段の設置にも対応可能な効率的なオフィスレイアウトを実現します。


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「街区配置図およびデッキ動線」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」の2024年4月6日の建設状況です。横浜スタジアムで行われた日向坂46の「齊藤京子卒業コンサート」と「5回目のひな誕祭」に行った友人に撮影してもらいました。


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東側から見た様子です。


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「鉄骨建方」が本格化しています。


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北側角です。


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北側から見た様子です。


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北側から引いて見た様子です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」の建築計画のお知らせです。


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「横浜スタジアム」で、2024年4月5日~7日にかけて「日向坂46」のライブが行われました。初日に「齊藤京子卒業コンサート」、2日目と3日目にデビュー5周年を記念したコンサート「5回目のひな誕祭」が行われました。


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「横浜スタジアム」です。


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「横浜赤レンガ倉庫」でグッズ販売が行われました。


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2024年4月5日に「齊藤京子卒業コンサート」が行われました。


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2024年4月6日と4月7日に「5回目のひな誕祭」が行われました。「齊藤京子卒業コンサート」と同じ枠を使ってますね。



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2024年4月 9日 (火)

横浜みなとみらい21地区 桜木町駅から新港ふ頭客船ターミナルへの歩行者ルート 「ハンマーヘッドウォーク」が開通!

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-ハンマーヘッドウォーク-

 「ハンマーヘッドウォーク」は、サークルウォークと新港ふ頭客船ターミナルを結ぶ全長168m×幅3mの歩行者専用デッキです。2021年度より事業を行っていましたが、2024年3月28日に開通しました。

 引用資料 横浜市・公式HP(PDF:2024/03/14)
 ハンマーヘッドウォークが開通します! ~桜木町駅から新港ふ頭客船ターミナルへの安全・快適な歩行者ルートが完成~

 デッキの完成により、桜木町駅からロープウェイを経て、新港ふ頭客船ターミナルへの安全・快適な歩行者ルートが完成しました。これにより、臨港パークから赤レンガ倉庫、大さん橋、山下公園に至る水際線のプロムナードともつながるため、都心臨海部のさらなる回遊性向上が期待できます。


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 「ハンマーヘッドウォーク」です。


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「ハンマーヘッドウォーク」です。


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「ハンマーヘッドウォーク」です。


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「位置図」です。


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「配置図」と「立面図」です。



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2024年4月 8日 (月)

浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 2024年4月上旬の建設状況

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-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

● 歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化
 「世界貿易センタービルディング、野村不動産、JR東日本、東京モノレール、鹿島建設」の5社は、浜松町駅西口開発計画、及び芝浦プロジェクトに合わせ、浜松町駅エリアの整備を推進しています。

 「浜松町駅」は、主要交通機関が集積する利便性の高いターミナル駅であり、羽田から東京の玄関口としての機能を果たしています。昨今、駅周辺では複数の大型再開発プロジェクトが進行しており、今後は更に駅利用者・来訪者・就労人口が増加し、都心部の拠点の一つとしてこれまで以上に重要な役割を担っていくこととなります。

 駅周辺エリアを広域的につなぐ歩行者ネットワークの構築、及び浜松町駅の交通結節点としての機能強化を図り、利便性の高い魅力ある都市環境を整備していきます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/05/18)
 【浜松町駅西口開発計画・芝浦プロジェクト】歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化を目的とした浜松町駅エリアの整備計画について

浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目44番2他(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-17.23m
◆ 敷地面積-7,488.34㎡
◆ 建築面積-2,013.33㎡
◆ 延床面積-1,109.19㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-駅舎
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鉄建建設
◆ 着工-2019年09月01日
◆ 竣工-2028年10月31日予定


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「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。


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「浜松町駅周辺エリアの位置関係(A・B・C・D・E・F)」です。

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「B:大門通り上の既存デッキ(2階レベル)から見た外観イメージ」です。

● 北口歩行者ネットワーク
 浜松町駅北口を中心に、竹芝・汐留方面、芝大門方面の各エリアをつなぐ歩行者ネットワークを形成します。線路を跨いで東西を繋ぐ自由通路はJR浜松町駅・東京モノレール浜松町駅の北口に新たに整備される改札(3階レベル)からフラットにアクセスできます(2026年度使用開始予定)。


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「C:南口自由通路 鳥瞰イメージ」です。

● 南口歩行者ネットワーク
 浜松町駅南口には既存の自由通路に加え新たな自由通路を整備し、混雑緩和やバリアフリーへの対応を図ります。これにより、浜松町二丁目エリアと、芝浦エリアをつなぐ歩行者ネットワークを強化します(新たな自由通路は2024年度使用開始予定。その後既存の自由通路を改修し、2026 年度全面使用開始予定)。


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「D:南口自由通路 芝浦側昇降口イメージ」です。


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「E:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。

● 竹芝・汐留方面と芝浦方面をつなぐ歩行者空間の整備
 浜松町駅東側には、旧芝離宮庭園に沿って歩行者専用道路を整備します。これにより、竹芝・汐留方面と、芝浦方面が緑豊かな空間でつながります。浜松町駅から芝浦プロジェクトにかけて庇を設置することにより、雨に濡れずアクセス可能となります。


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「F:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。


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「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。

● 中央広場を起点とした交通結節点の機能強化
 浜松町駅中央改札前にひろがる「中央広場」と、「ステーションコア」と呼ばれる歩行者ネットワークを一体整備することで、JR山手線・京浜東北線、東京モノレール、都営地下鉄、バスターミナル、タクシーの各交通機関とのスムーズな乗換を実現します。


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「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」の2024年4月上旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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既存デッキから見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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奥に「浜松町駅北口東西自由通路」の建設現場が見えます(写真提供SOCIO34050氏)。


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網で見づらいですが、JR線上で本格的に工事が行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「浜松町駅北口東西自由通路」の建設現場の北側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「浜松町駅北口東西自由通路」の建設現場の北側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「浜松町駅北口東西自由通路」の建設現場の南側です。グレーの養生シート部分は「北口橋上駅舎」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「北口橋上駅舎」は既存の「南口橋上駅舎」と接続され一体化します(写真提供SOCIO34050氏)。


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「歩行者空間」の建設予定地です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」の建築計画のお知らせです。「世界貿易センタービル」の再開発と一体的な整備になるので、工期が2019年9月1日~2028年10月31日(予定)と非常に長くなります(写真提供読者さん)。



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2024年4月 7日 (日)

地上40階、高さ約205mと地上51階、高さ約213mの「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」 2024年4月8日に再開発組合の設立を認可!

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-日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業-
 「日本橋一丁目東地区」では、「日本橋一丁目東地区市街地再開発準備組合」が再開発を検討しています。事業協力者として「三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産、清水建設」が参画しています。

 概要は、「A街区」は、地上40階、地下4階、高さ 約240m、延床面積 約274,000㎡、「B街区」は、地上52階、地下3階、高さ約225m、延床面積約120,000㎡です。

 引用資料 内閣府(PDF:2021/08/16)
 都市再生特別地区(日本橋一丁目東地区)都市計画(素案)の概要

 残念ながら「A街区」と「B街区」共に規模が縮小されました。「A街区」は、地上40階、地下4階、高さ約240m、延床面積約274,000㎡から地上40階、地下4階、高さ約205m、延床面積約274,000㎡に、「B街区」は、地上52階、地下3階、高さ約225m、延床面積約120,000㎡から地上51階、地下3階、高さ約213m、延床面積約110,000㎡に規模が縮小されました。

● 2024年4月8日に再開発組合の設立を認可!
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「日本橋一丁目東地区市街地再開発組合」の設立を2024年4月8日に認可します。土地の合理的かつ健全な土地利用と都市機能の更新を図り、魅力ある日本橋川沿いの親水空間及び安全で快適な歩行者環境の創出、高次な都市機能の導入、防災対応力の強化を行い、都市環境整備を図ります。

 引用資料 東京都都市整備局(2024/04/05)
 日本橋一丁目東地区市街地再開発組合の設立を認可します

 
「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の事業費として2942億4100万円を見込んでいます。このうち、工事費は1979億6200万円です。2026年10月から順次着工し、2032年度から2038年度にかけて竣工した街区からオープンする予定です。

日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業(A街区)の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目内
◆ 交通-都営浅草線「日本橋」駅、東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
◆ 階数-地上40階、地下4階
◆ 高さ-約205m
◆ 敷地面積-約10,620㎡
◆ 延床面積-約274,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、集会施設(カンファレンス)、駐車場等
◆ 建築主-日本橋一丁目東地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-東急不動産、三井不動産、日鉄興和不動産、清水建設
◆ コンサルタント-日本設計
◆ 着工-2026年10月予定
◆ 竣工-2032年01月予定

日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業(B街区)の概要

◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目内
◆ 交通-都営浅草線「日本橋」駅、東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
◆ 階数-地上51階、地下3階
◆ 高さ-約213m
◆ 敷地面積-約5,450㎡
◆ 延床面積-約110,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造 
◆ 用途-共同住宅、サービスアパートメント、生活支援施設、店舗、駐車場等
◆ 総戸数-568戸
◆ 建築主-日本橋一丁目東地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-東急不動産、三井不動産、日鉄興和不動産、清水建設
◆ コンサルタント-日本設計
◆ 着工-2028年02月予定
◆ 竣工-2032年03月竣工予定


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変更前の完成イメージ
 変更前は、「A街区」は、地上40階、地下4階、高さ約240m、延床面積約274,000㎡、「B街区」は、地上52階、地下3階、高さ約225m、延床面積約120,000㎡で計画されていました。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「日本橋一丁目東地区」の予定地を南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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編入を視野に検討中だった北西角の「日本橋郵便局」も参画します。


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「日本橋郵便局」を北東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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日本橋ダイヤビルディング

 地上18階、塔屋1階、地下1階、高さ89.281m、延床面積30,029.44㎡の「日本橋ダイヤビルディング」です。「日本橋ダイヤビルディング」 の西側も「日本橋一丁目東地区」に入っています。


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「日本橋ダイヤビルディング」の西側の広場は「B街区」に含まれます。



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2024年4月 6日 (土)

国家戦略特区 高さ約229mと高さ約227mの超高層ツインタワー「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」 2024年4月上旬の建設状況

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- (仮称)芝浦一丁目計画 新築工事

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の敷地に計画されている「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」は、総延床面積約55万㎡のビッグプロジェクトです。

 2期に分けて施工する計画で、先に南側の「S棟」を建設します。「S棟」の竣工後に、「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」を解体して、跡地に「N棟」を建設します。2031年3月の全体完成を目指します。

 「野村不動産」並びに「野村不動産ビルディング」と、「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である、「芝浦一丁目プロジェクト」の事業者として、2021年9月28日に起工式を執り行い、2021年10月1日に着工しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2022/05/23)
 延床面積約55万㎡大規模複合開発 「芝浦プロジェクト」 都心で空・海・緑を感じる新たな働き方 「TOKYO WORKation (トウキョウ ワーケーション)」を提案 ―東京湾岸部の景観を一新するオフィス・ホテル・商業施設・住宅の一体開発―

 引用資料 公式ホームページ
 芝浦プロジェクト

 「芝浦プロジェクト」では、都心の利便性と、眼前に広がる空と海を有する芝浦エリアならではの立地を活かし、「空と海、世界へひらかれたこの街で、新しい人と社会の未来をつくりだす」ことを目指します。

 その一環として、働き方や働く環境に求められる価値観が変化した今の時代に寄り添う新たな働き方、「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」を提案します。「ビジネスの中枢である東京都心で働くこと」と「空と海から得られる開放感」が融合し、自分に合ったスタイルで働くことが実現します。

芝浦プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1他 51筆
◆ 交通-(浜松町ビルディング基準)JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-(S棟)地上43階、地下3階、(N棟)地上45階、地下3階、(商業施設)地上1階~2階×5棟
◆ 高さ-(S棟)最高部228.88m、(N棟)最高部227.28m
◆ 敷地面積-(施設全体)39,819.13㎡(竣工時40,104.29㎡)
◆ 建築面積-(施設全体)28,192.39㎡ 
◆ 延床面積-(施設全体)550,392.29㎡ 
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業施設、ホテル、共同住宅、ビジネス交流施設、生活支援施設、駐車場、DHC施設等
◆ 総戸数-約144戸
◆ 建築主-野村不動産ビルディング、JR東日本
◆ 設計者-槇総合計画事務所、清水建設、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、日建設計
◆ 施工者-(S棟)清水建設、(N棟)未定
◆ 解体工事(S棟)2021年02月01日~2021年09月30日
◆ 着工-(S棟)2021年09月28日(起工式)、2021年10月01日(着工)、(N棟)2027年04月頃予定
◆ 竣工-(S棟)2025年02月予定、(全体)2031年03月31日予定

(備考) 敷地面積は、竣工時までに現状港区所有地(道路)を本敷地に編入することにより計40,104.29㎡になる予定です。


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「芝浦プロジェクト 完成予想パース」です。


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「芝浦プロジェクト 完成予想パース」です。


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プロジェクト概要

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の建替事業として、芝浦プロジェクトでは、2021年10月に着工した「S棟」と、2027年度着工の「N棟」からなるツインタワーの建設を予定しています(竣工予定時期 S棟2025年2月、全体2030年度)。

● 野村不動産グループが2025年に本社をS棟へ移転!
 「野村不動産ホールディングス」は、「野村不動産ホールディングス」および「野村不動産」をはじめとするグループ各社の本社を、2025年 2月に竣工を予定している、大規模複合開発「芝浦プロジェクト」S 棟に移転することを決定しました。


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ラグジュアリーブランド「フェアモント東京」

 最上級のパーソナルなサービスとラグジュアリーな体験を提供するため、S棟上層階には、欧州最大手のホテルグループであるアコーが手掛けるラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が日本へ初進出します。

 世界最大手のホテルグループである「アコー(本社:フランス・パリ)」のラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」の日本初進出となるホテル名称は「フェアモント東京」で、開業は2025年度を予定しています。


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「フロア構成図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「(仮称)芝浦一丁目建替計画新築工事」の予定地に建っている「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」です。地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ165.9mの超高層オフィスビルです。「東芝ビルディング」として、1984年3月に竣工しました。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング) の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1号
◆ 交通-JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-地上40階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.9m 
◆ 敷地面積-34,506.91㎡
◆ 建築面積-14,741.10㎡(東芝浜松町ビルを含む場合16,464.58㎡)
◆ 延床面積-162,612.86㎡(東芝浜松町ビルを含む場合176,567.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造(水平方向の揺れを吸収するダイナミックスクリューとオイルダンパーを低層階を中心に102ヶ所設置)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-港建物、第一生命保険
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、鹿島建設JV
◆ 着工-1981年08月
◆ 竣工-1984年03月


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「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」の2024年4月上旬の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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最高部に到達しているように見えます(写真提供SOCIO34050氏)。


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南東側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南東角です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南面の下層階です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西角です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「東京モノレール」との間です(写真提供SOCIO34050氏)。


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東面の下層階です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東角です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側から引いて見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年4月 5日 (金)

浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業 地上46階、高さ約185mの「WORLD TOWER RESIDENCE」 2024年4月上旬の建設状況

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-浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。

 「B街区」の南側に隣接する「東京都交通局大門庁舎」などがある区画で、「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設されています。港区は、土地を所有する権利者として、「(仮称)文化芸術ホール」を整備します。

● WORLD TOWER RESIDENCE
 「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の正式名称は「WORLD TOWER RESIDENCE(ワールドタワーレジデンス)」に決定しています。竣工は2024年11月下旬予定、入居開始は2025年3月下旬予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 WORLD TOWER RESIDENCE

WORLD TOWER RESIDENCEの概要
◆ 計画名-浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目200(地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「浜松町」駅徒歩2分、東京モノレール羽田「モノレール浜松町」駅徒歩3分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩4分
◆ 階数-地上46階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(高層部)最高部185.49mm、軒高181.04m、(中層部)49.73m
◆ 地区面積-5,885.55㎡
◆ 敷地面積-4,519.36㎡
◆ 延床面積-74,860.75㎡
◆ 構造-(高層部)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、(中層部)鉄骨造
◆ 基礎工法-(高層部)直接基礎、(中層部)杭基礎
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、港区文化芸術ホール、地下鉄施設、駐車場 等
◆ 総戸数-389戸(一般販売対象戸数376戸)
◆ 建築主-浜松町二丁目地区市街地再開発組合(売主 世界貿易センタービルディング、鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、東京建物)
◆ 設計者-(基本設計)アール・アイ・エー、(実施設計)鹿島建設
◆ 監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工期-2020年02月20日~2021年02月19日
◆ 着工-2021年02月16日(起工式)、2021年03月13日(高層部)
◆ 竣工-2024年11月下旬予定(高層部)、2026年12月下旬予定(全体竣工)
◆ 入居開始-2025年03月下旬予定(高層部)


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「1Fコーチエントランス完成予想CG」です。


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「2Fエントランス完成予想CG」です。


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「MODEL ROOM」です。


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「断面図」です(引用:港区)。


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「配置計画図」です(引用:港区)。


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「再開発概念図イラスト」です。


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「位置図」です。


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「WORLD TOWER RESIDENCE(ワールドタワーレジデンス)」の2024年4月上旬の建設状況です。最高部に到達していることが分かります(写真提供SOCIO34050氏)。


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北側は、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」です。2018年8月31日に竣工しました(写真提供SOCIO34050氏)。


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東側は、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」です。2021年3月25日に竣工しました(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西側から見た下層階の様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年4月 4日 (木)

世界貿易センタービル跡地 地上46階、高さ約234mの「浜松町二丁目4地区A街区(A1棟)」 1階床まで到達 2024年4月上旬の建設状況

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-浜松町二丁目4地区-
 いろいろあった2023年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。

 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。

 地上37階、塔屋2階、地下3階、高さ約200mで計画されていた「A1棟」が、地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ約235mに変更されました。階数で9階、高さで約35m高くなりました。

 引用資料 内閣府(2021/06/29)
 生特別地区(浜松町二丁目4地区)都市計画(素案)の概要

 「世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、浜松町駅西口において開発を進めている「都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)A 街区」における都市計画の変更手続きを開始しました。

 引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2021/07/12)
 「浜松町二丁目4地区」都市計画変更手続きの開始について

(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟)全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 階数-(本館:A1棟)地上46階、塔屋2階、地下3階、(南館:A3棟)地上39階、地下3階
◆ 高さ-(本館:A1棟)233.522m、(南館:A3棟)197.321m
◆ 敷地面積-15,726.55㎡(A棟全体)
◆ 建築面積-14,425.00㎡(A棟全体)
◆ 延床面積-300,722.40㎡(A棟全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場、地域冷暖房等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施行者-鹿島建設
◆ 着工-2017年09月07日(南館:A3棟)
◆ 竣工-2027年03月31日予定(A棟全体)

(備考)「A棟」は、「A1棟、A2棟、A3棟」の3棟で構成されます。「A街区」には他に、地上5階の「TM棟」と地上2階の「EV棟」があります。


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国際水準の宿泊施設・DMO 活動拠点の整備

 レジャー・ビジネス両面の訪日外国人の短期滞在ニーズに対応した世界的知名度を有する国際水準の宿泊施設を整備し、浜松町駅周辺エリアの MICE 開催地・観光地としての魅力向上、地域ブランド醸成に寄与します。

 また、MICE 主催者の視察受け入れやエリアの魅力のプレゼンテーション、事務所機能などに活用する DMO の活動拠点を整備します(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「旧芝離宮恩賜庭園より計画建物を望む(夜景)」です(引用:内閣府)。


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「旧芝離宮恩賜庭園と立体的な繋がりを意識した屋上緑化」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「大門通り沿い(浜松町駅側)より計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「大門通り側より計画地を望む」です(引用:内閣府)。


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「断面イメージ 」です(引用:内閣府)。


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「配置図」です。JR浜松町駅では、「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」が行われており、「北口東西自由通路」と「北口橋上駅舎」が整備されます。完成すると格段に便利になります(引用:内閣府)。


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「位置図」です(引用:内閣府)。


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「世界貿易センタービルディング本館」の2024年4月上旬の建設状況です。地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ233.522mの「A1棟」が建設されます(写真提供SOCIO34050氏)。


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北西端部分です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側には、「乗入れ構台」の床となる「メトロデッキ(路面覆工板)」が山積みされています(写真提供SOCIO34050氏)。


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中央部分です。「乗入れ構台」の下では地下躯体を構築中です。新ビルの基礎工法は「直接基礎」で、基礎から上に向かって構築する「順打ち工法」で建設されています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「モノレール棟」の建設現場の北端です(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し南側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南側部分です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「開口部」です。地下部分の「鉄骨建方」が進んで1階床の高さまで到達しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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1階床の高さまで到達した「鉄骨(CFT)」の柱です(写真提供SOCIO34050氏)。


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奥では「A2棟」が建設されています(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年4月 3日 (水)

「東京消防庁」が新本部庁舎を整備 「気象庁本庁舎」跡地に建設 「東京消防庁新本部庁舎」は、地上22階、高さ100m、 延床面積約63,000㎡

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-東京消防庁本部-

 「大手町」は、21世紀に入って連鎖的再開発や単独での建て替えなどの疾風怒濤の再開発によって、ほとんどのビルが建て替えもしくは建て替え中です。残っているのは「NTTコミュニケーションズ大手町ビル、NTTコミュニケーションズ大手町ビル別館」の街区と「旧:気象庁本庁舎、大手町合同庁舎3号館、東京消防庁本部庁舎」の街区くらいです。

 「東京消防庁」が計画する新しい「本部庁舎」の施設規模が明らかになりました。想定する延床面積は6万~6.5万㎡です。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や働き方改革の動向をみながら、都民の安全確保と質の高いサービス提供に貢献する防災拠点を目指します。

● 東京消防庁が新本部庁舎を整備!
 東京消防庁本部庁舎及び丸の内消防署の建て替えに向け、今後発生することが予想されている首都直下地震などのあらゆる災害時の中核拠点として今世紀の首都東京の街と都民を守り、22世紀の未来の東京に安全・安心をつなげられるよう、今般、東京消防庁新本部庁舎整備基本計画を策定しまし。

 引用資料 東京消防庁(2024/03/29)
 東京消防庁新本部庁舎整備基本計画について 東京消防庁本部庁舎及び丸の内消防署の建て替えに向けた基本計画を策定!

 建設通信新聞(2024/04/02)
 延べ6.3万㎡、28年度着工/建設関連費は約800億/東京消防庁の新本部庁舎基本計画

 新本部庁舎は、現本部庁舎北側の「気象庁本庁舎」跡地に建設します。概要は、地上22階、地下3階、 高さ100m程度(鉄塔を含めると高さ185m程度)、延床面積約63,000㎡です。工期は。2028年度~2032年度予定、 建設関連費約800億円です。

東京消防庁新本部庁舎の概要
◆ 所在地-東京都千代田区大手町一丁目7番28の一部
◆ 交通-東京メトロ「竹橋」駅、東京メトロ・都営三田線「大手町」駅
◆ 階数-地上22階、地下3階
◆ 高さ-100m程度(鉄塔を含めると高さ185m程度)
◆ 敷地面積-最大5,300㎡程度(現庁舎は約4,300㎡)
◆ 延床面積-約63,000㎡(現本部庁舎は約31,000㎡)
◆ 基礎工法-未定(支持層20.0mと想定)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-消防署、防災施設、事務所、商業施設
◆ 建築主-東京消防庁
◆ 着工-2028年度予定
◆ 竣工-2032年度予定
◆ 建設関連費-約800億円


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「主な階構成」です。


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「予定地の概要」です。新本部庁舎は、現本部庁舎北側の「気象庁本庁舎」跡地に建設します。


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「東京消防庁新本部庁舎」です(写真提供読者さん)。


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東京消防庁本部庁舎の高さは電話番号と同じ119m

 クイズ番組で時々見かけますが、「東京消防庁本部庁舎」の塔を含めた高さは、緊急通報用の電話番号「119」と同じ約119mです(笑)。ちなみにビル本体は、地上14階、地下3階、高さ約61mです。1976年3月に竣工しました(写真提供読者さん)。


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旧:気象庁本庁舎
 「気象庁本庁舎」は、千代田区大手町一丁目にありました。港区虎ノ門三丁目では、地上14階、地下2階、高さ81.705mの複合ビル「気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター」の建設が行われ、2020年11月24日に正式移転しました。本庁舎の移転は1964年以来、56年ぶりです。旧庁舎や敷地は国有財産として財務省に返還されました。


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「旧:気象庁本庁舎」の跡地に「東京消防庁新本部庁舎」が建設されます。



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2024年4月 2日 (火)

京急川崎駅隣接地 メインアリーナの収容人数最大15,000人 「川崎新!アリーナシティ・プロジェクトに係る条例環境影響評価準備書」の縦覧!

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-川崎新!アリーナシティ・プロジェクト-

 2023年3月3日に「DeNA(ディー・エヌ・エー)」は、2028年10月に京急川崎駅隣接エリアにて約10,000人が収容可能な新アリーナを含む複合エンターテインメント施設を開業することを目指し、「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」を始動する事を発表しました。

 「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」は、プロバスケットボール「B.LEAGUE」試合開催時に約10,000人を収容できる新アリーナおよび宿泊施設、飲食施設、公園機能等を備える商業施設を含む複合エンターテインメント施設の建設・開業を目指すもので、建設予定地である現「KANTOモータースクール川崎校(敷地約12,400㎡)」の所有者と「DeNA、京浜急行電鉄」の3者にて2023年2月24日に土地の賃貸借契約を締結しました。

 「ディー・エヌ・エー」および「京浜急行電鉄」は、共同で2028年10月の開業を目指す京急川崎駅隣接エリアでの新アリーナを含む複合エンターテインメント施設の共同開発プロジェクト「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」の建設予定地に隣接する敷地をプロジェクト対象地として追加することを決定しました。

 これにより建設予定地の面積約11,670㎡(KANTOモータースクール川崎校)に新たに約1,970㎡の敷地(KDX川崎駅前本町ビルの跡地)が加わり、計約13,640㎡へと拡張します。

 これを受け、複合エンターテインメント施設内のメインアリーナでのイベント興行時の最大想定収容人数は当初の10,000人から5,000人増加し、15,000人規模となり、DeNA傘下のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」がホームアリーナとして2028-29シーズン(2028年10月開幕)より使用する際の最大収容可能人数についても12,000人規模となる見込みです。

 引用資料 DeNA(2023/11/21)
 「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」建設予定地面積が拡張 -メインアリーナの収容規模は最大15,000人へ-

● 条例環境影響評価準備書の縦覧!
 「川崎新!アリーナシティ・プロジェクトに係る条例環境影響評価準備書」の縦覧が行われています。縦覧期間は、2024年3月26日(火)~5月9日(木)までです。

 引用資料 川崎市・公式HP(2024/03/26)
 川崎新!アリーナシティ・プロジェクトに係る条例環境影響評価準備書

川崎新!アリーナシティ・プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区駅前本町25-4
◆ 交通-京浜急行電鉄「京急川崎」駅、JR「川崎」駅
◆ 階数-(アリーナ敷地)地上17階、地下0階、(三角地敷地)地上3階、地下0階
◆ 高さ-(アリーナ敷地)アリーナ棟約50m、商業棟約80m、(三角地敷地)約13m
◆ 敷地面積-(アリーナ敷地)約13,640㎡、(三角地敷地)約830㎡
◆ 建築面積-(アリーナ敷地)約12,340㎡、(三角地敷地)約790㎡
◆ 延床面積-(アリーナ敷地)約57,930㎡、(三角地敷地)約1,290㎡
◆ 容積対象面積-(アリーナ敷地)約56,200㎡、(三角地敷地)約1,180㎡
◆ 構造-(アリーナ敷地)鉄骨造、(三角地敷地)鉄骨造
◆ 用途-(アリーナ敷地)アリーナ、宿泊、商業、温浴等、(三角地敷地)商業
◆ 最大想定収容人数-15,000人規模
◆ 建築主-DeNA(ディー・エヌ・エー)、京浜急行電鉄
◆ 基本設計-久米設計
◆ ボウルデザイン、UXデザイン-OVERLAND PARTNERS
◆ 外装デザイン-モロークスノキ建築設計
◆ 着工-2025年予定
◆ 竣工・開業-2028年10月予定


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「南北断面図」です。


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「断面構成イメージ」です。


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1階
 1階~2階は、「メインアリーナ」と「サブアリーナ兼ライブホール」になります。


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3階
 3階~8階は、「プラザ」と「フードホール」と「スパ(温浴施設)」となります。


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4階


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6階


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「土地利用計画図」です。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2024年4月 1日 (月)

横浜文化体育館再整備事業 横浜市に4カ所目の新アリーナ「横浜BUNTAI(よこはまぶんたい)」 2024年4月1日(月)開館!

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-横浜BUNTAI-

 1962年に完成した「横浜文化体育館」は竣工から50年以上が経過し老朽化が激しくなっていました。そこで横浜市は本館をメインアリーナとして建て替えた上で、隣接する横浜市立横浜総合高等学校旧校舎跡地にサブアリーナ「横浜武道館」を新設することになりました。2020年7月には先行して「横浜武道館」が開館しました。

 横浜市中区の旧横浜文化体育館の後継施設「横浜BUNTAI」が、2024年4月1日に開館します。これに先立ち3月23日に現地で「横浜BUNTAI開館記念式典」を開催しました。

 観客席収容人数は約5,000席で、アリーナ床面積は約2,560㎡(横約64m×縦約40m)となっています。アリーナは横に長いため、ステージ席とアリーナ席が近く、音楽ライブやスポーツ大会時などは、一体感と臨場感のある鑑賞・観戦が可能となります。

 開館は2024年4月1日ですが、こけら落とし公演は、横浜出身の人気アーティスト・ゆずの「YUZU LIVE 2024 AGAIN AGAIN in 横浜BUNTAI」を4月6日・7日に実施します。

 引用資料 公式ホームページ
 横浜BUNTAI

 引用資料 大成建設
 横浜支店 横浜文化体育館再整備事業に係るメインアリーナ建設業務作業所

● 横浜市に4カ所目のアリーナ!
 横浜市のアリーナ会場が、「Kアリーナ横浜(座席数20,033席)、横浜アリーナ(収容人数17,000人)、ぴあアリーナMM(収容人員12,141人」の3カ所ありますが、観客席約5,000席の「横浜BUNTAI」が新たに加わります。正にアリーナのメッカですね!

横浜BUNTAIの概要
◆ 計画名-横浜文化体育館再整備事業(仮称)メインアリーナ
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区不老町二丁目7番地1
◆ 交通-JR京浜東北線・根岸線「関内」駅徒歩6分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅徒歩4分、横浜市営地下鉄「関内」駅徒歩8分
◆ 階数-地上3階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-約21m
◆ 敷地面積-10,057.23㎡
◆ 建築面積-7,997.46㎡
◆ 延床面積-15,462.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 観客席-約5,000席
◆ 建築主-横浜市(株式会社YOKOHAMA文体)
◆ 設計者-梓設計・アーキボックス・大成建設設計共同企業体
◆ 監理者-梓設計・アーキボックスJV
◆ 施工者-大成建設・渡辺組建設共同企業体
◆ 着工-2022年01月01日
◆ 竣工-2024年01月31日(竣工)、2024年03月23日(開館記念式典)
◆ 開館-2024年04月01日(開館)、2024年04月06日(こけら落とし公演)


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「横浜BUNTAI」です。


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「横浜BUNTAI」です。


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「スポーツ時」です。


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「ライブ時」です。


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「2階平面図」と「断面図」です。アリーナは、横約64m×縦約40mと横長になります。


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「位置図」です。JRや横浜市営地下鉄の「関内駅」の近くです。



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