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2024年5月 4日 (土)

千葉県印西市 急増する電力需要に対応 東京電力パワーグリッドが「千葉印西変電所」を新設 & 延長10.1kmのシールドトンネルを建設!

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-DPDC印西パーク-
 「大和ハウス工業」は、今後の重点事業の一つとして、データセンター開発を位置づけていますが、2022年4月より、データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」を立ち上げ、さらなる開発を推進します。

 引用資料 大和ハウス工業(2022/03/30)
 データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」始動

 「大和ハウス工業」は、事業施設事業において、物流施設開発をはじめ、法人の顧客のニーズに応じた施設建設などを積極的に進めています。近年では、「食」や「通信」などの生活インフラを支える事業も拡大しており、老朽化した公設卸売市場の建て替え支援事業や陸上養殖施設の建設など、多様化するニーズに対応した施設建設も手掛けています。

 また、社会・産業のデジタル化の加速による「デジタルインフラ」の重要性が高まっており、政府・自治体や企業が保有する機密情報や個人情報を適切に管理するため、国内でのデータセンターに対する需要が増加しています。

 こうした社会情勢を受け、「大和ハウス工業」では2020年10月より千葉県印西市にて日本最大級のデータセンターの開発プロジェクトに着手していますが、2022年4月より、「DPDC印西パーク」とし、2025年までに14棟、総延床面積約330,000㎡の開発を進めます。今後は、2025年までに1,000億円規模の投資を行い、国内数カ所においてデータセンター開発プロジェクトを展開する予定です。

● 東京電力の千葉印西変電所
 「千葉ニュータウン」には、「データセンター」の建設が相次ぎ、「データセンター銀座」となっています。特に集積が著しい「印西市」は「世界のINZAI」などと言われるようになりました。

 「データセンター」は電気を爆食します。データセンターの集積などに伴う電力需要の急増に対応するため、「東京電力パワーグリッド」が印西市牧の台で「千葉印西変電所」の工事を進めています。

 船橋市の「新京葉変電所」と接続する10.1kmのトンネル工事は2020年4月に着工しました。大型掘削機のシールドマシン4台を使用して、地下15m~30mにトンネルを掘削しました。

 引用資料 YouTube 東京電力ホールディングス
 千葉印西エリアで大規模シールド工事進行中!~急増する電力需要への対応~


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「DPDC印西パーク」空撮です。

● 千葉印西変電所
 赤色枠「DPDC印西パーク」、黄色枠「変電所」です。東京電力パワーグリッドの「千葉印西変電所」は、「DPDC印西パーク」に隣接して建設しています。


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シールドトンネル

 船橋市の既設の「新京葉変電所」と新設の「千葉印西変電所」を延長10.1kmをシールドトンネルで接続します。シールドトンネルの施工者は「大成建設」です。


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 シールドトンネルは、直径最大4.8m(内径)です。


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「千葉印西変電所」の2024年4月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「千葉印西変電所」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「千葉印西変電所」の標識です。敷地面積は61,335.22㎡とかなり広いです(写真提供読者さん)。


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地下では「シールドトンネル」を建設しています(写真提供読者さん)。


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「シールドトンネル」の工期は、2024年10月18日までの予定です(写真提供読者さん)。



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