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2024年7月

2024年7月31日 (水)

都営青山北町アパートの再開発 地上38階、高さ約180mの「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」 既存建物の解体工事が進む!

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-(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業

 「東京都」は、老朽化した都営青山北町アパートを建て替え、都有地を活用した青山通り沿道との一体的なまちづくり「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」に取り組んでいます。

 都営青山北町アパートの敷地を、「都営住宅建替事業区域、民活事業区域、沿道一体型開発検討区域」の3つに分割し、それぞれ異なる事業により段階的にまちづくりを推進しています。

 「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」は、「B-1地区」には、地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、延床面積約179,500㎡、「B-2地区」には、地上3階、地下2階、高さ約20m、延床面積約2,000㎡の再開発ビルが建設されます。

 引用資料 港区公式ホームページ
 北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業

(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区北青山三丁目の一部
◆ 交通-東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道」駅、東京メトロ銀座線「外苑前」駅
◆ 階数-(B-1地区)地上38階、塔屋2階、地下2階、(B-2地区)地上3階、地下2階
◆ 高さ-(B-1地区)最高部約180m、(B-2地区)最高部約20m
◆ 区域面積面積-(B-1地区)約27,000㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 敷地面積-(B-1地区)約約20,200㎡、(B-2地区)約1,100㎡
◆ 建築面積-(B-1地区)約11,200㎡、(B-2地区)約370㎡
◆ 延床面積-(B-1地区)約179,500㎡、(B-2地区)約2,000㎡
◆ 容積対象面積-(B-1地区)約154,300㎡、(B-2地区)約1,500㎡
◆ 構造-(B-1地区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、(B-2地区)鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(B-1地区)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(B-1地区)オフィス、店舗、宿泊施設、公益施設、駐車場等、(B-2地区)店舗等
◆ 建築主途-独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
◆ 着工-2025年10月予定
◆ 竣工-2029年度予定


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「イメージ図(計画地北側からの鳥瞰)」です。棟(クラス青山)」です(引用:東京都環境局)。


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「広場側から再開発棟を望む」です(引用:港区議会)。


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「計画建物断面図(南西-北東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物断面図(北西-南東断面)」です(引用:東京都環境局)。


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「計画建物配置図」です(引用:東京都環境局)。


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「位置図」です(引用:港区議会)。


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「計画地位置図」です(引用:東京都)。


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「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」の予定地です(写真提供読者さん)。


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「都営青山北町アパート」の敷地の南側部分です(写真提供読者さん)。


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「都営青山北町アパート」の敷地の道路を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「都営青山北町アパート」の敷地の道路を更に北側に進んだ様子です(写真提供読者さん)。


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「都営青山北町アパート」の敷地の道路を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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西側を見た様子です(写真提供読者さん)。


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西側を見た様子です(写真提供読者さん)。


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一番北側部分の道路を西側に見た様子です(写真提供読者さん)。


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解体工事の工期は、2025年9月30日までの予定です。「大林組」の施工で解体工事が行われています(写真提供読者さん)。



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2024年7月30日 (火)

JR東日本 新設される品川駅北口の拠点となる駅ビル 地上10階、高さ約58m、延床面積約50,780㎡の「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」

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-品川駅北口駅改良・駅ビル整備-

 「品川駅」は、JR東日本管内で乗車人員が5番目のターミナル駅で、通勤・通学時間帯には北側コンコース・自由通路が混雑しており、また山手線外回り(渋谷・新宿方面)と京浜東北線(大宮方面)を乗り換える際はホームが別のため、階段・コンコースを経由する必要があります。

 今後、品川駅周辺の開発や乗降客の増加が見込まれることから、乗り換えの利便性の向上やコンコース・自由通路の混雑緩和などの取り組みを実施し、より快適で安心して利用出来る駅づくりを目指します。

 「品川駅」では2027年以降、順次、北側コンコース内に改札口を2か所新設し、通路を7mから18mに拡幅します。また、バリアフリールートを拡充するため北側コンコースと各ホームを接続するエレベーターを8基増設し、商業施設の整備も行います。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/02/26)
 品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます

● 和風なデザインの駅ビルを建設!
 JR東日本が品川駅の直上に、商業施設や駅事務室などが入る和風なデザインの地上10階、地下1階の駅ビルを建設中です。1番線の山手線から15番線の横須賀線までのホームをまたぐ広大な構造で、延床面積50,780.24㎡(合計61,111.28㎡)です。

 品川駅のビルは地上に線路があり、2階に当たる部分が改札、3階~6階が商業施設、7階~10階は駅事務室などが占めます。品川駅のビル完成に先立つ2027年度には新たに「北口」の改札も新設、「UR都市機構」が整備する高速バスやタクシーの乗り場とつながります。

品川駅北口駅改良・駅ビル整備の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目66番、港区高輪三丁目464番
◆ 交通-JR「品川」駅直結
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部58.21m、軒高55.41m
◆ 敷地面積-34,805.09㎡
◆ 建築面積-11,819.55㎡(合計18,918.54㎡)
◆ 延床面積-50,780.24㎡(合計61,111.28㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-駅施設、店舗、オフィス、荷捌き駐車場等
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-品川駅北口駅改良・駅ビル整備共同企業体(代表 大林組)
◆ 着工-2022年08月上旬
◆ 竣工-2031年11月下旬予定


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「北側コンコース(改札)」のイメージ図」です(引用:JR東日本)。


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「北側コンコース(コンコース内の通路)」のイメージ図」です(引用:JR東日本)。


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「現状(2019年2月現在)」です(引用:JR東日本)。


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「計画(完成時)」です。北側に新たに整備する人工地盤の上に「駅ビル」を建設すると思われます。更に北側には「UR都市機構」により、「品川駅北口駅前広場」が整備されます(引用:JR東日本)。


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品川駅北口駅前広場

 「品川駅北口駅前広場」の範囲です。拡幅される「北側コンコース」の更に北側に建設されます。「品川駅北口駅前広場」は、線路上に人工地盤を構築して整備します。面積約8,800㎡とかなり広いです。

 「北側コンコース」の拡幅は「JR東日本」が行い、「品川駅北口駅前広場」の整備は「UR都市機構」が行いますが、2つの事業は一体的に行われます(引用:UR都市機構)。


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「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」と「品川駅北口駅前広場」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。



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2024年7月29日 (月)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 地上31階、高さ約167mの「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」 グングン上に成長中!

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約5,800億円を予定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY


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「スケジュール」です。

◆ 複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業します。国際交流拠点としての主要な機能であるMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)、オフィス、商業等を整備する複合棟Ⅰおよび駅周辺の広場・歩行者デッキ等を開業するとともに、高輪ゲートウェイ駅を全面開業します。

◆ その他の棟・エリアは2025年度中に開業します。高輪築堤の現地保存に伴う計画変更に関して、具体的な施工計画が確定したため、複合棟Ⅱ、文化創造棟、住宅棟および各棟周辺エリアは、2025年度中に開業します。


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THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)

 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」は、泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟です。フレキシビリティの高いオフィスフロアに加え、商業施設やクリニック、フィットネスを完備し、ビジネスワーカーの街でのくらしを支えます。

 街のレジリエンス(回復力)を支えるエネルギーセンター・地域冷暖房設備を有し、街全体に環境性能の高いエネルギーを供給します。正式名称は「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」に決定しています。
 
 第7橋梁部を含む高輪築堤80mの現地保存の保存空間確保にあたり、建物位置の東側への移動のため、都市計画変更を行いました(2021年11月都市計画変更決定)。

THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-166.86m
◆ 敷地面積-15,300.61㎡
◆ 建築面積-10,837.35㎡
◆ 延床面積-208,547.67㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、フィットネス、クリニック、子育支援施設、エネルギーセンター(地域冷暖房)、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2022年02月01日
◆ 竣工-2026年03月31日予定


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「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」の建設現場です。グングン上に成長中です。南側の「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」と比べると工事が遅れています。「高輪築堤の現地保存に伴う計画変更」が理由です(写真提供読者さん)。


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最高部です(写真提供読者さん)。


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「カーテンウォール」です(写真提供読者さん)。


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JR東日本が3棟の巨大なオフィスビルを建設中です(写真提供読者さん)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南側から見た下層階の様子です。「構台」が設置されています(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」の建築計画のお知らせです。延床面積と完了予定が変更されています(写真提供読者さん)。



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2024年7月28日 (日)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 高さ約161mと高さ約159mの「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」 外観がほぼ完成!

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

 JR東日本は2022年4月21日に、「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として推進する「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりについて発表しました。

 2025年3月に、複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを開業し、MICE施設やオフィス、商業施設、駅周辺広場や歩行者デッキを整備し、その他エリアは2025年度中の開業を目指します。事業費は約5,800億円を予定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY


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「スケジュール」です。

◆ 複合棟Ⅰ・高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業します。国際交流拠点としての主要な機能であるMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)、オフィス、商業等を整備する複合棟Ⅰおよび駅周辺の広場・歩行者デッキ等を開業するとともに、高輪ゲートウェイ駅を全面開業します。

◆ その他の棟・エリアは2025年度中に開業します。高輪築堤の現地保存に伴う計画変更に関して、具体的な施工計画が確定したため、複合棟Ⅱ、文化創造棟、住宅棟および各棟周辺エリアは、2025年度中に開業します。


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THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン) 
 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」は、高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。正式名称は「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」に決定しています。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の22階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は約200室を予定しています。

THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.41m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,379.25㎡
◆ 建築面積-30,957.17㎡
◆ 延床面積-459,566.53㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-約200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年10月25日
◆ 竣工-2025年03月31日予定


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「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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最高部です。「塔屋」も含めて「カーテンウォール」の取り付けが終わっています(写真提供読者さん)。


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「THE LINKPILLAR 1 South」の最高部です(写真提供読者さん)。


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「THE LINKPILLAR 1 North」の最高部です(写真提供読者さん)。


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「THE LINKPILLAR 1 North」を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「THE LINKPILLAR 1 South」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「THE LINKPILLAR 1 North」を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「JR高輪ゲートウェイ駅」と「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」を結ぶ歩行者デッキです(写真提供読者さん)。


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歩行者デッキを下から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」の建築計画のお知らせです。敷地面積・建築面積・延床面積が少し変更されています(写真提供読者さん)。



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2024年7月27日 (土)

船橋市 土地区画整理事業と地区計画等による新たなまちづくり「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」

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-海老川上流地区のまちづくり-
 海老川上流地区は、「船橋市」の中央部、中心市街地の近くに位置しています。地区内には「東葉高速線」が東西に走り、海老川が南北に流れる自然環境の豊かな地区(市街化調整区域)でもあります。

 「海老川上流地区」は、昭和30年代に農業環境整備を目的に土地改良事業が実施されましたが、現在は休耕地が目立ち、資材置き場や作業場も点在しているほか、幹線道路沿いには沿道サービス施設が立地しており、一部では小規模な宅地開発(戸建て住宅)、墓地の造成が行われています。

 船橋市の中央部に位置する海老川上流地区において、ふなばしメディカルタウン構想に基づき、医療サービスの充実と健康に寄与するまちづくりの実現に向けて、医療センター移転や新駅誘致を核とした土地区画整理事業と地区計画等による新たなまちづくりを進めています。

 引用資料 船橋市・公式ホームページ
 海老川上流地区のまちづくりの概要

 「東葉高速線」は、千葉県船橋市の西船橋駅と千葉県八千代市の東葉勝田台駅を結ぶ「東葉高速鉄道」が運営する鉄道路線です。ほぼすべての列車が西船橋から東京メトロ東西線と相互直通運転しています。1996年4月27日に開通しました。海老川上流地区に「東葉高速線」の新駅を誘致しています。新駅は東葉高速線の東海神駅~飯山満駅間の海老川上流地区内に設置される予定です。

● 船橋市立医療センターの移転
 船橋市の総人口は648,355人(2024年6月1日時点の推計人口)ですが、「船橋市立医療センター」は、救急医療を主体とする急性期医療及び高度医療を提供するための総合診療機能を有する船橋地域の中核病院となっています。船橋市は、船橋市金杉一丁目にある「船橋市立医療センター」を東葉高速線の新駅の北側に移転して建て替える計画です。

 「船橋市」は、移転建て替えする「市立医療センター」の実施設計を2024年4月30日に公開しました。概算整備事業費は723.2億円を見込みます。建設地は海老川上流地区土地区画整理事業区域内です。

 引用資料 船橋市立医療センター移転(2024/04/30)
 実施設計の概要

船橋市立医療センター建替工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市高根町(土地区画整理事業地区内)
◆ 交通-東葉高速鉄道の新駅(東海神駅~飯山満駅間に新駅を設置予定)
◆ 階数-(病院棟)地上7階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-(病院棟)33.588m
◆ 敷地面積-(施設全体)44,674.66㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,600.13㎡、(病院棟)12,575.64㎡
◆ 延床面積-(施設全体)66,276.22㎡、(病院棟)53,373.92㎡
◆ 構造-(病院棟)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 
◆ 地震対策-(病院棟)免震構造<球面滑り支承、オイルダンパー>
◆ 用途-病院、保育所 等
◆ 病床数-493床(精神病床稼働後500床)
◆ 建築主-船橋市
◆ 設計者-(基本・実施設計)日建設計
◆ 着工-2024年10月予定
◆ 竣工-2027年11月末予定
◆ 概算整備事業費-723.2億円


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「配置図」です。


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「新しいまち動線イメージ」です。


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「新駅の位置」です。東葉高速線の東海神駅と飯山満駅の中間に整備します。


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「広域配置図」です。青線が「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の範囲です。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」の様子です(写真提供読者さん)。


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工事名は「船橋都市計画事業 海老川上流地区土地区画整理事業 基盤整備工事」、工期は2030年3月31日までの予定です(写真提供読者さん)。



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2024年7月26日 (金)

国家戦略特区 地上25階、高さ約135mの「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合設立認可申請に係る事業計画の縦覧!

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-日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業-
 「三井不動産」は、日本橋一丁目1・2番地区都市計画素案をまとめました。東京都中央区日本橋の区域面積約8,000㎡を4街区に分け、4棟総延床面積約87,540㎡の再開発施設を整備します。2027年度~2034年度にかけて整備する予定です。

 「第22回 東京都都市再生分科会 配布資料」に提出した素案概要によると、「A街区」には文化体験施設や店舗・オフィスなどを備えた地上27階、地下3階、高さ約140m、延床面積約85,300㎡を想定しています。規模は小さいですが、「B街区、C街区、D街区」も整備します。

 引用資料 内閣府(PDF:2022/04/07)
 都市再生特別地区(日本橋一丁目1・2番地区)都市計画(素案)の概要

● 市街地再開発組合設立認可申請に係る事業計画の縦覧!
 中央区は、日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合設立認可申請に係る事業計画の縦覧を行っています。事業の名称は「東京都市計画事業日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」、縦覧期間は2024年7月24日(水)~8月7日(水)までです。

 中央区 公式ホームページ(2024/07/24)
 日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業に係る事業計画の公告・縦覧のお知らせ

 「日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発準備組合」は東京都に、本組合の設立認可を申請しました。2027年4月に着工し、2032年3月に主要施設を竣工させます。首都高速道路の地下化事業との調整を挟み、2034年9月の全体竣工を予定します。総事業費は1077億8300万円を見込みます。

 日刊建設工業新聞(2024/07/25)
 日本橋一丁目1・2番地区再開発(東京都中央区)、組合設立の認可申請/準備組合

 2022年4月時点と比べると規模が縮小されています。「A街区」は、地上27階、地下3階、高さ約140m、延床面積約85,300㎡から、地上25階、地下3階、高さ約135m、延床面積約78,330㎡に変更されています。

日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目地内
◆ 区域面積-約8,000㎡(街区全体)
◆ 建築主-日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合(予定)
◆ 事業協力者-三井不動産
◆ コンサルタント-都市ぷろ計画事務所
◆ 関係権利者-清水建設
◆ 総事業費-1077億8300万円

A街区の概要
◆ 階数-地上25階、地下3階(地上27階、地下3階から変更)
◆ 高さ-約135m(約140mから変更)
◆ 敷地面積-約3,591㎡
◆ 延床面積-約78,330㎡(約85,300㎡から変更)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、店舗、文化体験施設、駐車場等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2032年03月予定

B街区の概要
◆ 階数-地上9階、地下0階(地上7階、地下0階から変更)
◆ 高さ-約31m
◆ 敷地面積-約134㎡
◆ 敷地面積-約700㎡(約710㎡から変更)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造

◆ 用途-情報発信・交流施設、店舗等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2032年03月予定

C街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-約20m
◆ 延床面積-約380㎡
◆ 敷地面積-約1,500㎡(約1,490㎡から変更)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2034年09月予定

D街区の概要
◆ 階数-地上1階(平屋)、地下0階
◆ 高さ-約6m
◆ 延床面積-約178㎡
◆ 敷地面積-約35㎡(約40㎡から変更)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2034年09月予定


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「イメージパース(西河岸橋方面から計画地を望む)」です。


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「賑わいが連続する街並みの整備(区道272号線)」です。


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「日本橋川沿いのにぎわい創出のイメージ」です。


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「断面イメージ」です。


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「位置図」です。区道272号線南側の「黒江屋国分ビル、東洋ビルディング」は参加しないようです。区道272号線北側の「国分ビルディング」は街区に入っていませんが、首都高速都心環状線地下化のために解体されます。


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「配置図」です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の区道272号線の北側部分を東側から見た様子です。

● 国分グループ本社移転
 「K&K」で有名な「国分グループ本社(国分ビルディング)」です。国分グループは、300年の歴史を誇る食品・酒類の総合問屋です。「国分ビルディング」は街区に入っていませんが、首都高速都心環状線地下化のために解体されます。

 国分グループ(2023/03/02)
 国分グループ本社一時移転のお知らせ

 計画を鑑み、国分グループでは近隣に用地を取得し、新たな拠点として「国分第二本社ビル(仮称)」を建築し、一時移転します。首都高地下化工事完了後は、現本社ビル敷地に「国分第一本社ビル(仮称)」を再建築し、両ビルの新たな活用を検討します。

 「国分第二本社ビル(仮称)」の建設場所は、「東京都中央区八重洲一丁目103番2(地番)」です。概要は、地上14階、地下1階、敷地面積約912㎡、延床面積約8,233㎡の免震構造となります。

スケジュール
◆ 2023年夏 「国分第二本社ビル(仮称)」建築工事開始
◆ 2026年春 「現本社ビル」から「国分第二本社ビル(仮称)」へ引越移転
◆ 2027年春 「現本社ビル」解体後、首都高地下化工事開始


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の区道272号線の南側部分を北東側から見た様子です。角の「ニホンバシビル」はB街区として参加しますが、ニホンバシビル両側の「黒江屋国分ビル」、ニホンバシビル南側の「東洋ビルディング」は参加しないようです。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の北側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。このあたりの「首都高速都心環状線」は、地下化される予定です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の道路の北側部分を北西側から見た様子です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の中間を東西に「区道272号線」が貫いています。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の道路の南側部分を北西側から見た様子です。



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2024年7月25日 (木)

JR東日本 羽田空港アクセス線(仮称)整備事業 京葉線と接続する「臨海部ルート(新木場駅ルート)」 2031年度開業で調整!

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-羽田空港アクセス線(仮称)整備事業-

 JR東日本は、羽田空港と東京駅、新宿駅、新木場駅の3つの駅を結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を発表しています。実現すれば、東京駅まで最短18分(現在は最短28分)、新宿駅まで最短23分(現在は最短41分)、臨海部の新木場駅まで最短20分(現在は最短41分)でいずれも乗り換えなしで結ばれ、空港へのアクセス時間が大幅に短縮されます。

(1) 東山手ルート(東京駅ルート) 2031年度開業目標
 
最短18分(現在は最短28分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→大汐線(改修)→大汐短絡線(新設)→田町駅付近で東海道本線に合流→東海道本線→東京駅

(2) 西山手ルート(新宿駅ルート) 開業時期未定
 
最短23分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→東品川短絡線(新設)→大井町駅~品川シーサイド駅間でりんかい線に合流→りんかい線→埼京線→新宿駅

(3) 臨海部ルート(新木場駅ルート) 2031年度開業目標
 
最短20分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→りんかい線の引込線(複線化)→品川埠頭分岐部信号場→りんかい線→新木場駅

● 臨海部ルート(新木場駅ルート)を2031年度開業で調整!
 
羽田空港と東京都心を結ぶ羽田空港アクセス線の「臨海部ルート(新木場駅ルート)」について、JR東日本が2031年度の開業を目標に調整していることが分かりました。羽田空港からJR京葉線も走る新木場駅まで乗り換えなく行けるようになります。京葉線には「舞浜駅」があり、近接する「東京ディズニーリゾート(TDR)」への接続性も高まります。

 引用資料 NHK(2024/07/24)
 JR東日本 羽田空港〜新木場ルート 2031年度に開業目標


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「東山手ルート」および「アクセス新線」の工事概要

 「平面図」と「断面図」です。事業区間は12.4kmです。JR田町駅付近から東京貨物ターミナルまでを既存線路の「改良区間」、東京貨物ターミナルから羽田空港までを「新線建設」として整備します。延長は「改良区間」が約7.4km、「アクセス新線」が約5.0kmとなります(引用:JR東日本)。

● 羽田空港において「羽田空港アクセス線(仮称)」工事に着手!
 国土交通省の関東地方整備局は、羽田空港において、田町駅付近と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線(仮称)」の工事に2023年12月7日に着手しました。2031年度の開業を目指しています。

 引用資料 国土交通省関東地方整備局(PDF:2023/12/08)
 羽田空港において「羽田空港アクセス線(仮称)」工事に着手

 関東地方整備局は、羽田空港のアクセス利便性を向上させるため、田町駅付近と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス線(仮称)」のうち、空港内の区間(約2.4km)における鉄道トンネル躯体等基盤施設の整備を行います。

 今般、着手した工事は、羽田空港内の第2ターミナルに隣接するP3駐車場の前面部の道路直下において、駅のホーム部分に当たるトンネル躯体を開削工法により構築するものです。


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「位置図」です。


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「拡大平面写真」です。


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羽田空港新駅(仮称)

 「羽田空港新駅(仮称) 位置図、断面図」です。第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナルの間の空港構内道路下に、最大幅員約12m、延長約310mの島式1面2線のホームを有する地下駅を設置します。

 ホームは地下1階の高さであり、第2旅客ターミナルへ高低差なく、移動することが可能となります。なお、空港島内のシールドトンネル、開削トンネルは国土交通省が空港整備事業で整備する予定です(引用:JR東日本)。



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2024年7月24日 (水)

国家戦略特区 八重洲地区で5棟目の高さ200m超の超高層ビル 地上39階、高さ約230mの「八重洲二丁目南特定街区」 2024年6月下旬の状況

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-八重洲二丁目南特定街区-

 八重洲二丁目地区では、一番北側の「北地区」で、地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240m、延床面積283,896.06㎡の「東京ミッドタウン八重洲」が建設され、2022年9月17日に先行オープンしました。

 中央の「中地区」では、地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ223.42m、延床面積388,561.85㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設中で、2029年1月31日に竣工予定です。

 一番南側の「南地区」では、住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地の街区を中心とした大規模開発プロジェクト「八重洲二丁目南地区」を計画しています。「八重洲二丁目南地区」は、国家戦略特区に指定されています。

 2023年4月14日に「東京圏国家戦略特別区域会議東京都都市再生分科会」で、「八重洲二丁目南特定街区」の詳細な資料が公開されました。延床面積約135,200㎡と小さい理由が判明しました。以前公開されていた資料と比べて街区の範囲が大幅に縮小していました。

 引用資料 内閣府(PDF:2023/04/14)
 八重洲二丁目南特定街区 都市計画(素案)の概要

 以前公開されていた資料と比べて、「商工組合中央金庫本店」を中心とする南側の区画が再開発に不参加、北側も東端のビル群が不参加となっています。

● 第42回東京圏国家戦略特別区域会議 
 2023年10月11日に「東京圏(第42回)・福岡市・北九州市(第35回)合同区域会議」が開催されました。「第42回東京圏国家戦略特別区域会議」が開かれ、「八重洲二丁目南特定街区」の資料が公開されました。

 引用資料 内閣府(2023/10/11)
 東京圏(第42回)・福岡市・北九州市(第35回)合同区域会議

 外堀通り沿いの東側に北側から、高さ約217mの「八重洲一丁目北地区」、高さ約250mの「八重洲一丁目東B地区」、高さ約240mの「東京ミッドタウン八重洲」、高さ約223mの「八重洲二丁目中地区」、高さ約230mの「八重洲二丁目南地区」と高さ200㎡超の超高層ビルが5棟並び立つ壮観な眺めになります。

八重洲二丁目南特定街区の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目8番の一部、9番
◆ 階数-地上39階、地下3階
◆ 高さ-最高部約230m
◆ 敷地面積-約8,830㎡
◆ 延床面積-約135,200㎡
◆ 容積対象面積-約114,800㎡(計画容積率1,300%)
◆ 用途-オフィス、店舗、多目的スペース、ホテル
◆ 建築主-住友不動産
◆ 着工-2024年度予定
◆ 開業-2028年度予定


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「東西の断面図」です。


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「南北の断面図」です。


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「配置図」です。


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街区の範囲が大幅に縮小

 以前公開されていた「位置図」と比べると街区の範囲が大幅に縮小されています。「商工組合中央金庫本店」を中心とする南側の区画が再開発に不参加、北側も東端のビル群が不参加となっています。


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「位置図」です。



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以前公開されていた「位置図」です。街区の範囲が3区画となっています。


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「八重洲二丁目南特定街区」の2024年6月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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仮囲いには「建築計画のお知らせ」等の告知板はまだ掲示されていません(写真提供読者さん)。



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2024年7月23日 (火)

世界貿易センタービルディングの建替え 地上46階、高さ約234mの「浜松町二丁目4地区A街区」 最高級ラグジュアリーブランド「ラッフルズ」が日本初進出!

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-浜松町二丁目4地区-
 浜松町二丁目では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む「浜松町二丁目4地区」の再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「B街区」に、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。第二弾として、「A街区」に、地上39階、塔屋2階、地下3階、高さ197.321mの「世界貿易センタービルディング南館」が、2021年3月25日に竣工しました。

 地上37階、塔屋2階、地下3階、高さ約200mで計画されていた「A1棟」が、地上46階、塔屋2階、地下3階、高さ約235mに変更されました。階数で9階、高さで約35m高くなりました。

● 2027年に一部開業を迎え、以降順次開業!
 「世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本」が推進している「世界貿易センタービルディング本館・ターミナル」の建替えプロジェクトは、2027年に一部開業を迎え、以降順次開業します。

 2021年に先行開業した「南館」に加え、今後開業を迎える「本館・ターミナル」には、日本初進出のラグジュアリーホテル「ラッフルズ東京」、商業施設・ワールドメディカルセンター・カンファレンス・観光プレ体験施設といった国際性・観光機能の特色がある施設が整備されます。

 引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2024/07/22)
 浜松町が日本と世界をつなぐ“一歩目” に世界貿易センタービルディング建替えプロジェクト 2027 年より順次開業へ ~浜松町の地に宿るおもてなしの精神を継承し、世界とつないでいく~

● 最高級ラグジュアリーブランド「ラッフルズ」が日本初進出!
 世界貿易センタービルディングの建替えプロジェクトである「浜松町二丁目4地区A街区」において、「ラッフルズ東京」のマネジメント契約を締結しました。欧州最大手のホテルグループであるアコーの最高級ラグジュアリーブランド「ラッフルズ」は日本初進出となります。

 引用資料 世界貿易センタービルディング(PDF:2024/07/22)
 世界貿易センタービルディング建替えプロジェクト アコーホテルズの最高級ラグジュアリーブランド 「ラッフルズ」日本初進出決定 ~「ラッフルズ東京」として2028年の開業を予定~

 「ラッフルズ東京」の客室数は130室です。付帯施設として「レストラン、宴会場・会議室、スパ、ジム、屋内プール他」を整備します。2028年の開業を予定しています。

(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟)全体の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A棟)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目5番22、37、48他
◆ 階数-(本館:A1棟)地上46階、塔屋2階、地下3階、(南館:A3棟)地上39階、地下3階
◆ 高さ-(本館:A1棟)233.522m、(南館:A3棟)197.321m
◆ 敷地面積-15,726.55㎡(A棟全体)
◆ 建築面積-14,425.00㎡(A棟全体)
◆ 延床面積-300,722.40㎡(A棟全体)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場、地域冷暖房等
◆ 建築主-世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施行者-鹿島建設
◆ 着工-2017年09月07日(南館:A3棟)
◆ 竣工-2027年03月31日予定(A棟全体)
◆ 開業-(本館、ターミナル)2027年03月予定、(A街区全体)2029年度予定


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「世界貿易センタービルディング外観イメージ」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「旧芝離宮恩賜庭園から見た再開発エリア」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「完成イメージ」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「浜松町駅西口再開発の全体像」です(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「配置図」です。JR浜松町駅では、「(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備」が行われており、「北口東西自由通路」と「北口橋上駅舎」が整備されます。完成すると格段に便利になります(引用:世界貿易センタービルディング)。


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「位置図」です(引用:内閣府)。



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2024年7月22日 (月)

渋谷区 「アベマタワーズ」の近く バンダイナムコホールディングスのコンサートホール「渋谷プロジェクト」 2024年6月下旬の建設状況

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-バンダイナムコホールディングス-

 「バンダイナムコホールディングス」が、渋谷に収容人数約2,000人規模のコンサートホールを建設し、2026年春に開業します。施設の開業に先立ち、運営を担う新会社「バンダイナムコベース」を設立します。新会社は、音楽事業・ライブ事業を担うバンダイナムコミュージックライブの100%子会社として、2024年4月1日に設立されます。

 引用資料 バンダイナムコホールディングス(PDF:2024/03/05)
 人と社会と世界とつながるバンダイナムコの情報発信基地が渋谷に誕生!収容客数2,000人規模のコンサートホールを渋谷に2026年春開業 運営会社「バンダイナムコベース」を2024年4月1日設立

 コンサートホールの開業により、多種多様な音楽・ライブイベントを通じ、「人と、社会と、そして世界とつながる場を提供していきたい」とし、グループの新たなIPの創出、アーティストの育成の場としてさまざまな挑戦をしていきます。

 コンサートホールは、バンダイナムコグループ内の利用だけでなく、さまざまな主催者のコンサート、ライブ、舞台、イベントなどにオープンに活用され、音楽やライブイベントを軸に多彩な情報を発信する情報発信基地を目指します。

渋谷プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町31番1他(地名地番)
◆ 交通-JR「渋谷」駅より徒歩約10分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-約22m
◆ 敷地面積-3,419.47㎡
◆ 建設面積-2,733.59㎡
◆ 延床面積-8,231.58㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-劇場(興行場)
◆ 収容客数-約2,000人
◆ 建築主-バンダイナムコホールディングス
◆ 設計者・監理者-佐藤工業、とお一級建築士事務所
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2024年03月15日
◆ 竣工-2026年02月15日予定
◆ 開業-2026年春予定


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「建設予定地」です。南側は「Abema Towers(アベマタワーズ)」、北側は「日本アムウェイ本社ビル」です。


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「渋谷プロジェクト」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です。「柱状地盤改良工事」を行っています(写真提供読者さん)。


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「渋谷プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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着工前は「駐車場」でした。



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2024年7月21日 (日)

渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟) JR渋谷駅の橋上駅舎化工事 2024年6月下旬の建設状況

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-渋谷スクランブルスクエア-
 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの「東棟」、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの「西棟」、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの「中央棟」を建設します。施設の正式名称は「渋谷スクランブルスクエア」です。

 「渋谷スクランブルスクエア、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄」は、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」を2019年11月1日に開業しました。「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」は、既存建物の解体完了後に本体工事に着手し、2027年度の完成を目指します。

● 東急東横店(西館・南館)の解体工事
 「東急東横店」は、2020年3月31日をもって営業を終了しました。この部分は「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」及び「渋谷駅橋上駅舎」の建設予定地となります。
 
 現在、「東急百貨店東横店西・南館解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています。

● JR渋谷駅の橋上駅舎化!
 JR渋谷駅においては、南側にあった埼京線ホームの移設(山手線ホームとの並列化)、山手線の1面2線化、駅コンコースの拡充およびバリアフリー設備の整備等を行い、人々が利用しやすい駅を目指します。2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」の建設に合わせて、JR渋谷駅が橋上駅舎化されます。新たにJR渋谷駅の3階に「改札口」が新設されます。


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「全体完成時イメージ」です(引用:JR東日本)。


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先行してJR渋谷駅直上の北側に飛び出した部分が建設されています(引用:JR東日本)。


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「橋上駅舎化工事」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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北側の「クレーン」です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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ホームから見た「橋上駅舎化工事」の鉄骨です(写真提供読者さん)。


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ホームから見た「橋上駅舎化工事」の鉄骨です(写真提供読者さん)。


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ホームから見た「橋上駅舎化工事」の鉄骨です(写真提供読者さん)。


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まだ供用開始されていませんが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」の屋根の上部には自由通路「スカイデッキ」も整備されています(写真提供読者さん)。


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南側の「クレーン」です(写真提供読者さん)。



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2024年7月20日 (土)

都心最大級総延床約110万㎡ 地上48階、高さ約234mの「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」 2024年6月下旬の状況

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● (仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー
 「中地区」には、地上48階、高さ234.5mの「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」が建設されます。「中地区」は、主に「日比谷U-1ビル」と「NTT日比谷ビル」の跡地です。

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上48階、塔屋2階、地下6階
◆ 高さ-最高部234.5m、軒高約230m
◆ 敷地面積-(施設全体)21,656.36㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約20,600㎡、(セントラルタワー)約12,300㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約376,000㎡、(セントラルタワー)約361,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎(パイルド・ラフト基礎)
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル 他
◆ 建築主-NTT都市開発、公共建物(株)、三井不動産、東京電力パワーグリッド
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年07月15日予定
◆ 竣工-2029年02月28日予定(セントラルタワー)、2038年03月頃予定(街区全体)


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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の断面図です。
 

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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の配置図です。


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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の建設予定地の2024年6月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「帝国ホテル東京」のすぐ南側です(写真提供読者さん)。


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少し南側です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。「帝国ホテル東京」のすぐ南側です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。少し南側です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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(解体前)日比谷U-1ビル

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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(解体前)NTT日比谷ビル

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。



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2024年7月19日 (金)

都心最大級総延床約110万㎡ 地上45階、高さ約232mの「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業 A棟」 2024年6月下旬の状況

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● 変更届の縦覧!
 「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」変更届の縦覧が2023年12月21日から行われました。「A棟」が、地上43階、地下5階、延床面積約310,000㎡から地上45階、地下3階、延床面積約300,000㎡に変更されています。「建築計画のお知らせ」は、地上45階、地下3階となっているので、変更が反映されていると思われます。

 引用資料 東京都環境局(2023/12/21) リンク切れ
 「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」変更届 

南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部232.52m、軒高230.23m
◆ 敷地面積-(施設全体)18,617.95㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約15,300㎡、(A棟)約11,100㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約297,400㎡、(A棟)約287,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設、駐車場
◆ 建築主-中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、TF内幸町特定目的会社、第一生命保険、東京センチュリー、みずほ信託銀行
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2022年09月12日~2024年03月31日予定
◆ 着工-2024年03月下旬
◆ 竣工-2027年03月下旬予定(A棟竣工)、2039年04月頃予定(街区全体)


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(変更前)
「外観イメージ」です。大きな変更は無いようですが、下層階のデザインが変更になっているように見えます。


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(変更後)
「建物断面図」です。地上階が2階増えて、地下階が2階減っています。


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(変更前)
「建物断面図」です。


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(変更後)
「緑化計画図」です。


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(変更前)
「緑化計画図」です。


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南地区の「位置図」です(引用:東京都)。


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西側から見た「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建設予定地の2024年6月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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内部を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南面です(写真提供読者さん)。


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「東京電力本社ビル」を南東側から見た様子です。このビルも解体されます(写真提供読者さん)。


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「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建築計画のお知らせです。「建築計画のお知らせ」は、地上45階、地下3階となっているので。変更が反映されていると思われます(写真提供読者さん)。


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(解体前)みずほ銀行内幸町本部ビル)

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。



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2024年7月18日 (木)

JR大崎駅 大崎駅東口第4地区再開発 「西地区」は、地上38階、高さ約140m 「東地区」は、地上35階、高さ約140m 完成イメージ公開!

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-大崎駅東口第4地区再開発-

 JR大崎駅周辺では怒涛の勢いで再開発が行われています。更に複数の地区で再開発構想が進められていますが、「大崎駅東口第4地区再開発」もその一つです。

 「ゲートシティ大崎」の南東側に位置する「大崎駅東口第4地区」の区域面積約19,000㎡を対象に再開発を検討してきた地権者らが、2015年9月25日に「大崎駅東口第4地区市街地再開発準備組合」を設立しました。

 再開発の検討対象区域は大崎一丁目で、北側は「環状6号(山手通り)」、東側は「目黒川」、南側は「JR山手線・横須賀線」に囲まれています。

 引用資料 品川区・公式HP
 大崎駅東口第4地区

● 2025年度に再開発組合を設立
 東京都品川区の「大崎駅東口第4地区」で、東西2地区で計画が進む再開発事業の規模やスケジュールが判明しました。「西地区」は三つの敷地に総延床面積約107,520㎡の再開発ビル、「東地区」は約133,000㎡の複合施設を想定します。

 建物の最高高さは東西両地区で約140mを見込みます。2025年春に都市計画決定を受け、再開発を計画する二つの準備組合は2025年度、2026年度の本組合設立を目指します。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2024/07/17)
 大崎駅東口第4地区再開発(東京都品川区)、25年春に都計決定へ/準備組合

大崎駅東口第4地区再開発の概要
◆ 所在地-品川区大崎一丁目15~20の一部
◆ 施行面積-約41,000㎡
◆ 交通-JR「大崎」駅

西地区の概要
◆ A地区-地上19階、敷地面積約5,230㎡、延床面積約43,930㎡、用途は事務所、店舗など
◆ B地区-地上38階、高さ約140m、敷地面積約6,000㎡、延床面積約56,480㎡、用途は共同住宅や店舗など
◆ C地区-地上7階、敷地面積約2,640㎡、延床面積約7,110㎡、用途は事務所
◆ 建築主-大崎駅東口第4西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-フジタ、
◆ コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 着工-2030年度予定
◆ 竣工-(A地区)2032年度予定、(B地区)2033年度予定、(C地区)2035年度予定

東地区の概要
◆ 住宅棟-地上35階、高さ約140m
◆ 事務所棟-地上21階
◆ 敷地面積-約13,740㎡
◆ 延床面積-約133,000㎡
◆ 建築主-大崎駅東口第4東地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-東京建物、旭化成不動産レジデンス、住友商事
◆ コンサルタント-日本設計
◆ 着工-2027年度予定、2028年度予定
◆ 竣工-2030年度予定、2031年度予定


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「東地区の再開発の完成イメージ」です。一番上は「西地区の再開発の完成イメージ」です。


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「街区図」です。


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「大崎駅東口第4地区再開発」の予定地です。


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「大崎駅東口第4地区再開発」の予定地は、東側で「目黒川」に面しています。


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「環状6号(山手通り)」沿いの街区北東側のにある「光村印刷」の本社などが入っている「光村ビル」も再開発の対象となっています。


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「千代田グラビヤ」の本社ビルです。再開発予定地の中で「千代田グラビヤ」の敷地が最も広いです。「千代田グラビヤ」はJR大崎駅周辺の大家さんで、「千代田グラビヤ」の土地に複数のビルが建設されています。


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「環状6号(山手通り)」沿いの街区北西側にあるマンションも再開発の対象となっています。写真右側の2007年12月竣工の「ブリリアタワー大崎」は再開発には参画しません。



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2024年7月17日 (水)

南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 地上47階、 高さ約182mの「プラウドタワー池袋」 2024年6月下旬の建設状況

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-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業-

 「東京都」は、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。市街地再開発事業の施行により、地上及び地下の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の集積による、賑わいのあるまちの形成を図ります。

 「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」は、東京都豊島区南池袋二丁目他で事業を推進する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」にて、2022年9月30日に「北棟」の起工式を実施し、2022年10月1日に着工しました。参加組合員として「住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構」が参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/14)
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工

 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」は「東池袋」駅に隣接、東京の副都心である「池袋」駅から東南約750mに位置する約1.7haの敷地に、豊島区最大級となる総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションを整備します。

● プラウドタワー池袋
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」正式名称は「グランドシティタワー池袋」、「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)」正式名称は「プラウドタワー池袋」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 グランドシティタワー池袋

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー池袋

グランドシティタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目23番他(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「東池袋」駅まで徒歩1分、東京メトロ有楽町線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ副都心線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「池袋」駅まで徒歩8分、JR山手線「池袋」駅まで徒歩9分、JR湘南新宿ライン(高崎線・東海道線)「池袋」駅まで徒歩9分、JR埼京線「池袋」駅まで徒歩9分、東武鉄道東上線「池袋」駅まで徒歩9分、西武池袋・豊島線「池袋」駅まで徒歩9分
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 高さ-最高部189.88m
◆ 敷地面積-8,761.09㎡
◆ 建築面積-5,255.35㎡
◆ 延床面積-111,881.65㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(93本)
◆ 地震対策-制震構造(壁型粘弾性方式の制震装置、TRCダンパーを採用)
◆ 用途-共同住宅、公共公益施設、店舗、事務所
◆ 総戸数-878戸(非分譲住戸105戸・広告対象外30戸含む)、その他店舗2区画、事務所2区画
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-住友不動産、三井住友信託銀行
◆ コンサルタント-ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2022年09月30日(起工式)、2022年10月01日(着工)
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始-2026年09月下旬予定(仮使用認定をもって引渡しとなるため竣工より早くなる)

プラウドタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目101(地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線、東武東上線、西武池袋・豊島線「池袋」駅徒歩10分、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩3分
◆ 階数-地上47階、地下2階
◆ 高さ-最高部約182m
◆ 敷地面積-6,305.98㎡
◆ 建築面積-3,085.57㎡
◆ 延床面積-75,198.21㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(基壇部と高層部の主要構造を凹型の免震ピットで切り分けて 地震の激しい揺れを抑える「デュアルレイヤーコア免震システム」を採用)
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、高齢者支援施設、店舗、学校
◆ 総戸数- 620戸(うち非分譲住戸82戸)
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-野村不動産、三井住友信託銀行
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2023年05月
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始- 2027年02月下旬予定


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南街区の「プラウドタワー池袋」の「現地西側上空より臨む外観完成予想CG」です。


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プラウドタワー池袋の「メインエントランス完成予想CG」です。


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プラウドタワー池袋の「2階エントランス完成予想CG」です。


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プラウドタワー池袋の「EAタイプ(16階)室内完成予想CG」です。


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デュアルレイヤーコア免震システム

 「プラウドタワー池袋」は、基壇部と高層部の主要構造を凹型の免震ピットで切り分けて地震の激しい揺れを抑える「デュアルレイヤーコア免震システム」を採用します。「中間免震構造」のため建物外周部にクリアランスを設ける必要がなく敷地の有効活用にもつながります。


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全体の「外観イメージパース」です。


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「断⾯イメージ」です。


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「計画敷地内の緑化のイメージ」です。


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「位置図」です。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」の2024年6月下旬の建設状況です。北街区の「グランドシティタワー池袋」と南街区の「プラウドタワー池袋」で構成されています(写真提供読者さん)。


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南街区の「プラウドタワー池袋」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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地下躯体を構築中です(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」です(写真提供読者さん)。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月16日 (火)

JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 ホームは、相対式2面4線(6両対応) 2024年秋に着工、2028年夏頃開業予定!

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-北海道ボールパークFビレッジの新駅-

 「JR北海道」は2019年12月11日に、プロ野球「日本ハムファイターズ」の新球場を含む北広島市の「ボールパーク」近くに建設する新駅の計画案を公表しました。「請願駅」のため80億~90億円と見積もる建設コストは地元負担を強調しました。2021年度から着手しても開業は2027年度末になります。

 2023年2月には、「北海道ボールパークFビレッジ」の隣接地に整備する新駅の総工費が当初試算より4割前後多い115億~125億円になるとの概算額を北広島市に伝えました。

 北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」に近接する新駅について、JR北海道は2023年9月13日に、当初計画より総工費を約3割抑えて85億~90億円とする新たな計画を発表しました。

 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、一部工事を省略します。費用を負担する北広島市から工事費を抑えるよう計画の見直しを求められていました。

● 2024年秋にも着工!
 「JR北海道」と「北広島市」2024年7月11日に、北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」の最寄り駅として新設する駅舎のデザインを公表しました。Fビレッジの中核「エスコンフィールド北海道」のエントランスに使われている赤レンガを駅舎の内壁にも活用し、Fビレッジとの一体感を強調するなどの趣向を凝らしています。

 引用資料 JR北海道(PDF:2024/07/11)
 千歳線新駅設置工事の着手について

 新駅は千歳線の上野幌駅と北広島駅の間に置かれ、2028年夏の開業を目指して2024年秋にも着工予定です。現在の最寄りの北広島駅と球場までは約2kmありますが、新駅が開業すれば約300mに短縮されます。

 北広島市が負担する工事費約80億円のうち、国の補助金などを除いた実質的な負担額は約32億円と見込まれています。北広島市の市長は記者会見で「大きな財政支出にはなるが、将来を見据えながらまちづくりを進めていきたい」と述べています。

北海道ボールパークFビレッジの新駅の概要
◆ 工事位置-千歳線上野幌駅・北広島駅間(北広島市共栄)
◆ 新駅位置-札幌駅から約20km、北広島駅から約2km、エスコンフィールドHOKKAIDOまで約300m(徒歩約4分)
◆ 新駅構造等-(ホーム)相対式2面4線<6両対応>、(駅舎)地上3階<改札は3階>
◆ 協定工事費-約80億円(総工事費約90億円) ※総工事費は、協定工事費の他、北広島駅構内線路新設(JR北海道施策)、設計費(実施中)、用地取得費等を含んだ費用
◆ 工事期間-2028年度まで
◆ 開業-2028年夏頃を目途


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2023年9月13日に公開された「新駅イメージ」です。一番上の最新の「新駅イメージ」は、2023年9月13日時点と比べるとデザインがかなり変更されています。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「新駅位置図」です。



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2024年7月15日 (月)

国家戦略特区 地上40階、高さ約207mと地上18階、高さ100mの「赤坂エンタテインメント・シティ計画」 2024月6下旬の建設状況

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-赤坂二・六丁目地区開発計画-
 「三菱地所」と「東京放送ホールディングス」は2019年1月30日に、東京・赤坂にある「国際新赤坂ビル(東館、西館、アネックス)」などの建て替えに関する事業協定を締結した事を発表しています。

 「東京都環境局」は、2021年4月9日に「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画」に係る環境影響評価書案の縦覧を行いました。「環境影響評価書案」により、「東館」は、地上44階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約240m、延床面積約179,000㎡、「西館」は、地上23階、塔屋1階、地下2階、最高高さ約120m、延床面積約42,000㎡と判明しました。

 その後、「東館」は、地上40階、塔屋1階、地下4階、最高高さ約220m、延床面積約169,500㎡、「西館」は、地上19階、塔屋1階、地下3階、最高高さ約110m、延床面積約38,500㎡に規模が縮小されました。

 更に、「東館」は、地上40階、塔屋1階、地下4階、最高高さ207.30m、延床面積約167,642.59㎡、「西館」は、地上18階、塔屋2階、地下3階、最高高さ99.87m、延床面積約38,143.02㎡に規模が縮小されました。

● 起工式を2024年3月13日に実施!
 「三菱地所」と「TBSホールディングス」は、共同で推進し2021年11月に国家戦略特別区域の認定を受けた「赤坂二・六丁目地区開発計画」の起工式を2024年3月13日に実施し、新築工事に着手しました。

 引用資料 三菱地所(2024/03/13)
 赤坂エリアの新たなランドマークとなる2棟の建物が2028年に誕生 赤坂二・六丁目地区開発計画 新築工事着手/民間都市再生事業計画に認定

 「赤坂二・六丁目地区開発計画」は、総合コンテンツ企業であるTBSが赤坂でコンテンツを発信し続けてきた街の系譜を承継・昇華させる"赤坂エンタテインメント・シティ"をビジョンに掲げ、計画地内に劇場・ホールを新たに整備し、エンタテインメント関連企業・スタートアップ企業やクリエイターが集う施設を設けるなど、世界に向け最高のコンテンツを届ける拠点を目指しています。

 赤坂エンタテインメント・シティ計画の概要
◆ 計画名-赤坂二・六丁目地区開発計画(A工区・B工区)
◆ 所在地-東京都港区赤坂二丁目1433番地1他(A工区)、六丁目101番地1他(B工区)
◆ 交通-東京メトロ千代田線「赤坂」駅直結、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅徒歩5分、東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅 徒歩6分
◆ 階数-(東街区)地上40階、塔屋1階、地下4階、(西街区)地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-(東街区)最高部207.30m、(西街区)最高部99.87m
◆ 敷地面積-(東街区)8,761.70㎡、(西街区)5,415.06㎡
◆ 建築面積-(東街区)5,289.98㎡、(西街区)4,015.11㎡
◆ 延床面積-(東街区)167,642.59㎡、(西街区)38,143.02㎡
◆ 構造-(東街区)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(西街区)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(東街区)直接基礎、(西街区)直接基礎
◆ 用途-(東街区)オフィス、自動車車庫、飲食店、物販店舗、自転車駐車場、(西街区)劇場、ホテル、飲食店、自動車車庫、自転車駐車場、駅舎
◆ 建築主-三菱地所、TBSホールディングス
◆ 設計者-(東街区)三菱地所設計、(西街区)三菱地所設計
◆ 施工者-(東街区)鹿島建設、(西街区)大林組
◆ 解体工事-2022年07月1日~2023年10月31日
◆ 着工-(東街区)2024年01月12日、(西街区)2024年02月23日
◆ 竣工-(東街区)2028年03月末予定、(西街区)2028年03月末予定
◆ 全体竣工-(東街区)2028年10月末予定


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「赤坂サカス方面より計画地側を見る」です。


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「東京メトロ「赤坂駅」改札内より計画地側を見る(地下2階)」です。


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「地上から地下につながる重層的広場を見る」です。


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「劇場・ホールのイメージ(参考:TBS 赤坂 ACT シアター)」です。


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「建物用途構成イメージ」です。


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「赤坂エリアでのエンタテインメント創出イメージ」です。


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「周辺地図」です。


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「赤坂エンタテインメント・シティ計画」の2024月6下旬の建設状況です。写真左側が「東街区」、写真右側が「西街区」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「東街区」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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手前が「BG掘削機」 、奥が「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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「BG掘削機」で「地中障害物」の撤去を行っているようです(写真提供読者さん)。


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「東街区」を角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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「東街区」の「赤坂二・六丁目地区開発計画(A工区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「西街区」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「西街区」の内部です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」で、「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により「山留め壁」の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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「山留め壁」の「芯材」となる「H形鋼」です(写真提供読者さん)。


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「西街区」の「赤坂二・六丁目地区開発計画(B工区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月14日 (日)

南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 地上52階、 高さ約190mの「グランドシティタワー池袋」 2024年6月下旬の建設状況

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-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業-

 「東京都」は、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。市街地再開発事業の施行により、地上及び地下の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の集積による、賑わいのあるまちの形成を図ります。

 「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」は、東京都豊島区南池袋二丁目他で事業を推進する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」にて、2022年9月30日に「北棟」の起工式を実施し、2022年10月1日に着工しました。参加組合員として「住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構」が参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/14)
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工

 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」は「東池袋」駅に隣接、東京の副都心である「池袋」駅から東南約750mに位置する約1.7haの敷地に、豊島区最大級となる総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションを整備します。

● グランドシティタワー池袋
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」正式名称は「グランドシティタワー池袋」、「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)」正式名称は「プラウドタワー池袋」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 グランドシティタワー池袋

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー池袋

グランドシティタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目23番他(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「東池袋」駅まで徒歩1分、東京メトロ有楽町線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ副都心線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「池袋」駅まで徒歩8分、JR山手線「池袋」駅まで徒歩9分、JR湘南新宿ライン(高崎線・東海道線)「池袋」駅まで徒歩9分、JR埼京線「池袋」駅まで徒歩9分、東武鉄道東上線「池袋」駅まで徒歩9分、西武池袋・豊島線「池袋」駅まで徒歩9分
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 高さ-最高部189.88m
◆ 敷地面積-8,761.09㎡
◆ 建築面積-5,255.35㎡
◆ 延床面積-111,881.65㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(93本)
◆ 地震対策-制震構造(壁型粘弾性方式の制震装置、TRCダンパーを採用)
◆ 用途-共同住宅、公共公益施設、店舗、事務所
◆ 総戸数-878戸(非分譲住戸105戸・広告対象外30戸含む)、その他店舗2区画、事務所2区画
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-住友不動産、三井住友信託銀行
◆ コンサルタント-ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2022年09月30日(起工式)、2022年10月01日(着工)
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始-2026年09月下旬予定(仮使用認定をもって引渡しとなるため竣工より早くなる)

プラウドタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目101(地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線、東武東上線、西武池袋・豊島線「池袋」駅徒歩10分、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩3分
◆ 階数-地上47階、地下2階
◆ 高さ-最高部約182m
◆ 敷地面積-6,305.98㎡
◆ 建築面積-3,085.57㎡
◆ 延床面積-75,198.21㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(基壇部と高層部の主要構造を凹型の免震ピットで切り分けて 地震の激しい揺れを抑える「デュアルレイヤーコア免震システム」を採用)
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、高齢者支援施設、店舗、学校
◆ 総戸数- 620戸(うち非分譲住戸82戸)
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-野村不動産、三井住友信託銀行
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2023年05月
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始- 2027年02月下旬予定


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北街区の「グランドシティタワー池袋」の完成イメージです。


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北街区の「グランドシティタワー池袋」の完成イメージです。南街区の「プラウドタワー池袋」は描かれていません。


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全体の「外観イメージパース」です。


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下層階のイメージです。


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下層階のイメージです。


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「断⾯イメージ」です。


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「計画敷地内の緑化のイメージ」です。


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「位置図」です。


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「北街区」の「グランドシティタワー池袋」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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躯体が地上に姿を現しています(写真提供読者さん)。


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床面です(写真提供読者さん)。


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躯体北側部分です(写真提供読者さん)。


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敷地北側部分です(写真提供読者さん)。


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敷地北西側部分です(写真提供読者さん)。


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南側のタワークレーンです(写真提供読者さん)。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月13日 (土)

「渋谷マルイ」が生まれ変わる 日本初の本格的な木造商業施設「(仮称)渋谷マルイ建替計画」 2026年に開業!

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-(仮称)渋谷マルイ建替計画-

 「丸井グループ」は、1971年の開店以来、約50年営業を続けてきた「渋谷マルイ」を2022年8月28日で一時休業し、日本初の本格的な木造商業施設として2026年開業に向けて、建替え工事を行います。

 引用資料 丸井(PDF:2022/05/27)
 日本初の本格的な木造商業施設 誕生へ -2026年、渋谷マルイが生まれ変わります

 「渋谷マルイ」は、技術革新が著しい耐火木材など構造の約60%に木材を使用した、日本初の、サステナブルな本格的木造商業施設として生まれ変わります。

 建物のデザインは、日本の伝統的な建築技術に着目し、天然素材の使用、太陽光の活用など、自然由来のエネルギーを効率的に利用します。開店後も再生可能エネルギー由来の電力を使用するなど、最高水準の持続可能技術を採用し、環境負荷軽減を促進する、よりサステナブルな施設をめざします。

(仮称)渋谷マルイ建替計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神南一丁目8番3外(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線「渋谷」駅
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部50.64m、軒高43.14m
◆ 敷地面積-839.33㎡
◆ 建設面積-704.85㎡
◆ 延床面積-6,850.16㎡(売場面積約2,800㎡)
◆ 構造-(地上)木造、鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-丸井
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-戸田建設・住友林業共同企業体
◆ 着工-2023年10月02日
◆ 竣工-2026年02月末日予定
◆ 開業-2026年予定


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「建替え後イメージ(店頭)」です。


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「建替え後イメージ(屋上)」です。


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「建替え後イメージ(店内)」です。


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「(仮称)渋谷マルイ建替計画」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。 


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「(仮称)渋谷マルイ建替計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月12日 (金)

渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟) 東急百貨店東横店西・南館解体工事 2024年6月下旬の状況

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-渋谷スクランブルスクエア-
 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの「東棟」、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの「西棟」、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの「中央棟」を建設します。施設の正式名称は「渋谷スクランブルスクエア」です。

 「渋谷スクランブルスクエア、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄」は、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」を2019年11月1日に開業しました。「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」は、既存建物の解体完了後に本体工事に着手し、2027年度の完成を目指します。

● 東急東横店(西館・南館)の解体工事
 「東急東横店」は、2020年3月31日をもって営業を終了しました。この部分は「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」及び「渋谷駅橋上駅舎」の建設予定地となります。
 
 現在、「東急百貨店東横店西・南館解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています。

● JR渋谷駅の橋上駅舎化!
 JR渋谷駅においては、南側にあった埼京線ホームの移設(山手線ホームとの並列化)、山手線の1面2線化、駅コンコースの拡充およびバリアフリー設備の整備等を行い、人々が利用しやすい駅を目指します。2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」の建設に合わせて、JR渋谷駅が橋上駅舎化されます。新たにJR渋谷駅の3階に「改札口」が新設されます。


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「全体完成時イメージ」です(引用:JR東日本)。


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「東急百貨店東横店西・南館解体工事」の2024年6月下旬の状況です。「東急百貨店東横店西・南館解体工事」の解体工事の工期は、2020年10月1日~2024年12月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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北側部分を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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解体面です(写真提供読者さん)。


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駅前広場の北側部分です(写真提供読者さん)。


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北側部分です(写真提供読者さん)。


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南側部分です(写真提供読者さん)。


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駅前広場の南側部分です(写真提供読者さん)。


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道路の南側は「渋谷サクラステージ」です(写真提供読者さん)。


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すぐ南側の「渋谷サクラステージ」です(写真提供読者さん)。


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2023年11月30日に竣工した地上39階、地下4階、高さ179.97mの「渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー」です(写真提供読者さん)。



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2024年7月11日 (木)

国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2024年6月下旬の建設状況

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-
 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

 引用資料 公式ホームページ
 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

● 劇場・カンファレンス施設
  「東京建物」は、東京建物が再開発組合の一員として参画し、2025年度の竣工を予定している「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」において整備する劇場・カンファレンス施設について、「ぴあ」および「コングレ」が運営を行うことが決定しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/08/10)
 「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」劇場・カンファレンス施設 ぴあ株式会社・株式会社コングレによる運営が決定

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-ハイブリッド制震構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2025年07月31日予定
◆ 総事業費-約2,104億円


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低層部イメージ(中央通り方面から望む)です。


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「大庇下広場完成予想CG」です。


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「オフィスロビー完成予想CG」です。


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「お祭り広場完成予想CG」です。


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「劇場完成予想CG」です。


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「カンファレンスホール完成予想CG」です。


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基準階17階平面図
 ワンフロア760坪以上、天井高2.9m、多様なニーズに応える整形無柱空間となっています。柱をすべて外周部に配置することで、フレキシブルなレイアウトが可能になっています。

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最高グレードの建物耐震性能
 「ブレーキダンパー」と「オイルダンパー」を併用するハイブリッド制震構造を採用しました。世界初の技術である手裏剣ダンパーと重なりダンパーの採用によって、大地震に対応可能なエネルギーの吸収能力を確保し、超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.5倍に耐える高い耐震性能を有しています。

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「概要図」です(引用:国土交通省)


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります(引用:東京都)。


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「位置図」です。


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「東京駅丸の内駅舎」越しに見た「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の2024年6月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です。2024年1月16日の工事再開からグングン上に伸びています(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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北西側から見た低雄部の様子です(写真提供読者さん)。


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北西側の「外堀通り」沿いの2棟の雑居ビルは再開発に参画しません(写真提供読者さん)。


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北西側の低雄部の様子です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た「A地区」です(写真提供読者さん)。


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北西側から見た「A地区」です(写真提供読者さん)。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月10日 (水)

JR側の「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業 2024年6月下旬の状況

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-京浜急行本線連続立体交差事業-
 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」を進めています。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。

 現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。

● (仮称)品川駅街区地区
 「京浜急行電鉄」と「JR東日本」は、東京都港区の品川駅高輪口を再整備する「(仮称)品川駅街区地区」の開発計画を明らかにしました。約33,500㎡の敷地を3分割し、駅施設や商業施設、オフィスなどで構成する総延床面積約374,300㎡の施設群を整備します。

 近く東京都に都市計画提案を提出する予定です。2023年度内の都市計画審議会に諮り、都計決定できるよう都と調整しています。2025年度の着工、2036年度の全体完成を目指します。

 計画施設の西側には国道15号をまたぐ歩行者デッキを設けます。駅出口となる敷地北端にも歩行者広場を確保します。敷地を東西・南北に貫く自由通路も複数整備し、回遊性を高めます。

 引用資料 京浜急行電鉄(2023/08/29)
 品川駅街区地区における開発計画について

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(品川駅街区地区)都市計画(素案)の概要

 計画では、「京浜急行本線連続立体交差事業」で整備される、京急線品川駅の鉄道施設を建物内に配置します。駅と街をつなぐ一体的な都市基盤整備(東西・南北方向の歩行者ネットワーク強化等)や、国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入、防災機能強化と先導的な環境都市づくりにより、国際交流拠点・品川の形成に寄与していきたいという考えのもと進められます。

(仮称)品川駅街区地区の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目及び高輪三丁目外
◆ 交通-JR線「品川」駅、京急本線「品川」駅
◆ 敷地面積-約33,500㎡
◆ 延床面積-約374,300㎡
◆ 容積対象床面積-約326,500㎡(計画容積率980%)

(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約14,700㎡
◆ 建築面積-約11,000㎡
◆ 延床面積-約165,000㎡
◆ 容積対象床面積-約147,000㎡(計画容積率1,000%)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途- オフィス、店舗、駅施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-(基本設計)JR東日本建築設計・日本設計・日建設計JV、(実施設計)JR東日本建築設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2026年03月下旬予定
◆ 竣工-2031年03月下旬予定


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「京急線」がビルの下を空母の「スキージャンプ」のように駆け上がっていく凄い構造になっています。


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「断面イメージ」です。「京急線」および「京急品川駅」がビルの1階部分にある構造になっています。


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「配置図」です。


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「連続立体交差事業の概要図」です。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。

 引用資料 東京都建設局
 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業


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現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。「京浜本線品川駅」のホームは、約130m北側に移動します。


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JR側の「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」の2024年6月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「京急第10ビル」などの跡地です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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南西端です(写真提供読者さん)。


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このあたりの「京急本線」は、地平化されます(写真提供読者さん)。


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橋脚部分です(写真提供読者さん)。


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「京急本線」です(写真提供読者さん)。


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JR品川駅西口の「駅前広場」があった場所です。「京浜本線品川駅」のホームは、約130m北側に移動して、このあたりが「京浜本線品川駅」になります(写真提供読者さん)。


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「KOBELCO(神戸製鋼所)」の大型クローラークレーン「SL6000J」です。最大つり上げ能力500トン×6.2mです(写真提供読者さん)。


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「京急品川駅」です。この部分に京浜急行電鉄の地上28階、地下2階、高さ約150mの「(仮称)品川駅街区地区 南街区(南-a)新築計画」が建設されます (写真提供読者さん)。


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「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」の建築計画のお知らせです (写真提供読者さん)。



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2024年7月 9日 (火)

京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業 (仮称)品川駅街区地区 南街区(南-a)新築計画 2024年6月下旬の建設状況

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-京浜急行本線連続立体交差事業-
 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」を進めています。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。

 現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。

● (仮称)品川駅街区地区
 「京浜急行電鉄」と「JR東日本」は、東京都港区の品川駅高輪口を再整備する「(仮称)品川駅街区地区」の開発計画を明らかにしました。約33,500㎡の敷地を3分割し、駅施設や商業施設、オフィスなどで構成する総延床面積約374,300㎡の施設群を整備します。

 近く東京都に都市計画提案を提出する予定です。2023年度内の都市計画審議会に諮り、都計決定できるよう都と調整しています。2026年3月下旬の着工、2037年3月下旬の全体完成を目指します。

 計画施設の西側には国道15号をまたぐ歩行者デッキを設けます。駅出口となる敷地北端にも歩行者広場を確保します。敷地を東西・南北に貫く自由通路も複数整備し、回遊性を高めます。

 引用資料 京浜急行電鉄(2023/08/29)
 品川駅街区地区における開発計画について

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(品川駅街区地区)都市計画(素案)の概要

 計画では、「京浜急行本線連続立体交差事業」で整備される、京急線品川駅の鉄道施設を建物内に配置します。駅と街をつなぐ一体的な都市基盤整備(東西・南北方向の歩行者ネットワーク強化等)や、国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入、防災機能強化と先導的な環境都市づくりにより、国際交流拠点・品川の形成に寄与していきたいという考えのもと進められます。

(仮称)品川駅街区地区の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目及び高輪三丁目外
◆ 交通-JR線「品川」駅、京急本線「品川」駅
◆ 敷地面積-約33,500㎡
◆ 延床面積-約374,300㎡
◆ 容積対象床面積-約326,500㎡(計画容積率980%)

(仮称)品川駅街区地区 南街区(南-a)新築計画の概要
◆ 階数-(南-a)地上28階、地下2階、(南-b)地上9階、地下1階
◆ 高さ-(南-a)最高部約150m、(南-b)最高部約47m
◆ 敷地面積-(南-a)約17,300㎡、(南-b)約1,500㎡
◆ 建築面積-(南-a)約14,800㎡
◆ 延床面積-(南-a)約201,000㎡、(南-b)約8,300㎡
◆ 容積対象床面積-(南-a)約172,000㎡<計画容積率1,000%>、(南-b)約7,500㎡<計画容積率500%>
◆ 構造-(南-a)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(南-a)直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-(南-a)オフィス、店舗、宿泊施設、集会場、駅施設、駐車場等、(南-b)店舗、 オフィス、駐車場、駐輪場等
◆ 建築主-京浜急行電鉄
◆ 設計者-日建設計
◆ 着工-(南-a)2026年03月下旬予定、(南-b)2030年度予定
◆ 竣工-(南-a)2037年03月下旬予定、(南-b)2032年度予定



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「京急線」がビルの下を空母の「スキージャンプ」のように駆け上がっていく凄い構造になっています。


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「断面イメージ」です。「京急線」および「京急品川駅」がビルの1階部分にある構造になっています。


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「配置図」です。


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「連続立体交差事業の概要図」です。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。

 引用資料 東京都建設局
 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業


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現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。「京浜本線品川駅」のホームは、約130m北側に移動します。

1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。


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京浜急行が建築主となる「(仮称)品川駅街区地区 南街区(南-a)新築計画」の建設予定地と「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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タワークレーンが建っています。「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」が本格化しています(写真提供読者さん)。


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工事が本格化してJR山手線の西側は要塞のようになっています(写真提供読者さん)。


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「構台」が築かれています
(写真提供読者さん)。


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ビルの内部に配置される「橋桁」の断面部分です(写真提供読者さん)。


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ビルの内部に配置される 「橋桁」の組み立てが行われています。JR品川駅南側の「留置線」の跡地の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「橋桁」は、 仮設の橋脚で支えられています(写真提供読者さん)。


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「橋桁」は、「タワークレーン」で組み立てられています(写真提供読者さん)。


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「橋桁」の南端です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)品川駅街区地区 南街区(南-a)新築計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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工事が始まる前のJRの「留置線」です。

● 廃止されたJRの留置線
 京急本線の高架橋
とJR山手線の間には、JRの「留置線」が6本ありました。「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」に先立ち2019年3月に廃止されました。


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京浜急行本線から見た工事が始まる前のJRの「留置線」です。


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JR山手線から見た工事が始まる前のJRの「留置線」です。



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2024年7月 8日 (月)

「東急百貨店本店」の跡地 地上34階、高さ約156mの「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」 東急百貨店本店解体工事 2024年6月下旬の状況

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-東急百貨店本店+Bunkamura-

 「東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店」は、渋谷の商業エリアと松濤の住宅エリアの結節点に位置する渋谷区道玄坂二丁目24番土地(現・東急百貨店本店)における開発計画を3社で推進していくことに、2021年5月13日に正式合意しました。今後は本計画の推進のため、本計画の企画検討・設計などを実施していきます。

 渋谷エリアで多数の複合施設の開発・運営や渋谷の魅力向上に向けてさまざまな取り組みを行ってきた東急グループと、グローバルな不動産開発投資会社としてアイコニックな複合施設開発を手掛けるLCREがパートナーシップを組み、隣接するBunkamuraとの一体化により、「感動」「高揚」など真の豊かさを感じる、日本を代表するワールドクラスクオリティの施設を渋谷エリアに創出します。

● Shibuya Upper West Project
 「東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店」は 、2023年1月31日の東急百貨店本店の営業終了後、2027年度の竣工を目指して3社共同で推進する「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」の計画概要について発表しました。

 東急百貨店 ニュースリリース(PDF:2022/07/21)
 渋谷の新たなシンボル“Shibuya Upper West Project”が2027年度竣工に向け始動!

 ホテルは「スワイヤー・ホテルズ(Swire Hotels)」が展開し、コンテンポラリーラグジュアリーブランド「ザ・ハウス・コレクティブ(The House Collective)」が日本に初進出します。

Shibuya Upper West Projectの概要
◆ 計画名-(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目228番16他(地名地番)
◆ 交通-JR「渋谷」駅、東急東横線・田園都市線「渋谷」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅、京王井の頭線「渋谷」駅
◆ 階数-(新築部分)地上34階、地下4階、(Bunkamura)地上8階、地下2階
◆ 高さ-155.8m
◆ 敷地面積-約13,675m(Bunkamura含む)
◆ 建築面積-約12,130㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約119,720㎡(施設全体)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-べた基礎(直接基礎)
◆ 用途-物販店、飲食店、ホテル、共同住宅、美術館、駐車場
◆ 事業主-東急、L Catterton Real Estate、東急百貨店
◆ デザインアーキテクト-Snøhetta
◆ エグゼクティブアーキテクト-株式会社日建設計・株式会社東急設計コンサルタント設計共同事業体
◆ 設計者-日建設計、石本建築事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 閉店-2023年01月31日
◆ 解体工事-2023年03月15日~2024年06月30日予定
◆ 着工-2024年07月上旬予定
◆ 竣工-2028年03月下旬予定


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「The Sanctuaryイメージ」です。


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「用途配置図」です。 

● 渋谷から東急百貨店が消える!
 「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」には、下層階(地下1階~地上6階)のリテール部分は、ライフスタイルを提案する小売店舗とし、「東急百貨店本店」は入らないようです。2020年3月31日には「東横店」が閉店しています。渋谷から「東急百貨店」が消える事になります。


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「計画地位置」です。


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「東急百貨店本店解体工事」の2024年6月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「東急建設」の施工で、「東急百貨店本店解体工事」が行われています。解体工事の工期は、2023年3月15日~2024年6月30日(予定)です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。地上躯体の解体工事は終わっているようです(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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「東急百貨店本店解体工事」の解体工事のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「(仮称)Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」のホテル等建築・変更計画概要です(写真提供読者さん)。


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東急百貨店本店
 営業していた頃の「東急百貨店本店」です。「東急百貨店本店」は、1967年11月1日に「東横店」に替わる本店として開店しました。2023年1月31日に閉店しました。「東横店」と「本店」が閉店したので、渋谷の百貨店は「西武渋谷店」だけになりました。

● 渋谷はインバウンドで沸騰!
 渋谷は外国人観光客に大人気でインバウンドで沸騰しています。東京や大阪のインバウンドで沸騰している場所に立地している百貨店は売上高が驚異的な伸びになっています。

 閉店が決まった時は、コロナ禍も重なって「百貨店はオワコン」という風潮でしたが、大都市の都心の百貨店はインバウンドで大復活を遂げています。先の事を見通すのは難しいですが、「複合ビルよりも新しい百貨店への建て替えの方が良かったのではないか?」と私は思います。

 「三越伊勢丹ホールディングス」は2030年度以降、旗艦百貨店「伊勢丹新宿本店」を中心とした周辺の街づくりに向けた不動産開発へ5,000億円規模を投資すると発表しています。



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2024年7月 7日 (日)

国家戦略特区 新宿の新たなランドマーク 地上48階、高さ約258mの「新宿駅西口地区開発計画」 2024年6月下旬の建設状況

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-新宿駅西口地区開発計画-

 「小田急電鉄」および「東京地下鉄」が事業主体となる新宿駅西口地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画概要が発表されています。

 小田急グループの流通業の中核企業である「小田急百貨店」は、「小田急電鉄」が「東京地下鉄(東京メトロ)」と共同して推進する、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトである新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い、2022年10月2日をもって、新宿店本館での営業を終了し、以降、新宿店は「新宿西口ハルク」にて営業を継続します。

 「小田急電鉄」は2022年2月9日に、「小田急電鉄」および「東京地下鉄(東京メトロ)」が推進している「新宿駅西口地区開発計画」において、「東急不動産」を共同事業者候補として選定したと発表しました。

 「小田急電鉄」と「東京地下鉄」は、新宿駅西口地区開発計画において、2022年10月3日以降順次、既存建物の解体工事に着手しました。解体の対象は、小田急百貨店新宿店本館とモザイク通りを含む新宿ミロードとして営業している建物で、10月3日に「小田急百貨店新宿店本館」の解体に着手し、その後順次「新宿ミロード」の解体を行います。

● 2024年3月25日に新築着工!
 「小田急電鉄」と「東京地下鉄、東急不動産」の3社が事業主体となる「新宿駅西口地区開発計画」では、2024年3月25日(月)に3社共同事業「A区」にて「安全祈願祭」を執り行い新築着工しました。

 引用資料 小田急電鉄(PDF:2024/03/25)
 3月25日「新宿駅西口地区開発計画」新築着工 

新宿駅西口地区開発計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目1-4,1-5,129-3,129-6及び新宿三丁目1000-4他
◆ 交通-JR・東京メトロ・都営地下鉄・京王電鉄・小田急電鉄「新宿」駅
◆ 階数-地上48階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-最高部258.15m
◆ 敷地面積-15,718.96㎡
◆ 敷地面積-15,630.20㎡
◆ 延床面積-279,057.38㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルドラフト基礎(地中連続壁、直接基礎と杭基礎を併用)
◆ 用途-商業施設、オフィス、駅施設 等
◆ 建築主-小田急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東急不動産
◆ 設計者-日本設計・大成建設設計共同体
◆ 施工者-大成建設
◆ 閉館-2022年10月02日
◆ 解体工事-2022年10月03日以降順次
◆ 着工-2024年03月25日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2029年09月下旬予定


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「商業機能イメージ(地下1階・駅コンコース)」です。


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「ビジネス創発機能イメージ」です。


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「オフィス機能イメージ(ロビーエリア)」です。


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「用途断面図」です。


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「位置図」です。南北に細長い敷地で、「小田急百貨店・本館、モザイク通り、新宿ミロード」が再開発の対象になります。


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「新宿駅西口地区開発計画」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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2024年3月25日に「安全祈願祭」を執り行い新築着工しました。地上躯体の解体はほぼ終わっています(写真提供読者さん)。


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北端です(写真提供読者さん)。


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南側です(写真提供読者さん)。


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更に南側です(写真提供読者さん)。


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更に南側です(写真提供読者さん)。


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更に南側です。この部分はまだ一部地上躯体が残っているように見えます(写真提供読者さん)。


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「新宿駅西口地区開発計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月 6日 (土)

国家戦略特区 地上44階、高さ約218mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」 既存建物解体工事 2024年6月下旬の状況

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-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

 「国家戦略特区」の「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて開発します。「永代通り」沿いの「南街区」には、地上45階、地下5階、高さ約235m、延床面積約180,500㎡の超高層複合ビル、「日本橋川」沿いの「北街区」には、地上2階、地下1階、延床面積約1,000㎡の施設を計画していました。

 「東京都環境局」は、2020年4月20日に「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価書の閲覧を行いました。2019年4月23日に公開された「国家戦略特区」の資料からは、階数が地上45階、地下5階から地上46階、塔屋2階、地下4階、最高部の高さが約235mから約233mに変更になりました。

 更に、「北街区」の階数が、地上46階、塔屋2階、地下4階から地上44階、地下3階に変更、高さが約233mから約217mに変更されました。「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」が、「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2023年5月8日~2024年5月31日(予定)です。

● 権利変換認可!
 「東京建物」は、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合の一員として、中央区八重洲一丁目1番他において、権利者や地域とともに「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」を推進してきました。2023年9月15日付で、東京都知事より権利変換計画の認可を受けました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/09/15)
 東京駅至近の日本橋川沿いエリアに大規模複合施設を整備「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」権利変換認可のお知らせ

 現場には「建築計画のお知らせ」が掲示されています。計画名は「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)」です。高さは218.00mとなっています。

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目3番(地番)
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
◆ 階数-(南街区)地上44階、塔屋2階、地下3階、(北街区)地上2階、地下1階
◆ 高さ-(南街区)最高部218.00m、(北街区)約12m
◆ 敷地面積-(南街区)7,557.67㎡、(北街区)約1,702㎡
◆ 建築面積-(南街区)6,550.00㎡、 (北街区)約883㎡
◆ 延床面積-(南街区)185,600.00㎡、(北街区)約1,036㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、宿泊施設、駐車場等
◆ 建築主-八重洲一丁目北地区市街地再開発組合
◆ 特定業務代行者-東京建物、東京ガス不動産、明治安田生命保険、大成建設
◆ 設計者-(基本設計者)日本設計、(実施設計者)大成建設
◆ 施工-大成建設
◆ 解体工事-2023年05月08日~2024年05月31日予定
◆ 着工-2024年10月01日予定
◆ 竣工-(南街区)2028年09月30日予定、(北街区)2031年度予定


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「日本橋川沿いの低層部イメージ」です(引用:東京建物)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都)。


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「配置図」です(引用:東京都)。


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「2階平面図」です(引用:東京都)。


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「位置図」です(引用:東京建物)。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う躯体解体工事」の2024年6月下旬の状況です。地上21階、高さ106.6mの「新呉服橋ビルディング」の解体工事が「大成建設」の施工で行われています(写真提供読者さん)。


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「新呉服橋ビルディング」の解体現場を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です。「ロックオーガ」で「地中障害物」の撤去を行っています(写真提供読者さん)。


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東側です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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「TGビルディング(本館)」と「TGビルディング(別館)」の解体工事を行っています(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」です。「クローラークレーン」で「ハンマークラブ」を吊り上げています。「地中障害物」の撤去を行っています(写真提供読者さん)。


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東端です(写真提供読者さん)。


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「北街区」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物等新築工事(南街区)」の建築計画のお知らせです。着工が2024年9月30日(予定)からが2024年10月1日(予定)に1日だけ変更されています(写真提供読者さん)。



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2024年7月 5日 (金)

東京証券取引所 「プライム市場」の時価総額が初めて1,000兆円を突破 「TOPIX(東証株価指数)」が34年7カ月ぶりに最高値を更新!

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-東京証券取引所-

 日本株が好調です。日本の株価の指標と言えば「日経平均株価」ばかりが話題になりますが、私は「TOPIX(東証株価指数)」の方をより重要視しています。プライム市場の中の225銘柄を選んだ「日経平均株価」は、特定の株価が高い銘柄の影響を受けやすいからです。

 「日経平均株価」は、2024年2月22日にバブル期の1989年12月29日につけた終値としての史上最高値を更新しましたが、「TOPIX」は史上最高値を更新できていませんでした。

 2024年7月4日に、遂に「TOPIX」が、前日比26.29ポイント高の2,898.47と史上最高値を更新して終了しました。バブル経済期の1989年12月18日につけた2,884.80の高値を34年7カ月ぶりに上回りました。

● プライム市場の時価総額が1,000兆円を突破!
 グローバル企業が多い「東証プライム市場」の時価総額が初めて1,000兆円を突破しました。2024年7月4日終値時点の「東京証券取引所」の時価総額(普通株式ベース)は、プライム10,073,154億円、スタンダード288,585億円、グロース73,945億円となっています。

 私が生きている間に「東証一部(現:プライム)」の時価総額が1,000兆円を突破する事は絶対に無いと思っていたので本当に嬉しいです。世界の時価総額の約半分を占めるアメリカと比べると小さな市場ですが、アメリカはすべてにおいて桁違いの超大国なので比べてもしかたがないです。空しくなるだけです。

 時価総額ランキングを見ると10兆円以上が19社、5兆円以上が44社、3兆円以上が73社となっています。私は40年以上日本の株式市場を見てきましたが、市場の厚みが格段に増しています。

時価総額ランキング(2024年7月4日終値時点)
01 トヨタ自動車-53,560,802百万円
02 三菱UFJフィナンシャル・グループ-22,547,167百万円
03 キーエンス-17,797,938百万円
04 ソニーグループ-17,374,542百万円
05 日立製作所-17,271,221百万円
06 東京エレクトロン-16,908,033百万円
07 ソフトバンクグループ-16,449,247百万円
08 三井住友フィナンシャルグループ-14,814,130百万円
09 リクルートホールディングス-14,554,906百万円
10 日本電信電話-14,270,730百万円
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11 三菱商事-14,158,514百万円
12 ファーストリテイリング-13,311,183百万円
13 信越化学工業-12,950,946百万円
14 伊藤忠商事-12,843,945百万円
15 東京海上ホールディングス-12,407,994百万円
16 三井物産-11,658,467百万円
17 任天堂-11,467,433百万円
18 第一三共-11,053,312百万円
19 中外製薬-10,242,252百万円
20 KDDI-9,628,781百万円
----------------------
21 ソフトバンク-9,623,706百万円
22 ホンダ-9,456,480百万円
23 みずほフィナンシャルグループ-9,052,426百万円
24 JT-8,952,000百万円
25 オリエンタルランド-8,346,689百万円
26 デンソー-8,211,962百万円
27 村田製作所-7,172,178百万円
28 ディスコ-6,998,482百万円
29 HOYA-6,922,661百万円
30 三菱重工業-6,818,142百万円
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31 ダイキン工業-6,725,500百万円
32 武田薬品工業-6,712,620百万円
33 MS&ADインシュアランスグループホールディングス-6,207,707百万円
34 ルネサスエレクトロニクス-6,139,358百万円
35 キヤノン-5,943,250百万円
36 ゆうちょ銀行-5,753,797百万円
37 三菱電機-5,651,758百万円
38 富士通-5,487,402百万円
39 SMC-5,360,580百万円
40 日本郵政-5,344,803百万円
----------------------
41 丸紅-5,241,782百万円
42 セブン&アイ・ホールディングス-5,194,787百万円
43 アドバンテスト-5,191,373百万円
44 住友商事-5,048,886百万円
45 コマツ-4,856,394百万円
46 富士フイルムホールディングス-4,851,121百万円
47 豊田自動織機-4,599,241百万円
48 ブリヂストン-4,518,423百万円
49 オリックス-4,490,496百万円
50 第一生命ホールディングス-4,475,654百万円
----------------------
51 ファナック-4,455,495百万円
52 三井不動産-4,239,841百万円
53 TDK-4,214,288百万円
54 ニデック-4,180,550百万円
55 テルモ-4,053,951百万円
56 NEC-3,855,369百万円
57 大塚ホールディングス-3,836,793百万円
58 東海旅客鉄道-3,614,270百万円
59 スズキ-3,561,795百万円
60 豊田通商-3,530,652百万円
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61 SOMPOホールディングス-3,496,402百万円
62 日本製鉄-3,377,620百万円
63 三菱地所-3,298,326百万円
64 ユニ・チャーム-3,281,730百万円
65 NTTデータグループ-3,252,398百万円
66 パナソニック ホールディングス-3,250,669百万円
67 レーザーテック-3,247,224百万円
68 INPEX-3,116,362百万円
69 オリンパス-3,079,686百万円
70 野村ホールディングス-3,056,001百万円
----------------------
71 花王-3,053,975百万円
72 イオン-3,040,401百万円
73 味の素-3,015,996百万円
(時価総額3兆円以上)



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2024年7月 4日 (木)

総事業費約2,400億円 「トヨタ自動車」が新東京本社 地上29階、高さ約155mの「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」 2024年6月下旬の状況

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-SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)-

 「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」は、品川駅西口地区における「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の敷地を共同で再開発する事を発表しています。

 「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」は、2021年3月31日に閉館しました。跡地は、「京浜急行電鉄」と「トヨタ自動車」が共同開発しますが、既存施設の解体工事を「大成建設」の施工で行われています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年9月30日予定(予定)です。

 「西武ホールディングス」の連結子会社である「西武プロパティーズ」が2022年3月18日に、「京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、都市計画(素案)の概要が内閣府のホームページに公表されました。

 品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を活かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指します。

● トヨタ自動車の新東京本社
 「トヨタ自動車」は、「京浜急行電鉄」と、2020年に結んだ品川駅西口地区の開発の共同事業者となる協定に関し、当該地区内の土地の一部譲渡および当該地区のまちづくり推進のために共同で計画建物を建設・運営することに関する新たな契約を締結します。新たなオフィス拠点として、2029年度に「新東京本社」を開業します。

 引用資料 トヨタ自動車(2024/03/22)
 トヨタは、2029年度東京・品川に、新東京本社を開業します

 総事業費約2,400億円で、地上29階、地下4階の超高層ビルを建設し、オフィス、高級ホテル、商業などを整備する計画となっています。2025年度に着工し、2029年度に開業を予定しています。

 「トヨタ自動車」は、文京区・水道橋にある東京本社ビルを「トヨタ不動産、三井不動産」に売却しています。水道橋のオフィスは、売却した後に賃借する「リースバック」で利用を続けています。

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-JR線・東海道新幹線・京浜急行「品川」駅、都営地下鉄浅草線「高輪台」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)
◆ 高さ-約155m(T.P.+5.0mから、T.Pからは約160m)T.P.は東京湾平均海面
◆ 地区面積-約23,600㎡
◆ 敷地面積-約21,100㎡
◆ 延床面積-約313,100㎡
◆ 容積対象床面積-約235,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリー造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
◆ 建築主-京浜急行電鉄、トヨタ自動車
◆ 解体工事-2021年11月01日~2024年09月30日予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 総事業費-約2,400億円


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「オフィスロビーのイメージ」です。


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「低層フロアのイメージ」です。


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「断面図(A-A’断面)」です(引用:港区HP)。


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「断面図(B-B’断面)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(北側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(東側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(南側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「立面図(西側立面図)」です(引用:港区HP)。


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「配置計画図」です(引用:港区HP)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区HP)。


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「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の建設予定地の2024年6月下旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「工程表」では「山留工事、解体工事」となっています。解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年9月30日(予定)です(写真提供読者さん)。


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既存建物の地下躯体です(写真提供読者さん)。


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「山留め壁」です(写真提供読者さん)。


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「TRD工法」で構築した「山留め壁」です。「アースアンカー」で山留め壁を支えています(写真提供読者さん)。


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 角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」です(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」です(写真提供読者さん)。


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敷地の南東側には、「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」の建物が残っています。「シンガポール・シーフード・リパブリック品川」は、品川駅周辺開発事業のため、2021年3月31日の営業をもって閉店しました(写真提供読者さん)。


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シナガワ グース建屋解体工事

 解体工事の工事名は「シナガワ グース建屋解体工事」です。注文者は「京浜急行電鉄」、施工者は「大成建設」、解体工事の工期は、2021年11月1日~2024年9月30日(予定)です(写真提供読者さん)。



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2024年7月 3日 (水)

地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」及び「小田急明治安田生命ビル地上部解体工事」 2024年6月下旬の状況

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-(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト-
 「明治安田生命」は、新宿駅西口に近接する「明治安田生命新宿ビル」などの解体工事に2020年4月1日に着手しました。「明治安田生命新宿ビル」と隣接する6棟を一体的に解体します。

 解体区域の敷地面積は約6,300㎡とかなり広いです。解体工事の施工は「大成建設」が担当します。解体工事の工期は2022年8月31日までを予定しています。

 解体されるビルは、「(1)明治安田生命新宿ビル、(2)明治安田生命新宿ビル別館、(3)第一スカイビル、(4)高倉第二ビル、(5)明治安田生命新宿第三ビル跡地、(6)永和ビル跡地」の合計6棟です。「(7)KSビル跡地」の解体工事は、鉄道弘済会が発注しました。

 跡地に建設される「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の概要は、地上23階、地下4階、高さ(最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m)、延床面積96,901.94㎡です。オフィス、商業、ホール、駐車場などで構成する予定です。

 引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
 第69回新宿区景観まちづくり審議会

 「明治安田生命保険」が推進し、「森ビル」がプロジェクトマネジメントに参画する「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」が、2021年8月1日に着工しました。

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目9番1~12
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿」駅徒歩4分、小田急線「新宿」駅徒歩4分、京王線「新宿」駅徒歩4分、京王新線(都営新宿線)「新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「新宿」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m
◆ 敷地面積-6,294.72㎡
◆ 建築面積-3,819.26㎡
◆ 延床面積-96,901.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-明治安田生命保険
◆ プロジェクトマネジメント-森ビル
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2022年08月31日
◆ 着工-2021年08月01日
◆ 竣工-2025年11月30日予定


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「駅前広場を取り囲む光の演出」です。低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」のイメージパースです。建物は暖色系の「PCカーテンウォール」を外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指します。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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2021年8月1日の着工から約3年経過しましたが、未だに地上に姿を現していません。地下躯体の構築に長期を要しているようです(写真提供読者さん)。


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「ラフテレーンクレーン」です(写真提供読者さん)。


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「コンクリートミキサー車」です(写真提供読者さん)。


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「コンクリートポンプ車」です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。すぐには地上に姿を現さないような雰囲気です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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小田急明治安田生命ビル

 「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建設現場の西側のブロックに「小田急明治安田生命ビル」がありました。2023年8月まで小田急の「新宿本社」はこのビルにありました。現在の新宿本社は「小田急第一生命ビル」にあります。

 「小田急電鉄」は、2022年4月28日開催の取締役会において、現本社の土地建物(小田急電鉄保有分)の譲渡に係る基本合意書を締結することについて決議しました。

 「小田急明治安田生命ビル」は、敷地面積2,002.54㎡。延床面積22,144.39㎡です。この街区には複数のビルがあります。街区を一体的に再開発するのでしょうか?


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小田急明治安田生命ビル地上部解体工事

 解体工事の工事名は「小田急明治安田生命ビル地上部解体工事」です。解体工事の注文者は「明治安田生命保険相互会社」、解体工事の施工者は「竹中工務店」、解体工事の工期は、2024年6月1日~2025年8月31日(予定)となっています。



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2024年7月 2日 (火)

国家戦略特区 地上29階、高さ約171mの「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」 2024年6月下旬の建設状況

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- 虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業-

 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、竣工した「東京虎ノ門グローバルスクエア」の東側、東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指しています。ブロック内を東西に2本の道路が走る三つの街区を対象とします。

 中央日本土地建物グループの子会社である「日本土地建物」が、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」および「住友不動産」ともに事業推進パートナーとして参画しています。

 「東京都」は、「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、銀座線虎ノ門駅と一体となった広場や歩行者通路の整備、産学官連携のビジネス創出・交流機能の整備等により、交通結節機能の拡充と災害時支援機能の強化、国際ビジネス交流拠点の形成を図ります。

 「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」と「中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産」の参加組合員3者は「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の起工式を2024年1月22日に執り行い、着工しました。

 引用資料 中央日本土地建物グループ(2024/01/22)
 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」着工

● 「スマートビル化プロジェクト」が始動!
 「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」と「NTTコミュニケーションズ」は、2027年竣工予定の「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」におけるスマートビル化実現に向けた検討を開始します。

 引用資料 中央日本土地建物(2024/06/05)
 虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業における「スマートビル化プロジェクト」が始動

虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階
◆ 高さ-171.31m
◆ 敷地面積-6,397.27㎡
◆ 建築面積-5,201.66㎡
◆ 延床面積-119,886.17㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(原則として建物全重量を直接基礎で支持、沈下防止の為に杭基礎にも鉛直力を負担)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、共同住宅、自動車車庫
◆ 建築主-虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-戸田・西松建設共同企業体(戸田建設、西松建設JV)
◆ 解体工事-2023年05月12日~2024年06月30日予定
◆ 着工-2024年01月22日(起工式)
◆ 竣工-2027年06月15日予定


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「イメージ図」です。

 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、国家戦略特別区域計画の特定事業に指定された再開発事業で、約1.1haの計画区域内に、延床面積約12万㎡の「駅と一体となった国際的なビジネス交流拠点」を整備します。「INCLUSIVE GATE」をコンセプトに、虎ノ門に様々な出会いと新しい閃きを生み出す次世代型ワークプレイスと共創の場を創出し、人・情報・技術を世界へと発信していきます。


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「完成イメージ」です(引用:港区)。


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「都道301号線(愛宕下通り)越し(街区東側)からの鳥瞰イメージ」です(引用:港区)。


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「区道1011号線に面した広場の整備イメージ」です(引用:港区)。


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「1階パサージュ」です(引用:中央日本土地建物)。


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「計画建築物立面図(北側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(東側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(南側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(西側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物断面図(南北断面)」です。工事は「逆打工法」で行われます。1階床を地下工事に先行して施工します。「逆打工法」の採用により、地下躯体工事と並行して、地上躯体工事を施工します(引用:港区)。


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「1階平面図」です(引用:港区)。


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「地下1階平面図」です(引用:港区)。


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「計画建築物配置計画図」です。西隣は先に竣工した虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事の「東京虎ノ門グローバルスクエア」です(引用:港区)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。


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「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。工程表を見ると「地中障害物の撤去」と「山留め壁の構築」となっています(写真提供読者さん)。


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正面に「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」で「山留め壁」を構築しています(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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この道路の地下では、「地下歩行者通路」が建設されています(写真提供読者さん)。


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「地下歩行者通路」の工期は、2027年3月30日(予定)までとなっています(写真提供読者さん)。


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「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年7月 1日 (月)

JR東日本 2024年7月21日から供用開始する新南改札「(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎新築工事」 2024年6月下旬の建設状況 

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-渋谷駅南口新駅舎-

 「JR東日本」は2024年4月23日に、渋谷駅の新南改札を移転し、2024年7月21日初電から使用を開始すると発表しました。JR東日本は渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合、東急、渋谷区と協力し、渋谷駅の国道246号南側のまちづくりを推進しており、駅へのアクセス性向上のため、線路上空に駅舎を新設中です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/04/23)
 渋谷駅新駅舎の一部使用開始及び新南改札の移転について

 新南改札は現在の位置からおよそ200m北側に移動し、山手線・埼京線の両ホームへ直接アクセスが可能になります。引き続き2027年3月の新駅舎全面開業に向けて、コンコースおよび上部オフィスフロアの整備を進めていきます。

 渋谷駅の南口橋上駅舎は、地上6階、地下0階、延床面積約5,300㎡です。フロア構成は、「1~2階」が ホーム、荷捌きスペース、「3階」が駅設備、オフィスエントランス、店舗(改札内2店舗、改札外2店舗)、「4~6階」が賃貸オフィス約3,000mとなる予定です。

渋谷駅南口新駅舎の施設概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷三丁目20-3 外
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-33.810m
◆ 敷地面積-1,715.67㎡
◆ 建築面積-1,408.19㎡
◆ 延床面積-5,257.03㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-深礎工法
◆ 用途-駅舎、店舗、事務所 
◆ フロア構成-(1~2階) ホーム、荷捌きスペース、(3階) 駅設備、オフィスエントランス、店舗(改札内2店舗、改札外2店舗)、(4~6階)賃貸オフィス約3,000㎡
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-渋谷駅改良(南)工事共同企業体
◆ 着工-2020年07月31日
◆ 竣工-2027年03月31日予定
◆ 供用開始-2024年07月21日(一部供用開始) 、2027年03月予定(全面供用開始)


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「新駅舎への通路」です。


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「3階(コンコース)平面図」です。


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「位置図(2024年7月21日初電から)です。


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ホームから見た「新南改札」への入口です(写真提供読者さん)。


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「新南改札」への「エスカレーター」です(写真提供読者さん)。


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「渋谷ストリーム」との接続部分です(写真提供読者さん)。


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「渋谷サクラステージ」との接続部分です(写真提供読者さん)。


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渋谷駅の「新南改札」は、2024年7月21日(日)初電から供用開始します(写真提供読者さん)。


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「渋谷サクラステージ」を北西側から見た様子です。2023年11月30日に竣工しました。


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「渋谷サクラステージ」を南東側から見た様子です。


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「(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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