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2024年6月 2日 (日)

アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」 驚異的な好決算が続く 第2四半期から新型AI半導体「Blackwell」生産出荷開始!

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-エヌビデア(NVIDIA)-
 「椎名林檎」はPerfumeの「のっち(大本彩乃)」が20年来の推しで、猛烈なアプローチにより5月29日にリリースしたニューアルバムが実現した。と聞いて驚きました。「Perfume」のファンなのでちょっと嬉しいです。

 アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」の本社所在地は「2788 San Tomas Expressway Santa Clara, CA 95051 USA」です。「シリコンバレー」のど真ん中であるカリフォルニア州サンタクララにあります。「ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港」のすぐ西側です。「アップル」の本社とも比較的近いです(Googleマップの衛星写真を引用)。

 「エヌビディア」は、超絶に凄い好決算が続いているので株価が急騰して、アメリカ企業での時価総額は、「アルファベット(Googleの持ち株会社)や「アマゾン・ドット・コム」を抜き、「マイクロソフト」、「アップル」に次ぐ3位まで急上昇しています。

 「エヌビディア」が得意とする「GPU(Graphics Processing Unit)」は、画像処理に特化した演算装置あるいはプロセッサです。最近は、生成AIのプロセッサとして注目されています。生成AIは文章や画像などを生成できる技術で、「ChatGPT(チャットGPT)」などの話題の技術の基礎となっています。

 元々「GPU」は、ゲーミング市場が中心でしたが、今は「データセンター」向けが圧倒的に多いです。「データセンター」のサーバーに大量の「GPU」が採用されています。

● 第2四半期から新型AI半導体「Blackwell」生産出荷開始!
 成長を牽引するのが超高性能GPU「H100」です。エヌビディアはファブレス企業(自社で製造せず、半導体の開発・設計に特化)です。「H100」は、台湾の「TSMC」の4ナノラインで製造されています。

 第2四半期(2024年5月~7月)には、更に高性能な「H200」と新型AI半導体「Blackwell」の生産出荷開始予定です。次世代の主力である「Blackwell」は、研究開発費が約100億ドル(日本円で約1兆5000億円)と言われています。

 ちなみに「H100」は800億トランジスタですが、「Blackwell」は2080億トランジスタです。台湾の「TSMC」の4ナノラインで製造されます。「Blackwell」は、研究開発費も性能も桁違いて、もはや他社は追従不可能な異次元レベルの「超高性能GPU」です。

 エヌビディア 公式ホームページ
   NVIDIA Blackwell アーキテクチャ 新たな産業革命のエンジン



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エヌビディアの連結決算
 「エヌビディア」は、1993年4月5日に設立されました。設立から約31年で、「(1)マイクロソフト、(2)アップル」に次ぐ時価総額を誇る超優良企業に成長しました。2024年5月31日の終値時点での時価総額は2,696,790,025.00千ドルです。1$=157円と仮定して約423兆円です。凄すぎる・・・

エヌビディアの連結決算(売上高/営業利益) 
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2011年1月     3,543,309千ドル      255,747千ドル
2012年1月     3,997,930千ドル      648,299千ドル
2013年1月     4,280,159千ドル      648,239千ドル
2014年1月     4,130,162千ドル      496,227千ドル
2015年1月     4,681,507千ドル      758,989千ドル
2016年1月     5,010,000千ドル      747,000千ドル
2017年1月     6,910,000千ドル    1,934,000千ドル  
2018年1月     9,714,000千ドル    3,210,000千ドル
2019年1月   11,716,000千ドル    3,896,000千ドル
2020年1月   10,918,000千ドル    2,846,000千ドル
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2021年1月   16,675,000千ドル    4,532,000千ドル
2022年1月   26,914,000千ドル   10,041,000千ドル
2023年1月   26,974,000千ドル    4,224,000千ドル 
2024年1月   60,922,000千ドル  32,972,000千ドル

2024年1月期の各四半期別の(売上高/営業利益)
第1四半期(02月~04月)     71.92億ドル     21.40億ドル
第2四半期(05月~07月)   135.07億ドル     68.00億ドル
第3四半期(08月~10月)   181.20億ドル   104.17億ドル
第4四半期(11月~01月)   221.03億ドル   136.15億ドル

2025年1月期の各四半期別の(売上高/営業利益)

第1四半期(02月~04月)   260.44億ドル   169.09億ドル
第2四半期(05月~07月)   280.00億ドル   169.00億ドル(予想)
第3四半期(08月~10月)   
第4四半期(11月~01月)

インテルの連結決算(売上高/営業利益)
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2010年12月   43,623,000千ドル   15,588,000千ドル
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2011年12月   53,999,000千ドル   17,477,000千ドル
2012年12月   53,341,000千ドル   14,638,000千ドル
2013年12月   52,708,000千ドル   12,291,000千ドル
2014年12月   55,870,000千ドル   15,347,000千ドル
2015年12月   55,355,000千ドル   14,002,000千ドル
2016年12月   59,387,000千ドル   12,874,000千ドル
2017年12月   62,761,000千ドル   17,936,000千ドル
2018年12月   70,848,000千ドル   23,316,000千ドル
2019年12月   71,965,000千ドル   22,035,000千ドル
2020年12月   77,867,000千ドル   23,678,000千ドル
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2021年12月   79,024,000千ドル   19,456,000千ドル
2022年12月   63,054,000千ドル     2,334,000千ドル
2023年12月   54,228,000千ドル         93,000千ドル

 圧倒的王者だった「インテル」を「エヌビディア」が一気に抜き去りました。凄い企業が誕生して、逆転が起きるのがアメリカの凄いところですね。アメリカ企業のライバルはアメリカ企業、他国は手も足も出ない状況になりつつあります。



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